JPH0632095B2 - Icカードリーダライタ - Google Patents

Icカードリーダライタ

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JPH0632095B2
JPH0632095B2 JP62299607A JP29960787A JPH0632095B2 JP H0632095 B2 JPH0632095 B2 JP H0632095B2 JP 62299607 A JP62299607 A JP 62299607A JP 29960787 A JP29960787 A JP 29960787A JP H0632095 B2 JPH0632095 B2 JP H0632095B2
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JP
Japan
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card
carriage
writer
contact
linear motor
Prior art date
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JP62299607A
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English (en)
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JPH01140385A (ja
Inventor
清隆 福嶋
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01140385A publication Critical patent/JPH01140385A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、IC記憶素子を内蔵するカードの読出し或い
は書込みを行うためのICカードリーダライタに関す
る。
〈従来の技術〉 従来のICカードリーダライタに於ては、例えば特公昭
60−167076号公報に開示されているように、カ
ードを、モータにより駆動される一対のローラ間に挟み
込んで搬送していたが、ICカードがこのようなローラ
により汚染されたり、損傷を受け易い等の問題があっ
た。また、或る直径を有するローラが上下に配設される
ことから、装置の薄型化が困難であった。
そこで、ローラを不要にするために、リニアモータを用
いてICカードを搬送することが考えられるが、リニア
モータの駆動特性上の問題により、キャリッジの左右端
が交互にガイド面をこじる場合があり、ICカードの安
定な搬送が困難であると云う問題があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、薄型化に適しかつICカードの接点を汚染したり、
ICカードに損傷を与えることがなく、しかもICカー
ドを支持するキャリッジを安定に搬送し得るように改良
された改良されたICカードリーダライタを提供するこ
とにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、ICカードを選択
的にクランプするクランプ手段と、前記クランプ手段
を、ICカード挿入位置及びICカード読出し/書込み
位置の両位置間で変位可能であるように支持するキャリ
ッジと、前記キャリッジを前記両位置間で搬送するリニ
アモータと、前記ICカード読出し/書込み位置にある
前記ICカードの接点に接触する接触子ユニットとを有
し、前記リニアモータが前記キャリッジの両側縁部に設
けられていると共に、前記左右リニアモータの駆動力の
間に所定の差を設けたことを特徴とするICカードリー
ダライタを提供することにより達成される。
〈作用〉 このように、左右の駆動力を非対称とすることにより、
キャリッジの左右端が、左右のガイド面に対して交互に
こじる等の搬送時の不安定性を解消することができるた
め、リニアモータを用いることによる利点を有効に活用
することができる。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図〜第3図は本発明に基づくICカードリーダライ
タの一実施例を示す。固定ケーシング1は、偏平であっ
てしかも軸線方向に長い箱型をなし、その前端が開放さ
れていると共に、その底部に切込み2が開設されてい
る。ケーシング1の左右内側面には、C字形断面をなす
ガイドレール3a、3bがそれぞれ開放端を内側に向け
て互いに対峙するように固設されている。これらのガイ
ドレール3a、3bの上下内面には、永久磁石若しくは
コイルからなるリニアモータの固定子4a、4bが設け
られている。
キャリッジ5は、ガイドレール3a、3b内に受容され
るリニアモータの可動子6a、6bを、その側縁部に有
する概ね四角形の平板状の部材からなる。可動子6a、
6bは、前記固定子4a、4bと対応するようにコイル
又は永久磁石からなる。従って、可動子6a、6bと固
定子4a、4bとが互いに共働することにより、このキ
ャリッジ5が適宜軸線方向に搬送される。
尚、本発明によれば、左右のリニアモータ固定子3a、
3bが互いに非均一に形成されている。この非均一性
は、例えば永久磁石の着磁力或いはコイルのアンペアタ
ーン数或いは永久磁石片の数等に差をつけることにより
達成される。
また、キャリッジ5には、ソレノイド7が固着されてお
り、枢軸8によりキャリッジ5に対して回動自在に支持
されたクランプ可動部9をこのソレノイド7に選択的に
吸着させることができる。このクランプ可動部9は、キ
ャリッジ5の側に固定されたクランプ固定部10と共働
し、これら両部分間にICカード11の先端部を選択的
に挾持することができる。このICカード11の先端部
中央には、カード内部に設けられたIC記憶素子にアク
セスするための接点13が設けられていると共に、所望
に応じてその前後方向に沿って磁気ストライプ12が設
けられている。
キャリッジ5には、更にカード11が挿入されたことを
検知するためのリミットスイッチ16が設けられている
と共に、ケーシング1の適所には、磁気ストライプ12
にアクセスするための磁気ヘッド14が固定されてい
る。キャリッジ5に設けられた切欠部15は、キャリッ
ジ5とこの磁気ヘッド14との間の干渉を回避するため
のものである。
ケーシング1の、ICカードが挿入れる端部とは相反す
る側の端部の近傍に接触子17を有する接触子ユニット
18が枢軸19により傾動自在に支持されている。接触
子ユニット18の、接触子17とは相反する側の端部に
は鉄片20が固設されており、ケーシング1の側に固設
されたソレノイド21に選択的に吸引されることによ
り、接触子ユニット18が傾動し、後記するようにIC
カード11の接点13に接触子17を選択的に接触させ
ることができる。接触子ユニット18の近傍のケーシン
グ1の部分に固設されたリミットスイッチ22は、同じ
く後記するようにICカード11がカード読出し/書込
み位置に達したことを検出するためのものである。
次に本実施例の作動の要領を説明する。先ず、キャリッ
ジ5が図示された位置にあるときに、ICカード11を
第1図及び第2図に於ける左端からケーシング1の内部
に向けて挿入する。ICカード11の先端がリミットス
イッチ16を作動させると、ソレノイド7が励磁され、
ICカード11の先端がクランプの可動部9と固定部1
0との間に挾持される。次にリニアモータ4a、4b、
6a、6bが作動し、キャリッジ5を第1図に於て想像
線により示したカード読出し/書込み位置に搬送する。
尚、ICカード11が、このようにしてキャリッジ5と
共に搬送される際に、磁気ヘッド14が磁気ストライプ
12に対して読出しまたは書込みを行う。
リミットスイッチ22により、ICカード11がカード
読出し/書込み位置に達したことが検出されると、ソレ
ノイド7が消磁され、クランプの可動部9が切込み2内
に落ち込むことにより、ICカード11はケーシング1
の底面上に載置される。同時に、ソレノイド21が励磁
され、接触子ユニット18が傾動することにより、接触
子17がICカード11の接点13に接触し、所要の読
出し若しくは書込みを行う。
接点13に対するアクセスが完了すると、ソレノイド2
1が消磁され、接触子17が接点13から離反する。そ
して、リニアモータを駆動して、キャリッジ5と共にI
Cカード11を再びカード挿入位置に搬送することによ
り、ICカード11を取出すことができる。
本発明によれば、リニアモータの搬送時に於て、キャリ
ッジ5は、左右のリニアモータの一方の駆動力が優勢で
あることにより、やや斜めの姿勢で搬送されることとな
るが、そのためにかえってキャリッジ5は左右に交互に
傾動しながら搬送されたりするがことなく、安定に搬送
される。
上記実施例に於ては、リニアモータ固定子4a、4bを
左右非均一としたが、同様な趣旨により、キャリッジ5
の側のリニアモータ可動子6a、6bを同様な方法によ
り非均一とすることもできることは云うまでもない。
〈発明の効果〉 このように本発明によれば、ICカードリーダライタを
薄型化することができ、しかもカードを汚染したり損傷
を加えたりすることがなく、しかもICカードの安定な
搬送が可能であるため、その実用上の効果は極めて大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づくICカードリーダライタを、ケ
ーシングの上面を切除して示す平面図である。 第2図は第1図のII−II線について見た断面図である。 第3図は第1図のIII−III線について見た断面図であ
る。 1……ケーシング、2……切込み 3a、3b……ガイドレール 4a、4b……リニアモータ固定子 5……キャリッジ 6a、6b……リニアモータ可動子 7……ソレノイド、8……枢軸 9……クランプ可動部、10……クランプ固定部 11……ICカード、12……磁気ストライプ 13……接点、14……磁気ヘッド 15……切欠部、16……リミットスイッチ 17……接触子、18……接触子ユニット 19……枢軸、20……鉄片 21……ソレノイド、22……リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカードを選択的にクランプするクラン
    プ手段と、 前記クランプ手段を、ICカード挿入位置及びICカー
    ド読出し/書込み位置の両位置間で変位可能であるよう
    に支持するキャリッジと、 前記キャリッジを前記両位置間で搬送するリニアモータ
    と、 前記ICカード読出し/書込み位置にある前記ICカー
    ドの接点に接触する接触子ユニットとを有し、 前記リニアモータが前記キャリッジの両側縁部に設けら
    れていると共に、前記左右リニアモータの駆動力の間に
    所定の差を設けたことを特徴とするICカードリーダラ
    イタ。
JP62299607A 1987-11-27 1987-11-27 Icカードリーダライタ Expired - Lifetime JPH0632095B2 (ja)

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JP62299607A JPH0632095B2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27 Icカードリーダライタ

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Publication Number Publication Date
JPH01140385A JPH01140385A (ja) 1989-06-01
JPH0632095B2 true JPH0632095B2 (ja) 1994-04-27

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JP62299607A Expired - Lifetime JPH0632095B2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27 Icカードリーダライタ

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