JPH06313706A - リード検査方法および装置 - Google Patents

リード検査方法および装置

Info

Publication number
JPH06313706A
JPH06313706A JP12536993A JP12536993A JPH06313706A JP H06313706 A JPH06313706 A JP H06313706A JP 12536993 A JP12536993 A JP 12536993A JP 12536993 A JP12536993 A JP 12536993A JP H06313706 A JPH06313706 A JP H06313706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
leads
reference plane
flatness
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12536993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Matsukura
等 松倉
Takumi Obuchi
卓美 大渕
Kaname Kudo
要 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Navitas Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Navitas Co Ltd
Akita Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Navitas Co Ltd, Akita Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12536993A priority Critical patent/JPH06313706A/ja
Publication of JPH06313706A publication Critical patent/JPH06313706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 SOJ・ICのリード平坦度をリードを面に
接触させずに検査する。 【構成】 SOJ・IC1が裏返された状態で、リード
測定装置16により各リード3の実装面までの距離が測
定され、その距離から各リードの高さが演算される。各
リードの高さが隣合う3本のリード間で比較されて実装
面が最も低いリードが消去される。残りの各リードの高
さが隣合う3本のリード間で比較されて最も低いリード
が消去される。この作業が繰り返され3本のリードが同
時に接触する基準面が想定される。想定された基準面と
各リードの高さとが比較されて、実装面の位置が基準面
から反パッケージ方向に最も離れたリードの間隔が平坦
度として決定される。 【効果】 SOJ・ICのリード平坦度がパッケージ実
装面側から測定した各リード3の距離を使用して検査さ
れるため、リードを検査ステージに接触させなくて済
み、リードの平面への接触に起因するリード曲がりや損
傷を回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リード検査技術、特
に、表面実装形パッケージを備えている半導体装置のリ
ードの平坦度を検査するリード検査技術に関し、例え
ば、スモール・アウトライン・Jリーディッド・パッケ
ージを備えている半導体集積回路装置(以下、SOJ・
ICという。)のリードの平坦度を検査するのに利用し
て有効なリード検査技術に関する。
【0002】
【従来の技術】SOJ・ICは、複数本のリードがパッ
ケージの一主面側に突出されて配列されており、これら
リードが配線基板の表面に当接された状態で実装される
ように構成されている表面実装形パッケージを備えてい
る半導体集積回路装置の一例である。
【0003】このようにリード群が表面実装されるSO
J・ICにおいては、プリント配線基板への表面実装作
業に際して、各リードの実装面がプリント配線基板に形
成された各ランドから浮き上がった状態になっている
と、はんだ付け不良が発生することになる。そして、こ
のリードの実装面がプリント配線基板に形成されたラン
ドから浮き上がった状態は、SOJ・ICの各リードの
曲がりや変形等に起因して発生することが多々ある。
【0004】そこで、一般に、SOJ・ICの製造工場
においては、SOJ・ICの製品出荷に際して、SOJ
・ICのリードの平坦度についてリード検査が実施され
ている。ここで、SOJ・ICのリードの平坦度は、リ
ード群のうち配線基板の表面からの浮き上がり量が最大
になるリードにおけるその浮き上がり量をもって表され
ている。
【0005】このようなSOJ・ICの平坦度について
のリード検査方法として、次のようなリード検査方法が
ある。すなわち、SOJ・ICがリードを下向きにされ
て検査テーブルの上に載置される。この載置状態で、S
OJ・ICの側面外方からテレビカメラによってリード
群列が撮映される。そして、撮映されたリード群列の画
像が画像認識処理されることによって、リードの下端面
である実装面と、その実装面が接触すべきテーブルの上
面との隙間が認識される。この隙間寸法の最大値が検査
対象であるSOJ・ICのリードの平坦度として特定さ
れる。
【0006】なお、このような表面実装形パッケージを
備えている半導体装置のリード検査技術を述べてある例
として、特開平3−2608号公報、がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たSOJ・ICのリード検査方法においは、リードがテ
ーブルの上面に当接されるため、SOJ・ICがテーブ
ルにローディングおよびアンローディングされるに際し
て、リードが曲げられたり傷付けられたりする可能性が
ある。
【0008】本発明の目的は、表面実装形パッケージを
備えている半導体装置のリードの平坦度を、リードを平
面に接触させることなくして、しかも、パッケージの実
装面側から測定した各リードの寸法を使用して検査する
ことができるリード検査技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。すなわち、複数本のリードがパッケージの一主
面側に突出されて配列されており、これらリードが配線
基板の表面に当接された状態で実装されるように構成さ
れている表面実装形パッケージを備えている半導体装置
のリード検査方法であって、前記リード群のうち前記配
線基板の表面からの浮き上がり量が最大になるリードに
おけるその浮き上がり量に相当する平坦度を検出するリ
ード検査において、前記半導体装置の実装面側に設定さ
れた測定面から前記各リードの実装面までの距離がそれ
ぞれ測定される測定工程と、前記測定工程によって測定
された各リードの距離に基づく値が隣合う3本のリード
間で比較されて、3本のリードのうちその実装面が最も
前記パッケージ側に位置するリードが消去され、さら
に、残りの各リードの距離に基づく値隣合う3本のリー
ド間で比較されて3本のリードのうちその実装面が最も
前記パッケージ側に位置するリードが消去され、この消
去作業が繰り返されることにより、3本のリードの実装
面が同時に接触することによって構成される基準面が想
定される基準面想定工程と、基準面想定工程によって想
定された基準面の前記距離に基づく値と、前記測定工程
によって測定された各リードの距離に基づく値のそれぞ
れとが比較されて、その実装面の位置がその基準面から
パッケージと反対側の方向に最も離れたリードにおける
その間隔が求められ、その間隔が平坦度として決定され
る平坦度決定工程とを備えていることを特徴とする。
【0011】
【作用】前記した手段によれば、表面実装形パッケージ
を備えている半導体装置のリードの平坦度が、パッケー
ジの実装側主面から測定した各リードの寸法を使用して
検査されているため、リードを平面に接触させなくて済
む。したがって、リードの平面への接触に起因するリー
ド検査作業に伴うリードの曲がりや損傷等の不良の発生
を未然に回避することができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるSOJ・IC
のリード検査装置を示すブロック図である。図2(a)
は本発明の一実施例であるSOJ・ICのリード検査方
法の検査対象物であるSOJ・ICを示す平面図、
(b)はそのSOJ・ICの実装状態を示す斜視図であ
る。図3以降は本発明の一実施例であるSOJ・ICの
リード検査方法の各工程を説明するための各説明図であ
る。
【0013】本実施例において、本発明に係るリード検
査装置は、表面実装形パッケージを備えている半導体装
置の一例であるSOJ・ICのリードの平坦度を検査す
るリード検査装置として構成されている。
【0014】本実施例において、このリード検査装置の
検査対象であるSOJ・IC1は、樹脂が用いられて図
2に示されているように長方形の平板形状に成形された
樹脂封止パッケージ2を備えており、この樹脂封止パッ
ケージ2には20本のリード3が10本宛、その長辺側
の一対の側面からそれぞれ突設されている。両側面のそ
れぞれにおいて、リード3群の列は5本宛両側(以下、
左右側とする。)に分けられて等間隔に配置されてい
る。また、各リード3は樹脂封止パッケージ2の一主面
(以下、実装側主面という。)に突出されて、断面形状
がJ字形状になるように屈曲成形されている。
【0015】そして、このように構成されているSOJ
・IC1は、図2(b)に示されているように、プリン
ト配線基板4に表面実装される。樹脂封止パッケージ2
の実装側主面がプリント配線基板4側に向けられて、プ
リント配線基板4に各リード3に対応するように配列さ
れた各ランド5に各リード3が整合されて当接される。
この状態で、プリント配線基板4およびSOJ・IC1
にリフローはんだ付け処理が施される。この処理によっ
て、各リード3とランド5との間にはんだ付け層(図示
せず)が形成される。このはんだ付け層によって、各リ
ード3とランド5との間が電気的かつ機械的に接続され
るため、SOJ・IC1がプリント配線基板4に表面実
装された状態になる。
【0016】本実施例において、SOJ・ICのリード
検査装置は、前記構成に係るSOJ・IC1のリード3
群のうちプリント配線基板4のランド5からの浮き上が
り量が最大になるリード3におけるその浮き上がり量に
相当する平坦度を検出するように構成されている。
【0017】このSOJ・ICのリード検査装置10は
リード測定ステージ11を備えており、このステージ1
1はSOJ・IC1の樹脂封止パッケージ2を実装側主
面を上に向けて載置し得るように構成されている。この
測定ステージ11には一対の第1位置決め部材12と、
一対の第2位置決め部材13とがそれぞれ設備されてい
る。両第1位置決め部材12、12は測定ステージ11
に裏向きに載置されたSOJ・IC1の樹脂封止パッケ
ージ2の両長辺に両側から当接することにより、短辺方
向の位置決めを実行するようになっており、両第2位置
決め部材13、13は測定ステージ11に裏向きに載置
されたSOJ・IC1の樹脂封止パッケージ2の両短辺
に両側から当接することにより、長辺方向の位置決めを
実行するようになっている。
【0018】リード測定ステージ11の上方には直交ロ
ボット(以下、ロボットという。)14が水平に設備さ
れており、このロボット14にはリード測定装置16が
垂直方向下向きに設備されている。そして、ロボット1
4はその駆動がコントローラ15によって制御されるよ
うに構成されており、リード測定装置16を水平面内に
おいてXY方向に移動させるようになっている。
【0019】リード測定装置16は投光装置および受光
装置(いずれも図示せず)を備えており、投光装置によ
ってリードに測定光16aが照射され、この測定光16
aのリード3からの全反射光16bが受光されるように
構成されている。そして、リード3からの反射光16b
の受光装置における状態によって、リード測定装置16
がロボット14によって水平移動される水平面内からリ
ード3の実装面までの距離Lが測定されるようになって
いる。
【0020】このリード測定装置16にはマイクロコン
ピュータ等から構成されている演算装置20が接続され
ており、この演算装置20はリード位置特定部21を備
えている。このリード位置特定部21には前記ロボット
14のコントローラ15が接続されている。ロボット1
4のコントローラ15はリード測定装置16の水平面内
における位置情報を入力するように構成されており、こ
の位置情報に基づいて、リード位置特定部21は各リー
ド3の水平面内の位置座標(以下、XY座標という。)
を特定するようになっている。
【0021】演算装置20はリード測定装置16および
リード位置特定部21に接続されたリード高さ測定部2
2を備えており、この測定部22はリード測定装置16
から送信されて来る距離に関する測定データーに基づき
各リード3の高さをそれぞれ求めるように構成されてい
る。ここで、リード3の高さは、樹脂封止パッケージ2
の実装側主面からリード3方向のリード高さの相対値と
して設定され、その値はZ座標値として求められる。Z
座標値は、樹脂封止パッケージ2の実装側主面を含む平
面においてリード群列が並んだ直線(X軸に相当す
る。)からの垂直距離であり、Z軸はX軸の原点から垂
直に立てられた軸となる。
【0022】演算装置20はメモリー23を備えてお
り、このメモリー23はリード高さ測定部22によって
求められた各リード3のZ座標値を各リード3のXY座
標に対応させてそれぞれ記憶するようになっている。
【0023】メモリー23には基準面想定手段としての
基準面想定部24が接続されており、この基準面想定部
24はメモリー23から各リード3の各座標値を順次読
み出して後述する比較処理および消去処理を実行するこ
とにより、3本のリード3の実装面が同時に接触するこ
とによって構成される基準面を想定するように構成され
ている。
【0024】本実施例において、基準面想定部24には
基準面想定補正部25が接続されており、基準面想定補
正部25の他の入力端には補正データーメモリー26が
接続されている。基準面想定補正部25は、基準面想定
部24によって想定された基準面を構成する3本のリー
ドのXY座標の組合せと、重心補正データーメモリー2
6に記憶された重心を含む3本のリードのXY座標の組
合せとを照合して、基準面想定部24が想定した基準面
のうち、メモリー26に記憶されていない組合せによる
基準面は想定から消去する処理を実行するように構成さ
れている。
【0025】基準面想定補正部25には平坦度決定手段
としての平坦度決定部27が接続されており、この平坦
度決定部27の他の入力端にはメモリー23が接続され
ている。そして、この平坦度決定部27はメモリー23
から各リード3のZ座標値を順次読み出して、各リード
3のZ座標値と、基準面想定補正部25によって想定さ
れた基準面におけるZ座標値とを後述するように比較す
ることにより、想定された各基準面において、その実装
面の位置が当該基準面から樹脂封止パッケージと反対側
の方向に最も離れたリード3におけるその間隔をそれぞ
れ求め、さらに、求められた複数の間隔値のうち、最大
値をその検査対象であるSOJ・IC1の平坦度として
決定するように構成されている。
【0026】本実施例において、平坦度決定部27には
良否判定部28が接続されており、この判定部28の他
の入力端には許容値設定部29が接続されている。この
判定部28は平坦度決定部27によって決定された平坦
度の値が、許容値設定部29に設定されている平坦度の
許容値以内に入っているか否かを照合するように構成さ
れている。すなわち、判定部28は決定された平坦度の
値が許容値の範囲内である場合には良品と判定し、範囲
外である場合には不良品と判定する。
【0027】次に、本発明の一実施例であるSOJ・I
Cのリード検査方法を前記構成に係るリード検査装置が
使用される場合について説明する。
【0028】まず、検査対象物であるSOJ・IC1が
測定ステージ11の上に、その樹脂封止パッケージ2の
実装側面が上向きになるように配されてローディングさ
れる。続いて、第1位置決め部材12および第2位置決
め部材13によってSOJ・IC1が測定ステージ11
の上に位置決めされる。
【0029】次いで、リード測定装置16がロボット1
4によって水平移動されながら、各リード3の距離Lを
測定する。この測定装置16の測定データーは演算装置
20のリード高さ測定部22に送信される。リード高さ
測定部22は測定中にロボット14のコントローラ15
から送信されて来る各リード3の位置を示すXY座標値
と、リード測定装置16からの測定データーとを対応さ
せて、各リード3のZ座標値をそれぞれ求める。求めら
れた各リード3についてのZ座標値はメモリー23に記
憶される。
【0030】全てのリード3についての測定が終了する
と、リード測定装置16は待機位置に戻される。測定済
みのSOJ・IC1は測定ステージ11からアンローデ
ィングされ、次のSOJ・IC1が測定ステージ11に
ローディングされる。この検査対象物の交換作業中、後
述するリード平坦度に関する検査作業が並行処理され
る。
【0031】ここで、本実施例に係るSOJ・ICのリ
ード検査方法においては、SOJ・IC1がリード3群
を上向きに配置された状態で、リード3の平坦度の検出
が実行されるため、各リード3とプリント配線基板4の
ランド5との接触関係が仮想的に想定されることにな
る。すなわち、SOJ・IC1がリード3群を上向きに
配置された状態では、平坦度を決定する各リード3とプ
リント配線基板4のランド5との間の隙間を作るプリン
ト配線基板4の実装面が存在しないため、当該プリント
配線基板4の実装面に相当する基準面を仮想的に想定す
る必要がある。
【0032】そして、本実施例に係るSOJ・ICのリ
ード検査方法においては、SOJ・ICがリード群を上
向きにして平面に載置された状態における仮想の基準面
(以下、基準面という。)が求められる。この基準面か
ら下方に位置するリードの先端までの距離の最大値が平
坦度として特定される。
【0033】ところで、SOJ・ICがプリント配線基
板に実装されるに際して、SOJ・ICは少なくとも3
本のリードにおいて接触した状態になるので、前記基準
面はこの少なくとも3本のリードによって構成される平
面に依存するものとして求められる。そこで、SOJ・
ICがリード群を下にして平面に置かれた状態で、この
平面に接触する可能性がないリードは、基準面を決定す
るのに考慮する必要がないリードであるため、基準面を
決定するのに使用する3本のリードから消去してよいこ
とになる。
【0034】そして、この基準面を決定するのに使用し
ないリード群は、隣合う3本のリード(R−1)、
(R)、(R+1)における一対の傾きa(r−1→
r)とa(r−1→r+1)との比較によって消去する
ことができる。すなわち、次の式の場合には残され、
式の場合は消去される。 a(r−1→r)>a(r−1→r+1)・・・ a(r−1→r)≦a(r−1→r+1)・・・
【0035】すなわち、式の場合においては、リード
(R)はリード(R−1)よりもパッケージと反対方向
に突出しているので、リード(R−1)よりも平面に接
触する可能性がある。これに対して、式の場合におい
ては、リード(R)はリード(R−1)よりも下方に位
置しているので、リード(R−1)よりも平面に接触す
る可能性がない。
【0036】ここで、リード(R−1)のX座標および
Z座標が、(Xr-1 、Zr-1 )、リード(R)のX座標
およびZ座標が、(Xr 、Zr )、リード(R−1)の
X座標およびZ座標が、(Xr+1 、Zr+1 )であると、
前式は次の式に、前式は次の式にそれぞれ展開
される。ここで、X座標は各リードのピッチ方向の位置
を示し、Z座標は各リードの高さ方向の位置を示してい
る。
【0037】 (Zr −Zr-1 )/(Xr −Xr-1 )>(Zr+1 −Zr-1 )/(Xr+1 −Xr- 1 )・・・ (Zr −Zr-1 )/(Xr −Xr-1 )≦(Zr+1 −Zr-1 )/(Xr+1 −Xr- 1 )・・・
【0038】そして、本実施例においては、演算装置2
0の基準面想定部24において端に位置する第1リード
1 から順番に隣合うリードが3本順次選択され、その
選択の都度、前記式ととが使用されて、考慮外のリ
ードが消去されて行く。
【0039】例えば、第1リードR1 から第10リード
10までの測定結果が図3(a)に示されている座標図
の通りであったとする。
【0040】ここで、図3中、X座標は仮想のZ軸から
の各リードR1 〜R10の距離に相当し、この距離はリー
ドの幅方向の中心線までの距離である。また、Z座標は
仮想のX軸からの各リードR1 〜R10の先端までの距離
に相当し、この距離はリードの幅方向の中心線における
先端の距離である。
【0041】そして、例えば、X1 は第1リードR1
X座標値であり、Z軸から第1リードR1 までの距離に
相当する。X2 は第2リードR2 のX座標値であり、Z
軸から第2リードR2 までの距離に相当する。したがっ
て、座標値X2 と座標値X1との差、X2 −X1 は、S
OJ・ICのピッチPに相当する。
【0042】また、例えば、Z1 は第1リードR1 のZ
座標値であり、X軸から第1リードR1 の先端までの距
離に相当する。すなわち、Z座標値Z1 は第1リードR
1 の高さに相当する。同様に、Z2 は第2リードR2
Z座標値であり、第2リードR2 の高さに相当する。
【0043】そして、本実施例において、第1リードR
1 〜第10リードR10のZ座標値Z1 〜Z10はメモリー
23から基準面想定部24に必要に応じて読み出される
ようになっている。
【0044】そして、基準面想定部24において、図3
(a)に示されているように、端リードである第1リー
ドR1 について、第2リードR2 との間の傾きa(1→
2)、および第3リードR3 との間の傾きa(1→3)
の関係が次の通り求められる。 (Z2 −Z1 )/(X2 −X1 )=(Z3 −Z1 )/
(X3 −X1 )=a(1→2)=a(1→3) すなわち、第1リードR1 と第2リードR2 との間の傾
きa(1→2)は、第1リードR1 と第3リードR3
の間の傾きa(1→3)と等しい。したがって、前記式
ととの関係により第2リードR2 は基準面を決定す
るのに使用されないものとして、消去される。
【0045】第2リードR2 が消去されると、比較すべ
き3本のリードが選択されるに際して本来左側へ戻るべ
きであるのが、第1リードR1 の左側は存在しないた
め、次の比較は、先頭を変えず第1リードR1 、第3リ
ードR3 、第4リードR4 で比較を行う。そして、第1
リードR1 について、第3リードR3 との傾きa(1→
3)と、第4リードR4 との傾きa(1→4)との関係
が次の通り求められる。 (Z3 −Z1 )/(X3 −X1 )>(Z4 −Z1 )/
(X4 −X1 )=a(1→3)>a(1→4) したがって、この比較では消去は行われず次へ進む。
【0046】前の比較で消去が行われなかったので、先
頭を1つずらし、第3リードR3 、第4リードR4 、第
5リードR5 で比較を行う。そして、第3リードR3
ついて、第4リードR4 との傾きa(3→4)と、第5
リードR5 との傾きa(3→5)との関係が次の通り求
められる。 (Z4 −Z3 )/(X4 −X3 )<(Z5 −Z3 )/
(X5 −X3 )=a(3→4)<a(3→5) したがって、第4リードR4 が消去される。
【0047】第4リードR4 が消去されると、次に比較
すべき3本のリードが選択されるに際して第1リードR
1 に戻り、第1リードR1 について、第3リードR3
の傾きa(1→3)と、第5リードR5 との傾きa(1
→5)との関係が次の通り求められる。 (Z3 −Z1 )/(X3 −X1 )<(Z5 −Z1 )/
(X5 −X1 )=a(1→3)<a(1→5) したがって、第3リードR3 が消去される。
【0048】第3リードR3 が消去されると、比較すべ
き3本のリードが選択されるに際して本来左側へ戻るべ
きであるのが、第1リードR1 の左側は存在しないた
め、次の比較は、先頭は変えず第1リードR1 、第5リ
ードR5 、第6リードR6 で比較を行う。そして、第1
リードR1 について、第5リードR5 との傾きa(1→
5)と、第6リードR6 との傾きa(1→6)との関係
が次の通り求められる。 (Z5 −Z1 )/(X5 −X1 )>(Z6 −Z1 )/
(X6 −X1 )=a(1→5)>a(1→6) したがって、この比較では消去は行われず次へ進む。
【0049】前の比較で消去が行われなかったので、先
頭を1つずらし、第5リードR5 、第6リードR6 、第
7リードR7 で比較を行う。そして、第5リードR5
ついて、第6リードR6 との傾きa(5→6)と、第7
リードR7 との傾きa(5→7)との関係が次の通り求
められる。 (Z6 −Z5 )/(X6 −X5 )<(Z7 −Z5 )/
(X7 −X5 )=a(5→6)<a(5→7) したがって、第6リードR6 が消去される。
【0050】第6リードR6 が消去されると、次に比較
すべき3本のリードが選択されるに際して第1リードR
1 に戻り、第1リードR1 について、第5リードR5
の傾きa(1→5)と、第7リードR7 との傾きa(1
→7)との関係が次の通り求められる。 (Z5 −Z1 )/(X5 −X1 )>(Z7 −Z1 )/
(X7 −X1 )=a(1→5)>a(1→7) したがって、この比較では消去は行われず次へ進む。
【0051】前の比較で消去が行われなかったので、先
頭を1つずらし、第5リードR5 、第7リードR7 、第
8リードR8 で比較を行う。そして、第5リードR5
ついて、第7リードR7 との傾きa(5→7)と、第8
リードR8 との傾きa(5→8)との関係が次の通り求
められる。 (Z7 −Z5 )/(X7 −X5 )<(Z8 −Z5 )/
(X8 −X5 )=a(5→7)<a(5→8) したがって、第7リードR7 が消去される。
【0052】第7リードR7 が消去されると、次に比較
すべき3本のリードが選択されるに際して第1リードR
1 に戻り、第1リードR1 について、第5リードR5
の傾きa(1→5)と、第8リードR8 との傾きa(1
→8)との関係が次の通り求められる。 (Z5 −Z1 )/(X5 −X1 )>(Z8 −Z1 )/
(X8 −X1 )=a(1→5)>a(1→8) したがって、この比較では消去は行われず次へ進む。
【0053】前の比較で消去が行われなかったので、先
頭を1つずらし、第5リードR5 、第8リードR8 、第
9リードR9 で比較を行う。そして、第5リードR5
ついて、第8リードR8 との傾きa(5→8)と、第9
リードR9 との傾きa(5→9)との関係が次の通り求
められる。 (Z8 −Z5 )/(X8 −X5 )>(Z9 −Z5 )/
(X9 −X5 )=a(5→8)>a(5→9) したがって、この比較では消去は行われず次へ進む。
【0054】前の比較で消去が行われなかったので、先
頭を1つずらし、第8リードR8 、第9リードR9 、第
10リードR10で比較を行う。そして、第8リードR8
について、第9リードR9 との傾きa(8→9)と、第
10リードR10との傾きa(8→10)との関係が次の
通り求められる。 (Z9 −Z8 )/(X9 −X8 )<(Z10−Z8 )/
(X10−X8 )=a(8→9)<a(8→10) したがって、第9リードR9 が消去される。
【0055】第9リードR9 が消去されると、次に比較
すべき3本のリードが選択されるに際して第5リードR
5 に戻り、第5リードR5 について、第8リードR8
の傾きa(5→8)と、第10リードR10との傾きa
(5→10)との関係が次の通り求められる。 (Z8 −Z5 )/(X8 −X5 )>(Z10−Z5 )/
(X10−X5 )=a(5→8)>a(5→10) したがって、この比較では消去は行われない。
【0056】以上の工程によって、第1リードR1 〜第
10リードR10について、平面に接触する可能性がある
3本のリードの組合せを求めるための第1段階の演算が
実行されたことになる。その結果、第1リードR1 、第
5リードR5 、第8リードR8 および第10リードR10
が接触する可能性があるとして残されたことになる。
【0057】また、第11リードR11から第20リード
20までの測定結果が図3(b)に示されている座標図
の通りであったとする。
【0058】そして、前述した第1リードR1 〜第10
リードR10に対する比較および消去処理と同様にして、
この第11リードR11〜第20リードR20について平面
に接触する可能性がある3本のリードの組合せを求める
と、第11リードR11、第13リードR13、第16リー
ドR16および第20リードR20が求められることにな
る。
【0059】次に、以上の比較および消去処理によって
残ったリード群のうちから、前側のリードR1 〜R10
群列と後側のリードR11〜R20の群列毎に2点の組み合
わせが作られる。残ったリードが、第1リードR1 (以
下、R1 と略す。他のリードについても同じ。)、
5 、R8 、R10、R11、R13、R16、R20である場合
の組み合わせは、次の通りになる。すなわち、(R1
5 )、(R5 、R8 )、(R8 、R10)、(R11、R
13)、(R13、R16)、(R16、R20)、である。
【0060】次に、基準面想定部24において、2点の
組み合わせに対応する反対側のリード群列における平面
に接触する可能性のある3点目のリードが、すなわち、
こちら側の2本のリードの組合せと協働して基準面を構
成する3本目のリードが、次のようにして求められる。
【0061】例えば、図4(a)に示されているよう
に、片側のR1 〜R10群列におけるR5 とR8 とを通る
直線により基準面想定直線Lが想定される。この基準面
想定直線Lは傾きa(5→8)を有する。
【0062】図4(b)に示されているように、反対側
のR11〜R20群の列の測定値に対して反対側のR1 〜R
10群列の基準面想定直線Lによる補正が加えられる。こ
こで、基準面想定直線Lは反対向きになり、傾きは、−
a(5→8)となる。
【0063】そして、図4(c)に示されているよう
に、補正後、R11〜R20群の列において最も高いR
17が、R5 とR8 と共に一つの基準面を構成する3点目
になる。
【0064】図4(d)に示されているように、R5
8 とR17とが水平になるようにZ方向の座標値が補正
される。
【0065】以上の3点目を求める処理が前掲したリー
ドの2点の組み合わせのそれぞれについて、基準面想定
部24において実行される。この処理によって基準面を
構成する3点のリードの組み合わせが複数、求められ
る。
【0066】ところで、例えば、平面を構成する3点の
リードがパッケージの左側領域に片寄って位置していた
場合、重心を含まないので、この3点のリードは実装に
際してはプリント配線基板に接触するリードにはなり得
ない。
【0067】そこで、基準面を構成する3点のリードの
組み合わせのうち、3点が構成する三角形の内側に重心
が位置する状態になる3点のリードの組み合わせが、基
準面想定補正部25において抽出される。
【0068】ここで、20ピンのSOJ・ICにおい
て、3点が構成する三角形の内側に重心が位置する状態
になる3点のリードの組合わせは決まっており、予め求
めておくことができる。そして、これらの3点のリード
の組み合わせはメモリー26に予め記憶されている。
【0069】したがって、基準面想定補正部25におい
ては、メモリー26に記憶された3点のリードの組み合
わせ群のうちに、前述した基準面を構成する3点のリー
ドの組み合わせのそれぞれが存在するか否かを比較する
だけで、前述した基準面を構成する3点のリードの組み
合わせ群のうち、重心を含む組み合わせを抽出すること
ができる。
【0070】以上のようにして抽出された重心を含む3
点のリードの組み合わせによって構成される基準面が、
基準面として残されて想定される。そして、この基準面
は単一とは限らず、複数になる場合も有り得る。
【0071】次に、平坦度決定部27において、これら
の基準面のZ座標値からR1 〜R20のZ座標値の差を求
めることにより、各基準面毎についての平坦度がそれぞ
れ算出される。すなわち、平坦度決定部27はメモリー
23からR1 〜R20のZ座標値を順次読み出して各基準
面のZ座標値と順次比較して行き、その差をそれぞれ算
出する。そして、それぞれ算出された基準面の平坦度の
うち、最大値となる平坦度がこのSOJ・ICの平坦度
であると、決定される。
【0072】以上のようにして決定されたSOJ・IC
1の平坦度は、平坦度決定部27から良否判定部28に
送信される。そして、良否判定部28において、この決
定された平坦度が許容値設定部29に設定されている許
容値の範囲内に入っているか否かが判定される。すなわ
ち、良否判定部28において、決定された平坦度の値が
許容値の範囲内である場合には良品と判定され、範囲外
である場合には不良品と判定される。
【0073】良品と判定されたSOJ・IC1は出荷工
程に送られる。しかし、不良品と判定されたSOJ・I
C1は再検査工程またはリード修正工程に送られる。
【0074】以上説明した前記実施例によれば次の効果
が得られる。 (1) 表面実装形パッケージを備えている半導体装置
の一例であるSOJ・IC1におけるリード3の平坦度
が、樹脂封止パッケージ2の実装面側から測定した各リ
ード3の寸法が使用されて検査されるため、SOJ・I
C1のリード3の平坦度の検査に際して、リード3を検
査ステージに接触させなくて済む。
【0075】(2) SOJ・IC1が検査ステージに
対してローディングおよびアンローディングされるに際
して、リード3が検査ステージに接触されることによっ
て起こるリードの曲がりや損傷等の不良の発生が、前記
(1)により未然に防止することができる。
【0076】(3) リード3の平坦度の検査に際し
て、画像認識処理を使用しなくて済むため、リード検査
装置が簡単な構造になるとともに、ソフトウエアの負担
をも軽減することができ、しかも、平坦度を求める時間
を大幅に短縮化することができる。
【0077】(4) 検査対象物であるSOJ・IC1
の検査ステージ11へのローディングやアンローディン
グ作業およびリード測定作業と、リードの平坦度を決定
するための演算処理とを同時進行処理することができる
ため、検査作業時間をより一層短縮することができる。
【0078】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0079】例えば、平坦度の良否判定は自動的に実行
されるように構成するに限らず、決定された平坦度の数
値を表示させるように構成してもよい。
【0080】基準面想定補正部は場合によっては省略す
ることができる。
【0081】リードの寸法を実際に測定するためのリー
ド測定装置としては、前記構成に係るレーザーを用いた
距離測定装置を使用するに限らず、ラインセンサ等を用
いてリードの側方からリードの長さ自体を測定するよう
に構成されているリード測定装置等を使用してもよい。
【0082】リード検査方法は前記構成に係るリード検
査装置を使用するに限らず、他の構成に係るリード検査
装置を使用することができる。
【0083】なお、リードの本数や配置等について限定
がないことはいうまでもない。
【0084】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるSOJ
・ICのリード検査技術に適用した場合について説明し
たが、それに限定されるものではなく、QFJ・IC、
SOP・IC、QFP・IC、SOI・IC、QFI・
IC等の表面実装形パッケージを備えている半導体集積
回路装置におけるリードの平坦度検査技術全般に使用す
ることができる。
【0085】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0086】表面実装形パッケージを備えている半導体
装置におけるリードの平坦度が、パッケージの実装面側
から測定した各リードの寸法が使用されて検査されるた
め、表面実装形パッケージを備えている半導体装置にお
けるリードの平坦度検査に際して、リードを検査ステー
ジに接触させなくて済み、その結果、検査対象物である
表面実装形パッケージを備えている半導体装置が検査ス
テージに対してローディングおよびアンローディングさ
れるに際して、リードが検査ステージに接触されること
によって起こるリードの曲がりや損傷等の不良の発生
を、未然に防止することができる。
【0087】表面実装形パッケージを備えている半導体
装置におけるリードの平坦度の検査に際して、画像認識
処理を使用しなくて済むため、リード検査装置が簡単な
構造になるとともに、ソフトウエアの負担をも軽減する
ことができ、しかも、平坦度を求める時間を短縮化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるSOJ・ICのリード
検査装置を示すブロック図である。
【図2】(a)は本発明の一実施例であるSOJ・IC
のリード検査方法の検査対象物であるSOJ・ICを示
す平面図、(b)はそのSOJ・ICの実装状態を示す
斜視図である。
【図3】本発明の一実施例であるSOJ・ICのリード
検査方法の一工程を説明するための各説明図である。
【図4】本発明の一実施例であるSOJ・ICのリード
検査方法の一工程を説明するための各説明図である。
【符合の説明】
1…SOJ・IC(半導体装置)、2…樹脂封止パッケ
ージ、3…リード、4…プリント配線基板、5…ラン
ド、10…SOJ・ICのリード検査装置、11…リー
ド測定ステージ、12…第1位置決め部材、13…第2
位置決め部材、14…直交ロボット、15…コントロー
ラ、16…リード測定装置、20…演算装置、21…リ
ード高さ特定部、22…リード高さ測定部、23…メモ
リー、24…基準面想定部、25…基準面想定補正部、
26…基準面想定補正メモリー、27…平坦度決定部、
28…良否判定部、29…許容値設定部、R1 〜R10
第1リード〜第10リード、R11〜R20…第11リード
〜第20リード、X1 …第1リードR1 のX座標値、X
2 …第2リードR2 のX座標値、Z1 …第1リードR1
のZ座標値、Z2 …第2リードR2 のZ座標値、a(1
→2)…第1リードR1 と第2リードR2 との間の傾
き、a(1→3)…第1リードR1 と第3リードR3
の間の傾き。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大渕 卓美 秋田県南秋田郡天王町天王字長沼64 アキ タ電子株式会社内 (72)発明者 工藤 要 秋田県秋田市川尻町字大川反170番地26 太平工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のリードがパッケージの一主面側
    に突出されて配列されており、これらリードが配線基板
    の表面に当接された状態で実装されるように構成されて
    いる表面実装形パッケージを備えている半導体装置のリ
    ード検査方法であって、前記リード群のうち前記配線基
    板の表面からの浮き上がり量が最大になるリードにおけ
    るその浮き上がり量に相当する平坦度を検出するリード
    検査方法において、 前記半導体装置の実装面側に設定された測定面から前記
    各リードの実装面までの距離がそれぞれ測定される測定
    工程と、 前記測定工程によって測定された各リードの距離に基づ
    く値が隣合う3本のリード間で比較されて、3本のリー
    ドのうちその実装面が最も前記パッケージ側に位置する
    リードが消去され、さらに、残りの各リードの距離に基
    づく値が隣合う3本のリード間で比較されて3本のリー
    ドのうちその実装面が最も前記パッケージ側に位置する
    リードが消去され、この消去作業が繰り返されることに
    より、3本のリードの実装面が同時に接触することによ
    って構成される基準面が想定される基準面想定工程と、 基準面想定工程によって想定された基準面の前記距離に
    基づく値と、前記測定工程によって測定された各リード
    の距離に基づく値のそれぞれとが比較されて、その実装
    面の位置がその基準面からパッケージと反対側の方向に
    最も離れたリードにおけるその間隔が求められ、その間
    隔が平坦度として決定される平坦度決定工程と、 を備えていることを特徴とするリード検査方法。
  2. 【請求項2】 前記基準面想定工程において想定された
    基準面のうち、基準面を構成する3本のリードによって
    囲まれた三角形の範囲内に重心が位置しない基準面が想
    定から消去される基準面想定補正工程を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のリード検査方法。
  3. 【請求項3】 複数本のリードがパッケージの一主面側
    に突出されて配列されており、これらリードが配線基板
    の表面に当接された状態で実装されるように構成されて
    いる表面実装形パッケージを備えている半導体装置のリ
    ード検査装置であって、前記リード群のうち前記配線基
    板の表面からの浮き上がり量が最大になるリードにおけ
    るその浮き上がり量に相当する平坦度を検出するリード
    検査装置において、 前記半導体装置の実装面側に配置されており、任意に設
    定された測定面から前記各リードの実装面までの距離を
    それぞれ測定するように構成されている測定装置と、 前記測定装置によって測定された各リードの距離に基づ
    く値が隣合う3本のリード間で比較されて、3本のリー
    ドのうちその実装面が最も前記パッケージ側に位置する
    リードが消去され、さらに、残りの各リードの距離に基
    づく値隣合う3本のリード間で比較されて3本のリード
    のうちその実装面が最も前記パッケージ側に位置するリ
    ードが消去され、この消去作業が繰り返されることによ
    り、3本のリードの実装面が同時に接触することによっ
    て構成される基準面が想定される基準面想定手段と、 基準面想定手段によって想定された基準面の前記距離に
    基づく値と、前記測定手段によって測定された各リード
    の距離に基づく値のそれぞれとが比較されて、その実装
    面の位置がその基準面からパッケージと反対側の方向に
    最も離れたリードにおけるその間隔が求められ、その間
    隔が平坦度として決定される平坦度決定手段と、 を備えていることを特徴とするリード検査装置。
JP12536993A 1993-04-28 1993-04-28 リード検査方法および装置 Pending JPH06313706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12536993A JPH06313706A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 リード検査方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12536993A JPH06313706A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 リード検査方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06313706A true JPH06313706A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14908431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12536993A Pending JPH06313706A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 リード検査方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06313706A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100885946B1 (ko) * 2002-05-29 2009-02-26 주식회사 포스코 측면 절단된 스트립의 직선도 자동 측정장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100885946B1 (ko) * 2002-05-29 2009-02-26 주식회사 포스코 측면 절단된 스트립의 직선도 자동 측정장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6640002B1 (en) Image processing apparatus
US5477138A (en) Apparatus and method for testing the calibration of a variety of electronic package lead inspection systems
WO1998026641A1 (fr) Composant electronique et son procede et son dispositif de montage
US4941256A (en) Automatic visual measurement of surface mount device placement
US20080291468A1 (en) Apparatus and method for measuring height of protuberances
JP3225067B2 (ja) リード測定方法
JPH06313706A (ja) リード検査方法および装置
TWI841850B (zh) 檢查資料製作方法、檢查資料製作裝置及檢查裝置
US6437355B1 (en) Apparatus for judging whether bump height is proper or not
JP2000013097A (ja) 部品搭載装置
CN114942246A (zh) 基于3D共焦传感器检测MiniLED焊接质量的方法、设备
US5489843A (en) Apparatus and method for testing the calibration of electronic package lead inspection system
JP2599812B2 (ja) 光学検査装置
JP2005353750A (ja) 電子部品搭載装置の保守管理装置
JP4557471B2 (ja) 半導体装置実装体の平坦度検査方法及び装置
JPH0315707A (ja) リード検査方法およびそれに使用されるリード測定装置並びにリード検査装置
JP2005167235A (ja) 電子部品とその実装方法
JPH033941B2 (ja)
JPH0372203A (ja) 半田付け部の外観検査方法
JPH0719855A (ja) 平坦度検査装置
JPH05335388A (ja) 半導体装置のリード平坦度検査方法
JP3009759B2 (ja) 面実装用部品のリード線検査方法及び装置
JP3586981B2 (ja) 電子部品のリードの高さ検査方法
JPH063365B2 (ja) 実装部品半田付け部の検査方法
US6543127B1 (en) Coplanarity inspection at the singulation process