JPH06318789A - 電気器具用壁掛けホルダ - Google Patents
電気器具用壁掛けホルダInfo
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- JPH06318789A JPH06318789A JP12841193A JP12841193A JPH06318789A JP H06318789 A JPH06318789 A JP H06318789A JP 12841193 A JP12841193 A JP 12841193A JP 12841193 A JP12841193 A JP 12841193A JP H06318789 A JPH06318789 A JP H06318789A
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Abstract
装置のテスト操作の容易化を図る。 【構成】 ホルダ本体6にこれに載置する電気器具2の
漏電を検出してその電源を開く漏電しゃ断装置9を内蔵
する。ホルダ本体6に漏電しゃ断装置9のテストボタン
12とリセットボタン13を露出状態に設ける。その箇
所に設けられたテストボタン12およびリセットボタン
13はいつでも容易に操作することができ、この操作に
よりリセットボタン13の突出動作の有無を確認するこ
とで漏電しゃ断装置9が正常に作動しているか否かをテ
ストできる。
Description
イヤをホテルの浴室などに据えつける場合などに使用さ
れる、電気器具用壁掛けホルダに関する。
て、たとえば、特開昭61−53793号公報に開示さ
れているようにヘアードライヤを浴室や洗面化粧台の近
くで使用しているときに、誤ってヘアードライヤを浴槽
などの水の中に落とした場合に生じる感電事故から安全
に防護するために、漏電しゃ断装置を収容したものがあ
る。また、同じように感電事故防止のためにヘアードラ
イヤの内部に漏電しゃ断装置を組み込むもの(米国特許
第4,464,582号明細書)やヘアードライヤの電
源プラグに漏電しゃ断装置を組み付けたもの(特開平2
−135021号公報)、そのほか電源コンセントに漏
電しゃ断装置を組み込んだもの(米国特許第4,00
1,647号明細書)などもある。
置を収容した上記従来の壁掛けホルダでは、漏電しゃ断
装置が正常に作動するか否かをテストするための機構を
備えていないため、そのしゃ断装置それ自体が故障して
いてもこれに気付かないことになる、という不具合があ
る。また、漏電しゃ断装置を電源プラグやこれが差し込
まれる電源コンセントに組み込んだものでは、電源コン
セントが、たとえば、床近くの低い位置や、反対に高い
位置にある場合、それが正常に作動するか否かをテスト
するにしても操作しにくいため、そのテストを怠りがち
であった。こうした問題はヘアードライヤ以外に、浴室
や洗面化粧台などでよく使用されるヘアーブロッサや電
気かみそりなどの電気器具においても同様なことが言え
る。本発明の目的は、上記のような、漏電しゃ断装置を
収容した電気器具用壁掛けホルダにおいて、そのテスト
の操作性の向上を図る点にある。
に、器具載置部5を有するホルダ本体6に、テストボタ
ン12およびリセットボタン13を備えた漏電しゃ断装
置9を内蔵し、テストボタン12およびリセットボタン
13はホルダ本体6に外部操作可能に設置してあること
を特徴とする。
テストボタン12およびリセットボタン13は、その器
具載置部5に載置される電気器具の近くに配置されるこ
とになるため、そのテストやリセット操作が容易に行え
る。
第1実施例を図1に基づき説明する。図示例の電気器具
用壁掛けホルダ1は、ホテルの浴室などにヘアードライ
ヤ2を据えつけるのに使用されるものを示している。ヘ
アードライヤ2は、一般の手持ち式のものと同様であ
り、ヒータによる発熱装置、ファンとこれの駆動モータ
からなる送風装置などを内蔵した本体ケース3にハンド
ル4を取付けてある。
2を載置する器具載置部5を正面開放状に凹設してある
ホルダ本体6と、壁に取付けられるベース7とからな
り、ホルダ本体6の裏面側にベース7を一体的に結合し
てある。このホルダ本体6は漏電しゃ断装置9を内蔵す
るとともに電源コード10を導出しており、電源コード
10とヘアードライヤ2とは漏電しゃ断装置9を介して
接続されている。電源コード10はこれの先端に電源プ
ラグ11を取付けている。
びリセットボタン13を備え、これらテストボタン12
とリセットボタン13は、ヘアードライヤ2を器具載置
部5に載置した状態でも常に見えるようにホルダ本体6
の正面6a側に露出状態に取付けている。漏電しゃ断装
置9これ自体は前出した従来例の公報(特開昭61−5
3793号公報や米国特許第4,001,647号明細
書)などに開示されている一般に使用されているものと
同じものである。テストをするときは、テストボタン1
2を手で押して擬似的な漏電状態をつくり、このとき漏
電しゃ断装置9がその漏れ電流を検出して電源を開くと
いう正常な動作をする場合はリセットボタン13がホル
ダ本体6から突出するが、故障により正常に動作しない
場合はリセットボタン13は突出しないことになる。な
お、正常に動作することの確認後はリセットボタン13
を元の待機状態にまで手で押し戻す。こうした操作は、
壁掛けホルダ1上で行うため、コンセントや電源プラグ
がいかなる場所にあろうとも簡易に行える。
第1実施例と異なるところは、ホルダ本体6の、テスト
ボタン12およびリセットボタン13の上下に対応する
箇所に、廂14を設ける点である。これによれば、器具
載置部5から出し入れするヘアードライヤ2などがそれ
らボタン12・13に当たって誤操作したり、浴室内で
は水や雫で濡れたりするのを防止できる、という効果も
得られる。
テストボタン12およびリセットボタン13はホルダ本
体6の正面6aに常時露出状態に配置していると、前面
操作でテストし易い反面、いたずらに触られたり、外観
上見栄えを悪くすることがある。このような場合は図3
に示すようにホルダ本体6の側面6b、上面6cあるい
は下面6dに配置すればよい。
この実施例ではリセットボタン13それ自体はホルダ本
体6の外部に露出させることなく漏電しゃ断装置9と共
にホルダ本体6内に納めて、リセットボタン13を押す
ためのリセットレバー15を付設する。そのリセットレ
バー15はこれの一部15aが器具載置部5の内奥に露
出し、軸16を支点にして揺動するようホルダ本体6の
内部に収納している。
器具載置部5にヘアードライヤ2を載置すると、リセッ
トレバー15がそのヘアードライヤ2による押圧接当作
用を受けて押され、リセットボタン13が自動的に押し
戻される。したがって、第1実施例の場合に述べたよう
にテスト操作時にテストボタン12(図示省略)を押し
た後、突出状態のリセットボタン13を待機状態に押し
戻す、という煩わしさがなくてより一層操作し易くな
る。
などに設置している場合、テストボタン12やリセット
ボタン13を繰り返し操作していたずらされることがあ
るが、上記実施例ではリセットボタン13の存在が気付
かれないため、操作に精通していない使用者はあきらめ
てヘアードライヤ2を器具載置部5に戻さざるを得ず、
いたずら防止となるとともに、それを戻すことによりリ
セットレバー15により自動セットされることになる。
このことは漏電状態を検出して遮断機動した場合にあっ
ても、使用者はリセット操作方法が判らないため、使用
を中止させることができて安全性が高められる。
部5の外表面に直接露呈させず、精通した者に判る位置
に配設することが好ましく、特に上記リセットレバー1
5のように他の部材を介して間接操作できるようにする
ことが好ましい。このような間接操作としては、電源コ
ード10を引っ張ることや器具載置部5を回動自在に枢
支してヘアードライヤ2を載せる方向と逆方向(図4に
おいて上方向)に持ち上げるなど種々の構成が想定され
る。
は、テストボタン12およびリセットボタン13(図示
省略)をホルダ本体6の器具載置部5の内奥に露出させ
て、ヘアードライヤ2を器具載置部5に載置すると、そ
のヘアードライヤ2がテストボタン12およびリセット
ボタン13に触れずして隠蔽できるようにしてある。こ
れによれば、ヘアードライヤ2を器具載置部5から取り
出す使用者以外の人はそのありかを知ることができず、
いたずら操作防止に有利となる。
ホルダ本体6の器具載置部5に、上端側に操作窓17を
有する垂直板部19aと器具受部20を有する水平板部
19bからなる断面L形の操作部覆い板19を上下動自
在に取付ける。該操作部覆い板19は常にばね部材21
で押上げ付勢しておいて、同図の(A)に示すようにヘ
アードライヤ2を器具載置部5に載置するさいその器具
受部20の上に載せると、ヘアードライヤ2の荷重によ
り操作部覆い板19がばね部材21に抗して下降し、器
具載置部5の内奥に設けたテストボタン12およびリセ
ットボタン13が垂直板部19aの操作窓17より上方
の盲壁部分で隠蔽され、ヘアードライヤ2を取り出す
と、同図の(B)に示すように操作部覆い板19はばね
部材21で上昇して操作窓17からテストボタン12お
よびリセットボタン13が露出するようにしている。こ
れにおいても、第5実施例の場合と同様にヘアードライ
ヤ2を器具載置部5から取り出す使用者以外の人はその
ありかを知ることができず、いたずら操作防止に有利と
なる。
ダ本体6の器具載置部5に対しヘアードライヤ2を出し
入れし易くするためにホルダ本体6が器具載置部5の上
方を開放する形に形成されている。この場合、器具載置
部5から出し入れされるヘアードライヤ2が不慮に器具
載置部5の上方に設けたテストボタン12またはリセッ
トボタン13に当たって誤操作したり、水や雫で濡れた
りするのをできるだけ防止するため、ホルダ本体6に凹
部22を設けてこれの内部にテストボタン12およびリ
セットボタン13を設置してある。また、凹部22の開
口上端には水切23を設けてホルダ本体6の上から垂れ
流れる水が凹部22に侵入するのを防止している。
実施例では、漏電しゃ断装置9として、壁W上のコンセ
ント24に差し込まれるピン25と、ヘアードライヤ2
の負荷コード26のプラグ27を受け入れるソケット2
8を有する差込み型式の漏電しゃ断装置9を使用する。
一方、ホルダ本体6の器具載置部5の内奥部およびベー
ス7にそれぞれ透孔29・30を設ける。かくして、ま
ず、壁Wにベース7がこれの透孔30でコンセント24
を囲むようにねじ31で止付けられ、コンセント24に
ピン25を差込んで漏電しゃ断装置9を差込み接続す
る。次いで漏電しゃ断装置9のテストボタン12および
リセットボタン13を有する正面部9aがホルダ本体6
の透孔29から器具載置部5内に露出するようにホルダ
本体6をベース7にねじ32で止付ける。この場合、漏
電しゃ断装置9がコンセント24から前方へ抜き出され
ることのないようにそれに付けた鍔部33をホルダ本体
6の後面の透孔29周辺部に接当係合させる。またヘア
ードライヤ2の負荷コード26のプラグ27は漏電しゃ
断装置9のソケット28に差し込む、というものであ
る。
器具の漏電しゃ断装置9のテストボタン12およびリセ
ットボタン13はその電気器具が載置されるホルダ本体
6に外部操作可能に設置され、常にその電気器具の近く
に存在することになるので、その電気器具の漏電しゃ断
装置9のテスト操作が容易に行え、その保守、点検、整
備上有利である。ホテルの客室などにこの電気器具壁掛
けホルダをもって電気器具を据えつけるにあたり、スイ
ッチボックスの上に直接取付ける場合があるが、このよ
うな場合にも施工が容易であり、宿泊者の安全を守るこ
とができる。
た状態で示す縦断側面図、(B)は電気器具を取り出し
た状態で示す縦断側面図である。
た状態で示す縦断側面図、(B)は電気器具を取り出し
た状態で示す縦断側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 器具載置部5を有するホルダ本体6に、
テストボタン12およびリセットボタン13を備えた漏
電しゃ断装置9を内蔵し、テストボタン12およびリセ
ットボタン13はホルダ本体6に外部操作可能に設置し
てあることを特徴とする電気器具用壁掛けホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12841193A JP3531008B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 電気器具用壁掛けホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12841193A JP3531008B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 電気器具用壁掛けホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06318789A true JPH06318789A (ja) | 1994-11-15 |
JP3531008B2 JP3531008B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=14984112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12841193A Expired - Fee Related JP3531008B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 電気器具用壁掛けホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3531008B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6925729B2 (en) | 2003-10-29 | 2005-08-09 | Hamilton Beach/Proctor-Silex, Inc. | Hair dryer and mounting assembly |
JP2012034889A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 手乾燥装置 |
CN103783783A (zh) * | 2012-11-05 | 2014-05-14 | 山东富帅无辐射技术有限公司 | 无辐射电吹风的消辐射装置 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP12841193A patent/JP3531008B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6925729B2 (en) | 2003-10-29 | 2005-08-09 | Hamilton Beach/Proctor-Silex, Inc. | Hair dryer and mounting assembly |
JP2012034889A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | 手乾燥装置 |
CN103783783A (zh) * | 2012-11-05 | 2014-05-14 | 山东富帅无辐射技术有限公司 | 无辐射电吹风的消辐射装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3531008B2 (ja) | 2004-05-24 |
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