JPH06314480A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

Info

Publication number
JPH06314480A
JPH06314480A JP10437493A JP10437493A JPH06314480A JP H06314480 A JPH06314480 A JP H06314480A JP 10437493 A JP10437493 A JP 10437493A JP 10437493 A JP10437493 A JP 10437493A JP H06314480 A JPH06314480 A JP H06314480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
cartridge
tip
guide portion
disk cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10437493A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Sakurada
正孝 桜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP10437493A priority Critical patent/JPH06314480A/ja
Publication of JPH06314480A publication Critical patent/JPH06314480A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、カートリッジ本体とシュッター板先
端のガイド部を一体成形して、シャッター先端がガイド
部の下側を慴動する際、踊るという現象がなく、スライ
ドを安定して行えるようにしたディスクカートリッジを
提供する。 【構成】シャッターが慴動する領域には、カートリッジ
本体(10)の外面(19)より低い慴動窪み面(17)が形成さ
れ、該慴動窪み面のシャッター先端部(16a) が慴動する
位置で、しかも窓部(14)の端部に、該カートリッジ本体
の外面(19)に沿った庇状のガイド部(18)を一体成形し、
前記シャッター先端(16a) が、前記ガイド部(18)の下側
を慴動するようにしたディスクカートリッジ(10)であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円形状に形成された情
報記録用ディスクを収納するディスクカートリッジに関
し、内部にディスクを収納した状態で情報を書き込み、
読み取り等の操作が可能なシャッター付の窓部を有する
ディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報記録媒体としてのディスク
は、例えば5インチフロッピーディスクに代表されるよ
うに、ディスクジャケットと称される読み取り、書き込
み用の窓が開放されたものや、又コンパクトディスクの
ようなものは、収納ケースから取り出しそのまま使用し
ていた。しかしながら、情報記録媒体の記録密度が向上
するに従って、ゴミや汚れによるバグやミスを防ぐ必要
が生じ、近年特にリードオンリーメモリー(ROM)な
どに使用されるディスクや放送局用のディスク、光ディ
スク等はカートリッジケースに入れたままで使用する必
要が出てきた。
【0003】ところが読み出し、書き込みにヘッド挿入
用の窓を設け、この窓をスライド可能なシャッターで自
動的に開閉可能とするものがあり、回転部と情報記録部
を使用時に開放する必要があるため、窓部の範囲を広く
する必要から、ディスクの半径より長い距離を開放する
必要が生じて、これに伴いシャッターも長くすることに
なる。このシャッターを長くすると、シャッターの先端
が外側に単に圧力でカートリッジ側面に沿わせておくこ
とが困難となり、シャッター先端がスライドの際、内外
方向に踊ることになって故障の原因になっていた。
【0004】このようなシャッター板先端の踊り現象を
防止する手段として、シャッター板(36)先端(36a) のス
ライド部近傍に、外面より庇状のガイド板(38)を両面粘
着テープ(T) で固着し、シャッター先端(36a) が外に飛
び出さないようにした(図3を参照)手段や、この庇状
のガイド部(38)をカートリッジ本体(30)に一体成形する
手段がある(図4(a),(b) を参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両面粘
着テープ(T) によるガイド板(38)の固着は、温度上昇等
により粘着力が低下して外れたり、或いはこのディスク
カートリッジでは外面に別部材を取り付けているため、
記録再生装置の出し入れや取扱中に爪が引っ掛かり外れ
てしまう等の問題がある。また、庇状のガイド部(38)を
射出成形でカートリッジ(30)と一体に成形する場合、金
型の問題でその下側に穴部(B) できるのでこの穴部を内
側から閉鎖部材(31)で閉鎖しているが、融着等の手段で
固着するか両面粘着テープで固着しているので、製造を
複雑にしているとともにゴミ等の問題から避けられなか
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カートリッジ
本体とシャッター板先端のガイド部を一体成形により形
成し、シャッターのスライドを安定して行えるようにし
たディスクカートリッジを提供するものである。そこで
上述の目的を達成するため本発明は、ディスクを回転自
在に収納するカートリッジ本体(10)と、少なくとも読み
取り書き込み用のヘッドが挿入される窓部(15),(15a)を
形成し、この窓部をシャッター(16)の慴動により開閉す
るようにしたディスクカートリッジにおいて、前記シャ
ッターが慴動する領域には、カートリッジ本体の外面(1
9)より低い慴動窪み面(17)が形成され、この慴動窪み面
(17)のシャッター先端部(16a) が慴動する位置で、しか
も窓部(15)の端部にカートリッジ本体の外面に沿った庇
状のガイド部が一体成形され、かつ該ガイド部(18)の成
形はスライドコア(22)を有する金型を用いて庇状のガイ
ド部を形成し、前記シャッターの先端が前記ガイド部(1
8)の下側を慴動するようにしたことを特徴とするディス
クカートリッジ(10)である。
【0007】
【作用】本発明では、シャッターの先端が前記庇状のガ
イド部の下側を慴動するので、使用時に踊るという現象
がなく、またカートリッジ本体は外部とは完全に遮断さ
れているのでゴミが入ることがなく、誤操作の心配もな
く、しかも前記ガイド部がカートリッジ本体と一体にな
っているのでディスクカートリッジの出し入れの際にガ
イド部が外れるということもない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明のディスクカートリッジの一実施例を裏
側から見た状態を示す斜視図である。
【0009】本発明のディスクカートリッジ(10)は、プ
ラスチック製の上ケース(12)及び下ケース(13)からな
り、下ケース(13)の中心部分には書き込み、読み取り装
置のディスク回転用のターンテーブルが挿入されるター
ンテーブル挿入窓(14)と、連続して書き込み、読み取り
用のヘッドが挿入されるヘッド挿入窓(15a) が形成され
ている。ここで、図1の実施例では上ケース(12)には、
前記ターンテーブル挿入窓(14)はなく、ヘッド挿入窓(1
5)のみ形成してあるが、書き込み、読み取り装置によっ
ては、上ケース(12)にもターンテーブル挿入窓を形成
し、更にヘッド挿入窓を連続して形成してあってもよ
い。
【0010】前記上ケース(12)及び下ケース(13)は、ポ
リカーボネート樹脂、ABS樹脂を用いて射出成形法に
よってそれぞれ一体に成形され、この上ケース(12)及び
下ケース(13)を嵌合或いは螺子等の手段により、ディス
ク収納凹部側を対面して結合させディスク(A) を収納し
たものである。
【0011】また、図1に示すように、前記ターンテー
ブル挿入窓(14)及びヘッド挿入窓(15),(15a)は断面U字
状のシャッター板(16)によって開閉自在になっており、
このシャッター板(16)は上ケース(12)及び下ケース(13)
に設けられた慴動窪み面(17)内に設けたバネ等(図示は
せず)により慴動することにより開閉自在になってい
る。
【0012】前記シャッター板(16)は自由端になってお
り、その先端(16a) の浮き揚がりを防止するために、本
発明においては、下ケース(13)の外面(19)に沿った庇状
のガイド部(18)が一体成形されていて、このガイド部(1
8)は前記慴動窪み面(17)全体の幅に設けてもよいが、図
1示すように、本実施例においては、前記挿入窓(14),
(15),(15a) が全開した状態でも、前記シャッター板(1
6)の先端(16a) の一部が必ずこのガイド部(18)の下側に
位置する(掛かる)程度の幅に設定したもので、適宜選
択することができる。
【0013】尚、前記シャッター板(16)の先端(16a) は
図2に示すように、内側に曲げてシャッター板を水平に
保ち易くすることが好ましい。
【0014】更に、本発明においては庇状のガイド部(1
8)の成形は、図5に示すように、スライドコア(22)によ
りアンダーカット(庇状のガイド部)(23)を成形するの
で、庇状のガイド部内側には穴部(B) や凹みは必要な
く、滑らかな平面にカートリッジ本体と一体成形される
ので、ガイド部(18)が強固になり取れたりせず、ゴミ等
が入らない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成であり、シャ
ッター先端が前記庇状のガイド部の下側を慴動するの
で、使用時にシャッターが踊るという現象がなく、また
カートリッジ本体は外部とは完全に分離されているので
ゴミが入ることもなく、誤動作の発生を防ぎ、しかもガ
イド部がカートリッジ本体と一体になっているので、デ
ィスクカートリッジの出し入れの際にガイド部が外れる
ことがない。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジ(10)の一実施例
を裏側から見た状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例における庇状のガイド部とシャ
ッター板の状態の一例を示す説明図である。
【図3】従来のガイド部の一例を示す説明図である。
【図4】従来の射出成形によるガイド部の状態を示す
(a)(b)説明図である。
【図5】本発明の実施例におけるスライドコアを有する
金型によるガイド部の射出成形状態の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10,30 …ディスクカートリッジ 12 …上ケース 13 …下ケース 14 …ターンテーブル挿入窓 15,15a…ヘツド挿入窓 16,36…シャッター板 16a,36a…シャッター先端 17 …慴動窪み面 18,38…庇状ガイド部 19 …カートリッジの外面 20 …射出成形金型 22 …スライドコア 23 …アンダーカット(ガイド部) 31 …閉鎖部材 A …ディスク B …穴部 T …両面粘着テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体であるディスクを回転自在に
    収納するカートリッジ本体と、このカートリッジ本体に
    形成された読み取り及び書き込み用のヘッドを挿入する
    窓部を形成し、該窓部を開閉するシャッターを有し、該
    シャッターがカートリッジ本体の一側に設けたレール部
    に沿って、平行移動的に慴動するディスクカートリッジ
    において、前記シャッターが慴動する領域にはカートリ
    ッジ本体の外面より低い慴動窪み面が形成され、該慴動
    窪み面のシャッター先端部が慴動する位置で、しかも窓
    部の端部に、該カートリッジ本体の外面に沿った庇状の
    ガイド部を一体成形し、前記シャッターの先端が前記ガ
    イド部の下側を慴動するようにしたことを特徴とするデ
    ィスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】前記シャッターを全開した際も、該シャッ
    ター先端の一部が庇状のガイド部の下側の位置に掛かっ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のディスクカー
    トリッジ。
  3. 【請求項3】前記庇状のガイド部は、スライドコアを有
    する金型でカートリッジ本体と一体で形成したことを特
    徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
JP10437493A 1993-04-30 1993-04-30 ディスクカートリッジ Pending JPH06314480A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10437493A JPH06314480A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 ディスクカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10437493A JPH06314480A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 ディスクカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06314480A true JPH06314480A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14379016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10437493A Pending JPH06314480A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 ディスクカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06314480A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5325257A (en) Disk cartridge
EP0045084B1 (en) Magnetic recording tape cartridge
US4918559A (en) Shutter assembly for a disk cartridge
EP0421775B1 (en) Disc cartridge
JPS6361484A (ja) 情報記憶媒体用カ−トリツジ
US4044386A (en) Tape cassette with erase inhibit plug
US6125011A (en) Disc cartridge with particular cover configuration
JP2576844Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH06314480A (ja) ディスクカートリッジ
US5777982A (en) Disk cartridge having a particular belt and slider configuration
WO1998007150A1 (fr) Cartouche de disque magnetique
JPH06282956A (ja) ディスクカートリッジ
JP3570115B2 (ja) ディスクカセット
KR100533718B1 (ko) 디스크카트리지
JPH0516697Y2 (ja)
JP2730675B2 (ja) ディスクジャケット
JP2596489Y2 (ja) カートリッジ
JPS60212859A (ja) カセツトレコ−ダ
JP3302583B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH02172078A (ja) カートリッジ
JP3309456B2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH11260019A (ja) 光ディスクカートリッジのシヤッター係合機構
JP2006196109A (ja) テープカートリッジ
JPH09288878A (ja) ディスクカートリッジ
JPH09180393A (ja) ディスクカートリッジ