JPH0631380Y2 - 半自動式の組合せ秤 - Google Patents

半自動式の組合せ秤

Info

Publication number
JPH0631380Y2
JPH0631380Y2 JP2789989U JP2789989U JPH0631380Y2 JP H0631380 Y2 JPH0631380 Y2 JP H0631380Y2 JP 2789989 U JP2789989 U JP 2789989U JP 2789989 U JP2789989 U JP 2789989U JP H0631380 Y2 JPH0631380 Y2 JP H0631380Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weighing
combination
value
weighed
target weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2789989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02118840U (ja
Inventor
敏雄 池内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Scale Co Ltd
Original Assignee
Yamato Scale Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
Priority to JP2789989U priority Critical patent/JPH0631380Y2/ja
Publication of JPH02118840U publication Critical patent/JPH02118840U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0631380Y2 publication Critical patent/JPH0631380Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、組合せ秤、特に、参加した複数の秤の組合
せによって、目標重量値に対する許容範囲内の組合せが
成立しない場合に、最適に処理できる機能を備えた半自
動式の組合せ秤に関する。
(従来技術) 組合せ秤には、秤への供給から組合せ及び排出まで自動
的に行う全自動式の組合せ秤と、それらのうち秤への供
給のみ作業者が手で行う半自動式の組合せ秤がある。
一般的に、上記全自動式の組合せ秤は、処理量(単位時
間当たりの計量する回数)が大きい場合に使用され、一
方、上記半自動式の組合せ秤は、処理量が比較的小さい
場合に使用される。また、全自動式の組合せ秤は、目標
重量値の許容範囲内の組合せが成立し易くハンドリング
のし易い被計量物に、また被計量物の単体重量が目標重
量値に比してはるかに小さい(目標重量値を得るのに、
多数個の単体の被計量物で決定される)ものに一般的に
使用される。一方、半自動式の組合せ秤は、被計量物の
単体重量が目標重量値の1/5〜1/7程度であり、全自動式
のもので処理する単体重量よりも大きいものに使用さ
れ、また本来ハンドリングが難しく又は損傷し易い被計
量物を計量するために使用される。
ところで、上記全自動式あるいは半自動式の組合せ秤を
問わず、それらの参加可能な全ての計量機(組合せ秤を
構成する各秤をいう)の組合せによっては、目標重量値
に対する許容範囲内の組合せが成立しない場合がある。
この場合に、上述のように被計量物の単体重量が目標重
量値に比してはるかに小さいものを計量する全自動式の
組合せ秤においては、最も計量値の小さい計量機に追加
投入することにより、新たな組合せが構成されるように
して、目標重量値を得るような解決手段が採用されてい
る。
しかし、被計量物の単体重量が大きく例えば5〜7個で
目標重量値に達してしまうようなものを計量する半自動
式の組合せ秤は、上述の全自動式の組合せ秤と同じ解決
手段を採用すると、その一つの計量機の計量値がすでに
目標重量値を越えたり、あるいは越えないまでも他の計
量機との組合せが不可能な程大きな値になり、上記解決
手段は半自動式の組合せ秤の解決手段にはなり得ない。
このため、半自動式の組合せ秤において、第2図,第3
図に示すような、計量機の受皿となる計量槽1の上方に
供給槽がない形式のものでは、直接作業者が計量槽1か
ら被計量物mを取り出すとともに別の被計量物を投入し
て、新たな組合せが構成されるようにして、上記問題を
解決していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記直接作業者が計量槽から被計量物を取り出
すとともに別の被計量物を投入する場合には、手で入れ
替えるため被計量物の傷みは少ないものの、非常に手間
がかかり、また無作為に取り出すため、次の組合せにお
いても再度目標重量値に対する許容範囲内の組合せが得
られない場合が多く、再々組合せをしなければならない
ことが少なくないという欠点があった。
ところで、上述のような半自動式の組合せ秤で計量され
る代表的な非計量物に鶏肉がある。この鶏肉の場合には
鶏の発育程度により被計量物の単体重量が定まるが、こ
の発育程度は入荷する養鶏場毎に異なり、且つ一般に一
つの養鶏場の鶏の発育程度は概ね一定している傾向があ
る。
本考案は、上述のような現象に着目し、その被計量物の
単体重量あるいはそのバラツキ等に合わせて、適宜排出
個数(あるいは入れ替え個数)および排出基準が選択で
きよう構成された、組合せ効率(組合せの成立性)の高
い、半自動式の組合せ秤を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) 本考案の要旨とするところは、計量手段を具備し排出可
能な複数の計量槽を列状に配列し、その下方に秤外方に
搬出するための搬送コンベヤが配設されている半自動式
の組合せ秤であって、 上記複数の計量槽の計量値を組合せ演算する演算手段
と、演算により予め設定された目標重量値に最も近い組
合せが許容範囲内にあるか否か判断する判断手段と、上
記判断が許容範囲外であると判断した場合に、全ての計
量槽の中で計量値の大きい計量槽を又選択手段が作動し
ている場合には上記計量値の大きい計量槽と目標重量値
の1/2以上の計量値を示す計量槽を検出する検出手段
と、検出手段で検出された計量値の大きい計量槽の内か
ら排出する計量槽の数を設定する設定手段と、目標重量
値の1/2以上の計量値を示す計量槽を検出し排出するか
否か選択する選択手段と、上記検出された計量槽を又上
記選択手段が作動している場合には上記検出された計量
槽と目標重量値の1/2以上の計量値を示す計量槽を作業
者に表示する表示手段と、手動で被計量物が入れ替えら
れた後に再組合せを指示する再組合せ指示手段と、再組
合せにおいても目標重量値に対する許容範囲内の組合せ
が得られない場合に、上記設定手段により設定された計
量槽の又上記選択手段が作動している場合には上記設定
された計量槽と上記目標重量値の1/2以上の計量値を示
す計量槽の被計量物を搬送コンベヤ上に排出するよう制
御し、被計量物が搬送コンベヤ上に排出されると、この
搬送コンベヤを、適正な組合せが行われた場合と異なる
方向に搬出するよう制御する制御手段を具備しているこ
とを特徴とする半自動式の組合せ秤にある。
(作用) しかして、上述のように構成された半自動式の組合せ秤
は、計量手段により各計量槽の計量値を検出し、この計
量値を用いて組合せ演算手段により目標重量値に最も近
い組合せを演算し、判断手段によりその組合せが予め設
定された目標重量値の許容範囲内にあるか否か判断し、
その判断が許容範囲外である場合には、経験則により適
正な組合せを得る確率が低いと推定される計量値の大き
な計量槽を検出しこの計量槽の中から設定手段により設
定された数の計量槽を作業者に表示する。また、その
際、「計量槽の計量値が、目標重量値を平均組合せ数で
除したもの(一つの計量槽に入れる被計量物の量で、本
明細書及び図面において『目標投入重量』という)より
大きい計量槽が多い場合には、選択手段をONにして作動
させれば、目標重量値の1/2以上の計量値を示す計量槽
を検出し表示する。従って、作業者は上記表示された計
量槽の被計量物を取り出し新たな被計量物を供給すれば
よい。
このように、組合せの成立の可能性が低い計量槽の被計
量物を入れ替えることにより、次の再組合せにおいて組
合せが成立する可能性が飛躍的に向上する。
さらに、上記再組合せにおいてもなお組合せが成立しな
いときには、最初と同じ条件で検出された計量槽の中か
ら設定手段で設定された数の計量槽の又は選択手段が作
動しているときには上記設定された数の計量槽と目標重
量値の1/2以上の値を示す計量槽の被計量物が排出手段
により搬送コンベヤ上に排出される。
このように、検出された計量槽の内、設定された数の又
は選択手段が作動しているときには上記設定された数の
計量槽と目標重量値の1/2以上の値を示す計量槽だけ排
出されるので、経験的に何個の計量槽を排出するのが最
も効率が良く組合せがおこなわれるのか又その被計量物
の単体重量値の傾向(各肉片の重量値のバラツキ具合、
あるいは各肉片が「重め」あるいは「軽め」であるか)
に合わせて適宜弾力的に(被計量物の傾向に合わせて)
運転することができる。そして、制御手段は上記被計量
物を適正な組合せが行われた場合に搬出される方向と異
なる方向に搬出するよう搬送コンベヤを制御する。
上述のように、本組合せ秤では、第1ステップとして、
適正な組合せを得る確率が低いと推定される上記条件に
合う計量槽が、被計量物の入れ替えにより、新たな計量
値を示す計量槽となるため、つぎの再組合せでは、目標
重量値の許容範囲内の組合せが得られる可能性が極めて
高くなる。そして、上記被計量物の入れ替えは、必要な
計量槽のもののみ手でおこなわれるため、被計量物の傷
みも最小限に抑えられる。
さらに、第2ステップとして、再組合せにおいても、目
標重量値に対する許容範囲内の組合せが得られないとき
のみ、上記第1ステップと同じ条件に合った計量槽のみ
検出して自動的に排出するため、必要以上に被計量物を
損傷することなく且つ最も効率よく計量することができ
る。このように、被計量物の単体重量値の傾向に合わせ
て弾力的に検出条件を設定するとともに、排出する計量
槽の選択に、二つのステップを設け、必要最小限の被計
量物の入れ替えあるいは排出によって、最も効率のよい
組合せの成立を図り、手動による入れ替えの利点と自動
による搬出の利点を取り入れることにより、被計量物の
無用の損傷の防止、並びに作業者の労働の軽減と、組合
せ作業の合理化を図ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら、より具体
的に説明する。
第1図は計量槽と計量機(計量手段)を一系統だけ記載
した本実施例にかかる半自動式の組合せ秤の全体の構成
を示すブロック図、第2図は組合せ秤の構造を示す正面
図、第3図は同じく組合せ秤の構造を示す第2図のI−
I矢視での断面図、第4図は一連の作動を示すフローチ
ャートである。
第1図において、Aは組合せ秤の秤本体、Bは組合せ秤
の制御装置である。第2図,第3図に図示するように、
秤本体Aには計量槽1が列状(本実施例の場合には、左
右二列に一列が7個直線状)に配設され、各計量槽1は
被計量物を下方に排出するゲート1aを具備する。この計
量槽1の上方には被計量物を供給する開口部2が、また
計量槽の下方には計量槽1から下方に排出された被計量
物を制御装置Bの指示により外方の任意の側に搬出する
正逆転可能な搬送コンベヤ3が配設されている。また、
上記計量槽1は、それぞれ計量部(ロードセル)5(第
1図,第3図参照)で支持されることによって計量機を
形成し、計量槽1内の被計量物の重量を計量することが
できるよう構成されている。
また、図示しないが、搬送コンベヤ3の一方の端部(第
2図において左端部)には、包装機が配設され、また他
方の端部(第2図において右端部)には、不良組合せに
かかる被計量物の回収槽が配設されている。
そして、本組合せ秤は、第1図に図示する制御装置Bを
具備し、この制御装置Bは概略において以下のような構
成からなる。即ち、制御装置Bは、上記計量部5からの
重量信号をA/D変換(アナログ/デジタル変換)する
A/D変換器6、CPU(中央演算素子)7、計量槽1の
ゲートを駆動するゲート駆動回路8、計量値等を記憶す
る記憶装置(RAM)9、プログラムを記憶している記憶装
置(ROM)10を具備している。そして、上記CPU7は、各計
量槽の計量値を用いて組合せをおこない、該組合せの結
果が目標重量値に対し許容範囲内にあるか否か判定し、
上記ゲート1aの開閉を制御し、また搬送コンベヤ3の運
転を制御する。
そして、上記制御装置Bは、組合せ秤の他の各部と電気
的に接続されている。即ち、組合せ秤の各計量機の計量
部5、搬送コンベヤ3、再組合せスイッチ11、排出する
計量槽の数を設定する設定器12、目標重量値の1/2以上
の計量値のものを検出・排出するか否か選択する選択ス
イッチ13、上記検出された計量槽を表示する表示器14等
と、電気的に接続されている。
また、実際の組合せ秤の制御装置の場合には、複数の検
出部からの信号を処理するためのマルチプレクサ等を具
備する。
そして、上記制御装置Bは、上記計量部5からの重量信
号をデータ(各計量値)として受取り所定の組合せ演算
をし、あるいはこの結果と後述する設定器からの指示に
もとづいて演算(検出あるいは判定等)し、また組合せ
秤の一連の処理工程のプログラム(第4図のフローチャ
ート参照)に従ってこれらの実行及び制御等をする。
しかして、上述のように構成された本組合せ秤は、上記
制御装置Bのプログラム(第4図)により、以下のよう
に作用する。以下、第4図に示すフローチャートの流れ
に従って、適宜第1図〜第3図を参照しながら、説明す
る。
最初に、各データあるいは設定値等の初期化が行われる
(ステップ1)。次に、作業者は上記設定器12で排出個
数を、選択スイッチ13で「作動」,「非作動」を設定す
る(ステップ2)。上記設定器12での排出個数の設定
は、被計量物の『目標投入重量』(「目標重量値/平均
組合せ数」の値)と被計量物を構成する単体(一塊の肉
片)重量との関係、各『目標投入重量』のバラツキ具
合、上記単体のバラツキ具合等から、作業の状況から経
験により又そのときの組合せ成立程度との関係から設定
され、上記例でいうと鶏肉の入荷先(養鶏場)が変わっ
たとき等、必要に応じて変更される。また、選択スイッ
チ13の「作動」,「非作動」は、その組合せにおいて、
一つの計量槽へ投入されている実際の投入量が、上記
『目標投入重量』より大きいものが多い場合には、「作
動」状態にする。上記の場合には、目標重量値の1/2以
上のものが組合せに選ばれる可能性が少ないためであ
る。そして、上記設定が完了すると、作業者は手で各計
量槽に被計量物を『目標投入重量』を目安に投入する
(ステップ3)。投入が完了したことを判断して、各計
量槽の計量部5はその計量値を制御装置Bに送り、この
制御装置Bで組合せ演算をおこなう(ステップ4)。
次に、制御装置Bは組合せが成立したか否か判断する
(ステップ5)。
上記「ステップ5」において、成立している場合には、
「ステップ19」へ移行する。
一方、不成立の場合には、「ステップ6」に移行し、こ
こで上記設定した設定値の値、即ち排出個数が読込まれ
る。
次に、『目標投入重量』に対して最も大きいものから順
に、上記設定値の数だけ計量槽を選ぶ(ステップ7)。
続いて、「ステップ8」で選択スイッチ13が「作動」か
「非作動」かを判断する。
「作動」である場合には、「ステップ9」に移行し、こ
こで目標重量値の1/2以上の値の計量槽を検出する(選
ぶ)。
一方、「非作動」である場合には「ステップ10」に移行
する。
「ステップ10」では、上記「ステップ7」と、上記「作
動」になっているときには「ステップ9」で選ばれた計
量槽を、表示器14に表示する。次に、「ステップ11」
で、作業者は手で上記表示されている計量槽の被計量物
を新たなものと入れ替え、再組合せスイッチ11をONにす
る。
「ステップ12」に移行し、この「ステップ12」で再組合
せの演算がなされる。
次に、組合せが成立したか否か判断する(ステップ1
3)。
「ステップ13」で組合せ不成立の場合には、 「ステップ14」に移行し、ここで『目標投入重量』に対
して最も大きいものから順に、上記設定値の数だけ計量
槽を選ぶ。
次に、「ステップ15」で選択スイッチ13が「作動」か
「非作動」かを判断する。
「作動」である場合には、「ステップ16」に移行し、こ
こで目標重量値の1/2以上の値の計量槽を検出する(選
ぶ)。
一方、「ステップ15」で選択スイッチ13が「非作動」で
ある場合には、「ステップ17」に移行する。
続く「ステップ17」で、上記「ステップ14」と上記「作
動」である場合には「ステップ16」で選ばれた計量槽の
ゲート1aを「開」にして、これらの計量槽内の被計量物
を搬送コンベヤ上に自動的に排出させる。
そして、「ステップ18」で、搬送コンベヤ3を逆転させ
て、適正な組合せがおこなわれた場合の「ステップ21」
とは反対の方向(回収槽側)に、被計量物を排出する。
一方、上記「ステップ13」において、目標重量値の許容
範囲内の組合せが成立している場合には、「ステップ1
9」に移行し、平均組合せ数を制御装置の記憶装置(RAM)
9に記憶する。これは、常に『目標投入重量』を適正な
値に修正するためである。
そして、続く「ステップ20」で上記組合せに選ばれた計
量槽のゲート1aを「開」にして、これらの計量槽内の被
計量物を搬送コンベヤ上に排出させる。
次に、「ステップ21」に移行し、ここで搬送コンベヤを
正転させて、包装機側に被計量物を搬出する。
上記「ステップ18」あるいは「ステップ21」で、計量作
業の一サイクルを終了する。
そして、次のサイクルでも上記各ステップに従って処理
されるのであるが、ここではそれ以前のサイクルで得ら
れた組合せが成立し易いと推定される上記「排出個数の
設定値」あるいは選択スィッチの「作動」,「非作動」
の選択に関する状況(この状況は各作業者が判断し、必
要であれば最も適正な判断をすると思われる者が各作業
者に指示してもよい)に従って、上記設定あるいは選択
がなされる。
本実施例にかかる組合せ秤は、上述のように、被計量物
の条件等の状況等の変化に応じて、作業者の経験則が有
効に組合せ秤に反映でき、比較的簡単な構成でもって、
非常に組合せの成立性の高い半自動式の組合せ秤とな
る。
このため、無用に被計量物を損傷することなく、且つ効
率の良い計量作業を行うことができる。
尚、上記実施例では不良組合せの被計量物を適正な組合
せにかかる被計量物と反対の方向に排出しているが、反
対でなくとも、途中で分岐して、振り分けてもよい。
(効果) 本考案にかかる組合せ秤は、上述のように、被計量物の
条件等の状況等の変化に応じた、作業者の有する融通性
のある経験則を、半自動式の組合せ秤に上手く適合させ
るような構成となっているため、以下のような効果を有
する。
即ち、被計量物の条件等の状況等の変化に応じて最も適
切に目標重量値に対する許容範囲内の組合せが行われる
ため、作業効率が著しく向上するとともに、回収槽に戻
る被計量物は必要最小限の量となり、被計量物の損傷は
最小限に抑えられる。従って、損傷し易い生鮮食料品の
計量作業も何等問題なく行うことができる。また、作業
者も、従来のもの比べて作業に手間がかからなくなるた
め、労働条件も大幅に緩和される。
【図面の簡単な説明】
第1図は計量槽と検出部を一系統だけ記載した本実施例
にかかる半自動式の組合せ秤の全体の構成を示すブロク
図、第2図は計量機の構造を示す正面図、第3図は同じ
く計量機の構造を示す第2図のI−I矢視での断面図、
第4図は一連の作動を示すフローチャートである。 A……秤本体、B……制御装置、1……計量槽、3……
搬送コンベヤ、5……計量部、11……再組合せスイッ
チ、12……設定器、13……選択スイッチ、14……表示
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】計量手段を具備し排出可能な複数の計量槽
    を列状に配列し、その下方に秤外方に搬出するための搬
    送コンベヤが配設されている半自動式の組合せ秤であっ
    て、 上記複数の計量槽の計量値を組合せ演算する演算手段
    と、演算により予め設定された目標重量値に最も近い組
    合せが許容範囲内にあるか否か判断する判断手段と、上
    記判断が許容範囲外であると判断した場合に、全ての計
    量槽の中で計量値の大きい計量槽を又選択手段が作動し
    ている場合には上記計量値の大きい計量槽と目標重量値
    の1/2以上の計量値を示す計量槽を検出する検出手段
    と、検出手段で検出された計量値の大きい計量槽の内か
    ら排出する計量槽の数を設定する設定手段と、目標重量
    値の1/2以上の計量値を示す計量槽を検出し排出するか
    否か選択する選択手段と、上記検出された計量槽を又上
    記選択手段が作動している場合には上記検出された計量
    槽と目標重量値の1/2以上の計量値を示す計量槽を作業
    者に表示する表示手段と、手動で被計量物が入れ替えら
    れた後に再組合せを指示する再組合せ指示手段と、再組
    合せにおいても目標重量値の許容範囲内の組合せが得ら
    れない場合に、上記設定手段により設定された計量槽の
    又上記選択手段が作動している場合には上記設定された
    計量槽と上記目標重量値の1/2以上の計量値を示す計量
    槽の被計量物を上記搬送コンベヤ上に排出するよう制御
    し、被計量物が搬送コンベヤ上に排出されると、この搬
    送コンベヤを、適正な組合せが行われた場合と異なる方
    向に搬出するよう制御する制御手段を具備していること
    を特徴とする半自動式の組合せ秤。
JP2789989U 1989-03-10 1989-03-10 半自動式の組合せ秤 Expired - Lifetime JPH0631380Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2789989U JPH0631380Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 半自動式の組合せ秤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2789989U JPH0631380Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 半自動式の組合せ秤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02118840U JPH02118840U (ja) 1990-09-25
JPH0631380Y2 true JPH0631380Y2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=31250802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2789989U Expired - Lifetime JPH0631380Y2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 半自動式の組合せ秤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0631380Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007248240A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Yamato Scale Co Ltd 組合せ秤および組合せ計量方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001243074A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Yamato Scale Co Ltd プログラム配信可能な組合せ秤及びプログラム配信可能な組合せ秤システム
JP2006125925A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Yamato Scale Co Ltd 組合せ秤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007248240A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Yamato Scale Co Ltd 組合せ秤および組合せ計量方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02118840U (ja) 1990-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5998740A (en) Method and apparatus for weight controlled portioning of articles having non-uniform weight
JPH0631380Y2 (ja) 半自動式の組合せ秤
EP0105756B1 (en) Combinatorial weighing apparatus and method
US11971292B2 (en) Combinatorial weighing device
JPH064283Y2 (ja) 組合せ秤の作業指示・監視システム
JP4676837B2 (ja) 組合せ秤
JP2012237603A (ja) 組合せ秤
JP5844133B2 (ja) 組合せ秤
JP5331471B2 (ja) 半自動式組合せ秤
TW202218756A (zh) 組合秤量機
JP2007248240A (ja) 組合せ秤および組合せ計量方法
JP5897949B2 (ja) 選別組合せ装置
JP2517302Y2 (ja) 個数選別機能付組合せはかり
JP2975091B2 (ja) 滞留物品処理装置付き組合せ秤
JP5944075B2 (ja) 選別組合せ装置
JPS60247121A (ja) 組合わせはかり
JP3544738B2 (ja) 選別組合せ秤
JP7146626B2 (ja) 計量装置
JPH064284Y2 (ja) 半自動式の組合せ秤
KR102275169B1 (ko) 수산물 정량계량 시스템 및 그 방법
JP5839466B2 (ja) 重量選別機
JP6203615B2 (ja) 組合せ計数装置
JP3439525B2 (ja) 優先処理装置付き組合せ秤
JP5823308B2 (ja) 重量選別機
JP2016106227A (ja) 選別組合せ装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term