JPH06318316A - 回転磁気ヘッドの位置検出装置 - Google Patents
回転磁気ヘッドの位置検出装置Info
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- JPH06318316A JPH06318316A JP13141093A JP13141093A JPH06318316A JP H06318316 A JPH06318316 A JP H06318316A JP 13141093 A JP13141093 A JP 13141093A JP 13141093 A JP13141093 A JP 13141093A JP H06318316 A JPH06318316 A JP H06318316A
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- magnetic
- magnetic head
- rotary
- drum
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が簡単な磁気ヘッド駆動装置を得る。
【構成】 回転ドラムDuに固着されている磁気ヘッ
ドの駆動機構における可動部に、円弧状の磁気空隙gを
備えているように少なくとも永久磁石16を含んで構成
してある磁界発生部材15を、前記した円弧状の磁気空
隙gが下ドラムDdにおける内部空間に突設している状
態として設け、回転ドラムDuの回転時に前記した磁界
発生部材15における円弧状の磁気空隙gによって形成
される回転軌跡内に位置されるべき検出コイル22を下
ドラムDdに固設する。回転ドラムDdが所定の回転数
で回転すると、前記した磁気ヘッドの駆動装置の可動部
に固着されている磁界発生部材15の磁気空隙gに挿入
されている検出コイル22には、磁気ヘッドの駆動装置
の可動部が回転軸1の方向に駆動変位した際における移
動速度と対応した信号が発生する。
ドの駆動機構における可動部に、円弧状の磁気空隙gを
備えているように少なくとも永久磁石16を含んで構成
してある磁界発生部材15を、前記した円弧状の磁気空
隙gが下ドラムDdにおける内部空間に突設している状
態として設け、回転ドラムDuの回転時に前記した磁界
発生部材15における円弧状の磁気空隙gによって形成
される回転軌跡内に位置されるべき検出コイル22を下
ドラムDdに固設する。回転ドラムDdが所定の回転数
で回転すると、前記した磁気ヘッドの駆動装置の可動部
に固着されている磁界発生部材15の磁気空隙gに挿入
されている検出コイル22には、磁気ヘッドの駆動装置
の可動部が回転軸1の方向に駆動変位した際における移
動速度と対応した信号が発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転磁気ヘッドの位置検
出装置に関する。
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープに回転磁気ヘッドを用いて情
報信号の記録再生を行なうようにした磁気記録再生装置
の代表例としては、ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)
を挙げることができるが、現在のVTRは開発されてか
ら現在までの間の飛躍的な進歩によって、画質や機能が
大幅に向上したものになっていることは周知のとおりで
ある。すなわち、VTRはテレビジョン放送番組内容の
録画や、テレビジョンカメラで撮像した映像信号の録画
などのように、連続的な画像の記録のために用いられる
のが一般的であったが、VTRにおける機能向上の一例
として、回転磁気ヘッドを記録跡の幅方向に駆動変位さ
せることができるように構成された磁気ヘッドの駆動装
置により、磁気テープの走行速度及び走行方向の変化時
にも常に回転磁気ヘッドが記録跡を追跡できるようにし
て、静止画再生、早送り再生、巻戻し再生、等のトリッ
クプレイ時にもノイズバーの無い良好な再生画像が得ら
れるようにすることも行なわれるようになった。
報信号の記録再生を行なうようにした磁気記録再生装置
の代表例としては、ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)
を挙げることができるが、現在のVTRは開発されてか
ら現在までの間の飛躍的な進歩によって、画質や機能が
大幅に向上したものになっていることは周知のとおりで
ある。すなわち、VTRはテレビジョン放送番組内容の
録画や、テレビジョンカメラで撮像した映像信号の録画
などのように、連続的な画像の記録のために用いられる
のが一般的であったが、VTRにおける機能向上の一例
として、回転磁気ヘッドを記録跡の幅方向に駆動変位さ
せることができるように構成された磁気ヘッドの駆動装
置により、磁気テープの走行速度及び走行方向の変化時
にも常に回転磁気ヘッドが記録跡を追跡できるようにし
て、静止画再生、早送り再生、巻戻し再生、等のトリッ
クプレイ時にもノイズバーの無い良好な再生画像が得ら
れるようにすることも行なわれるようになった。
【0003】また、VTRにおける磁気テープが大きな
記憶容量を有していることに着目して、デジタル信号を
記録の対象にするデジタルVTRについての開発が進め
られている現状にあり、VTRを例えばデジタル情報処
理装置における記憶装置、その他の構成部材の一つとし
て使用する等の試みもなされるようになったが、VTR
をデジタル情報処理装置における構成部材として、例え
ば「コンピュータの外部補助記憶装置」や、「コンピュ
ータグラフィックスの画像を計算終了時に順次に記録
し、それを連続的に再生することにより動画とする装
置」などに使用する場合には、磁気テープに対する情報
信号の記録が、1本の記録跡(1トラック)〜数トラッ
クを単位とするような記録態様でなされることがあるた
めに、VTRがデジタル情報処理装置の構成部材として
使用されるためには、前記のように例えば1トラック〜
数トラックを単位として行なわれる情報の記録動作が高
安定度、かつ高信頼性で実現できなければならない。こ
のような場合にも前述のように回転磁気ヘッドを記録跡
の幅方向に駆動変位させることができるように構成され
た磁気ヘッドの駆動装置を用いて回転磁気ヘッドを記録
跡に追跡できるようにすることが必要とされる。
記憶容量を有していることに着目して、デジタル信号を
記録の対象にするデジタルVTRについての開発が進め
られている現状にあり、VTRを例えばデジタル情報処
理装置における記憶装置、その他の構成部材の一つとし
て使用する等の試みもなされるようになったが、VTR
をデジタル情報処理装置における構成部材として、例え
ば「コンピュータの外部補助記憶装置」や、「コンピュ
ータグラフィックスの画像を計算終了時に順次に記録
し、それを連続的に再生することにより動画とする装
置」などに使用する場合には、磁気テープに対する情報
信号の記録が、1本の記録跡(1トラック)〜数トラッ
クを単位とするような記録態様でなされることがあるた
めに、VTRがデジタル情報処理装置の構成部材として
使用されるためには、前記のように例えば1トラック〜
数トラックを単位として行なわれる情報の記録動作が高
安定度、かつ高信頼性で実現できなければならない。こ
のような場合にも前述のように回転磁気ヘッドを記録跡
の幅方向に駆動変位させることができるように構成され
た磁気ヘッドの駆動装置を用いて回転磁気ヘッドを記録
跡に追跡できるようにすることが必要とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、記録跡
の幅方向に回転磁気ヘッドを駆動変位させることができ
るように構成させた磁気ヘッドの駆動装置としては、従
来から電歪型、動電型、電磁型、等の各種の動作原理に
よって動作する電気ー機械変換素子を用いて構成させた
各種形態のものが知られていることも周知のとおりであ
る。そして、前記した磁気ヘッドの駆動装置は、それの
構成要素として使用されている電気ー機械変換素子が、
電歪型、動電型、電磁型等の各種の動作原理によって動
作する電気ー機械変換素子の内の何れの構成形態のもの
が使用されているにしても、前記した磁気ヘッドの駆動
装置によって回転磁気ヘッドを駆動変位させるのには、
回転ドラム側に設けられている磁気ヘッドの駆動装置に
対して駆動用電力を供給することが必要とされるが、回
転ドラム側に設けられている磁気ヘッドの駆動装置に対
して、装置の固定部分から駆動用電力を供給するのに
は、回転ドラム側に設けられているスリップリングと、
装置の固定部側に設けられているブラシとを用いて行な
うようにされている。
の幅方向に回転磁気ヘッドを駆動変位させることができ
るように構成させた磁気ヘッドの駆動装置としては、従
来から電歪型、動電型、電磁型、等の各種の動作原理に
よって動作する電気ー機械変換素子を用いて構成させた
各種形態のものが知られていることも周知のとおりであ
る。そして、前記した磁気ヘッドの駆動装置は、それの
構成要素として使用されている電気ー機械変換素子が、
電歪型、動電型、電磁型等の各種の動作原理によって動
作する電気ー機械変換素子の内の何れの構成形態のもの
が使用されているにしても、前記した磁気ヘッドの駆動
装置によって回転磁気ヘッドを駆動変位させるのには、
回転ドラム側に設けられている磁気ヘッドの駆動装置に
対して駆動用電力を供給することが必要とされるが、回
転ドラム側に設けられている磁気ヘッドの駆動装置に対
して、装置の固定部分から駆動用電力を供給するのに
は、回転ドラム側に設けられているスリップリングと、
装置の固定部側に設けられているブラシとを用いて行な
うようにされている。
【0005】しかし、前記したスリップリングとブラシ
との接触状態を常に良好に保持するためには頻繁に保守
管理を行なったり、あるいは頻繁な保守管理を行なわな
くてもスリップリングとブラシとの接触状態が良好に保
たれるようにするためには、スリップリングとブラシと
の構成材料として非常に高価な貴金属材料を使用しなけ
ればならないので、従来からスリップリンとブラシとが
なるべく少数となるように留意されていた。ところが、
前記のように回転磁気ヘッドを記録跡に正確に追跡させ
るのに、本出願人会社が、先に例えば、特願平4ー18
6180号明細書によって提案しているように、回転磁
気ヘッドの絶対位置を検出して得た信号とヘッド位置目
標信号とによってヘッド位置制御信号を生成させ、それ
を磁気ヘッド駆動装置に供給して回転磁気ヘッドの位置
を制御するような構成が採用されるような場合には、回
転ヘッド側に設けられている回転磁気ヘッドの絶対位置
の検出信号の発生手段によって発生された回転磁気ヘッ
ドの位置信号を、装置の固定部に設けてある制御回路に
まで導びくために、従来よりも余分なスリップリンとブ
ラシとが必要とされることが問題になり、それの解決策
が求められた。
との接触状態を常に良好に保持するためには頻繁に保守
管理を行なったり、あるいは頻繁な保守管理を行なわな
くてもスリップリングとブラシとの接触状態が良好に保
たれるようにするためには、スリップリングとブラシと
の構成材料として非常に高価な貴金属材料を使用しなけ
ればならないので、従来からスリップリンとブラシとが
なるべく少数となるように留意されていた。ところが、
前記のように回転磁気ヘッドを記録跡に正確に追跡させ
るのに、本出願人会社が、先に例えば、特願平4ー18
6180号明細書によって提案しているように、回転磁
気ヘッドの絶対位置を検出して得た信号とヘッド位置目
標信号とによってヘッド位置制御信号を生成させ、それ
を磁気ヘッド駆動装置に供給して回転磁気ヘッドの位置
を制御するような構成が採用されるような場合には、回
転ヘッド側に設けられている回転磁気ヘッドの絶対位置
の検出信号の発生手段によって発生された回転磁気ヘッ
ドの位置信号を、装置の固定部に設けてある制御回路に
まで導びくために、従来よりも余分なスリップリンとブ
ラシとが必要とされることが問題になり、それの解決策
が求められた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ドラムに
固着されている磁気ヘッドの駆動機構における可動部に
取付けてある回転磁気ヘッドを、回転ドラムと下ドラム
とからなるドラムの周面の一部へ巻回された状態の磁気
テープの幅方向に、前記した磁気ヘッドの駆動機構によ
り駆動変位させうるように構成してある回転磁気ヘッド
型磁気記録再生装置において、円弧状の磁気空隙部を備
えているように少なくとも永久磁石を含んで構成してあ
る磁界発生部材を、前記した円弧状の磁気空隙部が下ド
ラムにおける内部空間に突設している状態として前記し
た磁気ヘッドの駆動機構の可動部に固着させ、また、回
転ドラムの回転時に前記した磁界発生部材における円弧
状の磁気空隙部によって形成される回転軌跡内に位置さ
れるべき検出コイルを下ドラムに固設してなる回転磁気
ヘッドの位置検出装置、及び回転ドラムの外周方向にお
ける180度対称の位置に個別に固着されている磁気ヘ
ッドの駆動機構におけるそれぞれの可動部に取付けてあ
る回転磁気ヘッドを、回転ドラムと下ドラムとからなる
ドラムの周面の一部へ巻回された状態の磁気テープの幅
方向に、前記した磁気ヘッドの駆動機構により駆動変位
させうるように構成してある回転磁気ヘッド型磁気記録
再生装置において、前記した2個の磁気ヘッドの駆動機
構におけるそれぞれの可動部に対して、円弧状の磁気空
隙部を備えているように少なくとも永久磁石を含んで構
成してある個別の磁界発生部材を、前記した各磁界発生
部材における各円弧状の磁気空隙部により、下ドラムの
内部空間における異なる部分に回転軌跡が形成されうる
ようにして前記した磁気ヘッドの駆動機構の可動部に固
着させ、また、回転ドラムの回転時に前記した2個の磁
界発生部材における各円弧状の磁気空隙部によって形成
される回転軌跡内にそれぞれ個別に位置されるべき検出
コイルを下ドラムに固設してなる回転磁気ヘッドの位置
検出装置、ならびに回転ドラムの外周方向における18
0度対称の位置に個別に固着されている磁気ヘッドの駆
動機構におけるそれぞれの可動部に取付けてある回転磁
気ヘッドを、回転ドラムと下ドラムとからなるドラムの
周面の一部へ巻回された状態の磁気テープの幅方向に、
前記した磁気ヘッドの駆動機構により駆動変位させうる
ように構成されている回転磁気ヘッド型磁気記録再生装
置において、前記した2個の磁気ヘッドの駆動機構にお
けるそれぞれの可動部に対して、円弧状の磁気空隙部を
備えているように少なくとも永久磁石を含んで構成して
ある個別の磁界発生部材を、前記した各磁界発生部材に
おける各円弧状の磁気空隙部により、下ドラムの内部空
間における同一の部分に回転軌跡が形成されうるように
して前記した磁気ヘッドの駆動機構の可動部に固着さ
せ、また、前記した磁界発生部材における円弧状の磁気
空隙部に挿入されるべき検出コイルとして、下ドラムの
円周方向に分割された区分コイルを連続的に順次に配列
して構成した検出コイルを下ドラムに固設してなる回転
磁気ヘッドの位置検出装置を提供する。
固着されている磁気ヘッドの駆動機構における可動部に
取付けてある回転磁気ヘッドを、回転ドラムと下ドラム
とからなるドラムの周面の一部へ巻回された状態の磁気
テープの幅方向に、前記した磁気ヘッドの駆動機構によ
り駆動変位させうるように構成してある回転磁気ヘッド
型磁気記録再生装置において、円弧状の磁気空隙部を備
えているように少なくとも永久磁石を含んで構成してあ
る磁界発生部材を、前記した円弧状の磁気空隙部が下ド
ラムにおける内部空間に突設している状態として前記し
た磁気ヘッドの駆動機構の可動部に固着させ、また、回
転ドラムの回転時に前記した磁界発生部材における円弧
状の磁気空隙部によって形成される回転軌跡内に位置さ
れるべき検出コイルを下ドラムに固設してなる回転磁気
ヘッドの位置検出装置、及び回転ドラムの外周方向にお
ける180度対称の位置に個別に固着されている磁気ヘ
ッドの駆動機構におけるそれぞれの可動部に取付けてあ
る回転磁気ヘッドを、回転ドラムと下ドラムとからなる
ドラムの周面の一部へ巻回された状態の磁気テープの幅
方向に、前記した磁気ヘッドの駆動機構により駆動変位
させうるように構成してある回転磁気ヘッド型磁気記録
再生装置において、前記した2個の磁気ヘッドの駆動機
構におけるそれぞれの可動部に対して、円弧状の磁気空
隙部を備えているように少なくとも永久磁石を含んで構
成してある個別の磁界発生部材を、前記した各磁界発生
部材における各円弧状の磁気空隙部により、下ドラムの
内部空間における異なる部分に回転軌跡が形成されうる
ようにして前記した磁気ヘッドの駆動機構の可動部に固
着させ、また、回転ドラムの回転時に前記した2個の磁
界発生部材における各円弧状の磁気空隙部によって形成
される回転軌跡内にそれぞれ個別に位置されるべき検出
コイルを下ドラムに固設してなる回転磁気ヘッドの位置
検出装置、ならびに回転ドラムの外周方向における18
0度対称の位置に個別に固着されている磁気ヘッドの駆
動機構におけるそれぞれの可動部に取付けてある回転磁
気ヘッドを、回転ドラムと下ドラムとからなるドラムの
周面の一部へ巻回された状態の磁気テープの幅方向に、
前記した磁気ヘッドの駆動機構により駆動変位させうる
ように構成されている回転磁気ヘッド型磁気記録再生装
置において、前記した2個の磁気ヘッドの駆動機構にお
けるそれぞれの可動部に対して、円弧状の磁気空隙部を
備えているように少なくとも永久磁石を含んで構成して
ある個別の磁界発生部材を、前記した各磁界発生部材に
おける各円弧状の磁気空隙部により、下ドラムの内部空
間における同一の部分に回転軌跡が形成されうるように
して前記した磁気ヘッドの駆動機構の可動部に固着さ
せ、また、前記した磁界発生部材における円弧状の磁気
空隙部に挿入されるべき検出コイルとして、下ドラムの
円周方向に分割された区分コイルを連続的に順次に配列
して構成した検出コイルを下ドラムに固設してなる回転
磁気ヘッドの位置検出装置を提供する。
【0007】
【作用】回転磁気ヘッドを磁気テープの幅方向に駆動変
位させる磁気ヘッドの駆動装置を固着させてある回転ド
ラムを所定の回転数で回転させると、前記した磁気ヘッ
ドの駆動装置の可動部に固着されている磁界発生部材の
磁気空隙中に挿入されている下ドラムに設けてある検出
コイルには、磁気ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸の
方向に駆動変位した際における移動速度と対応した信号
が発生する。回転ドラムの外周方向における180度対
称の位置に個別に設けた磁気ヘッドの駆動機構における
それぞれの可動部に取付けた個別の磁界発生部材の各円
弧状の磁気空隙部が、下ドラムの内部空間における異な
る部分に回転軌跡が形成されているので、前記した2個
の磁界発生部材における各円弧状の磁気空隙部によって
形成される回転軌跡内にそれぞれ個別に位置させた検出
コイルには、各磁気ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸
の方向に駆動変位した際における移動速度と対応した信
号が発生する。
位させる磁気ヘッドの駆動装置を固着させてある回転ド
ラムを所定の回転数で回転させると、前記した磁気ヘッ
ドの駆動装置の可動部に固着されている磁界発生部材の
磁気空隙中に挿入されている下ドラムに設けてある検出
コイルには、磁気ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸の
方向に駆動変位した際における移動速度と対応した信号
が発生する。回転ドラムの外周方向における180度対
称の位置に個別に設けた磁気ヘッドの駆動機構における
それぞれの可動部に取付けた個別の磁界発生部材の各円
弧状の磁気空隙部が、下ドラムの内部空間における異な
る部分に回転軌跡が形成されているので、前記した2個
の磁界発生部材における各円弧状の磁気空隙部によって
形成される回転軌跡内にそれぞれ個別に位置させた検出
コイルには、各磁気ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸
の方向に駆動変位した際における移動速度と対応した信
号が発生する。
【0008】回転ドラムの外周方向における180度対
称の位置に個別に設けた磁気ヘッドの駆動機構における
それぞれの可動部に取付けた個別の磁界発生部材の各円
弧状の磁気空隙部によって、下ドラムの内部空間におけ
る同一の部分に形成された回転軌跡中に挿入された下ド
ラムの円周方向に分割された区分コイルを連続的に順次
に配列して構成した検出コイルに、各磁気ヘッドの駆動
装置の可動部が回転軸の方向に駆動変位した際における
移動速度と対応した信号が発生する。このように、磁気
ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸の方向に駆動変位し
た際における移動速度と対応した信号からは、回転磁気
ヘッドの位置信号を得ることができるから、本発明では
回転磁気ヘッドの位置信号を取出すのに、従来、必要と
されていたスリップリンとブラシとを不要とすることが
できる。
称の位置に個別に設けた磁気ヘッドの駆動機構における
それぞれの可動部に取付けた個別の磁界発生部材の各円
弧状の磁気空隙部によって、下ドラムの内部空間におけ
る同一の部分に形成された回転軌跡中に挿入された下ド
ラムの円周方向に分割された区分コイルを連続的に順次
に配列して構成した検出コイルに、各磁気ヘッドの駆動
装置の可動部が回転軸の方向に駆動変位した際における
移動速度と対応した信号が発生する。このように、磁気
ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸の方向に駆動変位し
た際における移動速度と対応した信号からは、回転磁気
ヘッドの位置信号を得ることができるから、本発明では
回転磁気ヘッドの位置信号を取出すのに、従来、必要と
されていたスリップリンとブラシとを不要とすることが
できる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の回転磁気
ヘッドの位置検出装置の具体的な内容を詳細に説明す
る。図1,図3,図5,図8,図11は本発明の回転磁
気ヘッドの位置検出装置を備えたドラム構体の縦断面
図、図2,図4,図6,図9はそれぞれ本発明の回転磁
気ヘッドの位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図、
図7,図10,図12,図13は検出コイルの斜視図で
ある。本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備えた
ドラム構体の縦断面図を示している図1,図3,図5,
図8,図11等において、Ddは下ドラム、Duは回転
ドラム(上ドラム)、1は回転軸であって、前記の回転軸
1にはフライホイール4の中心に設けられている孔が圧
入されて、回転軸1とフライホイール4とが一体化され
ている。前記の回転軸1は下ドラムDdに嵌合されてい
る軸受2,3に支持されており、前記したフライホイー
ル4にはねじ5,6によって回転ドラムDuが固着され
ている。
ヘッドの位置検出装置の具体的な内容を詳細に説明す
る。図1,図3,図5,図8,図11は本発明の回転磁
気ヘッドの位置検出装置を備えたドラム構体の縦断面
図、図2,図4,図6,図9はそれぞれ本発明の回転磁
気ヘッドの位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図、
図7,図10,図12,図13は検出コイルの斜視図で
ある。本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備えた
ドラム構体の縦断面図を示している図1,図3,図5,
図8,図11等において、Ddは下ドラム、Duは回転
ドラム(上ドラム)、1は回転軸であって、前記の回転軸
1にはフライホイール4の中心に設けられている孔が圧
入されて、回転軸1とフライホイール4とが一体化され
ている。前記の回転軸1は下ドラムDdに嵌合されてい
る軸受2,3に支持されており、前記したフライホイー
ル4にはねじ5,6によって回転ドラムDuが固着され
ている。
【0010】回転ドラムDuと一体的に固着されている
前記したフライホイール4の下端には、回転ドラム側の
ロータリートランス7が固着されており、また、下ドラ
ムDdにおける前記の回転ドラム側のロータリートラン
ス7と対向する位置には、下ドラム側のロータリートラ
ンス8が固着されている。また、前記したフライホイー
ル4の端部に固着されているスリップリング取付部9に
は、スリップリング構成部材10が取付けられている。
そして、前記のスリップリング構成部材10にはスリッ
プリング10a〜10cが設けてある。前記の各スリッ
プリング10a〜10cには、磁気記録再生装置の固定
部に設けられているブラシの保持体11に取付けられて
あるブラシ11a〜11cが接触していて、前記した各
スリップリング10a〜10cとブラシと11a〜11
cとによって、回転ドラムDu内の電気回路と磁気記録
再生装置の固定部に設けられている電気回路との接続が
行なわれる。
前記したフライホイール4の下端には、回転ドラム側の
ロータリートランス7が固着されており、また、下ドラ
ムDdにおける前記の回転ドラム側のロータリートラン
ス7と対向する位置には、下ドラム側のロータリートラ
ンス8が固着されている。また、前記したフライホイー
ル4の端部に固着されているスリップリング取付部9に
は、スリップリング構成部材10が取付けられている。
そして、前記のスリップリング構成部材10にはスリッ
プリング10a〜10cが設けてある。前記の各スリッ
プリング10a〜10cには、磁気記録再生装置の固定
部に設けられているブラシの保持体11に取付けられて
あるブラシ11a〜11cが接触していて、前記した各
スリップリング10a〜10cとブラシと11a〜11
cとによって、回転ドラムDu内の電気回路と磁気記録
再生装置の固定部に設けられている電気回路との接続が
行なわれる。
【0011】図1及び図3に縦断面図を示してあるとと
もに、図2及び図4に下ドラムの下面図が示されている
本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備えたドラム
構体は、回転ドラムDuに1個の磁気ヘッドの駆動装置
12が設けられている場合における本発明の実施例を示
しており、また、図5,図8,図11に縦断面図を示し
てあるとともに、図6及び図9に下ドラムの下面図が示
されている本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備
えたドラム構体は、回転ドラムDuの外周方向における
180度対称の位置に、2個の磁気ヘッドの駆動装置1
2a,12bを設けた場合における本発明の実施例を示
している。また、図1,図2,図5〜図9及び図11等
に、それぞれ例示してある構成例は、回転ドラムDuに
設けてある磁気ヘッドの駆動装置12,12a,12b
として、ボイスコイル型リニア直流モータ(ボイスコイ
ルモータ…VCM)を用いて構成したものが用いられて
いる場合を示しており、また、図3及び図4に例示して
ある構成例は、回転ドラムDuに設けてある磁気ヘッド
の駆動装置12として、電歪物質のバイモルフを用いて
構成したものが用いられている場合を示している。
もに、図2及び図4に下ドラムの下面図が示されている
本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備えたドラム
構体は、回転ドラムDuに1個の磁気ヘッドの駆動装置
12が設けられている場合における本発明の実施例を示
しており、また、図5,図8,図11に縦断面図を示し
てあるとともに、図6及び図9に下ドラムの下面図が示
されている本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備
えたドラム構体は、回転ドラムDuの外周方向における
180度対称の位置に、2個の磁気ヘッドの駆動装置1
2a,12bを設けた場合における本発明の実施例を示
している。また、図1,図2,図5〜図9及び図11等
に、それぞれ例示してある構成例は、回転ドラムDuに
設けてある磁気ヘッドの駆動装置12,12a,12b
として、ボイスコイル型リニア直流モータ(ボイスコイ
ルモータ…VCM)を用いて構成したものが用いられて
いる場合を示しており、また、図3及び図4に例示して
ある構成例は、回転ドラムDuに設けてある磁気ヘッド
の駆動装置12として、電歪物質のバイモルフを用いて
構成したものが用いられている場合を示している。
【0012】図1,図2,図5,図6,図8,図9及び
図11の各図中に示されているボイスコイル型リニア直
流モータを用いて構成した磁気ヘッドの駆動装置12,
12a,12bにおいて、13はボイスコイル型リニア
直流モータの可動軸である。ボイスコイル型リニア直流
モータは、直流磁界が形成されている磁気空隙中に中心
支持子によって支持されている可動コイルを位置させて
おき、可動コイルに駆動電流が供給されたときに、可動
コイルに取付けてある可動軸がコイル軸方向に変位する
ような周知構成のものである。14は前記の可動軸13
の端部に固着されているヘッドベースであって、ヘッド
ベース14には、回転磁気ヘッドH(Ha,Hb)が固着
されているとともに、磁界発生部材15も固着されてい
る。前記の磁界発生部材15は、コア16と永久磁石1
7とによって、平面形状が円弧状で、かつ断面がコ字状
の磁気空隙g中に所定の直流磁界が発生されるように構
成されている。
図11の各図中に示されているボイスコイル型リニア直
流モータを用いて構成した磁気ヘッドの駆動装置12,
12a,12bにおいて、13はボイスコイル型リニア
直流モータの可動軸である。ボイスコイル型リニア直流
モータは、直流磁界が形成されている磁気空隙中に中心
支持子によって支持されている可動コイルを位置させて
おき、可動コイルに駆動電流が供給されたときに、可動
コイルに取付けてある可動軸がコイル軸方向に変位する
ような周知構成のものである。14は前記の可動軸13
の端部に固着されているヘッドベースであって、ヘッド
ベース14には、回転磁気ヘッドH(Ha,Hb)が固着
されているとともに、磁界発生部材15も固着されてい
る。前記の磁界発生部材15は、コア16と永久磁石1
7とによって、平面形状が円弧状で、かつ断面がコ字状
の磁気空隙g中に所定の直流磁界が発生されるように構
成されている。
【0013】また、図3及び図4に示されている電歪物
質のバイモルフを用いて構成した磁気ヘッドの駆動装置
12において、18は電歪物質のバイモルフ板であり、
この電歪物質のバイモルフ板18は、それの基端部が回
転ドラムDuに突設させてある支持体19にねじ20,
21によって固着されており、また、前記した電歪物質
のバイモルフ板18の先端部にはヘッドベース14が固
着されている。前記のヘッドベース14には、回転磁気
ヘッドHが固着されているとともに、磁界発生部材15
も固着されている。前記の磁界発生部材15は、コア1
6と永久磁石17とによって、平面形状が円弧状で、か
つ断面がコ字状の磁気空隙g中に所定の直流磁界が発生
されるように構成されている。
質のバイモルフを用いて構成した磁気ヘッドの駆動装置
12において、18は電歪物質のバイモルフ板であり、
この電歪物質のバイモルフ板18は、それの基端部が回
転ドラムDuに突設させてある支持体19にねじ20,
21によって固着されており、また、前記した電歪物質
のバイモルフ板18の先端部にはヘッドベース14が固
着されている。前記のヘッドベース14には、回転磁気
ヘッドHが固着されているとともに、磁界発生部材15
も固着されている。前記の磁界発生部材15は、コア1
6と永久磁石17とによって、平面形状が円弧状で、か
つ断面がコ字状の磁気空隙g中に所定の直流磁界が発生
されるように構成されている。
【0014】それで、回転ドラムDuが回転すると、回
転ドラムDuに固着されている磁気ヘッドの駆動装置1
2,12a,12bの可動部(可動軸13、電歪物質に
よるバイモルフ板18)に固着されているヘッドベース
14に固着されている磁界発生部材15における磁気空
隙gも回転ドラムDuと一体的に回転するから、下ドラ
ムの内部空間内には前記した磁界発生部材15における
磁気空隙gによって円環筒状の回転軌跡が形成されるこ
とになる。そして、下ドラムDdの内部空間内に回転ド
ラムDuの回転時に磁界発生部材15の磁気空隙gによ
って形成される前記した円環筒状の回転軌跡内には、下
ドラムDdに設けた検出コイル18が位置するようにさ
れている。それで、下ドラムDdに固着されている検出
コイル22には、磁気ヘッドの駆動装置12,12a,
12bの可動部(可動軸13、電歪物質によるバイモル
フ板18)が回転軸1の方向に駆動変位した際における
移動速度と対応した信号が発生し、その速度信号からは
回転磁気ヘッドの位置信号を得ることができる。
転ドラムDuに固着されている磁気ヘッドの駆動装置1
2,12a,12bの可動部(可動軸13、電歪物質に
よるバイモルフ板18)に固着されているヘッドベース
14に固着されている磁界発生部材15における磁気空
隙gも回転ドラムDuと一体的に回転するから、下ドラ
ムの内部空間内には前記した磁界発生部材15における
磁気空隙gによって円環筒状の回転軌跡が形成されるこ
とになる。そして、下ドラムDdの内部空間内に回転ド
ラムDuの回転時に磁界発生部材15の磁気空隙gによ
って形成される前記した円環筒状の回転軌跡内には、下
ドラムDdに設けた検出コイル18が位置するようにさ
れている。それで、下ドラムDdに固着されている検出
コイル22には、磁気ヘッドの駆動装置12,12a,
12bの可動部(可動軸13、電歪物質によるバイモル
フ板18)が回転軸1の方向に駆動変位した際における
移動速度と対応した信号が発生し、その速度信号からは
回転磁気ヘッドの位置信号を得ることができる。
【0015】ところで、図1,図2及び図3,図4に示
されている構成例のように磁気ヘッドの駆動装置が1個
だけである場合には、下ドラムDdに固設した検出コイ
ル22中に発生する速度信号は1つだけであるから、前
記した検出コイル22として単純な構成形態のコイルを
用いても、検出コイル22から速度信号を得ることがで
きるが、図5,図6,図8,図9,図11に示されてい
る構成例のように磁気ヘッドの駆動装置が2個だけであ
る場合には、前記した2個の磁気ヘッドの駆動装置によ
って、それぞれ駆動変位される磁気ヘッドの個別の速度
信号を個別に分離して得るようにするための特別な構成
態様が必要とされる。
されている構成例のように磁気ヘッドの駆動装置が1個
だけである場合には、下ドラムDdに固設した検出コイ
ル22中に発生する速度信号は1つだけであるから、前
記した検出コイル22として単純な構成形態のコイルを
用いても、検出コイル22から速度信号を得ることがで
きるが、図5,図6,図8,図9,図11に示されてい
る構成例のように磁気ヘッドの駆動装置が2個だけであ
る場合には、前記した2個の磁気ヘッドの駆動装置によ
って、それぞれ駆動変位される磁気ヘッドの個別の速度
信号を個別に分離して得るようにするための特別な構成
態様が必要とされる。
【0016】まず、図5,図6に示されている構成例で
は、図7に示されているような構成態様の検出コイル2
2、すなわち、同一の直径を有する2つのコイル22
u,22dが間隔を隔てて同軸的に重ね合わされた状態
のものとして構成された検出コイル22を下ドラムDd
に固着しておき、回転ドラムDuに固着させてある2個
の磁気ヘッドの駆動装置12a,12bの内の一方の磁
気ヘッドの駆動装置12aの可動部に固着させてある磁
界発生部材15は、前記した2つのコイル22u,22
dからなる検出コイル22における上方に配置されてい
るコイル22uに、コ字状の磁気空隙g中の所定の直流
磁界を与えるようにし、また、回転ドラムDuに固着さ
せてある2個の磁気ヘッドの駆動装置12a,12bの
内の他方の磁気ヘッドの駆動装置12bの可動部に固着
させてある磁界発生部材15は、前記した2つのコイル
22u,22dからなる検出コイル22における下方に
配置されているコイル22dに、コ字状の磁気空隙g中
の所定の直流磁界を与えるようにして、検出コイル22
における2個のコイル22u,22dから前記した2個
の検出コイル磁気ヘッドの駆動装置12a,12bによ
って駆動変位される回転磁気ヘッドの移動速度信号が個
別に得られるようにしている。
は、図7に示されているような構成態様の検出コイル2
2、すなわち、同一の直径を有する2つのコイル22
u,22dが間隔を隔てて同軸的に重ね合わされた状態
のものとして構成された検出コイル22を下ドラムDd
に固着しておき、回転ドラムDuに固着させてある2個
の磁気ヘッドの駆動装置12a,12bの内の一方の磁
気ヘッドの駆動装置12aの可動部に固着させてある磁
界発生部材15は、前記した2つのコイル22u,22
dからなる検出コイル22における上方に配置されてい
るコイル22uに、コ字状の磁気空隙g中の所定の直流
磁界を与えるようにし、また、回転ドラムDuに固着さ
せてある2個の磁気ヘッドの駆動装置12a,12bの
内の他方の磁気ヘッドの駆動装置12bの可動部に固着
させてある磁界発生部材15は、前記した2つのコイル
22u,22dからなる検出コイル22における下方に
配置されているコイル22dに、コ字状の磁気空隙g中
の所定の直流磁界を与えるようにして、検出コイル22
における2個のコイル22u,22dから前記した2個
の検出コイル磁気ヘッドの駆動装置12a,12bによ
って駆動変位される回転磁気ヘッドの移動速度信号が個
別に得られるようにしている。
【0017】また、図8,図9に示されている構成例で
は、図10に示されているような構成態様の検出コイル
22、すなわち、互いに異なる直径を有する2つのコイ
ル22o,22iが間隔を隔てて同心的に配置された状
態のものとして構成された検出コイル22を下ドラムD
dに固着しておき、回転ドラムDuに固着させてある2
個の磁気ヘッドの駆動装置12a,12bの内の一方の
磁気ヘッドの駆動装置12aの可動部に固着させてある
磁界発生部材15は、前記した2つのコイル22o,2
2iからなる検出コイル22における外方に配置されて
いるコイル22oに、コ字状の磁気空隙g中の所定の直
流磁界を与えるようにし、また、回転ドラムDuに固着
させてある2個の磁気ヘッドの駆動装置12a,12b
の内の他方の磁気ヘッドの駆動装置12bの可動部に固
着させてある磁界発生部材15は、前記した2つのコイ
ル22o,22iからなる検出コイル22における内方
に配置されているコイル22iに、コ字状の磁気空隙g
中の所定の直流磁界を与えるようにして、検出コイル2
2における2個のコイル22o,22iから前記した2
個の検出コイル磁気ヘッドの駆動装置12a,12bに
よって駆動変位される回転磁気ヘッドの移動速度信号が
個別に得られるようにしている。
は、図10に示されているような構成態様の検出コイル
22、すなわち、互いに異なる直径を有する2つのコイ
ル22o,22iが間隔を隔てて同心的に配置された状
態のものとして構成された検出コイル22を下ドラムD
dに固着しておき、回転ドラムDuに固着させてある2
個の磁気ヘッドの駆動装置12a,12bの内の一方の
磁気ヘッドの駆動装置12aの可動部に固着させてある
磁界発生部材15は、前記した2つのコイル22o,2
2iからなる検出コイル22における外方に配置されて
いるコイル22oに、コ字状の磁気空隙g中の所定の直
流磁界を与えるようにし、また、回転ドラムDuに固着
させてある2個の磁気ヘッドの駆動装置12a,12b
の内の他方の磁気ヘッドの駆動装置12bの可動部に固
着させてある磁界発生部材15は、前記した2つのコイ
ル22o,22iからなる検出コイル22における内方
に配置されているコイル22iに、コ字状の磁気空隙g
中の所定の直流磁界を与えるようにして、検出コイル2
2における2個のコイル22o,22iから前記した2
個の検出コイル磁気ヘッドの駆動装置12a,12bに
よって駆動変位される回転磁気ヘッドの移動速度信号が
個別に得られるようにしている。
【0018】さらに、図11に示されている構成例で
は、例えば図12に示されているような構成態様の検出
コイル22、すなわち、下ドラムDdの円周方向に分割
された区分コイル22a,22b,22c,22dが連
続的に順次に配列した状態で構成されている検出コイル
22を下ドラムDdに固着しておくと、回転ドラムDu
の外周方向における180度対称の位置に設けられてい
る2個の磁気ヘッドの駆動装置における可動部に固着さ
せてある磁界発生部材15が、前記した下ドラムDdの
円周方向に分割された区分コイル22a,22b,22
c,22dに対して順次にコ字状の磁気空隙g中の所定
の直流磁界を与えるようにし、それによって前記した区
分コイル22a,22b,22c,22dに発生した速
度信号の検出を、回転ドラムDdの回転位相と同期して
切換えて行なうことにより、前記した区分コイル22
a,22b,22c,22dから前記した2個の検出コ
イル磁気ヘッドの駆動装置12a,12bによって駆動
変位される回転磁気ヘッドの移動速度信号を個別に得る
ことができる。
は、例えば図12に示されているような構成態様の検出
コイル22、すなわち、下ドラムDdの円周方向に分割
された区分コイル22a,22b,22c,22dが連
続的に順次に配列した状態で構成されている検出コイル
22を下ドラムDdに固着しておくと、回転ドラムDu
の外周方向における180度対称の位置に設けられてい
る2個の磁気ヘッドの駆動装置における可動部に固着さ
せてある磁界発生部材15が、前記した下ドラムDdの
円周方向に分割された区分コイル22a,22b,22
c,22dに対して順次にコ字状の磁気空隙g中の所定
の直流磁界を与えるようにし、それによって前記した区
分コイル22a,22b,22c,22dに発生した速
度信号の検出を、回転ドラムDdの回転位相と同期して
切換えて行なうことにより、前記した区分コイル22
a,22b,22c,22dから前記した2個の検出コ
イル磁気ヘッドの駆動装置12a,12bによって駆動
変位される回転磁気ヘッドの移動速度信号を個別に得る
ことができる。
【0019】また、図11に示されている構成例におい
て、例えば図13に示されているような構成態様の検出
コイル22、すなわち、下ドラムDdの円周方向に分割
された区分コイル22a1,22b1とによって構成され
た外側コイルと、下ドラムDdの円周方向に分割された
区分コイル22a2,22b2とによって構成された内側
コイルとを、前記した外側コイルにおける区分コイル間
のつなぎ目と、内側コイルにおける区分コイル間のつな
ぎ目とがずらされている状態として同心的に配置された
状態で構成されている検出コイル22を下ドラムDdに
固着しておき、回転ドラムDuの外周方向における18
0度対称の位置に設けられている2個の磁気ヘッドの駆
動装置における可動部に固着させてある磁界発生部材1
5が、前記した下ドラムDdの円周方向に分割された区
分コイル22a1,22b1,22a1,22b2に対し
て順次にコ字状の磁気空隙g中の所定の直流磁界を与え
るようにし、それによって前記した区分コイル22a
1,22b1,22a1,22b2に発生した速度信号の
検出を、回転ドラムDdの回転位相と同期して切換えて
行なうようにした場合には、検出コイル22として既述
した図12を参照して説明したように、区分コイル22
a,22b,22c,22dから前記した2個の検出コ
イル磁気ヘッドの駆動装置12a,12bによって駆動
変位される回転磁気ヘッドの移動速度信号を個別に得る
ようにした場合に生じた検出信号の欠落を生じさせるこ
となく、2個の検出コイル磁気ヘッドの駆動装置12
a,12bによって駆動変位される回転磁気ヘッドの移
動速度信号を個別に得ることが可能となる。
て、例えば図13に示されているような構成態様の検出
コイル22、すなわち、下ドラムDdの円周方向に分割
された区分コイル22a1,22b1とによって構成され
た外側コイルと、下ドラムDdの円周方向に分割された
区分コイル22a2,22b2とによって構成された内側
コイルとを、前記した外側コイルにおける区分コイル間
のつなぎ目と、内側コイルにおける区分コイル間のつな
ぎ目とがずらされている状態として同心的に配置された
状態で構成されている検出コイル22を下ドラムDdに
固着しておき、回転ドラムDuの外周方向における18
0度対称の位置に設けられている2個の磁気ヘッドの駆
動装置における可動部に固着させてある磁界発生部材1
5が、前記した下ドラムDdの円周方向に分割された区
分コイル22a1,22b1,22a1,22b2に対し
て順次にコ字状の磁気空隙g中の所定の直流磁界を与え
るようにし、それによって前記した区分コイル22a
1,22b1,22a1,22b2に発生した速度信号の
検出を、回転ドラムDdの回転位相と同期して切換えて
行なうようにした場合には、検出コイル22として既述
した図12を参照して説明したように、区分コイル22
a,22b,22c,22dから前記した2個の検出コ
イル磁気ヘッドの駆動装置12a,12bによって駆動
変位される回転磁気ヘッドの移動速度信号を個別に得る
ようにした場合に生じた検出信号の欠落を生じさせるこ
となく、2個の検出コイル磁気ヘッドの駆動装置12
a,12bによって駆動変位される回転磁気ヘッドの移
動速度信号を個別に得ることが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置は、回
転磁気ヘッドを磁気テープの幅方向に駆動変位させる磁
気ヘッドの駆動装置を固着させてある回転ドラムが所定
の回転数で回転すると、前記した磁気ヘッドの駆動装置
の可動部に固着されている磁界発生部材の磁気空隙中に
挿入されている固定ドラムに設けてある検出コイルに
は、磁気ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸の方向に駆
動変位した際における移動速度と対応した信号が発生
し、また、回転ドラムの外周方向における180度対称
の位置に個別に設けた磁気ヘッドの駆動機構におけるそ
れぞれの可動部に取付けた個別の磁界発生部材の各円弧
状の磁気空隙部が、下ドラムの内部空間における異なる
部分に回転軌跡が形成されているので、前記した2個の
磁界発生部材における各円弧状の磁気空隙部によって形
成される回転軌跡内にそれぞれ個別に位置させた検出コ
イルには、各磁気ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸の
方向に駆動変位した際における移動速度と対応した信号
が発生し、さらに、回転ドラムの外周方向における18
0度対称の位置に個別に設けた磁気ヘッドの駆動機構に
おけるそれぞれの可動部に取付けた個別の磁界発生部材
の各円弧状の磁気空隙部によって、下ドラムの内部空間
における同一の部分に形成された回転軌跡中に挿入され
た下ドラムの円周方向に分割された区分コイルを連続的
に順次に配列して構成した検出コイルには、各磁気ヘッ
ドの駆動装置の可動部が回転軸の方向に駆動変位した際
における移動速度と対応した信号が発生されるのであ
り、本発明によれば回転ドラムに取付けられた磁気ヘッ
ドの駆動機構におけるそれぞれの可動部に取付けた個別
の磁界発生部材の変位量に応じて固定ドラムに固設され
た検出コイルに、磁気ヘッドの移動速度と対応する信号
を直接に発生できるのであり、回転磁気ヘッドの位置信
号を取出すのに、従来装置で必要とされていたスリップ
リンとブラシとを不要とすることができるのであり、本
発明により既述の問題点は良好に解決できる。
なように本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置は、回
転磁気ヘッドを磁気テープの幅方向に駆動変位させる磁
気ヘッドの駆動装置を固着させてある回転ドラムが所定
の回転数で回転すると、前記した磁気ヘッドの駆動装置
の可動部に固着されている磁界発生部材の磁気空隙中に
挿入されている固定ドラムに設けてある検出コイルに
は、磁気ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸の方向に駆
動変位した際における移動速度と対応した信号が発生
し、また、回転ドラムの外周方向における180度対称
の位置に個別に設けた磁気ヘッドの駆動機構におけるそ
れぞれの可動部に取付けた個別の磁界発生部材の各円弧
状の磁気空隙部が、下ドラムの内部空間における異なる
部分に回転軌跡が形成されているので、前記した2個の
磁界発生部材における各円弧状の磁気空隙部によって形
成される回転軌跡内にそれぞれ個別に位置させた検出コ
イルには、各磁気ヘッドの駆動装置の可動部が回転軸の
方向に駆動変位した際における移動速度と対応した信号
が発生し、さらに、回転ドラムの外周方向における18
0度対称の位置に個別に設けた磁気ヘッドの駆動機構に
おけるそれぞれの可動部に取付けた個別の磁界発生部材
の各円弧状の磁気空隙部によって、下ドラムの内部空間
における同一の部分に形成された回転軌跡中に挿入され
た下ドラムの円周方向に分割された区分コイルを連続的
に順次に配列して構成した検出コイルには、各磁気ヘッ
ドの駆動装置の可動部が回転軸の方向に駆動変位した際
における移動速度と対応した信号が発生されるのであ
り、本発明によれば回転ドラムに取付けられた磁気ヘッ
ドの駆動機構におけるそれぞれの可動部に取付けた個別
の磁界発生部材の変位量に応じて固定ドラムに固設され
た検出コイルに、磁気ヘッドの移動速度と対応する信号
を直接に発生できるのであり、回転磁気ヘッドの位置信
号を取出すのに、従来装置で必要とされていたスリップ
リンとブラシとを不要とすることができるのであり、本
発明により既述の問題点は良好に解決できる。
【図1】本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備え
たドラム構体の縦断面図である。
たドラム構体の縦断面図である。
【図2】図1に示されている本発明の回転磁気ヘッドの
位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図である。
位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図である。
【図3】本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備え
たドラム構体の縦断面図である。
たドラム構体の縦断面図である。
【図4】図3に示されている本発明の回転磁気ヘッドの
位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図である。
位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図である。
【図5】本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備え
たドラム構体の縦断面図である。
たドラム構体の縦断面図である。
【図6】図5に示されている本発明の回転磁気ヘッドの
位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図である。
位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図である。
【図7】検出コイルの斜視図である。
【図8】本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備え
たドラム構体の縦断面図である。
たドラム構体の縦断面図である。
【図9】図8に示されている本発明の回転磁気ヘッドの
位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図である。
位置検出装置を備えた回転ドラムの下面図である。
【図10】検出コイルの斜視図である。
【図11】本発明の回転磁気ヘッドの位置検出装置を備
えたドラム構体の縦断面図である。
えたドラム構体の縦断面図である。
【図12】検出コイルの斜視図である。
【図13】検出コイルの斜視図である。
Dd…下ドラム、Du…回転ドラム(上ドラム)、g…磁
界発生部材15における磁気空隙、1…回転軸、2,3
…軸受、4…フライホイール、5,6…ねじ、7,8…
ロータリートランス、9…スリップリング取付部、10
…スリップリング構成部材、10a〜10c…スリップ
リング、11…ブラシの保持体、11a〜11c…ブラ
シ、12,12a,12b…磁気ヘッドの駆動装置、1
3…ボイスコイル型リニア直流モータの可動軸、14…
ヘッドベース、15…磁界発生部材、16…コア、17
…永久磁石、18…電歪物質のバイモルフ板、19…支
持体、22…検出コイル、22a,22b,22c,2
2d…ドラムDdの円周方向に分割された区分コイル、
界発生部材15における磁気空隙、1…回転軸、2,3
…軸受、4…フライホイール、5,6…ねじ、7,8…
ロータリートランス、9…スリップリング取付部、10
…スリップリング構成部材、10a〜10c…スリップ
リング、11…ブラシの保持体、11a〜11c…ブラ
シ、12,12a,12b…磁気ヘッドの駆動装置、1
3…ボイスコイル型リニア直流モータの可動軸、14…
ヘッドベース、15…磁界発生部材、16…コア、17
…永久磁石、18…電歪物質のバイモルフ板、19…支
持体、22…検出コイル、22a,22b,22c,2
2d…ドラムDdの円周方向に分割された区分コイル、
Claims (4)
- 【請求項1】 回転ドラムに固着されている磁気ヘッド
の駆動機構における可動部に取付けてある回転磁気ヘッ
ドを、回転ドラムと下ドラムとからなるドラムの周面の
一部へ巻回された状態の磁気テープの幅方向に、前記し
た磁気ヘッドの駆動機構により駆動変位させうるように
構成してある回転磁気ヘッド型磁気記録再生装置におい
て、円弧状の磁気空隙部を備えているように少なくとも
永久磁石を含んで構成してある磁界発生部材を、前記し
た円弧状の磁気空隙部が下ドラムにおける内部空間に突
設している状態として前記した磁気ヘッドの駆動機構の
可動部に固着させ、また、回転ドラムの回転時に前記し
た磁界発生部材における円弧状の磁気空隙部によって形
成される回転軌跡内に位置されるべき検出コイルを下ド
ラムに固設してなる回転磁気ヘッドの位置検出装置。 - 【請求項2】 回転ドラムの外周方向における180度
対称の位置に個別に固着されている磁気ヘッドの駆動機
構におけるそれぞれの可動部に取付けてある回転磁気ヘ
ッドを、回転ドラムと下ドラムとからなるドラムの周面
の一部へ巻回された状態の磁気テープの幅方向に、前記
した磁気ヘッドの駆動機構により駆動変位させうるよう
に構成してある回転磁気ヘッド型磁気記録再生装置にお
いて、前記した2個の磁気ヘッドの駆動機構におけるそ
れぞれの可動部に対して、円弧状の磁気空隙部を備えて
いるように少なくとも永久磁石を含んで構成してある個
別の磁界発生部材を、前記した各磁界発生部材における
各円弧状の磁気空隙部により、下ドラムの内部空間にお
ける異なる部分に回転軌跡が形成されうるようにして前
記した磁気ヘッドの駆動機構の可動部に固着させ、ま
た、回転ドラムの回転時に前記した2個の磁界発生部材
における各円弧状の磁気空隙部によって形成される回転
軌跡内にそれぞれ個別に位置されるべき検出コイルを下
ドラムに固設してなる回転磁気ヘッドの位置検出装置。 - 【請求項3】 回転ドラムの外周方向における180度
対称の位置に個別に固着されている磁気ヘッドの駆動機
構におけるそれぞれの可動部に取付けてある回転磁気ヘ
ッドを、回転ドラムと下ドラムとからなるドラムの周面
の一部へ巻回された状態の磁気テープの幅方向に、前記
した磁気ヘッドの駆動機構により駆動変位させうるよう
に構成されている回転磁気ヘッド型磁気記録再生装置に
おいて、前記した2個の磁気ヘッドの駆動機構における
それぞれの可動部に対して、円弧状の磁気空隙部を備え
ているように少なくとも永久磁石を含んで構成してある
個別の磁界発生部材を、前記した各磁界発生部材におけ
る各円弧状の磁気空隙部により、下ドラムの内部空間に
おける同一の部分に回転軌跡が形成されうるようにして
前記した磁気ヘッドの駆動機構の可動部に固着させ、ま
た、前記した磁界発生部材における円弧状の磁気空隙部
に挿入されるべき検出コイルとして、下ドラムの円周方
向に分割された区分コイルを連続的に順次に配列して構
成した検出コイルを下ドラムに固設してなる回転磁気ヘ
ッドの位置検出装置。 - 【請求項4】 磁界発生部材における円弧状の磁気空隙
部中に挿入されるべき検出コイルとして、下ドラムの円
周方向に分割された区分コイルを連続的に順次に配列し
てなるコイルの複数個のものを、各コイルにおける対応
する区分コイルが、円周方向に所定の距離だけずらされ
た状態として多層化されたものが用いられるようにした
請求項3の回転磁気ヘッドの位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13141093A JPH06318316A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 回転磁気ヘッドの位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13141093A JPH06318316A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 回転磁気ヘッドの位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06318316A true JPH06318316A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=15057325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13141093A Pending JPH06318316A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 回転磁気ヘッドの位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06318316A (ja) |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP13141093A patent/JPH06318316A/ja active Pending
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