JPH06314384A - 火災警報システム - Google Patents

火災警報システム

Info

Publication number
JPH06314384A
JPH06314384A JP10467593A JP10467593A JPH06314384A JP H06314384 A JPH06314384 A JP H06314384A JP 10467593 A JP10467593 A JP 10467593A JP 10467593 A JP10467593 A JP 10467593A JP H06314384 A JPH06314384 A JP H06314384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
level
alarm level
alarm
analog
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10467593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3069465B2 (ja
Inventor
Osamu Tanaka
修 田中
Takashi Kurio
孝 栗尾
Shinji Nakanishi
慎治 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5104675A priority Critical patent/JP3069465B2/ja
Publication of JPH06314384A publication Critical patent/JPH06314384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3069465B2 publication Critical patent/JP3069465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】状況に応じて警報レベルを変化させて、非火災
報の低減を図るとともに、実火災の早期発見も可能な火
災警報システムを提供することにある。 【構成】アナログ式火災感知器1からのアナログ感知出
力を受けた処理部3はアナログ感知出力の時系列データ
の特徴量を求める。確信度決定部4は火災報レベルをア
ナログ感知出力が越えた時に上記特徴量に基づいて予め
設定してある標準の火災報レベルに夫々対応した判断ル
ールに基づいて火災/非火災の確信度を決定する。警報
レベル決定部6は決定された確信度に基づいて火災報レ
ベルの変更を決定する。火災判断部10は、警報レベル
決定部6で変更決定された火災報レベルにアナログ感知
出力値が達したときから蓄積時間をカウントし、そのカ
ウント終了時点でアナログ感知出力値が火災報レベルを
越えているか否かの判断を行い、越えている場合には、
火災通報部13を通じて火災報を発報する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ式火災感知器
を用いた火災警報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来アナログ光電式煙感知器や、アナロ
グイオン式感知器のようなアナログ式火災感知器からの
アナログ感知出力を時分割多重伝送等を用いて受信機或
いは中継器に返送させ、受信機或いは中継器では返送さ
れてきたアナログ感知出力レベルが予め設定している警
報レベル(予報レベル、火災報レベル、連動報レベル)
を越えた時間から所定時間(以下蓄積時間と称する)カ
ウントして、その蓄積時間のカウント終了時点でアナロ
グ感知出力レベルが警報レベルを越えていると、警報を
発する火災警報システムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な火災警報システムでは、警報レベルが火災感知器毎に
設定できたり、昼間と夜間とで警報レベルを切り変えた
りできるものの、その設定値を状況に応じて変更するこ
とはできない。そのため非火災要因によって感知出力レ
ベルが設定された警報レベルを越え、しかも越えている
時間が蓄積時間以上あることがしばしば起こっていて所
謂非火災報を度々発生させてしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは状況に応じて警報レベ
ルを変化させて、非火災報の低減を図るとともに、実火
災の早期発見も可能な火災警報システムを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに請求項1の発明では、アナログ式火災感知器のアナ
ログ感知出力レベルが予め設定した警報レベルに達する
と蓄積時間をカウントしてそのカウント終了時点でのア
ナログ感知出力レベルにより警報を発するか否かを判断
する火災警報システムにおいて、アナログ式火災感知器
のアナログ感知出力レベルが予め設定してある標準の警
報レベルに至るまでの時系列データより複数の特徴量を
求める手段と、これらの特徴量群の内1乃至複数の特徴
量より構成される判断ルールセットに基づいて火災の確
信度、非火災の確信度を求める手段と、求められた確信
度により警報レベルを変化させる警報レベル決定手段と
を備え、変化させた警報レベルが上記標準となる警報レ
ベルより低い場合には、アナログ感知出力レベルが変更
された警報レベルに到達した時点から現在時点までの時
間を蓄積時間より差し引いた時間を残蓄積時間としてカ
ウントし、変更設定した警報レベルが上記標準となる警
報レベルより高い場合には、アナログ感知出力レベルが
変更設定された警報レベルに到達した時点から蓄積時間
のカウントを開始するものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明の実施
態様であって、警報レベルの変更設定を段階的に行な
う。
【0007】
【作用】本発明によれば、非火災/火災の判断に基づい
て警報レベルを変化させるので、火災判断時では警報レ
ベルを低くして蓄積時間のカンウト開始時点を早めるこ
とができ、そのため実火災の早期発見が可能となる。逆
に非火災判断時では警報レベルを高めて蓄積時間のカウ
ント開始を遅くすることができ、そのため一過性の感知
出力レベルの増加等による発報を防ぐことができ、非火
災報の低減が図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明火災警報システムの一実施例の全体
構成を示している。このシステムの受信機(或いは中継
器)2は時分割多重伝送等を用いた伝送系を通じて行う
ポーリングによりアナログ式火災感知器1のアナログ感
知出力の時系列データを処理部3を通じて受け取るよう
になっており、処理部3は受け取ったアナログ感知出力
レベルが予め当該感知器に対応して設定してある標準の
予報、火災報、連動報等の警報レベル(以下の説明では
火災報レベルの場合を取り上げる)に至るまでの時系列
データより複数の特徴量を求める。
【0009】ここで処理部3で求める特徴量は、例えば
煙感知器からなるアナログ式火災感知器1の場合では、
出力値、傾き(或いは特定区間を刑する時間)、平均値
(或いは積分値)、平均値の差、データ数、差分値、差
分の絶対値の和等があり、出力値の場合には、例えば標
準の火災報レベルL0 を越えてから一定時間後のアナロ
グ感知出力レベルというように特定の時点のアナログ感
知出力レベルを求め、また傾きの場合には、例えば予報
レベルを越えてから標準の火災報レベルL0 に達するま
でのアナログ感知出力レベルの傾きというように、所定
の区間におけるアナログ感知出力レベルの傾きを求め、
更に平均値の場合には、例えば標準の火災報レベルL0
を越えるまでの一分間のアナログ感知出力レベルの平均
値というように所定区間の平均値を求め、差分値の場合
には、例えば火災報レベルを越えた時のアナログ感知出
力レベルと、その一定時間後のアナログ感知出力レベル
との差というように、所定時点のアナログ感知出力レベ
ルとその一定時間後のアナログ感知出力レベルとの差を
求め、更に差分の絶対値の和の場合には、例えば予報レ
ベルを越えてから標準の火災報レベルL0 に達するまで
の差分の絶対値の和というように、所定区間においてサ
ンプリングされるアナログ感知出力レベルの差分を取る
とともにその差分の絶対値の和を求めるのである。
【0010】確信度決定部4は上記のような特徴量群の
内1乃至複数の特徴量より構成される確信ルールセット
により火災の確信度及び非火災の確信度を決定するもの
である。つまり、確信度決定部4では火災/非火災の判
断を、その特徴となる特徴量(変数)が大きいか、小さ
いかを基準として行うため、ファジィ変数を定義してい
る。ここで火災/非火災の判断ルールは前件部(条件
部)と後件部(結論部)とからなり、前件部は複数のフ
ァジィ変数のアンド結合で構成され、後件部は前件部が
成立した時に想定される現象の確信度が割り当てられ
る。また推論の方法としてはまず前件部の各ファジィ変
数の適合度を求め、条件がアンド結合なのでそれら変数
の適合度の積を求め、この積の値を後件部で定義した現
象の確信度とする。つまり推論の結果がこの確信度とな
る。
【0011】図2はタバコに対する確信度を求める場合
についての計算過程を示しており、図2(a)は特徴量
X1が大きい程適合度が大きくなる場合のファジィ変数
を、図2(b)は特徴量X2が小さい程適合度が大きく
なる場合のファジィ変数を示し、図示例では特徴量から
適合度が夫々0.7、0.8であるから、これら適合度
の積0.7×0.8からタバコの確信度0.56が求ま
るのである。
【0012】推論は通常火災、タバコ、水蒸気の3つの
現象についての各判断ルールセットを並行に計算して行
い、それぞれの現象の確信度を決定するのである。一つ
の現象についてのルールセットが複数ある場合には、各
ルールセットで求めた確信度のうち大きい方の確信度を
その現象の確信度と決定するのである。次に煙感知器か
らなるアナログ式火災感知器1を用いた場合の判断ルー
ルセットについて具体例を挙げて説明する。
【0013】まず第1種の火災報レベルを標準の火災報
レベルL0 とした場合において、煙感知器の感知煙濃度
がこの第1種の火災報レベル(5%/m)を越えたとき
の確信度の決定に用いる特徴量の変数としては下記のよ
うに定義されるものが用いられる。 感知煙濃度が1%/mを越えて火災報レベル(5%/
m)に達するまでの傾き 火災報レベル(5%/m)を越えるまでの例えば1分
間の平均濃度 火災報レベル(5%/m)を越えるまでの例えば3分
間の平均濃度 火災報レベル(5%/m)を越えるまでの1分間の前
半と後半の平均濃度の差 火災報レベル(5%/m)を越えるまでの3分間に例
えば0.1 〜2.5 %/mにあるデータ数 火災報レベル(5%/m)を越えるまでの3分間に例
えば2.5 〜5.0 %/mにあるデータ数 そして、火災判断ルール、タバコ判断ルール、水蒸気判
断ルールのセットはこれらの変数の組み合わせで構成さ
れ、火災判断ルールには例えば二つのルールを用いる。
一方の火災判断ルールは変数ととからなり、これら
両変数の適合度から火災の確信度を求めることになる。
【0014】図3(a),(b)は変数、の適合度
と時系列データから求めた特徴量の関係を示す。また別
の火災判断ルールは変数ととからなる。図4(a),
(b)は変数、の適合度と時系列データから求めた
特徴量の関係を示す。
【0015】この両火災判断ルールから求まった確信度
のうち大きい方の確信度を火災の確信度として決定す
る。ここで前者の火災判断ルールでは、煙濃度が緩やか
に上昇すること、及びその感知出力が継続することが特
徴である火災に対応して、煙濃度出力が継続していると
いう特徴を表現するために、1分間の平均濃度:大且つ
3分間の平均濃度:大を条件部としている。
【0016】後者の火災判断ルールでは、煙濃度が緩や
かに上昇することが特徴である火災に対応して、上昇傾
向にあることを表すために、前半と後半の平均濃度の差
が大きいとしている。このような特徴を掴むために、1
分間の平均濃度:大且つ1分間の前半と後半の平均濃度
の差:大を条件部としている。一方タバコ判断ルールは
変数ととからなり、これら両変数の適合度からタバ
コの確信度を決定する。図5(a)(b)は変数、
の適合度と時系列データから求めた特徴量の関係を示
す。
【0017】タバコの場合は、その場所で喫煙者がタバ
コを吸って低濃度の状態が継続した後、偶然的にタバコ
の煙が感知器に流入することにより、煙濃度が急激に上
昇することが特徴であるため、タバコ判断ルールでは傾
き:大且つ3分間に0.1〜2.5%/mにあるデータ
数:大を条件部としている。更に水蒸気判断ルールは変
数ととからなり、これら両変数の適合度から水蒸気
の確信度を決定する。図6(a)(b)は変数、の
適合度と時系列データから求めた特徴量の関係を示す。
【0018】水蒸気の場合、一気に蒸気が空気中に放た
れ煙濃度が急激な上昇傾向を示すことが特徴であるた
め、水蒸気判断ルールでは「傾きが大きい」ことと同様
の意味を持つ「1分間の平均濃度が小さい」という定義
を用いている。また煙濃度が0付近から一気に上昇する
ことを表現するために「3分間に0.1〜2.5%/m
にあるデータ数が小さい」という定義を用いている。つ
まり1分間の平均濃度:小且つ3分間に0.1〜2.5
%/mにあるデータ数:小を条件部としている。
【0019】また2種の火災報レベルを標準の火災報レ
ベルL0 とした場合において、煙感知器の感知煙濃度が
2種の火災報レベル(例えば10%/m)を越えたとき
に確信度の決定に用いる特徴量の変数としては下記のよ
うに定義されるものがある。 例えば1%/mを越えて予報レベル(5%/m)に達
するまでの傾き 予報レベル(5%/m)を越えて火災報レベル(10
%/m)に達するまでの傾き 火災報レベルを越えるまでの例えば1分間の平均濃度 火災報レベルを越えるまでの例えば3分間の平均濃度 火災報レベルを越えるまでの1分間の前半と後半の平
均濃度の差 火災報レベルを越えるまでの3分間に例えば0.1 〜2.
5 %/mにあるデータ数 火災報レベルを越えるまでの3分間に例えば2.5 〜5.
0 %/mにあるデータ数 そして、火災判断ルール、タバコ判断ルール、水蒸気判
断ルールはこれらの変数の組み合わせで構成され、この
予報レベルを越えた時に用いる火災判断ルールには二つ
のルールがある、一方の火災判断ルールは変数とと
からなり、これら両変数の適合度から火災の確信度を求
めることになる。
【0020】図7(a)、(b)は変数、の適合度
と時系列データから求めた特徴量の関係を示す。また別
の火災判断ルールは変数ととからなる。 図8
(a)(b)は変数、の適合度と時系列データから
求めた特徴量の関係を示す。この両火災判断ルールから
求まった確信度のうち大きい方の確信度を火災の確信度
として決定する。
【0021】一方タバコ判断ルールは変数ととから
なり、これら両変数の適合度からタバコの確信度を決定
する。図9(a)(b)は変数、の適合度と時系列
データから求めた特徴量の関係を示す。更に水蒸気判断
ルールは変数ととからなり、これら両変数の適合度
から水蒸気の確信度を決定する。図10(a)(b)は
変数、の適合度と時系列データから求めた特徴量の
関係を示す。
【0022】以上のようにして確信度決定部4で求めた
各現象の確信度、つまり火災の確信度及び非火災の確信
度(タバコの確信度、水蒸気の確信度…)に基づいて警
報レベル決定部6は火災/非火災の判断を行うととも
に、この判断結果より変更すべき火災報(警報)レベル
Lを決定するのである。尚使用される特徴量は上述のも
の以外であっても良く、上記例はその一例に示したもの
に過ぎない。
【0023】次に火災/非火災の判断及び火災報レベル
Lの決定について説明する。まず警報レベル決定部6は
確信度決定部4で得られた火災の確信度及び非火災の確
信度(タバコの確信度、水蒸気の確信度、…)の内、火
災の確信度αが例えば0.5以上であれば火災と判断
し、また火災の確信度αが0.5以下で且つ非火災の確
信度のうちの最大値βが0.5以上のときには非火災
と判断し、更に上記以外の条件のときには火災と判断
する等の判断を行う。
【0024】そしてこれらの判断結果より、次のように
火災報レベルLの決定を行う。例えば火災と判断した
場合には、確信度α(1.0≧α≧0.5)に応じて最
低の火災報レベルLmin から、標準の火災報レベルL0
迄の間の値をとる。次の式はこの場合の計算式の一例を
示す。 火災報レベルL=Lmin +2(1−α)×(L0 −L
min ) また非火災と判断した場合には、確信度β(1.0≧
β≧0.5)に応じて、最高火災報レベルLmax から標
準の火災報レベルL0 の間の値をとる。次の式はこの場
合の計算式の一例を示す。
【0025】火災報レベルL=Lmax −2(1−β)×
(Lmax −L0 ) 更に火災と判断した場合には、火災報レベルL=L0
とする。ここで上記のように算出した後、最終的に火災
報レベルLを決定する場合、算出した数値そのままを火
災報レベルLとして決定する方法、或いは切捨て、切上
げ、或いは四捨五入により段階的に決定する方法等の何
れか適宜な方法を用いれば良い。
【0026】ところで上記のように火災報レベルLを変
更決定する場合において、最大火災報レベルLmax を固
定とすれば、非火災報の発生頻度の低い場所や、夜間人
のいない等非火災報の可能性の低いときでも固定された
最大火災報レベルLmax に決定されることが有り、この
場合失報の恐れがある。そこで本実施例では最大火災報
レベルLmax を外的要因に基づいて個々のアナログ式火
災感知器1或いはアナログ式感知器1が複数設置される
警戒区域毎に予め決定するのである。
【0027】外的要因のデータとしては当該感知器又は
警戒区域における非火災発報の頻度、或いは設置場所に
設けられている空調設備或いは照明設備又は施錠、解錠
を監視する鍵管理システムの動作状況、更には人在否セ
ンサの出力等があり、警報レベル設定部7、誤予報頻度
更新記憶部5はこれらの外的要因のデータを警報レベル
決定部6に与えるためのもので、警報レベル決定部6は
これらからのデータに基づいて非火災報の可能性が低い
感知器又は警戒区域に設けられた感知器に対しては最高
火災報レベルLmax を低くし、逆に非火災報の可能性が
高い感知器又は警戒区域に設けられた感知器に対しては
最大火災報レベルLmax を高くする。
【0028】図1における空調設備動作検出部8は空調
設備のオン/オフ状態を検出してその検出信号を上記警
報レベル設定部7に与えるもので、この空調設備動作検
出部8は各警戒区域に設けられてある。また人存否セン
サ9は警戒区域内に人が存在するか否かを検出して、そ
の検出信号を警報レベル設定部7に与えるもので、各警
戒区域に設けられる。警報レベル設定部7はこれらの検
出信号を最大火災報レベルLmax の設定のためのデータ
として警報レベル決定部6へ送る。
【0029】一方誤予報頻度更新記憶部5は確信度決定
部4の確信度決定内容と実際に予報を発報した際におけ
る誤報の頻度を更新記憶するもので、そのデータを最大
火災報レベルLmax を設定するためのデータとして警報
レベル決定部6へ送る。而してアナログ式火災感知器1
からのアナログ感知出力を受け取った受信機2の処理部
3はアナログ感知出力の時系列データの特徴量を求め、
警報レベルたる標準の火災報レベル0 をアナログ感知出
力レベルが越えた時に処理部3で求めた特徴量に基づい
て確信度決定部4は火災報レベルL0 に夫々対応した判
断ルールセットにより、火災、タバコ、水蒸気等の現象
の確信度、つまり火災、非火災の確信度を決定する。
【0030】警報レベル決定部6は決定された確信度に
基づいて上記計算式により、蓄積時間のカウントを開始
すべき警報レベルたる火災報レベルLを決定する。この
火災報レベルLを決定するための計算時に使用する最大
火災報レベルLmax は対象となるアナログ式火災感知器
1又は警戒区域に対応して上述のように外的要因によっ
て決定される最大火災報レベルLmax を用い、この最大
火災報レベルLmax 内で火災報レベルの変更を決定す
る。
【0031】火災判断部10は、警報レベル決定部6で
決定された火災報レベルLにアナログ感知出力レベルが
達したときに、予め定めてある蓄積時間のカウントを開
始する。つまり変更決定された火災報レベルLが標準の
火災報レベルL0 よりも低い場合にはアナログ感知出力
レベルが変更決定された火災報レベルLを越えた時点に
遡って蓄積時間のカウントを行なうことになり、実際に
はその時点から現在までの経過時間を蓄積時間から差し
引いた残蓄積時間のカウントを開始する。逆に標準の火
災報レベルL0 よりも高いレベルに変更された場合に
は、アナログ感知出力が変更された火災報レベルLを越
えた時点から蓄積時間のカウントを開始する。
【0032】このようにすることにより、前者の場合は
蓄積時間のカウント終了時点が標準の火災報レベルL0
を越えた時点から蓄積時間のカウントを開始する場合に
比べて発報時点が早まり、実火災の早期発見につなが
る。後者の場合は発報時点が標準の火災報レベルL0
越えた時点から蓄積時間のカウントを開始する場合に比
べて発報時点が遅れ、その分一過性の事象に対応でき非
火災報が出るのを低減する。
【0033】さて上記のように変更された火災報レベル
Lに基づく蓄積時間のカウントが終了すると、火災判断
部10は処理部3を通じて取り込んでいるアナログ感知
出力レベルが火災報レベルLを越えているか否かの判断
を行い、越えている場合には、火災通報部13を通じて
火災報を発報する。もしこの時点でアナログ感知出力レ
ベルが火災報レベルLを下回っている場合には、この時
点で確信度決定部4、蓄積時間決定部6等の蓄積機能を
リセットし、次にアナログ感知出力レベルが再び火災報
レベルを越えるまで待機状態に入る。
【0034】ところで従来の此の種の火災警報システム
では、図11(a)に示すように蓄積時間Tを越える前
にアナログ感知出力レベルが火災報レベルLを下回った
場合には蓄積機能をリセットするため、図11(b)に
示すようにリセット後に再度火災報レベルLをアナログ
感知出力レベルが越えた場合にはその時点から第2の蓄
積時間T’の設定が為されるため、結果として発報が遅
れることになるが、本発明システムでは図12に示すよ
うに蓄積時間T中にアナログ感知出力レベルが一旦火災
報レベルLを下回ってもその時点では蓄積機能をリセッ
トせず、その後蓄積時間T内で再び火災報レベルLを越
えた場合、初めに設定されている蓄積時間Tが保持され
ているので、蓄積時間Tのカウント終了時点には警報を
発することができるようになっている。つまり火災の早
期発見につながることになる。
【0035】上記火災判断部10では図12の蓄積時間
Tをカウントするのであるが、同時に図13に示すバー
グラフ状のインジケータ12を駆動して蓄積時間Tの残
時間を視覚的に表示させる制御を行っており、この表示
により監視員に対して火災報が発生するまでの状況を知
らせ対応をし易くしている。尚バーグラフの代わりに図
14(a)に示す同心円状のインジケータ13や、例え
ば黄色〜橙〜赤というように表示色の濃さや表示色を変
えていく図14(b)のような色表示器14を用いても
よい。またブザー音の長さ、周波数、鳴動パターン(例
えば連続する場合の間隔)を変える表示手段やランプの
点滅間隔、回数を変えて表示する表示手段を用いても良
く、特に上記実施例に限定されるものでない。
【0036】また火災判断部10の火災発報の判断は蓄
積時間Tの終了時点で行うのであるが、蓄積時間Tのカ
ウントが終了するまでの時間が長い場合に発報が遅れる
ことが起きる恐れがあるため、例えば火災報レベルを越
えて蓄積時間Tのカウントが開始されてから予め定めて
いる時間の経過時点で火災の判断を行うようにしても良
い。
【0037】この場合例えば火災報レベルを越えるまで
の所定時間の平均濃度、火災報レベルを越えてから一定
時間後のアナログ感知出力レベル、火災報レベルを越え
てから一定時間までのサンプリング値間の差分値等を特
徴量変数として用いた判断ルールセットにより火災の判
断を行うのである。この方法を用いれば蓄積時間Tのカ
ウント終了を待たずに火災報の発報が行えることにな
る。
【0038】更に上述のように標準として使用する火災
報レベルが1種、2種と異なれば、上述したように用い
る判断ルールセットが異なり、当然用いるデータセット
も異なって、時系列データから得られる特徴量も異な
る。図16は標準となる火災報レベルL01 、L
022 と、用いるデータセットD1 、D2 との関係を示し
ている。
【0039】このように標準として使用する火災報レベ
ルが異なる場合、新たに判断ルールセットのパラメータ
を調整し直す必要があるが、基準とする標準の火災報レ
ベルに対しての判断ルールセットのパラメータを予め調
整しておき、その火災報レベルの近くの値に標準として
使用する火災報レベルが設定される場合同一の判断ルー
ルセットを適用するようにすれば、判断ルールセットの
共通化とともに、警報を発することに関して安全側に働
かせることが可能となる。
【0040】つまり判断ルールは、特徴量変数が大きい
か小さいかで記述するため、このとき適当な特徴量を使
えば、標準として使用する火災報レベルが上がって、用
いるデータセットがずれた場合に特徴量の値が一定の方
向に(即ち、大きくなるか或いは小さくなるか)変化す
るようにできる。例えば特徴量として、標準の火災報レ
ベルを越えるまでの一定区間の平均値を選ぶと、使用す
る標準の火災報レベルが上がったとき、特徴量の値は大
きくなる方向に変化する。従って使用する標準の火災報
レベルが上がったとき、非火災の確信度は小さくなる方
向に、また火災の確信度は大きくなる方向に変化するよ
うに、特徴量を選び判断ルールを構成しておくことによ
り、ある基準の標準火災報レベルでの判断ルールセット
をレベルが少し上がった火災報レベルを標準のレベルと
して用いる時に適用しても判断ルールセットは安全側
(火災の確信度が上がり、非火災の確信度が下がる方向
に働き、蓄積時間は短く設定される。)に働かせること
ができるのである。
【0041】ここで基準的な標準火災報レベルとして、
01<L02<L03なる火災報レベルL01,L02、L03
設定した場合、その内の火災報レベルL01に対してパラ
メータ調整した判断ルールセットR1 と火災報レベルL
02に対してパラメータ調整した判断ルールセットR2
を予め備えておき、実際にアナログ式火災感知器1に対
応して設定される標準の火災報レベルL0 の大きさによ
って、下記のように判断ルールセットを選択すれば良い
のである。
【0042】例えば使用するアナログ式火災感知器1と
して煙感知器を用いた場合で、基準となる標準の火災報
レベルL01を上述した1種の火災報レベル(5%/m)
とし、また別の基準となる標準の火災報レベルL02を2
種の火災報レベル(10%/m)とし、また別の基準と
なる標準の火災報レベルL03を15%/mとした場合、
実際に設定される標準の火災報レベルL0 がL01(5%
/m)≦L0 <L02(10%/m)であれば、上述した
1種の火災報レベルL01に対応した判断ルールセットを
用い、L02(10%/m)≦L0 <L03(15%/m)
であれば、上述した2種の火災報レベルL02に対応した
判断ルールセットを選択することになる。そしてL00
01(5%/m)かL0 ≧L03(15%/m)であれば
適用外とする。
【0043】さて上記実施例の説明では標準となる火災
報レベルL0 に対してアナログ感知出力レベルが達した
ときに、火災報レベルを変更決定する場合についてであ
ったが、実際には、火災報レベルより低いレベルとして
予報レベルがあり、この予報レベルにも標準のレベルを
予め設定し、この標準の予報レベルにアナログ感知出力
レベルが達した時にも予報レベルの変更決定を行なうよ
うにしても勿論良い。
【0044】例えば上述した2種の火災報レベルが火災
報レベルとして設定される場合、予報レベルとしては1
種の火災報レベルが予報レベルとして設定されることが
ある。この場合、確信度決定部4では、上述した1種の
火災報レベルに対応する判断ルールセットを、予報レベ
ルに対応する判断ルールセットとして用いて確信度を決
定する。
【0045】また同様に防排煙機器を制御する連動報レ
ベルに対しても、標準の連動報を設定し、この標準の連
動報レベルにアナログ感知出力レベルが達した時点で連
動報レベル変更決定するようにしても勿論良い。尚これ
ら予報レベル、火災報レベル、連動報レベルの変更決定
を行なう場合、予報、火災報、連動報の順で発報が為さ
れるようにレベル変更のルールを定めるのは言うまでも
ない。
【0046】
【発明の効果】本発明は、アナログ式火災感知器のアナ
ログ感知出力レベルが予め設定した警報レベルに達する
と蓄積時間をカウントしてそのカウント終了時点でのア
ナログ感知出力レベルにより警報を発するか否かを判断
する火災警報システムにおいて、アナログ式火災感知器
のアナログ感知出力レベルが予め設定してある標準の警
報レベルに至るまでの時系列データより複数の特徴量を
求める手段と、これらの特徴量群の内1乃至複数の特徴
量より構成される判断ルールセットに基づいて火災の確
信度、非火災の確信度を求める手段と、求められた確信
度により警報レベルを変化させる警報レベル決定手段と
を備え、変化させた警報レベルが上記標準となる警報レ
ベルより低い場合には、アナログ感知出力レベルが変更
された警報レベルに到達した時点から現在時点までの時
間を蓄積時間より差し引いた時間を残蓄積時間としてカ
ウントし、変更設定した警報レベルが上記標準となる警
報レベルより高い場合には、アナログ感知出力レベルが
変更設定された警報レベルに到達した時点から蓄積時間
のカウントを開始するので、火災判断時では警報レベル
を低くして蓄積時間のカンウト開始時点を早めることが
でき、そのため実火災の早期発見が可能となるという効
果があり、逆に非火災判断時では警報レベルを上記標準
となる警報レベルより高くして蓄積時間のカウント開始
を遅らせることができ、そのため一過性の感知出力レベ
ルの増加等によって起きる非火災報を低減することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明火災警報システムの構成図である。
【図2】同上の確信度決定の説明図である。
【図3】同上の判断ルールセットにおける火災判断ルー
ルの説明図である。
【図4】同上の判断ルールセットにおける別の火災判断
ルールの説明図である。
【図5】同上の判断ルールセットにおけるタバコ判断ル
ールの説明図である。
【図6】同上の判断ルールセットにおける水蒸気判断ル
ールの説明図である。
【図7】同上の別の判断ルールセットにおける火災判断
ルールの説明図である。
【図8】同上の別の判断ルールセットにおける別の火災
判断ルールの説明図である。
【図9】同上の別の判断ルールセットにおけるタバコ判
断ルールの説明図である。
【図10】同上の別の判断ルールセットにおける水蒸気
判断ルールの説明図である。
【図11】蓄積機能のリセットについての従来例の説明
図である。
【図12】本発明火災警報システムの蓄積機能のリセッ
トについての説明図である。
【図13】同上の使用のインジケータの正面図である。
【図14】(a)は同上の使用の別のインジケータの正
面図である。(b)は同上の使用の他のインジケータの
正面図である。
【符号の説明】
1 アナログ式火災感知器 2 受信機 3 処理部 4 確信度決定部 5 誤予報頻度更新記憶部 6 警報レベル決定部 7 警報レベル設定部 8 空調設備動作検出部 9 人在否センサ 10 火災判断部 11 火災通報部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ式火災感知器のアナログ感知出力
    レベルが予め設定した警報レベルに達すると蓄積時間を
    カウントしてそのカウント終了時点でのアナログ感知出
    力レベルにより警報を発するか否かを判断する火災警報
    システムにおいて、アナログ式火災感知器のアナログ感
    知出力レベルが予め設定してある標準の警報レベルに至
    るまでの時系列データより複数の特徴量を求める手段
    と、これらの特徴量群の内1乃至複数の特徴量より構成
    される判断ルールセットに基づいて火災の確信度、非火
    災の確信度を求める手段と、求められた確信度により警
    報レベルを変化させる警報レベル決定手段とを備え、変
    化させた警報レベルが上記標準となる警報レベルより低
    い場合には、アナログ感知出力レベルが変更された警報
    レベルに到達した時点から現在時点までの時間を蓄積時
    間より差し引いた時間を残蓄積時間としてカウントし、
    変更設定した警報レベルが上記標準となる警報レベルよ
    り高い場合には、アナログ感知出力レベルが変更設定さ
    れた警報レベルに到達した時点から蓄積時間のカウント
    を開始することを特徴とする火災警報システム。
  2. 【請求項2】警報レベルの変更設定を段階的に行なうこ
    とを特徴とする請求項1記載の火災警報システム。
JP5104675A 1993-04-30 1993-04-30 火災警報システム Expired - Fee Related JP3069465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5104675A JP3069465B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 火災警報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5104675A JP3069465B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 火災警報システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06314384A true JPH06314384A (ja) 1994-11-08
JP3069465B2 JP3069465B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=14387053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5104675A Expired - Fee Related JP3069465B2 (ja) 1993-04-30 1993-04-30 火災警報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3069465B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020796A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Yazaki Corp 火災警報器
WO2012044324A1 (en) * 2010-09-30 2012-04-05 Universal Security Instruments, Inc. Dynamic alarm sensitivity adjustment and auto-calibrating smoke detection
JP2018165953A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 大阪瓦斯株式会社 火災警報器
WO2019189125A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 ホーチキ株式会社 火災検出装置
CN111343598A (zh) * 2020-02-03 2020-06-26 重庆特斯联智慧科技股份有限公司 一种具有边缘计算能力的智慧消防车载平台运行方法和系统
JP2020135781A (ja) * 2019-02-26 2020-08-31 ホーチキ株式会社 火災報知設備

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5203053B2 (ja) * 2008-06-06 2013-06-05 矢崎エナジーシステム株式会社 火災・非火災判別装置および火災警報器
JP5209379B2 (ja) * 2008-06-06 2013-06-12 矢崎エナジーシステム株式会社 火災・非火災判別装置および火災警報器
JP5203054B2 (ja) * 2008-06-06 2013-06-05 矢崎エナジーシステム株式会社 火災警報器

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020796A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Yazaki Corp 火災警報器
WO2012044324A1 (en) * 2010-09-30 2012-04-05 Universal Security Instruments, Inc. Dynamic alarm sensitivity adjustment and auto-calibrating smoke detection
JP2018165953A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 大阪瓦斯株式会社 火災警報器
WO2019189125A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 ホーチキ株式会社 火災検出装置
JPWO2019189125A1 (ja) * 2018-03-28 2021-03-25 ホーチキ株式会社 火災検出装置
US11698340B2 (en) 2018-03-28 2023-07-11 Hochiki Corporation Fire detection apparatus
JP2020135781A (ja) * 2019-02-26 2020-08-31 ホーチキ株式会社 火災報知設備
CN111343598A (zh) * 2020-02-03 2020-06-26 重庆特斯联智慧科技股份有限公司 一种具有边缘计算能力的智慧消防车载平台运行方法和系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3069465B2 (ja) 2000-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6222456B1 (en) Detector with variable sample rate
US4803469A (en) Fire alarm system
US4556873A (en) Fire alarm system
EP0729125B1 (en) Ambient condition detecting apparatus and method of operating an alarm system
US5557262A (en) Fire alarm system with different types of sensors and dynamic system parameters
US5483222A (en) Multiple sensor apparatus and method
US4757303A (en) Alarm system
US7532117B2 (en) Fire alarm with distinct alarm reset threshold
GB2351170A (en) Multi-unit monitoring systems
JPH06314384A (ja) 火災警報システム
CN111047815A (zh) 基于自学习模型识别消防探测器误报的方法及系统
EP0148949B1 (en) Fire sensor apparatus
JP3081028B2 (ja) 火災警報システム
JP3106031B2 (ja) 火災警報システム
JP3121386B2 (ja) 火災警報システム
CN114047693B (zh) 面向充电过程的汽车电池火灾自适应防范方法及系统
JP3213372B2 (ja) 火災警報システム
US5786756A (en) Method and system for the prevention of false alarms in a fire alarm system
JP3091308B2 (ja) 火災警報システム
JPH0962958A (ja) 火災警報装置
JPH0610835B2 (ja) 火災感知器
CN115359641B (zh) 一种面向光电传感设备的规律型误报判断方法
JPH07182573A (ja) 火災警報システム
JP3307824B2 (ja) 火災警報システム
JP3699774B2 (ja) 火災警報装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000509

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees