JPH06280506A - ゴミ焼却発電における冷却塔の白煙防止方法 - Google Patents
ゴミ焼却発電における冷却塔の白煙防止方法Info
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- JPH06280506A JPH06280506A JP7033693A JP7033693A JPH06280506A JP H06280506 A JPH06280506 A JP H06280506A JP 7033693 A JP7033693 A JP 7033693A JP 7033693 A JP7033693 A JP 7033693A JP H06280506 A JPH06280506 A JP H06280506A
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- heat boiler
- cooling tower
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/16—Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
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- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 第２の廃熱ボイラ５からの排ガスＧｂによ
る白煙の発生を防止する方法を提供する。 【構 成】 ゴミ焼却炉１０と第１の廃熱ボイラ１１と
蒸気タービン３と発電機と、ガスタービン２により駆動
される発電機１と、ガスタービン２の排ガスＧを導入す
る第２の廃熱ボイラ５を有し、第１の廃熱ボイラ１１で
生成された蒸気Ｓｂを第２の廃熱ボイラ５で過熱した
後、蒸気タービン３に供給し、該蒸気タービン３から排
出される蒸気Ｓｄを冷却塔１６で冷却された冷却水Ｗに
より復水させるようにしたゴミ焼却発電において、冷却
塔１６内に第２の廃熱ボイラ５から排出される排ガスＧ
ｂの一部を供給してこの冷却塔１６内を過飽和域ｈ外に
保持するように構成した。
る白煙の発生を防止する方法を提供する。 【構 成】 ゴミ焼却炉１０と第１の廃熱ボイラ１１と
蒸気タービン３と発電機と、ガスタービン２により駆動
される発電機１と、ガスタービン２の排ガスＧを導入す
る第２の廃熱ボイラ５を有し、第１の廃熱ボイラ１１で
生成された蒸気Ｓｂを第２の廃熱ボイラ５で過熱した
後、蒸気タービン３に供給し、該蒸気タービン３から排
出される蒸気Ｓｄを冷却塔１６で冷却された冷却水Ｗに
より復水させるようにしたゴミ焼却発電において、冷却
塔１６内に第２の廃熱ボイラ５から排出される排ガスＧ
ｂの一部を供給してこの冷却塔１６内を過飽和域ｈ外に
保持するように構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はゴミ焼却発電における冷
却塔の白煙防止方法、より詳しくは、ゴミ焼却炉の焼却
ガスを廃熱ボイラに導入して、ここで生成した蒸気をさ
らにガスタービンの排ガスを利用して高質にした蒸気を
冷却塔により冷却された冷却水を利用した復水器により
復水となすようにしたゴミ焼却発電における冷却塔の白
煙防止方法に関するものである。
却塔の白煙防止方法、より詳しくは、ゴミ焼却炉の焼却
ガスを廃熱ボイラに導入して、ここで生成した蒸気をさ
らにガスタービンの排ガスを利用して高質にした蒸気を
冷却塔により冷却された冷却水を利用した復水器により
復水となすようにしたゴミ焼却発電における冷却塔の白
煙防止方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にエネルギーの有効利用を計るため
ゴミ焼却炉の焼却ガスを廃熱ボイラに導入し、ここで生
成した蒸気を蒸気タービンに供給して発電することが知
られている。しかしながら、このような発電方法におい
ては廃熱ボイラのボイラチューブがゴミ焼却に伴う腐食
性ガスによって腐食するという問題がある。
ゴミ焼却炉の焼却ガスを廃熱ボイラに導入し、ここで生
成した蒸気を蒸気タービンに供給して発電することが知
られている。しかしながら、このような発電方法におい
ては廃熱ボイラのボイラチューブがゴミ焼却に伴う腐食
性ガスによって腐食するという問題がある。
【０００３】即ち、一般にこのゴミ焼却炉の焼却ガスの
中には塩素が多量に含まれているため、ボイラチューブ
の表面温度が３００℃程度に達すると、このボイラチュ
ーブが高温腐食する。また、一方、表面温度が１５０℃
未満になると硫酸等による酸によって低温腐食が生じる
という問題がある。しかしながら、このようなゴミ焼却
発電方法においては、蒸気タービンでの発電効率を高め
るためには、この廃熱ボイラで生成された蒸気を高温で
もって蒸気タービンに供給するのが好ましい。
中には塩素が多量に含まれているため、ボイラチューブ
の表面温度が３００℃程度に達すると、このボイラチュ
ーブが高温腐食する。また、一方、表面温度が１５０℃
未満になると硫酸等による酸によって低温腐食が生じる
という問題がある。しかしながら、このようなゴミ焼却
発電方法においては、蒸気タービンでの発電効率を高め
るためには、この廃熱ボイラで生成された蒸気を高温で
もって蒸気タービンに供給するのが好ましい。
【０００４】このような技術上の要求から、本出願人
は、ゴミ焼却炉の焼却ガスを導入する第１の廃熱ボイラ
で生成された蒸気を駆動源とする蒸気タービンと、この
蒸気タービンにより駆動される発電機と、ガスタービン
によって駆動される発電機と、前記ガスタービンの排ガ
スを導入する第２の廃熱ボイラとよりなり、前記第１の
廃熱ボイラで生成された蒸気を前記第２の廃熱ボイラで
過熱した後、前記蒸気タービンに供給し、該蒸気タービ
ンから排出される低温低圧の蒸気を復水器で復水とする
ゴミ発電方法を先に提案した (特願平３−１４７４６５
号) 。
は、ゴミ焼却炉の焼却ガスを導入する第１の廃熱ボイラ
で生成された蒸気を駆動源とする蒸気タービンと、この
蒸気タービンにより駆動される発電機と、ガスタービン
によって駆動される発電機と、前記ガスタービンの排ガ
スを導入する第２の廃熱ボイラとよりなり、前記第１の
廃熱ボイラで生成された蒸気を前記第２の廃熱ボイラで
過熱した後、前記蒸気タービンに供給し、該蒸気タービ
ンから排出される低温低圧の蒸気を復水器で復水とする
ゴミ発電方法を先に提案した (特願平３−１４７４６５
号) 。
【０００５】そしてこの復水器としては、空気を用いた
空冷式と冷却水を用いた水冷式とがあり、従来のゴミ発
電方法においては一般に空冷式が用いられている。しか
しながら、この空冷式には効率上問題があるため、水冷
式を用いるのが好ましい。そしてこの水冷式には海水等
を直接復水器に導入する場合と、冷却塔において冷却さ
れた冷却水を導入する場合とがあり、前者は自然水を用
いるため設置場所に制約されることとなり、その結果、
実用上から後者の冷却塔が用いられることとなる。
空冷式と冷却水を用いた水冷式とがあり、従来のゴミ発
電方法においては一般に空冷式が用いられている。しか
しながら、この空冷式には効率上問題があるため、水冷
式を用いるのが好ましい。そしてこの水冷式には海水等
を直接復水器に導入する場合と、冷却塔において冷却さ
れた冷却水を導入する場合とがあり、前者は自然水を用
いるため設置場所に制約されることとなり、その結果、
実用上から後者の冷却塔が用いられることとなる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したよう
なゴミ焼却発電方法における冷却塔においては、白煙が
発生するという問題がある。即ち、図４及び図５に示さ
れるように復水器２１には図示しない蒸気タービンから
排出された低温低圧の蒸気Ｓａが供給され、冷却塔２２
内の冷却水ＷがラインＬａから復水器２１内に供給され
て蒸気Ｓａを復水となし、昇温した冷却水Ｗａは冷却塔
２２内の両側壁の近傍に設けたノズルよりフラッシュさ
れる。冷却用空気ｒは冷却塔２２の内部に設けた翼２３
の回転に伴なって冷却塔２２の両面より吸引され、上方
に排出されてフラッシュされた冷却水Ｗａはこの空気ｒ
によって冷却されるが、このとき冷却塔２２内は飽和域
となる。
なゴミ焼却発電方法における冷却塔においては、白煙が
発生するという問題がある。即ち、図４及び図５に示さ
れるように復水器２１には図示しない蒸気タービンから
排出された低温低圧の蒸気Ｓａが供給され、冷却塔２２
内の冷却水ＷがラインＬａから復水器２１内に供給され
て蒸気Ｓａを復水となし、昇温した冷却水Ｗａは冷却塔
２２内の両側壁の近傍に設けたノズルよりフラッシュさ
れる。冷却用空気ｒは冷却塔２２の内部に設けた翼２３
の回転に伴なって冷却塔２２の両面より吸引され、上方
に排出されてフラッシュされた冷却水Ｗａはこの空気ｒ
によって冷却されるが、このとき冷却塔２２内は飽和域
となる。
【０００７】その結果、図２の飽和曲線〔Ｈ〕における
点〔ａ〕：冷却塔２２の内部の状態から点〔ｂ〕：外気
の状態に空気が冷却され、その冷却過程は線〔Ｋ〕とな
る。すなわち、線〔Ｋ〕の過程で過飽和域〔ｈ〕（点線
の範囲）内において白煙が発生するために、この白煙が
冷却塔２２外へ放出され環境上問題となっている。
点〔ａ〕：冷却塔２２の内部の状態から点〔ｂ〕：外気
の状態に空気が冷却され、その冷却過程は線〔Ｋ〕とな
る。すなわち、線〔Ｋ〕の過程で過飽和域〔ｈ〕（点線
の範囲）内において白煙が発生するために、この白煙が
冷却塔２２外へ放出され環境上問題となっている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係るゴミ焼却発
電における冷却塔の白煙防止方法は、前記従来の問題点
を解決するためになされたものであって、ゴミ焼却炉１
０の焼却ガスＧａを導入する第１の廃熱ボイラ１１で生
成された蒸気Ｓｂを駆動源とする蒸気タービン３と、該
蒸気タービン３により駆動される発電機４と、ガスター
ビン２により駆動される発電機１と、前記ガスタービン
２の排ガスＧを導入する第２の廃熱ボイラ５とよりな
り、前記第１の廃熱ボイラ１１で生成された蒸気Ｓｂを
前記第２の廃熱ボイラ５で過熱した後、前記蒸気タービ
ン３に供給するとともに、該蒸気タービンから排出され
る蒸気Ｓｂを冷却塔１６で冷却された冷却水Ｗにより復
水させるようにしたゴミ焼却発電において、前記冷却塔
１６内に前記第２の廃熱ボイラ５から排出される排ガス
Ｇｂの一部を供給し、冷却塔１６内を過飽和域〔ｈ〕外
に保持するように構成している。
電における冷却塔の白煙防止方法は、前記従来の問題点
を解決するためになされたものであって、ゴミ焼却炉１
０の焼却ガスＧａを導入する第１の廃熱ボイラ１１で生
成された蒸気Ｓｂを駆動源とする蒸気タービン３と、該
蒸気タービン３により駆動される発電機４と、ガスター
ビン２により駆動される発電機１と、前記ガスタービン
２の排ガスＧを導入する第２の廃熱ボイラ５とよりな
り、前記第１の廃熱ボイラ１１で生成された蒸気Ｓｂを
前記第２の廃熱ボイラ５で過熱した後、前記蒸気タービ
ン３に供給するとともに、該蒸気タービンから排出され
る蒸気Ｓｂを冷却塔１６で冷却された冷却水Ｗにより復
水させるようにしたゴミ焼却発電において、前記冷却塔
１６内に前記第２の廃熱ボイラ５から排出される排ガス
Ｇｂの一部を供給し、冷却塔１６内を過飽和域〔ｈ〕外
に保持するように構成している。
【０００９】
【作 用】冷却塔１６内が第２の廃熱ボイラ５の排ガス
Ｇｂの熱を利用して昇降させて過飽和域〔ｈ〕外に保持
されるため冷却塔１６より白煙が排出されることを防止
できる。
Ｇｂの熱を利用して昇降させて過飽和域〔ｈ〕外に保持
されるため冷却塔１６より白煙が排出されることを防止
できる。
【００１０】
【実 施 例】以下図１乃至図３に基づき本発明による
ゴミ焼却発電における冷却塔の白煙防止方法の実施例を
説明する。図１においてＡは発電ゾーン、Ｂはゴミ焼却
炉ゾーンである。発電ゾーンＡには燃料Ｆにより作動さ
れ第１の発電機１を駆動するガスタービン２と、蒸気タ
ービン３により駆動される第２の発電機４と、第２の廃
熱ボイラ５とが配置されている。
ゴミ焼却発電における冷却塔の白煙防止方法の実施例を
説明する。図１においてＡは発電ゾーン、Ｂはゴミ焼却
炉ゾーンである。発電ゾーンＡには燃料Ｆにより作動さ
れ第１の発電機１を駆動するガスタービン２と、蒸気タ
ービン３により駆動される第２の発電機４と、第２の廃
熱ボイラ５とが配置されている。
【００１１】より具体的には、第２の廃熱ボイラ５には
過熱器６、蒸発器７及び予熱器８とが設けられ、この第
２の廃熱ボイラ５にガスタービン２の高温排ガスＧ (例
えば５００℃程度) が排ガスライン９から供給されるよ
うになっている。ゴミ焼却炉ゾーンＢには焼却炉１０と
第１の廃熱ボイラ１１と排ガス処理装置１２とが設けら
れ、焼却炉１０で発生した焼却ガスＧａは、例えば６０
０℃程度で第１の廃熱ボイラ１１に導入され、流量制御
弁１３を介してボイラチューブ１４内を流れる給水を加
熱し、例えば２５０℃程度の蒸気Ｓｂを生成する。この
蒸気Ｓｂは蒸気ラインＬｂから第２の廃熱ボイラ５内の
過熱器６で加熱され、約３５０℃程度の過熱蒸気Ｓｃと
なって蒸気ラインＬｃから蒸気タービン３に供給されて
これを駆動するようになっている。
過熱器６、蒸発器７及び予熱器８とが設けられ、この第
２の廃熱ボイラ５にガスタービン２の高温排ガスＧ (例
えば５００℃程度) が排ガスライン９から供給されるよ
うになっている。ゴミ焼却炉ゾーンＢには焼却炉１０と
第１の廃熱ボイラ１１と排ガス処理装置１２とが設けら
れ、焼却炉１０で発生した焼却ガスＧａは、例えば６０
０℃程度で第１の廃熱ボイラ１１に導入され、流量制御
弁１３を介してボイラチューブ１４内を流れる給水を加
熱し、例えば２５０℃程度の蒸気Ｓｂを生成する。この
蒸気Ｓｂは蒸気ラインＬｂから第２の廃熱ボイラ５内の
過熱器６で加熱され、約３５０℃程度の過熱蒸気Ｓｃと
なって蒸気ラインＬｃから蒸気タービン３に供給されて
これを駆動するようになっている。
【００１２】蒸気タービン３から出た低温低圧の蒸気Ｓ
ｄは蒸気ラインＬｄから復水器１５に導入され、ここで
冷却塔１６から供給される冷却水Ｗにより冷却されて凝
縮する。この凝縮水 (復水) Ｗａは給水管１７から予熱
器８を経てその一部が第１の廃熱ボイラ１１に、また残
りが蒸発器７に供給され、この蒸発器７で生成した蒸気
Ｓｅはドラム１８を経て蒸気ラインＬｂ内に供給される
ようになっている。
ｄは蒸気ラインＬｄから復水器１５に導入され、ここで
冷却塔１６から供給される冷却水Ｗにより冷却されて凝
縮する。この凝縮水 (復水) Ｗａは給水管１７から予熱
器８を経てその一部が第１の廃熱ボイラ１１に、また残
りが蒸発器７に供給され、この蒸発器７で生成した蒸気
Ｓｅはドラム１８を経て蒸気ラインＬｂ内に供給される
ようになっている。
【００１３】第２の廃熱ボイラ５から排出される排ガス
Ｇｂの一部は、排ガスライン１９によって冷却塔１６内
に供給され、この冷却塔１６内の温度を昇温させる。即
ち、図２に示すように冷却塔１６内の温度、点〔ａ〕と
外気温度〔ｂ〕とを結ぶ線〔Ｍ〕が飽和曲線〔Ｈ〕を外
れるように昇温されて点〔Ｃ〕に至るのである。したが
って、冷却塔１６内が過飽和域〔ｈ〕を外れた線〔Ｍ〕
に示すように保持されるため白煙の発生を防止すること
ができるのである。
Ｇｂの一部は、排ガスライン１９によって冷却塔１６内
に供給され、この冷却塔１６内の温度を昇温させる。即
ち、図２に示すように冷却塔１６内の温度、点〔ａ〕と
外気温度〔ｂ〕とを結ぶ線〔Ｍ〕が飽和曲線〔Ｈ〕を外
れるように昇温されて点〔Ｃ〕に至るのである。したが
って、冷却塔１６内が過飽和域〔ｈ〕を外れた線〔Ｍ〕
に示すように保持されるため白煙の発生を防止すること
ができるのである。
【００１４】図３は他の実施例であって、この実施例に
おいては冷却塔１６内に加熱管２０を設け、この加熱管
２０に排ガスライン１９を接続して排ガスＧｂの一部を
この加熱管２０内に供給することによって冷却塔１６内
を昇温させて過飽和域外に保持するものである。
おいては冷却塔１６内に加熱管２０を設け、この加熱管
２０に排ガスライン１９を接続して排ガスＧｂの一部を
この加熱管２０内に供給することによって冷却塔１６内
を昇温させて過飽和域外に保持するものである。
【００１５】
【発明の効果】本発明に係るゴミ焼却発電における冷却
塔の白煙防止方法は、ゴミ焼却炉１０の焼却ガスＧａを
導入する第１の廃熱ボイラ１１で生成された蒸気Ｓｂを
駆動源とする蒸気タービン３と、該蒸気タービン３によ
り駆動される発電機４と、ガスタービン２により駆動さ
れる発電機１と、前記ガスタービン２の排ガスＧを導入
する第２の廃熱ボイラ５とよりなり、前記第１の廃熱ボ
イラ１１で生成された蒸気Ｓｂを前記第２の廃熱ボイラ
５で過熱した後、前記蒸気タービン３に供給するととも
に、該蒸気タービンから排出される蒸気を冷却塔１６で
冷却された冷却水Ｗにより復水させるようにしたゴミ焼
却発電において、前記冷却塔１６内に前記第２の廃熱ボ
イラ５から排出される排ガスＧｂの一部を供給して該冷
却塔１６内を過飽和域外に保持するように構成されてい
る。従って、第２の廃熱ボイラ５からの排ガスＧｂの一
部を冷却塔１６内に供給するという簡単な手段により、
白煙防止が可能となり環境保持が出来るという効果があ
る。
塔の白煙防止方法は、ゴミ焼却炉１０の焼却ガスＧａを
導入する第１の廃熱ボイラ１１で生成された蒸気Ｓｂを
駆動源とする蒸気タービン３と、該蒸気タービン３によ
り駆動される発電機４と、ガスタービン２により駆動さ
れる発電機１と、前記ガスタービン２の排ガスＧを導入
する第２の廃熱ボイラ５とよりなり、前記第１の廃熱ボ
イラ１１で生成された蒸気Ｓｂを前記第２の廃熱ボイラ
５で過熱した後、前記蒸気タービン３に供給するととも
に、該蒸気タービンから排出される蒸気を冷却塔１６で
冷却された冷却水Ｗにより復水させるようにしたゴミ焼
却発電において、前記冷却塔１６内に前記第２の廃熱ボ
イラ５から排出される排ガスＧｂの一部を供給して該冷
却塔１６内を過飽和域外に保持するように構成されてい
る。従って、第２の廃熱ボイラ５からの排ガスＧｂの一
部を冷却塔１６内に供給するという簡単な手段により、
白煙防止が可能となり環境保持が出来るという効果があ
る。
【図１】本発明によるごみ発電システムの全体系統図で
ある。
ある。
【図２】本発明によるごみ発電システムの作用説明図で
ある。
ある。
【図３】他の実施例における冷却塔の概略断面図であ
る。
る。
【図４】ごみ発電システムにおける冷却塔の概略断面図
である。
である。
【図５】図４の冷却塔の平断面図である。
１ 第１の発電機 ２ ガスタービン ３ 蒸気タービン ４ 第２の発電機 ５ 第２の廃熱ボイラ ６ 過熱器 ７ 蒸発器 ８ 予熱器 ９，１９ 排ガスライン １０ 焼却炉 １１ 第１の廃熱ボイラ １２ 排ガス処理
装置 １３ 流量制御弁 １４ ボイラチュ
ーブ １５，２１ 復水器 １６，２２ 冷却
塔 １７ 給水管 １８ ドラム ２０ 加熱管 ２３ 翼
装置 １３ 流量制御弁 １４ ボイラチュ
ーブ １５，２１ 復水器 １６，２２ 冷却
塔 １７ 給水管 １８ ドラム ２０ 加熱管 ２３ 翼
Claims (1)
- 【請求項１】 ゴミ焼却炉の焼却ガスを導入する第１の
廃熱ボイラ１１で生成された蒸気Ｓｂを駆動源とする蒸
気タービン３と、該蒸気タービン３により駆動される発
電機４と、ガスタービン２により駆動される発電機１
と、前記ガスタービン２の排ガスＧを導入する第２の廃
熱ボイラ５とよりなり、前記第１の廃熱ボイラ１１で生
成された蒸気Ｓｂを前記第２の廃熱ボイラ５で過熱した
後、前記蒸気タービン３に供給するとともに、該蒸気タ
ービン３から排出される蒸気Ｓｄを冷却塔１６で冷却さ
れた冷却水Ｗにより復水させるようにしたゴミ焼却発電
において、前記冷却塔１６内に前記第２の廃熱ボイラ５
から排出される排ガスＧｂの一部を供給して該冷却塔１
６内に過飽和域外に保持するようにしたゴミ焼却発電に
おける冷却塔の白煙防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7033693A JPH06280506A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ゴミ焼却発電における冷却塔の白煙防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7033693A JPH06280506A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ゴミ焼却発電における冷却塔の白煙防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06280506A true JPH06280506A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13428481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7033693A Pending JPH06280506A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | ゴミ焼却発電における冷却塔の白煙防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06280506A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012117680A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 発電システム |
| KR20200027850A (ko) | 2018-09-05 | 2020-03-13 | 한국수력원자력 주식회사 | 냉각탑 백연 저감장치 및 이를 이용한 냉각탑 백연 저감방법 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52155882A (en) * | 1976-06-18 | 1977-12-24 | Hitachi Ltd | Process and apparatus for stabilizing output of combination plant of gas turbine, |
| JPS55851A (en) * | 1978-06-20 | 1980-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | White smoke preventive temperature setting device |
| JPS6436985A (en) * | 1987-08-03 | 1989-02-07 | Idemitsu Chinetsu Kaihatsu Kk | Geothermal heat electric power generation |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP7033693A patent/JPH06280506A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971021 |