JPH0631241U - 車載用携帯電話 - Google Patents
車載用携帯電話Info
- Publication number
- JPH0631241U JPH0631241U JP6738892U JP6738892U JPH0631241U JP H0631241 U JPH0631241 U JP H0631241U JP 6738892 U JP6738892 U JP 6738892U JP 6738892 U JP6738892 U JP 6738892U JP H0631241 U JPH0631241 U JP H0631241U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile phone
- circuit
- external speaker
- external
- vehicle
- Prior art date
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- Pending
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ハンドフリータイプの「車載用携帯電話」にお
いて、携帯電話機と外部スピーカとの間の配線をなく
す。 【構成】携帯電話機10のイヤホン端子に、赤外線発光
ダイオード23を組み入れた変調回路(送信回路)16
を接続する一方で、外部スピーカ13に、フォト・トラ
ンジスタ24を組み込んだ復調回路(受信回路)17を
接続する。
いて、携帯電話機と外部スピーカとの間の配線をなく
す。 【構成】携帯電話機10のイヤホン端子に、赤外線発光
ダイオード23を組み入れた変調回路(送信回路)16
を接続する一方で、外部スピーカ13に、フォト・トラ
ンジスタ24を組み込んだ復調回路(受信回路)17を
接続する。
Description
【0001】
本考案は、車載用携帯電話に関し、特に赤外線音声通信を利用して携帯電話を ハンドフリー化したものに関する。
【0002】
一般に、自動車電話等の車両用電話にあっては、危険であるため、走行中のハ ンドセット(送受話器)を使っての通話は好ましくない。そこで、特に車両用電 話の場合には、近時、ハンドセットを使わずに通話しうるいわゆるハンドフリー 通話機能を備えたものが普及しつつある。例えば、軽量で小型の携帯電話を自動 車電話として用いる場合、その携帯電話のハンドフリー化は、従来、図2に示す ような構成でなされていた。すなわち、同図に示すように、車載する携帯電話機 10の外部音声入力端子に外部マイク(ハンドフリーマイク)11を接続し、外 部音声出力端子(イヤホン端子)に増幅器12を介して外部スピーカ13を接続 していた。
【0003】
しかしながら、このような従来の車載用携帯電話のハンドフリー化にあっては 、携帯電話機10と外部マイク11および外部スピーカ13とがそれぞれハーネ ス14,15で接続されているため、このハーネス14,15の引き回しなどで 外部マイク11や外部スピーカ13の取り付けにかなり手間がかかる。すなわち 、狭小な車室内に車両用電話を設置する場合には、車室内の空間の有効活用なら びに使用の際の便利さといった要請が考慮されなければならず、携帯電話機10 の設置場所はもちろん、外部マイク11や外部スピーカ13の設置場所について もある程度制限されざるを得ないため、必ずしも常に配線の都合を優先すること ができるとは限らない。また、ハーネス14,15の存在との関係で見た目が悪 いような場合にも、外部スピーカ13等の設置場所は限定されうる。
【0004】 本考案は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、外部ス ピーカと携帯電話機間の配線を不要としたハンドフリータイプの車載用携帯電話 を提供することを目的とする。
【0005】
上記の目的を達成するための本考案は、携帯電話機と外部スピーカとが赤外線 通信手段を介して接続されていることを特徴とする。
【0006】
このように構成した本考案にあっては、携帯電話機と外部スピーカとが赤外線 通信手段を介して接続されているため、携帯電話機と外部スピーカとの間に配線 は必要ない。そのため、配線作業の手間が省略されるほか、配線レイアウトによ る配置場所の制約を受けることなく外部スピーカを任意の適当な場所に設置する ことができる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例によるハンドフリータイプの車載用携帯電話の概略構 成図であって、図2と同じ部材には同一の符号を付してある。
【0008】 図1に示すように、この車載用携帯電話は、通常の携帯電話機10と、ハンド フリー通話に使用される外部マイク(ハンドフリーマイク)11と、同じくハン ドフリー通話に使用される外部スピーカ13と、音声信号を変調し赤外線に乗せ て送信する送信回路16と、この送信回路16から送信された赤外線を受信して 復調する受信回路17とで構成されている。赤外線通信手段は送信回路16と受 信回路17とで形成されている。
【0009】 携帯電話機10はアンテナ18と図示しない無線装置を有し、また表示部19 や操作キー部20、内蔵スピーカ21、内蔵マイク22等を備えている。この携 帯電話機10は、例えば、センターコンソールリッドの表面に取付用ブラケット を介して取り付けられる。なお、本実施例では、通常の携帯電話機10を自動車 電話として使用しているが、これは、携帯電話機を車室外でも使えるようにする ためであって、車室内での使用に限定するのであれば、必ずしも携帯電話機に内 蔵スピーカや内蔵マイクは必要ない。
【0010】 外部マイク11はハーネス14を介して携帯電話機10の外部音声入力端子に 接続されている。この外部マイク11は、例えばフロントピラーの内側の適当な 位置に取り付けられる。
【0011】 送信回路16は、赤外線発光ダイオード(LED)23を組み入れたパルス幅 変調回路であって、携帯電話機10からの音声信号(イヤホン信号)を変調(パ ルス幅変調)し、赤外線LED23をドライブして音声信号を赤外線として送信 する。この送信回路(変調回路)16の具体的な回路構成の例は、例えば「トラ ンジスタ技術」1992年4月号の第311頁に記載されている。また、この送 信回路16の入力は携帯電話機10の外部音声出力端子(イヤホン端子)に接続 されている。なお、この送信回路16は、車室内の適当な場所、例えば携帯電話 機10の取付用ブラケットに取り付けられる。
【0012】 受信回路17は、フォト・トランジスタ24が組み入れられた復調回路であっ て、送信回路16の赤外線LED23からの赤外線を受信して音声を復調する。 この受信回路(復調回路)17の具体的な回路構成の例は、例えば同じく「トラ ンジスタ技術」1992年4月号の第312頁に記載されている。外部スピーカ 13はこの受信回路17に接続され、両者は一体化している。これら外部スピー カ13と受信回路17は、例えばルームミラーまたはサンバイザーの縁部に取り 付けられる。
【0013】 このような構成とすることにより、携帯電話機10を置いたままで、外部マイ ク11と外部スピーカ13を使ってハンドフリー通話をすることができる。
【0014】 したがって、本実施例によれば、携帯電話機10のイヤホン信号を利用し、赤 外線音声通信によって、携帯電話機10の受信した音声を外部スピーカ13に伝 送するようにしたので、外部スピーカ13をシステム構成上ワイヤレス化するこ とができ、携帯電話機10と外部スピーカ13との間の配線が不要となる。した がって、ハーネスの引き回し等に煩わされることなく、外部スピーカ13を送信 回路16からの赤外線の届く範囲でなら任意の適当な場所に設置することができ るようになる。このことは、また、携帯電話の取付性、特に後付性の向上に資す る。
【0015】
以上述べたように本考案によれば、携帯電話機と外部スピーカ間の配線をなく すことができるようになり、外部スピーカの設置性ないし取付性の向上が図られ る。
【図1】本考案の一実施例によるハンドフリータイプの
車載用携帯電話の概略構成図である。
車載用携帯電話の概略構成図である。
【図2】従来のハンドフリータイプの車載用携帯電話の
概略構成図である。
概略構成図である。
10…携帯電話機 11…外部マイク 13…外部スピーカ 16…送信回路(赤外線通信手段) 17…受信回路(赤外線通信手段) 23…赤外線発光ダイオード 24…フォト・トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】携帯電話機(10)と外部スピーカ(13)とが赤
外線通信手段(16,17) を介して接続されていることを特
徴とする車載用携帯電話。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6738892U JPH0631241U (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 車載用携帯電話 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6738892U JPH0631241U (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 車載用携帯電話 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631241U true JPH0631241U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13343561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6738892U Pending JPH0631241U (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 車載用携帯電話 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631241U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007036908A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Kddi Corp | 音声出力装置 |
JP2007053507A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Kddi Corp | 音声出力装置 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP6738892U patent/JPH0631241U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007036908A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Kddi Corp | 音声出力装置 |
JP2007053507A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Kddi Corp | 音声出力装置 |
JP4569414B2 (ja) * | 2005-08-16 | 2010-10-27 | Kddi株式会社 | 音声出力装置 |
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