JPH0632296A - 分離機構 - Google Patents
分離機構Info
- Publication number
- JPH0632296A JPH0632296A JP4191220A JP19122092A JPH0632296A JP H0632296 A JPH0632296 A JP H0632296A JP 4191220 A JP4191220 A JP 4191220A JP 19122092 A JP19122092 A JP 19122092A JP H0632296 A JPH0632296 A JP H0632296A
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- JP
- Japan
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- wire
- stopper
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- shape memory
- restrained
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- Withdrawn
Links
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- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims description 26
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/64—Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
- B64G1/645—Separators
- B64G1/6457—Springs; Shape memory actuators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】人工衛星等の宇宙飛翔体に搭載し、運用展開時
まで対象装備品を格納状態に保持するワイヤを拘束状態
から分離するための分離機構において、ワイヤ分離時の
周辺の機器に与える衝撃力を大幅に抑止する。 【構成】１端を固定したワイヤー１の他端をストッパー
４ａに固定し、さらにストーパー４ａはワイヤー止め５
ａで拘束する。ワイヤー１には第１の形状記憶合金２ａ
を介在させ、またストッパー４ａは第２の形状記憶合金
６ａで拘束状態に保持する。運用展開状態において、第
１の形状記憶合金２ａはヒーター３ａで、第２の形状記
憶合金６ａはヒーター６ａでそれぞれ加熱し、伸長させ
る。これによりワイヤー１は緊張状態から開放され、分
離が確立する。
まで対象装備品を格納状態に保持するワイヤを拘束状態
から分離するための分離機構において、ワイヤ分離時の
周辺の機器に与える衝撃力を大幅に抑止する。 【構成】１端を固定したワイヤー１の他端をストッパー
４ａに固定し、さらにストーパー４ａはワイヤー止め５
ａで拘束する。ワイヤー１には第１の形状記憶合金２ａ
を介在させ、またストッパー４ａは第２の形状記憶合金
６ａで拘束状態に保持する。運用展開状態において、第
１の形状記憶合金２ａはヒーター３ａで、第２の形状記
憶合金６ａはヒーター６ａでそれぞれ加熱し、伸長させ
る。これによりワイヤー１は緊張状態から開放され、分
離が確立する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は分離機構に関し、特に宇
宙空間を飛翔する人工衛星等の飛翔体に搭載され、ワイ
ヤーによって格納状態に拘束された機器の運用展開時に
ワイヤー分離による拘束離脱を行う分離機構に関する。
宙空間を飛翔する人工衛星等の飛翔体に搭載され、ワイ
ヤーによって格納状態に拘束された機器の運用展開時に
ワイヤー分離による拘束離脱を行う分離機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】人工衛星等の飛翔体に搭載され、運用展
開時に、それまでのワイヤー拘束による格納状態からワ
イヤーを分離開放して運用状態とする装備品としては、
たとえば太陽電池がある。
開時に、それまでのワイヤー拘束による格納状態からワ
イヤーを分離開放して運用状態とする装備品としては、
たとえば太陽電池がある。
【０００３】太陽電池は、複数の畳まれたパドルが、ワ
イヤー係止による拘束状態から、分離機構によってワイ
ヤーを切断して、強制分離されることにより宇宙空間に
運用展開される。
イヤー係止による拘束状態から、分離機構によってワイ
ヤーを切断して、強制分離されることにより宇宙空間に
運用展開される。
【０００４】従来、この種の分離機構は、図３に示すよ
うに、爆発ボルト１０によりワイヤー１をナイフ９によ
り切断する機構となっている。
うに、爆発ボルト１０によりワイヤー１をナイフ９によ
り切断する機構となっている。
【０００５】爆発ボルト１０の内部には火薬１１を封入
し、火薬１１の点火によりナイフ９が押し出されてワイ
ヤー１を切断し、切断されたナイフ９は受け台１２にて
抑止される。
し、火薬１１の点火によりナイフ９が押し出されてワイ
ヤー１を切断し、切断されたナイフ９は受け台１２にて
抑止される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】この従来の分離機構で
は、火薬爆発力によりワイヤを切断するため、切断の際
の衝撃力が大きく、周辺の機器に影響を与えることが避
けられないという欠点がある。
は、火薬爆発力によりワイヤを切断するため、切断の際
の衝撃力が大きく、周辺の機器に影響を与えることが避
けられないという欠点がある。
【０００７】本発明の目的は上述した欠点を解決し、切
断時の衝撃力を著しく削減し、周辺の機器に及ぼす影響
を大幅に緩和した分離機構を提供することにある。
断時の衝撃力を著しく削減し、周辺の機器に及ぼす影響
を大幅に緩和した分離機構を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の機構は、人工衛
星等の宇宙飛翔体に搭載し、打上時はワイヤーによって
格納状態に拘束され、運用時には前記ワイヤーの拘束状
態から開放されて動作状態に展開する装備品に対する前
記ワイヤーの拘束状態を分離する分離機構であって、前
記ワイヤー中に介在させた第１の形状記憶合金と、前記
第１の形状記憶合金を含み一端を固定した前記ワイヤー
の他端を緊張保持するワイヤー止めと、前記ワイヤー止
めを拘束状態に保持するストッパーと、前記ストッパー
を拘束状態に保持する第２の形状記憶合金と、前記第１
および第２の形状記憶合金を加熱伸長させ前記ワイヤー
を拘束状態から開放して前記装備品の運用を確保せしめ
る第１および第２のヒーターとを備えた構成を有する。
星等の宇宙飛翔体に搭載し、打上時はワイヤーによって
格納状態に拘束され、運用時には前記ワイヤーの拘束状
態から開放されて動作状態に展開する装備品に対する前
記ワイヤーの拘束状態を分離する分離機構であって、前
記ワイヤー中に介在させた第１の形状記憶合金と、前記
第１の形状記憶合金を含み一端を固定した前記ワイヤー
の他端を緊張保持するワイヤー止めと、前記ワイヤー止
めを拘束状態に保持するストッパーと、前記ストッパー
を拘束状態に保持する第２の形状記憶合金と、前記第１
および第２の形状記憶合金を加熱伸長させ前記ワイヤー
を拘束状態から開放して前記装備品の運用を確保せしめ
る第１および第２のヒーターとを備えた構成を有する。
【０００９】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１０】図１は、本発明の第１の実施例の構成図で
ある。
ある。
【００１１】図１に示す第１の実施例は、図示しない拘
束対象物を拘束状態に保持するワイヤー１と、ワイヤー
１中に介在させた第１の形状記憶合金としての形状記憶
合金２ａと、ワイヤー１を緊張して拘束するワイヤー止
め５ａと、ワイヤー止め５ａを抑止するストッパー４ａ
と、ストッパー４ａを所定の抑止位置に保持する第２の
形状記憶合金としての形状記憶合金６ａと、形状記憶合
金２ａを加熱する第１のヒーターとしてのヒーター３ａ
と、形状記憶合金６ａを加熱する第２のヒーターとして
のヒーター７ａとを備えた構成を有する。
束対象物を拘束状態に保持するワイヤー１と、ワイヤー
１中に介在させた第１の形状記憶合金としての形状記憶
合金２ａと、ワイヤー１を緊張して拘束するワイヤー止
め５ａと、ワイヤー止め５ａを抑止するストッパー４ａ
と、ストッパー４ａを所定の抑止位置に保持する第２の
形状記憶合金としての形状記憶合金６ａと、形状記憶合
金２ａを加熱する第１のヒーターとしてのヒーター３ａ
と、形状記憶合金６ａを加熱する第２のヒーターとして
のヒーター７ａとを備えた構成を有する。
【００１２】図１において、２つの形状記憶合金２ａお
よび６ａをそれぞれ、加熱用ヒーター３ａおよび７ａで
加熱すると２つの形状記憶合金が伸長し、ワイヤー止め
５ａをストッパー４ａの抑止がら解除してワイヤー１を
自由な形状とし、ワイヤー１による拘束対象物の抑止か
ら分離する。
よび６ａをそれぞれ、加熱用ヒーター３ａおよび７ａで
加熱すると２つの形状記憶合金が伸長し、ワイヤー止め
５ａをストッパー４ａの抑止がら解除してワイヤー１を
自由な形状とし、ワイヤー１による拘束対象物の抑止か
ら分離する。
【００１３】図１は、本発明の第２の実施例の構成図で
ある。
ある。
【００１４】図２に示す第２の実施例は、ワイヤー１
と、ワイヤー１に介在させた第１の形状記憶合金として
の形状記憶合金２ｂと、第１のヒーターとしてのヒータ
ー３ｂと、ストッパー４ｂと、常温ではストッパー４ｂ
をラチェットで拘束しているプーリー８と、プーリー８
に固定されワイヤー１の１端を固定するワイヤー止め５
ｂと、ストッパー４ｂを緊張しラチェットに拘束する第
２の形状記憶合金としての形状記憶合金６ｂと、第２の
ヒーターとしてのヒーター７ｂとを備えた構成を有す
る。
と、ワイヤー１に介在させた第１の形状記憶合金として
の形状記憶合金２ｂと、第１のヒーターとしてのヒータ
ー３ｂと、ストッパー４ｂと、常温ではストッパー４ｂ
をラチェットで拘束しているプーリー８と、プーリー８
に固定されワイヤー１の１端を固定するワイヤー止め５
ｂと、ストッパー４ｂを緊張しラチェットに拘束する第
２の形状記憶合金としての形状記憶合金６ｂと、第２の
ヒーターとしてのヒーター７ｂとを備えた構成を有す
る。
【００１５】この第２の実施例も、形状記憶合金２ｂお
よび６ｂをそれぞれ、ヒーター３ｂおよび７ｂで加熱す
ることにより、これら形状記憶合金が伸長し、ワイヤー
止め５ｂをストッパー４ｂの拘束状態から離脱し、ワイ
ヤー１を分離させることができる。
よび６ｂをそれぞれ、ヒーター３ｂおよび７ｂで加熱す
ることにより、これら形状記憶合金が伸長し、ワイヤー
止め５ｂをストッパー４ｂの拘束状態から離脱し、ワイ
ヤー１を分離させることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ワイヤー
を拘束状態に緊張するのに形状記憶合金を利用し、これ
を加熱緊張してワイヤーを拘束状態から開放する火薬爆
発による衝撃的力を加えることなく静的にワイヤーを分
離することができ、周辺の機器に体する影響をほぼ皆無
とすることができる効果を有する。
を拘束状態に緊張するのに形状記憶合金を利用し、これ
を加熱緊張してワイヤーを拘束状態から開放する火薬爆
発による衝撃的力を加えることなく静的にワイヤーを分
離することができ、周辺の機器に体する影響をほぼ皆無
とすることができる効果を有する。
【図１】本発明の第１の実施例の構成図である。
【図２】本発明の第２の実施例の構成図である。
【図３】従来のワイヤー分離動作を説明する断面図であ
る。
る。
１ ワイヤー ２ａ，２ｂ 形状記憶合金 ３ａ，３ｂ ヒーター ４ａ，４ｂ ストッパー ５ａ，５ｂ ワイヤー止め ６ａ，６ｂ 形状記憶合金 ７ａ，７ｂ ヒーター ８ プーリー ９ ナイフ １０ 爆発ボルト １１ 火薬 １２ 受け台
Claims (1)
- 【請求項１】 人工衛星等の宇宙飛翔体に搭載し、打上
時はワイヤーによって格納状態に拘束され、運用時には
前記ワイヤーの拘束状態から開放されて動作状態に展開
する装備品に対する前記ワイヤーの拘束状態を分離する
分離機構であって、前記ワイヤー中に介在させた第１の
形状記憶合金と、前記第１の形状記憶合金を含み一端を
固定した前記ワイヤーの他端を緊張保持するワイヤー止
めと、前記ワイヤー止めを拘束状態に保持するストッパ
ーと、前記ストッパーを拘束状態に保持する第２の形状
記憶合金と、前記第１および第２の形状記憶合金を加熱
伸長させ前記ワイヤーを拘束状態から開放して前記装備
品の運用を確保せしめる第１および第２のヒーターとを
備えることを特徴とする分離機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4191220A JPH0632296A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 分離機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4191220A JPH0632296A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 分離機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632296A true JPH0632296A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16270901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4191220A Withdrawn JPH0632296A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 分離機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632296A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0715348A2 (en) | 1994-11-29 | 1996-06-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing semiconductor devices |
| US5639735A (en) * | 1994-09-19 | 1997-06-17 | Bristol-Myers Squibb Company | Antitumor antibiotic compounds: hayumicins and analogs thereof |
| WO2011102448A1 (ja) | 2010-02-19 | 2011-08-25 | 三菱重工業株式会社 | 結合分離装置、結合分離システム、及び結合分離方法 |
| JP2016520479A (ja) * | 2013-06-07 | 2016-07-14 | エアバス ディフェンス アンド スペース エスエーエス | 宇宙物体上の圧力要素および少なくとも２つの再閉可能要素を含む、宇宙物体を検出するための装置 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP4191220A patent/JPH0632296A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5639735A (en) * | 1994-09-19 | 1997-06-17 | Bristol-Myers Squibb Company | Antitumor antibiotic compounds: hayumicins and analogs thereof |
| EP0715348A2 (en) | 1994-11-29 | 1996-06-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of manufacturing semiconductor devices |
| WO2011102448A1 (ja) | 2010-02-19 | 2011-08-25 | 三菱重工業株式会社 | 結合分離装置、結合分離システム、及び結合分離方法 |
| JP2011168189A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 結合分離装置、結合分離システム、及び結合分離方法 |
| CN102803071A (zh) * | 2010-02-19 | 2012-11-28 | 三菱重工业株式会社 | 结合分离装置、结合分离系统及结合分离方法 |
| US20130009012A1 (en) * | 2010-02-19 | 2013-01-10 | Mitsuru Kobayashi | Coupling and separating device, coupling and separating system, and coupling and separating method |
| JP2016520479A (ja) * | 2013-06-07 | 2016-07-14 | エアバス ディフェンス アンド スペース エスエーエス | 宇宙物体上の圧力要素および少なくとも２つの再閉可能要素を含む、宇宙物体を検出するための装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |