JPH06317257A - 輸液ポンプ装置 - Google Patents

輸液ポンプ装置

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JPH06317257A
JPH06317257A JP5104356A JP10435693A JPH06317257A JP H06317257 A JPH06317257 A JP H06317257A JP 5104356 A JP5104356 A JP 5104356A JP 10435693 A JP10435693 A JP 10435693A JP H06317257 A JPH06317257 A JP H06317257A
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JP
Japan
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tube
liquid feeding
liquid delivery
liquid
thickness
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JP5104356A
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Toshio Furukawa
登志夫 古川
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 輸液ポンプにおいて、チューブ29を押さ
え、実際に液を送り出す部分に具備した圧力センサー5
と、チューブ29の送液部分を駆動させるステッピング
モータ11に印加したパルス数を計数する手段と、チュ
ーブ29の解放から閉塞への移行(閉塞から解放への移
行)に伴う圧力変化時点の送液部分のフィンガー24の
位置を検出する手段と、このフィンガー24の位置によ
りチューブ29の厚さを算出する手段とを有し、このチ
ューブ内径を可変して送液速度を補正することを特徴と
するものである。 【効果】 装置を大型化させることなく、流量精度の向
上をはかることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送液チューブを押さえ
液体を送り出す輸液ポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輸液ポンプにおける送液流量は、液体を
輸送するチューブの厚さによってばらつき流量精度の誤
差原因になっている。従来の輸液ポンプは、チューブの
ばらつきを抑えることによって流量精度を或る範囲内に
保ったり、特開昭64ー37961号公報に記載されて
いるように、輸液バッグの重量を測定し設定流量で計算
された輸液バッグの計算重量と実際に測定された重量と
の誤差をなくすように、送液速度を補正して流量精度を
保っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の輸液ポンプにお
ける送液流量は、チューブのばらつきを抑えることによ
って流量精度を或る範囲に保ったり、輸液バッグの重量
を測定し送液速度を制御することによって流量精度を保
っていた。上記チューブのばらつきを抑える場合、チュ
ーブのコスト面等から限界があり、輸液ポンプの流量精
度を或るレベルから上げられなかった。上記輸液バッグ
の重量を測定する場合、装置が大型化し重量測定部分が
増え装置が高価になり、また、装置を移動させるときに
輸液バッグが揺れて重量を測定する秤にノイズが入り流
量誤差が生じる等の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の輸液ポンプ装置
は、上記の課題を解決するため、送液チューブを複数の
フィンガーで押さえて液を送り出す部分に具備した圧力
センサーと、送液チューブの送液部分を駆動させるステ
ッピングモータに印加したパルス数を計数する手段と、
送液チューブの解放若しくは閉塞への移行に伴う圧力変
化時点の送液部分のフィンガーの位置を検出する手段
と、フィンガーの位置により送液チューブの厚さを算出
する手段と、を有し、送液チューブのチューブ厚を可変
して送液速度を補正することを特徴とするものである。
【0005】また、送液チューブを複数のフィンガーで
押えて液を送り出す部分に具備した圧力センサーと、送
液チューブの送液部分を駆動させるステッピングモータ
に連動したスリットセンサーでスリット数を計数する手
段と、送液チューブの解放若しくは閉塞への移行に伴う
圧力変化時点の送液部分のフィンガーの位置を検出する
手段と、フィンガーの位置により該チューブの厚さを算
出する手段と、を有し、送液チューブのチューブ厚を可
変して送液速度を補正することを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】本装置は、フィンガーが送液チューブを押す圧
力を圧力センサーで検出することにより、チューブ厚を
算出して送液速度を補正し流量精度を上げ得るものであ
る。
【0007】
【実施例】本発明の輸液ポンプ装置の実施例は、リニア
ペリスタルティック方式の輸液ポンプで、液を送り出す
チューブの部分に圧力センサーを設置し、チューブ閉塞
直後の圧力変化を検出することによってチューブ厚を算
出しこのチューブの内径を可変して送液速度を補正する
ものである。
【0008】以下図面と共に本発明を説明すると、図1
は本装置のブロック回路図であり、符号1は輸液制御,
送液速度補正等の処理を行うマイクロコンピューター
(LSI)であり、2は液晶を駆動させる液晶ドライバ
ー、3は輸液流量等を表示する液晶表示板であり、4は
上記マイクロコンピューター1の周辺回路用I/Oドラ
イバーである。5はフィンガーによるチューブに加わる
圧を検出するための圧力センサーであり、6は輸液開
始,停止,流量設定等を行うためのキー及びスイッチで
ある。7はアラーム発生時に鳴らすブザーであり、8は
エンコーダーのスリットを検出するためのスリットセン
サー(フォトセンサー)であり、9はエアー検出等輸送
ポンプに備わっているセンサーである。10はモータド
ライバーであり、11は送液部を駆動させるためのステ
ッピングモータである。12はプログラムの入っている
ROM、13は圧力データ等を記憶するRAMであり、
14はモータ駆動用パルスの出力時間等に使用するタイ
マーである。
【0009】図2は本装置の送液部の概略図であり、モ
ータ11は400パルスで1回転し、歯付きベルト15
によって、この回転が5分の1に分周されて送液部16
に伝わる。この送液部16に連接されたスリットセンサ
ー8のスリット板17は円周を100等分して孔が穿設
されており、一箇所だけ隣り合うスリットがつながり、
そのスリットは通常スリットの3倍の長さになってい
る。上記スリット板17を両面から対峙するように設け
られたフォトセンサー18の出力は、スリット部分でL
OWになり、スリットのない部分でHIGHになるよう
に設定されている。従ってモータ11にモータドライバ
ー10から2000発のパルスが加わると送液部16の
スリット板17が一回転し、例えばモータ11に10発
のパルスが加わるとフォトセンサー18を通常スリット
部分が通過し、次の10発のパルスでスリットのない部
分が通過する。また、スリット板17のスリット中で一
箇所だけスリット幅が大きい部分は、モータ11に30
発のパルスが加わると通過するようになっている。
【0010】図3及び図4は、リニアペリスタルティッ
方式の送液部の平面図及び側面断面図で、その動作原理
について説明する。
【0011】先ず、上記送液部16においては、相互に
平行な内壁21a,22aを有する案内部21、22は
基準面23を基に対峙する如く並設され、この案内部2
1、22間に例えば10個のフィンガー24a,24
b,・・・24jが並列に嵌挿され長手方向に摺動され
るようになっている。この個々のフィンガー24a,2
4b、・・・24jの形状は同一形状であり、例えば偏
平な日字状枠部から構成され、この枠部で形成された矩
形状孔25にフィンガーシャフト26が貫挿され、この
フィンガーシャフト26に対しカム27a,27b,・
・・27jを2mm偏心させ、且つ中心軸に36°
(度)ずつずらせて固定される。また、上記案内部2
1、22の基準面23の部分に案内部21、22を跨い
で圧力プレート28がスプリング29で押圧されて装着
され、この圧力プレート28の中央部に圧力センサー5
が埋設される。
【0012】また、上記圧力センサー5に対向した圧力
プレート28と各フィンガー24a,24b,・・・2
4jに亙って送液チューブ30が配設される。
【0013】上記送液部16は上記のような構成である
から、フィンガーシャフト26に対し2mm偏心させた
カム27a,27b,・・・27jが回転することによ
り、各フィンガー24a,24b,・・・24jは4m
mの間隔で往復運動される。また、カム27はフィンガ
ーシャフト26の回転により上死点に達する時、図4に
おいては、チューブ29はフィンガー24a,24jに
よって閉塞される。図3においては実線で示す状態であ
る。
【0014】次に、カム27はフィンガーシャフト26
の回転が進み下死点に達する時、図4においては、送液
チューブ30はフィンガー24eが最大長退くことによ
って、閉塞状態から最大限に解放される。図3において
は破線で示す状態である。
【0015】上記のように作動するカム27a,27
b,・・・27jがフィンガーシャフト26に36°ず
つずらせて固定され、そのカム27a,27b,・・・
27jにそれぞれ#1〜#10のフィンガー24a,2
4b,・・・24jを対応させると、各フィンガー24
a,24b,・・・24jで順次送液チューブ30が閉
塞され、この送液チューブ30内の薬液が矢印方向に吐
出されポンプ動作が行われる。
【0016】以上のようにして送液チューブ30内の薬
液を送り出すことができ、#5のフィンガー24eに対
向した圧力プレート28に埋設された圧力センサー5
で、フィンガー24eの動作時に送液チューブ30に加
わる圧力が検出される。また、上記スリット板17のス
リットの中で一箇所だけ幅の大きい部分(マーカー部
分)は、#5のフィンガー24eが送液チューブ30を
閉塞状態から最大限に解放した時(カム27eが下死点
に達した時)、フォトセンサー18の位置に来るように
なされている。本実施例では、送液チューブ30を介在
して#5のフィンガー24eの反対側に圧力センサー5
を設置したが、フィンガー24eの送液チューブ30に
接触する先端部に設置するか若しくは圧力プレート28
の送液チューブ30に対応した全体に設置する等の手段
もある。
【0017】本実施例の動作を図5のフローチャートと
共に説明する。
【0018】先ず、ポンプを動作させるかどうかをチェ
ックする(ステップ1、ステップを以下「S」と略
す)。ポンプ動作開始時は流量を補正せずにあらかじめ
設定された流量に従ったモータ駆動パルスの出力時間が
記憶されているROM上のテーブルデータをRAM(C
TM)にセットする(S2)。次に、スリット板のスリ
ット幅を測定するための、出力したモータパルス数をカ
ウントするRAM(CT)をクリアーする(S3)。次
に、モータ駆動パルスの出力時間を測定するためのタイ
マーをリセットし(S4)、タイマーの値をRAM(T
M)に読み込み(S5)、タイマーの値(TM)が流量
に従ったモータ駆動パルスの出力時間(CTM)をオー
バーしたか否かをチェックし(S6)、オーバーしてい
れば、モータパルスを出力し、パルスを計数するカウン
ターCTを1アップさせ、フォトセンサーからの入力を
RAM(PH)に保存する(S7)。フォトセンサーの
状態が変化したか否かをチェックするため、PHが0か
ら1に変化したか否かをチェックする(S8)。状態が
変化していれば、フィンガーシャフトの位置を検出する
ために、スリット幅の大きいマーカー部分がフォトセン
サーを通過したか否かをチェックする。CTが10以下
であればフォトセンサーは通常スリットを検出したこと
になり、CTが11〜30であればマーカー部分を検出
したことになる。これをCTが15以上か否かでチェッ
クする(S9)。CTが14以下のときはCTをクリア
ーして(S10)、再度S4から動作させる。CTが1
5以上の時はマーカー部分を検出したことになり、圧力
変化ポイントを検出するモードへ移行する。
【0019】圧力変化点(チューブが解放から閉塞へ移
行する点)まで出力したモータパルス数をカウントする
ためのRAM(MT)をクリアーする(S11)。次
に、上記S4,S5,S6のタイマーリセット、タイマ
ー読み込み、出力時間オーバーチェックの処理を行っ
て、モータパルス出力時間がオーバーしたか否かをチェ
ックし(S12)、オーバーしていれば、モータパルス
を出力し、MTを1アップし、送液チューブに加わる圧
力を圧力センサーでサンプルする(S13)。そして、
急な圧力上昇が発生したか否かをチェックし(S1
4)、上昇していれば、チューブが閉塞されたものと判
断し、まず、流量に従った補正されていないモータ駆動
パルスの出力時間が記憶されているROM上のテーブル
データをRAM(CTP)にセットし、パルス出力時間
の補正比のデータが入っているROMのテーブル部分か
ら、MTの値より、データを読み出し、RAM(MT
A)に保存する。MTにはチューブ厚と相関のある圧力
変化点まで、ステッピングモータを駆動させたパルス数
が入っており、MTが指し示す値と、チューブ厚とは相
関があり、ROMテーブルには、MTが指し示す位置に
従ったパルス出力時間(モータ駆動スピード)の補正比
の値が入っている。流量に従ったモータ駆動パルスの出
力時間(CTP)と、MTが指し示す位置に従ったパル
ス出力時間の補正比(MTA)を乗算することで補正さ
れたモータ駆動パルスの出力時間(CTM)を算出でき
る。従って、送液速度を補正でき(S15)、以後はポ
ンプ停止の指示があるまで(S20)補正されたパルス
出力時間(CTM)で上記S4,S5,S6と同じタイ
マーリセット、タイマー読み込み、出力時間オーバーチ
ェックの処理を行って、モータパルス出力時間がオーバ
ーしたか否かをチェックし(S16,S17,S1
8)、オーバーしていれば、モータパルスを出力してモ
ータを駆動することにより(S19)、補正された送液
速度で輸液ポンプを駆動することができる。
【0020】上記により、チューブ厚さに従って送液速
度が補正され、チューブ厚のばらつきによる流量精度の
誤差をなくすことができる。
【0021】前例はモータ駆動パルス数によって圧力変
化点の位置検出を行ったが、モータパルス数の代りにフ
ォトセンサー入力をチェックし、スリットの数を測定
し、スリット数で圧力変化点の位置検出をすることもで
き、次にその例の動作を図6のフローチャートと共に説
明する。
【0022】先ず、ポンプを動作させるかどうかをチェ
ックする(S21)。ポンプ動作開始時は流量補正せず
にあらかじめ設定された流量に従ったモータ駆動パルス
出力時間が記憶されているROM上のテーブルデータを
RAM(CTM)にセットする(S22)。次に、スリ
ット板のスリット幅を測定するための、出力したモータ
パルス数をカウントするRAM(CT)をクリアーする
(S23)。次に、モータ駆動パルスの出力時間を測定
するためのタイマーをリセットし(S24)、タイマー
の値をRAM(TM)に読み込み(S25)、タイマー
の値(TM)が流量に従ったモータ駆動パルスの出力時
間(CTM)をオーバーしたか否かをチェックし(S2
6)、オーバーしていれば、モータパルスを出力し、パ
ルスを計数するカウンターCTを1アップさせ、フォト
センサーからの入力をRAM(PH)に保存する(S2
7)。フォトセンサーの状態が変化したか否かをチェッ
クするため、PHが0から1に変化したか否かをチェッ
クする(S28)。フォトセンサーの状態が変化してい
れば、フィンガーシャフトの位置を検出するために、ス
リット幅の大きいマーカー部分がフォトセンサーを通過
したか否かをチェックする。CTが10以下であればフ
ォトセンサーは通常スリットを検出したことになり、C
Tが11〜30であればマーカー部分を検出したことに
なる。これをCTが15以上か否かをチェックする(S
29)。CTが14以下のときはCTをクリアーして
(S30)、再度S24から動作させる。CTが15以
上のときはマーカー部分を検出したことになり、圧力変
化ポイントを検出するモードへ移行する。
【0023】圧力変化点(チューブが解放から閉塞へ移
行する点)までのスリット数をカウントするためのRA
M(MT)をクリアーし、前回のフォトセンサーの値を
RAM(PM)に保存する(31)。次に、上記S4、
S5、S6のタイマーリセット、タイマー読み込み、出
力時間オーバーチェックの処理を行って、モータパルス
出力時間がオーバーしたか否かをチェックし(S3
2)、オーバーしていれば、モータパルスを出力し、フ
ォトセンサーからの入力をRAM(PH)に保存する
(S33)。次に、スリットの状態が変化したか否かを
チェックするために、PHとPMが違うか否かを調べ
(S34)、違えば、スリットの状態が変化したものと
判断し、スリットの数をカウントするMTを1アップ
し、チューブに加わる圧力をサンプルする(S35)。
そして、急な圧力上昇が発生したか否かをチェックし
(S36)、上昇していれば、チューブが閉塞されたも
のと判断し、まず、流量に従った補正されていないモー
タ駆動パルスの出力時間が記憶されているROM上のテ
ーブルデータをRAM(CTP)にセットし、パルス出
力時間の補正比のデータが入っているROMのテーブル
部分から、MTの値により、データを読みだし、RAM
(MTA)に保存する。MTにはチューブ厚と相関のあ
る圧力変化点までのスリットの数が入っており、MTが
指し示す値と、チューブ厚とは相関があり、ROMテー
ブルには、MTが指し示す位置に従ったパルス出力時間
(モータ駆動スピード)の補正比の値が入っている。流
量に従ったモータ駆動パルスの出力時間(CTP)と、
MTが指し示す位置に従ったパルス出力時間の補正比
(MTA)を乗算することで補正されたモータ駆動パル
スの出力時間(CTM)を算出できる。
【0024】従って、送液速度を補正でき(S37)、
以後はポンプ停止の指示があるまで(S42)補正され
たパルス出力時間(CTM)で上記S24,S25,S
26と同じタイマーリセット、タイマー読み込み、出力
時間オーバーチェックの処理を行って、モータパルス出
力時間がオーバーしたか否かをチェックし(S38,S
39,S40)、オーバーしていればモータパルスを出
力してモータを駆動することにより(S41)、補正さ
れた送液速度で輸液ポンプを駆動することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、輸液ポンプ装置での送
液時に、送液部分、送液部分の近傍若しくは反対側でチ
ューブに加わる圧力を検出するものであるから、チュー
ブ解放時は、送液部は液体を含んだチューブを押すた
め、低い圧が圧力センサーに加わり、チューブ閉塞時
は、液体を含まないチューブを押すため、高い圧が圧力
センサーに加わる。チューブの閉塞直後または解放直後
に顕著な圧力変化が現れることから、この現象を利用し
てチューブが解放から閉塞へ移行(閉塞から解放へ移
行)する時点における、送液部分のチューブに加わる圧
力変化を検出し、圧力変化点までのスリットの数若しく
はモータに印加したパルス数からチューブ閉塞時点のフ
ィンガー位置を検出する。チューブの閉塞直後の位置
が、チューブの厚さの2倍になることよりチューブの厚
さを算出し、チューブの厚さによって送液速度を補正
し、チューブによる流量精度のばらつきをなくすことが
できる。
【0026】従って、装置を大型化させることなく、流
量精度におけるチューブの誤差要因を取り除き、流量精
度の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輸液ポンプ装置のブロック回路図であ
る。
【図2】本発明の輸液ポンプ装置における送液部の構成
概略図である。
【図3】本発明の輸液ポンプ装置における送液部の要部
平面断面図である。
【図4】本発明の輸液ポンプ装置における送液部の要部
側面断面図である。
【図5】本装置の動作フローチャートである。
【図6】本装置の他の動作フローチャートである。
【符号の説明】
5 圧力センサー 8 スリットセンサー 11 ステッピングモータ 16 送液部 17 スリット板 18 フォトセンサー 24 フィンガー 26 フィンガーシャフト 27 カム 29 圧力センサー 30 送液チューブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸液ポンプにおいて、送液チューブを複
    数のフィンガーで押さえて液を送り出す部分に具備した
    圧力センサーと、該送液チューブの送液部分を駆動させ
    るステッピングモータに印加したパルス数を計数する手
    段と、計数されたパルス数で該送液チューブの解放若し
    くは閉塞への移行に伴う圧力変化時点の送液部分のフィ
    ンガーの位置を検出する手段と、該フィンガーの位置に
    より該送液チューブの厚さを算出する手段とを有し、該
    送液チューブのチューブ厚を可変して送液速度を補正す
    ることを特徴とする輸液ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 輸液ポンプにおいて、送液チューブを複
    数のフィンガーで押えて液を送り出す部分に具備した圧
    力センサーと、該送液チューブの送液部分を駆動させる
    ステッピングモータに連動したスリットセンサーでスリ
    ット数を計数する手段と、計数されたスリット数で該送
    液チューブの解放若しくは閉塞への移行に伴う圧力変化
    時点の送液部分のフィンガーの位置を検出する手段と、
    該フィンガーの位置により該送液チューブの厚さを算出
    する手段とを有し、該送液チューブのチューブ厚を可変
    して送液速度を補正することを特徴とする輸液ポンプ装
    置。
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