JPH06317737A - 拡大撮影装置 - Google Patents
拡大撮影装置Info
- Publication number
- JPH06317737A JPH06317737A JP10676493A JP10676493A JPH06317737A JP H06317737 A JPH06317737 A JP H06317737A JP 10676493 A JP10676493 A JP 10676493A JP 10676493 A JP10676493 A JP 10676493A JP H06317737 A JPH06317737 A JP H06317737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photographing
- information
- lens
- distance
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単に任意の撮影倍率を得ることができる拡大
撮影装置を提供することを目的とする。 【構成】光軸方向の長さを変化させ、撮影レンズ50と
カメラボディ1との相対距離を変更する鏡筒部15と、
撮影倍率、または、上記撮影レンズ先端から被写体まで
の距離を設定可能な入力キースイッチ群90と、この入
力キースイッチ群90の出力情報,上記撮影レンズ50
およびカメラボディ1に関する情報,上記鏡筒部15の
基準長さ情報の内、少なくとも1つの情報に基づいて上
記鏡筒部15の繰り出し量を演算する繰り出し量演算手
段と、上記鏡筒部15の繰り出し量を計測する移動量計
測手段と、上記繰り出し量演算手段の出力と上記移動量
計測手段の出力とに基づいて、上記距離変更手段の繰り
出し量を駆動制御する駆動制御手段とを具備したことを
特徴とする。
撮影装置を提供することを目的とする。 【構成】光軸方向の長さを変化させ、撮影レンズ50と
カメラボディ1との相対距離を変更する鏡筒部15と、
撮影倍率、または、上記撮影レンズ先端から被写体まで
の距離を設定可能な入力キースイッチ群90と、この入
力キースイッチ群90の出力情報,上記撮影レンズ50
およびカメラボディ1に関する情報,上記鏡筒部15の
基準長さ情報の内、少なくとも1つの情報に基づいて上
記鏡筒部15の繰り出し量を演算する繰り出し量演算手
段と、上記鏡筒部15の繰り出し量を計測する移動量計
測手段と、上記繰り出し量演算手段の出力と上記移動量
計測手段の出力とに基づいて、上記距離変更手段の繰り
出し量を駆動制御する駆動制御手段とを具備したことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拡大撮影装置、詳しく
は、撮影レンズとカメラボディとの相対距離を変更する
拡大撮影装置に関する。
は、撮影レンズとカメラボディとの相対距離を変更する
拡大撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一眼レフレックス方式のカメラを
用いての接写撮影や拡大撮影は、たとえば、特開平2−
48612号公報あるいは特開平2−48613号公報
において開示されているように、カメラボディと撮影レ
ンズとの間に遮光された中間装置を挿入して行なわれて
いる。この中間装置としては、カメラ側の取り付け部と
撮影レンズ側の取り付け部との間を、蛇腹により伸縮自
在に連結した蛇腹型ベローズ装置や一定の長さに設定さ
れたリングを組み合わせる中間リング等が使用されてい
る。
用いての接写撮影や拡大撮影は、たとえば、特開平2−
48612号公報あるいは特開平2−48613号公報
において開示されているように、カメラボディと撮影レ
ンズとの間に遮光された中間装置を挿入して行なわれて
いる。この中間装置としては、カメラ側の取り付け部と
撮影レンズ側の取り付け部との間を、蛇腹により伸縮自
在に連結した蛇腹型ベローズ装置や一定の長さに設定さ
れたリングを組み合わせる中間リング等が使用されてい
る。
【0003】そして、上述の接写撮影は、撮影倍率が
0.2倍から12倍位の間で行なわれており、それぞれ
の撮影倍率に応じた焦点距離のレンズを中間リング等の
長さを変化させることにより実現されている。また、こ
れらの撮影倍率表示は、撮影レンズに機械的に表示され
るようになっている。
0.2倍から12倍位の間で行なわれており、それぞれ
の撮影倍率に応じた焦点距離のレンズを中間リング等の
長さを変化させることにより実現されている。また、こ
れらの撮影倍率表示は、撮影レンズに機械的に表示され
るようになっている。
【0004】図6は、従来の撮影レンズの繰り出し量d
と撮影倍率βとの相関モデル図である。
と撮影倍率βとの相関モデル図である。
【0005】図中、符号Lは焦点距離fの撮影レンズ、
Fは結像面としてのフィルム面、H0は被写体、Hは結
像像、aは被写体距離(撮影レンズLと被写体H0の距
離)、bは像距離(撮影レンズLと結像面Fの距離)、
lは撮影距離(被写体H0と結像面Fの距離)である。
Fは結像面としてのフィルム面、H0は被写体、Hは結
像像、aは被写体距離(撮影レンズLと被写体H0の距
離)、bは像距離(撮影レンズLと結像面Fの距離)、
lは撮影距離(被写体H0と結像面Fの距離)である。
【0006】図6(a)は撮影レンズLの繰り出し量d
がゼロのときを示しており、レンズLの焦点が結像面F
に位置していて撮影倍率β=1/∞の場合を示してい
る。
がゼロのときを示しており、レンズLの焦点が結像面F
に位置していて撮影倍率β=1/∞の場合を示してい
る。
【0007】図6(b)および図6(c)は、それぞれ
レンズLを繰り出した状態を示しており、同図(b)は
撮影倍率βがほぼ1倍、また、同図(c)は2倍のとき
を示している。
レンズLを繰り出した状態を示しており、同図(b)は
撮影倍率βがほぼ1倍、また、同図(c)は2倍のとき
を示している。
【0008】また、上記撮影倍率β,撮影距離l,被写
体距離aは、それぞれ下記の関係式であらわされる。
体距離aは、それぞれ下記の関係式であらわされる。
【0009】 β=H/H0 =b/a=d/f ・・・(1) l=f(1+β)2 /β ・・・(2) a=f(1+1/β) ・・・(3) 上記(1)式より撮影倍率βはレンズ繰り出し量dに比
例するので、所望の撮影倍率βを得るにはレンズ繰り出
し量dを調節するようにする。実際には前述したカメラ
と撮影レンズとの間の中間装置の長さを調節することに
なるが、そのたびに上記(1)式からdを求めることは
煩雑となるので、一般的には図7に示す表1のように、
接写レンズに付属する撮影倍率と繰り出し量との関係を
予め計算した数表からdを求めて中間装置に設けられた
目盛り等を読みながら調節することになる。
例するので、所望の撮影倍率βを得るにはレンズ繰り出
し量dを調節するようにする。実際には前述したカメラ
と撮影レンズとの間の中間装置の長さを調節することに
なるが、そのたびに上記(1)式からdを求めることは
煩雑となるので、一般的には図7に示す表1のように、
接写レンズに付属する撮影倍率と繰り出し量との関係を
予め計算した数表からdを求めて中間装置に設けられた
目盛り等を読みながら調節することになる。
【0010】一方、モータによる撮影倍率変更可能な拡
大撮影装置として、特開平3−223804号公報ある
いは特開平3−223817号公報において、マクロ撮
影レンズにモータを内蔵し、変倍操作によって該モータ
を回動させてカメラボディと撮影レンズとの距離を変化
させると共に、撮影レンズに内蔵したROMから変倍率
情報をカメラボディ側に伝達する技術手段が開示されて
いる。
大撮影装置として、特開平3−223804号公報ある
いは特開平3−223817号公報において、マクロ撮
影レンズにモータを内蔵し、変倍操作によって該モータ
を回動させてカメラボディと撮影レンズとの距離を変化
させると共に、撮影レンズに内蔵したROMから変倍率
情報をカメラボディ側に伝達する技術手段が開示されて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−48612号公報あるいは特開平2−4861
3号公報において開示されている技術手段では、撮影倍
率表示が撮影レンズにおいて機械的に成されるため、中
間リングの機構および撮影レンズの機械的連結機構が複
雑なものとなってしまう。
開平2−48612号公報あるいは特開平2−4861
3号公報において開示されている技術手段では、撮影倍
率表示が撮影レンズにおいて機械的に成されるため、中
間リングの機構および撮影レンズの機械的連結機構が複
雑なものとなってしまう。
【0012】また、上記表1は上記(1)式から解るよ
うに、撮影倍率がレンズの焦点距離に関連しているの
で、レンズの種類ごとに用意しなければならない。さら
に、撮影倍率を変化させて撮影するたびに該表に示すよ
うにデータを参照しなければならず大変不便である。
うに、撮影倍率がレンズの焦点距離に関連しているの
で、レンズの種類ごとに用意しなければならない。さら
に、撮影倍率を変化させて撮影するたびに該表に示すよ
うにデータを参照しなければならず大変不便である。
【0013】一方、上記特開平3−223804号公報
あるいは特開平3−223817号公報において開示さ
れた技術手段は、撮影フレームを見ながら倍率を変化さ
せるものであって、指定した撮影倍率に自動的にセット
するものではない。また、撮影レンズ先端から被写体ま
での距離、いわゆるワークディスタンスは被写体の照明
等を考える上で大切な情報であるがこれらの表示等もで
きない。さらに、該技術手段は、他のレンズには使用す
ることができない。
あるいは特開平3−223817号公報において開示さ
れた技術手段は、撮影フレームを見ながら倍率を変化さ
せるものであって、指定した撮影倍率に自動的にセット
するものではない。また、撮影レンズ先端から被写体ま
での距離、いわゆるワークディスタンスは被写体の照明
等を考える上で大切な情報であるがこれらの表示等もで
きない。さらに、該技術手段は、他のレンズには使用す
ることができない。
【0014】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、上述した問題点を解消すると共に、簡単に任
意の撮影倍率を得ることができる拡大撮影装置を提供す
ることを目的とする。
のであり、上述した問題点を解消すると共に、簡単に任
意の撮影倍率を得ることができる拡大撮影装置を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による第1の拡大撮影装置は、光軸方向の長
さを変化させ、撮影レンズとカメラボディとの相対距離
を変更する距離変更手段と、撮影倍率、または、上記撮
影レンズ先端から被写体までの距離を設定可能な設定手
段と、この設定手段の出力情報,上記撮影レンズおよび
カメラボディに関する情報,上記距離変更手段における
基準長さ情報の内、少なくとも1つの情報に基づいて上
記距離変更手段の繰り出し量を演算する繰り出し量演算
手段と、上記距離変更手段の繰り出し量を計測する移動
量計測手段と、上記繰り出し量演算手段の出力と上記移
動量計測手段の出力とに基づいて、上記距離変更手段の
繰り出し量を駆動制御する駆動制御手段とを具備するも
のである。
めに本発明による第1の拡大撮影装置は、光軸方向の長
さを変化させ、撮影レンズとカメラボディとの相対距離
を変更する距離変更手段と、撮影倍率、または、上記撮
影レンズ先端から被写体までの距離を設定可能な設定手
段と、この設定手段の出力情報,上記撮影レンズおよび
カメラボディに関する情報,上記距離変更手段における
基準長さ情報の内、少なくとも1つの情報に基づいて上
記距離変更手段の繰り出し量を演算する繰り出し量演算
手段と、上記距離変更手段の繰り出し量を計測する移動
量計測手段と、上記繰り出し量演算手段の出力と上記移
動量計測手段の出力とに基づいて、上記距離変更手段の
繰り出し量を駆動制御する駆動制御手段とを具備するも
のである。
【0016】また、上記の目的を達成するために本発明
による第2の拡大撮影装置は、光軸方向の長さを変化さ
せ、撮影レンズとカメラボディとの相対距離を変更する
距離変更手段と、撮影倍率を設定可能な撮影倍率設定手
段と、上記撮影レンズおよびカメラボディに関する複数
の情報および上記距離変更手段における基準長さ情報を
記憶する情報記憶手段と、上記撮影倍率設定手段の出力
情報,上記撮影レンズおよびカメラボディに関する情
報,上記距離変更手段における基準長さ情報の内、少な
くとも1つの情報に基づいて上記距離変更手段の繰り出
し量を演算する繰り出し量演算手段と、上記繰り出し量
演算手段および上記情報記憶手段の出力に基づいて、上
記撮影倍率設定手段によって設定した撮影倍率に適合す
る撮影レンズを検索する撮影レンズ検索手段とを具備す
るものである。
による第2の拡大撮影装置は、光軸方向の長さを変化さ
せ、撮影レンズとカメラボディとの相対距離を変更する
距離変更手段と、撮影倍率を設定可能な撮影倍率設定手
段と、上記撮影レンズおよびカメラボディに関する複数
の情報および上記距離変更手段における基準長さ情報を
記憶する情報記憶手段と、上記撮影倍率設定手段の出力
情報,上記撮影レンズおよびカメラボディに関する情
報,上記距離変更手段における基準長さ情報の内、少な
くとも1つの情報に基づいて上記距離変更手段の繰り出
し量を演算する繰り出し量演算手段と、上記繰り出し量
演算手段および上記情報記憶手段の出力に基づいて、上
記撮影倍率設定手段によって設定した撮影倍率に適合す
る撮影レンズを検索する撮影レンズ検索手段とを具備す
るものである。
【0017】
【作用】本発明による第1の拡大撮影装置は、上記繰り
出し量演算手段で、設定手段の出力情報,上記撮影レン
ズおよびカメラボディに関する情報,上記距離変更手段
における基準長さ情報の内、少なくとも1つの情報に基
づいて上記距離変更手段の繰り出し量を演算する。ま
た、上記移動量計測手段で、上記距離変更手段の繰り出
し量を計測する。そして、これら繰り出し量演算手段の
出力と移動量計測手段の出力に基づいて、上記距離変更
手段の繰り出し量を駆動制御する。
出し量演算手段で、設定手段の出力情報,上記撮影レン
ズおよびカメラボディに関する情報,上記距離変更手段
における基準長さ情報の内、少なくとも1つの情報に基
づいて上記距離変更手段の繰り出し量を演算する。ま
た、上記移動量計測手段で、上記距離変更手段の繰り出
し量を計測する。そして、これら繰り出し量演算手段の
出力と移動量計測手段の出力に基づいて、上記距離変更
手段の繰り出し量を駆動制御する。
【0018】また、本発明による第2の拡大撮影装置
は、上記情報記憶手段で、上記撮影レンズおよびカメラ
ボディに関する複数の情報および上記距離変更手段にお
ける基準長さ情報を記憶する。また、上記繰り出し量演
算手段で、上記撮影倍率設定手段の出力情報,上記撮影
レンズおよびカメラボディに関する情報,上記距離変更
手段における基準長さ情報の内、少なくとも1つの情報
に基づいて上記距離変更手段の繰り出し量を演算する。
そして、上記情報記憶手段および繰り出し量演算手段の
出力に基づいて、上記撮影レンズ検索手段で、上記撮影
倍率設定手段によって設定した撮影倍率に適合する撮影
レンズを検索する。
は、上記情報記憶手段で、上記撮影レンズおよびカメラ
ボディに関する複数の情報および上記距離変更手段にお
ける基準長さ情報を記憶する。また、上記繰り出し量演
算手段で、上記撮影倍率設定手段の出力情報,上記撮影
レンズおよびカメラボディに関する情報,上記距離変更
手段における基準長さ情報の内、少なくとも1つの情報
に基づいて上記距離変更手段の繰り出し量を演算する。
そして、上記情報記憶手段および繰り出し量演算手段の
出力に基づいて、上記撮影レンズ検索手段で、上記撮影
倍率設定手段によって設定した撮影倍率に適合する撮影
レンズを検索する。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0020】図1は、本発明の1実施例である拡大撮影
装置および該拡大撮影装置が適用される一眼レフレック
スのカメラボディならびに撮影レンズ鏡筒を示した外観
斜視図である。
装置および該拡大撮影装置が適用される一眼レフレック
スのカメラボディならびに撮影レンズ鏡筒を示した外観
斜視図である。
【0021】図1に示すように、カメラボディ1におけ
る撮影レンズ取付用のボディマウント2の内側には、該
撮影レンズ情報を該カメラボディ1に取り込むためのボ
ディ側接点3が配設されている。また、拡大撮影装置1
0の一端部には、上記ボディマウント2と係合するマウ
ント部11が、また、他端部には、撮影レンズ鏡筒50
と係合するマウント部12がそれぞれ配設されている。
る撮影レンズ取付用のボディマウント2の内側には、該
撮影レンズ情報を該カメラボディ1に取り込むためのボ
ディ側接点3が配設されている。また、拡大撮影装置1
0の一端部には、上記ボディマウント2と係合するマウ
ント部11が、また、他端部には、撮影レンズ鏡筒50
と係合するマウント部12がそれぞれ配設されている。
【0022】このマウント部12の内側には、撮影レン
ズ情報を取り込む接点13が配設されており、上記撮影
レンズ鏡筒50の対向する位置に配設された接点(図示
せず)と係合するようになっている。
ズ情報を取り込む接点13が配設されており、上記撮影
レンズ鏡筒50の対向する位置に配設された接点(図示
せず)と係合するようになっている。
【0023】また、上記拡大撮影装置10には、図中、
矢印16で示す光軸方向に伸縮自在に可動する鏡筒部1
5が内設されており、該拡大撮影装置10の中央底部に
突出して形成された台座部14に内設されたモータ40
の回動に連動して伸縮するようになっている。
矢印16で示す光軸方向に伸縮自在に可動する鏡筒部1
5が内設されており、該拡大撮影装置10の中央底部に
突出して形成された台座部14に内設されたモータ40
の回動に連動して伸縮するようになっている。
【0024】上記拡大撮影装置10の上記台座部14の
外周面には、後述する算出された撮影倍率等を表示する
液晶(LCD)表示部80が配設されている。また、該
LCD表示部80の下方には、撮影倍率等を設定入力す
るキースイッチ群90が配設されている。
外周面には、後述する算出された撮影倍率等を表示する
液晶(LCD)表示部80が配設されている。また、該
LCD表示部80の下方には、撮影倍率等を設定入力す
るキースイッチ群90が配設されている。
【0025】また、上記撮影レンズ鏡筒50には、上記
拡大撮影装置10のマウント部12を係合するマウント
51および絞り値設定リング52が配設されている。
拡大撮影装置10のマウント部12を係合するマウント
51および絞り値設定リング52が配設されている。
【0026】図2は、上記実施例の拡大撮影装置および
該拡大撮影装置が適用される一眼レフレックスカメラボ
ディならびに撮影レンズ鏡筒の中央横断面略図である。
該拡大撮影装置が適用される一眼レフレックスカメラボ
ディならびに撮影レンズ鏡筒の中央横断面略図である。
【0027】図に示すように、カメラボディ1前方のボ
ディマウント2にはボディ側接点3が配設されており、
また、該カメラボディ1内の後方にはフィルム4が装填
されている。
ディマウント2にはボディ側接点3が配設されており、
また、該カメラボディ1内の後方にはフィルム4が装填
されている。
【0028】また、拡大撮影装置10内には、上記ボデ
ィ接点3と接続する接点21が配設されていて、さら
に、該接点21はフレキシブル基板22を介して接点1
3と接続されている。また、拡大撮影装置10底部の台
座部14には、上記モータ40のピニオンギヤー42と
噛合するギヤー23とギヤー列24,25が配設されて
いる、上記ギヤー25は上記鏡筒部15に設けられたラ
ック26と噛合し、これにより、該鏡筒部15は、繰り
出し,繰り込み動作を行うようになっている。
ィ接点3と接続する接点21が配設されていて、さら
に、該接点21はフレキシブル基板22を介して接点1
3と接続されている。また、拡大撮影装置10底部の台
座部14には、上記モータ40のピニオンギヤー42と
噛合するギヤー23とギヤー列24,25が配設されて
いる、上記ギヤー25は上記鏡筒部15に設けられたラ
ック26と噛合し、これにより、該鏡筒部15は、繰り
出し,繰り込み動作を行うようになっている。
【0029】また、上記ギヤー23はギヤー列27,2
8で切欠ギヤー29を回動させるようになっている。こ
のギヤー29にはフォトカプラ30が取り付けられてお
り、該ギヤー29の回動量をパルスに変換し、演算回路
40に入力するようになっている。すなわち、上記鏡筒
部15の繰り出し量がパルス数として該演算回路40に
入力される。
8で切欠ギヤー29を回動させるようになっている。こ
のギヤー29にはフォトカプラ30が取り付けられてお
り、該ギヤー29の回動量をパルスに変換し、演算回路
40に入力するようになっている。すなわち、上記鏡筒
部15の繰り出し量がパルス数として該演算回路40に
入力される。
【0030】上記演算回路40にはフレキシブル基板2
2が接続されており、撮影レンズ鏡筒50の情報および
カメラボディ1の情報が入力されるようになっている。
またスイッチ31は鏡筒部15の初期位置リセットスイ
ッチであり、図2に示すように最も短い基準長さの状態
でオンし、上記演算回路40にリセット信号を送るよう
になっている。また、上記鏡筒部15が繰り出されると
スイッチ31がオフになって繰り出し量が計測されるよ
うになっている。
2が接続されており、撮影レンズ鏡筒50の情報および
カメラボディ1の情報が入力されるようになっている。
またスイッチ31は鏡筒部15の初期位置リセットスイ
ッチであり、図2に示すように最も短い基準長さの状態
でオンし、上記演算回路40にリセット信号を送るよう
になっている。また、上記鏡筒部15が繰り出されると
スイッチ31がオフになって繰り出し量が計測されるよ
うになっている。
【0031】上記撮影レンズ鏡筒50内には、上記拡大
撮影装置10の接点13と接続する接点53,絞り機構
54を駆動するパルスモータ55,制御回路56が配設
されている。この制御回路56は、パルスモータ55を
制御すると共に撮影レンズの各種データを記憶したメモ
リーを内蔵し、上記接点53を通じて拡大撮影装置10
やカメラボディ1と情報のやり取りをおこなうようにな
っている。
撮影装置10の接点13と接続する接点53,絞り機構
54を駆動するパルスモータ55,制御回路56が配設
されている。この制御回路56は、パルスモータ55を
制御すると共に撮影レンズの各種データを記憶したメモ
リーを内蔵し、上記接点53を通じて拡大撮影装置10
やカメラボディ1と情報のやり取りをおこなうようにな
っている。
【0032】また図2において、カメラボディ1のフィ
ルム面からボディマウントまでの距離をLb,拡大撮影
装置10の基準長さとしての最短長さをLc、レンズマ
ウントからレンズ主点までの距離をLu、レンズ主点か
らレンズ枠先端までの距離をLmとする。
ルム面からボディマウントまでの距離をLb,拡大撮影
装置10の基準長さとしての最短長さをLc、レンズマ
ウントからレンズ主点までの距離をLu、レンズ主点か
らレンズ枠先端までの距離をLmとする。
【0033】図3は、上記実施例の拡大撮影装置をカメ
ラボディおよび撮影レンズ鏡筒に結合した際の、撮影状
態における断面略図である。
ラボディおよび撮影レンズ鏡筒に結合した際の、撮影状
態における断面略図である。
【0034】拡大撮影装置10の鏡筒部15をLdの長
さほど繰り出し、被写体H0の拡大像をフィルム面上に
Hとして形成している。被写体からレンズ枠先端までの
距離をLh、被写体からフィルム面までの距離をLtと
すると前述した(1)式、(2)式、(3)式から以下
の関係が成り立つ。
さほど繰り出し、被写体H0の拡大像をフィルム面上に
Hとして形成している。被写体からレンズ枠先端までの
距離をLh、被写体からフィルム面までの距離をLtと
すると前述した(1)式、(2)式、(3)式から以下
の関係が成り立つ。
【0035】 β=(Lb+Lc+Ld+Lu−f)/f ・・・(4) Lt=f(1+β)2 /β ・・・(5) Lh=f(1+1/β)−Lm ・・・(6) すなわち、撮影レンズの焦点距離f、レンズマウントか
らレンズ主点までの距離Lu、レンズ主点からレンズ枠
先端までの距離Lm、カメラボディのフィルム面からボ
ディマウントまでの距離Lb、拡大撮影装置の最短長さ
Lcが解っており、フォトカプラーからのパルス数から
繰り出し量Ldが計測できれば、β、Lt、Lhが算出
できる。
らレンズ主点までの距離Lu、レンズ主点からレンズ枠
先端までの距離Lm、カメラボディのフィルム面からボ
ディマウントまでの距離Lb、拡大撮影装置の最短長さ
Lcが解っており、フォトカプラーからのパルス数から
繰り出し量Ldが計測できれば、β、Lt、Lhが算出
できる。
【0036】図4は、上記実施例の拡大撮影装置および
カメラボディ並びに撮影レンズ鏡筒における電気回路を
示した電気回路図である。
カメラボディ並びに撮影レンズ鏡筒における電気回路を
示した電気回路図である。
【0037】図中、符号101はカメラボディ1内に配
設された電気回路であり、CPU102に測光回路10
3,絞り・シャッター等の制御回路104,カメラボデ
ィ1のフィルム面からボディマウント2までの距離Lb
等の各種データを記憶したROM105が接続されてお
り、レリーズスイッチ106を操作すると一連の撮影作
動を行うようになっている。
設された電気回路であり、CPU102に測光回路10
3,絞り・シャッター等の制御回路104,カメラボデ
ィ1のフィルム面からボディマウント2までの距離Lb
等の各種データを記憶したROM105が接続されてお
り、レリーズスイッチ106を操作すると一連の撮影作
動を行うようになっている。
【0038】また、LCDドライバー回路107を経て
LCD表示板108が接続されており露出レベルや撮影
枚数等の撮影情報をファインダー内やカメラ外部に表示
するようになっている。
LCD表示板108が接続されており露出レベルや撮影
枚数等の撮影情報をファインダー内やカメラ外部に表示
するようになっている。
【0039】符号121は上記拡大撮影装置内10に配
設された電気回路であり、演算回路40には、フォトカ
プラー30からパルスを発生するパルス発生回路122
とリセットスイッチ31、各種データを記憶したROM
123が接続されている。このROM123には具体的
には拡大撮影装置10の最短長さLc等のデータが記憶
されている。
設された電気回路であり、演算回路40には、フォトカ
プラー30からパルスを発生するパルス発生回路122
とリセットスイッチ31、各種データを記憶したROM
123が接続されている。このROM123には具体的
には拡大撮影装置10の最短長さLc等のデータが記憶
されている。
【0040】また演算回路40には、撮影倍率等を設定
入力する入力キースイッチ群90,モータ41,モータ
駆動回路45が接続されていると共に、LCDドライバ
ー回路124を経てLCD表示部80が接続されてお
り、該演算回路40で演算した撮影倍数などの表示が可
能になっている。
入力する入力キースイッチ群90,モータ41,モータ
駆動回路45が接続されていると共に、LCDドライバ
ー回路124を経てLCD表示部80が接続されてお
り、該演算回路40で演算した撮影倍数などの表示が可
能になっている。
【0041】符号141は上記撮影レンズ鏡筒50内に
配設された電気回路であり、制御回路56には、パルス
モータ駆動回路142と各種データを記憶したROM1
43が接続されている。このROM143には、具体的
には焦点距離f、レンズマウントからレンズ主点までの
距離Lu、レンズ主点からレンズ枠先端までの距離Lm
等が記憶されている。
配設された電気回路であり、制御回路56には、パルス
モータ駆動回路142と各種データを記憶したROM1
43が接続されている。このROM143には、具体的
には焦点距離f、レンズマウントからレンズ主点までの
距離Lu、レンズ主点からレンズ枠先端までの距離Lm
等が記憶されている。
【0042】これらの電気回路101,121,141
は、上記接点3,21と接点13,53とで接続され、
それぞれのCPU102,CPU40,CPU56はデ
ータの送受信が可能になっており、ROM105,RO
M123,ROM143の情報は自由に読みだし可能に
なっている。
は、上記接点3,21と接点13,53とで接続され、
それぞれのCPU102,CPU40,CPU56はデ
ータの送受信が可能になっており、ROM105,RO
M123,ROM143の情報は自由に読みだし可能に
なっている。
【0043】図5は、上記実施例の拡大撮影装置におけ
るLCD表示部80および入力キースイッチ群90の1
表示例である。
るLCD表示部80および入力キースイッチ群90の1
表示例である。
【0044】表示はそれぞれ7セグメント数字で表示さ
れる。図中、符号201は使用撮影レンズの焦点距離、
符号202は使用撮影レンズの開放Fナンバー、符号2
03は撮影倍率で上記(4)式で算出されるβ、符号2
04は上記鏡筒部15の繰り出し量Ld、符号205は
中間撮影装置の全長で、Lc+Ldの値、符号206は
被写体と撮影レンズ枠先端との距離Lh、符号207は
被写体からフィルム面までの距離Ltであり、さらに露
出倍数208、撮影可能な被写体範囲の縦寸法209、
横寸法210等も表示可能になっている。
れる。図中、符号201は使用撮影レンズの焦点距離、
符号202は使用撮影レンズの開放Fナンバー、符号2
03は撮影倍率で上記(4)式で算出されるβ、符号2
04は上記鏡筒部15の繰り出し量Ld、符号205は
中間撮影装置の全長で、Lc+Ldの値、符号206は
被写体と撮影レンズ枠先端との距離Lh、符号207は
被写体からフィルム面までの距離Ltであり、さらに露
出倍数208、撮影可能な被写体範囲の縦寸法209、
横寸法210等も表示可能になっている。
【0045】入力キースイッチ群90は、0から9まで
の数値キー211,小数点キー212,設定項目指定キ
ー213,変更設定開始キー214,変更数値入力キー
215,演算結果値により鏡筒部15を移動開始させる
モータスタートキー216から成っている。
の数値キー211,小数点キー212,設定項目指定キ
ー213,変更設定開始キー214,変更数値入力キー
215,演算結果値により鏡筒部15を移動開始させる
モータスタートキー216から成っている。
【0046】このような構成を成す上記実施例の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0047】まず、図3に示すように、カメラボディ
1,拡大撮影装置10,撮影レンズ鏡筒50を結合す
る。つぎに、撮影しようとする拡大倍率を決定する。こ
こで、決定した撮影倍率の設定を図5を参照して説明す
る。
1,拡大撮影装置10,撮影レンズ鏡筒50を結合す
る。つぎに、撮影しようとする拡大倍率を決定する。こ
こで、決定した撮影倍率の設定を図5を参照して説明す
る。
【0048】まず、設定キー214を押すとLCD表示
部80の設定可能な項目の数値が点滅する。もし、前回
の最終設定項目が繰り出し量の設定であったとしたら繰
り出し量の数値204が点滅する。今回は撮影倍率を設
定するのであるから設定項目指定キー213のキー21
3aを押して倍率の数値を点滅表示させる。このような
設定した項目をキー213で選択する。倍率の数値が点
滅している時に数値入力キー211と小数点キー212
で撮影したい倍率に変更する。変更後、入力キー215
を押すと演算が開始され、図に示すように、LCD表示
部80に演算結果が一覧表示される。
部80の設定可能な項目の数値が点滅する。もし、前回
の最終設定項目が繰り出し量の設定であったとしたら繰
り出し量の数値204が点滅する。今回は撮影倍率を設
定するのであるから設定項目指定キー213のキー21
3aを押して倍率の数値を点滅表示させる。このような
設定した項目をキー213で選択する。倍率の数値が点
滅している時に数値入力キー211と小数点キー212
で撮影したい倍率に変更する。変更後、入力キー215
を押すと演算が開始され、図に示すように、LCD表示
部80に演算結果が一覧表示される。
【0049】この表示結果でよければ次にモータキー2
16を押すと鏡筒部15が演算結果に従って移動を始め
る。移動がおこなわれると切欠きギヤー29からのパル
ス数により鏡筒部15が計測され演算結果の繰り出し量
になった時点で停止する。
16を押すと鏡筒部15が演算結果に従って移動を始め
る。移動がおこなわれると切欠きギヤー29からのパル
ス数により鏡筒部15が計測され演算結果の繰り出し量
になった時点で停止する。
【0050】以上の操作により希望の撮影倍率に自動的
にセットできる。
にセットできる。
【0051】このように本実施例では、変更数値を入力
後、まず演算のみをおこなって演算結果をLCD表示部
で確認した後に鏡筒部15を移動させるようにしたの
で、もし、使用する撮影レンズの撮影領域範囲から逸脱
した撮影倍率や、鏡筒部15の繰り出し可能量を越える
状態に達したときは、警告を表示して無駄に該鏡筒部1
5を移動させて電気を浪費することを防止することも可
能である。
後、まず演算のみをおこなって演算結果をLCD表示部
で確認した後に鏡筒部15を移動させるようにしたの
で、もし、使用する撮影レンズの撮影領域範囲から逸脱
した撮影倍率や、鏡筒部15の繰り出し可能量を越える
状態に達したときは、警告を表示して無駄に該鏡筒部1
5を移動させて電気を浪費することを防止することも可
能である。
【0052】また、設定入力は倍率や繰り出し量のみな
らずレンズ先端距離や被写体距離でも良く、上記(4)
式,(5)式,(6)式から他の数値を演算することが
可能で、常に図5のようにLCD表示部80に全ての項
目について表示することが可能である。
らずレンズ先端距離や被写体距離でも良く、上記(4)
式,(5)式,(6)式から他の数値を演算することが
可能で、常に図5のようにLCD表示部80に全ての項
目について表示することが可能である。
【0053】なお表示201,202は使用レンズの情
報を表示しているが、拡大撮影装置10に配設されたR
OM123に他の交換可能な接写レンズ群のデータを記
憶させておけば、希望する撮影倍率に現レンズが不適格
のときは、記憶しているレンズ群の情報を検索照合して
適切なレンズを支持することも可能になる。このような
場合の表示としては表示201を支持するレンズの焦点
距離数値にして点滅表示する方法をとれば分かりやす
い。
報を表示しているが、拡大撮影装置10に配設されたR
OM123に他の交換可能な接写レンズ群のデータを記
憶させておけば、希望する撮影倍率に現レンズが不適格
のときは、記憶しているレンズ群の情報を検索照合して
適切なレンズを支持することも可能になる。このような
場合の表示としては表示201を支持するレンズの焦点
距離数値にして点滅表示する方法をとれば分かりやす
い。
【0054】なお、本実施例ではカメラボディのフィル
ム面からボディマウントまでの距離Lbをカメラ内のR
OM105に、撮影レンズ情報をレンズ内のROM14
3に保持するようにしたが、これらの情報は拡大撮影装
置内のROM123に全て記憶し、撮影レンズとカメラ
ボディの識別情報を拡大撮影装置に取り込む方法で実現
することも可能である。
ム面からボディマウントまでの距離Lbをカメラ内のR
OM105に、撮影レンズ情報をレンズ内のROM14
3に保持するようにしたが、これらの情報は拡大撮影装
置内のROM123に全て記憶し、撮影レンズとカメラ
ボディの識別情報を拡大撮影装置に取り込む方法で実現
することも可能である。
【0055】このような実施例によれば、拡大撮影装置
の表示部に使用レンズの焦点距離、使用レンズの開放F
ナンバー、撮影倍率、繰り出し量、撮影装置の全長、被
写体とレンズ枠先端との距離、被写体からフィルム面ま
での距離、露出倍数、撮影可能な被写体範囲の縦横寸法
が表示可能であると共に設定した状態にモータで自動設
定できる。また、撮影範囲を逸脱した状況のとき警告を
発生したり、適切な撮影レンズ等の支持が可能で拡大撮
影における操作の難しさを解消することができる。
の表示部に使用レンズの焦点距離、使用レンズの開放F
ナンバー、撮影倍率、繰り出し量、撮影装置の全長、被
写体とレンズ枠先端との距離、被写体からフィルム面ま
での距離、露出倍数、撮影可能な被写体範囲の縦横寸法
が表示可能であると共に設定した状態にモータで自動設
定できる。また、撮影範囲を逸脱した状況のとき警告を
発生したり、適切な撮影レンズ等の支持が可能で拡大撮
影における操作の難しさを解消することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単に任意の撮影倍率を得られる拡大撮影装置を提供でき
る。
単に任意の撮影倍率を得られる拡大撮影装置を提供でき
る。
【図1】本発明の1実施例である拡大撮影装置および該
拡大撮影装置が適用される一眼レフレックスのカメラボ
ディならびに撮影レンズ鏡筒を示した外観斜視図であ
る。
拡大撮影装置が適用される一眼レフレックスのカメラボ
ディならびに撮影レンズ鏡筒を示した外観斜視図であ
る。
【図2】上記実施例の拡大撮影装置および該拡大撮影装
置が適用される一眼レフレックスカメラボディならびに
撮影レンズ鏡筒の中央横断面略図である。
置が適用される一眼レフレックスカメラボディならびに
撮影レンズ鏡筒の中央横断面略図である。
【図3】上記実施例の拡大撮影装置をカメラボディおよ
び撮影レンズ鏡筒に結合した際の、撮影状態における断
面略図である。
び撮影レンズ鏡筒に結合した際の、撮影状態における断
面略図である。
【図4】上記実施例の拡大撮影装置およびカメラボディ
並びに撮影レンズ鏡筒における電気回路を示した電気回
路図である。
並びに撮影レンズ鏡筒における電気回路を示した電気回
路図である。
【図5】上記実施例の拡大撮影装置におけるLCD表示
部および入力キースイッチ群の1表示例である。
部および入力キースイッチ群の1表示例である。
【図6】従来の撮影レンズの繰り出し量dと撮影倍率β
との相関モデル図である。
との相関モデル図である。
【図7】従来の接写レンズに付属する撮影倍率と繰り出
し量との関係を予め計算した数表1である。
し量との関係を予め計算した数表1である。
1…カメラボディ 2…ボディマウント 3…ボディ側接点 10…拡大撮影装置 11…マウント部 12…マウント部 13…接点 14…台座部ブ 15…鏡筒部 50…撮影レンズ鏡筒 80…LCD表示部 90…入力キースイッチ群
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】上記実施例の拡大撮影装置におけるLCD表示
部および入力キースイッチ群の1例を示した説明図であ
る。
部および入力キースイッチ群の1例を示した説明図であ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】従来の撮影レンズの繰り出し量dと撮影倍率β
との相関モデルを示した説明図である。
との相関モデルを示した説明図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】従来の接写レンズに付属する撮影倍率と繰り出
し量との関係を予め計算した数値例を示す図表である。 ─────────────────────────────────────────────────────
し量との関係を予め計算した数値例を示す図表である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 β=H/H0 =b/a=d/f ・・・(1)l=f(1+β)2 /β ・・・(2) a=f(1+1/β) ・・・(3) 上記(1)式より撮影倍率βはレンズ繰り出し量dに比
例するので、所望の撮影倍率βを得るにはレンズ繰り出
し量dを調節するようにする。実際には前述したカメラ
と撮影レンズとの間の中間装置の長さを調節することに
なるが、そのたびに上記(1)式からdを求めることは
煩雑となるので、一般的には図7に示す表1のように、
接写レンズに付属する撮影倍率と繰り出し量との関係を
予め計算した数表からdを求めて中間装置に設けられた
目盛り等を読みながら調節することになる。
例するので、所望の撮影倍率βを得るにはレンズ繰り出
し量dを調節するようにする。実際には前述したカメラ
と撮影レンズとの間の中間装置の長さを調節することに
なるが、そのたびに上記(1)式からdを求めることは
煩雑となるので、一般的には図7に示す表1のように、
接写レンズに付属する撮影倍率と繰り出し量との関係を
予め計算した数表からdを求めて中間装置に設けられた
目盛り等を読みながら調節することになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による第1の拡大撮影装置は、光軸方向に伸
縮して撮影レンズとカメラボディ間の距離を変更する距
離変更手段を有する拡大撮影装置において、撮影倍率、
又は上記撮影レンズ先端から被写体までの距離を設定可
能な設定手段と、上記拡大撮影装置と連結する撮影レン
ズとカメラボディとに関する、撮影レンズ情報及びカメ
ラボディ情報と、上記拡大撮影装置に設けられた距離変
更手段の基準長さ情報と、上記設定手段の出力情報と、
に基づいて上記長さ変更手段の繰出し量を演算する演算
手段と、上記距離変更手段の繰出し量を計測する移動量
計測手段と、上記演算手段の出力と移動量計測手段に基
づいて、上記距離変更手段の繰出し量を駆動制御する駆
動制御手段とを具備したことを特徴とする。
めに本発明による第1の拡大撮影装置は、光軸方向に伸
縮して撮影レンズとカメラボディ間の距離を変更する距
離変更手段を有する拡大撮影装置において、撮影倍率、
又は上記撮影レンズ先端から被写体までの距離を設定可
能な設定手段と、上記拡大撮影装置と連結する撮影レン
ズとカメラボディとに関する、撮影レンズ情報及びカメ
ラボディ情報と、上記拡大撮影装置に設けられた距離変
更手段の基準長さ情報と、上記設定手段の出力情報と、
に基づいて上記長さ変更手段の繰出し量を演算する演算
手段と、上記距離変更手段の繰出し量を計測する移動量
計測手段と、上記演算手段の出力と移動量計測手段に基
づいて、上記距離変更手段の繰出し量を駆動制御する駆
動制御手段とを具備したことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、上記の目的を達成するために本発明
による第2の拡大撮影装置は、光軸方向に伸縮して撮影
レンズとカメラボディ間の距離を変更する距離変更手段
を有する拡大撮影装置において、撮影倍率を設定可能な
撮影倍率設定手段と、上記拡大撮影装置と連結する撮影
レンズ及びカメラボディに関する複数の情報と上記拡大
撮影装置に設けられた距離変更手段の複数の基準長さ情
報を記憶している情報記憶手段と、上記拡大撮影装置と
連結された撮影レンズ及びカメラボディに関する情報、
上記拡大撮影装置に設けられた距離変更手段の基準長さ
情報と、上記撮影倍率設定手段の出力情報とに基づいて
上記長さ変更手段の繰出し量を演算する演算手段と、上
記演算手段の出力と上記情報記憶手段とに基づいて、設
定された撮影倍率に適合する撮影レンズを検索する検索
手段とを具備したことを特徴とする。
による第2の拡大撮影装置は、光軸方向に伸縮して撮影
レンズとカメラボディ間の距離を変更する距離変更手段
を有する拡大撮影装置において、撮影倍率を設定可能な
撮影倍率設定手段と、上記拡大撮影装置と連結する撮影
レンズ及びカメラボディに関する複数の情報と上記拡大
撮影装置に設けられた距離変更手段の複数の基準長さ情
報を記憶している情報記憶手段と、上記拡大撮影装置と
連結された撮影レンズ及びカメラボディに関する情報、
上記拡大撮影装置に設けられた距離変更手段の基準長さ
情報と、上記撮影倍率設定手段の出力情報とに基づいて
上記長さ変更手段の繰出し量を演算する演算手段と、上
記演算手段の出力と上記情報記憶手段とに基づいて、設
定された撮影倍率に適合する撮影レンズを検索する検索
手段とを具備したことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【作用】本発明による第1の拡大撮影装置は、光軸方向
に伸縮して撮影レンズとカメラボディ間の距離を変更す
る距離変更手段を有する拡大撮影装置において、設定手
段で撮影倍率、又は上記撮影レンズ先端から被写体まで
の距離を設定する。また、上記拡大撮影装置と連結する
撮影レンズとカメラボディとに関する、撮影レンズ情報
及びカメラボディ情報と、上記拡大撮影装置に設けられ
た距離変更手段の基準長さ情報と、上記設定手段の出力
情報と、に基づいて演算手段で上記長さ変更手段の繰出
し量を演算する。さらに、移動量計測手段で上記距離変
更手段の繰出し量を計測する。また、上記演算手段の出
力と移動量計測手段に基づいて、駆動制御手段で上記距
離変更手段の繰出し量を駆動制御する。
に伸縮して撮影レンズとカメラボディ間の距離を変更す
る距離変更手段を有する拡大撮影装置において、設定手
段で撮影倍率、又は上記撮影レンズ先端から被写体まで
の距離を設定する。また、上記拡大撮影装置と連結する
撮影レンズとカメラボディとに関する、撮影レンズ情報
及びカメラボディ情報と、上記拡大撮影装置に設けられ
た距離変更手段の基準長さ情報と、上記設定手段の出力
情報と、に基づいて演算手段で上記長さ変更手段の繰出
し量を演算する。さらに、移動量計測手段で上記距離変
更手段の繰出し量を計測する。また、上記演算手段の出
力と移動量計測手段に基づいて、駆動制御手段で上記距
離変更手段の繰出し量を駆動制御する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、本発明による第2の拡大撮影装置
は、光軸方向に伸縮して撮影レンズとカメラボディ間の
距離を変更する距離変更手段を有する拡大撮影装置にお
いて、撮影倍率設定手段で撮影倍率を設定する。また、
情報記憶手段で上記拡大撮影装置と連結する撮影レンズ
及びカメラボディに関する複数の情報と上記拡大撮影装
置に設けられた距離変更手段の複数の基準長さ情報を記
憶する。さらに、上記拡大撮影装置と連結された撮影レ
ンズ及びカメラボディに関する情報、上記拡大撮影装置
に設けられた距離変更手段の基準長さ情報と、上記撮影
倍率設定手段の出力情報とに基づいて演算手段で上記長
さ変更手段の繰出し量を演算する。また、上記演算手段
の出力と上記情報記憶手段とに基づいて、検索手段で設
定された撮影倍率に適合する撮影レンズを検索する。
は、光軸方向に伸縮して撮影レンズとカメラボディ間の
距離を変更する距離変更手段を有する拡大撮影装置にお
いて、撮影倍率設定手段で撮影倍率を設定する。また、
情報記憶手段で上記拡大撮影装置と連結する撮影レンズ
及びカメラボディに関する複数の情報と上記拡大撮影装
置に設けられた距離変更手段の複数の基準長さ情報を記
憶する。さらに、上記拡大撮影装置と連結された撮影レ
ンズ及びカメラボディに関する情報、上記拡大撮影装置
に設けられた距離変更手段の基準長さ情報と、上記撮影
倍率設定手段の出力情報とに基づいて演算手段で上記長
さ変更手段の繰出し量を演算する。また、上記演算手段
の出力と上記情報記憶手段とに基づいて、検索手段で設
定された撮影倍率に適合する撮影レンズを検索する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】 β=(Lb+Lc+Ld+Lu−f)/f ・・・(4) Lt=f(1+β)2 /β ・・・(5) Lh=f(1+1/β)−Lm ・・・(6) すなわち、撮影レンズの焦点距離f、レンズマウントか
らレンズ主点までの距離Lu、レンズ主点からレンズ枠
先端までの距離Lm、カメラボディのフィルム面からボ
ディマウントまでの距離Lb、拡大撮影装置の最短長さ
Lcが解っており、フォトカプラーからのパルス数から
繰り出し量Ldが計測できれば、β、Lt、Lhが算出
できる。
らレンズ主点までの距離Lu、レンズ主点からレンズ枠
先端までの距離Lm、カメラボディのフィルム面からボ
ディマウントまでの距離Lb、拡大撮影装置の最短長さ
Lcが解っており、フォトカプラーからのパルス数から
繰り出し量Ldが計測できれば、β、Lt、Lhが算出
できる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (4)
- 【請求項1】光軸方向の長さを変化させ、撮影レンズと
カメラボディとの相対距離を変更する距離変更手段と、 撮影倍率、または、上記撮影レンズ先端から被写体まで
の距離を設定可能な設定手段と、 この設定手段の出力情報,上記撮影レンズおよびカメラ
ボディに関する情報,上記距離変更手段における基準長
さ情報の内、少なくとも1つの情報に基づいて上記距離
変更手段の繰り出し量を演算する繰り出し量演算手段
と、 上記距離変更手段の繰り出し量を計測する移動量計測手
段と、 上記繰り出し量演算手段の出力と上記移動量計測手段の
出力とに基づいて、上記距離変更手段の繰り出し量を駆
動制御する駆動制御手段と、 を具備したことを特徴とする拡大撮影装置。 - 【請求項2】上記距離変更手段の繰り出し量の情報,上
記設定手段の出力情報,上記撮影レンズおよびカメラボ
ディに関する情報,上記距離変更手段における基準長さ
情報の内、少なくとも1つの情報を提示する確認手段
と、 上記確認手段が動作した後に、上記駆動制御手段を動作
せしめる起動手段と、 を具備することを特徴とする、請求項1に記載の拡大撮
影装置。 - 【請求項3】上記距離変更手段の繰り出し量の情報,上
記設定手段の出力情報,上記撮影レンズおよびカメラボ
ディに関する情報,上記距離変更手段における基準長さ
情報の内、少なくとも1つの情報に基づいて、撮影可能
範囲以外の撮影状況に達したことを警告する警告手段を
具備することを特徴とする、請求項1に記載の拡大撮影
装置。 - 【請求項4】光軸方向の長さを変化させ、撮影レンズと
カメラボディとの相対距離を変更する距離変更手段と、 撮影倍率を設定可能な撮影倍率設定手段と、 上記撮影レンズおよびカメラボディに関する複数の情報
および上記距離変更手段における基準長さ情報を記憶す
る情報記憶手段と、 上記撮影倍率設定手段の出力情報,上記撮影レンズおよ
びカメラボディに関する情報,上記距離変更手段におけ
る基準長さ情報の内、少なくとも1つの情報に基づいて
上記距離変更手段の繰り出し量を演算する繰り出し量演
算手段と、 上記繰り出し量演算手段および上記情報記憶手段の出力
に基づいて、上記撮影倍率設定手段によって設定した撮
影倍率に適合する撮影レンズを検索する撮影レンズ検索
手段と、 を具備したことを特徴とする拡大撮影装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10676493A JPH06317737A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 拡大撮影装置 |
US08/237,685 US5594517A (en) | 1993-05-07 | 1994-05-04 | Enlargement photographing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10676493A JPH06317737A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 拡大撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06317737A true JPH06317737A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14441977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10676493A Withdrawn JPH06317737A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 拡大撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06317737A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8678678B2 (en) | 2011-07-22 | 2014-03-25 | Nikon Corporation | Adapter and camera system |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP10676493A patent/JPH06317737A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8678678B2 (en) | 2011-07-22 | 2014-03-25 | Nikon Corporation | Adapter and camera system |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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