JPH06321212A - たばこの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】排出を除去するような方法で、マシンに要求さ
れている実質的な変更が無く、既知の取扱いマシンを既
知のグループ分けマシンに堅く接続することの可能な方
法を提供する。 【構成】フイルター付けマシン４と、パッキングマシン
８とを備え、シガレットを２製造し、処理するラインで
たばこを製造する方法であり、これらマシンを堅く接続
する搬送手段Ａを介して、シガレットの第１の連続体２
２を、所定数の整数倍のシガレットが存在しないギャッ
プ２６と、所定数ｎの整数倍のシガレットが存在する満
たされた部分２７とからなる第２の連続体２５に処理し
変換して前記マシン８にこれと同期して供給する工程を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、たばこの製造方法に関
する。

【０００２】

【従来の技術】以下の説明において、シガレットを製造
し、処理するための方法につき単に例示的にする。

【０００３】一般に、シガレットは、夫々特定の処理機
能を奏し、上流側のマシンから供給されたシガレットに
適用するように機能する、連続して配設された複数の異
なるマシンを備えた製造ラインにて製造並びに処理され
る。

【０００４】最も一般的な形態において、前記製造ライ
ンは、シガレット部をつくるマシンと、フイルター付き
シガレットをつくるフイルター組合わせマシンと、これ
らフイルター付きシガレットのグループをパッケイジ内
に形成するパッキングマシンと、各パッケイジを透明材
のシートで包むセロハン付けマシンと、複数のパッケイ
ジをカートン中に組合わせて作るカートン詰めマシン
と、各カートンをラップするラッピングマシンと、複数
のカートンを組合わせてボックス内にローデングするボ
ックス詰めマシンと、ボックス詰めされたカートンを組
合わせてパレット上にローデングするパレットローデン
グマシンとを有する。

【０００５】かくして、明らかなように、上記製造ライ
ンは、上流側の隣接したマシンから送られてきた物品の
特別な取付け操作を果たす、フイルター付けマシンや、
セロハン付けマシンや、ラッピングマシンのような取付
けマシンと、上流側の近接したマシンから送られてきた
物品を所定の数のグループに分ける、複数のグループ分
けマシンとを有する。

【０００６】上記製造ラインにおいて、各取付けマシン
は、上流側の近接したマシン、即ち、シガレットの搬送
方向の前段マシンと“所定タイミング”で通常は動作さ
れ、時には補償用の貯蔵部を備えた、“堅い”形式の搬
送装置により上流側のマシンに接続されている。

【０００７】一方、各グループ分けマシンは、再統合も
しくは補償のためのストア部を与える“柔軟性のある”
形式の接続をマシン相互間に通常与える搬送装置により
上流側の近接したマシンに接続されている。この場合、
２つのマシンは、互いに同期して動作されず、物品は上
流と下流との間で無秩序な方法で搬送され、下流側のマ
シンに規則的な方法で受けとられる。即ち、物品をグル
ープ分けマシンに搬送するために広く使用されている柔
軟性のある接続では、物品は上流側のマシンには規則的
には搬送されず、下流側のマシンに供給するために並べ
なおされる。

【０００８】上記動作モードは、例えば、ＤＥ−ＯＳ
３１２０６７４に記載されており、これには、製造マシ
ンから供給されるシガレットは、複数の出力チヤンネル
によりフイードボックスに一体となって供給される。各
チヤンネルは、順序付けドラムの夫々のシートを搬送す
るように設計され、またこのドラムにより、シガレット
は、次のパッキングマシンに供給されるために完全に規
則的な連続体に形成される。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】同様な動作モードは、
エネルギーのロスが生じ、また、主に、物品が受ける一
連の取扱い動作により欠点がある。

【００１０】上記欠点を除去するために、再統合装置を
果たす堅い接続により、グループ分けマシンを近接した
上流側のマシンに接続することが提案されている。この
場合、２つのマシンは永久的に同期され、上流側に送ら
れる物品は、上流側のマシンに送られた物品と同じ規則
的な態様で下流側のマシンに同期して搬送される。両マ
シンが同期するように接続されると、再統合装置は、上
流側のマシンの出力側に生じる１もしくは複数の空隙の
１もしくは複数のグループを満たす物品を供給するため
に設けられる。ここ、もしくは、この後、“空隙”並び
に“ギャップ”という用語は、２つのマシン間の接続ラ
インに、物品の１もしくは複数の連続体が存在しないこ
とにより形成されたスペースを意味し、これらギャップ
並びに／もしくは空隙は、下流側のマシンに形成された
物品のグルーフ内の１もしくは複数のユニットの蓄積、
従って、送られてくるグループの排出に起因する。

【００１１】上記動作モードは、例えば、ＤＥ−ＰＳ
３３１９３９０並びにＤＥ−ＯＳ３７０５９４１に記さ
れている。これらにおいて、製造マシンに送られるシガ
レットは、シガレットの不連続体を受けて、これらを内
部路に沿って搬送する中間搬送装置によりパッキングマ
シンに搬送される。この内部路は、不連続体内の各空隙
に対して１ステップ短くさせる。この結果、不連続体は
パッキングマシンへの供給のために連続体になる。補償
された空隙の数が、パッキングマシンで形成されたパッ
ケージ内のシガレットの数と等しいときには、中間路の
最初の長さは再蓄積され、連続体をパッキングマシンに
搬送する。この連続体は、各パッケージ内のシガレット
の数に等しい空隙の連続体からなるギャップを含んでい
る。ギャップがパッキングマシンの入力部に到達する
と、これは非ロードサイクルを果たす。

【００１２】同様な動作モードは、主に、パッキングマ
シン、より一般的には下流側のグループ分けマシン、に
供給される連続体内のギャップの位置が、空隙が存在し
ている“一般的に純粋に無秩序”の態様に依存するため
に、欠点を有する。

【００１３】上記の結果、グループ分けマシンは、通常
のマシンサイクル内で以下なる地点においても非ロード
サイクルを果たすことができるようなしなければならな
い。一般的にはグループ分けマシン、そして、特別には
パッキングマシンは、これらが存在していたとしても、
まだ知られていないという事実から離れて、排出を完全
に除去することは難しく、前記各ギャップの到達時に２
つの不完全なグループの排出がほとんど不変に生じるで
あろう。実際、ほとんど既知のグループ分けマシンにお
いて、連続的ではないがグループは形成される。しか
し、これらグループは、第１に形成されるサブグループ
により、そして、ギャップのスタートがサブグループの
１つのスタートと一致する場合にのみ、前記２つの排出
を避けることが多分できるようになるであろう。

【００１４】本発明の目的は、上記欠点を除去できるよ
うに設定される方法を提供することである。

【００１５】特に、本発明の目的は、排出を除去するよ
うな方法で、マシンに要求されている実質的な変更が無
く、既知の取扱いマシンを既知のグループ分けマシンに
堅く接続することの可能な方法を提供することである。

【００１６】

【課題を解決するための手段】本発明に係われば、少な
くとも、第１の物品の製造マシンと、第２の物品のグル
ープ分けマシンとを備え、シガレットを製造し、処理す
るラインでたばこを製造する方法であり、少なくとも１
本のシガレットが存在しないことにより形成された空隙
が無秩序に中に分布した一連のシガレットの第１の連続
体を前記第１の物品のマシンにより形成する工程と、前
記２つのマシンを堅くかつ互いに同期するように接続す
る搬送手段を介して、第１の連続体を前記第２のマシン
に供給して、夫々が、所定数のシガレットのグループを
複数形成する工程とを具備する方法において、前記搬送
手段を介して、前記第１の連続体を、前記所定数の整数
倍のシガレットが存在しないギャップと、所定数の整数
倍のシガレットが存在する満たされた部分とからなる第
２の連続体に処理し変換して第２のマシンにこれと同期
して供給する工程とさらに具備することを特徴とする。

【００１７】上記方法の第１の好ましい実施例に係われ
ば、前記第１の連続体は、前記空隙を全てシガレットで
満たすように一緒になるシガレットが付加される。

【００１８】前記一緒になるシガレットは貯蔵手段から
除去され、前記グループの少なくとも幾つかは、前記貯
蔵手段を充填するために形成される。

【００１９】上記方法の第２の好ましい実施例に係われ
ば、前記第１の連続体は、第１の連続体が搬送手段によ
って搬送される路の長さを変えて前記空隙をなくすよう
に処理される。

【００２０】最後に、上記方法の第３の好ましい実施例
に係われば、前記第１の連続体は、前記空隙を前記ギャ
ップの連続体に取り替えるように、第１の連続体からシ
ガレットを除去するように処理される。

【００２１】

【実施例】図１にて、符号１はシガレット２を製造し、
処理するためのラインを示す。このライン１は、製造マ
シン３を有し、この出力側は既知の通常の堅い形式の搬
送装置５によりフイルター付けマシン４接続されてい
る。この搬送装置５により順次連続したシガレット部６
がフイルター付けマシン４に供給される。前記フイルタ
ー付けマシン４の出力側は、搬送装置７により、パッキ
ングマシン８の入力側に接続されている。このパッキン
グマシン８は、フイルター付けマシン４からシガレット
２を受けとって、これらをパッケージ９内に組みをなし
て収容する。そして、このパッケージ９は、既知の堅い
搬送装置１０により、セロハン付けマシン１１に搬送さ
れる。このセロハン付けマシン１１からのパッケージ９
は、搬送装置１２により、カートン詰め装置１３の入力
側に搬送され、通常１０個のパッケージ毎にカートン１
４内に詰められる。そして、これらカートン１４は、既
知の堅い搬送装置１５により、ラッピングマシン１６に
搬送される。このラッピングマシン１６からのカートン
１４は、搬送装置１７によって、ボックス詰めマシン１
８の入力側に搬送される。このボックス詰めマシン１８
により、カートンは通常、少くとも２０個毎にボックス
１９内に詰められて、搬送装置２０によりパレットロー
デングマシン２１に搬送される。

【００２２】図２において、各装置７，１２，１７，２
０は搬送装置であり、符号Ａで示され、符号Ｂで示す取
扱いマシン４，１１，１６，１８により、符号Ｅで示す
物品２，９，１４，１９が符号２２で示すように連続体
となって、入力側に供給される。この物品の連続に無秩
序な空隙２４を形成するように排出装置２３が設けられ
ている。これら空隙２４は、互いに隣接していても、離
間していても良い。前記装置Ａは、符号Ｃにより示さ
れ、物品Ｅを所定数にグループ分けする（図２では、例
えば５個の物品）グループ分けマシン８，１３，１８，
２１よりなる下流側のマシンに、物品Ｅの連続体２５を
供給する。この連続体２５は、ギャップ２６の連続体と
物品が満たされた部分２７とからなり、各ギャップ２６
と各満たされた部分２７とは、物品Ｅのある所と無い所
との中断されない連続体となり、この連続体は、前記所
定数の複数倍の物品Ｅを含み、マシンＣに所定のタイミ
ングで搬送される。

【００２３】前記搬送装置７，１２，１７，２０は同じ
原理で動作するので、フイルター付けマシン４とパッキ
ングマシン８との間に設けられた搬送装置７を装置の代
表例として以下に説明する。

【００２４】図３に示すように、搬送装置７はフイルタ
ー付けマシン４の出力側ローラ２８とパッキングマシン
８の入力側ローラ２９との間に配置されている。この搬
送装置７は、前記出力側ローラ２８に接触し、図３の面
に垂直な軸３１を中心として時計方向に回転する入力側
ローラ３０と、前記入力側ローラ２９に接触し、軸３１
に平行な軸３３を中心として反時計方向（図３にて）に
回転する出力側ローラ３２とを有する。

【００２５】前記ローラ３０，３２は、多数の外周吸着
シート３４，３５を有する。これらシートは、軸３１，
３２に平行であり、吸引によりシガレット２を夫々支持
するようにローラ３０、３２の外周面に等間隔に形成さ
れている。

【００２６】また、前記搬送装置７は、前記軸３１，３
３に平行な軸３７を中心として反時計方向（図３にて）
に回転するパワードラム３６を有する。このパワードラ
ム３６は、入力側ローラ３０によりシガレット２の断続
的な連続体２２が供給されるローデングステーション３
８の所でローラ３０に接触している。また、このパワー
ドラム３６は、シガレット２の連続体２５をローラ３２
に供給する排出ステーション３９の所で、このローラ３
２に接触しており、この連続体は、前記パッケージ９の
容量に等しい本数（“ｎ”本）のシガレット２、もしく
はこの本数の整数倍のシガレット２が存在しないことに
より形成された所定のギャップ２６があるか、連続して
いるかである。

【００２７】前記パワードラム３６は、前記入力側ロー
ラ３０により供給されたシガレット２を受け、吸引支持
するための、互いに所定間隔を有した複数の外周シート
４０を有する。これら外周シート４０は、可動であり、
夫々スライダー４１上に形成されている。これらスライ
ダー４１は、前記パワードラム３６の外周環状部に沿っ
て放射状に位置する流体シリンダー４２のピストンか
ら、既知のように、構成されている。これらスライダー
４１は、パワードラム３６の内側に形成された既知の流
体ディストリビュータ（図示せず）により、ドラム３６
に対して径方向に移動可能であり、中心ユニット４３に
より制御される。

【００２８】前記中心ユニット４３は、流体シリンダー
４２に圧縮空気を選択的に供給して、スライダー４１を
退避位置と延出位置との間で径方向に移動させる。退避
位置では、夫々の外周シート４０がドラム３６の外周面
４４に、前記シート３４と同じ間隔で配設され、また、
延出位置では、夫々のート４０は、軸３７と同軸でドラ
ム３６よりも長径の円筒面４５に等間隔で配設される。

【００２９】図３に示すように、搬送装置７は、また、
ステーション３８，２９間に位置し、円筒面４５と接触
する５つの連続した再統合ローラ４６を有する。各再統
合ローラ４６は所定数（この場合、各パッケージ９内の
シガレット２の本数（“ｎ”本）に等しい）のシガレッ
ト２を受け、また、夫々の交換ステーション４７の所で
ドラム３６との間でシガレット２を交換するための積極
的に統合保持部を規定している。各ローラ４６は、前記
軸３１，３３，３７と平行な軸４８を中心として両方向
に回転可能であり、また、吸引によりシガレット２を支
持するために、円筒面４５のシート４０と同じ間隔でロ
ーラ４６の外周面に等間隔で形成された吸着シート４９
を有する。各ローラ４６は、連続体２２，２５と同期し
て、円筒面４５の所でドラム３６の周速度と等しい周速
度で回転し、夫々独立したモータ５０により駆動され
る。さらに、各ローラ４６は、このローラの角度位置を
検出するための第１のセンサー５２に接続され、また、
パッキングマシン８の位相と入力側ローラ２９の角度位
置を検出する第２のセンサー５３とに接続された制御シ
ステム５１により角度位置と速度がフイードバック制御
される。これら制御システム５１は、また、互いに接続
されると共に、中心ユニット４３に接続されている。こ
の中心ユニット４３は、前記制御システム５１と、セン
サー５２，５３と共に、装置５４の一部を構成してい
る。この装置５４は、ローラ３０上のシガレット２の有
無を検出して中心ユニット４３に伝達するセンサー５５
により中心ユニット４３に供給される信号の函数として
ローラ４６とシリンダー４２とを制御し同期させる。こ
のシガレット２の有無は、他方、夫々のローラ４６に面
して配置されたセンサー５６により中心ユニット４３に
伝送される。

【００３０】以下に、搬送装置７の動作を、ローラ４６
がシート４９に可変の本数のシガレット２を支持し、ま
た、ローラ３０に供給されるシガレット２の連続体２２
が無秩序に分布した空隙２４を有している中間動作状態
にあるとして説明する。

【００３１】ローラ３０に搬送されるのに従って、連続
体２２にあるシガレット２はパッキングマシン８と同期
してセンサー５５によりカウントされる。この目的のた
めに、ローラ３０に供給されるシガレット２は、パッキ
ングマシン８の夫々のパッケージ９を形成し“ｎ”個の
切れ目の無い連続体内に収容されるグループＧ（図２）
の連続体としてセンサー５５によりカウントされる。換
言すれば、各グループＧのシガレット２が例えば２０本
の場合、センサー５５はシート３４を１から２０までサ
イクル的にカウントし、最初にナンバリングしたサイク
ルのスタートがセンサー５３からの位相信号により制御
される。

【００３２】各グループＧにおいて、空隙２４の数と位
置が決定され、これに対応した情報がセンサー５５によ
り中心ユニット４３に供給される。

【００３３】パッケージ９に対応した完全なグループの
通過時に、制御装置５４により以下なるアクションも生
じ無い。反対に、センサー５５がグループ内に１つの空
隙２４を検出したとき、中心ユニット４３は駆動され、
ドラム３６と同期した状態として回転して、空隙２４の
ステーション４７を通る通路と同時に夫々のステーショ
ン４７にシガレット（以後、対応したシガレットと称す
る）を搬送することができるローラ４６の有無を検出す
る。そして検出した応答があった場合、中心ユニット４
３は前記ローラ４６を選定して、検出した空隙２４が前
記ステーション４７に到達する前に夫々のシリンダー４
２を駆動して、夫々のスライダー４１を退避位置、即
ち、これがステーション４７を通過するときに既知の方
法でシガレット２を受けとることができるような位置に
移動させる。この地点で、スライダー４１は引かれ、そ
してシガレット２は表面４４の周りにのびた路に沿って
ステーション３９方向に搬送される。

【００３４】一方、もし、全てのローラ４６に空隙２４
に対応するシガレットが存在せず、また、ローラ４６に
他の角度位置でシガレット２があれば、ユニット４３は
所定の論理に従って１つのローラ４６を選定し、この選
定したローラ４６を加速もしくは減速するように、そし
て、空隙２４に対応する位置にシガレット２を供給する
ために要求された幾つかのステップを得たり無くしたり
するようにモータ５０を駆動するように制御システム５
１に指示を与える。この地点で、選定されたローラ４６
の遷移位相が完了したときに、即ち、選定されたローラ
４６が再びドラム３６と動機して動作されたときに、シ
ガレット２は上述したように交換される。 シガレット
２がローラ４６からドラム３６に遷移されると、中心ユ
ニット４３はローラ４６に残っているシガレット２の数
を決定し、そして、ローラ４６のいずれかが空になって
いることを知ると、空のローラ４６のステーション４７
に達する前に、所定グループの“ｎ”個のスライダー４
１を退避位置に全て移動させ、また、前記グループのス
ライダー４１のシート４０内に全てのシガレット２をロ
ーラ４６に移すことにより、シガレット２を再ローデン
グする。この結果、ドラム３６にギャップ２６が形成さ
れる（図２）。ドラム３６からローラ４６の夫々に移さ
れたグループは、好ましくは、１つもしくは複数の空隙
２４が存在するものから中心ユニット４３により選定さ
れる。ドラム３６上の所定のグループの連続したシート
４０に比較的多くの空隙２４がある場合には、中心ユニ
ット４３は少なくとも幾つかのローラ４６に補充するた
めに、例え、これらローラ４６が完全に空になっていな
くても、ローラ４６にあるグループ内のシガレットを全
て移してドラム３６にギャップ２６（図２）を形成す
る。

【００３５】代わって、ドラム３６とローラ４６との間
でのシガレット２の交換が必要でないときには、マシン
４，８と、かくして、連続体２２，２５と同期して回転
する代わりに、ローラ４６は停止されるか、ある速度で
回転され、ドラム３６へのまたドラム３６からのシガレ
ット２の移動が要求されるときにのみマシン４，８と同
期するようにローラ４６はもたらされるように加速もし
くは減速される。最後に、制御された雰囲気の環境が、
ローラ４６上のシガレット２がドラム３６に搬送されて
いるときに受ける換気の影響を制限するために、ローラ
４６並びにこの上のシガレット２の周囲に作られ得る。

【００３６】上述した搬送装置７は、図４並びに図５に
示すような搬送装置５７に交換することができる。この
搬送装置５７は、搬送ユニット６０により相互に接続さ
れた、マシン４の出力側コンベヤー５８と、マシン８の
入力側コンベヤー５９とを有する。この搬送ユニット６
０は複数の直列に接続された補充装置６１を有し、この
うちの１つが図５に詳しく示されている。

【００３７】各装置６１は、夫々の凹所が対面するほぼ
Ｕ字状の路を備えた、シガレット２用の２つのコンベヤ
ー装置６２，６３を有する。これら装置６２，６３は、
他がいにアラインメント並びに前記コンベヤー５８，５
９とアラインメントされこれらコンベヤー５８，５９と
同期して動作される入力側コンベヤー６４と出力側コン
ベヤー６５とにより規定されたシガレット２のための路
の両側に配置されている。図４並びに図５に示すよう
に、コンベヤー５８，６４，６５，並びに５９は、ユッ
ト６０を介して延びマシン４，８を堅く接続する単一の
コンベヤーを形成している。

【００３８】図５に示すように各装置は、夫々の対のプ
ーリ７０，７１の周囲に掛け渡された２つのエンドレス
コンベヤー６８，６９の２つの互いに平行に対面した受
け渡しブランチ６６，６７を有する。前記プーリ７０，
７１の１つは、コンベヤー６８，６９を同じ方向（図５
で時計方向）に走行させるようにコンベヤー５８，５９
と同期して駆動される。これらコンベヤー６８，６９は
コンベヤー６４，６５と接触し、また、コンベヤー５
８，５９の吸着シート７４，７５及びコンベヤー６４，
６５の吸着シート６４，６５と同様の間隔で等しく離間
し、夫々シガレット２を支持するための多数の吸着シー
ト７２，７３を有する。

【００３９】前記装置６２は、また、前記ブランチ６
６，６７間に平行に延びた、既知のロッドレス流体圧シ
リンダ７８を具備する。このシリンダ７８のピストン
（図示せず）にはピン７９が装着されている。また、こ
のピン７９には、ギア８０とローラ８１とが、互いに角
度的に一体となって回転可能に装着されている。このギ
ア８０は、エンドレスの歯付きベルト８２に歯合されて
いる。このベルト８２は、コンベヤー６８のプーリ７
０，７１と同軸なプーリ（図示せず）の周囲に掛け渡さ
れており、コンベヤー６８と一緒に走行されて、ギア８
０を介して、ローラ８１にコンベヤー６８の走行速度と
等しい表面速度を与える。ローラ８１はブランチ６６，
６７と接触しており、これらと共に装置６２を構成して
いる。また、このーラ８１は、前記シート７２，７３と
同じ間隔を有し、またこれらと同期して動作する外周吸
着シート８３を備えている。

【００４０】前記装置６３は、対をなすプーリ８８，８
９の周囲に掛け渡された２つのエンドレスコンベヤー８
６，８７の２つの互いに平行して対面した受け渡しブラ
ンチ８４，８５を有する。前記プーリ８８，８９の１つ
は、コンベヤー８６，８７を同じ方向（図５で反時計方
向）に走行させるようにコンベヤー６４，６５と同期し
て駆動される。これらコンベヤー８６，８７はコンベヤ
ー６４，６８並びなコンベヤー６５，６９と夫々接触
し、また、吸着シート７２，７３と同様の間隔で等しく
離間し、夫々シガレット２を支持するための多数の吸着
シート９０，９１を有する。

【００４１】前記装置６３は、また、前記ブランチ８
４，８５間に平行に延びた、既知のロッドレス流体圧シ
リンダ９２を具備する。このシリンダ９２のピストン
（図示せず）にはピン９３が装着されている。また、こ
のピン９３には、ギア９４とローラ９５とが、互いに角
度的に一体となって回転可能に装着されている。このギ
ア９４は、エンドレスの歯付きベルト９６に歯合されて
いる。このベルト９６は、コンベヤー８６のプーリ８
８，８９と同軸なプーリ（図示せず）の周囲に掛け渡さ
れており、ギア９４を介して、ローラ９５にコンベヤー
８６の走行速度と等しい表面速度を与える。ローラ９５
はブランチ８４，８５と接触しており、これらと共に装
置６３を構成している。また、このローラ９５は、前記
シート９０，９１と同じ間隔を有し、またこれらと同期
して動作する外周吸着シート９７を備えている。

【００４２】シリンダ７８，９２が駆動されると、夫々
のギア８０，９４によりベルト８２，９６が走行され、
またローラ８１，９５により、シート７２，９０と同期
してブランチ６６，８４が走行される。この結果、装置
６２，６３のシートの数が最小値と最大値との間で変化
する。

【００４３】全体としてユニット６０において、前記最
小値と最大値とは（ｎ−１）に少なくとも等しいシート
の数により異なる。ここで“ｎ”は各パッケージ９での
シガレット２の数である。

【００４４】コンベヤー５９に沿って、装置５７の下流
側に、コンベヤー５９と接触し、プーリ７０の軸に平行
な軸を中心として回転し、さらに、コンベヤー５９の走
行速度と等しい表面速度で、これと同方向に回転するタ
イミングローラ９８（理論的には必ずしも必要ではな
い）が設けられている。ローラ９８は、シート７５と同
じ間隔で、シート７５とマシン８との両方に同期する、
“ｎ”個の外周吸着シート１００を備えている。各シー
ト１００はマシン８に形成されたパッケージ９内の特定
のシガレット２に常時対応している。

【００４５】図５に示すように、各補充装置６１におい
て、シリンダ７８，９２は、ピン７９，９３の位置を、
かくして装置６２，６３の瞬間的なキャバシテイを検出
するためのセンサー１０２，１０３を備えた制御システ
ム１０１によりフイードバック制御される。既知の分配
部材１０４，１０５により、制御システム１０１は、コ
ンベヤー６４と接触する夫々の地点でコンベヤー６８，
８６の吸引を制御する。また、制御システム１０１に
は、ブランチ６７，８５の直ぐ上流にある夫々のローラ
８１，９５のシート８３，９７内のシガレット２の有無
を示す信号がセンサー１０６，１０７により供給され
る。

【００４６】前記制御システム１０１は、中心ユニット
１０８に接続されている。この中心ユニット１０８は、
制御システム１０１、センサー１０２，１０３，１０
６，１０７並びに分配部材１０４，１０５と共に、装置
１０９の一部を構成する。この装置１０９は、マシン８
の位相を検出するための装置１１０により、中心ユニッ
ト１０８並びに各制御システム１０１に供給される信号
の函数として、またコンベヤー５８，５９並びにローラ
９８でのシガレット２の有無を検出し中心ユニット１０
８に伝達するセンサー１１１，１１２から受けとる信号
の函数として、補充装置６１を制御かつ同期させる。ま
た、この中心ユニット１０８は、既知の分配部材１１４
により、ローラ９８のシート１００を介して吸引を制御
する。

【００４７】実際の使用に際して、各装置６１におい
て、装置６１が作動している間は常時２つの異なる路、
即ち、シガレット２が時間とともに搬送される主路と、
二次的な路を規定する。

【００４８】一例として、装置５７の動作を、１つの装
置６１が、夫々のローラ８１，９５がシリンダー７８，
９２に沿う途中に位置し、前記主路が装置６２により規
制され、これの分配部材１０４がコンベヤー６４を吸引
することにより送られてくるシガレット２を除去してコ
ンベヤー６８のブランチ６６に沿って供給するように駆
動され、分配部材１０５の駆動は停止された状態で、参
照しながら説明する。この状態で、シガレット２はコン
ベヤー６４によりローラ８１にブランチ６６に沿って搬
送される。そして、ローラ８１により、シガレット２
は、ブランチ６６からから既知の方法で除去され、ブラ
ンチ６７とコンベヤー６５に既知の方法で連続的に搬送
される。

【００４９】もし、センサー１１１が、空隙、即ち、コ
ンベヤー５８に空のシート７４を検出すると、制御シス
テム１０１は、ピン９３の位置と、ピン７９により占め
られていた位置に対応するが、装置６２方向に半ステッ
プ変位し、この結果、二次的な路が主路よりも１ステッ
プ分短くなる補充位置へのピン９３の移動可能性とを、
センサー１０３を介して、決定する。

【００５０】実際に検出すると、制御システム１０１は
シリンダー９２を、ピン９３が前記補充位置に移動する
ように駆動する。そして、前記空隙に続く最初のシガレ
ット２がコンベヤー６８，８６間の接触地点に達すると
すぐに、制御システム１０１は一方の分配部材１０４の
駆動を停止し、他方の分配部材１０５を駆動して、この
最初のシガレット２並びにこれに続くシガレット２を、
装置６３により規定された二次的な路（今は主路）に沿
って供給する。装置６３により規定された路は、装置６
２により規定された路よりも１ステップ短いので、装置
６２に沿って搬送される最後のシガレット２と、装置６
３に沿って搬送され、コンベヤー６５では切れ目のない
連続体とシガレット２がなるように、最初のシガレット
２の直後に次のシガレット２が続いて、第１コンベヤー
６９，８７間の接触地点を通る。

【００５１】反対に、即ち、装置６３を通る二次的な路
が装置６２を通る主路に対して１ステップ短くない場合
に、中心ユニット１０８はそのようなことができる他の
装置６１をサーチするか、もし可能ならば、まず二次的
な路を長くし、次に、ローラ８１，９５を夫々のブラン
チ６６，６７，並びに８４，８５に関してより中心の位
置にもたらし、またマシンと同期するかもしれないし、
しないかもしれない“ｎ”個の切れ目の無いシート７７
のギャップをコンベヤー６５に形成するように“ｎ−
１”に等しい全数のステップによりユニット６１の夫々
の形式的な主路を長くして、空隙をなくす。もし、そう
であれば、前記ギャップは直接マシン８に供給され、こ
れは非負荷サイクルをなすか空のパッケージを形成する
ために与えるであろう。もし、そうでなければ、以下に
例示するように、前記ギャップは、ローラ９８によりマ
シン８に同期する。

【００５２】例えば、“ｎ”個が２０で、第１のパッケ
ージの最後の１５本のシガレット並びにこれにすぐに続
く第２のパッケージの最初の５本のシガレットの、
“ｎ”個の切れ目の無い空隙からなるギャップがコンベ
ヤー５９にあることを想定する。この場合、“ｎ”個の
シート１００を有し、コンベヤー５９と同期して回転す
るローラ９８の分配部材１１４は、第１のパッケージの
最初の５本のシガレットを除去し、１回転すると、これ
らをコンベヤー５９に戻して第２のパッケージの最初の
空のシート内に供給するように中心ユニット１０８によ
り制御される。この方法で、第１のパッケージは空にな
り、第２のパッケージは満たされるであろう。

【００５３】上述した搬送装置７もしくは５７は、フイ
ルター付けマシン４の出力側ローラ２８（図３に示す）
とパッキングマシン８の入力側ローラ２９との間に、装
置７のように配置され、ローラ２８（図３）に接触し図
６の紙面に垂直な軸１２３を中心として反時計方向（図
６Ｉおいて）に回転する入力側ローラ１２２と、ローラ
２９に接触し軸１２３に平行な軸１２５を中心として反
時計方向（図６において）に回転する出力側ローラ１２
４とを具備する装置１２１と取換えられ得る。

【００５４】前記ローラ１２２，１２４は、軸１２３，
１２５に平行で吸引によりシガレット２を夫々支持する
ためにローラ１２２，１２４の周面に等間隔で配置され
た所定数の外周吸着シート１２６，１２７を有する。

【００５５】この装置１２１は、また、軸１２３，１２
５に平行な軸１２９を中心として時計方向（図６におい
て）に回転し、ローデングステーション１３０でローラ
１２２に接触した駆動ドラム１２８を有する。この駆動
ドラム１２８は、ローデングステーション１３０の所
で、切れ目の無い連続体のシガレット２をローラ１２２
から受けとる。駆動ドラム１２８は、またアンローデン
グステーション１３１でローラ１２４と接し、これにシ
ガレット２の連続体２５を供給する。この連続体２５
は、切れ目がないか、多くても、パッケージの容量に等
しい“ｎ”本もしくはこれの正数倍のシガレット２が無
いことにより形成された所定のギャップ２６（図２）を
有する前記駆動ドラム１２８は、前記シート１２６，１
２７と同じような間隔を有した所定数の外周シート１３
２を外周に等しい間隔で有し、各シート１３２は、ロー
ラ１２２により供給されるシガレット２を吸引により既
知の方法で受けて支持するように設定されている。

【００５６】この装置は、また、駆動ドラム１２８にピ
ックアップステーション１３６で実質的に接触したピッ
クアップローラ１３４と、駆動ドラム１２８の周方向で
ステーション１３６の下流側に位置する供給ステーショ
ン１３７の所で駆動ドラム１２８に実質的に接触した供
給ローラ１３５とを具備する。各ローラ１３４，１３５
は、所定数のシガレット２、この場合、各パッケージ９
内の“ｎ”本もしくはこれの正数倍のシガレット２を受
ける動的貯蔵体を形成する。これらローラ１３４、１３
５は、軸１２３，１２５，１２９に平行な軸１３８，１
３９を中心として反と径方向（図６にて）に回転し、ま
た、吸引によりシガレット２を支持する吸着シート１４
０，１４１を有する。

【００５７】特に、これらシート１４０，１４１は可動
シートであり、ローラ１３４、１３５の外周に沿って放
射状に配置された流体圧シリンダー１４４，１４５のピ
ストンにより既知の方法で構成されたスライダー１４
２，１４３上に形成されている。これらスライダー１４
２，１４３は、ローラ１３４、１３５内に形成された既
知の流体圧デイストリビュータ（図示せず）によりロー
ラ１３４、１３５に対して径方向に移動され、また、前
記ユニット４３と同様の中心ユニット（図示せず）によ
り制御される。この中心ユニットは、スライダー１４
２，１４２を径方向に延出位置へもしく延出位置から移
動させるように、シリンダー１４４，１４５に圧縮空気
を選択的に供給する。この延出位置では、夫々のシート
１４０，１４１はステーション１３６、１３７で周面１
３３に接する円筒面１４６，１４７に沿ってシート１３
２と等しい間隔で配置される。

【００５８】前記ローラ１３４は、シート１４０が前記
シート１３２と同期するように回転するが、前記ローラ
１３５はモータ１４８によりフイードバック制御されて
駆動され、シート１４１がシート１３２と同期して移動
するトップスピードと後述する目的のためのボトムスピ
ードとの間で速度が変えられるように回転する。

【００５９】この装置１２１は、また、転送ステーショ
ン１５１で円筒面１４６に接した転送ローラ１５０から
シガレット２が供給される入力端を有する貯蔵部材１４
９を具備する。この貯蔵部材１４９は、前記シート１３
２と同じ間隔で、等間隔の多数の外周シート１５２を有
する。前記ローラ１５０は、円筒面１４６のシート１４
０と同じ周速度で、ローラ１３４と同期して、前記軸１
３８に平行な軸１５３を中心として回転する。

【００６０】前記貯蔵部材１４９は、規則的な順序でシ
ガレット２を配置し、そして、貯蔵部材１４９の出力端
と円筒面１４７との両方に接触するローラ１５６の外周
に形成されたシート１５５内にシガレット２を連続的に
供給する。これらシート１５５は前記シート１３２と同
じ間隔で等間隔に配置されている。また、ローラ１５６
は、モータ１５８のフイードバック制御により、前記軸
１３９に平行な軸１５７を中心として時計方向（図６に
て）回転される。このフイードバック制御により、ロー
ラ１５６は、ローラ１３５のボトムスピードに等しい周
速度で、ボトムスピードで回転しているローラ１３５の
シート１４１と同期して回転される。

【００６１】この装置１２１は、前記装置１０９と同様
の制御装置（図示せず）を有し、この制御装置は、ステ
ーション１３６を通るシート１３２を“ｎ”個の切れ目
のないシートのグループに分けるようにマシン８から位
相信号を受ける。各グループは、マシン８でパッケージ
９を形成するような数のシガレット２となるように設定
されている。

【００６２】実際の使用に際して、装置１２１が始動さ
れたときには、駆動ドラム１２８と同期して回転するロ
ーラ１３４のシート１４０は全てからである。１もしく
は複数の空のシート１３２がステーション１３６に接近
すると、スライダー１４２は全て連続的に延出され、シ
ート１４０を介する吸引システム（図示せず）が駆動さ
れて、駆動ドラム１２８からグループ全体のシガレット
２が前記空のシートに転送される。この結果、駆動ドラ
ム１２８には、ステーション１３６の下流側に、数並び
に空隙の位置で所定のパッケージに対応したギャップが
形成される。

【００６３】ステーション１３６で前記グループのシガ
レット２が夫々転送された後、各スライダーは退避さ
れ、また、これらシガレット２を支持しているローラ１
３４はまだ駆動ドラム１２８と同期して回転され続け
る。他の空のシート１３２がステーション１３６に来る
と、制御システム（図示せず）は、各空のシート１３２
が満たされたシート１４０と同時にステーション１３６
を通過するか否かを決定する。

【００６４】もし、通過するという回答であれば、夫々
のスライダー１４２は延出されてシガレット２は夫々対
応する空のシート１３２に転送される。即ち、ローラ１
３４は、ステーション１３６の所で、単に無秩序に満た
されたシート１４０と対応する空隙を補充するために使
用されている。

【００６５】一方、反対の回答の場合、ローラ１３４
は、シガレット２がローラ１５０のシート１５２に転送
されることにより全く空にされ、再び、駆動ドラム１２
８によりステーション１３６で供給された不完全のグル
ープのシガレット２は除去され、かくして、ステーショ
ン１３６の下流側の駆動ドラム１２８にパッケージ９全
体に対応するギャップが形成される。同時に、シート１
５２内のシガレット２は、ローラ１５０により貯蔵部材
１４９に供給され、ここでシガレット２はローラ１５６
の外周面にもたらされる切れ目のない順序正しい連続体
１５４に蓄積される。センサー（図示せず）により、連
続体１５４が所定数（例えば“ｎ”）のシガレット２か
らなることが検知されると、制御装置（図示せず）はモ
ータ１５８，１４８を低速で駆動し、貯蔵部材１４９か
らローラ１５６にシガレット２が連続的に転送され、そ
して、これらシガレット２がローラ１５６のシート１５
５と同期して軸１３９を中心として移動するシート１４
１に供給されることが可能となる。ローラ１５６のシー
ト１５５内のシガレット２は、スライダー１４３を延出
位置に対して連続的に移動させることにより、ローラ１
３５のシート１４１に転送される。

【００６６】シート１４１が全て満たされると、シート
１４１がステーション１３７の所でシート１３２と同期
するように、モータ１４８は加速される。この結果、ス
テーション１３６で全体的に不完全なグループを除去す
るローラ１３４により予め形成された全体のギャップ
の、駆動ドラム１２８の外周上での補充が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明に係わる方法を実施するシガレ
ットの製造並びに取扱いラインのブロックズ図である。

【図２】図２は、一部をブロックで、図１の詳細を示す
概略的側面図である。

【図３】図３は、一部をブロックで、図２に示す第１の
実施例を、明確にするために一部部材を除去して示す概
略的側面図である。

【図４】図４は、一部をブロックで、第２の実施例を、
明確にするために一部部材を除去して示す概略的側面図
である。

【図５】図５は、明確にするために一部部材を除去して
図４に示す実施例の一部を示す概略的側面図である。

【図６】図４は、一部をブロックで、第３の実施例を、
明確にするために一部部材を除去して示す概略的側面図
である。

【符号の説明】

１…ライン、２…シガレット、４…フイルター付けマシ
ン、５，７，１０，２０…搬送装置、８…パッキングマ
シン、９…パッケージ、２２，２５…連続体、２４…空
隙、２６…ギャップ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファビオ・サッシ イタリア国、40026 イモラ、ビア・ベン ティクアットロ・マッジオ 12 (72)発明者 アントニオ・ジガンテ イタリア国、40100 ボローニャ、ビア・ ビットリオ・ベネト 32

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 少なくとも、第１の物品の製造マシン
   （４）と、第２の物品のグループ分けマシン（８）とを
   備え、シガレットを製造し、処理するライン（１）でた
   ばこを製造する方法であり、 少なくとも１本のシガレットが存在しないことにより形
   成された空隙が無秩序に中に分布した一連のシガレット
   の第１の連続体（２２）を前記第１の物品のマシン
   （４）により形成する工程と、 前記２つのマシン（４，８）を堅くかつ互いに同期する
   ように接続する搬送手段（Ａ）を介して、第１の連続体
   （２２）を前記第２のマシン（８）に供給して、夫々
   が、所定数（ｎ）のシガレットのグループ（２６）を複
   数形成する工程とを具備する方法において、 前記搬送手段（Ａ）を介して、前記第１の連続体（２
   ２）を、前記所定数（ｎ）の整数倍のシガレットが存在
   しないギャップ（２６）と、所定数（ｎ）の整数倍のシ
   ガレットが存在する満たされた部分（２７）とからなる
   第２の連続体（２５）に処理し変換して第２のマシン
   （８）にこれと同期して供給する工程とを、さらに具備
   することを特徴とするたばこの製造方法。
2. 【請求項２】 前記第１の連続体（２２）は、前記空隙
   （２４）を全てシガレットで満たすように一緒になるシ
   ガレットが付加されることを特徴とする請求項１に記載
   のたばこの製造方法。
3. 【請求項３】 前記一緒になるシガレットは貯蔵手段
   （４６，１３４）から除去され、前記グループ（２６）
   の少なくとも幾つかは、前記貯蔵手段（４６，１３４）
   を充填するために形成されることを特徴とする請求項２
   に記載のたばこの製造方法。
4. 【請求項４】 前記第１の連続体（２２）は、第１の連
   続体（２２）が搬送手段（Ａ）によって搬送される路の
   長さを変えて前記空隙（２４）をなくすように処理され
   ることを特徴とする請求項１に記載のたばこの製造方
   法。
5. 【請求項５】 前記路の長さは、前記搬送手段（Ａ）内
   で、主路と、この主路よりも短くかつこの主路と平行な
   二次的路との間で、シガレットを選択的に搬送すること
   により変えられ、前記二次的路は、前記空隙（２４）を
   なくすために、主路よりもシガレットが少なくとも１本
   少ないことを特徴とする請求項４に記載のたばこの製造
   方法。
6. 【請求項６】 前記路の長さは、前記搬送手段（Ａ）内
   で、主路と、この主路と平行な二次的路との間で、シガ
   レットを選択的に搬送し、また、前記ギャップ（２６）
   を形成することにより前記少なくとも１つの空隙（２
   ４）をなくすように前記２つの路の全長を減じることに
   より変えられることを特徴とする請求項４に記載のたば
   この製造方法。
7. 【請求項７】 前記第１の連続体（２２）は、前記空隙
   （２４）を前記ギャップ（２６）の連続体に取り替える
   ように、第１の連続体（２２）からシガレットを除去す
   るように処理されることを特徴とする請求項１に記載の
   たばこの製造方法。
8. 【請求項８】 前記取り除かれたシガレットにより前記
   所定数（ｎ）のシガレットを含む規則的なグループを形
   成する工程と、この規則的なグループを前記ギャップ
   （２６）を一緒にするために前記第２の連続体（２５）
   に供給する工程とをさらに具備することを特徴とする請
   求項７に記載のたばこの製造方法。