JPH06312498A - インキ画像乾燥方法および装置およびインキ画像乾燥装置を有する孔版印刷装置 - Google Patents

インキ画像乾燥方法および装置およびインキ画像乾燥装置を有する孔版印刷装置

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JPH06312498A
JPH06312498A JP10403093A JP10403093A JPH06312498A JP H06312498 A JPH06312498 A JP H06312498A JP 10403093 A JP10403093 A JP 10403093A JP 10403093 A JP10403093 A JP 10403093A JP H06312498 A JPH06312498 A JP H06312498A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インキ画像を高速で強制乾燥できる新規なイン
キ画像乾燥方法を提供する 【構成】繊維性のインキ画像担持体1上にエマルジョン
インキ3により形成されたインキ画像を乾燥させる方法
であって、インキ画像を形成されたインキ画像担持体面
1にフラッシュ光7を照射することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はインキ画像乾燥方法お
よびインキ画像乾燥装置およびインキ画像乾燥装置を有
する孔版印刷機に関する。この発明は、孔版印刷機を初
め、エマルジョンインキを用いる各種の印刷装置に利用
できる。
【0002】
【従来の技術】謄写版や簡易孔版印刷機、デジタル製版
印刷機等の孔版印刷機や、平版印刷機に一般に使用され
ているエマルジョンインキは、不乾性油や不揮発性油に
顔料を均一分散させた油相約10〜50%中に、水相約
90〜50%を乳化させたもの(W/O型)や、あるい
は逆に、顔料を均一分散させた油相を水相中に乳化させ
たもの(O/W型)である。
【0003】このようなエマルジョンインキを用いる孔
版印刷装置や平版印刷装置で、印刷用紙上に形成された
インキ画像は「自然乾燥」が遅く、印刷装置で連続印刷
した複数枚の印刷用紙をトレイ上に重ねて排出した場
合、先に排出された印刷用紙上のインキ画像を構成する
インキの一部が、後から排出された印刷用紙の裏面に付
着する所謂「裏移り」と呼ばれる問題がある。「自然乾
燥」とは、エマルジョンインキの油相成分を自然に印刷
用紙に浸透させつつ、水相を自然に蒸発させる乾燥法で
ある。また、印刷直後のインキ画像に触れると、インキ
により指や衣服が汚れたり、あるいはインキ画像が損な
われたりする問題もある。特に孔版印刷装置で形成され
た「形成直後のインキ画像」では印刷用紙表面からのイ
ンキの盛り上がりが、平版印刷によるインキ画像に比し
て大きく、上記問題の発生が顕著である。
【0004】このような問題を解決するため、印刷され
た直後のインキ画像を強制的に乾燥させる「強制乾燥」
が意図されている。
【0005】強制乾燥方法としては従来、インキ画像を
形成された印刷用紙を放熱源からの熱により非接触で連
続的に加熱する方法(実開昭55−159149号公
報)や、熱ローラーと加圧ローラーとで印刷用紙を挾圧
搬送しつつ接触加熱する方法(特開平3−92377号
公報)が知られている。
【0006】しかし、エマルジョンインキは多量の水分
を含んでいるため、上記のような強制乾燥方法では、乾
燥の途上で印刷用紙に「波打ち」を生じたり、あるいは
インキ中の顔料の凝集が発生する問題がある。印刷用紙
に波打ちが生じると、印刷した印刷用紙のトレイ上にお
ける不揃いが生じ易く、トレイ上における積載量も少な
くなってしまう問題がある。
【0007】また上記乾燥方法では加熱が連続的に行わ
れるため、印刷用紙の搬送不全で印刷用紙が加熱部に滞
って所謂「ジャム」の状態になったとき、印刷用紙が発
火する虞れもあり、また放熱源や加熱ローラーの温度を
乾燥可能状態にまで立ち上げるのに長い準備時間を要す
る等の問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたもので、印刷用紙の波打ちや顔料の
凝集の問題がなく、印刷用紙の発火の虞れがなく、イン
キ画像を高速で強制乾燥でき、乾燥可能状態までの長い
準備時間を必要としない、新規なインキ画像乾燥方法を
提供することである。この発明の別の目的は、上記方法
を実現するためのインキ画像乾燥装置を提供することに
ある。この発明の他の目的は、上記インキ画像乾燥装置
を有する孔版印刷装置の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のインキ画
像乾燥方法は「繊維性のインキ画像担持体上にエマルジ
ョンインキにより形成されたインキ画像を乾燥させる方
法」であって、「インキ画像を形成されたインキ画像担
持体面に、フラッシュ光を照射する」ことを特徴とす
る。
【0010】「インキ画像担持体」はインキ画像を印刷
される媒体で、繊維性(エマルジョンインキが繊維間に
浸透可能な繊維状態)であり、代表的なものは印刷用紙
であるが、これに限らず、布地等でもよい。インキ画像
を構成するエマルジョンインキは公知の適宜のものでよ
く、W/O型でもO/W型でもよい。
【0011】請求項2記載のインキ画像乾燥装置は「繊
維性のインキ画像担持体上にエマルジョンインキにより
形成されたインキ画像を乾燥させる装置」であって、フ
ラッシュランプと、リフレクターと、制御手段とを有す
る。「フラッシュランプ」は棒状(管状ランプ)でも、
所謂「球状」のものでもよく、1個もしくは2個以上を
用いることができる。棒状のフラッシュランプを用いる
場合、その長手方向を、搬送されるインキ画像担持体の
表面に略平行にし、画像担持体の搬送方向に平行的に設
けても良いし、インキ画像担持体の搬送方向に対して交
わるように設けてもよい。また、棒状のフラッシュラン
プと球状のフラッシュランプを組み合わせて用いること
もできる。2以上のフラッシュランプを用いる場合、こ
れらをインキ画像担持体の搬送方向へ併設してもよい
し、搬送されるインキ画像担持体の表面に平行で上記搬
送方向に直交する方向へ併設してもよい。フラッシュラ
ンプは公知の適宜のものを、エマルジョンインキの分光
吸収特性に応じて選択することができるが、好適なもの
の一つは「可視領域と近赤外領域に強いエネルギースペ
クトルを持つキセノンランプ」である(請求項3)。
【0012】「リフレクター」は、フラッシュランプの
光をインキ画像担持体搬送部側へ反射する。フラッシュ
ランプが2以上設けられる場合、リフレクターは複数の
フラッシュランプに対して共通して1個設けられても良
いし、各フラッシュランプごとにリフレクター1個を設
けるようにしても良い。「制御手段」は、フラッシュラ
ンプのフラッシュ発光を制御する手段である。この制御
手段はフラッシュランプ用の電源を含む。
【0013】請求項4記載の孔版印刷装置は「製版され
た孔版マスタを印刷ドラム外周面上に巻装し、印刷ドラ
ム内周側からエマルジョンインキを供給して印刷用紙に
インキ画像を形成する孔版印刷装置」であって、インキ
画像を形成された後の印刷用紙を排出部へ向かって搬送
する搬送路に沿って、インキ画像の形成された印刷用紙
面の面する側に、上記請求項2または3記載のインキ画
像乾燥装置を設けたことを特徴とする。
【0014】請求項4記載の孔版印刷装置にはまた、
「インキ画像を形成された後の印刷用紙を排出部へ向か
って搬送する搬送路に沿って印刷用紙搬送方向へ向かっ
て流れる空気流」を形成するための吹き出しファンを、
インキ画像乾燥装置よりも上流側に設けることができる
(請求項5)。
【0015】
【作用】図1を参照して、この発明におけるインキ画像
乾燥方法の原理を説明する。図1において符号1で示す
鎖線は、繊維性のインキ画像担持体(具体的には印刷用
紙を想定している)を巨視的に見た表面を示す。インキ
画像担持体は微視的に見ると、繊維2(断面状態を示し
ている)の錯綜した状態となっている。
【0016】図1(a)は、インキ画像担持体にエマル
ジョンインキ3が付着した状態(印刷装置では印刷用紙
にインキ画像が形成された直後の状態)を模式的に示し
ている。この例でエマルジョンインキ3はW/O型であ
って、顔料を分散された10〜50%の油相5中に、水
相4(直径:0.1〜10μm程度の粒状であるが、分
かり易いように相対的に大きく描いてある)を90〜5
0%乳化させたものである。
【0017】インキ画像担持体に付着した直後のエマル
ジョンインキ3は、一部がインキ画像担持体を構成する
繊維2の間に浸透しているが、一部はインキ画像担持体
の表面1から外側へ向かって盛り上がっている。この状
態は、前述した「裏移り」等が生じる状態である。
【0018】自然乾燥に於いては、図1(a)の状態か
ら、エマルジョンインキ3の水相成分4が次第に蒸発す
る一方、油相成分5が次第に繊維2の間に浸透する。そ
して最終的には、水層4が完全に蒸発し、図1(c)に
示すように顔料を分散した油相成分5のみがインキ画像
担持体の表層近傍の繊維2に薄く纏わり付いた状態とな
って乾燥したインキ画像となる。
【0019】図1(c)の状態になれば、勿論、前述し
た「裏移り」も生じないし、インキ画像担持体に触れて
もインキが手に付着したりすることもない。しかし、前
述したように、図1(a)の状態から自然乾燥により図
1(c)の状態になるまでには長い時間を必要とする。
【0020】この発明においては、図1(a)に示した
状態、即ち、インキ画像担持体にインキ画像が形成され
た直後の状態において、図1(b)に示すように、イン
キ画像に対してフラッシュ光7を照射する。フラッシュ
光がインキ画像の形成されているインキ画像担持体面全
体に照射されることは言うまでもない。
【0021】フラッシュ光7は、インキ画像部に於いて
はエマルジョンインキ3内に入射し、水相4と油相5の
境界面で反射・屈折を繰返す。この反射・屈折の繰返し
により、フラッシュ光は直ちにエマルジョンインキ全体
に一様に拡散される。エマルジョンインキ3内に拡散さ
れ油相5内に入射した光は直ちに顔料に吸収される。光
を吸収した顔料では吸収した光エネルギーが熱エネルギ
ーに変換され、顔料は発熱する。
【0022】この発熱により発生した熱は、直ちにエマ
ルジョンインキ3全体に伝導により拡散する。エマルジ
ョンインキ3の回りにある繊維2は一般に熱伝導率が低
いため、上記拡散過程においてエマルジョンインキ3に
対して「断熱材」として作用することになり、顔料に於
いて発生した熱はエマルジョンインキのみを有効に加熱
することとなり、エマルジョンインキ3全体の温度が高
くなる。
【0023】エマルジョンインキ3中の水相4は、油相
5から伝導される熱(水相4の各粒状体の内部に向かう
小さな矢印で表されている)による急激な温度上昇によ
り、殆ど瞬時に水蒸気6と化し、エマルジョンインキ3
内から蒸発する。
【0024】油相成分5は蒸発点の高い成分が多いので
蒸発量は少ないが、上記温度上昇により粘性が低下して
流動性が増す。このため油相5は「自然乾燥の場合より
も速い浸透速度」で繊維2の間に浸透しつつ、繊維2に
纏わり付く。
【0025】このようにして極めて短時間の内に、図1
(c)に示す如きエマルジョンインキの乾燥状態が実現
される。エマルジョンインキによるインキ画像を自然乾
燥させた場合には、しばしば印刷用紙にインキの「にじ
み」が生じるが、フラッシュ光照射による強制乾燥で
は、「にじみ」の生じる以前に油相5が印刷用紙の厚み
方向へ浸透してしまうので、インキ画像の「にじみ」は
発生しない。
【0026】
【実施例】以下、具体的な実施例を説明する。図2は、
請求項2記載のインキ画像乾燥装置の実施例を示す。こ
の実施例はインキ画像乾燥装置として最も基本的であ
る。インキ画像Iを形成されたインキ画像担持体Sは、
図示されない搬送手段により矢印方向へ搬送される。
【0027】上記の如く搬送されるインキ画像担持体S
のインキ画像Iが形成された面に対向するように、フラ
ッシュランプ129が設けられている。フラッシュラン
プ129は棒状であって、長手方向を図面に直交させ、
即ちインキ画像担持体Sの搬送方向に直角に交わるよう
に配備されている。
【0028】フラッシュランプ129に関して、インキ
画像担持体Sと反対側にはリフレクター130が、フラ
ッシュランプ129を長手方向にわたって半ば囲繞する
ように設けられている。リフレクター130のフラッシ
ュランプ129側に面した面は反射面となっている。リ
フレクター130は例えばアルミニウムの電界研磨品等
で形成され、反射面の横断面形状はフラッシュランプ1
29の軸の位置を焦点とする放物線形状である。
【0029】リフレクター130の、インキ画像担持体
Sを迎え入れる側にはガイド125が設けられ、ガイド
125にはインキ画像担持体Sの先端部を検知するセン
サー126が設けられている。この例に於いてセンサー
126は光学式であるが、アクチュエーター等による接
触式のものでもよい。また、光学式・接触式を問わず、
センサーの設置位置は図の位置に限らず、インキ画像担
持体Sの先端部を検知できる位置でればどこでもよく、
例えば、図2において、インキ画像担持体Sの搬送路に
関してフラッシュランプ129と反対側に設置しても良
い。
【0030】制御部15はフラッシュランプ129に対
する電源を含み、センサー126によるインキ画像担持
体S先端の検知信号を受け、所定のタイミングでフラッ
シュランプ129をフラッシュ発光させる。センサー1
26と制御部15とは「制御手段」を構成する。
【0031】制御部15によるフラッシュランプ129
の制御は以下のように行われる。即ち、図中に符号Lで
示す領域はフラッシュ光の照射によりインキ画像の乾燥
が有効に行われる領域である。制御部15は、センサー
126がインキ画像担持体Sの先端を検知するとカウン
ターにより所定の時間をカウントする。この時間は、イ
ンキ画像担持体Sの先端部がセンサー126により検知
されてから上記領域Lの左側の端部に到達するのに要す
る時間であり、インキ画像担持体Sの搬送速度と、セン
サー126と領域Lの左側端部との間の距離により定ま
る。
【0032】上記所定時間の経過後、制御部15はフラ
ッシュランプ129をフラッシュ発光させ、その後は、
インキ画像担持体Sが領域Lを移動するごとに繰り返し
てフラッシュ発光する。
【0033】フラッシュランプ129がフラッシュ発光
すると、フラッシュ光は直接に、あるいはリフレクター
130に反射されてインキ画像担持体Sの表面を照射す
る。インキ画像担持体Sが印刷用紙であるときは、イン
キ画像の形成されている以外の部分ではフラッシュ光
は、その殆どが反射される。この反射光はリフレクター
130により反射されて再度インキ画像担持体表面を照
射する。インキ画像Iの形成されていない部分では、イ
ンキ画像担持体表面とリフレクター130との間で上記
反射が何回も繰り返され、インキ画像Iには、フラッシ
ュランプ129の「発光の際の、直接光およびリフレク
ター130による反射光」以外に、上記反射の繰返しに
よる2次的な光照射により極めて効率良く光照射され
る。
【0034】このフラッシュ光照射により、前述の如く
してインキ画像Iの瞬時の乾燥が行われる。なお、上記
領域Lの長さが、インキ画像担持体Sの搬送方向長さと
同等もしくはより長い場合には、フラッシュランプ12
9の発光はインキ画像担持体1枚当たりに一回でも良い
ことはいうまでもない。
【0035】図3にはインキ画像乾燥装置の変形実施例
を3例示す。繁雑を避けるため、混同の虞れがないと思
われるものに就いては図2におけると同一の符号を用い
る。図3において、符号127はインキ画像担持体Sの
「搬送手段としての搬送ベルト」を示し、符号128は
「吸引ファン」を示す。吸引ファン128は搬送ベルト
127により搬送されるインキ画像担持体Sを搬送ベル
ト127に密着させ、搬送を確実なものとするために用
いられる。
【0036】図3(a)に示す実施例では、フラッシュ
ランプ129Aとリフレクター130Aとの組合わせの
外に、第2のフラッシュランプ129Bとリフレクター
130Bとの組合わせが、インキ画像担持体Sの搬送方
向へ前後密接して配備されている。この実施例における
インキ画像乾燥は種々のモードが可能である。
【0037】例えば、インキ画像担持体Sの先端部がリ
フレクター130Bの左側端部にさしかかった時点で、
フラッシュランプ129A,129Bを同時にフラッシ
ュ発光させてインキ画像担持体全面のインキ画像を同時
に乾燥させることができる。
【0038】あるいは、センサー126がインキ画像担
持体Sの先端を検知したのち、上記先端が、図示のよう
にリフレクター130A,130Bの間にさしかかった
状態で、フラッシュランプ129Aのみをフラッシュ発
光させてインキ画像担持体Sの搬送方向前半のインキ画
像を乾燥させ、続いて、インキ画像担持体Sが搬送され
て搬送方向後端部が上記リフレクター130A,130
Bの間にさしかかった状態で、フラッシュランプ129
Bのみをフラッシュ発光させてインキ画像担持体Sの搬
送方向後半のインキ画像を乾燥させるようにすることも
できる。
【0039】このようにすると、例えば、フラッシュラ
ンプ129Aのみを用いてインキ画像担持体Sの搬送方
向前半部と後半部とにフラッシュ光照射を行う場合のフ
ラッシュランプ129Aの発光間隔に比して、フラッシ
ュランプ129Aとフラッシュランプ129Bとのフラ
ッシュ発光の間隔を長くとることができ、フラッシュ発
光のための充電時間を長くとれるので制御手段に余裕が
取れる。またフラッシュ発光の間隔が長いほど平均電力
が小さいので、電源に求められる仕様を低減することが
できる。
【0040】図3(b)に示す実施例では、揺動可能な
2つのストッパー16,17がインキ画像担持体Sの搬
送路に沿って設けられ、図示されない制御手段により搬
送路に対して入出可能となっている。
【0041】センサー126がインキ画像担持体Sの先
端部を検知すると。図示されない制御手段はストッパー
16を時計回りに回転させて実線の態位に配備する。ス
トッパー16がインキ画像担持体Sの先端部に当接する
と、制御手段は搬送ベルト127の駆動を停止し、イン
キ画像担持体Sを停止状態にする。この状態でフラッシ
ュランプ129をフラッシュ発光させてインキ画像担持
体Sの搬送方向前半部のインキ画像を乾燥させる。
【0042】次いで、制御手段はストッパー16を搬送
路から退避させると共に、ストッパー17を破線で示す
ように搬送路中に配置し、搬送ベルト127を再駆動す
る。そしてストッパー17がインキ画像担持体Sの先端
部に当接したら、制御手段は搬送ベルト127の駆動を
停止してインキ画像担持体Sを停止状態にし、フラッシ
ュランプ129をフラッシュ発光させてインキ画像担持
体Sの搬送方向後半部のインキ画像を乾燥させる。
【0043】なお上記乾燥プロセス中、搬送ベルトの駆
動状態を維持し、ストッパー16,17のみでインキ画
像担持体の移動を停止させても良い。
【0044】図3(c)に示す実施例では、インキ画像
乾燥部の搬送ベルト127と、それ以前の搬送ベルト1
27Aとで、インキ画像担持体Sの搬送速度を異ならせ
ている。符号128Aは吸引ファンを示す。この実施例
では、搬送ベルト127の搬送速度を「搬送ベルト12
7Aの搬送速度よりも小さく、インキ画像乾燥に適した
搬送速度」に設定し、所望のタイミングによるフラッシ
ュ光照射の繰返しでインキ画像の乾燥を行うことができ
る。
【0045】図2および図3に示した各実施例において
フラッシュランプは、必要に応じて複数本を図面に直交
する方向(インキ画像担持体の搬送方向に直交する方
向)に配備して良く、この場合、図面に直交する方向に
おけるインキ画像担持体の幅が複数種類ある場合に、上
記幅に応じて上記方向に配列された複数のフラッシュラ
ンプの発光の組合わせを変えても良い。また、リフレク
ターのインキ画像担持体搬送路側の部分には、インキ画
像担持体がフラッシュランプ側へ入り込まないように、
保護ガラスや保護ワイヤーを設けることができる。
【0046】フラッシュランプ129等としては例えば
「可視領域と近赤外領域に強いエネルギースペクトルを
持つキセノンランプ」を好適に用いることができる。エ
マルジョンインキの色に応じ、インキ中には黒色以外に
も赤・青・緑や茶色等、種々の色の顔料が用いられる
が、上記キセノンランプからの光は、これら種々の顔料
に極めて効率良く吸収されて顔料を発熱させる。これに
対し、インキ画像を担持した印刷用紙は、上記キセノン
ランプのエネルギースペクトル領域の光に大きな吸収率
を持たない(高だか20〜30%程度)ので、断熱的に
エマルジョンインキ中の水分の蒸発を起こすために都合
が良い。
【0047】黒色のエマルジョンインキにおける顔料と
して一般的に使用されるカーボンブラックは全波長領域
に対して高い吸収率を有するので、フラッシュランプと
して上記キセノンランプ以外にも種々のものを使用でき
る。
【0048】図4は請求項4,5記載の孔版印刷装置の
1実施例を要部のみ略示している。この孔版印刷装置は
デジタル孔版印刷装置である。装置本体50の上部にあ
る、符号51で示す部分は「原稿読取部」を構成し、そ
の下方の符号52で示す部分は「製版書込み部」、その
左側に符号53で示すのは「印刷ドラム」、その左の符
号54で示す部分は「排版部」、製版書込み部52の下
方の符号55で示す部分は「給紙部」、印刷ドラム10
9の下方の符号56で示す部分は「印圧部」、装置本体
50の左下方の符号57で示す部分は「排紙部」を、そ
れぞれ示している。この実施例における特徴は、印圧部
56と排紙部57との間の印刷用紙搬送路に、図2で説
明した型のインキ画像乾燥装置を設け、さらに上記搬送
路におけるインキ画像乾燥装置の上流側に吹き出しファ
ン124を設けた点にある。
【0049】以下、この実施例装置による孔版印刷工程
を簡単に説明する。先ず、原稿読取部51の原稿載置台
(図示されず)に、印刷すべき画像を持った原稿を載置
し、図示しないスタートボタンを押す。
【0050】スタートボタンの押圧に伴い、先ず「排版
工程」が実行される。即ち、この状態においては、印刷
ドラム53の外周面に前回の印刷で使用された孔版マス
タ111が残っている。
【0051】先ず、印刷ドラム53が矢印方向とは逆向
き、即ち反時計回りに回転する。印刷ドラム53の外周
面109に保持されている使用済みの孔版マスタ111
も印刷ドラム53とともに回転するが、孔版マスタ11
1の後端部が排版ローラー対118に近づくと同ローラ
ー対118は回転しつつ、一方のローラーが孔版マスタ
111の後端部をすくい上げ、矢印方向へ搬送しつつ孔
版マスタ111を印刷ドラム53の外周面109から引
き剥がす。このとき印刷ドラム53は反時計回りの回転
を続けている。
【0052】排版ベルト118により搬送される孔版マ
スタ111は終には印刷ドラム53の外周面109から
完全に引き剥がされ、排版ボックス120内へ排出され
る。すると上方から圧縮部材119が下降して排版ボッ
クス120内の孔版マスタを圧縮する。圧縮が終了する
と圧縮部材119は図示の位置まで上昇して停止され
る。
【0053】この排版工程が実行されている間、原稿読
取部51では「原稿読取」が行われる。即ち、図示され
ない原稿載置台に載置された原稿101は、CCD10
3を用いる公知の「縮小式の原稿読取方式」で読み取ら
れ、原稿トレイ102上に排出される。CCD103か
ら出力される原稿画像情報は、図示されない画像処理部
でデジタル信号に変換される。
【0054】このデジタル信号化された画像情報に基づ
き「製版工程」が行われる。即ち、孔版マスタは製版書
込み部52のマスタロール105から引き出され、プラ
テンロール104の位置でプラテンロール104ととも
に孔版マスタを挾むように設けられたサーマルヘッド1
06により画像書込みされる。
【0055】サーマルヘッド106は、前記画像処理部
から送られてくる画像情報に従い、個々の微小な発熱素
子が選択的に発熱駆動される。この間、孔版マスタは間
欠的に搬送され続ける。発熱した発熱素子に接触してい
る孔版マスタ部分は溶融し穿孔される。このように、画
像情報に応じた孔版マスタの位置選択的な穿孔により画
像情報が書き込まれる。
【0056】画像情報が書き込まれた孔版マスタはマス
タ搬送ローラ対108により印刷ドラム53の外周部へ
向かって送り出され、図示されないガイド板により下方
へ進行方向を変えられ、クランプ部ヘ向かって垂れ下が
る。印刷ドラム53は、このとき既に排版工程により
「前回使用された孔版マスタ」を除去されており、クラ
ンパー110が、上記垂れ下がってくる新たな孔版マス
タの先端部をクランプできる所定のクランプ位置におい
て上方へ向かって開いている。
【0057】マスタ搬送ローラ対108から送り出され
た孔版マスタの先端をクランパー110がクランプする
と、印刷ドラム53は時計回りに回転しつつ外周面10
9に新たな孔版マスタを巻きつけていく。画像情報を書
き込まれた孔版マスタの後端部はカッター107により
カットされる。
【0058】孔版マスタが印刷ドラム53の外周部に巻
装されると「給版工程」が終了し、印刷工程が開始され
る。まず、給紙コロ113および分離コロ114が回転
して紙台115上に積載されたインキ画像担持体として
の印刷用紙112が上方から1枚づつ分離してフィード
ローラ対116に送り出される。
【0059】フィードローラ対116は印刷用紙112
の先端部を挾持して待機し、印刷ドラム53の回転によ
る孔版マスタの移動に同期を取って印刷用紙112を印
圧部56へ向けて送り出す。この送り出しに同期を取っ
てプレスローラ117が印刷用紙112の裏面側を押し
上げ、印刷用紙112の表面側を印刷ドラム外周面に保
持された孔版マスタに押圧する。
【0060】このとき、印刷ドラム53の内周側ではイ
ンキローラ122が印刷ドラム53の内周面に転接しつ
つインキ溜り121からエマルジョンインキを供給す
る。印刷ドラム53は多孔性であるから供給されたイン
キは印刷ドラム53の外周面に滲み出し、さらに孔版マ
スタの穿孔された部分を通って印刷用紙112の表面に
供給され、インキ画像を形成する。
【0061】印圧部においてインキ画像を形成された印
刷用紙112は剥離爪123により印刷ドラム53から
分離され、搬送ベルト127上に乗り上げ、搬送ベルト
127の反時計回りの回転により排紙部57へ向かって
搬送される。このとき吸引ファン128が動作して、印
刷用紙112を搬送ベルト127の周面に密接させて搬
送を確実ならしめる。
【0062】このように搬送される印刷用紙112上に
形成されたインキ画像に対して、フラッシュランプ12
9によるフラッシュ光がリフレクター130による反射
光もろとも照射され、図1に即して説明した如くしてイ
ンキ画像の乾燥が行われる。インキ画像を乾燥された印
刷用紙は、排紙部57の排紙台131上に順次排出積載
される。このようにして所望の枚数の印刷が得られる
と、印刷の全工程が終了する。
【0063】前述したように、この発明のフラッシュ光
照射による乾燥方法では、エマルジョンインキ中の水分
が瞬時にして水蒸気とされるので、短時間の内に多量の
水蒸気が印刷装置内に発生することとなる。このような
水蒸気は、放置すれば装置内部で結露したりして装置に
好ましからざる影響を与える虞れがある。
【0064】そこでこの実施例では、フラッシュランプ
129によるインキ画像乾燥装置よりも、印刷用紙搬送
路の上流側に吹き出しファン124を設け、印刷用紙搬
送路に沿って「装置の外部へ向かう空気流」を発生させ
るようにした。インキ画像乾燥装置によるインキ画像の
乾燥が行われるときは吹き出しファン124を動作さ
せ、インキ乾燥に伴って発生する水蒸気を上記空気流に
より印刷装置外部へ吹き出してしまうのである。このよ
うにして、インキ乾燥に伴って発生する水蒸気が印刷装
置内に残留するのを完全に防止することができる。
【0065】図4の実施例装置を用い、エマルジョンイ
ンキとして「油相:約10〜50重量%と水相:約90
〜50重量%とからなり、油相中の界面活性剤のHLB
が3.0〜5.5で、水相がアクリル樹脂またはその誘
導体を含有して15〜350ポワズに増粘されたW/O
型のエマルジョンインキ」を用い、乾燥効果の実験を行
った。
【0066】上記エマルジョンインキで通常の印刷用紙
に画像面積:4%にインキ画像を形成した。このインキ
画像を「裏移り」が生じない状態にまで自然乾燥させる
と、乾燥時間として15〜30秒が必要であった。
【0067】フラッシュランプ129としてキセノンラ
ンプを用い、0.4J/cm2のエネルギーでフラッシ
ュ光(発光時間:0.1〜数10msec)を照射する
強制乾燥を行ったところ、遅くとも1秒後には裏移りが
生じない状態となっていた。
【0068】図5は、従来から知られた赤外線ヒーター
等による連続加熱方式のインキ画像乾燥方法と、この発
明によるフラッシュ光照射によるインキ画像乾燥方法と
の差異を説明するための図である。
【0069】赤外線ヒーター等による連続加熱式のイン
キ画像乾燥方法では、比較的低い一定の輻射強度:W2
で時間:T2の間、輻射がインキ画像に照射される(符
号F2で示す部分)。このときインキ画像の乾燥に消費
されるエネルギーは面積:E2=W2×T2である。
【0070】これに対し、この発明の方法では、輻射強
度は極めて短い時間:T1内に概略符号F1で示すように
最大輻射強度:W1まで変化し、インキ乾燥に消費され
るエネルギーは面積:E1≒(T1×W1)/2である。
1とE2とを比較したところ、E1の方がE2よりも小さ
いことが分かった。
【0071】その理由は以下のように考えられる。即
ち、赤外線ヒーター等で連続加熱する方法では、赤外線
がインキ画像のみならずインキ画像を保持している印刷
用紙にも吸収され全体の温度が上昇するので、乾燥のた
めの熱は印刷用紙の温度上昇にも使用される。これに対
し、フラッシュ照射による乾燥方法では、前述したよう
にフラッシュ光がインキ画像担持体には殆ど吸収され
ず、インキ画像のみが有効に加熱されるので乾燥のため
のエネルギーは、インキ画像から水分を蒸発させるため
の必要最小限のエネルギーで足りるのである。
【0072】なお、電子複写機における粉体のトナー像
を定着する装置としてフラッシュ光照射を行うものが知
られており、このようなフラッシュ光照射装置は、この
発明の方法の実施に有効に利用できる。
【0073】また、上には、W/O型のエマルジョンイ
ンキによるインキ画像の乾燥を出して説明したが、例え
ば特開平2−86667号公報等により従来から良く知
られたO/W型のエマルジョンインキによるインキ画像
の乾燥にも、この発明は極めて良好に適用可能である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
新規なインキ画像乾燥方法、この方法を実施するための
新規なインキ画像乾燥装置および、このインキ画像乾燥
装置を有する孔版印刷装置を提供できる。
【0075】この発明のインキ画像乾燥方法および装置
は上記の如き構成となっているから、繊維性のインキ画
像担持体上にエマルジョンインキで形成されたインキ画
像を極めて短時間で完全に乾燥させることができ、裏移
り等の問題を有効且つ省エネルギー的に解決することが
できる。また、フラッシュ光照射で乾燥を行うから乾燥
のための長い準備時間を必要とせず、フラッシュ光はイ
ンキ中の水相のみを有効に蒸発させるので乾燥の際に印
刷用紙の波打ちが発生することもない。
【0076】この発明の孔版印刷装置は上記インキ画像
乾燥装置を有するので、連続印刷の際に、印刷された印
刷用紙を排紙部に次々に高速で排出・積載しても裏移り
等の問題がない。また、この発明のインキ画像乾燥方法
はインキ画像担持体を連続加熱しないので、インキ画像
担持体の搬送不全でジャム等が生じてもインキ画像担持
体の発火の虞れがない。また請求項5記載の孔版印刷機
では、インキ画像乾燥に伴って発生する水蒸気が印刷装
置内に残留することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のインキ画像乾燥方法の原理を説明す
るための図である。
【図2】この発明のインキ画像乾燥装置の1実施例を説
明するための図である。
【図3】この発明のインキ画像乾燥装置の変形実施例を
3例示す図である。
【図4】この発明の孔版印刷装置の1実施例を示す図で
ある。
【図5】この発明のインキ画像乾燥方法と連続加熱式の
インキ画像乾燥方法との差異を説明するための図であ
る。
【符号の説明】 1 インキ画像担持体(印刷用紙)の巨視的に見た
表面 2 インキ画像担持体を構成する繊維 3 エマルジョンインキ 4 水相 5 油相

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維性のインキ画像担持体上にエマルジョ
    ンインキにより形成されたインキ画像を乾燥させる方法
    であって、 インキ画像を形成されたインキ画像担持体面にフラッシ
    ュ光を照射することを特徴とするインキ画像乾燥方法。
  2. 【請求項2】繊維性のインキ画像担持体上にエマルジョ
    ンインキにより形成されたインキ画像を乾燥させる装置
    であって、 インキ画像を形成されたインキ画像担持体を定方向へ搬
    送する搬送部に面して設けられる1以上のフラッシュラ
    ンプと、 上記1以上のフラッシュランプの光を上記搬送部側へ反
    射する1以上のリフレクターと、 上記フラッシュランプのフラッシュ発光を制御する制御
    手段とを有することを特徴とするインキ画像乾燥装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のインキ画像乾燥装置におい
    て、 1以上のフラッシュランプが、可視領域と近赤外領域に
    強いエネルギースペクトルを持つキセノンランプである
    ことを特徴とするインキ画像乾燥装置。
  4. 【請求項4】製版された孔版マスタを印刷ドラム外周面
    上に巻装し、上記印刷ドラム内周側からエマルジョンイ
    ンキを供給して印刷用紙にインキ画像を形成する孔版印
    刷装置において、 インキ画像を形成された後の印刷用紙を排出部へ向かっ
    て搬送する搬送路に沿って、インキ画像の形成された印
    刷用紙面の面する側に、請求項2または3記載のインキ
    画像乾燥装置を設けたことを特徴とする孔版印刷装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の孔版印刷装置において、 インキ画像を形成された後の印刷用紙を排出部へ向かっ
    て搬送する搬送路に沿って印刷用紙搬送方向へ向かって
    流れる空気流を形成するための吹き出しファンをインキ
    画像乾燥装置よりも上流側に設けたことを特徴とする孔
    版印刷装置。
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