JPH06315857A - 自動研削装置 - Google Patents

自動研削装置

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JPH06315857A
JPH06315857A JP12844693A JP12844693A JPH06315857A JP H06315857 A JPH06315857 A JP H06315857A JP 12844693 A JP12844693 A JP 12844693A JP 12844693 A JP12844693 A JP 12844693A JP H06315857 A JPH06315857 A JP H06315857A
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征雄 大津
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康彦 鏡味
Hideyuki Sanpei
秀之 三瓶
Tadashi Yamauchi
正 山内
Takeshi Kondo
武 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動研削装置において、粗研削における研削抵
抗に比べ、精研削及び微研削における各研削抵抗が大幅
に減少することを有効に活用して、例えば、工作物のプ
ランジ研削の精度をより一層高めようとする。 【構成】粗研削の終了に伴い、コレットチャック機構1
0cが工作物30の被クランプ部31に対するクランプ
を解除する。このとき、心押し軸20aに対するコイル
スプリング85の心押し力のため、工作物30がその両
端面の心出し穴部にて主軸センター部材10aと心押し
軸センター部材21の各先端部により同軸的に挟持され
る。また、心押し軸センター部材21が心押し軸20a
内にて両転がり軸受22、23により回転自在に受承さ
れている。かかる状態にて、砥石台が精研削送り速度に
おかれると、工作物30が砥石41により精研削され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センター部材にて支持
される円筒状の工作物を、例えば自動的にプランジ研削
するに適した自動研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動研削装置において、
コレットチャックにより工作物をクランプしてプランジ
研削するにあたっては、同工作物を空研削、粗研削、精
研削及び微研削の順で行って真円度1μm、振れ5μm
の精度を出すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような研
削装置においては、工作物のコレットチャックによりク
ランプされる部分の前加工の振れが約15μmあるた
め、この振れが、工作物のコレットチャックによるクラ
ンプ時に、工作物のセンター穴とセンターとの間に隙間
を生じる。このため、主軸回転中心と工作物中心とが相
互にずれた状態でプランジ研削することとなり、その結
果、両センター基準による振れ測定で精度不良を招くこ
ととなった。そこで、本発明は、このようなことに対処
すべく、自動研削装置において、粗研削における研削抵
抗に比べ、精研削及び微研削における各研削抵抗が大幅
に減少することを有効に活用して、例えば、工作物のプ
ランジ研削の精度を、より一層高めようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、本発明においては、図1にて示すごとく、互いに対
向して配設される主軸台及び心押し台と、前記主軸台内
に回転自在に軸支されて工作物の一端の心出し穴部に係
合する主軸センター部材を一体回転可能に取り付けた主
軸と、前記心押し台内に前記主軸の回転軸線方向と軸動
可能に軸支されて前記工作物の他端の心出し穴部に係合
する心押し軸センター部材を取り付けた心押し軸と、前
記主軸に同心的にかつ一体回転可能に組み付けられて前
記工作物の被クランプ部をチャック作動に応じてクラン
プし非チヤック作動に応じて前記クランプを解除するコ
レットチヤック機構と、前記主軸センター部材及び心押
し軸センター部材の各軸に対し交差する方向に移動可能
に配設した砥石台に設けられて同砥石台の移動に伴い前
記工作物を研削する砥石と、前記主軸を回転させるよう
に駆動する主軸回転駆動手段1と、前記主軸センター部
材と前記心押しセンター部材により前記工作物を挟持す
べく前記心押し軸を軸動させてこれに心押し力を付与す
るように制御する心押し軸制御手段2と、前記工作物を
粗研削及び精研削するとき前記砥石台を粗研削送り速度
及び精研削送り速度にて移動させるように制御する送り
速度制御手段3と、前記砥石を回転するように駆動する
砥石回転駆動手段4とを備えた自動研削装置において、
前記粗研削時には前記工作物をクランプし、前記精研削
時には前記工作物のクランプを解除するように前記コレ
ットチャック機構の作動を制御するコレットチャック機
構制御手段5を備え、前記心押し軸センター部材が前記
心押し軸内に軸受6を介して主軸回転軸線と同軸的にか
つ回転可能に軸承されるようにしたことにある。
【0005】
【発明の作用効果】このように本発明を構成したことに
より、心押し軸制御手段2による制御のもとに前記主軸
の主軸センター部材と前記心押し軸の心押し軸センター
部材との間に前記工作物を挟持し、かつコレットチャッ
ク機構制御手段5による制御のもとに前記コレットチャ
ック機構がそのチャック作動により前記工作物の被クラ
ンプ部をクランプした状態において、主軸回転駆動手段
1により前記主軸を回転すれば、前記主軸の回転は、前
記コレットチャック機構を介して前記工作物に伝えられ
る。しかして、前記砥石台が送り速度制御手段3により
粗研削送り速度におかれるとともに前記砥石が砥石回転
駆動手段4により回転されると、前記工作物が前記砥石
により粗研削される。このとき、前記砥石による粗研削
により前記工作物に研削抵抗が生ずるが、前記工作物の
被クランプ部が前記コレットチャック機構により固くク
ランプされているので、適正な粗研削を実現できる。然
る後、送り速度制御手段3により粗研削送り制御が終了
すると、コレットチャック機構制御手段5が、前記コレ
ットチャック機構をその非チャック作動に切り換えるよ
うに制御する。このため、当該コレットチャック機構が
その非チャック作動により前記工作物の被クランプ部に
対するクランプを解除する。このとき、前記心押し軸に
は心押し軸制御手段2による心押し力が作用しているた
め、前記工作物がその両端面の心出し穴部にて前記主軸
センター部材と前記心押し軸センター部材の各先端部に
より同軸的に挟持される。このような状態にて、前記砥
石台が送り速度制御手段3により精研削送り速度におか
れると、前記工作物が前記砥石により精研削される。こ
のとき、前記工作物のクランプが前記コレットチャック
機構の非チャック作動により解除されているが、上述の
ように前記心押し軸には心押し軸制御手段2による心押
し力が作用しており、しかも前記心押し軸センター部材
が前記心押し軸内にて軸受け6により回転可能に軸承さ
れている。このため、前記砥石による精研削により前記
工作物に研削抵抗が生じたとき、前記工作物が、心押し
軸制御手段2による心押し力のみによっても、前記主軸
センター部材及び心押し軸センターの各先端部間に相対
回転不能に適正に挟持される。その結果、前記工作物の
精研削がその両心出し穴部を結ぶ軸心を中心にして精度
よくなされ得る。換言すれば、前記工作物の被クランプ
部の前加工精度が悪くても、精研削の終了に伴い、前記
コレットチャック機構による前記工作物のクランプを解
除して前記心押し力のもとに同工作物をその両心出し穴
を中心として前記主軸センター部材及び心押し軸センタ
ーにより挟持することにより、前記工作物の精研削によ
って加工精度を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
ると、図2は本発明を適用した自動研削装置を示してい
る。この自動研削装置は、ベッドB上の長手状テーブル
T上に工作中心線Lを軸心として、円柱状工作物30を
介し、互いに対向して配設した主軸台10及び心押し台
20と、ベッドB上に図2にて図示矢印A方向に移動可
能に載置した砥石台40を備えている。主軸10aは、
図3にて示すごとく、主軸台10内にて両転がり軸受け
10b、10bを介し工作中心線Lと同心的に回転自在
に軸支した主軸本体11を備えており、この主軸本体1
1の先端中央部には、主軸センター部材12がその基部
12aにて同軸的に嵌着されて工作物30に向けて延出
している。また、主軸本体11は、図2及び図3にて示
すごとく、ベルト機構50を介し電動機60に作動的に
連結されており、この主軸本体11は、主軸センター部
材12と共に、電動機60の回転に応じてベルト機構5
0により回転されるようになっている。
【0007】コレットチャック機構10cは、図3にて
示すごとく、主軸本体11の先端面及び主軸センター部
材12の外周に同軸的に組み付けられている。このコレ
ットチャック機構10cは、円筒状ケーシング13を備
えており、このケーシング13は、主軸センター部材1
2を外方から包囲するように、主軸本体11の先端面外
周縁部に同軸的に装着されて、環状蓋体14により閉止
されている。段付き円筒状ピストン15は、ケーシング
13内にて、同ケーシング13の内側環状部13aと蓋
体14との間において、主軸センター部材12に対し軸
動可能にかつ同心的に遊嵌されており、このピストン1
5の大径部に嵌着したガイドピン15aは、内側環状部
13aのガイド穴部内に軸方向には移動可能にかつ回転
不能に嵌入されている。
【0008】また、空圧室Raは、ケーシング13内に
てピストン15の大径部と内側環状部13aとの間に形
成されており、この空圧室Raは、図2及び図3にて示
すごとく、ケーシング13の連通路13b、主軸本体1
1内の連通路11a及び配管P1を介し電磁切り換え弁
70に接続されている。一方、空気室Rbは、ケーシン
グ13内にてピストン15の大径部と蓋体14との間に
形成されており、この空圧室Rbは、ケーシング13の
連通路13c、主軸本体11内の連通路11b及び配管
P3を介して電磁切り換え弁70に接続されている。し
かして、電磁切り換え弁70が、そのソレノイド71の
励磁により切り換わり、配管P3を大気に解放し、配管
P1を配管P2を介して空圧源Sに連通させたとき、ピ
ストン15は、空圧源Sから配管P2、電磁切り換え弁
70、配管P1及び両連通路11a、13bを介する空
圧室Raへの空圧の付与により工作物30側へ向け移動
する。一方、電磁切り換え弁70が、ソレノイド71の
消磁により切り換わり、配管P1を大気に解放し、配管
P3を配管P2を介して空圧源Sに連通させたとき、ピ
ストン15は、空圧源Sから配管P2、電磁切り換え弁
70、配管P3及び両連通路11b、13cを介する空
圧室Rbへの空圧の付与により工作物30とは逆方向へ
移動する。
【0009】コレットチャック機構10cはコレットチ
ャック16を備えており、このコレットチャック16
は、主軸センター部材12の軸部とピストン15の中空
内壁との間に同軸的に遊嵌され、そのチャック部16a
にて固定部材17により蓋体14の凹所内に軸動不能に
かつ回転不能に固定されている。しかして、ピストン1
5が工作物30側へ軸動したとき、コレットチャック1
6は、そのテーパ状円筒部16bにて、ピストン15の
テーパ状先端内周面15bにより押圧されて、チャック
部16aにより工作物30の被クランプ部31を外方か
ら固くクランプする。一方、ピストン15が工作物30
側とは逆方向へ軸動したとき、コレットチャック16
は、そのテーパ状円筒部16bにて、ピストン15のテ
ーパ状先端内周面15bから解放されて、チャック部1
6aによる工作物30の被クランプ部31に対するクラ
ンプを解除する。
【0010】心押し台20内には、段付き円筒状心押し
軸20aが、ストローク軸受20b及び各Oリング20
cを介して、工作中心線Lと同心的に軸動可能に軸支さ
れており、この心押し軸20a内には、段付き柱状心押
し軸センター部材21が、心押し軸20a内にて、両転
がり軸受22、23を介して回転自在に同軸的に軸支さ
れている。両転がり軸受22、23の間には段付き円筒
状カラー24が介装されており、転がり軸受22は、心
押し軸センター部材21の先端大径部21aと心押し軸
20aの開口側内周壁段部に係止したカラー24の鍔部
24aとの間に挟持されて心押し軸センター部材21の
頚部を受承しており、一方、転がり軸受23は、心押し
軸センター部材21の小径部を受承している。
【0011】心押し軸20aは、図2及び図3にて示す
ごとく、その外端部にてブラケット25の基端部25a
に固着されており、同心押し軸20aは、ブラケット2
5の図3にて図示左方への移動に応じて同一方向へ軸動
する。一方、心押し軸20aは、ブラケット25の図3
にて図示右方への移動に応じて同一方向へ軸動する。ブ
ラケット25は、その延出端部25bにて、エアシリン
ダ80のピストン81から延出するピストンロッド82
の外端部に連結されており、このブラケット25は、ピ
ストンロッド82の係止板82aにより押動されて図3
にて図示右方へ移動する。一方、ブラケット25は、ピ
ストンロッド82とともに係止板82bの左方への移動
に伴いコイルスプリング85を圧縮しながら左方へ移動
する。但し、コイルスプリング85は、ピストンロッド
82の外端に固着した係止板82bとブラケット25の
延出端部25bとの間にてピストンロッド82と同軸的
に挟持されている。
【0012】電磁切り換え弁90は、エアシリンダ80
内にてピストン81により形成される両室83、84
に、両配管P4、P5を介しそれぞれ接続されており、
この電磁切り換え弁90は、そのソレノイド91の励磁
により、配管P4を介し室83を大気に解放すると共に
両配管P6、P5を介し空圧源Sから室84内に空圧を
付与して、ピストン81を左動させる。一方、電磁切り
換え弁90は、そのソレノイド91の消磁により、配管
P5を介し室84を大気に解放すると共に両配管P6、
P4を介し空圧源Sから室83内に空圧を付与して、ピ
ストン81を右動させる。工作物30は、その被クラン
プ部31の端面に形成した心出し穴部31a内に、主軸
センター部材12の先端円錐部12b(図7及び図8参
照)を係合させ、一方、その心押し軸側端部32の端面
に形成した心出し穴部内に、心押しセンター部材21の
先端円錐部21bを係合させて、主軸ゼンター部材12
と心押しセンター部材21との間に挟持されている。
【0013】砥石台40は、ベッドBの端面に装着した
サーボモータ100に、ボールネジとナットによる直線
運動機構(図示しない)を介し作動的に連結されてお
り、この砥石台40は、サーボモータ100の作動に伴
う前記直線運動機構の直線運動に応じて、図示矢印A方
向に移動するようになっている。この砥石台40は、砥
石41を備えており、この砥石41は、砥石軸42に同
軸的に外方から嵌着されて、工作物30をプランジ研削
すべく同工作物30と平行に位置している。しかして、
砥石41は、砥石台40の矢印A方向への移動に伴い同
一方向にて工作物30の研削外周面に接近し或いは同研
削外周面から遠ざかる。砥石軸42は、ベルト機構43
を介して電動機44に作動的に連結されており、この砥
石軸42は、電動機44の回転力をベルト機構43を介
して伝達されて砥石41を回転させる。但し、本実施例
においては、砥石41の回転方向と主軸12即ち工作物
30の回転方向とは一致している。また、工作物30の
精研削における研削抵抗は、同工作物30の粗研削にお
ける研削抵抗に比べて著しく小さく、また、同工作物3
0の微研削における研削抵抗は工作物30の精研削にお
ける研削抵抗よりもさらに小さい。
【0014】次に、自動研削装置の電気回路構成につい
て図2を参照して説明すると、入力装置110は本自動
研削装置により工作物30を自動的にプランジ研削する
に必要な各種指令を後述する中央処理装置130を介し
て記憶装置120に入力するための手段である。記憶装
置120は、図4及び図5にて示すフローチャートによ
り特定される自動研削プログラムを予め記憶する。中央
処理装置130(以下、CPU130という)は、前記
自動研削プログラムを、図4及び図5のフローチャート
に従い、入力装置110、記憶装置120及びシーケン
サ140との協働により実行し、この実行中において、
記憶装置120、シーケンサ140、両駆動回路15
0、160及びパルス分配回路170の制御に要する演
算処理を行う。シーケンサ140は、CPU130によ
る制御のもとに、電磁切り換え弁70のソレノイド71
及び電磁切り換え弁90のソレノイド91を、共に或い
は選択的に励磁或いは消磁するように制御する。各駆動
回路150、160はCPU130による制御のもとに
各電動機60、44を駆動する。パルス分配回路170
は、CPU130による制御のもとに、一連のパルス信
号を出力する。かかる場合、パルス分配回路170から
の各パルス信号の出力間隔は、砥石台40の早送り、空
研削送り、粗研削送り、精研削送り、微研削送り及び後
退早送りの各速度に必要な値となるようにCPU130
により制御される(図6参照)。
【0015】但し、粗研削送り速度は、工作物30をコ
レットチャック16によりクランプした状態でなければ
工作物30の粗研削時にその研削抵抗により生ずる逆研
削回転方向回転力を阻止できない程度に大きい。また、
精研削送り速度及び微研削送り速度は、工作物30を、
コレットチャック16によりクランプすることなく、コ
イルスプリング85による弾力のもとに主軸センター部
材12及び心押しセンター部材21により同軸的に挟持
するのみでも、工作物30の精研削時及び微研削時にそ
の各研削抵抗により生ずる逆研削回転方向回転力を充分
に阻止できる程度に小さい。
【0016】駆動回路180は、パルス分配回路170
からの各出力パルス間隔に応答して、サーボモータ10
0を、前進早送り、空研削送り、粗研削送り、精研削送
り及び微研削送りの各速度に対応する各回転速度にて回
転させ、また、後退早送りの速度にて逆回転させる。こ
のことは、砥石台40が、前進早送り、空研削送り、粗
研削送り、精研削送り及び微研削送りの各速度にて工作
物30に向け矢印A方向に沿い接近し、また後退早送り
速度にて工作物30から矢印A方向に沿い離れていくこ
とを意味する。なお、工作物30の主軸センター部材1
2及び心押しセンター部材21間への搬入は、CPU1
30による制御のもとに適宜なローダ装置により自動的
になされる。
【0017】以上のように構成した本実施例において、
本発明装置を作動状態におけば、CPU130が、図4
及び図5のフローチャートに従い、自動研削プログラム
の実行をステップ200aにて開始する。CPU130
が、ステップ210にて、前記ローダ装置に工作物搬入
指令を出力すると、前記ローダ装置が工作物30を図2
及び図3にて示すごとく主軸センター部材12及び心押
し軸センター部材21間に搬入する。
【0018】しかして、CPU130が、ステップ22
0にて心押し軸20aを前進させるための前進処理をし
てシーケンサ140に前進処理指令を出力すると、シー
ケンサ140が、電磁切り換え弁90のソレノイド91
を励磁する。このため、電磁切り換え弁90がエアシリ
ンダ80の室83を配管P4を介して大気に解放すると
ともに配管P6を介する空圧源Sからの空圧を配管P5
を通しエアシリンダ80の室84内に供給する。これに
より、エアシリンダ80がそのピストン81を室83側
へ移動させ、これに伴い、ブラケット25が、コイルス
プリング85の弾力のもとに心押し軸20aと共に工作
物30に向け前進する。その結果、工作物30が主軸セ
ンター部材12及び心押し軸センター部材21間に挟持
される。このとき、主軸センター部材12の先端円錐部
12bが工作物30の被クランプ部31の心出し穴部3
1a内に係合し、一方、心押しセンター部材21の先端
円錐部21bが工作物30の心押し軸側端部32の心出
し穴部内に係合する。
【0019】然る後、自動研削プログラムがステップ2
30に進むと、CPU130がコレットチャック機構1
0cに工作物30をクランプさせるためのチャッククラ
ンプ処理を行いシーケンサ140にクランプ処理指令を
出力する。すると、シーケンサ140が、電磁切り換え
弁70のソレノイド71を励磁し、電磁切り換え弁70
が、ケーシング13内の室Rbを両連通路13c、11
b及び配管P3を介して大気に解放するとともに、配管
P2を介する空圧源Sからの空圧を配管P1及び両連通
路11a、13bを通してケーシング13内の室Ra内
に付与する。このため、ピストン15がガイドピン15
aによる案内のもとに心押し台20側に向け軸動前進さ
れてテーパ状先端内周面15bにてコレットチヤック1
6のテーパ状円筒部16bを押圧する。これにより、工
作物30の被クランプ部31がコレットチヤック16に
よりクランプされる。このとき、工作物30の被クラン
プ部31の前加工の振れのため、コレットチヤック16
により被クランプ部31をクランプしたとき、主軸セン
ター部材12に倣って工作物30がコイルスプリング8
5に打ち勝って心押し台20側へ移動し、同被クランプ
部31の心出し穴部31a内に係合している主軸センタ
ー部材12の先端円錐部12bの軸心と被クランプ部3
1の軸心とが、図7にて符号gにて示すごとく、相互に
ずれた状態にて保持される。
【0020】しかして、自動研削プログラムが次のステ
ップ240に進むと、CPU130が主軸10a及び砥
石41を同一回転方向へ回転させるための処理をする。
このため、各駆動回路150、160が各電動機60、
44をぞれぞれ回転させる。すると、主軸10aが電動
機60からベルト機構50を介し回転力を伝達されて回
転するとともに、砥石41が電動機44からベルト機構
43を介し回転力を伝達されて主軸10aと同一方向へ
回転する。このことは、砥石41と工作物30の各回転
方向が同一になることを意味する。 このようにしてス
テップ240における処理が終了すると、CPU130
が、ステップ250にて、砥石41の前進早送りに要す
る前進早送りパルス間隔でもってパルスを出力するよう
にパルス分配回路170に指令する。すると、パルス分
配回路170が、前記前進早送りパルス間隔でもって一
連のパルスを出力し、駆動回路180がこれら各パルス
間隔に応答してサーボモータ100を駆動する。このた
め、砥石台40が、サーボモータ100の駆動に伴う前
記直線運動機構の直線運動に応じて前進早送り速度にて
矢印A方向に沿い心押し台20に向けて早送りされる。
【0021】然る後、CPU130が、ステップ260
にて、砥石41の空研削送りに要する空研削送りパルス
間隔(前記前進早送りパルス間隔よりも長い)でもって
パルスを出力するようにパルス分配回路170に指令す
る。すると、パルス分配回路170が、前記空研削送り
パルス間隔でもって一連のパルスを出力し、駆動回路1
80がこれら各パルス間隔に応答してサーボモータ10
0を駆動する。このため、砥石台40が、サーボモータ
100の駆動に伴う前記直線運動機構の直線運動に応じ
て空研削送り速度にて心押し台20に向けて送られる。
これにより、砥石41が空研削状態におかれる。
【0022】ステップ260における空研削処理の後、
CPU130が、ステップ270にて、砥石41の粗研
削送りに要する粗研削送りパルス間隔(前記空研削送り
パルス間隔よりもさらに長い)でもってパルスを出力す
るようにパルス分配回路170に指令する。すると、パ
ルス分配回路170が、前記粗研削送りパルス間隔でも
って一連のパルスを出力し、駆動回路180がこれら各
パルス間隔に応答してサーボモータ100を駆動する。
このため、砥石台40が、サーボモータ100の駆動に
伴う前記直線運動機構の直線運動に応じて粗研削送り速
度にて心押し台20に向けて送られる。これにより、砥
石41が、工作物30と同一方向に回転しつつ、その外
周面にて、工作物30の被研削面に粗研削可能状態にて
押し付けられる。かかる場合、工作物30と砥石41と
の外径差に基づく相対回転速度でもって、工作物30の
被研削面が砥石41により粗研削される。また、この粗
研削に伴い工作物30の被研削面における研削抵抗が大
きくなるが、工作物30の被クランプ部31がコレット
チヤック16により固くクランプされているので、工作
物30が逆研削回転方向に回転することはない。
【0023】このようにして粗研削が終了すると、CP
U130が、ステップ280にて、工作物30をコレッ
トチャック16から解放させるためのチャックアンクラ
ンプ処理を行いシーケンサ140にチャックアンクラン
プ処理指令を出力する。すると、シーケンサ140が、
電磁切り換え弁70のソレノイド71を消磁し、電磁切
り換え弁70が、ケーシング13内の室Raを両連通路
13b、11a及び配管P1を介して大気に解放すると
ともに、配管P2を介する空圧源Sからの空圧を配管P
3及び両連通路11b、13cを通してケーシング13
内の室Rb内に付与する。このため、ピストン15がガ
イドピン15aによる案内のもとに心押し台20側とは
逆方向に向け軸動後退されてテーパ状先端内周面15b
をコレットチヤック16のテーパ状円筒部16bから解
放する。これにより、工作物30の被クランプ部31
が、図8にて示すごとく、コレットチヤック16からア
ンクランプされる。このとき、ブラケット25を介する
コイルスプリング85の付勢力のため、同被クランプ部
31の心出し穴部31a内への主軸センター部材12の
先端円錐部12bの係合が、図8にて示すごとく、被ク
ランプ部31の心出し穴部31aの軸心を工作中心線L
に一致させた状態にて同工作中心線L上に維持される。
【0024】このような状態にて自動研削プログラムが
ステップ290に進むと、CPU130が、砥石41の
精研削送りに要する精研削送りパルス間隔(前記粗研削
送りパルス間隔よりもさらに長い)でもってパルスを出
力するようにパルス分配回路170に指令する。する
と、パルス分配回路170が、前記精研削送りパルス間
隔でもって一連のパルスを出力し、駆動回路180がこ
れら各パルス間隔に応答してサーボモータ100を駆動
する。このため、砥石台40が、サーボモータ100の
駆動に伴う前記直線運動機構の直線運動に応じて精研削
送り速度にて心押し台20に向けて送られる。これによ
り、砥石41が、工作物30と同一方向に回転しつつ、
その外周面にて、工作物30の被研削面に精研削可能状
態にて押し付けられて精研削をする。
【0025】かかる場合、上述のように、コレットチヤ
ック16によるアンクランプ下でのブラケット25を介
するコイルスプリング85の付勢力のため、被クランプ
部31の心出し穴部31a内への主軸センター部材12
の先端円錐部12bの係合が、被クランプ部31の心出
し穴部の軸心を工作中心線Lに一致させた状態にて同工
作中心線L上にて維持されているので、工作物30の精
研削が精度よく行われ得る。また、この精研削に伴い工
作物30の被研削面に研削抵抗が生じても、心押し軸セ
ンター部材21が心押し軸20a内にて両転がり軸受2
2、23により回転自在に受承されているので、工作物
30が、コイルスプリング85による付勢力のみによっ
て、主軸センター部材12及び心押しセンター部材21
との間に逆研削回転方向回転を伴うことなく適正に挟持
され得る。従って、精研削を円滑になし得る。
【0026】このような状態にて自動研削プログラムが
ステップ300に進むと、CPU130が、砥石41の
微研削送りに要する微研削送りパルス間隔(前記精研削
送りパルス間隔よりもさらに長い)でもってパルスを出
力するようにパルス分配回路170に指令する。する
と、パルス分配回路170が、前記微研削送りパルス間
隔でもって一連のパルスを出力し、駆動回路180がこ
れら各パルス間隔に応答してサーボモータ100を駆動
する。このため、砥石台40が、サーボモータ100の
駆動に伴う前記直線運動機構の直線運動に応じて微研削
送り速度にて心押し台20に向けて送られる。これによ
り、砥石41が、工作物30と同一方向に回転しつつ、
その外周面にて、工作物30の被研削面に微研削可能状
態にて押し付けられて微研削をする。
【0027】かかる場合、上述のように、コレットチヤ
ック16によるアンクランプ下でのブラケット25を介
するコイルスプリング85の付勢力により被クランプ部
31の心出し穴部31a内への主軸センター部材12の
先端円錐部12bの係合が、被クランプ部31の心出し
穴部31aの軸心を工作中心線Lに一致させた状態にて
同工作中心線L上にて維持されているので、工作物30
の微研削が精度よく行われ得る。また、この微研削に伴
い工作物30の被研削面における研削抵抗が生ずるが、
工作物30が、上述のような各転がり軸受22、23の
採用下でのコイルスプリング85による付勢力により、
主軸センター部材12及び心押し軸センター部材21と
の間に適正に挟持されているので、工作物30が逆研削
回転方向へ回転することはない。
【0028】ステップ240における処理が終了する
と、CPU130が、ステップ310にて、砥石41の
後退早送りに要する後退早送りパルス間隔でもってパル
スを出力するようにパルス分配回路170に指令する。
すると、パルス分配回路170が、前記後退早送りパル
ス間隔でもって一連のパルスを出力し、駆動回路180
がこれら各パルス間隔に応答してサーボモータ100を
駆動する。このため、砥石台40が、サーボモータ10
0の駆動に伴う前記直線運動機構の直線運動に応じて後
退早送り速度にて矢印A方向に沿い心押し台20から離
れるように早送りされる。ついで、CPU130が、ス
テップ320にて心押し軸20aを後退させるための後
退処理をしてシーケンサ140に後退処理指令を出力す
ると、シーケンサ140が、電磁切り換え弁90のソレ
ノイド91を消磁する。このため、電磁切り換え弁90
がエアシリンダ80の室84を配管P5を介して大気に
解放するとともに配管P6を介する空圧源Sからの空圧
を配管P4を通しエアシリンダ80の室83内に供給す
る。これにより、エアシリンダ80がそのピストン81
を室84側へ移動させ、これに伴い、ブラケット25
が、コイルスプリング85の弾力に抗して心押し軸20
aを工作物30から後退させる。その後、CPU130
が、ステップ330にて、前記ローダ装置に工作物搬出
指令を出力すると、前記ローダ装置が工作物30を主軸
センター部材12及び心押し軸センター部材21間から
搬出する。
【0029】以上説明したように、本実施例において
は、主軸10aの主軸センター部材12と心押し軸20
aの心押し軸センター部材21との間に工作物30を挟
持し、かつコレットチャック機構10cにより工作物3
0の被クランプ部31をクランプした状態において、主
軸10aを回転すれば、エアシリンダ80及びコイルス
プリング85による心押し力のもとに工作物30及び心
押し軸センター部材21が主軸10aと共に回転する。
砥石台40が粗研削送り速度におかれるとともに砥石4
1が回転されると、工作物30が砥石41により粗研削
される。このとき、砥石41による粗研削により工作物
30に研削抵抗が生ずるが、工作物30の被クランプ部
31がコレットチャック機構10cにより固くクランプ
されているので、適正な粗研削を実現できる。
【0030】然る後、粗研削送り制御が終了すると、コ
レットチャック機構10cが工作物30の被クランプ部
31に対するクランプを解除すると、心押し軸20aに
は前記心押し力が作用しているため、工作物30がその
両端面の心出し穴部にて主軸センター部材10aと心押
し軸センター部材21の各先端部により同軸的に挟持さ
れる。このような状態にて、砥石台が精研削送り速度に
おかれると、工作物30が砥石41により精研削され
る。このとき、工作物30のクランプがコレットチャッ
ク機構10cにより解除されているが、上述のように心
押し軸20aには心押し力が作用しており、しかも心押
し軸センター部材21が心押し軸20a内にて両転がり
軸受22、23により回転自在に軸承されている。この
ため、主軸10aの回転を、主軸センター部材12を介
して工作物30に伝え、さらに心押し軸センター部材2
1に伝えることができる。かかる場合、心押し軸センタ
ー部材21が滑らかに回転するため、主軸センター部材
12から工作物30への回転伝達を阻害することがな
い。また、砥石41による精研削により工作物30に研
削抵抗が生じたとき、工作物30が、前記心押し力のみ
によっても、主軸センター部材12及び心押し軸センタ
ー21の各先端部間に相対回転不能に適正に挟持され
る。その結果、工作物30の精研削がその両心出し穴部
を結ぶ軸心を中心にして精度よくなされ得る。また、そ
の後の微研削でも精研削時と同様の作用効果を達成でき
る。換言すれば、工作物30の被クランプ部31の前加
工精度が悪くても、精研削の終了に伴い、コレットチャ
ック機構10cによる工作物30のクランプを解除して
前記心押し力のもとに同工作物30をその両心出し穴を
中心として主軸センター部材12及び心押し軸センター
21により挟持することにより、工作物30の精研削及
び微研削によって加工精度を向上させることができる。
【0031】なお、前記実施例においては、心押し軸2
0a内に心押し軸センター部材21を回転自在に受承す
るにあたり、両転がり軸受22、23を採用するように
した例について説明したが、これに限らず、磁気軸受、
流体軸受やテーパーローラー軸受等を両転がり軸受2
2、23に代えて採用して実施してもよい。また、前記
実施例においては、粗研削、精研削及び微研削を行う自
動研削装置に本発明を適用した例について説明したが、
粗研削及び精研削のみを行う自動研削装置に本発明を適
用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】特許請求の範囲の記載に対する対応図である。
【図2】本発明の一実施例を示す平面的ブロック図であ
る。
【図3】図2における主軸台及び心押し台の要部拡大破
断図である。
【図4】図2のCPUの作用を示すフローチャートの前
段部である。
【図5】同フローチャートの後段部である。
【図6】砥石台の送り速度とピストンの前進及び後退と
の関係を示すグラフである。
【図7】コレットチャックによる工作物の被クランプ部
のクランプ時における主軸センター部材の先端部と工作
物の被クランプ部側端面の心出し穴部との係合状態を示
す断面図である。
【図8】コレットチャックによる工作物の被クランプ部
のクランプ解除時における主軸センター部材の先端部と
工作物の被クランプ部側端面の心出し穴部との係合状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
10…主軸台、10a…主軸、10c…コレットチャッ
ク機構、12…主軸センター部材、20…心押し台、2
0a…心押し軸、21…心押し軸センター部材、22、
23…転がり軸受、25…ブラケット、30…工作物、
40…砥石台、41…砥石、44、60…電動機、7
0、90…電磁切り換え弁、80…エアシリンダ、85
…コイルスプリング、100…サーボモータ、120…
記憶装置、130…CPU、140…シーケンサ、15
0、160、180…駆動回路、170…パルス分配回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 正 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 近藤 武 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向して配設される主軸台及び心押
    し台と、 前記主軸台内に回転自在に軸支されて工作物の一端の心
    出し穴部に係合する主軸センター部材を一体回転可能に
    取り付けた主軸と、 前記心押し台内に前記主軸の回転軸線方向と軸動可能に
    軸支されて前記工作物の他端の心出し穴部に係合する心
    押し軸センター部材を取り付けた心押し軸と、 前記主軸に同心的にかつ一体回転可能に組み付けられて
    前記工作物の被クランプ部をチャック作動に応じてクラ
    ンプし非チヤック作動に応じて前記クランプを解除する
    コレットチヤック機構と、 前記主軸センター部材及び心押し軸センター部材の各軸
    に対し交差する方向に移動可能に配設した砥石台に設け
    られて同砥石台の移動に伴い前記工作物を研削する砥石
    と、 前記主軸を回転させるように駆動する主軸回転駆動手段
    と、 前記主軸センター部材と前記心押しセンター部材により
    前記工作物を挟持すべく前記心押し軸を軸動させてこれ
    に心押し力を付与するように制御する心押し軸制御手段
    と、 前記工作物を粗研削及び精研削するとき前記砥石台を粗
    研削送り速度及び精研削送り速度にて移動させるように
    制御する送り速度制御手段と、 前記砥石を回転するように駆動する砥石回転駆動手段と
    を備えた自動研削装置において、 前記粗研削時には前記工作物をクランプし、前記精研削
    時には前記工作物のクランプを解除するように前記コレ
    ットチャック機構の作動を制御するコレットチャック機
    構制御手段を備え、 前記心押し軸センター部材が前記心押し軸内に軸受を介
    して主軸回転軸線と同軸的にかつ回転可能に軸承される
    ようにしたことを特徴とする自動研削装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6267648B1 (en) 1998-05-18 2001-07-31 Tokyo Seimitsu Co. Ltd. Apparatus and method for chamfering wafer
CN102626893A (zh) * 2012-04-10 2012-08-08 新昌县大成自动化设备有限公司 一种不规则轴承专用磨床
CN105364710A (zh) * 2015-12-03 2016-03-02 重庆望江工业有限公司 大型空心轴类零件的磨削装夹装置
CN109514299A (zh) * 2018-12-04 2019-03-26 天津津航技术物理研究所 一种光学次镜架加工定位装置

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US6431961B1 (en) 1998-05-18 2002-08-13 Tokyo Seimitsu Co., Ltd. Apparatus and method for chamfering wafer
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CN105364710A (zh) * 2015-12-03 2016-03-02 重庆望江工业有限公司 大型空心轴类零件的磨削装夹装置
CN109514299A (zh) * 2018-12-04 2019-03-26 天津津航技术物理研究所 一种光学次镜架加工定位装置

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