JPH06314960A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPH06314960A
JPH06314960A JP5102618A JP10261893A JPH06314960A JP H06314960 A JPH06314960 A JP H06314960A JP 5102618 A JP5102618 A JP 5102618A JP 10261893 A JP10261893 A JP 10261893A JP H06314960 A JPH06314960 A JP H06314960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
node
mos transistor
channel mos
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5102618A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinaga Inoue
好永 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5102618A priority Critical patent/JPH06314960A/ja
Publication of JPH06314960A publication Critical patent/JPH06314960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低消費電流の遅延回路を得る。 【構成】 第1のインバータ103 と、第2のインバータ
107 と、第1のインバータ103 の出力側と第2のインバ
ータ107 の入力側との間に並列に接続され、ゲート電極
に中間電位(1/2) Vccを受けるpチャネルMOSトラン
ジスタ105aおよびnチャネルMOSトランジスタ105bか
らなる第1の遅延抵抗手段105 とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路に係
り、特にインバータ、遅延回路および発振回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】MOSトランジスタにより構成される半
導体集積回路の論理回路には、至るところでインバータ
を偶数個直列に接続した遅延回路が使用されている。図
8から図10はこの従来の遅延回路を示しており、図8
において1は電源電位Vccが印加される電源電位ノー
ド、2は接地電位が印加される接地電位ノード、3は電
源電位Vccを受けて駆動し、入力側から入力信号INを受
け、出力側がノード4に接続されたインバータで、電源
電位ノード1とノード4との間に接続され、ゲート電極
に入力信号INを受けるpチャネルMOSトランジスタ3a
とノード4と接地電位ノード2との間に接続され、ゲー
ト電極に入力信号INを受けるnチャネルMOSトランジ
スタ3bとにより構成される。
【0003】5はノード4と接地電位ノード2との間に
接続されたキャパシタ、6は電源電位Vccを受けて駆動
し、入力側がノード4に接続され、出力側が出力ノード
7に接続されたインバータで、電源電位ノード1と出力
ノード7との間に接続され、ゲート電極がノード4に接
続されたpチャネルMOSトランジスタ6aと出力ノード
7と接地電位ノード2との間に接続され、ゲート電極が
ノード4に接続されたnチャネルMOSトランジスタ6b
とから構成される。8は出力ノード7と接地電位ノード
2との間に接続されたキャパシタである。また、図9に
おいて9はインバータ3の出力側とインバータ6の入力
側に接続されたポリシリコンからなる抵抗、10はインバ
ータ6の出力側と出力ノード7との間に接続されたポリ
シリコンからなる抵抗である。
【0004】さらに、図10において11は電源電位Vcc
を受けて駆動し、入力側から入力信号INを受け、出力側
がノード4に接続されたインバータで、電源電位ノード
1とノード4との間に接続され、ゲート電極に入力信号
INを受け、チャネル長Lが大きくオン抵抗が大きいpチ
ャネルMOSトランジスタ11a とノード4と接地電位ノ
ード2との間に接続され、ゲート電極に入力信号INを受
け、チャネル長Lが大きくオン抵抗が大きいnチャネル
MOSトランジスタ11b とにより構成される。12は電源
電位Vccを受けて駆動し、入力側がノード4に接続さ
れ、出力側が出力ノード7に接続されたインバータで、
電源電位ノード1と出力ノード7との間に接続され、ゲ
ート電極がノード4に接続され、チャネル長Lが大きく
オン抵抗が大きいpチャネルMOSトランジスタ12a と
出力ノード7と接地電位ノード2との間に接続され、ゲ
ート電極がノード4に接続され、チャネル長Lが大きく
オン抵抗が大きいnチャネルMOSトランジスタ12b と
から構成される。
【0005】次に、以上のように構成された遅延回路の
動作について説明する。まず、信号遅延の原理を説明し
ておく。信号の遅延時間はキャパシタの容量Cおよび抵
抗の抵抗値RのCR時定数で決まる。例えば、C=10p
F、R=1kΩのとき、遅延時間はTd =C・R=10pF
・1kΩ=10nsといったふうになる。ここでは、トラン
ジスタのオン抵抗をチャネル長L=1μm、チャネル幅
W=1μmのとき10kΩ、トランジスタのゲート容量C
TR=1fF/μm2 、電源電位Vcc=5Vとして動作を説
明する。
【0006】まず、図8ではトランジスタ3a、3b、6a、
6bのサイズがチャネル長L=1μm、チャネル幅W=10
μm、キャパシタ5および8の容量C=10pFとすると、
トランジスタ3a、3b、6a、6bのオン抵抗は10kΩ/10=
1kΩ、ゲート容量は1fF/μm2 ・10μm・1μm=
0.01pFで、トランジスタ3a、3bが充放電する総容量は 10pF+0.01pF・2=10.02pF ≒10pF となる。よって遅延時間Td は Td =10pF・1kΩ=10ns となる。このときの消費電流はQ/t=Vcc・C/Td
=5V・10pF/10ns=5mAである。
【0007】図9でもトランジスタ3a、3b、6a、6bのサ
イズがチャネル長L=1μm、チャネル幅W=10μmと
し、抵抗9および10の抵抗値R=500 kΩとすると、ト
ランジスタ3a、3bが充放電する総容量は0.01pF・2=0.
02pFであるので遅延時間Tdは、 Td =0.02pF・(500kΩ+1kΩ)≒10ns となる。このときの消費電流は5V・0.02pF/10ns=0.
01mAであり、同じ遅延時間でも図8に示された遅延回路
よりも消費電流が1/500 となっている。このように遅延
回路は同じ遅延時間でも抵抗値Rを大きくして容量Cを
小さくすることで消費電流を減少させることができる。
【0008】図10では、トランジスタ11a 、11b 、12
a 、12b のチャネル長Lを大きくし、トランジスタ11a
、11b 、12a 、12b のオン抵抗を大きくして、消費電
流を小さくしようとしたものであるが、チャネル長Lを
大きくするとゲート容量も大きくなってしまう。遅延時
間Td =10nsを得ようとすると、 Td =C・R=(1fF/μm2 ・L・W・2)・(10k
Ω・L/W)=10ns 20pF/μm2 Ω・L2 =10ns、L≒22μm に決まってしまい、このときの消費電流はチャネル幅W
を10μmとして5V・1fF・22・10・2/10ns=0.22mA
と図9に示された遅延回路ほど消費電流を小さくできな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図8に示された従来の
遅延回路においては消費電流が大きいという問題があ
る。また、図9に示された遅延回路においては消費電流
は小さいものの、抵抗9および10の面積が大きいという
問題点がある。また、図10に示された遅延回路におい
てはオン抵抗を大きくしようとトランジスタ11a 、11b
、12a 、12b のチャネル長を大きくすると、容量Cも
大きくなってしまうため消費電流を図9に示された遅延
回路程度にできないという問題がある。この発明は上記
した点に鑑みてなされたものであり、レイアウト面積が
小さく、かつ低消費電流の遅延回路を備えた半導体集積
回路を得るべく、レイアウト面積が小さく、かつ高抵抗
値をもつ抵抗手段を得ることを目的とする。また、レイ
アウト面積が小さく消費電流の小さい遅延回路を備えた
半導体集積回路を得るべく、オン抵抗とゲート容量が独
立して決まるようにして、オン抵抗が大きくゲート容量
が小さいインバータを得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る半導体集積回路は、第1の電位と第2の電位との2
値レベルをもつ信号が入力される第1のノードと、第2
のノードとの間に並列に接続され、ゲート電極に上記第
1の電位と上記第2の電位との間の中間電位を受けるp
チャネルMOSトランジスタおよびnチャネルMOSト
ランジスタを有する抵抗手段を備えたものである。
【0011】この発明の第2の発明に係る半導体集積回
路は、電源電位および接地電位を受けて駆動する第1の
インバータおよび第2のインバータと、第1のインバー
タの出力側と第2のインバータの入力側との間に並列に
接続され、ゲート電極に上記電源電位と上記接地電位と
の間の中間電位を受けるpチャネルMOSトランジスタ
およびnチャネルMOSトランジスタを有する遅延抵抗
手段とで構成される遅延回路を備えたものである。
【0012】この発明の第3の発明に係る半導体集積回
路は、第1の電位が印加される第1電位ノード、第2の
電位が印加される第2電位ノード、上記第1電位ノード
と出力ノードとの間に直列に接続される、ゲート電極に
入力信号を受ける第1導電型の第1のMOSトランジス
タおよびゲート電極に上記第1の電位と上記第2の電位
との中間電位を受ける第1導電型の第2のMOSトラン
ジスタと、上記出力ノードと第2の電位ノードとの間に
接続され、ゲート電極に上記入力信号を受ける上記第1
導電型と逆導電型の第2導電型の第3のMOSトランジ
スタとを有したインバータを備えたものである。
【0013】この発明の第4の発明に係る半導体集積回
路は、電源電位が印加される電源電位ノード、接地電位
が印加される接地電位ノード、上記電源電位ノードと出
力ノードとの間に直列に接続される、ゲート電極に入力
信号を受ける第1のpチャネルMOSトランジスタおよ
びゲート電極に上記電源電位と接地電位との間の中間電
位を受ける第2のpチャネルMOSトランジスタと、上
記出力ノードと上記接地電位ノードとの間に直列に接続
される、ゲート電極に上記入力信号を受ける第1のnチ
ャネルMOSトランジスタおよびゲート電極に上記中間
電位を受ける第2のnチャネルMOSトランジスタとを
有したインバータを備えたものである。
【0014】この発明の第5の発明に係る半導体集積回
路は、電源電位が印加される電源電位ノード、接地電位
が印加される接地電位ノード、上記電源電位ノードと第
1の出力ノードとの間に直列に接続される、ゲート電極
に入力信号を受ける第1のpチャネルMOSトランジス
タおよびゲート電極に上記電源電位と接地電位との間の
中間電位を受ける第2のpチャネルMOSトランジスタ
と、上記第1の出力ノードと上記接地電位ノードとの間
に直列に接続される、ゲート電極に上記入力信号を受け
る第1のnチャネルMOSトランジスタおよびゲート電
極に上記中間電位を受ける第2のnチャネルMOSトラ
ンジスタとを有した第1のインバータおよびこの第1の
インバータと直列に接続された第2のインバータとから
なる遅延回路を備えたものである。
【0015】この発明の第6の発明に係る半導体集積回
路は、電源電位および接地電位を受けて駆動する奇数個
のインバータと、第1のノードと第2のノードとの間に
並列に接続され、ゲート電極に上記電源電位と上記接地
電位との間の中間電位を受けるpチャネルMOSトラン
ジスタおよびnチャネルMOSトランジスタを有する遅
延抵抗手段とが直列に接続され、第1段目のインバータ
の入力と最終段のインバータの出力とが接続された発振
回路を備えたものである。
【0016】この発明の第7の発明に係る半導体集積回
路は、第1の電位が印加される第1電位ノード、第2の
電位が印加される第2電位ノード、この第1電位ノード
と出力ノードとの間に直列に接続される、ゲート電極に
入力信号を受ける第1導電型の第1のMOSトランジス
タおよびゲート電極に上記第1の電位と上記第2の電位
との中間電位を受ける第1導電型の第2のMOSトラン
ジスタと、上記出力ノードと第2の電位ノードとの間に
接続され、ゲート電極に上記入力信号を受ける上記第1
導電型と逆導電型の第2導電型の第3のMOSトランジ
スタとを有したインバータと、偶数個のインバータが直
列に接続され、第1段目のインバータの入力と最終段の
インバータの出力とが接続された発振回路を備えたもの
である。
【0017】
【作用】この発明の第1の発明においては、第1のノー
ドと第2のノードとの間に接続されているnチャネルM
OSトランジスタおよびpチャネルMOSトランジスタ
のゲート電極に第1の電位と第2の電位との間の中間電
位が入力されているので、このnチャネルMOSトラン
ジスタおよびpチャネルMOSトランジスタは中途半端
に導通している状態となり、第1のノードと第2のノー
ドとの間の抵抗値が大きくなる。そして、このnチャネ
ルMOSトランジスタおよびpチャネルMOSトランジ
スタの2つのMOSトランジスタで抵抗手段が構成され
ているため、レイアウト面積が小さい。
【0018】また、この発明の第2の発明においては、
第1のインバータと第2のインバータとの間に接続され
た遅延抵抗手段におけるpチャネルMOSトランジスタ
およびnチャネルMOSトランジスタのゲート電極に電
源電位と接地電位との間の中間電位を印加しているの
で、このpチャネルMOSトランジスタおよびnチャネ
ルMOSトランジスタは中途半端に導通している状態と
なり、この遅延抵抗手段の抵抗値が大きくなる。そし
て、遅延抵抗手段の抵抗値が大きくなったぶん、所定の
遅延時間を得ようとする時、第2のインバータのゲート
容量を小さくすることができ、この容量を充放電すると
きの消費電流が低減される。また、遅延抵抗手段を2つ
のMOSトランジスタで構成しているため、レイアウト
面積が小さい。
【0019】また、この発明の第3の発明においては、
第2のMOSトランジスタがゲート電極に第1の電位と
第2の電位との間の中間電位を受けて中途半端に導通す
る状態となり高抵抗値をもつので、入力信号が第1の電
位から第2の電位に変化し、第1のMOSトランジスタ
が導通状態となり、第3のMOSトランジスタが非導通
状態となり、出力ノードに第1の電位が出力されると
き、第1電位ノードと出力ノード間の抵抗値が大きく、
第1のMOSトランジスタのオン抵抗を大きくしたのと
等価となる。また、入力信号をゲート電極に受けるトラ
ンジスタは第1および第3のMOSトランジスタだけ
で、オン抵抗を大きくしても入力信号を受けるゲート容
量は大きくならない。さらにオン抵抗を大きくするため
の第2のMOSトランジスタはMOSトランジスタであ
るので面積が小さい。
【0020】また、この発明の第4の発明においては、
第2のpチャネルMOSトランジスタおよび第2のnチ
ャネルMOSトランジスタがゲート電極に電源電位と接
地電位との間の中間電位を受けて中途半端に導通する状
態となり、高抵抗値をもつので、入力信号が電源電位か
ら接地電位に変化し、第1のpチャネルMOSトランジ
スタが導通状態となり、第1のnチャネルMOSトラン
ジスタが非導通状態となり、出力ノードに電源電位が出
力されるとき、電源電位ノードと出力ノード間の抵抗値
が大きく、第1のpチャネルMOSトランジスタのオン
抵抗を大きくしたのと等価となり、入力信号が接地電位
から電源電位に変化し、第1のnチャネルMOSトラン
ジスタが導通状態となり、第1のpチャネルMOSトラ
ンジスタが非導通状態となり、出力ノードに接地電位が
出力されるとき、接地電位ノードと出力ノード間の抵抗
値が大きく、第1のnチャネルMOSトランジスタのオ
ン抵抗を大きくしたのと等価となる。また、入力信号を
ゲート電極に受けるトランジスタは第1のpチャネルM
OSトランジスタおよび第1のnチャネルMOSトラン
ジスタだけで、オン抵抗を大きくしても入力信号を受け
るゲート容量は大きくならない。さらに、オン抵抗を大
きくするための第2のpチャネルMOSトランジスタお
よび第2のnチャネルMOSトランジスタはMOSトラ
ンジスタであるので面積が小さい。
【0021】また、この発明の第5の発明においては、
第1のインバータにおける第1のpチャネルMOSトラ
ンジスタおよび第1のnチャネルMOSトランジスタが
第4の発明同様ゲート電極に電源電位と接地電位との間
の中間電位を受ける第2のpチャネルMOSトランジス
タおよび第2のnチャネルMOSトランジスタにより、
オン抵抗を大きくされたのと等価となる。よって第2の
インバータがこの第1のインバータの出力ノードに接続
されるときは、第1のインバータにおける電源電位ノー
ドと第1の出力ノード間および接地電位ノードと第1の
出力ノード間の抵抗値が大きくなったぶん、所定の遅延
時間を得るのに第1の出力ノードの電位を受ける第2の
インバータにおけるMOSトランジスタのゲート容量を
小さくすることができ、この容量を充放電するときの消
費電流が低減される。また、第2のインバータからの出
力を第1のインバータが入力信号として受ける場合で
も、第2のインバータのオン抵抗を大きくし、第1のイ
ンバータの第1のpチャネルMOSトランジスタおよび
第1のnチャネルMOSトランジスタのゲート容量を小
さくすることで所定の遅延時間を得て、消費電流が低減
される。さらに、第2のpチャネルMOSトランジスタ
および第2のnチャネルMOSトランジスタはMOSト
ランジスタであるためレイアウト面積が小さい。
【0022】また、この発明の第6の発明においては、
第2の発明と同様にして消費電流が低減され、レイアウ
ト面積が小さくなる。また、この発明の第7の発明にお
いては、第5の発明と同様にして消費電流が低減され、
レイアウト面積が小さくなる。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下にこの発明の実施例1である遅延回路に
ついて図1に基づき説明する。図1において101 は電源
電位Vccが印加される電源電位ノード、102 は接地電位
が印加される接地電位ノード、103 は電源電位Vccを受
けて駆動し、入力側に入力信号INを受け、出力側が第1
のノード104 に接続された第1のインバータで、電源電
位ノード101 と第1のノード104 との間に接続され、ゲ
ート電極に入力信号INを受けるpチャネルMOSトラン
ジスタ103aと、第1のノード104 と接地電位ノード102
との間に接続され、ゲート電極に入力信号INを受けるn
チャネルMOSトランジスタ103bとで構成されている。
105 は第1のノード104 と第2のノード106 との間に並
列に接続され、ゲート電極に電源電位Vccと接地電位と
の間の中間電位である(1/2)Vccが印加されるpチャネ
ルMOSトランジスタ105a(閾値電圧Vtp)およびnチ
ャネルMOSトランジスタ105b(閾値電圧Vtn)から構
成される第1の遅延抵抗手段で、第1のノード104 の電
位を第2のノード106 に伝えるには、閾値電圧の条件V
cc−|Vtp|>Vtn、中間電圧V0 はVth<V0<Vcc
−|Vtp|をみたす必要がある。
【0024】107 は電源電位を受けて駆動し、入力側が
第2のノード106 に接続され、出力側が第3のノード10
8 に接続されたインバータで、電源電位ノード101 と第
3のノード108 との間に接続され、ゲート電極が第2の
ノード106 に接続されたpチャネルMOSトランジスタ
107aと、第3のノード108 と接地電位ノード102 との間
に接続され、ゲート電極が第2のノード106 に接続され
たnチャネルMOSトランジスタ107bから構成されてい
る。109 は、第3のノード108 と出力ノード110 との間
に並列に接続され、ゲート電極に電源電位Vccと接地電
位との間の中間電位である(1/2) Vccが印加されるpチ
ャネルMOSトランジスタ109aおよびnチャネルMOS
トランジスタ109bから構成される第2の遅延抵抗手段
で、第3のノード108 の電位を出力ノード110 に伝える
のに第1の遅延抵抗手段105 と同様の条件をみたす必要
がある。また、第1の抵抗手段および第2の抵抗手段の
抵抗値を大きくするにはチャネル長を大きくするか、ま
たはチャネル幅を小さくすることで達成できる。
【0025】次に以上のように構成された遅延回路の動
作について説明する。ここでは、トランジスタのオン抵
抗をチャネル長L=1μm、チャネル幅W=1μmのと
き10kΩ、トランジスタのゲート容量を1fF/μm2
電源電位Vcc=5Vとして動作を説明する。第1のイン
バータ103 および第2のインバータ107 を構成するトラ
ンジスタのチャネル長を1μm、チャネル幅を10μm、
第1の遅延抵抗手段105 および第2の遅延抵抗手段109
を構成するトランジスタのチャネル長を250 μm、チャ
ネル幅を10μmとすると、トランジスタ103a、103b、10
7a、107bのオン抵抗は10kΩ/10=1kΩ、pチャネル
MOSトランジスタ105a、109aはゲート電極に中間電位
(1/2) Vccが印加されているので、接地電位が印加され
ているときのオン抵抗の約2倍のオン抵抗2×10kΩ×
250 /10=500 kΩをもち、同様にnチャネルMOSト
ランジスタ105b、109bはゲート電極に中間電位(1/2) V
ccが印加されているので、電源電位Vccが印加されてい
るときのオン抵抗の約2倍のオン抵抗500 kΩをもつ。
入力信号INが入力されるノードから第2のノード106 ま
での遅延時間Td はトランジスタ107aおよび107bのゲー
ト容量がそれぞれ1fF/μm2 ・1μm・10μm=0.01
pFであるのでTd =0.01pF・2・(500 kΩ+1kΩ)
≒10nsとなる。
【0026】まず、入力信号INが接地電位のときは第1
のインバータ103 は電源電位Vccを第1のノード104 に
出力しており、第2のインバータはこの第1のノード10
4 の電位を第1の遅延抵抗手段105 を介して受け、接地
電位の信号を出力し、出力ノード110 の電位は接地電位
となっている。そして、入力信号INが時刻t0 で接地電
位から電源電位Vccに立ち上がると、第1のインバータ
103 におけるpチャネルMOSトランジスタ103aは非導
通状態、nチャネルMOSトランジスタ103bは導通状態
となり、第2のインバータ107 におけるpチャネルMO
Sトランジスタ107aおよびnチャネルMOSトランジス
タ107bのゲート電極から第1の遅延抵抗手段105 および
nチャネルMOSトランジスタ103bを介して接地電位ノ
ード102に電荷が放電され、時刻to +Td でこのゲー
ト電極は接地電位となり、pチャネルMOSトランジス
タ107aは導通状態、nチャネルMOSトランジスタ107b
は非導通状態となり、出力ノード110 の電位が出力ノー
ド110 に接続されている素子の容量をC1 とすると時刻
0 +Td +500 kΩ・C1 で接地電位から電源電位V
ccに立ち上がる。
【0027】その後、時刻t1 で入力信号INが電源電位
Vccから接地電位に立ち下がると、第1のインバータ10
3 におけるpチャネルMOSトランジスタ103aは導通状
態、nチャネルMOSトランジスタ103bは非導通状態と
なり、第2のインバータ107におけるpチャネルMOS
トランジスタ107aおよびnチャネルMOSトランジスタ
107bのゲート電極に電源電位ノード101 からpチャネル
MOSトランジスタ103aおよび遅延抵抗手段105 を介し
て電荷が充電され、時刻t1 +Td でこのゲート電極は
電源電位Vccとなり、pチャネルMOSトランジスタ10
7aは非導通状態、nチャネルMOSトランジスタ107bは
導通状態となり、出力ノード110 の電位が時刻t1 +T
d +500 kΩ・C1 で電源電位Vccから接地電位に立ち
下がる。
【0028】そして、第2のインバータ107 におけるp
チャネルMOSトランジスタ107aおよびnチャネルMO
Sトランジスタ107bのゲート電極を充電または放電する
ときの消費電流は、0.02pF・5V/10ns=0.01mAとな
る。上記したこの発明の実施例1における遅延回路は、 (1)低消費電流である。 (2)遅延抵抗手段のレイアウト面積が小さい。例えば同
じ500 kΩの抵抗値をもつ遅延抵抗手段をポリシリコン
のような配線抵抗で形成すると、配線幅を同じ10μmと
したとき配線長が1000μm以上となる。これにくらべ実
施例1では250 μmと面積が1/4 以下となる。
【0029】実施例2.以下にこの発明の実施例2であ
るインバータおよびこれを用いた遅延回路について図2
に基づき説明する。図2において、111 は電源電位Vcc
を受けて駆動し、入力側に入力信号INを受け、出力側が
第1の出力ノード112 に接続されたインバータで、電源
電位ノード101 と第1の出力ノード112 との間に直列に
接続される、ゲート電極に入力信号INを受けるpチャネ
ルMOSトランジスタ111aおよびゲート電極に電源電位
Vccと接地電位との間の中間電位である(1/2)Vccを受
けるpチャネルMOSトランジスタ111b(閾値電圧
tp)と、第1の出力ノード112 と接地電位ノード102
との間に直列に接続される、ゲート電極に入力信号INを
受けるnチャネルMOSトランジスタ111cおよびゲート
電極に中間電位である(1/2) Vccを受けるnチャネルM
OSトランジスタ111d(閾値電圧Vtn)から構成されて
いる。
【0030】そして、電源電位ノード101 からpチャネ
ルMOSトランジスタ111b(閾値電圧Vtp)を介して第
1の出力ノード112 に電源電位Vccを伝えたり、接地電
位ノード102 からnチャネルMOSトランジスタ111d
(閾値電圧Vtn)を介して第1の出力ノード112 に接地
電位を伝えたりするためには、閾値電圧の条件Vcc−|
tp|>Vtn、中間電圧V0 はVtn<V0 <Vcc−|V
tp|を満たす必要がある。
【0031】113 は電源電位Vccを受けて駆動し、入力
側が第1の出力ノード112 に接続され、出力側が第2の
出力ノード114 に接続されたインバータで、電源電位ノ
ード101 と第2の出力ノード114 との間に直列に接続さ
れる、ゲート電極が第1の出力ノード112 に接続された
pチャネルMOSトランジスタ113aおよびゲート電極に
電源電位Vccと接地電位との間の中間電位である(1/2)
Vccを受けるpチャネルMOSトランジスタ113bと、第
2の出力ノード114 と接地電位ノード102 との間に直列
に接続される、ゲート電極が第1の出力ノード112 に接
続されたnチャネルMOSトランジスタ113cおよびゲー
ト電極に中間電位である(1/2) Vccを受けるnチャネル
MOSトランジスタ113dから構成されている。このpチ
ャネルMOSトランジスタ113bおよびnチャネルMOS
トランジスタ113dの閾値電圧および中間電位も、インバ
ータ111 を構成しているpチャネルMOSトランジスタ
111bおよびnチャネルMOSトランジスタ111dと同様の
条件を満たす必要がある。
【0032】次に以上のように構成された遅延回路の動
作について説明する。ここでもトランジスタのオン抵抗
をチャネル長L=1μm、チャネル幅W=1μmのとき
10kΩ、トランジスタのゲート容量を1fF/μm2 、電
源電位Vcc=5Vとして説明する。そして、トランジス
タ111a、111c、113a、113cのチャネル長を1μm、チャ
ネル幅を10μm、トランジスタ111b、111d、113b、113d
のチャネル長を250 μm、チャネル幅を10μmとする
と、電源電位ノード101 と第1の出力ノード112間およ
び接地電位ノード102 と第1の出力ノード112 間のオン
抵抗は、pチャネルMOSトランジスタ111bおよびnチ
ャネルMOSトランジスタ111dのゲート電極に中間電位
(1/2) Vccが印加されているため、このpチャネルMO
Sトランジスタ111bのオン抵抗はゲート電極に接地電位
が印加されている時の約2倍、同様にnチャネルMOS
トランジスタ111dのオン抵抗もゲート電極に電源電位が
印加されているときの約2倍となるので、10kΩ・1・
10+2・10kΩ・250 /10=501 kΩ≒500 kΩとな
る。
【0033】さらに、トランジスタ113aおよび113cのゲ
ート容量は1fF/μm2 ・1μm・10μm=0.01pFであ
るので、入力信号INが入力されるノードから第1の出力
ノード112 までの遅延時間Td は、Td ≒500 kΩ・0.
01pF・2=10nsとなる。そして、まず入力信号INが接地
電位のときは、これをゲート電極に受けるpチャネルM
OSトランジスタ111a導通状態、nチャネルMOSトラ
ンジスタ111cは非導通状態となり、第1の出力ノード11
2 の電位は電源電位Vccとなり、この第1の出力ノード
112 の電位をゲート電極に受けるpチャネルMOSトラ
ンジスタ113aは非導通状態、nチャネルMOSトランジ
スタ113cは導通状態となり、第2の出力ノード114 の電
位は接地電位となっている。
【0034】そして、入力信号INが時刻t0 で接地電位
から電源電位Vccに立ち上がると、インバータ111 にお
けるpチャネルMOSトランジスタ111aは非導通状態、
nチャネルMOSトランジスタ111cは導通状態となり、
インバータ113 におけるpチャネルMOSトランジスタ
113aおよびnチャネルMOSトランジスタ113cのゲート
電極からnチャネルMOSトランジスタ111dおよび111c
を介して接地電位ノード102 に電荷が放電され、時刻t
0 +Td でこのゲート電極は接地電位となり、pチャネ
ルMOSトランジスタ113aは導通状態、nチャネルMO
Sトランジスタ113cは非導通状態となり、第2の出力ノ
ード114 の電位がこの第2の出力ノード114 に接続され
ている素子の容量をC1 とすると、時刻t0 +Td +50
0 kΩ・C1 で電源電位Vccに立ち上がる。
【0035】その後、時刻t1 で入力信号INが電源電位
Vccから接地電位に立ち下がると、インバータ111 にお
けるpチャネルMOSトランジスタ111aは導通状態、n
チャネルMOSトランジスタ111cは非導通状態となり、
インバータ113 におけるpチャネルMOSトランジスタ
113aおよびnチャネルMOSトランジスタ113cのゲート
電極に電源電位ノード101 からpチャネルMOSトラン
ジスタ111aおよび111bを介して電荷が充電され、時刻t
1 +Td でこのゲート電極は電源電位Vccとなり、pチ
ャネルMOSトランジスタ113aは非導通状態、nチャネ
ルMOSトランジスタ113cは導通状態となり、第2の出
力ノード114 の電位が時刻t1 +Td +500 kΩ・C1
で電源電位Vccから接地電位に立ち下がる。
【0036】そして、インバータ113 におけるpチャネ
ルMOSトランジスタ113aおよびnチャネルMOSトラ
ンジスタ113cのゲート電極を充電または放電するときの
消費電流は0.02pF・5V/10ns=0.01mAとなる。上記し
たこの発明の実施例2における遅延回路は、低消費電流
かつレイアウト面積が小さい。また、インバータ111(11
3)における電源電位ノード101 と第1の出力ノード112
(第2の出力ノード114 )間および接地電位ノード102
と第1の出力ノード112 (第2の出力ノード114 )間の
オン抵抗を大きくしても、入力信号を受けるゲート容量
はpチャネルMOSトランジスタ111a(113a)およびnチ
ャネルMOSトランジスタ111c(113c)のゲート容量で変
化しない。
【0037】実施例3.以下にこの発明の実施例3であ
るインバータおよびこれを用いた遅延回路について図3
に基づき説明する。図3において、図2に示された実施
例2と異なる点は、インバータ111 においてnチャネル
MOSトランジスタ111dを設けず、入力信号INが電源電
位Vccから接地電位に立ち下がるときのみ大きく遅延さ
せる点、およびインバータ113 が通常のインバータとな
っている点である。
【0038】次に以上のように構成された遅延回路の動
作について説明する。この遅延回路では、入力信号INが
立ち上がるときの入力信号が入力されるノードと第1の
出力ノード112 間の遅延時間TduはTdu=(10kΩ・1/
10)・(2・1fF/μm2 ・1μm・10μm)=20ps、
入力信号INが立ち下がるときの遅延時間TddはTdd
(10kΩ・(1/10+2・250 /10))・(2・1fF/μ
2 ・1μm・10μm)≒10nsとなる。まず、入力信号
INが接地電位のときは、これをゲート電極に受けるpチ
ャネルMOSトランジスタ111aは導通状態、nチャネル
MOSトランジスタ111cは非導通状態となり、第1の出
力ノード112 の電位は電源電位Vccとなり、この第1の
出力ノード112 の電位をゲート電極に受けるpチャネル
MOSトランジスタ113aは非導通状態、nチャネルMO
Sトランジスタ113cは導通状態となり、第2の出力ノー
ド114 の電位は接地電位となっている。
【0039】そして、入力信号INが時刻t0 で接地電位
から電源電位Vccに立ち上がると、インバータ111 にお
けるpチャネルMOSトランジスタ111aは非導通状態、
nチャネルMOSトランジスタ111cは導通状態となり、
インバータ113 におけるpチャネルMOSトランジスタ
113aおよびnチャネルMOSトランジスタ113cのゲート
電極からnチャネルMOSトランジスタ111cを介して接
地電位ノード102 に電荷が放電され、時刻t0 +Tdu
このゲート電極は接地電位となり、pチャネルMOSト
ランジスタ113aは導通状態、nチャネルMOSトランジ
スタ113cは非導通状態となり、第2の出力ノード114 の
電位がこの第2の出力ノード114 に接続されている素子
の容量をC1 とすると、時刻t0 +Tdu+1kΩ・C1
で接地電位から電源電位Vccに立ち上がる。
【0040】その後、時刻t1 で入力信号INが電源電位
Vccから接地電位に立ち下がると、インバータ111 にお
けるpチャネルMOSトランジスタ111aは導通状態、n
チャネルMOSトランジスタ111cは非導通状態となり、
インバータ113 におけるpチャネルMOSトランジスタ
113aおよびnチャネルMOSトランジスタ113cのゲート
電極に電源電位ノード101 からpチャネルMOSトラン
ジスタ111aおよび111bを介して電荷が充電され、時刻t
1 +Tddでこのゲート電極は電源電位Vccとなり、pチ
ャネルMOSトランジスタ113aは非導通状態、nチャネ
ルMOSトランジスタ113cは導通状態となり、第2の出
力ノード114 の電位が時刻t1 +Tdd+1kΩ・C1
電源電位Vccから接地電位に立ち下がる。
【0041】そして、インバータ113 におけるpチャネ
ルMOSトランジスタ113aおよびnチャネルMOSトラ
ンジスタ113cのゲート電極を充電するときの消費電流は
0.02pF・5V/10ns=0.01mA、放電するときの消費電流
は0.02pF・5V/20ps=5mAとなる。上記したこの発明
の実施例3における遅延回路は、入力信号INが電源電位
Vccから接地電位に立ち下がるときの消費電流が小さ
く、レイアウト面積が小さい。また、インバータ111 に
おいては、電源電位ノード101 と第1の出力ノード112
間のオン抵抗を大きくしても、入力信号を受けるゲート
容量は増加しない。
【0042】実施例4.以下にこの発明の実施例4であ
るインバータおよびこれを用いた遅延回路について図4
に基づき説明する。図4において、図2に示された実施
例2と異なる点は、インバータ111 においてpチャネル
MOSトランジスタ111bを設けず、インバータ113 にお
いてnチャネルMOSトランジスタ113dを設けず、入力
信号INが接地電位から電源電位Vccに立ち上がるときの
み大きく遅延させる点である。
【0043】次に以上のように構成された遅延回路の動
作について説明する。この遅延回路では、入力信号INが
立ち上がるときの入力信号が入力されるノードと第1の
出力ノード112 間の遅延時間TduはTdu=(10kΩ・(1
/10 +2・250/10))・(2・1fF/μm2 ・1μm・
10μm)=10ns、入力信号INが立ち下がるときの遅延時
間TddはTdd=(10kΩ・1/10)・(2・1fF/μm2
・1μm・10μm)=20psとなる。そして、まず入力信
号INが接地電位のときは、これをゲート電極に受けるp
チャネルMOSトランジスタ111aは導通状態、nチャネ
ルMOSトランジスタ111cは非導通状態となり、第1の
出力ノード112 の電位は電源電位Vccとなり、この第1
の出力ノード112 の電位をゲート電極に受けるpチャネ
ルMOSトランジスタ113aは非導通状態、nチャネルM
OSトランジスタ113cは導通状態となり、第2の出力ノ
ード114 の電位は接地電位となっている。
【0044】そして、入力信号INが時刻t0 で接地電位
から電源電位Vccに立ち上がると、インバータ111 にお
けるpチャネルMOSトランジスタ111aは非導通状態、
nチャネルMOSトランジスタ111cは導通状態となり、
インバータ113 におけるpチャネルMOSトランジスタ
113aおよびnチャネルMOSトランジスタ113cのゲート
電極からnチャネルMOSトランジスタ111dおよび111c
を介して接地電位ノード102 に電荷が放電され、時刻t
0 +Tduでこのゲート電極は接地電位となり、pチャネ
ルMOSトランジスタ113aは導通状態、nチャネルMO
Sトランジスタ113cは非導通状態となり、第2の出力ノ
ード114 の電位がこの第2の出力ノード114 に接続され
ている素子の容量をC1 とすると、時刻t0 +Tdu+50
0 kΩ・C1 で接地電位から電源電位Vccに立ち上が
る。
【0045】その後、時刻t1 で入力信号INが電源電位
Vccから接地電位に立ち下がると、インバータ111 にお
けるpチャネルMOSトランジスタ111aは導通状態、n
チャネルMOSトランジスタ111cは非導通状態となり、
インバータ113 におけるpチャネルMOSトランジスタ
113aおよびnチャネルMOSトランジスタ113cのゲート
電極に電源電位ノード101 からpチャネルMOSトラン
ジスタ111aを介して電荷が充電され、時刻t1 +Tdd
このゲート電極は電源電位Vccとなり、pチャネルMO
Sトランジスタ113aは非導通状態、nチャネルMOSト
ランジスタ113cは導通状態となり、第2の出力ノード11
4 の電位が時刻t1 +Tdd+1kΩ・C1 で電源電位V
ccから接地電位に立ち下がる。
【0046】そして、インバータ113 におけるpチャネ
ルMOSトランジスタ113aおよびnチャネルMOSトラ
ンジスタ113cのゲート電極を放電するときの消費電流は
0.02pF・5V/10ns=0.01mA、充電するときの消費電流
は0.02pF・5V/20ps=5mAとなる。上記したこの発明
の実施例4における遅延回路は、入力信号INが接地電位
から電源電位Vccに立ち上がるときの消費電流が小さく
レイアウト面積が小さい。また、インバータ111 におい
ては、接地電位ノード102 と第1の出力ノード112 間の
オン抵抗を大きくしても、入力信号INを受けるゲート容
量は大きくならない。
【0047】実施例5.以下にこの発明の実施例5であ
る発振回路について図5に基づき説明する。図5は図1
に示した実施例1の遅延回路に第3のインバータ115 と
第3の遅延抵抗手段117 を設け、第3のインバータ115
の出力を第1のインバータ103 の入力としたものであ
る。次に動作の説明をする。回路定数なども実施例1と
同様とすると、クロック信号φcpが接地電位から電源電
位Vccに立ち上がると、ノード106 の電位は遅延時間T
d =10ns遅れて電源電位Vccから接地電位に立ち下が
り、ノード110 の電位はさらに遅延時間Td =10ns遅れ
て接地電位から電源電位Vccに立ち上がり、出力ノード
118 の電位、つまりクロック信号φcpがさらに遅延時間
d =10ns遅れて電源電位Vccから接地電位に立ち下が
り、これを受けてノード106 の電位はさらに遅延時間T
d =10ns遅れて接地電位から電源電位Vccに立ち上が
り、ノード110 の電位はさらに遅延時間Td =10ns遅れ
て電源電位Vccから接地電位に立ち下がり、出力ノード
118 の電位(クロック信号φcp)はさらに遅延時間Td
=10ns遅れて再び接地電位から電源電位Vccに立ち上が
る。
【0048】このようにクロック信号φcpは60ns周期の
クロックとなり、この1周期の間に消費される電流は0.
01mA・6=0.06mAとなる。以上のようにこの実施例5の
発振回路は実施例1の遅延回路と同様に消費電流が小さ
くレイアウト面積が小さい。
【0049】実施例6.以下にこの発明の実施例6であ
る発振回路について図6に基づき説明する。図6は図2
に示された実施例2の遅延回路にインバータ119 を設
け、インバータ119 の出力をインバータ111 の入力とし
たものである。次に動作の説明をする。回路定数なども
実施例2と同様とすると、クロック信号φcpが接地電位
から電源電位Vccに立ち上がると、第1の出力ノード11
2 の電位は遅延時間Td =10ns遅れて電源電位Vccから
接地電位に立ち下がり、第2の出力ノード114 の電位は
さらに遅延時間Td =10ns遅れて接地電位から電源電位
Vccに立ち上がり、第3の出力ノード120 の電位、つま
りクロック信号φcpがさらに遅延時間Td =10ns遅れて
電源電位Vccから接地電位に立ち下がり、これを受けて
第1の出力ノード112 の電位はさらに遅延時間Td =10
ns遅れて接地電位から電源電位Vccに立ち上がり、第2
の出力ノード114 の電位はさらに遅延時間Td =10ns遅
れて電源電位Vccから接地電位に立ち下がり、第3の出
力ノード120 の電位(クロック信号φcp)はさらに遅延
時間Td =10ns遅れて再び接地電位から電源電位Vccに
立ち上がる。
【0050】このようにクロック信号φcpは60ns周期の
クロックとなり、この1周期の間に消費される電流は0.
01mA・6=0.06mAとなる。以上のようにこの実施例6の
発振回路は実施例2の遅延回路と同様に消費電流が小さ
くレイアウト面積が小さい。
【0051】実施例7.以下にこの発明の実施例7につ
いて図7に基づき説明する。この実施例7は上記した実
施例1から実施例6における中間電位(1/2) VccをDRAM
(Dynamic Random Access Memory)における、メモリセル
のセルプレート電位やビット線プリチャージ電位を出力
する中間電位発生手段により供給するものである。図7
はDRAMの一部を示しており、図において、201 はワード
線、202 および203 はビット線で、2本で1対となって
いる。204 はメモリセルで、ワード線201とビット線202
、203 との交点に配置され、キャパシタ204aとこのキ
ャパシタ204aの一方の電極とビット線202 または203 と
の間に接続され、ゲート電極がワード線に接続されるn
チャネルMOSトランジスタ204bから構成されている。
そして、キャパシタ204aの他方の電極(セルプレート)
はセルプレート用中間電位発生手段205 に接続され、中
間電位(1/2) Vccを受けている。
【0052】206 はビット線イコライズ信号BLEQおよび
ビット線プリチャージ用中間電位発生手段207 からの中
間電位(1/2) Vccを受け、ビット線202 および203 を中
間電位(1/2) Vccにプリチャージするビット線プリチャ
ージ回路で、ビット線202 と203 との間に接続され、ゲ
ート電極にビット線イコライズ信号BLEQを受けるnチャ
ネルMOSトランジスタ206aと、ビット線202 と203 と
の間に直列に接続され、ゲート電極にビット線イコライ
ズ信号BLEQを受けるnチャネルMOSトランジスタ206b
と206cとで構成されている。そして、ビット線プリチャ
ージ用中間電位発生手段207 からの中間電位(1/2) Vcc
はnチャネルMOSトランジスタ206bと206cとの接続点
に供給されている。208 はビット線202 および203 に接
続され、ビット線202 の電位BLとビット線203 の電位/
BLとの電位差を増幅するセンスアンプである。
【0053】このように、すでに中間電位(1/2) Vccを
発生する中間電位発生手段205 および207 などを含む集
積回路に図1から図6に示される回路を搭載する場合
は、この回路に中間電位発生手段205 または207 からの
中間電位(1/2) Vccを流用して供給することにより、わ
ざわざ別に中間電位発生手段を設けなくてもよく、この
中間電位発生手段を設けることによる面積増加を抑制で
きる。
【0054】
【発明の効果】上記したこの発明の第1の発明において
は、抵抗手段をMOSトランジスタで構成し、ゲート電
極に中間電位を印加しているので、小さいレイアウト面
積で抵抗値の大きい抵抗手段を備えた半導体集積回路を
得ることができる。また、この発明の第2の発明におい
ては、遅延抵抗手段をMOSトランジスタで構成し、ゲ
ート電極に中間電位を印加しているので、小さいレイア
ウト面積で抵抗値の大きい遅延抵抗手段を得ることがで
き、低消費電流でかつレイアウト面積の小さい遅延回路
を備えた半導体集積回路を得ることができる。また、こ
の発明の第3の発明においては、第2のMOSトランジ
スタのゲート電極に中間電位を印加しているので、第1
電位ノードと出力ノードとの間のオン抵抗を小さいレイ
アウト面積で大きい抵抗値をもつようにすることがで
き、レイアウト面積の小さいインバータを備えた半導体
集積回路を得ることができる。
【0055】また、この発明の第4の発明においては、
第2のpチャネルMOSトランジスタおよび第2のnチ
ャネルMOSトランジスタのゲート電極に中間電位を印
加しているので、電源電位ノードと出力ノードとの間お
よび接地電位ノードと出力ノードとの間のオン抵抗を小
さいレイアウト面積で大きい抵抗値をもつようにするこ
とができ、レイアウト面積の小さいインバータを備えた
半導体集積回路を得ることができる。また、この発明の
第5の発明においては、第2のpチャネルMOSトラン
ジスタおよび第2のnチャネルMOSトランジスタのゲ
ート電極に中間電位を印加しているので、電源電位ノー
ドと出力ノードとの間および接地電位ノードと出力ノー
ドとの間のオン抵抗を小さいレイアウト面積で大きい抵
抗値をもつようにすることができ、低消費電流でかつレ
イアウト面積が小さい遅延回路を備えた半導体集積回路
を得ることができる。
【0056】また、この発明の第6の発明においては、
遅延抵抗手段をMOSトランジスタで構成し、ゲート電
極に中間電位を印加しているので、小さいレイアウト面
積で抵抗値の大きい遅延抵抗手段を得ることができ、低
消費電流でかつレイアウト面積の小さい発振回路を備え
た半導体集積回路を得ることができる。また、この発明
の第7の発明においては、第2のpチャネルMOSトラ
ンジスタおよび第2のnチャネルMOSトランジスタの
ゲート電極に中間電位を印加しているので、電源電位ノ
ードと出力ノードとの間および接地電位ノードと出力ノ
ードとの間のオン抵抗を小さいレイアウト面積で大きい
抵抗値をもつようにすることができ、低消費電流でかつ
レイアウト面積が小さい発振回路を備えた半導体集積回
路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の回路図である。
【図2】この発明の実施例2の回路図である。
【図3】この発明の実施例3の回路図である。
【図4】この発明の実施例4の回路図である。
【図5】この発明の実施例5の回路図である。
【図6】この発明の実施例6の回路図である。
【図7】この発明の実施例7の回路図である。
【図8】従来の遅延回路の回路図である。
【図9】従来の遅延回路の回路図である。
【図10】従来の遅延回路の回路図である。
【符号の説明】
101 電源電位ノード 102 接地電位ノード 103 第1のインバータ 104 第1のノード 105 遅延抵抗手段 105a pチャネルMOSトランジスタ 105b nチャネルMOSトランジスタ 106 第2のノード 107 第2のインバータ 111 インバータ 111a pチャネルMOSトランジスタ 111b pチャネルMOSトランジスタ 111c nチャネルMOSトランジスタ 111d nチャネルMOSトランジスタ 112 第1の出力ノード 113 インバータ 113a pチャネルMOSトランジスタ 113b pチャネルMOSトランジスタ 113c nチャネルMOSトランジスタ 113d nチャネルMOSトランジスタ 114 第2の出力ノード 115 第3のインバータ 119 インバータ 202 ビット線 203 ビット線 204 メモリセル 204a キャパシタ 204b nチャネルMOSトランジスタ 205 セルプレート用中間電位発生手段 207 ビット線プリチャージ用中間電位発生手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電位と第2の電位との2値レベル
    をもつ信号が入力される第1のノードと、第2のノード
    との間に並列に接続され、ゲート電極に上記第1の電位
    と上記第2の電位との間の中間電位を受けるpチャネル
    MOSトランジスタおよびnチャネルMOSトランジス
    タを有する抵抗手段を備えた半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 電源電位および接地電位を受けて駆動す
    る第1のインバータおよび第2のインバータと、第1の
    インバータの出力側と第2のインバータの入力側との間
    に並列に接続され、ゲート電極に上記電源電位と上記接
    地電位との間の中間電位を受けるpチャネルMOSトラ
    ンジスタおよびnチャネルMOSトランジスタを有する
    遅延抵抗手段とで構成される遅延回路を備えた半導体集
    積回路。
  3. 【請求項3】 第1の電位が印加される第1電位ノー
    ド、 第2の電位が印加される第2電位ノード、 上記第1電位ノードと出力ノードとの間に直列に接続さ
    れる、ゲート電極に入力信号を受ける第1導電型の第1
    のMOSトランジスタおよびゲート電極に上記第1の電
    位と上記第2の電位との中間電位を受ける第1導電型の
    第2のMOSトランジスタと、上記出力ノードと第2の
    電位ノードとの間に接続され、ゲート電極に上記入力信
    号を受ける上記第1導電型と逆導電型の第2導電型の第
    3のMOSトランジスタとを有したインバータを備えた
    半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 電源電位が印加される電源電位ノード、 接地電位が印加される接地電位ノード、 上記電源電位ノードと出力ノードとの間に直列に接続さ
    れる、ゲート電極に入力信号を受ける第1のpチャネル
    MOSトランジスタおよびゲート電極に上記電源電位と
    接地電位との間の中間電位を受ける第2のpチャネルM
    OSトランジスタと、上記出力ノードと上記接地電位ノ
    ードとの間に直列に接続される、ゲート電極に上記入力
    信号を受ける第1のnチャネルMOSトランジスタおよ
    びゲート電極に上記中間電位を受ける第2のnチャネル
    MOSトランジスタとを有したインバータを備えた半導
    体集積回路。
  5. 【請求項5】 電源電位が印加される電源電位ノード、 接地電位が印加される接地電位ノード、 上記電源電位ノードと第1の出力ノードとの間に直列に
    接続される、ゲート電極に入力信号を受ける第1のpチ
    ャネルMOSトランジスタおよびゲート電極に上記電源
    電位と接地電位との間の中間電位を受ける第2のpチャ
    ネルMOSトランジスタと、上記第1の出力ノードと上
    記接地電位ノードとの間に直列に接続される、ゲート電
    極に上記入力信号を受ける第1のnチャネルMOSトラ
    ンジスタおよびゲート電極に上記中間電位を受ける第2
    のnチャネルMOSトランジスタとを有した第1のイン
    バータおよびこの第1のインバータと直列に接続された
    第2のインバータとからなる遅延回路を備えた半導体集
    積回路。
  6. 【請求項6】 電源電位および接地電位を受けて駆動す
    る奇数個のインバータと、第1のノードと第2のノード
    との間に並列に接続され、ゲート電極に上記電源電位と
    上記接地電位との間の中間電位を受けるpチャネルMO
    SトランジスタおよびnチャネルMOSトランジスタを
    有する遅延抵抗手段とが直列に接続され、第1段目のイ
    ンバータの入力と最終段のインバータの出力とが接続さ
    れた発振回路を備えた半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 第1の電位が印加される第1電位ノー
    ド、 第2の電位が印加される第2電位ノード、 この第1電位ノードと出力ノードとの間に直列に接続さ
    れる、ゲート電極に入力信号を受ける第1導電型の第1
    のMOSトランジスタおよびゲート電極に上記第1の電
    位と上記第2の電位との中間電位を受ける第1導電型の
    第2のMOSトランジスタと、上記出力ノードと第2の
    電位ノードとの間に接続され、ゲート電極に上記入力信
    号を受ける上記第1導電型と逆導電型の第2導電型の第
    3のMOSトランジスタとを有したインバータと、偶数
    個のインバータが直列に接続され、第1段目のインバー
    タの入力と最終段のインバータの出力とが接続された発
    振回路を備えた半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 中間電位は、ビット線を中間電位にプリ
    チャージするための中間電位発生手段により供給される
    請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の半導体集積
    回路。
  9. 【請求項9】 中間電位は、キャパシタとこのキャパシ
    タの一方の電極とビット線との間に接続されたnチャネ
    ルMOSトランジスタとで構成されるメモリセルにおけ
    る上記キャパシタの他方の電極に上記中間電位を印加す
    るための中間電位発生手段により供給される請求項1な
    いし請求項7のいずれかに記載の半導体集積回路。
JP5102618A 1993-04-28 1993-04-28 半導体集積回路 Pending JPH06314960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5102618A JPH06314960A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5102618A JPH06314960A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06314960A true JPH06314960A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14332243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5102618A Pending JPH06314960A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06314960A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8044696B2 (en) 2008-02-25 2011-10-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Delay circuit having long delay time and semiconductor device comprising the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8044696B2 (en) 2008-02-25 2011-10-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Delay circuit having long delay time and semiconductor device comprising the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5870345A (en) Temperature independent oscillator
US5696722A (en) Level-shifter, semiconductor integrated circuit, and control methods thereof
US4475178A (en) Semiconductor regeneration/precharge device
JP3400124B2 (ja) パストランジスタ型セレクタ回路及び論理回路
US7046565B1 (en) Bi-mode sense amplifier with dual utilization of the reference cells and dual precharge scheme for improving data retention
KR100338271B1 (ko) 감지회로
JPH0159772B2 (ja)
JPH031609A (ja) 電源電圧に無関係な周波数を有するリング発振器
US4742250A (en) Inner Potential generating circuit
US6618307B2 (en) Dynamic DRAM sense amplifier
US7463054B1 (en) Data bus charge-sharing technique for integrated circuit devices
US7349268B2 (en) Voltage generation circuit and semiconductor memory device including the same
JPH06314960A (ja) 半導体集積回路
JP3088340B2 (ja) 半導体記憶装置
EP0798845B1 (en) Voltage-boosting circuit with mode signal
US7471577B2 (en) Voltage generator and methods thereof
US6108257A (en) Zero power SRAM precharge
US6747904B2 (en) Leakage control circuit
JPH07134896A (ja) 半導体メモリ装置のバッファ回路
JP3068450B2 (ja) 基板電圧発生回路
US6556092B1 (en) Low consumption oscillator
JPH06215570A (ja) 1/2電源電圧発生回路
JPH01267892A (ja) 半導体記憶装置
JPH0799772A (ja) 昇圧回路および電位制御昇圧回路
JPS586233B2 (ja) メモリ