JPH06319053A - X線プロテクタ装置 - Google Patents
X線プロテクタ装置Info
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- JPH06319053A JPH06319053A JP5106755A JP10675593A JPH06319053A JP H06319053 A JPH06319053 A JP H06319053A JP 5106755 A JP5106755 A JP 5106755A JP 10675593 A JP10675593 A JP 10675593A JP H06319053 A JPH06319053 A JP H06319053A
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- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/26—Measuring, controlling or protecting
- H05G1/30—Controlling
- H05G1/32—Supply voltage of the X-ray apparatus or tube
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/26—Measuring, controlling or protecting
- H05G1/54—Protecting or lifetime prediction
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- X-Ray Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CRTに異常高圧を印加することなくX線プ
ロテクタ装置の動作試験を行なうこと。 【構成】 CRT3を用いた表示装置のX線プロテクタ
装置の作動基準となる高圧検出値に対応する第1の基準
電圧7とは別に、第1の基準電圧よりは低く、かつ0V
よりは高い値に設定された第2の基準電圧11を設け、
製造工程中のX線プロテクタ動作試験時に、高圧検出値
と第2の基準電圧11とを比較してX線プロテクタ動作
を行なわせるようにした。
ロテクタ装置の動作試験を行なうこと。 【構成】 CRT3を用いた表示装置のX線プロテクタ
装置の作動基準となる高圧検出値に対応する第1の基準
電圧7とは別に、第1の基準電圧よりは低く、かつ0V
よりは高い値に設定された第2の基準電圧11を設け、
製造工程中のX線プロテクタ動作試験時に、高圧検出値
と第2の基準電圧11とを比較してX線プロテクタ動作
を行なわせるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、陰極線管(以下「C
RT」という)を用いた表示装置において、CRTに印
加する直流高電圧(以下「高圧」という)が何らかの原
因によって異常な高圧になったとき、高圧の発生を停止
してX線の漏洩を防止するX線プロテクタ装置に関す
る。
RT」という)を用いた表示装置において、CRTに印
加する直流高電圧(以下「高圧」という)が何らかの原
因によって異常な高圧になったとき、高圧の発生を停止
してX線の漏洩を防止するX線プロテクタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のX線プロテクタ装置のブ
ロック回路図で、1は電源、2は高圧発生器、3はCR
T、4は高圧検出器で抵抗器5,6の直列体で構成さ
れ、CRT3に印加される高圧値に比例した電圧を検出
する。この正常動作時の検出電圧値は、例えば3.5v
である。7は第1の基準電圧で、高圧が上昇してCRT
3からの漏洩X線量が0.5mR/Hとなる高圧の検出
値に設定されており、この例では4.0vである。8は
比較器で、検出電圧値が第1の基準電圧を超えたとき出
力レベルが反転する。9はラッチで比較器8から反転出
力が入力されるとその反転出力を保持し、比較器8の出
力が反転出力でなくなってもその状態を保持する。電源
1は、ラッチ9から反転出力が入力されると高圧発生器
2への給電を断ち、高圧発生器2からCRT3に印加さ
れる高圧を0VにしてX線の発生を停止させる。10は
電圧調整器で、電源1を制御して高圧発生器2からCR
T3に異常高圧を印加させてX線プロテクタ試験を行な
うものである。
ロック回路図で、1は電源、2は高圧発生器、3はCR
T、4は高圧検出器で抵抗器5,6の直列体で構成さ
れ、CRT3に印加される高圧値に比例した電圧を検出
する。この正常動作時の検出電圧値は、例えば3.5v
である。7は第1の基準電圧で、高圧が上昇してCRT
3からの漏洩X線量が0.5mR/Hとなる高圧の検出
値に設定されており、この例では4.0vである。8は
比較器で、検出電圧値が第1の基準電圧を超えたとき出
力レベルが反転する。9はラッチで比較器8から反転出
力が入力されるとその反転出力を保持し、比較器8の出
力が反転出力でなくなってもその状態を保持する。電源
1は、ラッチ9から反転出力が入力されると高圧発生器
2への給電を断ち、高圧発生器2からCRT3に印加さ
れる高圧を0VにしてX線の発生を停止させる。10は
電圧調整器で、電源1を制御して高圧発生器2からCR
T3に異常高圧を印加させてX線プロテクタ試験を行な
うものである。
【0003】X線プロテクタ装置は、CRT3に異常な
高圧が印加されたとき、X線の漏洩を防止するためにC
RT3に印加される高圧を断つ作用を行なうもので、例
えばカラーテレビジョン受像機等では、製造時にその動
作確認を行なうことが義務付けられている。図4に示し
た従来装置では、電圧調整器10を操作して異常高圧を
CRT3に印加し、X線プロテクタ装置が作動するか否
かを検査していた。
高圧が印加されたとき、X線の漏洩を防止するためにC
RT3に印加される高圧を断つ作用を行なうもので、例
えばカラーテレビジョン受像機等では、製造時にその動
作確認を行なうことが義務付けられている。図4に示し
た従来装置では、電圧調整器10を操作して異常高圧を
CRT3に印加し、X線プロテクタ装置が作動するか否
かを検査していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線プロテクタ
装置では、X線プロテクタ動作試験時に、CRT3に異
常高圧を印加しているため、CRT3にダメージを与え
るおそれがあり、また、試験時にX線漏洩量が増大する
という問題点があった。
装置では、X線プロテクタ動作試験時に、CRT3に異
常高圧を印加しているため、CRT3にダメージを与え
るおそれがあり、また、試験時にX線漏洩量が増大する
という問題点があった。
【0005】また、電圧調整器10は筐体内に配設され
るため、その操作が不便であり、また、一度X線プロテ
クタ装置を作動させると、一度ACコンセントを脱着し
ないと電源が立ち上がらないように構成されているた
め、試験時間が長くかかるという問題点があった。
るため、その操作が不便であり、また、一度X線プロテ
クタ装置を作動させると、一度ACコンセントを脱着し
ないと電源が立ち上がらないように構成されているた
め、試験時間が長くかかるという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点の解消を
目的としてなされたもので、X線プロテクタ動作試験に
よってCRTにダメージを与えるおそれがなく、また漏
洩X線量が増すことのないX線プロテクタ装置を得るこ
とを目的とする。
目的としてなされたもので、X線プロテクタ動作試験に
よってCRTにダメージを与えるおそれがなく、また漏
洩X線量が増すことのないX線プロテクタ装置を得るこ
とを目的とする。
【0007】また、動作試験のための操作が簡単で、か
つ、ACプラグを脱着することなく電源の再立ち上げを
行なうことのできるX線プロテクタ装置を得ることを目
的とする。
つ、ACプラグを脱着することなく電源の再立ち上げを
行なうことのできるX線プロテクタ装置を得ることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るX線プロ
テクタ装置は、実動時のX線プロテクタ動作判定基準と
なる第1の基準電圧よりは低く、かつ0Vよりは高い値
に設定された第2の基準電圧を用いてX線プロテクタ動
作試験を行なうようにしたものである。
テクタ装置は、実動時のX線プロテクタ動作判定基準と
なる第1の基準電圧よりは低く、かつ0Vよりは高い値
に設定された第2の基準電圧を用いてX線プロテクタ動
作試験を行なうようにしたものである。
【0009】また、チャンネル切換などによる高圧上昇
時には第1の基準電圧より高い値に設定された第3の基
準電圧と比較させるような切換手段を設けたものであ
る。
時には第1の基準電圧より高い値に設定された第3の基
準電圧と比較させるような切換手段を設けたものであ
る。
【0010】また、高圧検出値をデジタルデータに変換
し、マイクロコンピュータによって第1,第2の基準電
圧に相当するデータと比較して実動時および動作試験時
のX線プロテクタ動作を行なうようにしたものである。
し、マイクロコンピュータによって第1,第2の基準電
圧に相当するデータと比較して実動時および動作試験時
のX線プロテクタ動作を行なうようにしたものである。
【0011】
【作用】この発明によるX線プロテクタ装置は、動作試
験時には、第2の基準値と高圧検出値とを比較して低い
高圧時にX線プロテクタ装置を始動させるようにしたの
で、正常な動作状態においてX線プロテクタ装置の作動
試験を行なうことができる。また、チャンネル切換など
によってX線プロテクタ装置が作動するのが防止され
る。
験時には、第2の基準値と高圧検出値とを比較して低い
高圧時にX線プロテクタ装置を始動させるようにしたの
で、正常な動作状態においてX線プロテクタ装置の作動
試験を行なうことができる。また、チャンネル切換など
によってX線プロテクタ装置が作動するのが防止され
る。
【0012】また、検出電圧値をデジタルデータに変換
し、マイクロコンピュータによって第1,第2の基準電
圧データと比較してX線プロテクタ動作を行なうように
したので、リモートコントロール装置によって動作試験
の操作を行なうことができる。
し、マイクロコンピュータによって第1,第2の基準電
圧データと比較してX線プロテクタ動作を行なうように
したので、リモートコントロール装置によって動作試験
の操作を行なうことができる。
【0013】
実施例1.図1は、この発明の実施例1のブロック回路
図で、図4と同一符号はそれぞれ同一部分を示してい
る。11は第2の基準電圧で、正常動作時の検出電圧値
例えば3.5Vよりは低く、0Vよりは高い値、例えば
1Vに設定されている。12は第3の基準電圧で、テレ
ビジョン受像機のチャンネル切換時や、ビデオ端子から
の入力切換時等に生じる高圧の上昇値より高い値、例え
ば5Vに設定されている。13はスイッチで、比較器8
に与える基準電圧を選択する。14はカウンタで、ラッ
チ9から反転出力が出力された回数、すなわち、X線プ
ロテクタ装置の作動回数をカウントし、メモリに記憶す
る。
図で、図4と同一符号はそれぞれ同一部分を示してい
る。11は第2の基準電圧で、正常動作時の検出電圧値
例えば3.5Vよりは低く、0Vよりは高い値、例えば
1Vに設定されている。12は第3の基準電圧で、テレ
ビジョン受像機のチャンネル切換時や、ビデオ端子から
の入力切換時等に生じる高圧の上昇値より高い値、例え
ば5Vに設定されている。13はスイッチで、比較器8
に与える基準電圧を選択する。14はカウンタで、ラッ
チ9から反転出力が出力された回数、すなわち、X線プ
ロテクタ装置の作動回数をカウントし、メモリに記憶す
る。
【0014】次に、動作を説明する。通常の動作時に
は、スイッチ13は第1の基準電圧7を比較器8に入力
し、従来例の通常動作時と同様に動作する。
は、スイッチ13は第1の基準電圧7を比較器8に入力
し、従来例の通常動作時と同様に動作する。
【0015】次に、X線プロテクタ動作試験時には、ス
イッチ13は第2の基準電圧11を比較器8に入力す
る。この第2の基準電圧11の値は、CRT3に正常な
高圧が印加されているときの検出電圧値よりも低いの
で、直ちに比較器8から反転出力がラッチ9に出力さ
れ、ラッチ9はその反転出力を保持して電源1から高圧
発生器2への給電を断ち、高圧の発生を停止させる。
イッチ13は第2の基準電圧11を比較器8に入力す
る。この第2の基準電圧11の値は、CRT3に正常な
高圧が印加されているときの検出電圧値よりも低いの
で、直ちに比較器8から反転出力がラッチ9に出力さ
れ、ラッチ9はその反転出力を保持して電源1から高圧
発生器2への給電を断ち、高圧の発生を停止させる。
【0016】第2の基準電圧11の値を0Vより大きく
する理由は、例ば高圧検出器4の抵抗器5が断線したと
き、または抵抗器6が短絡したとき、または高圧検出器
4から比較器8への接続線が断線したときには高圧検出
器4から比較器8に入力される検出電圧が0Vないしそ
れに近い値となるが、そのような場合にX線プロテクタ
装置が作動しないようにするためであって、このような
回路欠陥を検出するためである。
する理由は、例ば高圧検出器4の抵抗器5が断線したと
き、または抵抗器6が短絡したとき、または高圧検出器
4から比較器8への接続線が断線したときには高圧検出
器4から比較器8に入力される検出電圧が0Vないしそ
れに近い値となるが、そのような場合にX線プロテクタ
装置が作動しないようにするためであって、このような
回路欠陥を検出するためである。
【0017】カウンタ14は、当該表示装置において、
X線プロテクタ装置が作動した回数をカウントしてい
る。このため、この回数をCRT3に表示させることに
よって当該表示装置の履歴を知ることができるので、製
造時の検査もれを防止でき、また市場サービス時のトラ
ブルシュートが容易になる。
X線プロテクタ装置が作動した回数をカウントしてい
る。このため、この回数をCRT3に表示させることに
よって当該表示装置の履歴を知ることができるので、製
造時の検査もれを防止でき、また市場サービス時のトラ
ブルシュートが容易になる。
【0018】なお、カラーテレビジョン受像機では、チ
ャンネル切換時や、外部入力との切換時に、一瞬CRT
3に印加される高圧が高くなる。このような場合、スイ
ッチ13はあらかじめ第3の基準電圧12を選択して比
較器8に入力するように操作されるので、チャンネル切
換等によってX線プロテクタ装置が作動するのを防止す
ることができる。
ャンネル切換時や、外部入力との切換時に、一瞬CRT
3に印加される高圧が高くなる。このような場合、スイ
ッチ13はあらかじめ第3の基準電圧12を選択して比
較器8に入力するように操作されるので、チャンネル切
換等によってX線プロテクタ装置が作動するのを防止す
ることができる。
【0019】実施例2.図2は、この発明の実施例2の
ブロック回路図で、図1と同一符号はそれぞれ同一部分
を示している。15はマイクロコンピュータで検出電圧
をデジタルデータに変換するとともに、X線プロテクタ
装置の制御動作を行なう。16はマイクロコンピュータ
15に動作指令を行なうリモートコントローラである。
図3はこの実施例2のマイクロコンピュータの制御動作
のフローチャートである。
ブロック回路図で、図1と同一符号はそれぞれ同一部分
を示している。15はマイクロコンピュータで検出電圧
をデジタルデータに変換するとともに、X線プロテクタ
装置の制御動作を行なう。16はマイクロコンピュータ
15に動作指令を行なうリモートコントローラである。
図3はこの実施例2のマイクロコンピュータの制御動作
のフローチャートである。
【0020】次に、図2および図3により実施例2の動
作を説明する。ステップ1(以下「S1」のように表示
する)において、リモートコントローラ16から電源O
Nの命令を受けると、マイクロコンピュータ15はS2
で電源1をONにする。次に、S3でX線プロテクタ動
作試験命令の有無を判別し、無しのときはS4で検出電
圧データと比較する基準電圧を第1の基準電圧に相当す
るデータ(以下「第1の基準電圧データ」のように表示
する)に設定し、S5で第1の基準電圧データよりも検
出電圧データが小さければS2に戻り、検出電圧データ
の方が大きければS6に進んで電源1をOFFにしてS
7でX線プロテクタ動作を終了する。
作を説明する。ステップ1(以下「S1」のように表示
する)において、リモートコントローラ16から電源O
Nの命令を受けると、マイクロコンピュータ15はS2
で電源1をONにする。次に、S3でX線プロテクタ動
作試験命令の有無を判別し、無しのときはS4で検出電
圧データと比較する基準電圧を第1の基準電圧に相当す
るデータ(以下「第1の基準電圧データ」のように表示
する)に設定し、S5で第1の基準電圧データよりも検
出電圧データが小さければS2に戻り、検出電圧データ
の方が大きければS6に進んで電源1をOFFにしてS
7でX線プロテクタ動作を終了する。
【0021】一方、S3でX線プロテクト動作試験命令
があるとS8に進み、第2の基準電圧データと検出電圧
データを比較し、検出電圧データの方が大きければS1
0に進んで電源1をOFFにし、S11でリモートコン
トローラ16から電源ON命令が入力されるまでその状
態を維持し、電源ON命令があったときはS2に戻る。
他方、S9で検出電圧データの方が第2の基準電圧より
も小さいときはS12で「X−RAY NG」等の回路
欠陥がある旨の表示をCRTの画面上に映出する。
があるとS8に進み、第2の基準電圧データと検出電圧
データを比較し、検出電圧データの方が大きければS1
0に進んで電源1をOFFにし、S11でリモートコン
トローラ16から電源ON命令が入力されるまでその状
態を維持し、電源ON命令があったときはS2に戻る。
他方、S9で検出電圧データの方が第2の基準電圧より
も小さいときはS12で「X−RAY NG」等の回路
欠陥がある旨の表示をCRTの画面上に映出する。
【0022】なお、上記実施例1,2では、高圧検出器
4で高圧に比例した検出電圧を得たが、フライバックト
ランスを備えた高圧発生器の場合は、高圧コイルに近接
して配置された検出用のコイルに発生する高圧コイルと
同極性のパルスを帰線期間整流して得られる電圧を用い
てもよい。
4で高圧に比例した検出電圧を得たが、フライバックト
ランスを備えた高圧発生器の場合は、高圧コイルに近接
して配置された検出用のコイルに発生する高圧コイルと
同極性のパルスを帰線期間整流して得られる電圧を用い
てもよい。
【0023】また、高圧検出器の欠陥により検出電圧が
ほぼ0Vとなるときには、オンスクリーンディスプレイ
回路を用いて所定の警告文字などでもってX線プロテク
タ装置の不具合をCRT3の画面上に表示するようにし
てもよく、また、LED等を点灯させることによって表
示するようにしてもよい。
ほぼ0Vとなるときには、オンスクリーンディスプレイ
回路を用いて所定の警告文字などでもってX線プロテク
タ装置の不具合をCRT3の画面上に表示するようにし
てもよく、また、LED等を点灯させることによって表
示するようにしてもよい。
【0024】また、実施例1においても、リモートコン
トローラを用いた制御機構を設けることにより、実施例
2と同様の遠隔操作を行なうことができる。
トローラを用いた制御機構を設けることにより、実施例
2と同様の遠隔操作を行なうことができる。
【0025】また、上記実施例1,2では、第2の基準
電圧値を、正常動作時の高圧検出値よりも低い値に設定
したが、第1の基準電圧よりも低い値であれば同様の効
果が得られる。
電圧値を、正常動作時の高圧検出値よりも低い値に設定
したが、第1の基準電圧よりも低い値であれば同様の効
果が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、X線
プロテクタ動作試験時にCRTに印加されている高圧の
検出電圧と比較する第2の基準電圧を、第1の基準電圧
よりも低い値にしたので、CRTに異常高圧を印加する
ことなく、また、X線漏洩量を増大させることなくX線
プロテクタ装置の動作試験を行なうことができる。
プロテクタ動作試験時にCRTに印加されている高圧の
検出電圧と比較する第2の基準電圧を、第1の基準電圧
よりも低い値にしたので、CRTに異常高圧を印加する
ことなく、また、X線漏洩量を増大させることなくX線
プロテクタ装置の動作試験を行なうことができる。
【0027】また、チャンネル切換時や外部入力切換時
には第1の基準電圧よりも高い第3の基準電圧を比較器
に与えるようにしたので、チャンネル切換等によってX
線プロテクタ装置が作動するのを防止することができ
る。
には第1の基準電圧よりも高い第3の基準電圧を比較器
に与えるようにしたので、チャンネル切換等によってX
線プロテクタ装置が作動するのを防止することができ
る。
【0028】また、高圧検出値をデジタルデータに変換
し、マイクロコンピュータによって第1,第2の基準電
圧データと比較してX線プロテクタ動作制御を行なうよ
うにしたのでリモートコントロール装置によって動作制
御がおこなえるなど、操作性が向上する。
し、マイクロコンピュータによって第1,第2の基準電
圧データと比較してX線プロテクタ動作制御を行なうよ
うにしたのでリモートコントロール装置によって動作制
御がおこなえるなど、操作性が向上する。
【0029】また、第2の基準電圧を0Vよりは高い値
に設定したので、X線プロテクタ装置に回路欠陥がある
とき、それを検知することができる。
に設定したので、X線プロテクタ装置に回路欠陥がある
とき、それを検知することができる。
【0030】また、当該表示装置のX線プロテクタ装置
の作動回数を記憶する手段を備えたので、当該表示装置
の履歴を知ることができる。
の作動回数を記憶する手段を備えたので、当該表示装置
の履歴を知ることができる。
【図1】この発明の実施例1のブロック回路図である。
【図2】この発明の実施例2のブロック回路図である。
【図3】実施例2の制御フローチャートである。
【図4】従来のX線プロテクタ装置のブロック回路図で
ある。
ある。
1 電源 2 高圧発生器 3 CRT 4 高圧検出器 7 第1の基準電圧 8 比較器 9 ラッチ 11 第2の基準電圧 12 第3の基準電圧 13 スイッチ 14 カウンタ 15 マイクロコンピュータ 16 リモートコントローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】この発明によるX線プロテクタ装置は、動作試
験時には、第2の基準値と高圧検出値とを比較して通常
の高圧時にX線プロテクタ装置を始動させるようにした
ので、正常な動作状態においてX線プロテクタ装置の作
動試験を行なうことができる。また、チャンネル切換時
は第3の基準電圧に切り替えるため、チャンネル切換な
どによってX線プロテクタ装置が作動するのが防止され
る。
験時には、第2の基準値と高圧検出値とを比較して通常
の高圧時にX線プロテクタ装置を始動させるようにした
ので、正常な動作状態においてX線プロテクタ装置の作
動試験を行なうことができる。また、チャンネル切換時
は第3の基準電圧に切り替えるため、チャンネル切換な
どによってX線プロテクタ装置が作動するのが防止され
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 陰極線管に印加される高圧を検出し、こ
の高圧検出値が所定量以上のX線を発生する高圧に対応
する第1の基準電圧を超えたとき、高圧発生回路の動作
を停止させるように構成されたX線プロテクタ装置にお
いて、上記第1の基準電圧よりも低くかつ0Vよりは高
い第2の基準電圧を発生する手段と、X線プロテクタ試
験時に上記第2の基準電圧を正常動作時の高圧検出値と
比較させて当該X線プロテクタ装置を作動させる手段と
を備えたことを特徴とするX線プロテクタ装置。 - 【請求項2】 第1の基準電圧より高い値に設定された
第3の基準電圧を発生する手段と、チャンネル切換時な
どの高圧上昇時に上記第3の基準電圧を高圧検出値と比
較させるように切り換える手段とを備えたことを特徴と
する請求項1記載のX線プロテクタ装置。 - 【請求項3】 陰極線管に印加される高圧の検出値をデ
ジタルデータに変換する手段と、所定量以上のX線を発
生する高圧に対応する第1の基準電圧データおよび、こ
れよりは低くかつ0Vよりは高い第2の基準電圧データ
を保持し、通常の動作時には上記高圧検出値データを上
記第1の基準電圧と比較し、またX線プロテクタの動作
試験時には上記第2の基準電圧と比較して高圧検出値デ
ータの方が大きいときは、上記高圧の発生を停止させる
制御手段とを備えたX線プロテクタ装置。 - 【請求項4】 第1の基準電圧と第2の基準電圧の切換
えを、リモートコントロール装置によって行なう手段を
備えた請求項1乃至請求項3のいづれか1項記載のX線
プロテクタ装置。 - 【請求項5】 X線プロテクタ装置の動作回数を記憶す
る手段と、この記憶している動作回数を陰極線管の画面
上に表示させる手段とを備えたことを特徴とする請求項
1乃至請求項3のいづれか1項記載のX線プロテクタ装
置。 - 【請求項6】 X線プロテクタの動作試験時にX線プロ
テクタ装置が作動して高圧の発生を停止したとき、リモ
ートコントロール装置によって高圧を再発生させる手段
を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいづ
れか1項記載のX線プロテクタ装置。 - 【請求項7】 X線プロテクタの動作試験時に、高圧検
出値が第2の基準電圧よりも低いとき、当該X線プロテ
クタ装置に回路欠陥があることを示す表示手段を備えた
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいづれか1項
記載のX線プロテクタ装置。
Priority Applications (3)
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