JPH05335388A - 半導体装置のリード平坦度検査方法 - Google Patents

半導体装置のリード平坦度検査方法

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JPH05335388A
JPH05335388A JP9883291A JP9883291A JPH05335388A JP H05335388 A JPH05335388 A JP H05335388A JP 9883291 A JP9883291 A JP 9883291A JP 9883291 A JP9883291 A JP 9883291A JP H05335388 A JPH05335388 A JP H05335388A
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JP
Japan
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lead
semiconductor device
leads
flatness
tip
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Pending
Application number
JP9883291A
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English (en)
Inventor
Masanori Yoshida
政典 吉田
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Hitachi Ltd
Akita Electronics Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Akita Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Akita Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検査半導体装置の重心及び仮想実装面から
最も離れた3つのリードの先端座標を用いて三角形の平
面を作って基準を作ることで、リード先端の平坦度の検
査を自動的に高信頼度かつ高速で行えるようにする。 【構成】 リード曲がりの無い理想的な半導体装置のリ
ード先端の仮想実装面を定め、この仮想実装面と検査対
象のIC1のリード2の各先端との間の距離を測定し、
この測定距離の最も長いものから3つのリードL1,L
2,L3を選び、IC1の重心Pが内在するように前記
複数のリード2の先端座標によって作られる三角形によ
る平面を前記仮想実装面と比較することによりリード平
坦度を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置のリード先端
の平坦度を検査する技術、特に、J−ベンド型の各リー
ドの平坦度検査をソフトウェア的に行うために用いて効
果のある技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Jベンド型のリードを有する半導体装置
(以下、ICという)、例えば、プラスチック・リーデ
ッド・チップ・キャリア(PLCC)型、SOJ型、更
にはクワッド・フラット・パッケージ(QFP)型、ス
モール・アウトライン・パッケージ(SOP)型などに
おいては、基板のパターン上に載置した状態で接触面に
はんだ付けをする実装形態がとられる。このため、リー
ドの内の1つでもICの底面から浮き上がっていると、
図4のように、IC1のリード先端面に基板3からdX
の浮きが発生し、基板3のパターンに接続されないリー
ド2が出て、装置に動作不良を生じることになる。した
がって、リード先端の平坦度を維持することは、重要な
製品管理項目の1つになっている。
【0003】ところで、本発明者は、ICのリード先端
の平坦度の検査の自動化について検討した。以下は、本
発明者によって検討された技術であり、その概要は次の
通りである。
【0004】すなわち、リード先端の平坦度を検査する
方法として、平坦度が吟味された板、ブロックなどの上
にリードを下にしてIC1を載置し、カメラで横方向か
ら撮影して画像処理を行うことにより、載置面とリード
先端面との間に隙間が生じているか否かで判定する。
【0005】或いは、図5に示すように、Jベンド型の
リード2を有するIC1を検査台4に載置(リード2を
浮かせた状態で)し、このIC1の下面を基準にして平
坦度の測定を行っている。或いは、各辺のリード群より
近似直線を求めて基準を得ることで平坦度を測定してい
る。
【0006】また、図6に示すように、複数(リードの
設けられている辺の数だけ必要で、例えば、QFPであ
れば4台)のカメラで撮影した結果に基づいて平坦度を
測定することも行われている。この場合、各カメラごと
に最小二乗法によって基準線(近似直線)を求め、この
基準線とリード先端面の延長線との角度の有無をもって
平坦度を決定することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の如く
板やブロックの上に直接ICを載せた場合、リードの頂
点に照明を当ててカメラで撮影しても鮮明な画像が得ら
れない。また、基準を下面や近似直線にした場合、実際
に基板に実装する場合の平坦度とは異なる面や線が基準
になるため、測定が誤差を含んだ値になるという問題の
あることが本発明者によって見出された。例えば、図7
のように平坦度不良が検出されたIC1であっても、基
板3に実装すると図8に示す様にリード2のいずれにも
浮きが生じない。このような場合、平坦度不良とする必
要がないにもかかわらず、従来においては平坦度不良と
みなされていた。
【0008】また、複数のカメラによって画像処理を行
うものでは、図5に示すように、複数のカメラで基準線
を参照して測定を行うと、どのカメラも良品を判定して
いるにもかかわらず、実際にはカメラ(1) とカメラ(2)
の間の基準線の高さずれ(dX )やカメラ(3) が基準線
と実装面との角度ずれ(θ)などを生じている不良品の
場合もある。
【0009】そこで、本発明の目的は、リード先端の平
坦度の検査を自動的に高信頼かつ高速に行うことのでき
る技術を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0012】すなわち、リード曲がりの無い理想的な半
導体装置のリード先端の仮想実装面を定め、この仮想実
装面と被検査半導体装置の各リード先端との間の距離を
測定し、この測定距離の最も長いものから3つのリード
を選び、被検査半導体装置の重心が内在するように前記
複数のリードの先端座標によって作られる三角形による
平面を前記仮想実装面と比較することによりリード平坦
度を評価するようにしている。
【0013】
【作用】上記した手段によれば、理想的なリード先端面
である仮想実装面に対し、リード形状が最も悪い3つの
リードをもとに作成した三角形による平面とを比較す
る。これにより、被検査半導体装置を基板へ実装したと
きと同等の状況下で、高速で平坦度を判定することがで
きる。
【0014】
【実施例】図1、図2及び図3は本発明によるリード平
坦度検査方法を説明する説明図である。
【0015】まず、図2に示すように、検査対象のIC
1(被検査半導体装置)を図5に示したように、検査台
4の上に各リードを浮かせた状態でセットし、この状態
のままIC1を4方向からテレビカメラで撮影する。こ
の撮像結果に対し、リード曲がりの無い理想的なICに
対し、全てのリードの先端面が接触するような平面(仮
想実装面)SLを想定し、平面とリード先端の各々との
間の距離dX1,dX2,dX3・・・dXnを測定する。な
お、実際に用いる測定結果は最も長い数個であるので、
全数について行う必要はない。
【0016】ついで、上記測定結果に基づいて、測定距
離の最も長かったリード3本を選び、その先端座標を用
いて、図1に示すように、リードL1,L2,L3を結
ぶ三角形を形成する。この三角形が含まれる平面内にI
C1の重心Pが存在(IC1の底面に対して垂直な面
内)するか否かを判定する。重心Pが有れば、リードL
1,L2,L3を結んで得た三角形と想定した平面との
間のづれを測定して平坦度を判定する。このように、重
心Pの存在の有無を判定基準の1つにした理由は、IC
1の全面を比較対象に含めるためである。
【0017】以上のように、三角形による基準面を形成
することで、従来のように反射式の照明装置による撮像
画像の不鮮明になる問題及びIC1を検査台4によって
浮かせた場合に検査基準が無くなるという問題が共に解
決され、図8のケースも良品として判定できるようにな
る。また、重心を三角形作成の条件に用いた理由は、画
像処理装置で単純にリード全数の組み合わせから決定し
ようとすると、処理時間が長くなるためである。重心を
用いることにより、絶対に有り得ないケースを最初から
組み合わせを考慮せずに済ませることができ、処理時間
を短縮することが可能になる。
【0018】ところで、最も長かったリード3本を選ん
でも、図3に示すように、形成した三角形内にIC1の
重心Pが含まれない場合が生じる。この場合には、図3
の点線に示す三角形が形成されるまで、重心Pを含む第
3のリードL4を探し出す処理を行えばよい。
【0019】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0020】また、以上の説明では、主として本発明者
によってなされた発明をその利用分野であるJベント型
リードを有する半導体装置に適用した場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、例えば、SO
P型、SOJ型にも同様に適用可能である。
【0021】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0022】すなわち、リード曲がりの無い理想的な半
導体装置のリード先端の仮想実装面を定め、この仮想実
装面と被検査半導体装置の各リード先端との間の距離を
測定し、この測定距離の最も長いものから3つのリード
を選び、被検査半導体装置の重心が内在するように前記
複数のリードの先端座標によって作られる三角形による
平面を前記仮想実装面と比較することによりリード平坦
度を評価するようにしたので、被検査半導体装置を基板
へ実装したときと同等の状況において定量的な平坦度検
査を高速でかつ自動的に行うことができる。
【0023】また、本発明によれば、半導体装置のリー
ド平坦度検査を高信頼度で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリード平坦度検査方法により平坦度の
基準面を作るための三角形の策定処理を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の方法において想定平面と各リード先端
間の距離測定を示す説明図である。
【図3】本発明の方法において三角形が製品重心から外
れた際の三角形の再策定処理を示す説明図である。
【図4】従来技術によるリード先端面の浮きの発生状態
を示す説明図である。
【図5】従来技術の一例を示す説明図である。
【図6】従来の平坦度測定の他の例を示す説明図であ
る。
【図7】平坦度不良が発生した半導体装置の一例を示す
説明図である。
【図8】図7の半導体装置を基板に実装した状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 半導体基板(IC) 2 リード 3 基板 4 検査台 SL 平面(仮想実装面) P 重心 L1 リード L2 リード L3 リード L4 リード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード曲がりの無い理想的な半導体装置
    のリード先端の仮想実装面を定め、この仮想実装面と被
    検査半導体装置の各リード先端との間の距離を測定し、
    この測定距離の最も長いものから3つのリードを選び、
    被検査半導体装置の重心が内在するように前記複数のリ
    ードの先端座標によって作られる三角形による平面を前
    記仮想実装面と比較することによりリード平坦度を評価
    することを特徴とする半導体装置のリード平坦度検査方
    法。
  2. 【請求項2】 前記被検査半導体装置は、Jベンド型の
    リードを有していることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置のリード平坦度検査方法。
JP9883291A 1991-04-30 1991-04-30 半導体装置のリード平坦度検査方法 Pending JPH05335388A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100552328B1 (ko) * 2003-07-28 2006-02-20 (주)알티에스 반도체 칩 검사 방법 및 반도체 칩의 토탈하이트와스탠드오프 측정방법
JP2013195384A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Toshiba Corp 検査装置、検査方法、及び、電子部品の製造方法

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