JPS6112416Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112416Y2 JPS6112416Y2 JP5756681U JP5756681U JPS6112416Y2 JP S6112416 Y2 JPS6112416 Y2 JP S6112416Y2 JP 5756681 U JP5756681 U JP 5756681U JP 5756681 U JP5756681 U JP 5756681U JP S6112416 Y2 JPS6112416 Y2 JP S6112416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap member
- conduit
- wire bundle
- twisted wire
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Flexible Shafts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車、小型舟艇その他あらゆる産業
機器等の遠隔操作用として広く用いられる可撓性
押引操作用コントロールケーブルの導管の端未に
強固に加圧締着しうるキヤツプ部材の改良に関す
る。
機器等の遠隔操作用として広く用いられる可撓性
押引操作用コントロールケーブルの導管の端未に
強固に加圧締着しうるキヤツプ部材の改良に関す
る。
一般に此の種のコントロールケーブル(以下単
にケーブルという)の導管は可撓性の合成樹脂管
或は金属螺施管(以下内管という)の外周面に耐
伸縮性を得るために多数本の金属丸線(以下単に
素線という)を互に接する如く長いリードで螺施
状に撚付けた円筒状の撚付線束が設けられてい
る、又必要に応じて防水、防塵の目的で前記撚付
線束の外周面に合成樹脂等の被覆がなされている
ものもある。
にケーブルという)の導管は可撓性の合成樹脂管
或は金属螺施管(以下内管という)の外周面に耐
伸縮性を得るために多数本の金属丸線(以下単に
素線という)を互に接する如く長いリードで螺施
状に撚付けた円筒状の撚付線束が設けられてい
る、又必要に応じて防水、防塵の目的で前記撚付
線束の外周面に合成樹脂等の被覆がなされている
ものもある。
従来より前記導管に対する端未部材の締着は合
成樹脂の被覆のないものにあつては導管の端部を
キヤツプ部材の導管嵌挿孔(以下単に嵌挿孔とい
う)に嵌挿し、加締め付ける方法が行なわれてい
る、しかしかゝる従来のキヤツプ部材においては
加締め付けの外側方向からの強い加圧により加圧
部分の撚付線束の直径が小となることは避けられ
ず、前記内管の端未部も外側から押圧されてその
内孔径は小となり、該内孔に挿通されている内索
の摺動を阻害する欠点があつた、上述の如き欠点
を避けるために強い加圧ができず、キヤツプ部材
の強固な締着は望むべくもなかつた。
成樹脂の被覆のないものにあつては導管の端部を
キヤツプ部材の導管嵌挿孔(以下単に嵌挿孔とい
う)に嵌挿し、加締め付ける方法が行なわれてい
る、しかしかゝる従来のキヤツプ部材においては
加締め付けの外側方向からの強い加圧により加圧
部分の撚付線束の直径が小となることは避けられ
ず、前記内管の端未部も外側から押圧されてその
内孔径は小となり、該内孔に挿通されている内索
の摺動を阻害する欠点があつた、上述の如き欠点
を避けるために強い加圧ができず、キヤツプ部材
の強固な締着は望むべくもなかつた。
可撓性押引操作用のケーブルでは内索に引き荷
重は勿論押し荷重も加えられるので特に内索に強
い押し加重が加えられた場合は彎曲させて配設し
たケーブルの内索は内管の彎曲外側の内孔壁を強
く押圧し、これによつて機器に固定されている導
管の両端に締着したキヤツプ部材から導管を引き
離す方向に強く力が加わるのでキヤツプ部材の締
着は可能な限り強固なことが望ましい。かゝる上
述の如き欠点を解消するために、特公昭48−
30085号公報〔弊社出願(旧社名)同一人発明)
の如き方法が発明されている、即ち導管端部の撚
付線束の素線間の多少の隙間に少なくとも1本の
間隙線(図示せず)を挿入してキヤツプ部材の嵌
挿孔に嵌挿し、キヤツプ部材の全周を均一に加圧
することによつて撚付線束の直径が小さくなるこ
となく強固な締着が可能となる方法であつた、こ
の方法にあつては前記間挿線を別途製作し、かつ
締着作業の時に1本づゝ挿入しなければならない
面倒があつた。
重は勿論押し荷重も加えられるので特に内索に強
い押し加重が加えられた場合は彎曲させて配設し
たケーブルの内索は内管の彎曲外側の内孔壁を強
く押圧し、これによつて機器に固定されている導
管の両端に締着したキヤツプ部材から導管を引き
離す方向に強く力が加わるのでキヤツプ部材の締
着は可能な限り強固なことが望ましい。かゝる上
述の如き欠点を解消するために、特公昭48−
30085号公報〔弊社出願(旧社名)同一人発明)
の如き方法が発明されている、即ち導管端部の撚
付線束の素線間の多少の隙間に少なくとも1本の
間隙線(図示せず)を挿入してキヤツプ部材の嵌
挿孔に嵌挿し、キヤツプ部材の全周を均一に加圧
することによつて撚付線束の直径が小さくなるこ
となく強固な締着が可能となる方法であつた、こ
の方法にあつては前記間挿線を別途製作し、かつ
締着作業の時に1本づゝ挿入しなければならない
面倒があつた。
本考案の主たる目的は上述の如き従来の欠点を
解消したキヤツプ部材を提供するにある。
解消したキヤツプ部材を提供するにある。
本考案の実施例を図面によつて説明すると、第
1図及び第2図において、1は導管であつて合成
樹脂或いは金属螺旋管よりなる内管2の外周面に
多数本の鋼線等の金属素線3を互に接する如く長
いリードで螺旋状に撚付けられた円筒状の撚付線
束4からなつている、かゝる導管1の両端未(他
端も同様であり一端未部のみ図示)或は場合によ
つては一端部の撚付線束4の外周にその嵌挿孔7
の半径方向内向きに突出させかつ軸方向の突状と
した少なくとも一条の間挿突条8が設けられたキ
ヤツプ部材6を嵌覆させ、該キヤツプ部材6の全
周を均一に加圧することにより強固な締着を可能
ならしめた考案である。
1図及び第2図において、1は導管であつて合成
樹脂或いは金属螺旋管よりなる内管2の外周面に
多数本の鋼線等の金属素線3を互に接する如く長
いリードで螺旋状に撚付けられた円筒状の撚付線
束4からなつている、かゝる導管1の両端未(他
端も同様であり一端未部のみ図示)或は場合によ
つては一端部の撚付線束4の外周にその嵌挿孔7
の半径方向内向きに突出させかつ軸方向の突状と
した少なくとも一条の間挿突条8が設けられたキ
ヤツプ部材6を嵌覆させ、該キヤツプ部材6の全
周を均一に加圧することにより強固な締着を可能
ならしめた考案である。
本考案の作用と効果を説明すると、導管1の端
部を本考案によるキヤツプ部材6の嵌挿孔7に挿
入すると、該キヤツプ部材に設けられた間挿突条
8は、素線3の間の多少の隙間に挿入される、か
くしてキヤツプ部材6の外周を全周にわたつて均
一に加圧することによつてキヤツプ部材の嵌挿孔
は第2図に示す如く強固に撚付線束4の外周面の
凹凸に喰込み、かつ該キヤツプ部材の加圧締着に
よつて間挿突条8が挿入された撚付線束4も相互
の接触点9が幾分扁平に変形されて撚付線束の直
径は小さくなるが内管2に接する迄に従来になく
極めて強固な締着ができる、かくして撚付線束4
は内管2を押圧しないので内索5の摺動を阻害す
ることがない。
部を本考案によるキヤツプ部材6の嵌挿孔7に挿
入すると、該キヤツプ部材に設けられた間挿突条
8は、素線3の間の多少の隙間に挿入される、か
くしてキヤツプ部材6の外周を全周にわたつて均
一に加圧することによつてキヤツプ部材の嵌挿孔
は第2図に示す如く強固に撚付線束4の外周面の
凹凸に喰込み、かつ該キヤツプ部材の加圧締着に
よつて間挿突条8が挿入された撚付線束4も相互
の接触点9が幾分扁平に変形されて撚付線束の直
径は小さくなるが内管2に接する迄に従来になく
極めて強固な締着ができる、かくして撚付線束4
は内管2を押圧しないので内索5の摺動を阻害す
ることがない。
本考案のキヤツプ部材は従来用いられていた前
記間挿線に代えてこれに相当する突条をキヤツプ
部材の嵌挿孔の内面に設けることによりキヤツプ
部材と間挿線を一体となしたものであるので部材
の一体化による締着作業の簡素化は勿論のことそ
れに伴う作業時間の短縮を計ることのできた従来
にない極めて有効な優れた考案である。
記間挿線に代えてこれに相当する突条をキヤツプ
部材の嵌挿孔の内面に設けることによりキヤツプ
部材と間挿線を一体となしたものであるので部材
の一体化による締着作業の簡素化は勿論のことそ
れに伴う作業時間の短縮を計ることのできた従来
にない極めて有効な優れた考案である。
尚冒頭で述べた合成樹脂被覆を有する導管にあ
つても、端部の一部分の被覆を剥離して撚付線束
を螺出させた部分が挿入される部分の嵌挿孔に前
記間挿突条が部分的に設けられているものであつ
ても本願の技術思想の範畴に含まれることは勿論
である。
つても、端部の一部分の被覆を剥離して撚付線束
を螺出させた部分が挿入される部分の嵌挿孔に前
記間挿突条が部分的に設けられているものであつ
ても本願の技術思想の範畴に含まれることは勿論
である。
図面は本考案にかゝるものであつて、第1図は
本考案のキヤツプ部材の一使用例の要部の一部切
欠側面図、第2図は第1図のA−A断面拡大図、
第3図はキヤツプ部材の斜視図である。 1:導管、2:内管、3:金属丸線、4:撚付
線束、6:キヤツプ部材、7:導管嵌挿孔、8:
間挿突条。
本考案のキヤツプ部材の一使用例の要部の一部切
欠側面図、第2図は第1図のA−A断面拡大図、
第3図はキヤツプ部材の斜視図である。 1:導管、2:内管、3:金属丸線、4:撚付
線束、6:キヤツプ部材、7:導管嵌挿孔、8:
間挿突条。
Claims (1)
- 合成樹脂等からなる内管の外周面に多数本の金
属丸線が円筒状に撚り付けられた撚付線束を有す
る導管の端部に加圧締着するキヤツプ部材に於
て、該キヤツプ部材の導管嵌挿孔の内面に半径方
向内向きに突出させかつ軸方向の突条とされた少
なくとも一条の間挿突起が設けられたことを特徴
とするコントロールケーブルの導管のキヤツプ部
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5756681U JPS6112416Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5756681U JPS6112416Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57169815U JPS57169815U (ja) | 1982-10-26 |
JPS6112416Y2 true JPS6112416Y2 (ja) | 1986-04-18 |
Family
ID=29854031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5756681U Expired JPS6112416Y2 (ja) | 1981-04-20 | 1981-04-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112416Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5091438B2 (ja) * | 2006-07-26 | 2012-12-05 | 株式会社ハイレックスコーポレーション | インナーケーブルおよびそれを用いたプッシュプルコントロールケーブル |
-
1981
- 1981-04-20 JP JP5756681U patent/JPS6112416Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57169815U (ja) | 1982-10-26 |
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