JPH06320471A - マニピュレータ用関節 - Google Patents

マニピュレータ用関節

Info

Publication number
JPH06320471A
JPH06320471A JP11558493A JP11558493A JPH06320471A JP H06320471 A JPH06320471 A JP H06320471A JP 11558493 A JP11558493 A JP 11558493A JP 11558493 A JP11558493 A JP 11558493A JP H06320471 A JPH06320471 A JP H06320471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
joint
force
manipulator
boom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11558493A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneo Mizumoto
宗男 水本
Satoyuki Sato
智行 佐藤
Yoichi Murai
洋一 村井
Taro Iwamoto
太郎 岩本
Hide Kimura
秀 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11558493A priority Critical patent/JPH06320471A/ja
Publication of JPH06320471A publication Critical patent/JPH06320471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】減速機によってモータの出力トルクを増倍し従
動側ブームに伝達する関節において、モータの出力軸と
関節の従動側ブーム間にフリクションドライブ機構ある
いはクラッチ機構を直列に配置し、必要に応じてフリク
ションドライブ機構の転がり接触部の接触荷重を変化さ
せる機構あるいはクラッチ機構を必要に応じて連結,切
断する機構を備える。 【効果】モータの出力トルクを従動側ブームに最大限伝
達したい時に、フリクションドライブ機構の転がり接触
部の接触荷重を大きくし、あるいはクラッチ機構を連結
して大きな出力トルクを伝達できる。また過大なバック
ドライブ力が関節の従動側より負荷された時は、フリク
ションドライブ機構の転がり接触部の接触荷重を小さ
く、あるいはクラッチ機構を切断することによって過大
なバックドライブ力を逃がして、関節に過大な回転トル
クが負荷されることを防ぎ、関節の損傷を防ぐことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は貨物を搬送するマニピュ
レータに係り、特に、このマニピュレータ関節部分の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の地上用マニピュレータは重力の影
響によるマニピュレータ本体の強度限界により、マニピ
ュレータ本体に比べて搬送可能な貨物が非常に小さかっ
た。従って、搬送中の貨物の慣性力はそれほど大きくな
く、加速減速時あるいは緊急停止時にマニピュレータ先
端から入力する搬送反力が小さいため、マニピュレータ
の関節には過大なバックドライブ力がかからなかった。
(例えば「Robot No.78p35」その他地上用の一般的
なロボットの仕様では、ロボットの自重当たりの可搬物
重量は大体10%程度である。それに対して、宇宙用ロ
ボットでは重力の影響がないため、その比率は100%
以上となる。)しかし、宇宙用マニピュレータでは、無
重力空間で操作あるいは荷物の運搬を行うため、図2に
示すようにマニピュレータ本体に比べて非常に大きな質
量の荷物を運搬できる。そのため搬送中の荷物の慣性力
が非常に大きく、かつ加減速時あるいは緊急停止時にマ
ニピュレータの先端側から侵入する搬送反力(バックド
ライブ力)が非常に大きくなることが新たに心配され
る。このように過大なバックドライブ力がマニピュレー
タに加わると、関節35あるいは荷物を把持するグリッ
パ36内部のモータ,減速機,ブレーキあるいはそれら
を支えている軸受等に過大な力が加わり、損傷の原因と
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上記のように宇宙のような無重力空間にお
いて操作されるマニピュレータの関節部に加わる過大な
搬送反力を軽減して、この関節が破壊しないようにする
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明はマニピュレータ先端から侵入するバック
ドライブ力に対して、その力が関節内部の駆動機構に伝
達されないように遮断あるいは減少させる機構を設け
る。
【0005】
【作用】マニピュレータの先端から侵入するバックドラ
イブ力を遮断する機構としてはクラッチ、あるいは軽減
する機構としてフリクションドライブタイプの動力伝達
機構を関節よりマニピュレータの先端側に配設し、過大
な搬送反力が関節に加わる際に、クラッチを切断して力
の伝達を止めたり、あるいはフリクションドライブ機構
部において滑りを生じさせることによって、関節の駆動
機構部に過大なバックドライブ力が伝わらないようにな
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明の具体的実施例を図を用いて説
明する。
【0007】図1は本発明の一実施例の構成を示したも
のである。本図では、従動側ブーム6が駆動側ブーム5
に対して同心的に回転する関節の構造を示したものであ
る。駆動側のブーム内に固定されたモータ1の回転軸
は、同じく駆動側ブーム内に固定されたブレーキ3及び
回転角度を検出するためのエンコーダ4に直結してお
り、モータ1の回転をコントロールできるようになって
いる。またモータ1の他側の出力軸は、従動側ブーム6
を減速する減速機2に結合されており、この構成によっ
てモータ1の出力トルクが減速機2を介して増幅されて
従動側ブームを駆動する。この減速機としてフリクショ
ンドライブ機構を内部に有する減速機にすることによっ
て、従動側ブームから駆動力が侵入した場合(バックド
ライブ)に、その回転トルクが非常に大きくても減速機
の内部のフリクションドライブ部において滑りが発生し
て、モータ1やブレーキ3等の関節内要素に過大なトル
クが伝達されず、損傷の問題を回避できる。図中の8は
上記の滑りによって発生する駆動側ブームと従動側ブー
ムの相対位置関係(相対位相差)を検出するためのエン
コーダである。
【0008】この構成によって、過大なトルクが従動側
から侵入しても減速機2の内部のフリクションドライブ
部に滑りが生じてモータ1やブレーキ3あるいはこれら
の要素を固定している軸受等の関節要素に過負荷が加わ
らないため、関節の損傷を防止できる。
【0009】図3は図1と同様に、従動ブームが駆動ブ
ームと同心的に回転するタイプの関節機構を示したもの
である。フリクションドライブ機構としては、ハーモニ
ックドライブ型の減速機の噛み合い歯部をなめらかな円
筒状体の接触に変えたタイプのものである。また図4は
図3中のA断面を示したものである。この実施例では、
ハーモニックドライブのウエーブジェネレータに相当す
る部署が二つの部品2a,2bより構成されており、そ
の二つの部品をさらにバネ機構2cが拡張する方向に力
を与えている。この部品2a,2bの外周には転動体が
楕円状に配置されており、ばね機構2cの力がフレクス
プライン2eを介してサーキュラスプライン2dの内壁
に伝達されている。従って、モータ1によって軸が回転
するとウエーブジェネレータ2a,2bが連動して回転
し、その結果、サーキュラスプライン2dの内壁とフレ
クスプライン2eの外壁が、逐次、転がり接触する。フ
レクスプライン2eはサーキュラスプライン2dに内接
した楕円状であり、その周長はサーキュラスプラインの
内壁周長に比べて短い。
【0010】この周長の差がフレクスプライン2eにモ
ータ軸と逆の低速回転を与えるため、減速機としての機
能が実現できる。サーキュラスプライン2dとフレクス
プライン2eとの接触部に滑りを生じさせないためには
両者の接触面圧を高める必要があり、ばね機構2cの荷
重によって減速度や伝達するトルクの値を変化させるこ
とができる。また8′は駆動側ブームと従動側ブームの
相対位置ずれを検知するための回転センサであり、減速
機部の滑りにより生じる位相差を検知する。これによっ
て従動ブーム側の回転角度を検知できるため、関節を精
度よく駆動させる事ができる。
【0011】図5は図3の実施例において、拡張力を付
加する機構としてウエーブジェネレータ2a,2bにひ
し形状の切り込みを設け、そのすきまに鋼球35および
一対のばね機構36を挿入したものである。図6にA′
断面図を示す。この方法によっても、十分な拡張力をサ
ーキュラスプライン2dの内側に付加でき、フリクショ
ン機構によってモータ1の回転力を従動側ブームに伝達
できる。
【0012】図7は図3の実施例と同様にハーモニック
ドライブ方式を採用したフリクションドライブ減速機で
ある。サーキュラスプライン2dとフレクスプライン2
eの接触部に負荷する面圧をベローズ2gに圧力ガスを
導入することで行っている。圧力ボンベ11からの圧力
ガスを電磁弁12を操作することによってベローズ2g
内に導入あるいは排出することができる。この構成によ
って、モータの出力トルクを従動側ブームに伝達したい
時にベローズ内の圧力を高め、また従動側からのバック
ドライブトルクを駆動側ブームに伝えたくない時にベロ
ーズ内の圧力を低下させる事ができるため、駆動トルク
の伝達特性を制御できる。この際、図8に示すベローズ
内圧力と関節起動以降の時間経過の関係のように、関節
の駆動時にベローズ内の圧力を多少大き目に、また駆動
後は圧力を多少小さ目にセットすることによって、フリ
クションドライブ減速機の起動時における滑りをなく
し、関節の駆動精度を高くすることができる。
【0013】またエンコーダ8′によって従動側ブーム
の滑り率が変化したことを確認した場合には、例えばす
べり率が大きくなった時にはベローズ内圧力を大きく、
滑り率が小さくなった場合、ベローズ内圧力を小さくす
ることにより滑り率の変化をなくし、安定した減速機構
を実現できる。
【0014】図9は図3及び図7におけるウエーブジェ
ネレータの拡張力の与え方を圧電素子14を用いて行っ
た実施例を示したものである。この実施例では図7の実
施例と同様に拡張力を圧電素子に負荷する電圧によって
コントロールすることができるため、必要に応じたトル
ク伝達特性を得ることができる。即ち、図6に示すよう
に起動時に拡張力を大きく駆動後は小さ目に、またモー
タからの大出力トルクを従動ブームに伝えたいときに拡
張力を大きく、またバックドライブ力が従動側から侵入
したときには拡張力を低減することによって、関節の駆
動精度を高めかつ関節の破損を防止することができる。
【0015】図10は、図9の実施例においてウエーブ
ジェネレータの拡張力を検知するための荷重センサ27
を設けたものである。この構成によってより一層拡張力
の制御性が高まる。
【0016】図11はウエーブジェネレータの拡張力を
得るための他の実施例を示したものである。二つに分割
されたウエーブジェネレータの間にくさび状体17を挿
入して、拡張力を得るようにしている。図12はこのく
さび状体の斜視図である。このくさび状体17をスムー
ズに挿入できるように、転動体がくさび状体17と二つ
に分割されたウエーブジェネレータの間に設けられてい
る。また、くさび状体17の挿入の程度は圧電素子1
4′の伸縮状態によってコントロールすることができる
ため、拡張力の制御が可能である。この構成によって
も、トルクの伝達特性をコントロールすることができ
る。
【0017】図13は図11の実施例について拡張力を
検出するための荷重センサ27を設けたものである。こ
の実施例によって拡張力を精度よく制御できるため、よ
り一層信頼度の高い関節駆動特性を実現することができ
る。
【0018】図14は、図9,図10,図11,図13
の実施例のようにフリクションドライブ機構の接触力を
得るための拡張力を、関節の起動と同時に制御する方法
を示したものである。フリクションドライブの起動時
は、衝撃的に突然フリクションが働くため大きな滑りが
生じやすい。したがって起動時の瞬間には拡張力を大き
くして滑りを生じにくくし、駆動後は多少小さくして摩
耗量を低減するように拡張力を制御すると、起動時の滑
りが無くなり制御性のよいマニピュレータ用関節を実現
できる。
【0019】図15は図14と同様に、関節の起動時の
滑り現象をなくすための関節駆動速度制御方法を示した
ものである。起動時は上記のように衝撃的な力がフリク
ションドライブ機構に加わるため、滑りが生じ易い。し
たがって起動時は、関節の駆動速度を漸増するように速
度制御すると滑りが生じにくくなり、制御性のよい関節
が実現できる。
【0020】図16はモータ1と減速機2との間をフリ
クションドライブ機構18で連結した場合の構成、即
ち、中間フリクションドライブ構造を示したものであ
る。モータ1の出力トルクを従動側ブーム6に伝達する
ときは、フリクションドライブ機構をつなぐか、あるい
はフリクションドライブの転がり接触による力伝達部の
接触荷重を増加させるのを低減する。フリクションドラ
イブ機構18の転がり接触部では、摩擦係数に相当する
フリクション係数が一定であるため大きな回転トルクを
伝達するためには、接触荷重を大きくする事が必要であ
る。図16で示すような構成によって、従動側ブームを
駆動する際にはフリクションドライブ部を接続あるいは
接触回転部の接触荷重を増倍機構によって大きくする
と、駆動力を大きく取れる。
【0021】また、マニピュレータの先端側より過大な
バックドライブ力が作用する場合には、フリクションド
ライブ部の接触回転部に加わる力を低減することによっ
て滑りを生じさせ、所定以上の力が関節機構部に伝達さ
れるのを防ぐ。この際の滑りによって生じる駆動側ブー
ムと従動側ブームの回転位相の変化分は、例えば、エン
コーダ8のような回転計によって逐次測定し、マニピュ
レータ全体の制御性を損なわないようにする。
【0022】図17は図16に示した中間フリクション
ドライブ構造の具体的実施例を示したものである。減速
機は、例えば、楕円型断面を有するウエーブジェネレー
タ19、このウエーブジェネレータ19によって1回転
ごとに変形を受けるフレクスプライン2e、フレクスプ
ライン2eの外周に設けられた歯と内接噛み合いを形成
するサーキュラスプライン2dからなるハーモニックド
ライブを用いている。モータ1とこのハーモニックドラ
イブ機構の間には、モータ1の軸先端に取付けられたフ
リクションドライブ駆動円盤21,ウエーブジェネレー
タ19と一体のフリクションドライブ従動円盤19aが
例えばばね機構のような2円盤の押しつけ機構22によ
って互いに押しつけられている。この構成により、モー
タ1から必要な回転トルクが減速機構側に伝達され、ま
たこの伝達トルク値以上のバックドライブトルクが関節
先端側から負荷された場合は、2円盤21,19a間で
滑りが生じてモータ1側に伝達されないようになってい
る。これによってモータ1,ブレーキ3等の機構部の破
損を防止できる。
【0023】図18は図16で示した中間フリクション
ドライブ構造型関節の他の実施例を示したものである。
フリクションドライブ部は図14の実施例と同様にモー
タ1の軸から張り出している円形型あるいは楕円型円盤
23が、ハーモニックドライブ減速機のウエーブジェネ
レータ19の円筒部19bに内接している。この接触部
の接触荷重を、この実施例では円筒19bの外周より与
えている。図18中、B断面を図19に示す。一対の転
がり軸受24が円筒19bに外接しており、この接触力
は、例えば、ばね機構25によって与える。このばね力
は当然ばね機構を他の実施例のように制御することによ
って、必要に応じて変化させることができる。この構成
によっても、従動側ブームを駆動したいときには大きな
出力トルクを、また過大なバックドライブ力が関節に負
荷されるときには関節のトルク伝達機構部に滑りを発生
させることによって関節の損傷防止をする事ができる。
【0024】図20は図16で示した中間フリクション
ドライブ構造の関節の他実施例を示したものである。図
中のc断面の構造は図21に示すように部品19b及び
モータ1の軸端部からなる楕円型円盤がハーモニックド
ライブ減速機のウエーブジェネレータ19の円筒部に内
接している。楕円型部品の長軸方向に拡張力を与える機
構、例えば、圧電素子26が楕円型部品内に埋設されて
おり、この楕円型部品とウエーブジェネレータ19の円
筒部との接触面間に接触荷重を与える。
【0025】この接触荷重は同じく楕円型部品に埋設さ
れた荷重センサ27により測定できる。この荷重センサ
27の出力はスリップリング28を介してコントローラ
30に伝えられ、コントローラ30によって制御された
圧電素子用電源より圧電素子26に所定の電圧が伝えら
れる。この構造によって、モータ1の出力トルクを従動
側ブームに伝達するときには、圧電素子によって接触部
の接触荷重を大きくしてできるだけ大きなトルクを減速
機に伝達し、また過大なバックドライブ力がマニピュレ
ータの先端側から負荷される時は、圧電素子26を制御
して接触圧力を低減あるいはゼロにすることによって滑
りを発生させる。
【0026】これによって、従動側ブームを動かす時に
は大きな駆動トルクを関節が出し、またバックドライブ
力のように関節に負荷したくない力が関節にかかったと
きには関節の回転軸系の途中に滑りを与えて力を逃がし
て関節機構部を保護することができる。
【0027】図22は、モータ1と減速機2の間にクラ
ッチ機構7を設けた場合の実施例である。クラッチ機構
は、例えば、電磁クラッチが考えられる。この構成によ
って、モータ1の出力トルクを従動ブーム6に伝達した
い時にはクラッチを接続し、また過大なバックドライブ
力が負荷された場合には、クラッチ7を切ることによっ
て、関節の破壊防止を実現できる。またクラッチの設置
場所は上記の例のようにモータ1と減速機2の間ばかり
でなく、減速機2と従動側ブーム間としてもよい。
【0028】
【発明の効果】モータの出力トルクを従動側ブームに最
大限伝達したい時に、フリクションドライブ機構の転が
り接触部の接触荷重を大きくし、あるいはクラッチ機構
を連結して大きな出力トルクを伝達できる。また過大な
バックドライブ力が関節の従動側より負荷された時は、
フリクションドライブ機構の転がり接触部の接触荷重を
小さく、あるいはクラッチ機構を切断することによって
過大なバックドライブ力を逃がして、関節に過大な回転
トルクが負荷されることを防ぎ、関節の損傷を防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フリクションドライブ機構を用いた減速機を有
するマニピュレータ用関節の断面図。
【図2】宇宙用マニピュレータ外観の斜視図。
【図3】ハーモニックドライブ型のフリクションドライ
ブ減速機を有する図1に係わる実施例の断面図。
【図4】図3中のA断面図。
【図5】ハーモニックドライブ型のフリクションドライ
ブ減速機を有する図1に関わる実施例の断面図。
【図6】図5中のA′矢視断面図。
【図7】図1に係わる他の実施例の説明図。
【図8】図5の実施例におけるベローズ内圧力の調整方
法の説明図。
【図9】図1に係わる他の実施例の説明図。
【図10】接触面圧値の測定機能を有する図7に係わる
実施例の説明図。
【図11】図1に係わる他の実施例の説明図。
【図12】図9の1部分の斜視図。
【図13】接触面圧測定機能を有する図9に係わる実施
例の説明図。
【図14】拡張力の制御方法の説明図。
【図15】関節回転速度の制御方法の説明図。
【図16】中間フリクションドライブ型関節の断面図。
【図17】図14に係わる実施例の断面図。
【図18】図14に係わる他の実施例の断面図。
【図19】図16中のB矢視断面図。
【図20】図14に係わる他の実施例の説明図。
【図21】第18図中のc矢視断面図。
【図22】クラッチを用いたマニピュレータ用関節の断
面図。
【符号の説明】
1…モータ、2…フリクションドライブ機構、2a,2
b,2a′,2b′…ハーモニックドライブタイプのフ
リクションドライブ機構のウエーブジェネレータの部
品、2c…ばね機構、2d…サーキュラスプライン、2
e…フレクスプライン、2f…ガイド、2g…ベロー
ズ、2h…圧力導入管、3…ブレーキ、4…エンコー
ダ、5…駆動側ブーム、6…従動側ブーム、8,8′…
エンコーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 太郎 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 木村 秀 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ブーム側に固定された駆動力を生じる
    モータ,前記モータの出力トルクを増幅するための減速
    機,前記減速機に接続された従動側ブームから成るマニ
    ピュレータ用関節において、前記減速機の全部または一
    部がフリクションドライブ機構で構成されていることを
    特徴とするマニピュレータ用関節。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記フリクションドラ
    イブ機構として、前記従動側ブームに固定された円筒,
    前記円筒に内接する楕円型円筒,前記楕円型円筒の内側
    に接するように配設された複数の玉,前記複数の玉に内
    接する楕円型円筒,前記楕円型円筒の長軸と直角方向に
    分割され前記楕円円筒内に配設された部材,前記部材間
    に設けられた楕円型円筒の長軸方向に拡張力を与える拡
    張力負荷機構を有し、前記部材の一つが前記モータの出
    力軸に接続されたマニピュレータ用関節。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記拡張力負荷機構と
    して、拡張力を変化できるようにしたマニピュレータ用
    関節。
  4. 【請求項4】請求項2において、拡張力の大きさを検知
    する力センサを前記楕円円筒内に配設された複数の部材
    内に設けたマニピュレータ用関節。
  5. 【請求項5】請求項4において、拡張力負荷機構によっ
    て負荷される拡張力を変化する変化機構、この変化可能
    な拡張力を前記の力センサの検知値をもとにして変化さ
    せるコントローラを負荷したマニピュレータ用関節。
  6. 【請求項6】駆動ブーム側に固定された駆動力を生じる
    モータ,前記モータの出力トルクを増幅するための減速
    機,前記減速機に接続された従動側ブームから成るマニ
    ピュレータ用関節において、前記のモータと前記減速機
    の間をフリクションドライブ機構で接続したマニピュレ
    ータ用関節。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記フリクションドラ
    イブ機構の互いに接触回転する部材間の接触力を変化さ
    せる接触力変化機構を設けたマニピュレータ用関節。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記接触力変化機構に
    よって負荷される接触力を検知するセンサを設けたマニ
    ピュレータ用関節。
  9. 【請求項9】駆動ブーム側に固定された駆動力を生じる
    モータ,前記モータの出力トルクを増幅するための減速
    機,前記減速機に接続された従動側ブームから成るマニ
    ピュレータ用関節において、前記のモータの出力を上記
    の従動側のブームに連結あるいは切り放しをするクラッ
    チ機構を設けたマニピュレータ用関節。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記切り放し機構の
    駆動用コントローラを設けたマニピュレータ用関節。
  11. 【請求項11】請求項5または請求項7において、関節
    の起動時に上記の拡張力を大きめに、起動後は小さ目に
    変化させるマニピュレータ用関節の駆動制御方法。
  12. 【請求項12】請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9または10において、前記のモータが固定された
    駆動側ブームと前記従動側ブームの相対回転変位を検出
    する回転センサを設けたマニピュレータ用関節。
JP11558493A 1993-05-18 1993-05-18 マニピュレータ用関節 Pending JPH06320471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11558493A JPH06320471A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 マニピュレータ用関節

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11558493A JPH06320471A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 マニピュレータ用関節

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06320471A true JPH06320471A (ja) 1994-11-22

Family

ID=14666213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11558493A Pending JPH06320471A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 マニピュレータ用関節

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06320471A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011127737A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Kawada Kogyo Kk 回転ダンパーおよびそれを具えるロボット関節駆動装置
JP2011163496A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Maeda Seimitsu Seisakusho:Kk 摩擦式変速装置、関節装置
CN106313104A (zh) * 2016-10-24 2017-01-11 四川大学 一种可分离式串联弹性关节
WO2017186849A1 (de) * 2016-04-27 2017-11-02 Ovalo Gmbh Motorisiertes gelenk für einen programmierbaren bewegungsautomaten
JPWO2021059405A1 (ja) * 2019-09-25 2021-04-01

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011127737A (ja) * 2009-12-21 2011-06-30 Kawada Kogyo Kk 回転ダンパーおよびそれを具えるロボット関節駆動装置
JP2011163496A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Maeda Seimitsu Seisakusho:Kk 摩擦式変速装置、関節装置
WO2017186849A1 (de) * 2016-04-27 2017-11-02 Ovalo Gmbh Motorisiertes gelenk für einen programmierbaren bewegungsautomaten
LU93047B1 (de) * 2016-04-27 2017-11-07 Ovalo Gmbh Motorisiertes Gelenk für einen programmierbaren Bewegungsautomaten
CN109153115A (zh) * 2016-04-27 2019-01-04 奥维罗有限责任公司 用于可编程的自动移动机的机动的活节
JP2019514711A (ja) * 2016-04-27 2019-06-06 オバロ ゲーエムベーハー プログラマブル自動運動装置のためのモータ駆動式関節
EP4046757A1 (de) 2016-04-27 2022-08-24 Ovalo GmbH Motorisiertes gelenk für einen programmierbaren bewegungsautomaten
CN106313104A (zh) * 2016-10-24 2017-01-11 四川大学 一种可分离式串联弹性关节
JPWO2021059405A1 (ja) * 2019-09-25 2021-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3658711B2 (ja) ボールランプ機構及びこれを備えた駆動系クラッチ
US5265488A (en) Double-acting type dynamic back spacing removed driving system
JP3658712B2 (ja) ボールランプ機構及びこれを用いた駆動系クラッチ
US6428441B1 (en) Locking differential with clutch activated by magnetorheological fluid
JPH10184731A (ja) ボールランプアクチュエータ
EP0905397A1 (en) Ball ramp driveline clutch actuator with biasing element
EP0989318A2 (en) Friction brake device utilizing dual ball ramp devices
JP2002276770A (ja) 差動装置及び車両動力伝達装置
JPH0526306A (ja) 電子制御差動制限装置
JPH06320471A (ja) マニピュレータ用関節
JP4684790B2 (ja) トルク配分装置
US5862706A (en) Shaft deflection controller
JPS63192620A (ja) 4輪駆動車におけるトルク伝達の制御装置ならびに制御方法
EP0999375B1 (en) Rotary coupling
US20040016315A1 (en) Backlash clutch and joint mechanism for a robot comprising the clutch
US5319989A (en) Gas turbine starter incorporating wear-resistant slip clutch
US6585094B2 (en) Power transmission apparatus
JP3465521B2 (ja) トロイダル型無段変速機の変速制御装置
EP0508789A1 (en) Double-acting type dynamic back spacing removed driving system
US6536560B1 (en) Single braking assembly for a drive axle
JP3568968B2 (ja) デファレンシャル装置
JP3565566B2 (ja) 4輪駆動車用駆動力配分装置
JP2979893B2 (ja) 摩擦車式無段変速機
JP3477506B2 (ja) オンオフ式トルクリミッタ
JPH01250651A (ja) ベルト式無段変速装置