JPH06315427A - 商品の輸送陳列棚 - Google Patents
商品の輸送陳列棚Info
- Publication number
- JPH06315427A JPH06315427A JP13124793A JP13124793A JPH06315427A JP H06315427 A JPH06315427 A JP H06315427A JP 13124793 A JP13124793 A JP 13124793A JP 13124793 A JP13124793 A JP 13124793A JP H06315427 A JPH06315427 A JP H06315427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box frame
- wheels
- goods
- disposed
- vertical columns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Display Racks (AREA)
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品の補充作業を簡単に行え、かつ、陳列設
置時に安定して設置できる商品の輸送陳列棚を提供す
る。 【構成】 箱枠フレーム(6)に棚板(7)を複数段に配置
し、箱枠フレーム(6)の下面に移動用車輪(8)を配置し
てなる商品の輸送陳列棚において、箱枠フレーム(6)の
左右に位置する縦柱(3)同士間に配置する棟桟部材(5)
を装着高さ変更可能に配置する。箱枠フレーム(6)の前
後縦柱(3)の外面下部に固定脚(9)を昇降移動可能に配
置する。前後固定脚(9)を駆動機構(10)で固定位置と固
定解除位置とに連動切換可能に構成する。箱枠フレーム
(6)の下面に配置する移動用車輪(8)を首振り旋回可能
な自在車輪で構成し、駆動機構(10)の作動部が位置する
側を前面として、前面側に位置する左右自在車輪(8)を
そのホイール(16)の接地周面が箱枠フレーム(6)の前面
から突出しないように配置する。
置時に安定して設置できる商品の輸送陳列棚を提供す
る。 【構成】 箱枠フレーム(6)に棚板(7)を複数段に配置
し、箱枠フレーム(6)の下面に移動用車輪(8)を配置し
てなる商品の輸送陳列棚において、箱枠フレーム(6)の
左右に位置する縦柱(3)同士間に配置する棟桟部材(5)
を装着高さ変更可能に配置する。箱枠フレーム(6)の前
後縦柱(3)の外面下部に固定脚(9)を昇降移動可能に配
置する。前後固定脚(9)を駆動機構(10)で固定位置と固
定解除位置とに連動切換可能に構成する。箱枠フレーム
(6)の下面に配置する移動用車輪(8)を首振り旋回可能
な自在車輪で構成し、駆動機構(10)の作動部が位置する
側を前面として、前面側に位置する左右自在車輪(8)を
そのホイール(16)の接地周面が箱枠フレーム(6)の前面
から突出しないように配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品搬送台車を兼ねた
陳列棚に関し、詳しくは、スーパーマーケット等の販売
店の店頭において、ペットボトル等の重量のある商品を
陳列する際に使用するのに適した商品の輸送陳列棚に関
する。
陳列棚に関し、詳しくは、スーパーマーケット等の販売
店の店頭において、ペットボトル等の重量のある商品を
陳列する際に使用するのに適した商品の輸送陳列棚に関
する。
【0002】
【従来技術】商品の搬送台車を兼ねた陳列棚として、従
来、実開昭60−13058号公報に示されたものがあ
る。この陳列棚は、箱枠フレームに棚板を複数段に配置
し、箱枠フレームの下面に移動用車輪を配置した構成と
なっている。
来、実開昭60−13058号公報に示されたものがあ
る。この陳列棚は、箱枠フレームに棚板を複数段に配置
し、箱枠フレームの下面に移動用車輪を配置した構成と
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、商品は先に入
れた品物を先に販売する、いわゆる、先入れ・先出しが
望ましいのであるが、前記従来の陳列棚は後面部分に縦
桟が配置されており、前面部分だけが開放されていたこ
とから、商品を後方から補充することができず、商品の
補充時にはいったん棚板上の商品を取り除いて新たな商
品を補充した後、取り除いた商品を前の方に並べるとい
う作業を必要とし、商品補充作業が面倒で手間がかかる
という問題があった。
れた品物を先に販売する、いわゆる、先入れ・先出しが
望ましいのであるが、前記従来の陳列棚は後面部分に縦
桟が配置されており、前面部分だけが開放されていたこ
とから、商品を後方から補充することができず、商品の
補充時にはいったん棚板上の商品を取り除いて新たな商
品を補充した後、取り除いた商品を前の方に並べるとい
う作業を必要とし、商品補充作業が面倒で手間がかかる
という問題があった。
【0004】また、陳列棚に固定機構がなかったことか
ら、販売のために売り場に設置している状態で、顧客が
ぶつかったりした際の衝撃等でずれ動き、通路を狭める
という不測の事態を引き起こすという問題もあった。本
発明は、このような点に着目してなされたもので、商品
の補充作業を簡単に行え、かつ、陳列設置時に安定して
設置できる商品の輸送陳列棚を提供することを目的とす
る。
ら、販売のために売り場に設置している状態で、顧客が
ぶつかったりした際の衝撃等でずれ動き、通路を狭める
という不測の事態を引き起こすという問題もあった。本
発明は、このような点に着目してなされたもので、商品
の補充作業を簡単に行え、かつ、陳列設置時に安定して
設置できる商品の輸送陳列棚を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、上下に複数の棚板を配置した箱枠フレ
ームを使用している輸送陳列棚において、箱枠フレーム
の左右に位置する縦柱同士間に配置する棟桟部材を装着
高さ変更可能に配置し、箱枠フレームの前後縦柱の外面
下部に固定脚を昇降移動可能に配置し、前後固定脚を駆
動機構で固定位置と固定解除位置とに連動切換可能に構
成し、箱枠フレームの下面に配置する移動用車輪を首振
り旋回可能な自在車輪で構成し、駆動機構の作動部が位
置する側を前面として、前面側に位置する左右自在車輪
をそのホイールの接地周面が箱枠フレームの前面から突
出しないように配置したことを特徴としている。
めに、本発明は、上下に複数の棚板を配置した箱枠フレ
ームを使用している輸送陳列棚において、箱枠フレーム
の左右に位置する縦柱同士間に配置する棟桟部材を装着
高さ変更可能に配置し、箱枠フレームの前後縦柱の外面
下部に固定脚を昇降移動可能に配置し、前後固定脚を駆
動機構で固定位置と固定解除位置とに連動切換可能に構
成し、箱枠フレームの下面に配置する移動用車輪を首振
り旋回可能な自在車輪で構成し、駆動機構の作動部が位
置する側を前面として、前面側に位置する左右自在車輪
をそのホイールの接地周面が箱枠フレームの前面から突
出しないように配置したことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明では、上下に複数の棚板を配置した箱枠
フレームを使用している輸送陳列棚において、箱枠フレ
ームの左右に位置する縦柱同士間に配置する棟桟部材を
装着高さ変更可能に配置していることから、搬送時に
は、棟桟部材を高い位置にセットしておくことにより、
ペットボトル等の比較的背の高い商品でも転倒すること
なく安定して輸送することができ、かつ、陳列時には前
面側の棟桟部材を下げてセットすることにより、商品を
取り出しやすくなり、また、商品補充時には後面側の棟
桟部材を下げるか取り除くことにより、補充作業を容易
に行うことができる。
フレームを使用している輸送陳列棚において、箱枠フレ
ームの左右に位置する縦柱同士間に配置する棟桟部材を
装着高さ変更可能に配置していることから、搬送時に
は、棟桟部材を高い位置にセットしておくことにより、
ペットボトル等の比較的背の高い商品でも転倒すること
なく安定して輸送することができ、かつ、陳列時には前
面側の棟桟部材を下げてセットすることにより、商品を
取り出しやすくなり、また、商品補充時には後面側の棟
桟部材を下げるか取り除くことにより、補充作業を容易
に行うことができる。
【0007】また、箱枠フレームの前後縦柱の外面下部
に固定脚を昇降移動可能に配置し、前後固定脚を駆動機
構で固定位置と固定解除位置とに連動切換可能に構成
し、箱枠フレームの下面に配置する移動用車輪を首振り
旋回可能な自在車輪で構成し、駆動機構の作動部が位置
する側を前面として、前面側に位置する左右自在車輪を
そのホイールの接地周面が箱枠フレームの前面から突出
しないように配置しているので、方向転換が容易にな
り、商品の輸送時に楽に移動させることができるもので
ありながら、固定脚を固定位置にセットすることにより
売り場での配置時に陳列棚を安定させて配置することが
できる。
に固定脚を昇降移動可能に配置し、前後固定脚を駆動機
構で固定位置と固定解除位置とに連動切換可能に構成
し、箱枠フレームの下面に配置する移動用車輪を首振り
旋回可能な自在車輪で構成し、駆動機構の作動部が位置
する側を前面として、前面側に位置する左右自在車輪を
そのホイールの接地周面が箱枠フレームの前面から突出
しないように配置しているので、方向転換が容易にな
り、商品の輸送時に楽に移動させることができるもので
ありながら、固定脚を固定位置にセットすることにより
売り場での配置時に陳列棚を安定させて配置することが
できる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す斜視図である。
この輸送陳列棚(1)は平面視で間口に比べて奥行きの浅
い長方形状に形成した台板(2)の4隅から縦柱(3)をそ
れぞれ立設し、前後に位置する縦柱(3)同士を桁桟部材
(4)で連結するとともに、左右に位置する縦柱(3)同士
を棟桟部材(5)で連結して箱枠フレーム(6)を形成し、
この箱枠フレーム(6)の内部に複数の棚板(7)が所定間
隔置きに上下に配置してある。
この輸送陳列棚(1)は平面視で間口に比べて奥行きの浅
い長方形状に形成した台板(2)の4隅から縦柱(3)をそ
れぞれ立設し、前後に位置する縦柱(3)同士を桁桟部材
(4)で連結するとともに、左右に位置する縦柱(3)同士
を棟桟部材(5)で連結して箱枠フレーム(6)を形成し、
この箱枠フレーム(6)の内部に複数の棚板(7)が所定間
隔置きに上下に配置してある。
【0008】そして、台板(2)の下面4隅に、首振り旋
回可能な自在車輪(8)が固定してある。また、台板(2)
の左右側部で前後に位置している各縦柱(3)の外面にそ
れぞれ固定脚(9)が昇降可能に装着してあり、この固定
脚(9)は前後の固定脚(9)を一対としてそれぞれ駆動機
構(10)で昇降操作されるようになっている。
回可能な自在車輪(8)が固定してある。また、台板(2)
の左右側部で前後に位置している各縦柱(3)の外面にそ
れぞれ固定脚(9)が昇降可能に装着してあり、この固定
脚(9)は前後の固定脚(9)を一対としてそれぞれ駆動機
構(10)で昇降操作されるようになっている。
【0009】この駆動機構(10)は図2に示すように、前
後に位置する縦柱(3)間に架着されたネジ棒(11)と、こ
のネジ棒(11)に螺合しているナット(12)と、ナット(12)
と固定脚(9)とを連結するリンク部材(13)とで構成して
ある。ネジ棒(11)は前半部分と後半部分とを逆ネジに構
成してあり、各ネジ部分にナット(12)がそれぞれ螺合し
ている。そして、このネジ棒(11)の前端部分に操作具(1
4)の嵌合部分(15)が形成してあり、この嵌合部分(15)に
操作具(14)を嵌合装着して操作具(14)を回動させること
により、ネジ棒(11)に螺合しているナット(12)が相対的
に接離移動し、このナット(12)の移動をリンク部材(13)
を介して固定脚(9)に伝達することにより、固定脚(9)
を上下方向に直線移動させるようになっている。
後に位置する縦柱(3)間に架着されたネジ棒(11)と、こ
のネジ棒(11)に螺合しているナット(12)と、ナット(12)
と固定脚(9)とを連結するリンク部材(13)とで構成して
ある。ネジ棒(11)は前半部分と後半部分とを逆ネジに構
成してあり、各ネジ部分にナット(12)がそれぞれ螺合し
ている。そして、このネジ棒(11)の前端部分に操作具(1
4)の嵌合部分(15)が形成してあり、この嵌合部分(15)に
操作具(14)を嵌合装着して操作具(14)を回動させること
により、ネジ棒(11)に螺合しているナット(12)が相対的
に接離移動し、このナット(12)の移動をリンク部材(13)
を介して固定脚(9)に伝達することにより、固定脚(9)
を上下方向に直線移動させるようになっている。
【0010】また、図2及び図3に示すように、台板
(2)に固定した自在車輪(8)のうち、前面側に配置する
2つの自在車輪は、首振り旋回時にホイール(16)の接地
周面が台板(2)の前縁から前方へ突出しない状態に配置
してある。なお、背面側に配置される自在車輪の少なく
とも一方の自在車輪は旋回・転動ブレーキを装備したブ
レーキ付きの自在車輪で構成することが望ましい。この
場合、移動時には旋回を抑制して移動時の方向性を向上
させ、倉庫等での作業時に旋回並びに転動ブレーキを作
動させることにより、固定脚(9)を作動させることなく
移動不能に接地させることができ、商品補充作業の作業
性を高めることができる。
(2)に固定した自在車輪(8)のうち、前面側に配置する
2つの自在車輪は、首振り旋回時にホイール(16)の接地
周面が台板(2)の前縁から前方へ突出しない状態に配置
してある。なお、背面側に配置される自在車輪の少なく
とも一方の自在車輪は旋回・転動ブレーキを装備したブ
レーキ付きの自在車輪で構成することが望ましい。この
場合、移動時には旋回を抑制して移動時の方向性を向上
させ、倉庫等での作業時に旋回並びに転動ブレーキを作
動させることにより、固定脚(9)を作動させることなく
移動不能に接地させることができ、商品補充作業の作業
性を高めることができる。
【0011】前後に位置する縦柱(3)同士間に架設した
桁桟部材(4)は、各棚板(7)に対応させて配置してあ
り、この桁桟部分(4)は図4及び図5に示すように、そ
の上縁に係合用切欠き(17)が前後方向に一定ピッチで形
成してある。また、前後面側でそれぞれ左右に位置する
縦柱(3)には、係合穴(18)が所定の間隔で形成してあ
り、対向する係合穴(18)間に棟桟部材(5)を係合させる
ことにより、棟桟部材(5)の装着高さを変更可能に構成
している。また、この棟桟部材(5)は桁桟部材(4)に形
成した係合用切り欠き(17)の対向する部分間に架け渡し
た状態で装着できるようになっている。
桁桟部材(4)は、各棚板(7)に対応させて配置してあ
り、この桁桟部分(4)は図4及び図5に示すように、そ
の上縁に係合用切欠き(17)が前後方向に一定ピッチで形
成してある。また、前後面側でそれぞれ左右に位置する
縦柱(3)には、係合穴(18)が所定の間隔で形成してあ
り、対向する係合穴(18)間に棟桟部材(5)を係合させる
ことにより、棟桟部材(5)の装着高さを変更可能に構成
している。また、この棟桟部材(5)は桁桟部材(4)に形
成した係合用切り欠き(17)の対向する部分間に架け渡し
た状態で装着できるようになっている。
【0012】上述のように構成した輸送陳列棚では、棟
桟部材(5)を前後面で左右に位置する縦柱(3)同士間に
装着高さ変更可能に構成してあることから、輸送時には
この棟桟部材(5)を高い位置にセットしておくことによ
り、ペットボトルのような縦長の商品を配置して輸送し
ている場合に、この棟桟部材(5)で輸送時の振動による
商品転倒を防止することができながらも、販売スペース
に設置した際にこの棟桟部材(5)を低い位置にセットが
えすることにより、商品の取り出しを楽に行うことがで
きるようになる。また、この棟桟部材(5)にプライスカ
ード装着部を形成しておいてもよい。
桟部材(5)を前後面で左右に位置する縦柱(3)同士間に
装着高さ変更可能に構成してあることから、輸送時には
この棟桟部材(5)を高い位置にセットしておくことによ
り、ペットボトルのような縦長の商品を配置して輸送し
ている場合に、この棟桟部材(5)で輸送時の振動による
商品転倒を防止することができながらも、販売スペース
に設置した際にこの棟桟部材(5)を低い位置にセットが
えすることにより、商品の取り出しを楽に行うことがで
きるようになる。また、この棟桟部材(5)にプライスカ
ード装着部を形成しておいてもよい。
【0013】そして、後面側の棟桟部材(5)もその取り
付け高さを変更可能に構成してあることから、倉庫に移
動して商品を補充する場合に、先に入れた商品を取り出
すことなく商品を後面側から補充することができるよう
になり、商品の補充作業を容易に行うことができること
になる。また、この棟桟部材(5)を桁桟部材(4)に形成
した係合用切り欠き(17)に装着できるようにしてあるか
ら、商品補充のために販売スペースから倉庫への移動時
にこの棟桟部材(15)を桁桟部材(4)の適当な係合用切り
欠き(17)間に架け渡して配置することにより、移動中の
振動で商品が転倒することを防止することができる。
付け高さを変更可能に構成してあることから、倉庫に移
動して商品を補充する場合に、先に入れた商品を取り出
すことなく商品を後面側から補充することができるよう
になり、商品の補充作業を容易に行うことができること
になる。また、この棟桟部材(5)を桁桟部材(4)に形成
した係合用切り欠き(17)に装着できるようにしてあるか
ら、商品補充のために販売スペースから倉庫への移動時
にこの棟桟部材(15)を桁桟部材(4)の適当な係合用切り
欠き(17)間に架け渡して配置することにより、移動中の
振動で商品が転倒することを防止することができる。
【0014】さらに、上述の輸送陳列棚では、移動用車
輪(8)を首振り旋回可能な自在車輪で構成してあること
から、移動時での旋回半径が小さいうえ、直角方向への
方向変換も簡単にできる。しかも、前面側に配置する自
在車輪(8)を首振り旋回時にその車輪(16)の周面が台板
(2)の前縁から前方へ突出しない状態に配置してあるこ
とから、販売スペースに輸送陳列棚を押し込んで設置し
た場合でも、車輪(16)が台板(2)の前縁から突出しない
ことから、車輪が通路側に突出して顧客の通行を阻害す
ることがない。そのうえ、この輸送陳列棚では固定脚
(9)が配置してあるので、設置時にこの固定脚(9)によ
って安定支持させることができることになる。
輪(8)を首振り旋回可能な自在車輪で構成してあること
から、移動時での旋回半径が小さいうえ、直角方向への
方向変換も簡単にできる。しかも、前面側に配置する自
在車輪(8)を首振り旋回時にその車輪(16)の周面が台板
(2)の前縁から前方へ突出しない状態に配置してあるこ
とから、販売スペースに輸送陳列棚を押し込んで設置し
た場合でも、車輪(16)が台板(2)の前縁から突出しない
ことから、車輪が通路側に突出して顧客の通行を阻害す
ることがない。そのうえ、この輸送陳列棚では固定脚
(9)が配置してあるので、設置時にこの固定脚(9)によ
って安定支持させることができることになる。
【0015】なお、箱枠フレーム(6)及び棚板(7)をア
ルミニウム製で構成すると、軽量で防錆性に優れている
うえ、熱伝導率が高いことから、ペットボトル等の飲料
商品を載置した状態で冷蔵倉庫に保管しておくと、販売
スペースに冷却した商品を陳列展示することができると
いう利点がある。
ルミニウム製で構成すると、軽量で防錆性に優れている
うえ、熱伝導率が高いことから、ペットボトル等の飲料
商品を載置した状態で冷蔵倉庫に保管しておくと、販売
スペースに冷却した商品を陳列展示することができると
いう利点がある。
【0016】
【発明の効果】本発明では、上下に複数の棚板を配置し
た箱枠フレームを使用している輸送陳列棚において、箱
枠フレームの左右に位置する縦柱同士間に配置する棟桟
部材を装着高さ変更可能に配置していることから、搬送
時には、棟桟部材を高い位置にセットしておくことによ
り、ペットボトル等の比較的背の高い商品でも転倒する
ことなく安定して輸送することができ、かつ、陳列時に
は前面側の棟桟部材を下げてセットすることにより、商
品を取り出しやすくなり、また、商品補充時には後面側
の棟桟部材を下げるか取り除くことにより、補充作業を
容易に行うことができる。
た箱枠フレームを使用している輸送陳列棚において、箱
枠フレームの左右に位置する縦柱同士間に配置する棟桟
部材を装着高さ変更可能に配置していることから、搬送
時には、棟桟部材を高い位置にセットしておくことによ
り、ペットボトル等の比較的背の高い商品でも転倒する
ことなく安定して輸送することができ、かつ、陳列時に
は前面側の棟桟部材を下げてセットすることにより、商
品を取り出しやすくなり、また、商品補充時には後面側
の棟桟部材を下げるか取り除くことにより、補充作業を
容易に行うことができる。
【0017】また、箱枠フレームの前後縦柱の外面下部
に固定脚を昇降移動可能に配置し、前後固定脚を駆動機
構で固定位置と固定解除位置とに連動切換可能に構成
し、箱枠フレームの下面に配置する移動用車輪を首振り
旋回可能な自在車輪で構成し、駆動機構の作動部が位置
する側を前面として、前面側に位置する左右自在車輪を
そのホイールの接地周面が箱枠フレームの前面から突出
しないように配置しているので、方向転換が容易にな
り、商品の輸送時に楽に移動させることができるもので
ありながら、固定脚を固定位置にセットすることにより
売り場での配置時に陳列棚を安定させて配置することが
できる。
に固定脚を昇降移動可能に配置し、前後固定脚を駆動機
構で固定位置と固定解除位置とに連動切換可能に構成
し、箱枠フレームの下面に配置する移動用車輪を首振り
旋回可能な自在車輪で構成し、駆動機構の作動部が位置
する側を前面として、前面側に位置する左右自在車輪を
そのホイールの接地周面が箱枠フレームの前面から突出
しないように配置しているので、方向転換が容易にな
り、商品の輸送時に楽に移動させることができるもので
ありながら、固定脚を固定位置にセットすることにより
売り場での配置時に陳列棚を安定させて配置することが
できる。
【図1】全体の斜視図である。
【図2】要部の側面図である。
【図3】車輪取り付け部の側面図である。
【図4】箱枠フレームと棚板との取り合い部での分解斜
視図である。
視図である。
【図5】要部の縦断側面図である。
3…縦柱、4…桁桟部材、5…棟桟部材、6…箱枠フレ
ーム、7…棚板、8…移動用車輪、9…固定脚、10…固
定脚の駆動機構、16…移動用車輪のホイール、17…係合
用切欠き。
ーム、7…棚板、8…移動用車輪、9…固定脚、10…固
定脚の駆動機構、16…移動用車輪のホイール、17…係合
用切欠き。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新宅 章之 大阪府大阪市中央区本町3丁目4番8号 岩谷産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 間口に比べて奥行きの浅い平面視長方形
状に形成した箱枠フレーム(6)に棚板(7)を複数段に配
置し、箱枠フレーム(6)の下面に移動用車輪(8)を配置
してなる商品の輸送陳列棚において、 箱枠フレーム(6)の左右に位置する縦柱(3)同士間に配
置する棟桟部材(5)を装着高さ変更可能に配置し、箱枠
フレーム(6)の前後縦柱(3)の外面下部に固定脚(9)を
昇降移動可能に配置し、前後固定脚(9)を駆動機構(10)
で固定位置と固定解除位置とに連動切換可能に構成し、
箱枠フレーム(6)の下面に配置する移動用車輪(8)を首
振り旋回可能な自在車輪で構成し、駆動機構(10)の作動
部が位置する側を前面として、前面側に位置する左右自
在車輪(8)をそのホイール(16)の接地周面が箱枠フレー
ム(6)の前面から突出しないように配置したことを特徴
とする商品の輸送陳列棚。 - 【請求項2】 箱枠フレーム(6)の前後に位置する縦柱
(3)同士間に配置した桁桟部材(4)の上辺に前後所定間
隔隔てて係合用切欠き(17)を形成するとともに、左右に
位置する縦柱(3)同士間に配置する棟桟部材(5)を桁桟
部材(4)の対向する係合用切欠き(17)に係合可能に構成
した請求項1に記載した商品の輸送陳列棚。 - 【請求項3】 背面側に配置した自在車輪(8)の少なく
とも一方を制動機構付自在車輪で構成した請求項1又は
請求項2に記載した商品の輸送陳列棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13124793A JPH06315427A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 商品の輸送陳列棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13124793A JPH06315427A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 商品の輸送陳列棚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06315427A true JPH06315427A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=15053449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13124793A Pending JPH06315427A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 商品の輸送陳列棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06315427A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2259573A1 (es) * | 2006-02-24 | 2006-10-01 | Juan Garcia Legaz | Carro de mano para la preparacion y transporte de pedidos. |
CN105365856A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-03-02 | 国网山东青州市供电公司 | 一种配变台架物料立体存放车 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5213069U (ja) * | 1975-07-16 | 1977-01-29 | ||
JPS56121312A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-24 | Fuji Electric Co Ltd | Gas insulated switch |
JPS60176543A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-09-10 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | ドウ内に多量の流体シヨ−トニングを使用したフイリング入りスナツク製品 |
JPS6114839U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-28 | スズキ株式会社 | バツテリ用過放電防止装置 |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP13124793A patent/JPH06315427A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5213069U (ja) * | 1975-07-16 | 1977-01-29 | ||
JPS56121312A (en) * | 1980-02-29 | 1981-09-24 | Fuji Electric Co Ltd | Gas insulated switch |
JPS60176543A (ja) * | 1983-11-17 | 1985-09-10 | ザ、プロクタ−、エンド、ギヤンブル、カンパニ− | ドウ内に多量の流体シヨ−トニングを使用したフイリング入りスナツク製品 |
JPS6114839U (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-28 | スズキ株式会社 | バツテリ用過放電防止装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2259573A1 (es) * | 2006-02-24 | 2006-10-01 | Juan Garcia Legaz | Carro de mano para la preparacion y transporte de pedidos. |
CN105365856A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-03-02 | 国网山东青州市供电公司 | 一种配变台架物料立体存放车 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6435359B1 (en) | Beverage display tray | |
US5415300A (en) | Push-back cart storage system | |
US4344367A (en) | Modular product display system | |
US5921411A (en) | Shelf assembly | |
US6726039B2 (en) | Inventory control system for walk-in display coolers and the like | |
US6474484B1 (en) | Inventory control system for walk-in display coolers and the like | |
US6880708B2 (en) | Product display rack | |
PT1299019E (pt) | Disposicao de suporte para produtos | |
US5660287A (en) | Display gondola assembly | |
US6470611B1 (en) | Two-position vertically adjustable sign | |
JPH06315427A (ja) | 商品の輸送陳列棚 | |
US4052081A (en) | Bussing cart | |
US5378056A (en) | Triangle display and storage stand | |
JP5378739B2 (ja) | 物品収納庫の組立構造 | |
JP2002209684A (ja) | ショーケースの商品棚 | |
JP2001078860A (ja) | 商品陳列ユニット | |
JP2000354529A (ja) | マルチ利用陳列具及びこれを設置した陳列ワゴン | |
JP2004261283A (ja) | 商品陳列棚 | |
JPH0611928Y2 (ja) | 保管棚 | |
US20030160547A1 (en) | Cold vault shelving system | |
JP2008043539A (ja) | 商品陳列棚 | |
JPH0721179Y2 (ja) | 商品陳列棚 | |
JP3005332U (ja) | 流動棚におけるローラレールとガイドレールの取付装置 | |
JPH08150057A (ja) | 陳列棚装置 | |
JPH02504476A (ja) | ラック棚 |