JPH0631326U - 電線管用コネクタ - Google Patents
電線管用コネクタInfo
- Publication number
- JPH0631326U JPH0631326U JP7079992U JP7079992U JPH0631326U JP H0631326 U JPH0631326 U JP H0631326U JP 7079992 U JP7079992 U JP 7079992U JP 7079992 U JP7079992 U JP 7079992U JP H0631326 U JPH0631326 U JP H0631326U
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- Japan
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- peripheral surface
- cylindrical portion
- connector
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 コネクタの円筒部に挿入された電線管の抜け
落ちを防止するため、円筒部に止めねじをねじ込む。し
かし、電線管端部の止めねじによる局部的変形が大き
く、電線管端部の補強を必要とする。 【構成】 コネクタ11の円筒部13に、その先端に押
え板20を有するボルト19をねじ込み、押え板20を
電線管12の外周面に圧接させる。
落ちを防止するため、円筒部に止めねじをねじ込む。し
かし、電線管端部の止めねじによる局部的変形が大き
く、電線管端部の補強を必要とする。 【構成】 コネクタ11の円筒部13に、その先端に押
え板20を有するボルト19をねじ込み、押え板20を
電線管12の外周面に圧接させる。
Description
【0001】
本考案は、電線管用コネクタに関し、特に、電線管の端部のコネクタからの抜 けを防止した電線管用コネクタに関する。
【0002】
建物や機械装置の電気配線には、電線保護のため、電線管は欠かせないもので 、その電線管を制御盤等のハウジングに接続するためのコネクタは、たとえば、 図5の構成のものを用いる。コネクタ1は電線管2の端部が挿入される円筒部3 と、電線管2の端部に対向する段部4と、外周面に設けたオネジ部5とからなる 。円筒部3の内径より僅かに小さな外径の電線管2が円筒部3内に挿入され、コ ネクタ1をハウジング6等にロックナット7により固定させる。
【0003】
電線管2は金属又はプラスチック管等の剛管、あるいは薄肉金属ウエブを螺旋 状に巻いたものや、図6に示すように表面に凹凸9を有する波打ち管あるいはこ れらに合成樹脂被覆を施した管等の可撓管等が用いられるが、配線工事の現場で コネクタ1の位置を確認し、必要な長さに切断し、この端部をコネクタ円筒部3 に挿入し、止めねじ10を円筒部3の径方向に締め込み、その先端を電線管3の 外周面に圧接させ、電線管3のコネクタ1からの抜けを防止する。尚、止めねじ 10は、円筒部3の周方向に複数個離間して配す。
【0004】 このような従来の構成においては、電線管2の止めがねじ10の先端と電線管 2の表面との圧接のみで行われるため、電線管2の抜け方向に対する止めが弱い 。特に、螺旋管や波打ち管等の表面に凹凸条を有する電線管においては、止めが 不安定となる。このため、図1に示すようにコネクタへの装着において、電線管 2の端部内周面にリング2′を螺合させ、止め部を補強する必要がある。また、 柔軟な管の取付に使用する場合、ねじの接触面積が少ないので局部的な負荷が大 きく、管が破れるなどの恐れがある。
【0005】 それ故に、本考案は、前述した不具合を解消させることを解決すべき課題とす る。
【0006】
本考案は、前述した課題を解決するために、基本的には、コネクタ円筒部に螺 合するボルトの先端に設けた押え板を電線管に圧接する手段を用いる。
【0007】 具体的には、本考案は、電線管の端部が挿入される円筒部と、電線管の端部に 対向する段部と、円筒部に螺合し且つその先端が電線管の外周面に向くボルトと 、および外周面に設けたオネジ部とを有し、ボルトの先端に方形の押え板を有し 、この押え板が円筒部内周面の凹溝に嵌合する電線管用コネクタを提供する。
【0008】 好ましくは、押え板がボルトに螺着したホルダーに保持され、押え板の外周面 に突条を有し、押え板の突条と対向する円筒部内周面に突条を有する。
【0009】
本考案では、ボルトの先端に押え板を有し、この押え板が電線管を圧するので 、局部的に負荷が大きくなることはない。
本考案の一例を図1〜図4を用いて説明する。コネクタ11は、電線管12が 挿入される円筒部13と、電線管12の端面と対向する段部14と、外表面に設 けたオネジ部15とを有す。オネジ部15にロックナット17を締付け、段部1 4の外側面にハウジング16を固定可能とする。
【0010】 コネクタ11の段部14の内側面であって、電線管12と対向する部分に環状 の溝部18を設ける。溝部18は、電線管12の切断端面を受けるに充分な深さ を有す。図1に示すように、電線管12を円筒部13内に挿入し、その端面を溝 部18の底に当接させた状態では、たとえ、端面にバリが残っても、このバリは 溝部18内にあり、電線に触れることがなく、電線表皮に損傷を与えることはな い。
【0011】 電線管12の端部は、コネクタ11の円筒部13に単に挿入され且つ電線管1 2の外径は円筒部12の内径より僅に小さいことから、コネクタ11より抜け易 い。 そこで、円筒部13の適所にボルト19を螺合させる。ボルト19の先端に押 え板20を配す。押え板20は、ダイカストにより作製した金属又は硬質プラス チック製のもので、ボルト19と共回りしないよう方形のもので、円筒部13の 内周面に設けた方形の凹溝21に配される。図3、図4に示すように押え板20 の内周面を円筒部13の内周面に沿うようにし、且つ周方向に延在する複数の離 間した突条22を設ける。これら突条22は、ボルト19の締め付けにより、接 続すべき電線管12が平滑な表面を有する場合、電線管12の表面に食い込んで それを保持する。また、持続すべき電線管の表面に凹凸条を有する場合、押え板 20の突条22が電線管12の凹溝に嵌まり、電線管12を堅固に固定する。限 定するものではないが、かかる凹溝を有する電線管12の場合、突条22のピッ チを電線管12の凹溝とほぼ等しいピッチとすることが好ましい。
【0012】 押え板20が凹溝21から抜け落ちないようにするため、合成樹脂製のホルダ ー23を用いるとよい。ホルダー23は、チャンネル型をなし、押え板20の上 面、両側面と下面の部を包み、円筒部13の凹溝21内に上下自在に収納される 。ホルダー23の上壁にボルト19が螺合し、ボルト19の回転がホルダー23 と押え板20とを凹溝21内で上下動させる。尚、押え板20とホルダー23と を一体成形としてもよい。 押え板20がボルト19により径方向内方へ移動すると、電線管12の外周面 に接し、その抜けを防止するが、抜け防止効果を一層高めるために、押え板20 と対向する円筒部13の内周面に突条24を設ける。押え板20が電線管12に 押し付けられると、その力を押え板20と対向する円筒部13の内周面で受ける が、その際、突条24が、電線管12の平坦外周面に喰い込むか、表面凹凸の電 線管12の場合凹溝に嵌まり、電線管12の軸方向の抜けを強固に防止する。突 条24は、押え板20の突条22と同数、同形状とする。
【0013】
以上、本考案によれば、コネクタからの電線管の抜け外れの危険がなく充分に 電線管を止めることができる。また、ホルダーにより押え部材の抜け落ちを防止 したため、作業性が向上する。 ねじに対向するコネクタの内周部に凸条を設けることにより、1または少数の ねじのみにより確実な止めを行うことができ、作業性に優れている。
【図1】本考案の一例のコネクタの断面図である。
【図2】本考案の一例の平面図である。
【図3】円筒部の断面図である。
【図4】ボルト部分の部分断面図である。
【図5】従来のコネクタの一部を断面で示す正面図であ
る。
る。
【図6】電線管の一例を示す図である。
11 電線管用コネクタ 12 電線管 13 円筒部 14 段部 15 オネジ部 17 ロックナット 18 溝部 19 ボルト 20 押え板
Claims (3)
- 【請求項1】 電線管の端部が挿入される円筒部と、電
線管の端部に対向する段部と、円筒部に螺合し且つその
先端が電線管の外周面に向くボルトと、および外周面に
設けたオネジ部とを有し、ボルトの先端に方形の押え板
を有し、この押え板が円筒部内周面の凹溝に嵌合する電
線管用コネクタ。 - 【請求項2】 押え板がボルトに螺着したホルダーに保
持され、押え板の外周面に突条を有する請求項1記載の
電線管用コネクタ。 - 【請求項3】 押え板の突条と対向する円筒部内周面に
突条を有する請求項2記載の電線管用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079992U JPH0631326U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 電線管用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079992U JPH0631326U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 電線管用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631326U true JPH0631326U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13441959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7079992U Pending JPH0631326U (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 電線管用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631326U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180054310A (ko) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 대한전선 주식회사 | 일체형 구조의 초고압 전력케이블 중간 접속함용 도체 연결 슬리브 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP7079992U patent/JPH0631326U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180054310A (ko) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 대한전선 주식회사 | 일체형 구조의 초고압 전력케이블 중간 접속함용 도체 연결 슬리브 |
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