JPH06318136A - 情報入出力装置 - Google Patents

情報入出力装置

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JPH06318136A
JPH06318136A JP10687493A JP10687493A JPH06318136A JP H06318136 A JPH06318136 A JP H06318136A JP 10687493 A JP10687493 A JP 10687493A JP 10687493 A JP10687493 A JP 10687493A JP H06318136 A JPH06318136 A JP H06318136A
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Yutaka Yoneda
裕 米田
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憲一 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 画像表示部B、あるいは画像表示部Bを形成
した基板上にデータ入出力部Cを設け、このデータ入出
力部Cにて各装置間A・Aでのデータ交信を光等の電磁
波の伝播により行う。 【効果】 これにより、ICカードや磁気ディスク等の
記憶媒体を用いることなく、各装置間A・Aでのデータ
交信が可能になる。このため、装置全体の大きさが記憶
媒体の大きさに影響されることなく、画像表示部Bと略
同等に形成することができ、装置の小型化、および薄型
化を招来することができると共に、装置の携帯性および
操作性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示部を備えると
共に、各装置間でデータの遣り取りを行う情報入出力装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】表示装置画面上への情報の入力、換言す
れば画面上の特定の座標位置の検出の方法としては、従
来、以下の〜など、各種の方法が提案され、実用化
されて来ている。
【0003】:透明なX電極とY電極とをマトリクス
状に配した透明フィルムを表示装置の画面上に配置し、
指あるいは「ペン」により特定の座標を押すことでX電
極とY電極とを接触させ、座標位置を検出する方法(特
開昭59−119320号公報) :光により座標位置を指定する方法(特開昭59−1
29892号公報) :電磁誘導を用いる方法 :静電結合を用いる方法(特開昭56−161521
号公報) ここで、静電結合タイプの「ペン入力」機能を有する単
純マトリクス型の液晶表示装置を例にとって説明する。
単純マトリクス型の液晶表示装置10は、図21に示す
ように、例えばX方向にストライプ状に配された走査信
号電極(X電極)1を有する第1のガラス基板2と、例
えばY方向にストライプ状に配されたデータ信号電極
(Y電極)3を有する第2のガラス基板4とを対峙さ
せ、その間に液晶5を挟み込む構造をとっている。この
ような構造を有するディスプレイにおける所謂「ペン入
力」は、例えば次のような方法により行っている。即
ち、ある表示サイクル毎に、先ずX電極1の各ラインに
位置検出用のパルス信号を出力し、次いでY電極3の各
ラインにパルス信号を出力する。「ペン」を表示装置画
面上に接触させることにより、各電極1・3に出力され
たパルス信号が、電極ラインと「ペン」との静電的な結
合により「ペン」に伝達される。そして、この「ペン」
により検出した信号の位相と、各電極ラインに出力され
た信号の位相とを比較することで、「ペン」により指定
された座標が求まる。
【0004】一方、情報入出力装置間のデータ交信につ
いて述べると、現在、以下の、などの方法が主流と
なっている。
【0005】:専用ケーブルを介して行う方法 :ICカードや磁気ディスク等の記憶媒体を介して行
う方法
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報化社会の発
展に伴い、個人が携帯型の情報入出力装置(端末)を使
用する機会が益々増えている。この種の機器の間のデー
タ転送(交信)は、専用のケーブルを用いて直接複数の
装置を接続することにより、あるいはICカードや磁気
ディスク等の記憶媒体を介して、あるいは電話回線を使
用して行われているのが現状である。
【0007】しかしながら、端末間のデータ転送を一々
それらの媒体を介して行うことは煩わしいものがある。
加えて、携帯型の情報入出力装置においては、操作性の
みならず、携帯性も重要なポイントであり、小型化、軽
量化を図る必要がある。特に、最近、益々その傾向を深
めつつあり、例えば、図1に示すように、情報入出力装
置A≒画像表示部Bという装置が想定されている。この
ような装置において、前記磁気ディスク等の記憶媒体を
介してデータ転送を行うと、この媒体の大きさに影響さ
れ、ある大きさからそれ以上は小型化(薄型化)できな
いという問題を有している。尚、上記のような装置の小
型化(薄型化)問題は、特に、ICカードや磁気ディス
ク等を用いた場合に顕著である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
情報入出力装置は、上記の課題を解決するために、画像
表示部を備えると共に、各装置間でデータの遣り取りを
行う情報入出力装置において、以下の手段を講じてい
る。
【0009】即ち、各装置間でのデータ交信を可能にす
るデータ入出力手段が、画像表示部、あるいは画像表示
部を形成した基板上に設けられている。
【0010】また、請求項2記載の情報入出力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項1記載の情報入出
力装置において、以下の手段を講じている。
【0011】即ち、画像表示部は、液晶表示装置からな
る。
【0012】また、請求項3記載の情報入出力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項1記載の情報入出
力装置において、以下の手段を講じている。
【0013】即ち、データ入出力手段は、各装置間での
データ交信を、画像表示部に表示される表示用データ信
号が途切れるブランキング期間に行う。
【0014】また、請求項4記載の情報入出力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項1記載の情報入出
力装置において、以下の手段を講じている。
【0015】即ち、データ入出力手段は、各装置間での
データ交信を、光等の電磁波の伝播により行う。
【0016】また、請求項5記載の情報入出力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項4記載の情報入出
力装置において、以下の手段を講じている。
【0017】即ち、画像表示部には、他方装置のデータ
入出力手段から転送される電磁波を検出する電磁波検出
手段が設けられている。
【0018】また、請求項6記載の情報入出力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項4記載の情報入出
力装置において、以下の手段を講じている。
【0019】即ち、画像表示部には、他方装置に電磁波
を放出する電磁波放出手段が設けられている。
【0020】また、請求項7記載の情報入出力装置は、
上記の課題を解決するために、スタイラスペン等の情報
伝達部材により画像表示部でのデータ入力を行う情報入
出力装置において、以下の手段を講じている。
【0021】即ち、情報伝達部材には、各装置間でのデ
ータ交信を可能にするデータ入出力手段が設けられてい
る。
【0022】また、請求項8記載の情報入出力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項7記載の情報入出
力装置において、以下の手段を講じている。
【0023】即ち、データ入出力手段は、各装置間での
データ交信を、静電容量結合により行う。
【0024】また、請求項9記載の情報入出力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項7記載の情報入出
力装置において、以下の手段を講じている。
【0025】即ち、データ入出力手段は、各装置間での
データ交信を、光結合により行う。
【0026】また、請求項10記載の情報入出力装置
は、上記の課題を解決するために、請求項7記載の情報
入出力装置において、以下の手段を講じている。
【0027】即ち、データ入出力手段は、各装置間での
データ交信を、電磁誘導により行う。
【0028】また、請求項11記載の情報入出力装置
は、上記の課題を解決するために、請求項7記載の情報
入出力装置において、以下の手段を講じている。
【0029】即ち、情報伝達部材には、データ入出力手
段により交信されるデータを記憶するデータ記憶手段が
設けられている。
【0030】
【作用】上記の構成によれば、画像表示部、あるいは画
像表示部を形成した基板上にデータ入出力手段を設ける
ことで、ICカードや磁気ディスク等の記憶媒体を用い
ることなく、各装置間でのデータ交信が可能になる。こ
のため、装置全体の大きさが記憶媒体の大きさに影響さ
れることなく、液晶表示装置等からなる画像表示部と略
同等に形成することができ、装置の小型化、および薄型
化を招来することができる。
【0031】また、他の構成によれば、画像表示部での
データ入力を行うスタイラスペン等の情報伝達部材に、
静電容量結合、光結合、あるいは電磁誘導等により各装
置間でのデータ交信を可能にするデータ入出力手段を設
ける。これにより、前記の構成と同様に、装置全体の大
きさを画像表示部と略同等に形成することができ、装置
の小型化、および薄型化を招来することができる。
【0032】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図1
4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0033】本実施例に係る情報入出力装置は、図1に
示すように、装置Aの大きさが液晶表示装置等からなる
画像表示部Bの大きさと略同等に形成された平板状の薄
型をなし、ICカードや磁気ディスク等の記憶媒体を介
すことなく、各装置A・A間でデータの交信動作を可能
にしている。尚、ここで言う各装置A・A間とは、必ず
しも同一型式を有する装置を意味せず、異型式を有する
装置間であっても何ら差し支えない。以下に、このデー
タ交信の動作について説明する。
【0034】図2(a)(b)(c)は、それぞれ本実施例
におけるデータ交信の概念図である。図2(a)は一方
の装置A-1の表示部B-1と他方の装置A-2の表示部B-2
とを対向させて表示部B-1と表示部B-2との間でデータ
交信を行うものであり、図2(b)は一方の装置A-1の
表示部B-1の端部と他方の装置A-2の表示部B-2との間
でデータ交信を行うものであり、また、図2(c)は一
方の装置A-1の表示部B-1の端部と他方の装置A-2の表
示部B-2の端部との間でデータ交信を行うものである。
【0035】図3(a)〜(d)の各図は、それぞれ他
の機器とデータ交信を行うデータ入出力部Cの装置A内
での配置部位を示している。尚、上記のデータ入出力部
Cとは、他の機器との間でデータの入力および出力を行
う機能部位のことである。
【0036】図3(a)は表示部Bの一部にデータ入出
力部Cを設けたものであり、図3(b)は表示部Bの全
面にデータ入出力部Cを設けたものであり、図3(c)
は表示部Bの外縁の一部にデータ入出力部Cを設けたも
のであり、また、図3(d)は表示部Bの外縁の全周に
データ入出力部Cを設けたものである。
【0037】尚、装置A内でのデータ入出力部Cの配置
部位は、図3(a)〜(d)の各部位に限定するもので
はなく、装置Aの側面あるいは底面にこれらの機能を付
加しても何ら差支えは無い。また、同じような、あるい
は同一の部位にデータ入出力部Cを設けても良いし、こ
れらは別の部位に設けても良い。特に、携帯型の情報入
出力装置においては、データの入力、出力、あるいは入
出力の手段の少なくとも1つを表示部に設けることによ
り、機能的に優れた情報入出力装置を提供することがで
きる。
【0038】次に、上記図3(a)あるいは図3(b)
に示すような表示部Bにデータ入出力部Cを設けた場合
の具体的な構成例を、図4(a)(b)(c)に示す。尚、
データ入出力部Cは、情報入出力用のバスラインや素子
等の形成層C1 からなり、また、表示部Bは、ガラス基
板B2 上に表示部駆動用素子や電極等の形成層B1 が形
成されてなるものである。
【0039】図4(a)は形成層B1 が形成された基板
2 の反対面に形成層C1 を形成したものであり、図4
(b)は基板B2 に形成された形成層B1 の上面に形成
層C1 を形成したものであり、また、図4(c)は基板
2 上に形成層B1 と形成層C1 とをモノリシックに形
成したものである。
【0040】尚、上記図4(a)の構成例においては、
各形成層B1 ・C1 を個々に別基板(含むパネル)上に
形成して、これらの各基板を表示部Bの基板B2 に装着
(貼り付け)して形成することも可能である。また、図
4(a)(b)(c)の各図では、保護膜その他の構成要素
について言及していないが、これらの構成要素は必要に
応じて付加されることは言うまでもない。さらに述べる
なら、光に代表される電磁波等によりデータの交信を行
う場合には、必要に応じて形成層C1 の上部にマイクロ
レンズアレイ等の伝播信号増幅手段を追加すると、デー
タの検出がより容易になる。
【0041】図5は、情報入出力用のバスラインや素子
等の形成層C1 を形成したガラス基板C2 を装置上部
(同図中の上方)に、換言するならば表示部側(操作者
側)に配した構成例を、反射型の液晶表示機能を有する
情報入出力装置を用いて示している。
【0042】この情報入出力装置は、表示部側(操作者
側)に形成層C1 が形成された基板C2 を配し、液晶層
Dを介して反対側にガラス基板Eを、さらにその下面に
反射板Fを設けている。この構造により、図2(a)
(b)(c)に示した概念による情報の遣り取りが、液晶
層D他によるエネルギーの伝達損失が軽減されるために
効果的に行えるようになるのみならず、相対する各基板
2 ・Eのうち、一方の基板C2 にだけアクティブ素子
を構成することになるので、全体としてのコストダウン
が可能になる。
【0043】尚、上記図5は、反射型の表示装置に言及
しているが、本発明は反射型のみならず透過型にも、ま
た、この概念自体は他の表示機能を有する情報入出力装
置にも応用されることは言うまでも無い。また、同図に
おいては、データ入出力手段(形成層C1 )を基板C2
の液晶層D側に配しているが、これは液晶層Dと反対側
に形成されていても差支えがない。加えて、同図におい
ては、偏光板、カラーフィルタ、その他の構成要素につ
いては示していないが、これらが必要に応じて付加され
ることは言うまでも無い。以上は、以後の場合について
も同様である。
【0044】図6(a)〜(f)に、それぞれ表示部B
の基板B2 上に形成層B1 と形成層C1 とを形成した場
合のより具体的な構成例について説明する。ここでは、
特に、画素部にデータ入出力手段(=データ入出力部)
Cを設けた場合の構成例について述べる。図6(a)は
データ入出力手段Cとデータ表示手段(=画像表示部)
Bとを、また、表示用データ信号線L1 と走査信号線L
2 とデータ入出力信号線L3 とをそれぞれ別々に設けた
場合の例であり、図6(b)は単独で表示用データ信号
線L1 を設ける一方で、データ入出力手段Cとデータ表
示手段Bとを、また、走査信号線L2 とデータ入出力信
号線L3 とをそれぞれ共用した場合の例である。
【0045】また、図6(c)および(d)は、各々、
データ入出力手段Cとデータ表示手段Bとは別々に設定
して、表示に供する信号線(表示用データ信号線L1
るいは走査信号線L2 )とデータ入出力信号線L3 とを
共用した場合の例であり、図6(e)はデータ入出力手
段Cのアクティブ状態を制御するデータ制御用信号線L
4 を前記図6(a)の構成に加えた場合の例であり、ま
た、図6(f)はデータ入出力手段Cとデータ表示手段
Bとをシリーズ(必要に応じて、両手段B・Cの間に制
御手段を設けても良い。)接続した場合の例である。
【0046】上記のように、データ入出力手段Cとデー
タ表示手段B、また、データ入出力信号線L3 と表示に
供する信号線(データ信号線L1 あるいは走査信号線L
2 )は、それらを全て共用しても良いし、あるいは別々
に設けても良いし、その接続も任意であり、その構成、
接続の方法も図6(a)〜(f)に示したものに限定さ
れない。また、当然のことながら、データ入出力手段C
はデータ入力用、あるいはデータ出力用として限定して
使用しても良いし、時間的にデータ入力手段とデータ出
力手段と使い分けても何ら差支えない。
【0047】尚、図6(a)〜(f)の各図は、1画素
についての信号線、電極等の構成例を示しており、デー
タ入出力手段Cを全ての画素に設けるか、一部に設ける
か、あるいは画素とは別に設けるかは任意である。ま
た、データ入出力手段Cは、1画素内に複数個形成して
も良いし、複数の画素に対して1個形成しても良い。以
下に述べる他の実施例についても同様である。
【0048】以上、主として情報入出力装置の表示部あ
るいは表示部外縁の上面を介して行うデータの交信につ
いて説明したが、図2(b)あるいは図2(c)に示す
ように、情報入出力装置の端部を用いたデータ交信に
も、これらを応用することは可能である。ところで、デ
ータ入出力部(入出力部の法線方向)が情報入出力装置
の上部あるいは下部にある場合、図7および図8の各図
に示すような光(電磁波)Hの屈折、あるいは拡散特性
等を利用する伝播補助手段を設けることにより、図2
(b)あるいは図2(c)に示すような光や電磁波等の
伝播方向が情報入出力装置(特に表示部)と水平方向あ
るいは水平方向に近い情報入出力装置を提供することが
できる。
【0049】尚、上記図7は表示部より突起した構造の
例を、図8は表示部の略水面方向におさまる構造例につ
いて示している。図7の変更例としては図9(a)〜
(d)があり、また、図8の変更例としては図10
(a)〜(d)がある。具体的には、図9(a)(b)お
よび図10(b)の構造例は、特に、出力に有効な構造
であり、それ以外の図9(c)(d)および図10(a)
(c)(d)の各構造例は入出力のそれぞれに有効な構成
である。以上、伝播補助手段の構造例について示した
が、当然のことながら、構造はこれに限定されるもので
はない。
【0050】次に、駆動法について説明する。前述の各
信号線L1 ・L2 ・L3 をそれぞれ別々に設けている場
合を除いて、表示用データと、入出力データとを分離す
る手段を設ける必要がある。これは、例えば、以下の
、等の方法により実現される。
【0051】:表示用データ期間とデータ入出力用期
間を別々に設定する(図11) :表示用データと入出力データの信号周波数を分ける 以下、の場合の例について説明する。図12は、デー
タ出力用に割り当てられた信号線(表示用データ信号線
と共用であっても良い)の信号を、その信号線から直接
あるいはデータ出力手段からピックアップする際の駆動
信号(データ出力信号)の構成例を示している。
【0052】信号の基本的な構成は、表示用データ期間
に挿入された自己の装置の表示用データ信号(データ出
力信号線と表示用データ信号線が別々に設定されている
場合は、必ずしもその信号を挿入する必要は無い)と、
ブランキング期間のデータ開始信号期間に挿入されたデ
ータ開始信号(この信号期間は、信号波形構成によって
は無くても良い)と、ブランキング期間のデータ入出力
(転送)用の基準信号期間に挿入された基準信号と、ブ
ランキング期間のデータ入出力期間に挿入された転送用
データ信号と、必要に応じてブランキング期間のデータ
終了信号期間に挿入されたデータ終了信号とからなって
いる。尚、基準信号と少なくとも転送用データ信号は、
何らかの同期関係にある必要がある。
【0053】図13(a)〜(f)は、ブランキング期
間のデータの与え方、特に、データ開始信号とデータ入
出力用の基準信号との与え方を幾つかの例について示し
ている。尚、図13(a)〜(f)の各図中、あるいは
以下の説明では、特定の記載が無い表示用データ信号
は、全て正極性の信号とするものである。
【0054】図13(a)では、表示用データ信号とデ
ータ開始信号との識別をパルス幅により行い、さらにデ
ータ開始信号とデータ入出力用の基準信号との識別もパ
ルス幅により行う。図13(b)では、ブランキング期
間の諸信号を正負両極性に振れる信号としている。この
方法をとると、表示用データ信号とブランキング期間の
諸信号との識別はレベルあるいは極性の差により行え、
データ開始信号と基準信号との識別はパルス幅により行
うことができる。尚、図13(b)のような構成の場
合、データ開始とデータ終了との識別は専用の識別信号
が無くても行うことができるので、データ開始信号とデ
ータ終了信号とは必ずしも必要ではない。
【0055】図13(c)では、データ開始信号とデー
タ終了信号とを表示用データ信号に対して逆極性の信
号、基準信号とデータ出力信号とを表示用データ信号と
同極性の信号とした例を示している。また、図13
(d)では、ブランキング期間の諸信号を、表示用デー
タ信号と逆極性にした例を示している。これらにおいて
は、表示用データ信号と転送用データ信号との識別は、
データ開始信号とデータ終了信号の極性とデータ終了の
極性の差により行うことができる。尚、図13(d)に
おいては、データ開始信号とデータ終了信号とは、図1
3(b)と同様に廃止することができる。
【0056】次に、表示部が液晶表示機能を有する場合
について、上記以外に適用できる駆動法について示す。
図13(e)は、ライン反転駆動を行った場合の信号構
成例を示している。このような構成にすることにより、
ブランキング期間(データ入出力期間)の諸信号と表示
用データ信号とを識別できる。図13(f)は、ブラン
キング期間の諸信号を高周波信号とした場合の例を示し
ている。この場合は、ブランキング期間の諸信号と表示
用データ信号との識別をその周波数差により行うことが
できる。ブランキング期間に挿入した信号の周波数を液
晶が通常の状態において応答しない(液晶の過渡応答特
性改善のために挿入する周波数範囲であっても良い)程
高くすると、表示用データ信号線とデータ入出力信号線
とを共用した場合、特に、画素電極とデータ入出力用電
極を共用した場合には、効果がある。
【0057】尚、図13(e)では、ブランキング期間
に挿入した諸信号を両極性に振れる信号としているが、
これは他の状態(極性、電圧等)であっても、例えば、
表示用データ信号と同極性、同レベルの状態であっても
良い。
【0058】図13(a)〜(f)に示す各構成例は、
基本的な波形構成を示しており、同図中の各部の構成要
素、あるいはそれ以外の構成要素を組み合わせて、信号
波形を構成しても良い。また、データ開始信号と基準信
号とのパルス数は、当然のことながら、図示した数に限
定されないし、これら諸信号もパルス信号に限定され
ず、例えば正弦波状の信号であっても良い。データ開始
および終了の各信号は、パルス等の信号を用いずに、一
定の無信号期間を設定して、それらの代わりにしても良
い。さらに述べるなら、各信号の識別も上述した方法に
限定されず、他の手法によっても良い。
【0059】加えて、以上の説明では、表示用データ信
号のブランキング期間と、データ入出力に関連する期間
を同一のように扱っているが、これには限定されず、両
期間は異なっても何ら差し支えない。これらは、他の
図、例えば図11あるいは図12についても同様であ
る。さらに述べるなら、図12に示した構成例では、基
準信号を設定しているが、入力端子での信号の処理の仕
方によっては、これは必ずしも必要でなく、転送用デー
タ信号のみでも行うことができる。
【0060】以上、データ出力側を中心に動作を説明し
てきたが、入力側は常時、あるいは出力のタイミングに
同期して、あるいは、また、定期的に入力部をサンプリ
ングする等により、入力信号を受けることになる。
【0061】図14は、上述した基準信号の処理回路の
構成フローの一例を示している。別端末から転送されて
来た入力データ信号は、その信号と端末内部のタイミン
グをとるために、その信号の基準信号を基にタイミング
クロックを生成する回路ブロックに供給される。このタ
イミングクロックは、PLL(Phase Locked Loop:位相
ロックループ) 回路により簡単に発生させることができ
る。即ち、基準信号抜き取り回路により抜き取られた基
準信号は、必要に応じて付加される波形整形回路により
波形整形処理を受け、位相比較回路に入力される。
【0062】VCO(Voltage Controlled Oscillator:
電圧制御発振器)回路の出力信号は必要に応じて分周回
路により分周され、位相比較回路に入力される。位相比
較回路は、両者の信号の位相を比較して、発振制御信号
をVCO回路に入力する。このループを形成することに
より、入力された基準と同期のとれたタイミングクロッ
クを発生させることができる。
【0063】以上、装置Aの大きさが画像表示部の大き
さと略同等に形成された情報入出力装置をもとに説明し
てきたが、本発明は、これに限定されず、装置Aの大き
さが画像表示部の大きさと略同等でない装置に適用して
もよく、これは、次に述べる実施例についても同様であ
る。
【0064】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図15ないし図20に基づいて説明すれば、以下の通り
である。
【0065】本実施例に係る情報入出力装置は、図15
に示すように、情報伝達部材としてのスタイラスペン
(以下、ペンと称する)Pと、液晶表示装置等からなる
画像表示部Iとを備え、各装置G・G間でデータの交信
動作を可能にしている。以下に、このデータ交信の動作
について説明する。
【0066】一方の情報入出力装置G-2の例えば信号出
力部に他方装置G-1のペンPを接触させることによりペ
ンPを介して、装置G-2のデータを装置G-1に、あるい
は装置G-1のデータを装置G-2に転送するものである。
この転送データは、一画面分の情報のみであってもよい
し、画面の一部分、あるいは任意の情報でも良い。ま
た、データの入出力を行う部分は、情報入出力装置Gの
表示部Iの任意の部位であっても良いし、専用の部位で
あっても良いし、あるいはペンPを差し込んだり固定す
る例えばジャックJのようなものでも良い。
【0067】尚、図15に示したペンPは、装置本体と
ケーブル(信号線)Kにより接続されているが、ペンP
に転送データを蓄えるメモリ機能(データ記憶手段)を
有している場合には、この接続ケーブルKはなくても良
い。また、図15に示した所謂「ペン」に代表される情
報伝達部材を介しての情報の遣り取りを効率的に、特に
静電誘導方式の「ペン」を用いた情報の入出力が可能と
なる。
【0068】次に、図16に示すような液晶表示機能を
有して、ペンPにより情報の入出力を行う情報入出力装
置、特に、静電誘導型の「ペン」を用いた場合に効果の
ある信号線と電極等の具体的な構成例を、図17(a)
(b)(c)ないし図19に基づいて以下に説明する。
尚、図17(a)(b)(c)における液晶表示装置は、前
記図21に示す液晶表示装置と同様に対向するガラス基
板を備え、このうち一方のガラス基板は、複数の走査信
号線と複数のデータ信号線とを有し、その任意の交点に
アクティブ素子を配した基板とする一方、他方のガラス
基板は対向電極を有する基板とした場合の例を示してい
る。図17(a)は、データ入出力手段、この例ではデ
ータ入出力信号線L3 、データ制御用信号線L4 、デー
タ入出力用トランジスタTr2、およびデータ入出力用電
極M1 と、画像表示用の表示用データ信号線L1 、走査
信号線L2 、画素トランジスタTr1、および画素電極M
2 とを、各々、別々に設けた例を示している。
【0069】図17(b)は、各トランジスタTr1・Tr
2の機能を合わせ持つトランジスタTr3を備えると共
に、データ入出力用電極M1 と画素電極M2 とを、表示
用データ信号線L1 とデータ入出力信号線L3 とを、ま
た、走査信号線L2 とデータ制御用信号線L4 とをそれ
ぞれ共用した場合の例について示している。また、図1
7(c)は、上述の図17(a)あるいは図17(b)
と異なり、データ入出力用トランジスタTr2と画素トラ
ンジスタTr1とを直列に接続した場合の例を示してい
る。
【0070】図18(a)(b)(c)は、それぞれ一方の
ガラス基板を対向電極を有する基板とする一方、他方の
ガラス基板を複数の走査信号線と複数のデータ信号線と
を有し、その任意の交点にアクティブ素子を配した基板
とした場合の例を示している。この場合は、図18
(a)に示すように、データ制御用信号線L4 、データ
入出力信号線L3 、データ入出力用トランジスタTr1、
あるいはデータ入出力用電極M1 等を対向電極板上に設
ける必要がある。データ入出力用電極M1 は、例えば図
18(b)および図18(c)に示すように、連続した
対向電極、あるいは分割された対向電極中にアイランド
状に分布する。また、このデータ入出力用電極M1 と前
述の画素電極M2 とは、1対1の対応であっても良い
し、対応で無くても良い。
【0071】図19は、さらに別の構成例について示し
ている。即ち、データ入出力信号線L3 、電極等を備え
た基板N1 を表示装置下部に、対向電極を備えた基板N
2 を表示装置上部に設けた例について示している。この
場合は、図19に示すように、データ入出力用電極M1
に対応する対向基板N2 上の部位に、対向電極の無い開
口部Oを設ける必要がある。この開口部Oの大きさは、
必ずしもデータ入出力用電極M1 の大きさと一致させる
必要は無い。特に、画素電極M2 とデータ入出力用電極
1 とを共用する場合には、画素電極M2 に対応する対
向基板N2 の部分は、開口部Oと対向電極部に分ける必
要がある。
【0072】また、図19に示す基板N1 上の回路は、
図17(a)の回路構成しか示していないが、当然のこ
とながら、この部分の構成は他の方式、例えば図17
(b)および図17(c)で示した回路構成、あるいは
画素トランジスタやデータ入出力用トランジスタをp-c
h やn-ch の単体トランジスタでなく、CMOS構成し
た回路構成としても構わない。
【0073】尚、図17(a)(b)(c)、図18(a)
(b)(c)、および図19の各図共、データの入出力を
行うのに、データ入出力用の電極とトランジスタを持つ
構成としているが、これらは必ずしも設ける必要はな
く、1系統ないし複数系統の信号線そのものでデータの
遣り取りを行っても良い。2系統以上の信号線を用いる
場合には、データ用の信号線の設置を必ずしも一方の基
板に限定する必要は無く、一方基板側と他方基板側とに
分割しても差支えない。ただし、表示装置下部にデータ
入出力用の信号線を設けた場合には、表示装置上部の基
板に開口部に相当する構成を設ける必要がある。
【0074】また、図17(a)(b)(c)、図18
(a)(b)(c)および図19の各構成例共、リフレッシ
ュ用の回路等、その他の付加要素(回路)も、必要に応
じて設けても何ら差し支えない。
【0075】以上のように、図17(a)(b)(c)ない
し図19の各図を用いて説明した各構成例は、静電結合
による方式のみならず、光結合、電磁誘導等、その他の
方式についても適用できる。また、静電結合について
も、以上の構成例は「ペン」に代表される情報伝達部材
により他の機器(装置)とのデータの遣り取りを行う方
法について言及しているが、特にこれに拘る必要は無
く、これらは機器内における入出力操作、例えば「座標
の入力」等と併用できることは言うまでもない。
【0076】最後に、前述したメモリ機能(データ記憶
手段)を内蔵した「ペン」について述べる。図20
(a)(b)は、それぞれデータ記憶手段を有する「ペ
ン」の実施例を示している。データ記憶手段にデータを
蓄積する際に伝送さたデータ信号をそのデータ記憶手段
に適したデータに変化する必要がある場合の構成例を図
20(a)に、変換する必要がない場合の構成例を図2
0(b)に示す。
【0077】図20(a)の構成例においては、入力さ
れた信号は制御手段により制御される入出力切換手段を
経て、デコード手段に入力される。デコード手段では、
必要により付加される波形整形回路を経た信号がデコー
ド部へ回され、そのデコード部で必要に応じて制御手段
により制御されて入力信号がデータ記憶手段に適した信
号に変換される。その変換された信号が制御手段からの
制御に基づいて、データ記憶手段に書き込まれる。
【0078】「ペン」からデータの出力を行う場合は、
制御手段からの情報に基づいて、データ記憶手段から読
み出された信号が必要に応じて制御手段により制御され
て、エンコーダ手段によ伝送用信号に変換され、入出力
切換手段に入力される。入出力切換手段は、制御手段か
らの制御により、信号出力状態となり、「ペン」から信
号を出力することになる。尚、図20(a)は基本的な
概念を示しており、この他の構成としても何ら差支え無
く、また、同図においては必要とされる他の構成要件、
例えば電源回路等については、特に示していない。これ
らは次に述べる構成例についても同様である。また、前
記図20(a)の構成例は、入出力信号が搬送波成分を
有する場合には、特に有効であると考えられる。
【0079】次に、図20(b)に示す構成例の場合
は、入力信号は入出力切換手段に入力され、制御手段か
らの制御に基づいて、データ記憶手段に入力される。信
号を「ペン」から出力する場合には、制御手段からの制
御に基づいて、データ記憶手段から信号を読み出し、入
出力切換手段を出力状態として信号を出力する。
【0080】尚、以上の構成例において、入力の信号形
態と出力の信号形態が異なる場合には、例えば、入力信
号が電気信号で出力信号が電磁波、あるいは入力信号と
出力信号の周波数が異なる等の場合には、上述した入出
力切換手段は特に必要としない場合もある。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
情報入出力装置は、各装置間でのデータ交信を可能にす
るデータ入出力手段が、画像表示部、あるいは画像表示
部を形成した基板上に設けられている構成であり、上記
のデータ入出力手段は、請求項3および4記載のよう
に、各装置間でのデータ交信を、画像表示部に表示され
る表示用データ信号が途切れるブランキング期間に、光
等の電磁波の伝播により行う。また、このような電磁波
の伝播は、請求項5記載の電磁波検出手段と請求項6記
載の電磁波放出手段とを画像表示部に設けることで可能
である。
【0082】これにより、ICカードや磁気ディスク等
の記憶媒体を用いることなく、各装置間でのデータ交信
が可能になる。このため、装置全体の大きさが記憶媒体
の大きさに影響されることなく、請求項2記載の液晶表
示装置等からなる画像表示部と略同等に形成することが
でき、装置の小型化、および薄型化を招来することがで
きると共に、装置の携帯性および操作性を向上すること
ができるという効果を奏する。
【0083】また、請求項7記載の情報入出力装置は、
情報伝達部材には、各装置間でのデータ交信を可能にす
るデータ入出力手段が設けられている構成であり、上記
のデータ入出力手段は、請求項8、9、あるいは10記
載のように、各装置でのデータ交信を、静電容量結合、
光結合、あるいは電磁誘導により行う。
【0084】これにより、前記請求項1記載の構成と同
様に、装置全体の大きさを画像表示部と略同等に形成す
ることができ、装置の小型化、および薄型化を招来する
ことができると共に、装置の携帯性および操作性を向上
することができるという効果を奏する。
【0085】また、請求項11記載の情報入出力装置
は、請求項7記載の情報入出力装置において、情報伝達
部材には、データ入出力手段により交信されるデータを
記憶するデータ記憶手段が設けられている構成である。
【0086】これにより、スタイラスペン等の情報伝達
部材と装置本体との間でデータ転送するための接続ケー
ブルが不要となり、前記請求項7記載の情報入出力装置
の携帯性および操作性をより一層向上させることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報入出力装置を示
す斜視図である。
【図2】同図(a)(b)(c)は、それぞれ各装置間での
データ交信における概念図である。
【図3】同図(a)〜(d)は、それぞれ装置内でのデ
ータ入出力部の配置部位を示す斜視図である。
【図4】同図(a)(b)(c)は、それぞれ画像表示部に
データ入出力手段を設けた構成例を示す縦断面図であ
る。
【図5】データ入出力手段を設けた基板を画像表示部上
に配した構成例を示す縦断面図である。
【図6】同図(a)〜(f)は、それぞれ画像表示部お
よびデータ入出力手段の構成例を示す説明図である。
【図7】光伝播補助手段を示す説明図である。
【図8】他の光伝播補助手段を示す説明図である。
【図9】同図(a)〜(d)は、それぞれ前記図7に示
す光伝播補助手段の変更例を示す説明図である。
【図10】同図(a)〜(d)は、それぞれ前記図8に
示す光伝播補助手段の変更例を示す説明図である。
【図11】データ入出力期間の設定を示す説明図であ
る。
【図12】データ出力信号の構成を示す説明図である。
【図13】同図(a)〜(f)は、それぞれ前記図12
に示すデータ出力信号の具体的な信号波形を示す説明図
である。
【図14】基準信号の処理回路を示すブロック図であ
る。
【図15】本発明の他の実施例における情報入出力装置
を示す斜視図である。
【図16】ペンによる画像表示部の座標入力を状態を示
す説明図である。
【図17】同図(a)(b)(c)は、それぞれ信号線およ
び電極の構成例を示す説明図である。
【図18】同図(a)(b)(c)は、それぞれデータ入出
力用信号線と電極とが配設された対向基板の構成例を示
す説明図である。
【図19】対向基板を画像表示部上に設けた構成例を示
す説明図である。
【図20】同図(a)(b)は、それぞれメモリ内蔵ペン
を示す概念図である。
【図21】従来例における単純マトリクス型の液晶表示
装置を示す斜視図である。
【符号の説明】 A 情報入出力装置 B 画像表示部 C データ入出力部(データ入出力手段) P スタイラスペン(情報伝達部材)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像表示部を備えると共に、各装置間でデ
    ータの遣り取りを行う情報入出力装置において、 各装置間でのデータ交信を可能にするデータ入出力手段
    が、画像表示部、あるいは画像表示部を形成した基板上
    に設けられていることを特徴とする情報入出力装置。
  2. 【請求項2】上記画像表示部は、液晶表示装置からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報入出力装置。
  3. 【請求項3】上記データ入出力手段は、各装置間でのデ
    ータ交信を、画像表示部に表示される表示用データ信号
    が途切れるブランキング期間に行うことを特徴とする請
    求項1記載の情報入出力装置。
  4. 【請求項4】上記データ入出力手段は、各装置間でのデ
    ータ交信を、光等の電磁波の伝播により行うことを特徴
    とする請求項1記載の情報入出力装置。
  5. 【請求項5】上記画像表示部には、他方装置のデータ入
    出力手段から転送される電磁波を検出する電磁波検出手
    段が設けられていることを特徴とする請求項4記載の情
    報入出力装置。
  6. 【請求項6】上記画像表示部には、他方装置に電磁波を
    放出する電磁波放出手段が設けられていることを特徴と
    する請求項4記載の情報入出力装置。
  7. 【請求項7】スタイラスペン等の情報伝達部材により画
    像表示部でのデータ入力を行う情報入出力装置におい
    て、 上記情報伝達部材には、各装置間でのデータ交信を可能
    にするデータ入出力手段が設けられていることを特徴と
    する情報入出力装置。
  8. 【請求項8】上記データ入出力手段は、各装置間でのデ
    ータ交信を、静電容量結合により行うことを特徴とする
    請求項7記載の情報入出力装置。
  9. 【請求項9】上記データ入出力手段は、各装置間でのデ
    ータ交信を、光結合により行うことを特徴とする請求項
    7記載の情報入出力装置。
  10. 【請求項10】上記データ入出力手段は、各装置間での
    データ交信を、電磁誘導により行うことを特徴とする請
    求項7記載の情報入出力装置。
  11. 【請求項11】上記情報伝達部材には、データ入出力手
    段により交信されるデータを記憶するデータ記憶手段が
    設けられていることを特徴とする請求項7記載の情報入
    出力装置。
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