JPH06312607A - 車両用タイヤの空気圧制御装置 - Google Patents

車両用タイヤの空気圧制御装置

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JPH06312607A
JPH06312607A JP5104710A JP10471093A JPH06312607A JP H06312607 A JPH06312607 A JP H06312607A JP 5104710 A JP5104710 A JP 5104710A JP 10471093 A JP10471093 A JP 10471093A JP H06312607 A JPH06312607 A JP H06312607A
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JP
Japan
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air pressure
vehicle
tire
wheel
control device
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Application number
JP5104710A
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English (en)
Inventor
Isao Toda
功 任田
Jiro Maebayashi
治郎 前林
Shigefumi Hirabayashi
繁文 平林
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/001Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving
    • B60C23/003Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving comprising rotational joints between vehicle-mounted pressure sources and the tyres
    • B60C23/00372Devices for manually or automatically controlling or distributing tyre pressure whilst the vehicle is moving comprising rotational joints between vehicle-mounted pressure sources and the tyres characterised by fluid diagrams

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダブルタイヤとして構成される内,外輪のタ
イヤ空気圧を、車両の走行状態に応じて独立して制御可
能とすることにより、走行性能の更なる向上を図る。 【構成】 内,外輪12a,12bのタイヤ12d,1
2fに、それぞれ独立して設けられる空気圧給排装置1
4を介して空気圧を供給または排出制御する。空気圧給
排装置14の空気圧センサ14hおよび圧力センサ14
iの検出信号、および走行状態を検出する各種信号をマ
イクロコンピュータ16に入力する。マイクロコンピュ
ータ16は、各種入力信号に基づいて空気圧給排装置1
4のモータ14aの駆動信号および電磁切換弁14e,
14gの切換信号を演算処理して出力する。走行状態を
検出する信号として、車速(V)信号,舵角(θH )信
号,角速度(ヨーレイト)(ψドット)信号,路面摩擦
係数(μ)信号およびタイヤ径に比例する地上高(X)
信号を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用タイヤの空気圧
制御装置に関し、とりわけ、1つの車輪が内輪と外輪と
からなるダブルタイヤとなった車両用タイヤの空気圧制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、乗用車等の車両にあっても車輪を
ダブルタイヤとするものが提案され、かつ、一部で実用
化されている。つまり、ダブルタイヤはタイヤ部分が内
輪と外輪とに分離され、これら内,外輪のタイヤを分離
する中央部分の周方向に大きな溝が形成される。従っ
て、前記ダブルタイヤでは前記溝によって排水性が著し
く向上し、雨天道路でのハイドロプレーニング現象の発
生を著しく抑制することができると共に、タイヤのころ
がり抵抗を減少して、低燃費の達成とかロードノイズの
低減を行うことができ、更には、コーナリング性の向上
を図ることができるという各種メリットを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の車両用タイヤにあっては、ダブルタイヤ化するこ
とにより上述した各種メリットを発揮できるものの、通
常のタイヤと同様に内,外輪のタイヤの空気圧は常時一
定に保持されるようになっている。つまり、ダブルタイ
ヤにおいて内,外輪のタイヤ空気圧が等しく設定され、
これら内,外輪が略均等な条件で路面に接地されるよう
になっている。
【0004】このため、タイヤの空気圧管理が非常に面
倒になるばかりか、車両の各種運転状態、例えば、低速
走行時とか高速走行時、および加,減速時とか低μ路で
の走行時等に応じて、積極的に内,外輪のタイヤを使い
分けることができず、走行性能,燃費等の更なる向上を
図ることができないものであった。
【0005】なお、特開平4−85118号公報とか特
開平4−123909号公報(いずれもB60C 23
/00)に開示されるように、車両の走行状態に応じて
タイヤの空気圧を可変制御することにより、走行性能の
向上を図るようにしたものが提案されている。しかし、
このように空気圧制御されるタイヤはシングルタイヤで
ある。
【0006】本発明は上記のような事情に鑑みて、ダブ
ルタイヤとして構成される内,外輪のタイヤ空気圧を、
車両の走行状態に応じて独立して制御可能とすることに
より、走行性能の更なる向上を図ることができる車両用
タイヤの空気圧制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の第1の構成にあっては、1つの車輪が内輪
と外輪とからなるダブルタイヤとなった車両において、
前記内,外輪のタイヤの内の少くともいずれか一方に他
方のタイヤと独立して空気圧を供給,排出することが可
能な空気圧給排装置を設けると共に、車両の走行状態を
検出する走行状態検出手段と、車両の走行状態に応じて
前記空気圧給排装置を作動して内,外輪の少くとも一方
の空気圧を変更する空気圧変更手段と、を設けることに
より構成する。
【0008】また、前記第1の構成において空気圧変更
手段は、走行状態検出手段が車両直進状態を検出した時
に、空気圧給排装置を作動して内,外輪のタイヤ径を相
対的に異ならせることが望ましい。
【0009】更に、内,外輪のタイヤ径を相対的に異な
らせる場合に、低速時に内輪のタイヤ径を外輪より大き
くし、高速時に外輪のタイヤ径を内輪より大きくするこ
とが望ましい。
【0010】更にまた、前記第1の構成において空気圧
変更手段は、走行状態検出手段が制動状態を検出した時
に、空気圧給排装置を作動して内輪のタイヤ径を外輪よ
り大きくすることが望ましい。
【0011】また、前記第1の構成において空気圧変更
手段は、走行状態検出手段が車両旋回状態を検出した時
に、空気圧給排装置を作動して内,外輪の空気圧を車重
に応じてコーナリングパワーが最大となる適正圧に変更
することが望ましい。
【0012】更に、前記第1の構成において空気圧変更
手段は、走行状態検出手段が車両の加速状態を検出した
時に、空気圧給排装置を作動して内,外輪を同径にする
ことが望ましい。
【0013】更にまた、前記空気圧変更手段は、走行状
態検出手段が雪道等の摩擦係数の低い路面状態を検出し
た時に、空気圧給排装置を作動して外輪のタイヤ径を内
輪より大きくすることが望ましい。
【0014】また、前記第1の構成において空気圧変更
手段は、走行状態検出手段が車両の制動状態を検出した
時に、空気圧給排装置を作動して内,外輪を同径にする
ことが望ましい。
【0015】更に、本発明の第2の構成にあっては、1
つの車輪が、内輪と外輪とからなるダブルタイヤとなっ
た車両において、前記内,外輪のタイヤの内の少くとも
いずれか一方に他方のタイヤと独立して空気圧を供給,
排出することが可能な空気圧給排装置と、車輪のキング
ピン傾角を変更可能なキングピン傾角可変装置と、車両
の走行状態を検出する走行状態検出手段とを設け、車両
の走行状態に応じて前記空気圧給排装置による内,外輪
の空気圧制御と相俟って、前記キングピン傾角可変装置
を作動する構成とする。
【0016】
【作用】以上の構成により本発明の第1の構成に示す車
両用タイヤの空気圧制御装置にあっては、走行状態検出
手段によって検出された走行状態に応じて空気圧給排装
置が作動され、ダブルタイヤで構成した内,外輪の少く
とも一方の空気圧を、この走行状態に応じて変更するこ
とができるため、ダブルタイヤのアライメントとかトレ
ッドの変更を可能にして、シングルタイヤを単に空気圧
制御したのみでは奏することができない各種長所、例え
ば直進時のころがり抵抗を著しく低減して燃費の更なる
向上、およびトレッド変化を可能にして操案性の更なる
向上、更にはコーナリング特性の更なる向上等を発揮す
ることができる。
【0017】また、かかる構成において走行状態検出手
段が車両直進状態を検出した時に、内,外輪のタイヤ径
を相対的に異ならせることにより、これら内,外輪の一
方が接地状態となるため車輪の接地面積を減少してころ
がり抵抗を著しく低減することができる。このようにこ
ろがり抵抗を著しく低減することにより、燃費を大幅に
向上し、ロードノイズの大幅な減少を達成することがで
きる。
【0018】更に、前記内,外輪のタイヤ径を相対的に
異ならせる場合に、低速時に内輪のタイヤ径を外輪より
大きくし、高速時に外輪のタイヤ径を内輪より大きくす
ることによりトレッドを簡単に変化することができ、低
速時ではトレッドが小さくなって旋回性能が向上し、高
速時ではトレッドが大きくなって走行時の安定性を向上
することができる。
【0019】更にまた、前記第1の構成において走行状
態検出手段が制動状態を検出した時に、内輪のタイヤ径
を外輪より大きくすることにより内輪側を支配的にし、
制動時に路面との間に作用するタイヤの後ろ向きの摩擦
力を主に内輪に掛けて車輪をトーイン方向に指向させ、
もって制動時の車体安定性を維持することができる。ま
た、前記第1の構成において走行状態検出手段が車両旋
回状態を検出した時に、内,外輪の空気圧を車重に応じ
てコーナリングパワーが最大値となる適正圧に変更する
ことにより、タイヤグリップを最大にしてコーナリング
特性の著しい向上を図ることができる。
【0020】更に、前記第1の構成において走行状態検
出手段が車両の加速状態を検出した時に内,外輪を同径
にすることにより、両輪をフラットに接地してタイヤの
接地面積を増大できることにより、スリップを防止して
駆動力を確実に路面に伝達し、加速性を向上させること
ができる。
【0021】更にまた、前記第1の構成において走行状
態検出手段が雪道等の摩擦係数の低い路面状態を検出し
た時に、空気圧給排装置を作動して外輪のタイヤ径を内
輪より大きくすることにより、タイヤを細くすると共に
トレッドを大きくし、雪道等での走破性および安定性を
向上することができる。
【0022】また、前記第1の構成において走行状態検
出手段が車両の制動状態を検出した時に、内,外輪を同
径にすることにより、トー角変化を防止して制動時の車
体挙動を安定化することができる。
【0023】更に、本発明の第2の構成にあっては、前
記第1の構成に対して更に車輪のキングピン傾角を変更
可能なキングピン傾角可変装置を設け、車両の走行状態
に応じて空気圧給排装置による内,外輪の空気圧制御と
相俟って、キングピン傾角可変装置を作動するようにし
たので、車輪の空気圧制御による各種機能をキングピン
傾角可変装置によるキングピンオフセット変化により補
足することができ、制動モーメントおよびアライメント
等を適確に制御することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1から図9は本発明にかかる車両用
タイヤの空気圧制御装置の一実施例を示し、図1は本発
明が適用される車両10を概略的に示す正面図、図2は
その車両10を概略的に示す平面図、図3は空気圧制御
の制御系を示すシステム図、図4は空気圧の初期設定を
実行するためのフローチャート、図5は低速時の空気圧
制御を実行するためのフローチャート、図6は低μ路で
の空気圧制御を実行するためのフローチャート、図7は
中,高速時の空気圧制御を実行するためのフローチャー
ト、図8は制動時にタイヤの設置面に作用する抗力の説
明図、図9は本発明が適用されるサスペンションの一実
施例を示す概略平面図である。
【0025】即ち、図1,図2に示したように本実施例
の車両10は、1つの車輪12が内輪12aと外輪12
bとからなるダブルタイヤとして構成され、それぞれの
内,外輪12a,12bは図3に示したように、内側ハ
ブ12cに嵌着されるタイヤ12dと、外側ハブ12e
に嵌着されるタイヤ12fとはそれぞれ独立したものと
して構成される。尚、前記タイヤ12d,12fは、例
えばオートバイのタイヤのように断面が略円形状のもの
が使用され、内部の空気圧変化によりタイヤ12d,1
2fの径変化が可能になっている。
【0026】前記内,外輪12a,12bのタイヤ12
d,12fには、それぞれ独立して設けられる空気圧給
排装置14を介して空気圧が供給または排出制御され
る。尚、本実施例では前記空気圧給排装置14は内輪1
2aのタイヤ12dに接続されるものを示し、以下、内
輪12aのタイヤ12dに空気圧を給排制御する場合を
例にとって説明するが、図示は省略したが外輪12bの
タイヤ12fにも同一構成の空気圧給排装置14が接続
され、これによって同様に空気圧の給排制御が行われ
る。
【0027】前記空気圧給排装置14は、モータ14a
駆動されるポンプ14bから吐出される空気圧を蓄溜す
るタンク14cを備え、このタンク14cからタイヤ1
2dに連通する供給通路14dには、空気圧の供給用電
磁切換弁14eが設けられると共に、この電磁切換弁1
4eの後流側(タイヤ12d側)の供給通路14dから
分岐した排出通路14fには、排出用電磁切換弁14g
が設けられる。また、前記電磁切換弁14eの後流側通
路14dには空気圧センサ14hが設けられると共に、
前記タンク14cに圧力センサ14iが設けられる。
【0028】そして、前記空気圧センサ14hおよび圧
力センサ14iの検出信号、および走行状態を検出する
各種信号がマイクロコンピュータ16に入力され、この
マイクロコンピュータ16では各種入力信号に基づいて
前記モータ14aの駆動信号および前記電磁切換弁14
e,14gの切換信号を演算処理して出力するようにな
っている。ところで、前記走行状態を検出する信号とし
ては、車速(V)信号,舵角(θH )信号,角速度(ヨ
ーレイト)(ψドット)信号,路面摩擦係数(μ)信号
およびタイヤ径に比例する地上高(X)信号が用いられ
る。尚、地上高(X)信号に代えて車輪速(Vn )信号
を用いることもでき、この場合、この車輪速と基準車速
との比較からタイヤ12d,12fの径を逆算するよう
になっている。
【0029】一方、車体18はロアアーム20a,アッ
パーアーム20b,ショックアブソーバ20cおよびス
プリング20d等を備えたサスペンション20を介して
前記車輪12に懸架される。このとき、前記ロアアーム
20a,アッパーアーム20bの相対長さによって、車
輪12のアライメントを決定するキングピンKP軸の傾
角が決定される。
【0030】前記マイクロコンピュータ16は図4から
図7に示すフローチャートに従って制御し、内,外輪1
2a,12bにそれぞれ設けた空気圧給排装置14の前
記電磁切換弁14e,14gを切り換えることにより、
タイヤ空気圧P1 ,P2 を制御するようになっている。
尚、P1 は外輪12bのタイヤ12fの空気圧として表
し、P2 は内輪12aのタイヤ12dの空気圧として表
してある。ここで、図4は空気圧P1 ,P2 の初期設定
(イニシャルセット)を実行するためのフローチャート
であり、図5は低速時の空気圧P1 ,P2 制御を実行す
るためのフローチャート、図6は路面の摩擦係数μを判
定するフローチャートである。更に、図7は中,高速時
の空気圧P1 ,P2 制御を実行するためのフローチャー
トである。
【0031】即ち、図4に示した空気圧の初期設定で
は、まず、ステップS1で車速Vおよび車重Wを読み込
む。前記車重Wを読み込むことにより、各車輪12に作
用する輪荷重を検出することができる。次に、ステップ
S2ではV=0を判断することにより、停車状態にある
かどうかどうかが検出される。尚、このときの停車状態
は、一旦車両を発進させた後の停車時が判断されるよう
になっており、乗車人数とか荷物の積載量等によって異
なる車重が正確に判断されるようになっている。
【0032】そして、前記ステップS2によって停車状
態にあると判断した場合はステップS3に進み、ステッ
プS1で読み込んだ車重Wからサスペンションの特性に
基づいて基準地上高XA を算出し、ステップS4におい
てその時点の地上高Xを読み込み、ステップS5で地上
高Xが基準地上高XA と等しいかどうかを判断し、等し
くない場合はステップS8に進み、前記空気圧給排装置
14の前記電磁切換弁14e,15gを切り換えること
により、空気圧P1 ,P2 を調圧し、再びステップS4
に戻り、その時の地上高Xを読み込み、地上高Xが基準
地上高XA と等しくなるまでステップS8の空気圧の調
圧とステップS4の地上高Xの読み込みを繰り返し、地
上高Xが基準地上高XA と等しくなった場合、その時点
の空気圧P1 ,P2 を読み込み基準空気圧PO として設
定しフローを終了する。
【0033】尚、前記空気圧P1 ,P2 は瞬間的に絶え
ず変化しているため、例えば10分等の長時間の単位を
もって検出する。
【0034】そして、空気圧のイニシャルセットが完了
されると、図5から図7に示すフローチャートが実行さ
れる。まず、図5の低速時のフローチャートが実行され
るが、これに先立って図6のサブルーチンによって低μ
フラグFの設定が行われる。即ち、このサブルーチンで
は、ステップS20によって路面が低μ路、つまり、雪
道等の路面の摩擦係数が低い状態であるかどうかが判断
される。尚、この低μ路の判断は、現在用いられるAB
S(アンチスキッドブレーキシステム)とかTRC(ト
ラクションコントロールシステム)で用いられるものを
入力すれば良い。そして、低μ路であると判断した場合
はステップS21によって低μ路フラグFを立てる(F
=1)一方、通常道路である場合はステップS22に進
み、フラグFを立てること無く(F=0)リターンされ
る。次に、フラグFを立てた場合はステップS23に進
み、外輪12bの空気圧P1 をP0 −α,内輪12aの
空気圧P2 をP0 −βとしてタイヤ12d,12fを減
圧する。
【0035】次に、前記図5に示したフローチャートで
は、まずステップS10によって低μフラグFが立って
いるかどうかを判断し、立っている場合は前記図6のフ
ローチャートが実行されるためそのままリターンし、フ
ラグFが立っていない場合はステップS11に進んでイ
ニシャルセットが終了されているかどうかを判断する。
まだ終了されていない場合はリターンし、終了されてい
る場合はステップS12に進んで、車速を微分した現在
の加減速の絶対値が基準値を上回っているかどうかが判
断される。そして、現在の加減速が基準値を上回ってい
る場合は加減速時の制御が実行されるようになってお
り、ステップS13により予め設定したマップから空気
圧の補正量PA が決定される。次のステップS14では
空気圧の基準値P0 に前記補正量PA を加算した空気圧
となるように、内,外輪12a,12bの空気圧P2 ,
P1 が制御される。
【0036】次に、前記ステップS12で加減速が基準
値に達しない場合はステップS15によって低速判断が
行なわれ、40Km/hを越える場合は中高速状態であると
して、図7のフローチャートに進み、40Km/h以下の場
合は低速状態であるとしてステップS16に進む。この
ステップS16では内輪12aを加圧する信号を出力
し、次のステップS17によって地上高Xが予め設定し
た増量α分だけ高くなったかどうかを判断する。そし
て、所定増量分に達した場合はステップS18によって
加圧中止した後にリターンされる。一方、地上高Xが所
定増量分に達していない場合はステップS19に進み、
内輪12aの空気圧P2 がタイヤ保護のため予め定めた
しきい値βの範囲内にあるかどうかを判断する。そし
て、しきい値βを越えた場合はステップS18によって
加圧中止し、空気圧P2 がしきい値βの範囲内にある場
合は再度ステップS16に進んで内輪12aの加圧信号
を出力し続ける。
【0037】ところで、前記ステップS15で中高速状
態であると判断した場合に実行される図7のフローチャ
ートは、ステップS30,S31によって車両の旋回状
態が判断される。即ち、ステップS30ではハンドル舵
角θH の微分値が予め設定した基準値より大きいかどう
かを判断する一方、ステップS31ではヨーレイト(角
速度)(ψドット)が予め設定した基準値より大きいか
どうかを判断する。尚、前記ヨーレイトに代えて遠心力
Gによっても判断することができる。そして、ステップ
S30,S31がいずれもNOの場合は直進状態である
としてステップS32に進み、一方、前記ステップS3
0がYESの場合またはステップS31がYESの場合
は旋回中であるとしてステップS33に進む。
【0038】ステップS32は予め設定したマップから
空気圧の増量分γを求め、次のステップS34では基準
圧P0 に増量分γを加えた圧力を外輪12bの空気圧P
1 として設定する。尚、タイヤは圧力を上げ過ぎるとグ
リップ力が低下されるため、高速領域は増量分γを減少
するようにしてある。次にステップS35では予め設定
したマップから外輪12bの空気圧P1 に対する内輪1
2aの空気圧P2 の比Pk を求める。尚、比Pk は1よ
り小さい数として設定され、外輪12bの空気圧P1 が
内輪12aの空気圧P2 より高く設定されるが、この比
Pk は高速領域で1に接近させて、内,外輪12a,1
2bを安全性のため同径に近付かせる。そして、ステッ
プS36では外輪12bの空気圧P1 と前記比Pk との
積を内輪12aの空気圧P2 として出力する。一方、前
記ステップS33では予め設定したマップを用い、各車
輪荷重Wに応じてコーナリングパワーCP(=μW)が
最大となるように車輪12a,12bの空気圧P2 ,P
1 の目標値PCPを求め、次のステップS37では空気圧
P1 ,P2 がPCPとなるように空気圧制御する。
【0039】以上の構成により本実施例の車両用タイヤ
の空気圧制御装置にあっては、図5に示す低速時の空気
圧制御によって、車両の加減速が基準値以上の場合は、
ステップS14によって内,外輪12a,12bが、基
準圧P0 に補正量PA を加えた空気圧P2 ,P1 に制御
されるため、加速時または制動時には内,外輪12a,
12bが同圧となってタイヤ12d,12fを同径とす
ることができる。従って、空気圧を補正量PA により高
圧化することにより、タイヤ12d,12fのグリップ
力が増大すると共に、内,外輪12a,12bが共に接
地してその接地面積を増大できるため、車輪12と路面
との間の駆動力の伝達効率を増大し、制動距離の短縮化
を図ることができると共に、加速性の大幅な向上を図る
ことができる。尚、この加減速時の空気圧制御では、減
速状態では前輪、加速状態では後輪にそれぞれ荷重が主
に作用するため、荷重が主に作用する方の前輪または後
輪に空気圧を供給して、他方の車輪の空気圧を排除する
ように制御しても良い。
【0040】また、ステップS15によって低速状態が
判断されたときは、ステップS16からS19によって
内輪12aが加圧制御されるため、この内輪12aのタ
イヤ12d径が外輪12bより大径となって内輪12a
が支配的となり、トレッドを小さくすることができる。
このため、低速時の旋回性能を大幅に向上することがで
きる。
【0041】更に、図6に示した低μ路の空気圧制御で
は、ステップS20によって低μ路と判断した場合は、
ステップS23によって内,外輪12a,12bの空気
圧を減圧すると共に、内輪12aの減圧量を外輪12b
より大きくするようになっている。従って、外輪12b
が支配的となってタイヤ幅が減少されると共に、トレッ
ドが大きくなり、雪道の走破性を向上することができ
る。
【0042】次に、図7に示す中,高速時の空気圧制御
では、ステップS30,S31によって直進状態である
と判断された場合は、ステップS32からS36によっ
て外輪12bの空気圧P1 を増圧すると共に、この外輪
12bより低い範囲内で内輪12aの空気圧P2 を増圧
するようになっている。従って、外輪12bのタイヤ径
が内輪12aより大径となって支配的となり、車輪12
の接地面積を減少することができる。このため、車輪1
2のころがり抵抗が低下されることに伴って燃費の向上
を図ることができると共に、外輪12bが接地されるた
めトレッドが大きくなって、走行安定性が大幅に向上さ
れる。また、前記外輪12bの空気圧の増圧量は、ステ
ップS32のマップに示すように高速領域になると低下
されるようになっているため、この高速領域でタイヤ径
が減少して車高を低下し、安定性が確保されると共に、
空気圧を過剰に上昇させて返ってグリップ力が低下され
るのを防止するようになっている。
【0043】また、ステップS33、S37のマップに
示すように、各輪荷重に応じてコーナリングパワーCP
が最大となるように決定された圧力の目標値PCPとなる
ように内,外輪12a,12bの空気圧P2 ,P1 が決
定されるため、旋回時におけるタイヤグリップを増大し
てコーナリング特性を著しく向上することができる。
尚、本実施例では制動時に内,外輪12a,12bの空
気圧P2 ,P1 を同圧として、車輪12の接地面積を増
大させるようにしたものを開示したが、これに限ること
なく制動時には内輪12aの空気圧P2 を外輪12bの
空気圧P1 より高くすることにより、図8に示したよう
に車輪12はキングピンKP軸と路面との交点AがA1
に移動して、キングピンオフセットLが車体外方に変化
し、タイヤに作用する抗力Rで車輪12はトーイン方向
に変化され、制動時の車体安定性を向上することができ
る。
【0044】ところで、前記車輪12は図3に示したよ
うにロアアーム20aおよびアッパーアーム20bを介
して車体18側に支持するようになっているが、これら
各アーム20a,20bは、図9に示すように車体外方
を狭めるようにハ字状に配置された前,後リンクa,b
で構成される。ここで、前記ロアアーム20aおよび,
またはアッパーアーム20bの前方リンクa(および,
または後方リンクb)の車体側ブッシュ22を前後移動
可能に取り付け、このブッシュ22をアクチュエータ2
4を介して前後駆動可能とすることにより、キングピン
傾角可変装置26を構成する。そして、前記アクチュエ
ータ24にマイクロコンピュータ16から駆動信号を出
力することにより、前記リンクaの傾斜角を変化させ
て、後方リンクbとの延長線の交点となる瞬間中心Oを
車幅方向に変化できるようになっている。
【0045】従って、この実施例では前記内,外輪12
a,12bの空気圧制御と同時に前記アクチュエータ2
4を駆動することにより、瞬間中心Oの移動に伴ってキ
ングピンKP軸の傾角を変化することができ、前記空気
圧制御の効果を一段と向上させることができる。例え
ば、前記キングピンKP軸を倒す方向にアクチュエータ
24を駆動することにより瞬間中心OはO1 に移動して
(図9参照)、このキングピンKP軸と路面との交点A
は、内輪12aの空気圧を高めた場合と同様により外輪
12b側に移動してキングピンオフセット±L(図3参
照)が変化される。このため、制動時にあってタイヤに
抗力Rが作用した場合(図8参照)に、車輪12は変化
した前記交点A1 を中心としてトーイン方向に変化され
ようとするため、制動時の車体安定性を向上することが
できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す車両用タイヤの空気圧制御装置にあっては、走行状
態検出手段によって検出された走行状態に応じて空気圧
給排装置が作動され、ダブルタイヤで構成した内,外輪
の少くとも一方の空気圧を、この走行状態に応じて変更
するようにしたので、ダブルタイヤのアライメントとか
トレッドの変更を可能にして、シングルタイヤを単に空
気圧制御したのみでは奏することができない各種長所、
例えば直進時のころがり抵抗を著しく低減して燃費の更
なる向上、およびトレッド変化を可能にして操案性の更
なる向上、更にはコーナリング特性の更なる向上等を発
揮することができる。
【0047】また、本発明の請求項2にあっては、走行
状態検出手段が車両直進状態を検出した時に、内,外輪
のタイヤ径を相対的に異ならせるようにしたので、これ
ら内,外輪の一方が接地状態となって車輪の接地面積を
減少してころがり抵抗を著しく低減することができる。
このようにころがり抵抗を著しく低減することにより、
燃費を大幅に向上し、ロードノイズの大幅な減少を達成
することができる。
【0048】更に、本発明の請求項3にあっては、前記
請求項2の構成において内,外輪のタイヤ径を相対的に
異ならせる場合に、低速時に内輪のタイヤ径を外輪より
大きくし、高速時に外輪のタイヤ径を内輪より大きくし
たので、トレッドを簡単に変化することができ、低速時
ではトレッドが小さくなって旋回性能が向上し、高速時
ではトレッドが大きくなって走行時の安定性を向上する
ことができる。
【0049】更にまた、本発明の請求項4にあっては、
走行状態検出手段が制動状態を検出した時に、内輪のタ
イヤ径を外輪より大きくしたので、内輪側を支配的に
し、制動時に路面との間に作用するタイヤの後ろ向きの
摩擦力を主に内輪に掛けて車輪をトーイン方向に指向さ
せ、もって制動時の車体安定性を維持することができ
る。
【0050】また、本発明の請求項5にあっては、走行
状態検出手段が車両旋回状態を検出した時に、内,外輪
の空気圧を車重に応じてコーナリングパワーが最大値と
なる適正圧に変更したので、タイヤグリップを最大にし
てコーナリング特性の著しい向上を図ることができる。
【0051】更に、本発明の請求項6にあっては、走行
状態検出手段が車両の加速状態を検出した時に内,外輪
を同径にしたので、両輪をフラットに接地してタイヤの
接地面積を増大できることにより、スリップを防止して
駆動力を確実に路面に伝達し、加速性を向上させること
ができる。
【0052】更にまた、本発明の請求項7にあっては、
走行状態検出手段が雪道等の摩擦係数の低い路面状態を
検出した時に、空気圧給排装置を作動して外輪のタイヤ
径を内輪より大きくしたので、タイヤを細くすると共に
トレッドを大きくし、雪道等での走破性および安定性を
向上することができる。
【0053】また、本発明の請求項8にあっては、走行
状態検出手段が車両の制動状態を検出した時に、内,外
輪を同径にしたので、トー角変化を防止して制動時の車
体挙動を安定化することができる。
【0054】更に、本発明の請求項9にあっては、前記
請求項1の構成に対して更に車輪のキングピン傾角を変
更可能なキングピン傾角可変装置を設け、車両の走行状
態に応じて空気圧給排装置による内,外輪の空気圧制御
と相俟って、キングピン傾角可変装置を作動するように
したので、車輪の空気圧制御による各種機能をキングピ
ン傾角可変装置によるキングピンオフセット変化により
補足することができ、制動モーメントおよびアライメン
ト等を適確に制御することができるという各種優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用タイヤの空気圧制御装置が適用
される車両の概略正面図である。
【図2】本発明が適用される車両の概略平面図である。
【図3】本発明の空気圧制御系を示すシステム図であ
る。
【図4】本発明が適用される空気圧の初期設定を実行す
るためのフローチャートである。
【図5】本発明が適用される低速時の空気圧制御を実行
するためのフローチャートである。
【図6】本発明が適用される低μ路での空気圧制御を実
行するためのフローチャートである。
【図7】本発明が適用される中,高速時の空気圧制御を
実行するためのフローチャートである。
【図8】本発明において制動時にタイヤの設置面に作用
する抗力の説明図である。
【図9】本発明が適用されるサスペンションの一実施例
を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10 車両 12 車輪 12a 内輪 12b 外輪 12d,12f タイヤ 14 空気圧給
排装置 16 マイクロコンピュータ 18 車体 20 サスペンションペン 26 キングピ
ン傾角可変装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの車輪が内輪と外輪とからなるダブ
    ルタイヤとなった車両において、前記内,外輪のタイヤ
    の内の少くともいずれか一方に他方のタイヤと独立して
    空気圧を供給,排出することが可能な空気圧給排装置を
    設けると共に、車両の走行状態を検出する走行状態検出
    手段と、車両の走行状態に応じて前記空気圧給排装置を
    作動して内,外輪の少くとも一方の空気圧を変更する空
    気圧変更手段と、を設けたことを特徴とする車両用タイ
    ヤの空気圧制御装置。
  2. 【請求項2】 空気圧変更手段は、走行状態検出手段が
    車両直進状態を検出した時に、空気圧給排装置を作動し
    て内,外輪のタイヤ径を相対的に異ならせることを特徴
    とする請求項1に記載の車両用タイヤの空気圧制御装
    置。
  3. 【請求項3】 低速時に内輪のタイヤ径を外輪より大き
    くし、高速時に外輪のタイヤ径を内輪より大きくするこ
    とを特徴とする請求項2に記載の車両用タイヤの空気圧
    制御装置。
  4. 【請求項4】 空気圧変更手段は、走行状態検出手段が
    制動状態を検出した時に、空気圧給排装置を作動して内
    輪のタイヤ径を外輪より大きくすることを特徴とする請
    求項1に記載の車両用タイヤの空気圧制御装置。
  5. 【請求項5】 空気圧変更手段は、走行状態検出手段が
    車両旋回状態を検出した時に、空気圧給排装置を作動し
    て内,外輪の空気圧を車重に応じてコーナリングパワー
    が最大となる適正圧に変更することを特徴とする請求項
    1に記載の車両用タイヤの空気圧制御装置。
  6. 【請求項6】 空気圧変更手段は、走行状態検出手段が
    車両の加速状態を検出した時に、空気圧給排装置を作動
    して内,外輪を同径にすることを特徴とする請求項1に
    記載の車両用タイヤの空気圧制御装置。
  7. 【請求項7】 空気圧変更手段は、走行状態検出手段が
    雪道等の摩擦係数の低い路面状態を検出した時に、空気
    圧給排装置を作動して外輪のタイヤ径を内輪より大きく
    することを特徴とする請求項1に記載の車両用タイヤの
    空気圧制御装置。
  8. 【請求項8】 空気圧変更手段は、走行状態検出手段が
    車両の制動状態を検出した時に、空気圧給排装置を作動
    して内,外輪を同径にすることを特徴とする請求項1に
    記載の車両用タイヤの空気圧制御装置。
  9. 【請求項9】 1つの車輪が、内輪と外輪とからなるダ
    ブルタイヤとなった車両において、前記内,外輪のタイ
    ヤの内のいずれか一方に他方のタイヤと独立して空気圧
    を供給,排出することが可能な空気圧給排装置と、車輪
    のキングピン傾角を変更可能なキングピン傾角可変装置
    とを設けると共に、車両の走行状態を検出する走行状態
    検出手段を設け、車両の走行状態に応じて前記空気圧給
    排装置による内,外輪の空気圧制御と相俟って、前記キ
    ングピン傾角可変装置を作動することを特徴とする車両
    用タイヤの空気圧制御装置。
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