JPH06317109A - 高効率ごみ発電システム - Google Patents

高効率ごみ発電システム

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JPH06317109A
JPH06317109A JP10695693A JP10695693A JPH06317109A JP H06317109 A JPH06317109 A JP H06317109A JP 10695693 A JP10695693 A JP 10695693A JP 10695693 A JP10695693 A JP 10695693A JP H06317109 A JPH06317109 A JP H06317109A
Authority
JP
Japan
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steam
waste heat
heat boiler
turbine
steam turbine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10695693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuchika Shiramine
和親 白峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP10695693A priority Critical patent/JPH06317109A/ja
Publication of JPH06317109A publication Critical patent/JPH06317109A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/12Heat utilisation in combustion or incineration of waste

Landscapes

  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 発電効率を高め、第2の廃熱ボイラ5から
の排ガス温度の低下させて熱効率を高め得るごみ発電シ
ステムを提供する。 【構 成】 ごみ焼却炉11の焼却ガスを導入する第1
の廃熱ボイラ12で生成された蒸気を駆動源とする蒸気
タービン3と、該蒸気タービン3により駆動される発電
機4と、ガスタービン2によって駆動される発電機1
と、前記ガスタービン2の排ガスGaを導入する第2の
廃熱ボイラ5とよりなり、前記第1の廃熱ボイラ12で
生成された蒸気を前記第2の廃熱ボイラ5の過熱器で過
熱した後、前記蒸気タービン3の高圧側に供給するとと
もに、該蒸気タービン3から排出される蒸気S3 を復水
器17で復水Wとなし、該復水Wの一部を前記第2の廃
熱ボイラ5の過熱器8の後流側に配置した蒸気発生器1
0へ供給して低圧蒸気G6 を発生させ、該低圧蒸気G6
を前記蒸気タービン3の低圧側に供給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高効率ごみ発電システ
ム、より詳しくは、ごみ焼却炉の焼却ガスを導入する廃
熱ボイラのボイラチューブの腐食を防止し、かつ発電効
率を大幅に向上させるようにした高効率ごみ発電システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にエネルギーの有効利用を図るため
のごみ焼却炉の焼却ガスを廃熱ボイラに導入し、ここで
生成した蒸気を蒸気タービンに供給して発電することが
知られている。しかしながら、このる発電方法において
は廃熱ボイラのボイラチューブが腐食するという問題が
ある。
【0003】即ち、一般にこのごみ焼却炉の焼却ガスの
中には塩素が多量に含まれているためボイラチューブの
表面温度が300℃程度に達すると、このボイラチュー
ブが高温腐食し、一方、表面温度が150℃未満になる
と硫酸等による酸によって低温腐食が生じるという問題
がある。しかしながら、このような発電方法において
は、蒸気タービンでの発電効率を高めるためには、この
廃熱ボイラで生成された蒸気を高温の状態で蒸気タービ
ンに供給するのが好ましい。
【0004】このようなことから本発明者は、ごみ焼却
炉の焼却ガスを導入する第1の廃熱ボイラで生成された
蒸気を駆動源とする蒸気タービンと、この蒸気タービン
により駆動される発電機と、ガスタービンによって駆動
される発電機と、ガスタービンの排ガスを導入する第2
の廃熱ボイラとよりなり、前記第1の廃熱ボイラで生成
された蒸気を前記第2の廃熱ボイラで過熱した後、前記
蒸気タービンに供給するようにしたごみ発電方法を先に
提案した (特願平3−147465号) 。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のごみ発
電方法において、大容量のごみ焼却炉においては大量の
蒸気が発生するため、蒸気タービンでの出力増加がそれ
程期待できないという問題がある。即ち、第1の廃熱ボ
イラにおいて生成された蒸気は第2の廃熱ボイラに設け
られた過熱器により過熱された後、蒸気タービンに導か
れるが廃熱利用を計るため過熱器の後流側に配置された
蒸発器により生成した蒸気が前記した第1の廃熱ボイラ
で生成した蒸気とともに過熱器に供給されるようになっ
ている。ところで、第1の廃熱ボイラで大量の蒸気が発
生すると、この蒸気を過熱するため第2の廃熱ボイラに
おけるガスタービンの排ガスは過熱器を通過する間に多
量のエネルギーを失うため蒸発器での蒸気発生量が少な
くなり、その結果、蒸気タービンの出力増加があまり期
待できないこととなるばかりでなく、第2の廃熱ボイラ
から大気へ放出される排ガス温度も高くなり有効な熱利
用を計ることができないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術の
問題点を解決するためになされたものであって、ごみ焼
却炉11の焼却ガスを導入する第1の廃熱ボイラ12で
生成された蒸気を駆動源とする蒸気タービン3と、該蒸
気タービン3により駆動される発電機4と、ガスタービ
ン2によって駆動される発電機1と、前記ガスタービン
2の排ガスGaを導入する第2の廃熱ボイラ5とよりな
り、前記第1の廃熱ボイラ12で生成された蒸気を前記
第2の廃熱ボイラ5の過熱器で過熱した後、前記蒸気タ
ービン3の高圧側に供給するとともに、該蒸気タービン
3から排出される蒸気S3 を復水器17で復水Wとな
し、該復水Wの一部を前記第2の廃熱ボイラ5の過熱器
8の後流側に配置した蒸気発生器10へ供給して低圧蒸
気S6 を発生させ、該低圧蒸気S6 を前記蒸気タービン
3の低圧側に供給するようにした高効率ごみ発電システ
ムを提供するものである。
【0007】
【作 用】復水Wの一部を前記第2の廃熱ボイラ5の過
熱器8の後流側に配置した蒸気発生器10へ供給するた
めに、特に大容量のごみ焼却炉において発電効率を高め
ることができるばかりでなく、第2の廃熱ボイラ5から
の排ガスGbの温度低下を図ることができるため熱効率
を高めることができるという効果がある。
【0008】
【実 施 例】以下、図面を参照して本発明による高効
率ごみ発電システムの一実施例を説明する。図において
Aは発電ゾーン、Bはごみ焼却炉ゾーンであり、発電ゾ
ーンAには燃料Fにより作動されて第1の発電機1を駆
動するガスタービン2と、蒸気タービン3により駆動さ
れる第2の発電機4と、第2の廃熱ボイラ5とが配置さ
れている。
【0009】この第2の廃熱ボイラ5には予熱器6,蒸
発器7,過熱器8のほか第1の蒸気発生装置9と第2の
蒸気発生装置10とが配置されている。また、ごみ焼却
ゾーンBには焼却炉11と第1の廃熱ボイラ12と排ガ
ス処理装置13とが設けられている。詳述すれば、焼却
炉11で発生した焼却ガスGは、例えば600℃程度で
第1の廃熱ボイラ12に導入され、流量制御弁14を介
してボイラチューブ15内を流れる給水を加熱し、25
0℃程度の蒸気S1 を生成する。この蒸気S1 は蒸気ラ
インL1 から第2の廃熱ボイラ5内の過熱器8に供給さ
れ、ここでガスタービン2からの排ガスGa(例えば5
00℃程度) で過熱されて340℃〜400℃の過熱蒸
気S2 となって蒸気ラインL2 を通じて蒸気タービン3
の高圧側に供給され、これを駆動して第2の発電機4で
発電するようになっている。
【0010】蒸気タービン3を駆動し、これより排出さ
れた、例えば40℃程度の低温低圧の蒸気S3 は蒸気ラ
インL3 から復水器16に導入され、ここで冷却されて
複水Wとなり、復水タンク17に貯蔵される。そしてこ
の復水Wはその一部が脱気器18を経て、予熱器6のラ
インaから蒸発器7に送られ、ここで生成した250℃
程度の蒸気S4 は蒸気ラインL4 を経て過熱器8に送ら
れる。
【0011】一方、復水Wの一部は予熱器6のラインb
を経て第1の蒸気発生装置9へ、またラインcから第2
の蒸気発生装置10へ夫々供給され、第1の蒸気発生装
置9で生成した80℃程度の比較的低温低圧の蒸気S5
は蒸気ラインL5 を通って蒸気タービン3の中圧側へ、
また第2の蒸気発生装置10で生成した100℃程度の
低温低圧の蒸気S6 は蒸気ラインL6 を通って蒸気ター
ビン3の低圧側へ夫々供給され蒸気タービン3を駆動さ
せるのである。
【0012】そしてこの第2の廃熱ボイラ5で熱回収さ
れたガスタービン2の排ガスGaは、例えば80℃程度
低温の排ガスGbとなって大気へ放出されるのである。
本発明者の知見によれば、第2の廃熱ボイラ5に過熱器
8,蒸発器7及び予熱器6を配置した場合のシステム効
率は21.8%であった。一方、第1の蒸気発生装置9
及び第2の蒸気発生装置10を併設し、ここで発生した
低温低圧蒸気を蒸気タービン3の低圧側に供給すること
によってシステム効率は22.1%〜23.9%程度に
向上することが確認された。
【0013】なお、システム効率(%)は、総発電量×
860/〔(ガスタービン燃料消費量×燃料低位発熱
量)+(ごみ焼却量×ごみ発熱量)〕を意味する。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る高効率ごみ発電システム
は、ごみ焼却炉11の焼却ガスを導入する第1の廃熱ボ
イラ12で生成された蒸気を駆動源とする蒸気タービン
3と、該蒸気タービン3により駆動される発電機4と、
ガスタービン2によって駆動される発電機1と、前記ガ
スタービン2の排ガスGaを導入する第2の廃熱ボイラ
5とよりなり、前記第1の廃熱ボイラ12で生成された
蒸気を前記第2の廃熱ボイラ5の過熱器で過熱した後、
前記蒸気タービン3の高圧側に供給するとともに、該蒸
気タービン3から排出される蒸気S3 を復水器17で復
水Wとなし、該復水Wの一部を前記第2の廃熱ボイラ5
の過熱器8の後流側に配置した蒸気発生器10へ供給し
て低圧蒸気S6 を発生させ、該低圧蒸気S6 を前記蒸気
タービン3の低圧側に供給するように構成されている。
【0015】従って、特に大容量のごみ焼却炉において
発電効率を高めることができるばかりでなく、第2の廃
熱ボイラからの排ガス温度の低下を図ることができるた
め熱効率を高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高効率ごみ発電システムの系統図
を示すものである。
【符号の説明】
1 第1の発電機 2 ガスタービン 3 蒸気タービン 4 第2の発電機 5 第2の廃熱ボイラ 6 予熱器 7 蒸発器 8 過熱器 9 第1の蒸気発生装置 10 第2の蒸気
発生装置 11 焼却炉 12 第1の廃熱
ボイラ 13 排ガス処理装置 14 流量制御弁 15 ボイラチューブ 16 復水器 17 復水タンク 18 脱気器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみ焼却炉11の焼却ガスを導入する第
    1の廃熱ボイラ12で生成された蒸気を駆動源とする蒸
    気タービン3と、該蒸気タービン3により駆動される発
    電機4と、ガスタービン2によって駆動される発電機1
    と、前記ガスタービン2の排ガスGaを導入する第2の
    廃熱ボイラ5とよりなり、前記第1の廃熱ボイラ12で
    生成された蒸気を前記第2の廃熱ボイラ5の過熱器で過
    熱した後、前記蒸気タービン3の高圧側に供給するとと
    もに、該蒸気タービン3から排出される蒸気S3 を復水
    器17で復水Wとなし、該復水Wの一部を前記第2の廃
    熱ボイラ5の過熱器8の後流側に配置した蒸気発生器1
    0へ供給して低圧蒸気G6 を発生させ、該低圧蒸気G6
    を前記蒸気タービン3の低圧側に供給するようにした高
    効率ごみ発電システム。
JP10695693A 1993-05-07 1993-05-07 高効率ごみ発電システム Withdrawn JPH06317109A (ja)

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JP (1) JPH06317109A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6048941A (en) * 1997-04-11 2000-04-11 Daikin Industries Ltd. Stainproofing agent composition
CN103122777A (zh) * 2011-11-21 2013-05-29 沈阳东方钢铁有限公司 一种超高温蒸汽发电工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6048941A (en) * 1997-04-11 2000-04-11 Daikin Industries Ltd. Stainproofing agent composition
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