JPH06318160A - 二重化プロセッサ・システムの系構成制御方式 - Google Patents

二重化プロセッサ・システムの系構成制御方式

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JPH06318160A
JPH06318160A JP5106357A JP10635793A JPH06318160A JP H06318160 A JPH06318160 A JP H06318160A JP 5106357 A JP5106357 A JP 5106357A JP 10635793 A JP10635793 A JP 10635793A JP H06318160 A JPH06318160 A JP H06318160A
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power
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control unit
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JP5106357A
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Hiroshi Miyamoto
央 宮本
Tsuratoshi Nakano
連利 中野
Atsushi Fujihira
淳 藤平
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】二重化システムの系構成制御方式に関し、現用
系電源断で、現用,予備切替えと中断点再開とを行い、
かつ、EMA発生を防止することを目的とする。 【構成】両系の電源部51,2 から両系のシステム・ク
ロック発振部11,2 と制御部21,2 に電源を供給
し、両系のメイン・メモリ31,2 の内容を一致させ、
両系のチャネル・コントローラ41,2 の接続先を一致
させ、両系の電源監視部61,2 が自系と他系の電源断
を示す信号を発生するとともに、現用系電源断時、現用
系制御部が自系電源断によりマイクロ・プログラムに制
御を移して、現用系制御部の内部レジスタの内容を予備
系制御部へ転送した後、自系を予備系に他系を現用系に
設定して、他系を起動して自系を停止状態に遷移し、起
動された新現用系制御部が、両系のメイン・メモリとチ
ャネル・コントローラのマスタ・スレーブの関係を構成
後、プログラムに制御を移して中断点再開を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重化プロセッサ・シ
ステムにおける系構成制御方式に関し、特に現用(Ac
t)系電源断による、現用,予備(Sby)切替えと中
断点再開を行うとともに、現用系電源断によるEMA
(Emergency Action;緊急動作) 発生を防止した、二重
化プロセッサ・システムの系構成制御方式に関するもの
である。
【0002】交換機等におけるプロセッサ・システムに
おいては、信頼度向上のため二重化構成され、システム
・クロック発振部と制御部(CC)、およびメイン・メ
モリ(MM),チャネル・コントローラ(CHC)等の
制御部の周辺装置が二重化されているとともに、これら
に対する電源も二重化されている。
【0003】このような二重化プロセッサ・システムに
おいては、現用系電源断によって、現用,予備切替え
と、中断点再開を行い得るとともに、現用系電源断によ
るEMAの発生を防止することが要求されている。
【0004】
【従来の技術】図4は、従来の二重化プロセッサ・シス
テムの系構成制御方式の例(1)を示したものであっ
て、11,2 はシステム・クロックを発生するシステム
・クロック発振部、21,2 は制御部(CC)、31,
2 はメイン・メモリ(MM)、4 1,2 はチャネル・コ
ントローラ(CHC)、51,2 は電源部、61,2
電源断を検出する電源監視部であって、これらにおい
て、添字1は、はじめ現用(Act)系に属することを
示し、添字2は、はじめ予備(Sby)系に属すること
を示している。
【0005】図4の場合、電源部51,2 は現用系と予
備系とに対して、それぞれ別個に設けられており、それ
ぞれの電源が他系に供給されることはない。ただし電源
監視部61,2 は、それぞれが自系と他系の電源断の監
視を行うように構成されている。システム・クロックに
は、現用系のシステム・クロック発振部11 の出力が使
用される。一方、各制御部内に設けられた、制御部の障
害を検出するためのウォッチ・ドッグ・タイマの動作用
クロックとしては、それぞれの系のクロックが使用され
る。
【0006】現用系の電源部51 に断が発生すると、現
用系のシステム・クロック発振部1 1 が停止するので、
システム・クロックが供給されなくなる。すると、予備
系プロセッサのウォッチ・ドッグ・タイマがオーバフロ
ーすることによって、EMAが発生して現用系と予備系
の切り替えを行い、新たに現用系となった添字2の系の
システム・クロック発振部12 からシステムクロックが
供給される。その後、プログラムを初期状態から立ち上
げなおすファイル再開を行って、システムの運転を開始
する。
【0007】図5は、従来の二重化プロセッサ・システ
ムの系構成制御方式の例(2)を示したものであって、
図4におけると同じものを同じ番号で示し、71,2
逆流防止用ダイオードである。
【0008】図5の場合、電源部51,2 は両系に対し
て、共通に設けられており、それぞれの電源が全装置に
対して二重供給される。逆流防止ダイオード71,2
は、いずれか一方の電源部が障害のとき、他の電源部か
ら電流が逆流することを防止する。
【0009】この場合は、メイン・メモリ31,2 の内
容を常に一致させるようにするとともに、チャネル・コ
ントローラ41,2 の接続先も常に同じになるようにし
ているので、電源障害時には直ちに現用系から予備系に
切り替えて、運転を継続することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図4に示された従来例
の場合は、現用系電源の断から、予備系による運転再開
までには、ウォッチ・ドッグ・タイマのオーバフロー
と、EMAによるファイル再開の動作が行われる必要が
あるため、運転再開までに長時間を要するという問題が
ある。
【0011】また、図5に示された従来例の場合は、両
系のそれぞれの電源部が、両系を動作させることができ
るようにするため、現用系と予備系を同時に動作可能に
する、最大容量の電源を用意する必要があって、不経済
である。
【0012】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、二重化プロセッサ・シス
テムにおいて、現用系電源断による、現用系と予備系の
切替えと、中断点再開とを行うとともに、現用系電源断
による、EMA発生の防止を可能にすることを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1) 二重化プロセッサ・システムにおいて、両系の電源
部51,2 から第1のダイオードの組81,2 および第
2のダイオードの組91,2 を介して両系のシステム・
クロック発振部11,2 と制御部21,2 にそれぞれ電
源を供給し、両系のメイン・メモリ31,2 をマスタ・
スレーブ運転して内容を一致させ、両系のチャネル・コ
ントローラ41,2 をマスタ・スレーブ運転して接続先
を一致させ、両系の電源監視部61,2 がそれぞれ自系
と他系の電源断を監視してそれぞれの電源断を示す信号
を発生するとともに、現用系電源断時、現用系制御部が
自系電源断に基づいてマイクロ・プログラムに制御を移
して、現用系制御部の内部レジスタの内容を予備系制御
部へ転送し、この転送終了後、自系を予備系に他系を現
用系にそれぞれ設定して、他系を起動するとともに自系
を停止状態に遷移し、起動された新現用系制御部が、両
系のメイン・メモリおよびチャネル・コントローラのマ
スタ・スレーブの関係を構成したのち、プログラムに制
御を移すことによって、中断点再開を行う。
【0014】(2) 二重化プロセッサ・システムにおい
て、両系の電源部51,2 から第1のダイオードの組8
1,2 および第2のダイオードの組91,2 を介して両
系のシステム・クロック発振部11,2 と制御部21,
2 にそれぞれ電源を供給し、両系のメイン・メモリ31,
2 をマスタ・スレーブ運転して内容を一致させ、両系
のチャネル・コントローラ41,2 をマスタ・スレーブ
運転して接続先を一致させ、両系の電源監視部61,2
がそれぞれ自系と他系の電源断を監視してそれぞれの電
源断を示す信号を発生するとともに、現用系電源断時、
現用系制御部が自系電源断に基づいてマイクロ・プログ
ラムに制御を移して、自系を予備系に設定して停止状態
に遷移し、予備系制御部が他系電源断に基づいてマイク
ロ・プログラムを起動して自系を新現用系に設定すると
ともに、旧現用系制御部の内部レジスタの内容を新現用
系に転送し、この転送完了後、新現用系が、両系のメイ
ン・メモリおよびチャネル・コントローラのマスタ・ス
レーブの関係を構成したのち、プログラムに制御を移す
ことによって、中断点再開を行う。
【0015】(3)(1)または(2) において、両系の電源部
1,2 からそれぞれダイオード101,102 を介して
両系のシステム・クロック発振部11,2 と制御部21,
2に並列に電源を供給する。
【0016】(4)(1)または(2) または(3) において、両
系の制御部21,2 にそれぞれ自系電源断を示す信号と
他系電源断を示す信号との論理積をとるアンド回路11
1,112 と、この論理積の信号によって起動して一定時
間後にオーバフローして出力を発生するウォッチ・ドッ
グ・タイマ121,122 と、このオーバフロー出力に応
じて緊急動作(EMA)を発生するEMA回路131,
2 とを設け、自系電源断時、他系電源より電源の供給
があるとき、この緊急動作の発生を抑圧する。
【0017】
【作用】
(1) 二重化プロセッサ・システムにおいて、両系の電源
部51,2 から第1のダイオードの組81,2 および第
2のダイオードの組91,2 を介して、両系のシステム
・クロック発振部11,2 と制御部21,2 に対して、
二重に電源を供給する。
【0018】さらに、両系のメイン・メモリ31,2
マスタ・スレーブ運転することによって、常に内容を一
致させ、両系のチャネル・コントローラ41,2 をマス
タ・スレーブ運転してすることによって、常に接続先を
一致させるとともに、両系の電源監視部61,2 が、そ
れぞれ自系と他系の電源断を監視して、それぞれの電源
断を示す信号を発生する。
【0019】この場合に、現用系電源が断になったと
き、現用系制御部が自系電源断に基づいてマイクロ・プ
ログラムに制御を移して、自系を予備系に設定して停止
状態に遷移し、予備系制御部が他系電源断に基づいてマ
イクロ・プログラムを起動して自系を新現用系に設定す
る。
【0020】さらに、旧現用系制御部の内部レジスタの
内容を新現用系に転送し、この転送完了後、新現用系
が、両系のメイン・メモリおよびチャネル・コントロー
ラのマスタ・スレーブの関係を構成したのちに、プログ
ラムに制御を移すことによって、中断点再開を行う。
【0021】従って本発明によれば、現用系電源が断に
なったとき、現用系と予備系の切替えを行って、中断点
再開を行うことができる。
【0022】(2) また(1) と同じ二重化プロセッサ・シ
ステムにおいて、現用系電源が断になったとき、現用系
制御部が自系電源断に基づいてマイクロ・プログラムに
制御を移して、自系を予備系に設定して停止状態に遷移
する。
【0023】予備系制御部が他系電源断に基づいてマイ
クロ・プログラムを起動して自系を新現用系に設定する
とともに、旧現用系制御部の内部レジスタの内容を新現
用系に転送する。
【0024】この転送完了後、新現用系が、両系のメイ
ン・メモリおよびチャネル・コントローラのマスタ・ス
レーブの関係を構成したのち、プログラムに制御を移す
ことによって、中断点再開を行う。
【0025】従って本発明によれば、現用系電源が断に
なったとき、現用系と予備系の切替えを行って、中断点
再開を行うことができる。
【0026】(3) これらの場合に、両系の電源部51,
2 からそれぞれダイオード101,102 を介して両系の
システム・クロック発振部11,2 と制御部21,2
並列に電源を供給するようにしてもよい。
【0027】(4) さらに本発明においては、両系の制御
部21,2 において、アンド回路111,112 によっ
て、自系電源断を示す信号と他系電源断を示す信号との
論理積をとり、この論理積の信号によってウォッチ・ド
ッグ・タイマ121,122 を起動して、一定時間後にオ
ーバフロー出力を発生し、EMA回路131,132 によ
って、このオーバフロー出力に応じて緊急動作(EM
A)を発生する。
【0028】本発明によれば、EMAを発生するのは、
自系電源断を示す信号と他系電源断を示す信号とが同時
に発生したときに限り、従って、自系電源部が断の状態
であっても、他系電源部から電源の供給があるときは、
EMAの発生を抑圧することができる。
【0029】
【実施例】図1は、本発明の実施例(1)を示したもの
であって、図4におけると同じものを同じ番号で示し、
1,2 は両系の電源部と現用系の制御部21 とを接続
する逆流防止用のダイオード、91,2 は両系の電源と
予備系の制御部22 とを接続する逆流防止用のダイオー
ドである。なお各部において、添字1は、はじめ現用
(Act)系に属することを示し、添字2は、はじめ予
備(Sby)系に属することを示している。
【0030】図1において、両系のシステム・クロック
発振部11,2 と制御部21,2 とは、両系の電源部5
1,2 からそれぞれダイオード81,2 および91,2
を経て、並列に電源の供給を受けている。また両系のメ
イン・メモリ31,2 は、現用系をマスタとするマスタ
・スレーブ運転によって、常にその内容が一致するよう
に制御されている。両系のチャネル・コントローラ41,
2 も同様にマスタ・スレーブ運転によって、常にその
接続先が一致するように制御されている。
【0031】(1) 現用系の電源部51 が断になった場
合、現用系の制御部21 は、電源監視部61 からの自系
電源断通知信号によって、マイクロ・プログラムに制御
を移し、現用系の制御部21 の内部レジスタの内容を、
予備系の制御部22 の内部レジスタに転送して、中断点
再開ができる状態に設定する。
【0032】内部レジスタの内容の転送完了後、現用系
の制御部21 は、自系を予備系に設定して停止状態とな
り、他系の制御部22 を現用系に設定して、他系を起動
する。起動された新現用系の制御部22 は、メイン・メ
モリおよびチャネル・コントローラのマスタ・スレーブ
の構成を設定し、プログラムに制御を移して、旧現用系
で停止した点から処理を再開することによって、中断点
再開を行う。
【0033】(2) また、他の制御方法として、現用系の
電源部51 が断になった場合、現用系の制御部21 は、
電源監視部61 からの自系電源断通知信号によって、マ
イクロ・プログラムに制御を移し、自系を予備系に設定
して、停止状態に遷移する。
【0034】予備系の制御部22 は、電源監視部61
らの他系電源断通知信号によって、マイクロ・プログラ
ムを起動して、自系を現用系に設定する。そして旧現用
系の制御部21 の内部レジスタの内容を、新現用系の制
御部22 の内部レジスタに転送して、中断点再開ができ
る状態に設定する。
【0035】内部レジスタの内容の転送完了後、新現用
系の制御部22 は、メイン・メモリおよびチャネル・コ
ントローラのマスタ・スレーブの構成を設定し、プログ
ラムに制御を移して、旧現用系で停止した点から処理を
再開することによって、中断点再開を行う。
【0036】図2は、本発明の実施例(2)を示したも
のであって、図1の実施例の変形を示し、図1における
と同じものを同じ番号で示している。101,102 は、
それぞれ現用系の電源部51 および予備系の電源部52
から、両系のシステム・クロック発振部11,2 と両系
の制御部21,2 とを接続する逆流防止用のダイオード
である。図2の実施例は、電源部との接続方法が異なっ
ているが、その動作は、図1の実施例と同じであり、図
1の実施例と比較して、ダイオードの数を少なくでき
る。
【0037】図3は、本発明の実施例(3)を示したも
のであって、図2の実施例における要部のみを示し、1
1,112 は自系電源断通知信号と他系電源断通知信号
とのアンドをとるアンド回路、121,122 はウォッチ
・ドッグ・タイマ、131,132 はEMAを実行するた
めのEMA回路である。
【0038】図3に示された実施例においては、アンド
回路111 または112 は、それぞれの電源監視部61
または62 における、自系電源断通知信号と他系電源断
通知信号とのアンドをとって出力を発生する。アンド回
路111 または112 の出力によって、ウォッチ・ドッ
グ・タイマ121 または122 が起動され、オーバフロ
ーしたとき、出力を発生する。
【0039】さらにウォッチ・ドッグ・タイマ121
たは122 のオーバフロー出力によって、EMA回路1
1 または132 が動作して、所定のEMAを実行する
とともに、EMAが発生したことを外部に表示する、E
MA発生信号を出力する。
【0040】このように、図3の実施例では、自系電源
断であっても、他系からの電源の供給がある場合には、
ウォッチ・ドッグ・タイマがオーバフローすることはな
いので、EMAが起動されず、従ってファイル再開が行
われないので、中断点再開を行うことが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、二
重化プロセッサ・システムにおいて、現用系電源断によ
って、現用系と予備系の切替えを行って、中断点再開を
行うことができる。
【0042】さらに、自系ウォッチ・ドッグ・タイマの
オーバフローによって、EMAを起動してファイル再開
を行うシステムの場合に、現用系電源のみの断によるE
MAの発生を防止して、中断点再開を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例(1)を示す図である。
【図2】本発明の実施例(2)を示す図である。
【図3】本発明の実施例(3)を示す図である。
【図4】従来の二重化プロセッサ・システムの系構成制
御方式の例(1)を示す図である。
【図5】従来の二重化プロセッサ・システムの系構成制
御方式の例(2)を示す図である。
【符号の説明】
1 システム・クロック発振部 12 システム・クロック発振部 21 制御部 22 制御部 31 メイン・メモリ 32 メイン・メモリ 41 チャネル・コントローラ 42 チャネル・コントローラ 51 電源部 52 電源部 61 電源監視部 62 電源監視部 81,2 ダイオードの組 91,2 ダイオードの組 101 ダイオード 102 ダイオード 111 アンド回路 112 アンド回路 121 ウォッチ・ドッグ・タイマ 122 ウォッチ・ドッグ・タイマ 131 EMA回路 132 EMA回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重化プロセッサ・システムにおいて、
    両系の電源部(51,2 )から第1のダイオードの組
    (81,2 )および第2のダイオードの組(9 1,2
    を介して両系のシステム・クロック発振部(11,2
    と制御部(21,2 )にそれぞれ電源を供給し、両系の
    メイン・メモリ(31,2 )をマスタ・スレーブ運転し
    て内容を一致させ、両系のチャネル・コントローラ(4
    1,2 )をマスタ・スレーブ運転して接続先を一致さ
    せ、両系の電源監視部(61,2 )がそれぞれ自系と他
    系の電源断を監視してそれぞれの電源断を示す信号を発
    生するとともに、 現用系電源断時、現用系制御部が自系電源断に基づいて
    マイクロ・プログラムに制御を移して、現用系制御部の
    内部レジスタの内容を予備系制御部へ転送し、該転送終
    了後、自系を予備系に他系を現用系にそれぞれ設定し
    て、他系を起動するとともに自系を停止状態に遷移し、
    起動された新現用系制御部が、両系のメイン・メモリお
    よびチャネル・コントローラのマスタ・スレーブの関係
    を構成したのち、プログラムに制御を移すことによっ
    て、中断点再開を行うことを特徴とする二重化プロセッ
    サ・システムの系構成制御方式。
  2. 【請求項2】 二重化プロセッサ・システムにおいて、
    両系の電源部(51,2 )から第1のダイオードの組
    (81,2 )および第2のダイオードの組(9 1,2
    を介して両系のシステム・クロック発振部(11,2
    と制御部(21,2 )にそれぞれ電源を供給し、両系の
    メイン・メモリ(31,2 )をマスタ・スレーブ運転し
    て内容を一致させ、両系のチャネル・コントローラ(4
    1,2 )をマスタ・スレーブ運転して接続先を一致さ
    せ、両系の電源監視部(61,2 )がそれぞれ自系と他
    系の電源断を監視してそれぞれの電源断を示す信号を発
    生するとともに、 現用系電源断時、現用系制御部が自系電源断に基づいて
    マイクロ・プログラムに制御を移して、自系を予備系に
    設定して停止状態に遷移し、予備系制御部が他系電源断
    に基づいてマイクロ・プログラムを起動して自系を新現
    用系に設定するとともに、旧現用系制御部の内部レジス
    タの内容を新現用系に転送し、該転送完了後、新現用系
    が両系のメイン・メモリおよびチャネル・コントローラ
    のマスタ・スレーブの関係を構成したのち、プログラム
    に制御を移すことによって、中断点再開を行うことを特
    徴とする二重化プロセッサ・システムの系構成制御方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の二重化プロセ
    ッサ・システムの系構成制御方式において、両系の電源
    部(51,2 )からそれぞれダイオード(101,10
    2 )を介して両系のシステム・クロック発振部(11,
    2 )と制御部(21,2 )に並列に電源を供給するよう
    にしたことを特徴とする二重化プロセッサ・システムの
    系構成制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1または2または3に記載の二重
    化プロセッサ・システムの系構成制御方式において、両
    系の制御部(21,2 )にそれぞれ自系電源断を示す信
    号と他系電源断を示す信号との論理積をとるアンド回路
    (111,11 2 )と、該論理積の信号によって起動して
    一定時間後にオーバフローして出力を発生するウォッチ
    ・ドッグ・タイマ(121,122 )と、該オーバフロー
    出力に応じて緊急動作(EMA)を発生するEMA回路
    (131,132 )とを設け、自系電源断時、他系電源よ
    り電源の供給があるとき該緊急動作の発生を抑圧するよ
    うにしたことを特徴とする二重化プロセッサ・システム
    の系構成制御方式。
JP5106357A 1993-05-07 1993-05-07 二重化プロセッサ・システムの系構成制御方式 Withdrawn JPH06318160A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08329026A (ja) * 1995-06-05 1996-12-13 Nec Corp 2重化プロセッサシステム
JP2001178018A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Fujitsu Ltd 電源制御装置及び電源制御方法及び記憶媒体
WO2015104841A1 (ja) * 2014-01-10 2015-07-16 株式会社 日立製作所 多重系システムおよび多重系システム管理方法
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