JPH06311195A - Apsk変調信号復調装置 - Google Patents

Apsk変調信号復調装置

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JPH06311195A
JPH06311195A JP5092807A JP9280793A JPH06311195A JP H06311195 A JPH06311195 A JP H06311195A JP 5092807 A JP5092807 A JP 5092807A JP 9280793 A JP9280793 A JP 9280793A JP H06311195 A JPH06311195 A JP H06311195A
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JP
Japan
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signal
exp
delay
output
sexp
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Application number
JP5092807A
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English (en)
Inventor
Mamoru Sawahashi
衛 佐和橋
Fumiyuki Adachi
文幸 安達
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 遅延検波方式で復調誤り率特性を改善する。 【構成】 受信された変調信号は直交検波され、ディジ
タル信号とされて遅延手段101へ供給され、順次1シ
ンボルずれた遅延信号Zn−1〜Zn−Lが出力され
る。演算手段104,105からは現在の相対位相判定
値Δφn ′、相対振幅判定値Δrn ′がそれぞれ遅延手
段102へ供給され、これより順次1シンボルずれた判
定値Δφn-1 ′〜Δφn-L+1 ′,Δrn-1 ′〜Δr
n-L+1 ′が出力される。出力は演算手段103の演算結
果Sexp とZnと、取り得る各Δφn とについて演算手
段104で演算がなされ、最大となるΔφn ′とSexp
とZnと取り得る各Δrn について演算手段105で最
小となるΔrn をΔrn ′とし、Δrn ′,Δφn ′に
より演算手段106のROMを読出して復号データを得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル無線通
信、特に移動無線通信において振幅成分と位相成分とに
独立に伝送情報をのせたAPSK(QAM* ) 変調信号
を復調する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の自動車電話では、アナログFM変
調方式で音声伝送が行なわれており、次期のディジタル
移動通信方式では、変調方式としてπ/4シフトQPS
K変調が用いられることが決まっている。今後一層の周
波数利用効率の向上のためには、信号空間上の多値化を
図り、周波数軸上での狭帯域化を図る方法が1つの有力
な解決方法である。伝送信号の多値化の方法としては位
相変調方式(PSK) の多相化を図った多相位相変調方
式(MPSK) のように単に位相を多相化するよりは、
振幅と位相に独立の情報を持たせた振幅位相変調方式の
方が受信側で同じ誤り率特性を得るのに所要CNRが低
くてすみ、送信側の送信電力を低減することができ有利
である。
【0003】APSK変調の信号マッピングは、Cir
cular型、Triangular型、Rectan
gular型、Hexagonal型に分類することが
できる。APSK変調のシンボル誤り率はCircul
ar型、Rectangular型、Triangul
ar型、Hexagonal型の順に劣化していく。こ
の点と、変調器及び復調器の実現の容易さから、従来の
固定無線等ではRectangular型の振幅位相変
調方法が用いられている。ここでM=16であるRec
tangular型QAMの信号マッピングを図5Aに
示す。以下この変調方法をSquare16値QAMと
呼ぶ。なお図5A中の4ビットの符号は差動符号化して
いない自然符号値を示す。
【0004】図6に従来の固定無線に用いられるSqu
are16値QAMの同期検波器のブロック構成を示
す。図において入力端子10からの受信変調信号は、2
分配用のハイブリッド11、ミクサ12,13、90度
移相器14で構成される直交検波器15において局部発
振器16により同相成分のI信号と直交成分のQ信号と
の2チャネルのベースバンド信号に変換され、これらは
低域通過フィルタ17,18によりそれぞれ高調波成分
が除去された後A/D変換器19,21でそれぞれディ
ジタル値に変換される。復号識別回路22でこのベース
バンド信号からシンボルタイミングが再生され、この再
生クロックによりデータ識別が行なわれて出力端子23
へ出力される。加算回路24、減算回路25、掛算回路
26,27、加算回路28からなる4逓倍回路29、位
相判定回路31はAM処理回路32とともに搬送波再生
回路を構成する。4逓倍回路29は4逓倍することによ
り変調信号成分を除去するためのもので、位相判定回路
31、AM処理回路32はI,Q軸からの距離が等しく
ないマッピング点を検出、除去するためのものである。
入力変調信号の位相と局部発振器16(VCO) の出力
信号との位相誤差を検出してループフィルタ33で平滑
後、制御電圧として局部発振器16へ帰還させることに
より、局部発振器16からは位相同期した搬送波信号が
生成される。この同期検波器を移動通信に適用すると局
部発振器16の制御ループがフェージングに伴う受信信
号レベル変動に起因する受信ベースバンド信号の位相回
転に追従できなくなり、受信特性が劣化する。
【0005】従ってSquare16値QAMを移動通
信のレイリーフェージング環境下で適用する場合には、
例えば電子情報通信学会誌72−B−2,No.1で発
表されている「陸上移動通信用16QAMのフェージン
ク歪み補償方式」が適用される。図7は、ここに示され
ている従来のSquare16値QAMの準同期検波器
の構成を示し、図6と対応する部分に同一符号を付けて
ある。局部発振器16は周波数同期制御を行わない周波
数固定とされる。A/D変換器19,21の各出力から
クロック位相同期回路34で入力信号と同期したクロッ
クが作られ、またフレーム同期回路35により入力信号
と同期したフレームが作られる。またA/D変換器1
9,22の各出力はそれぞれタップ付き遅延回路36,
37へ供給され、これら各遅延回路36,37の各タッ
プ出力に対し、重み付け係数ROM38からの重み係数
がそれぞれ乗算器39により重み付けられ、加算器4
1,42で加算され、これら加算出力からそれぞれ最適
利得が回路43,44で算出される。
【0006】このフェージンク歪み補償方式では、位相
既知のパイロット信号を一定周期でデータ信号の中に挿
入し、回路36乃至44においてパイロット信号時点で
のフェージンク歪みを検出してフェージング歪み補正分
を計算し、各情報点では複数のパイロット信号でのフェ
ージング歪み補償成分を内挿して各情報信号点での複素
ランダム信号c(k) を求め、これにより遅延回路4
5,46でタイミングを合せたA/D変換器19,21
の出力の各情報信号点のフェージング歪みをフェージン
グ歪み補償部47で補償する。情報シンボル(N−1)
個毎に1個の伝送路測定用パイロットシンボルを挿入す
るが、そのパイロットシンボルとしては、最大振幅を有
するマッピング点、例えば図5A中の信号点“111
1”を用いる。サンプリング点kにおける受信ベースバ
ンド信号u(k) は、フェージング歪みによる複素ラン
ダム信号をc(k) 、受信複素ベースバンド信号をz
(t)、白色ガウス雑音をn(k)とすると、 u(k)=c(k)・z(t)+n(k) と表される。ここで信号マッピングの中心からのI軸方
向、Q軸方向への各最大振幅を3とすると、u(k) =
c(k)・(3+3j) +n(k) (jは虚数を示す)
となる。この時 C(k)=u(k)/(3+3j) とすると、 C(k)=c(k)+n(k)/(3+3j) となり、雑音成分が加わったC(k) をc(k) の推定
値として用いる。フレーム同期回路34の出力によりパ
イロットシンボルの時のみ、A/D変換器19,21の
出力がそれぞれ遅延回路36,37に入力され、このパ
イロットシンボルにおける推定値C(k)を用いてパイ
ロットシンボル間の情報シンボルにおけるフェージング
歪み補償成分を上述した回路で内挿して求める。フェー
ジング歪みが補償されたディジタル信号は識別回路48
でデータ識別が行われる。
【0007】一般に同期検波は、遅延検波に比べて同じ
CNRに対する平均誤り率特性が優れている。これは、
雑音成分の少ないCNRの高い搬送は周波数成分を搬送
波再生回路で抽出して参照信号とするからである。しか
し、同期検波では再生回路で基準搬送波を再生する必要
があり、移動通信のようにフェージングで受信信号レベ
ルの変動が大きい場合には、受信レベルが低い時に搬送
波再生で同期はずれが生じ、誤り率特性が劣化すること
がある。また、バースト信号に対しては高速同期が必要
であり、移動通信では、高速同期特性、回路の安易さの
面から、遅延検波が用いられることが多い。
【0008】遅延検波が可能な振幅の異なる多相PSK
を重ねた型の変調方法としてAPSK(QAM* とも云
う) 変調がある。16値APSK変調の信号マッピング
を図5Bに示す。これは8PSK×2型のAPSKであ
り、例えば情報ビット4ビットのうち第1ビットを振幅
ビットとし、第2、3、4ビットを位相ビットとする。
図中の例では、外側のマッピング点では第1ビットは
0、内側のマッピング点では第1ビットは1に絶対値で
対応させている。しかし、移動通信のようにレイリーフ
ェージング下で受信信号レベルが変動する環境下では、
位相成分よりも振幅成分の誤りが大きくなる。従ってレ
イリーフェージングによる振幅成分の変動にかかわら
ず、復調器に入力する信号振幅を一定にする自動利得制
御(AGC)増幅器が必要になる。
【0009】特願平4−172951では、APSK変
調の移動通信への適用において振幅成分のフェージング
に対する耐力をもった復調器構成法を示している。図8
にこの復調器を示す。A/D変換器19,21の各出力
はそれぞれシフトレジスタ51,52でそれぞれ1シン
ボル遅延され、A/D変換器19,21の出力In ,Q
n によりROM53からRn 2 が読出され、シフトレジ
スタ51,52の各出力In-1 ,Qn-1 によりROM5
4からRn-1 2 が読出され、これらRn 2 、R n-1 2はそ
れぞれラッチ55,56にラッチされ、これらラッチ5
5,56の出力でROMの除算器57からRn 2 /R
n-1 2=αが読出される。ROM53乃至除算器57はデ
ィジタルデータの1シンボル前のデータと現ディジタル
データとの相対振幅を計算する相対振幅検出部58を構
成しており、この相対振幅は識別回路59で、I,Q平
面上で所定の円周で示されるしきい値の内外のいづれに
あるかの判定がなされる。In ,In-1 ,Qn ,Qn-1
から1シンボル前のデータとの位相差が位相差検出遅延
演算回路61で演算され、その出力の一部はデータ識別
に用いる再生クロックを生成するクロック位相同期回路
34へ供給され、また位相差を識別する回路62へ供給
され、その識別位相差を回路59から相対振幅の識別値
とが復号回路73へ供給されてデータが復号される。
【0010】この方法では送信側では情報ビットを連続
するシンボルの相対振幅、相対位相(位相差) に分けて
送信する。受信側では振幅成分と位相成分とを独立に検
出し、1シンボル前あるいは数シンボル前のシンボルと
の相対振幅で振幅ビットを検出し、位相ビットについて
は遅延演算を行なって位相情報を検出する。受信のディ
ジタルデータIn =Rn ・cos(φn ) 、Qn =Rn ・si
n(φn ) は、シフトレジスタ51,52で1タイムスロ
ット遅延してIn-1 =Rn-1 ・cos(φn-1 ) 、Qn-1
n-1 ・sin(φn-1 ) となる。時系列nの現在の相対振
幅αは、α=R n 2 /Rn-1 2となり、相対振幅検出部5
8で検出され、この相対振幅αは識別回路59でしきい
値を設けて識別判定される。つまり、このしきい値をk
とすると例えばk−1<α<kの場合には振幅符号ビッ
ト=0、α<kあるいはk−1<αの場合に、振幅符号
ビット=1という規則で振幅ビットを判定する。一方位
相差検出遅延演算回路61では、 cos(φn −φn-1 ) =(In 2 ・In-1 2+Qn 2 ・Qn-1 2) /(Rn ・Rn-1 ) sin(φn −φn-1 ) =(Qn 2 ・In-1 2−In 2 ・Qn-1 2) /(Rn ・Rn-1 ) の演算を行なって位相差データの計算を行なう。この
際、AGC増幅器のダイナミックレンジが受信信号のレ
ベル変化に追従できなくて、仮にRn-1 のレベルが落ち
込んだ場合でも通常はRn で同様にレベルが落ち込むの
で、相対振幅で符号の変化を判定すればAGC増幅器の
ダイナミックレンジ等に十分な性能が得られなくてもフ
ェージングの影響を軽減することができる。
【0011】遅延検波においては通常1シンボル前のデ
ータを参照信号として遅延検波演算を行なう。Znを時
点nにおける受信複素データ、Δφn を遅延検波出力と
すると、 Δφn =Zn・Zn−1* で表される。ここで*は共役複素数を表す。移動通信の
様なレイリーフェージングによるレベル変動が存在する
環境下では、この1シンボル前のデータは干渉成分や熱
雑音を含んだ信号となっている。一方同期検波では、フ
ィルタにより雑音成分が十分除去された信号を直交検波
の参照信号としている。このため、前述のように遅延検
波では本質的に同期検波に比較して受信特性が劣化す
る。
【0012】そこで従来の遅延検波のように1シンボル
前の信号を参照信号とするのではなく、現在のシンボル
からLシンボル前(Lは2以上の整数) の全てのデータ
を用いて、信号対雑音比(SNR) の高い参照信号を生
成する方法が提案されている。論文誌IEEE Tra
nsactions on Communicatio
ns Vol.40,No.3,pp457−460,
March 1992に掲載されている。「Bit E
rror Rate of Binary and Q
uaternary DPSK Siagnals w
ith Multiple Differential
Feedback Detection」にPSK変
調信号に対する判定帰還型の遅延検波器が提案されてい
る。図9にこの判定帰還型遅延検波器を示す。つまり入
力信号Znは乗算器64,65,66へ供給されると共
に、遅延回路67,68,69で順次1シンボル(1タ
イムスロット) 遅延され、遅延回路67の出力Zn−1
は共役回路71、乗算器72へ供給される。データ識別
回路73の出力データは出力端子23へ出力されると共
に遅延回路74,75で順次1シンボル遅延され、遅延
回路74の出力は乗算器72へ供給されると共に乗算器
76で遅延回路69の出力と乗算される。遅延回路75
の出力は乗算器77で乗算器76の出力と乗算され、乗
算器72,77の出力は共役回路78,79でそれぞれ
複素共役とされる。共役回路71,78,79の各出力
はそれぞれ乗算器64,65,66へ供給され、乗算器
64,65,66の出力は加算器81で加算されてデー
タ識別回路73へ供給される。
【0013】前述のように受信複素信号ZnをZn=R
n ・exp 〔jφn 〕と表わす。ここでRn は、干渉、熱
雑音等の影響で変化する振幅成分、φn は、干渉、熱雑
音等の影響で変化する受信位相成分を表す。Edbau
erの方法は、Lシンボル前、図9では3シンボル前ま
での判定位相情報を用いて、次式の遅延演算により現在
の位相判定値Δφn ′が最大になるように、Δφn ′を
決定する。
【0014】 Re 〔Zn(Zn−1) * exp (jΔφn ′) 〕 ここで、参照信号は次のように表わされる。 (Zn−1) =Zn−1+ΣZn−1exp (−jΣΔφn-m ′) 最初のΣはi=2からLまで、次のΣはm=1からj−
1まで (Zn−1) =Zn−1+Zn−2exp (jΔ
φn-1 ′) + … +Zn−1exp (jΣΔφn-m ′) Σはm=1からL−1まで、図9では乗算器72の出力
参照信号はZn−2exp (jΔφn-1 ) となり、乗算器
77の出力参照信号はZn−3exp (jΔφn-1 +jΔ
φn-2 ) となる。このように参照信号はLシンボル前ま
での判定位相情報と入力情報を用いているので非常に信
号対雑音比(SNR) の高い参照信号を生成することが
でき、受信特性を従来の遅延検波より改善することがで
きる。判定帰還のシンボル数を無限にとれば受信誤り率
特性は差動符号化を行なった場合の同期検波と同等の特
性となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】一般に前述の様に絶対
同期検波では、同じCNRに対する誤り率特性が遅延検
波より良好であるが、参照信号の位相の不確定性から復
調信号の絶対位相を求めることは通常困難であり、絶対
同期検波する場合には、情報データの一定周期毎に送受
間で位相が既知のパイロット信号を挿入する方法がとら
れる。しかしこの方法は冗長ビットを付加するためにフ
レーム効率即ち信号の伝送効率が下がる。従って一般的
には、送るべき情報を絶対位相に対応させるのではな
く、位相差に対応させる差動符号化を用いることによ
り、参照波引き込み位相の不確定性の問題を解決してい
る。一方前述の振幅成分と位相成分とに独立に伝送情報
をのせる多値変調方式であるAPSK変調波は相対振
幅、相対位相を検出するために、参照信号がフェージン
グの影響を受け雑音成分を含む信号であるために受信誤
り率特性が同期検波に比較して本質的に劣る。
【0016】この発明は、移動通信システムへの適用し
た場合において、高速同期特性、実現回路の容易さ等の
利点を持った遅延検波演算が適用できるAPSK多値変
調方式において、差動符号化した同期検波と同等の特性
を有する復調装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、図1に示すように、入力信号は第1遅延手段101
により順次1シンボルずれたLシンボル前(Lは2以上
の整数) までの、入力信号Zn−p(p=1,2,…,
L) が生成され、また第2遅延手段102により順次1
シンボルずれたL−1シンボル前までの、相対振幅判定
値Δrn-p 、相対位相判定値Δφn-p ′(p=1,2,
…,L−1) が生成され、第1、第2遅延手段101,
102から出力する信号Zn−p、Δrn-p ′、Δφ
n-p ′より第1演算手段103で次の演算が行なわれて
参照信号Sexp (jψ) が得られる。 Sexp(jψ) =ΣZn−p(Π(1/Δrn-i ′) exp(jΔφn-i ′) ) /Σ(Π(1/Δr′n-1 2) ) (1) Σはp=1からLまで、Πはi=1からp−1までこの
第1演算手段103の出力参照信号Sexp(jψ) と現在
の入力信号Zn=r n exp (jφn ) とから次の演算が
このAPSK変調信号がとり得る各Δφn =φn −φ
p-1 について第2演算手段104で行なわれる。
【0018】 Re 〔(Zn/Sexp(jψ) ) ・exp(−jΔφn ) 〕 (2) その最大のΔφn ′となるΔφn を現在の相対位相の判
定値Δφn ′とされる。第1演算手段103の出力参照
信号Sexp (jψ) と、第2演算手段104の出力であ
る現在の相対位相の判定値Δφn ′と、現在の入力信号
Zn=rn exp (jφn ) とから第3演算手段105に
より次の演算がAPSK変調信号がとり得る各Δrn
n /rn-1 について行なわれ、その最小となるΔrn
が現在の相対振幅の判定値Δrn ′とされる。
【0019】 |Δrn −Re〔(Zn/(Sexp(jψ)))exp(−jΔφn ′) 〕|2 …(3) 第2、第3演算手段104,105により判定した相対
振幅Δrn ′、相対位相Δφn ′から送信データ第4演
算手段106により再生される。第2、第3演算手段1
04,105の演算結果は第2遅延手段102へも供給
される。
【0020】請求項2の発明はq系列(qは2以上の整
数) の受信部からのAPSK入力信号をダイバーシチ合
成する復調装置において、図2に示すように第1乃至第
q判定帰還推定手段1081 〜108q にそれぞれ対応
入力端子101 〜10q からの入力信号Zn1〜Znq
と、現在の振幅判定値Δrn ′及び位相判定値Δφn
とが入力されて各系列の参照信号S1 exp(jψ1 ) 〜S
q exp(jψq ) がそれぞれ生成される。判定帰還手段1
081 は入力端子101 からの入力信号Zn1が請求項
1の発明の第1遅延手段101によりLシンボル前まで
順次1シンボルずれた信号Zn−pが生成され、またΔ
n ′Δφn ′が第2遅延手段102に入力されて、順
次1シンボルずれたL−1シンボル前までの相対振幅判
定値Δr n-p ′、相対位相判定値Δφn-p ′が生成さ
れ、これら第1、第2遅延手段101,102からの出
力信号Zn−p、Δrn-p ′、Δφn-p ′より第1演算
手段103で(1) 式の演算が行われて参照信号S1 ex
p(jψ1 ) が生成される。他の判定帰還手段についても
同様な手法によりそれぞれ対応する参照信号が生成され
る。
【0021】これら判定帰還手段1081 〜108q
求めた参照信号S1 exp(jψ1 ) 〜sq exp(jψq )
と、入力信号Zn1〜Znqとから、この各受信系列の
振幅成分に対し重み付けして合成する次式の演算が第5
演算手段109でなされる。 X={S1 Zn1 exp(−jψ1 ) +S2 Zn2 exp
(−jψ2 ) +…+Sq Znq exp(−jψq ) }/
(S1 2+S2 2+…+Sq 2 ) …(4) の演算結果は第6演算手段110で請求項1の発明の第
2第3演算手段104,105におけるZn(Sexp(j
ψ) ) として供給されて式(2) (3) がそれぞれ計算
され、現在の位相判定値jφn ′と現在の振幅判定値Δ
n ′とがそれぞれ請求項1の発明中の第4演算手段1
06へ出力されると共に判定帰還手段1081 〜108
q へ出力される。
【0022】
【実施例】図3に請求項1の発明の実施例を示す。図に
示していないが、受信信号は直交検波されてI,Q2チ
ャネルのベースバンド信号に変換され、A/D変換器で
ディジタル値に変換されて現在のデータ(入力信号) が
Zn=rn exp(iφn ) (In =rn cos φn ,Qn
n sin φn ) として入力端子100に入力される。こ
の入力信号が、遅延量1シンボル周期の遅延素子111
がL個直列接続されたタップ付遅延手段101へ供給さ
れる。この遅延手段101から順次1シンボルずれたL
シンボル前までの入力信号Zn−1,Zn−2,…,Z
n−Lが検出される。一方後述するように実部演算回路
112から現在の相対位相判定値Δφ n ′が得られ、こ
れが第4演算手段106へ供給されると共に遅延手段1
02aへ供給され、また自乗器113から現在の相対振
幅Δrn ′が得られ、これが第4演算手段106へ供給
されると共に、遅延手段102bへ供給される。遅延手
段102a,102bは共に1シンボル周期遅延を行う
遅延素子111がL−1個直列接続されて構成され、順
次1シンボルずれたL−1シンボル前までの相対位相判
定値Δφn-1 ′,Δφn-2 ′…,Δφn-L+1 ′、相対振
幅判定値Δrn-1′,Δrn-2 ′,…,Δrn-L+1 ′が
それぞれ取出される。
【0023】これらΔrn-1 ′,Δrn-2 ′,…,Δr
n-L+1 ′はそれぞれ、逆数回路114で逆数が演算さ
れ、1/Δrn-1 ′,1/Δrn-2 ′,…,1/Δr
n-L+1 ′が得られる。また前記遅延相対振幅判定値はそ
れぞれ自乗逆数回路115で自乗の逆数が演算され、そ
れぞれ1/(Δrn-1 ′) 2 ,1/(Δrn-2 ′)
2 …,1/(Δrn-L+1 ′) 2 が得られる。乗算器11
1 でzn-2 ・(1/Δrn-1′) ・exp(Δφn-1 ′)
が演算され、乗算器1162 でZn−3・(1/Δrn-
1 ′) ・(1/Δrn-2 ′) ・exp(Δφn-1 ′) ・exp
(Δφn-2 ′) 、乗算器116L-1 でZn−L・{(1
/Δrn-1 ′) ・(1/Δrn-2 ′) …(1/Δr
n-L+1 ′) }・{exp(Δφn-1 ′) ・exp(Δφn-2 ′)
…exp(Δφn-L+1 ′) }が演算される。図に示していな
いが、乗算器1163 〜116L-1 でも同様な演算がな
される。これら乗算器1161 〜116L-1 の乗算出力
とZn−1とが加算器117で加算されて(1) 式の分
子の演算結果が得られる。
【0024】乗算器1181 で(Δrn-1 ′) -2・(Δ
n-2 ′) -2が演算され、乗算器118L-2 で(Δr
n-1 ′) -2・(Δrn-2 ′) -2・ … ・(Δ
n-L+1 ′) -2が除算される。図に示していないが、乗
算器1182 〜118L-3 においても同様の乗算がなさ
れる。これら乗算器1181 〜118L-2 の乗算結果と
(Δrn- 1 ′) -2と1とが加算器119で加算されて
(1) 式の分母の演算結果が得られる。従って除算回路
121で加算器119の出力により加算器117の出力
を割算することにより(1) 式の演算結果、つまり参照
信号Sexp (jψ) が得られる。この参照信号で現入力
信号Znの割算が除算回路122が行われる。
【0025】一方、例えば図5Bに示した16値APS
K変調信号においてはΔφn =φn−φn-1 がとり得る
値は±π/4、±π/2、±3π/4、±3π/2、±
πの何れかであり、これらの値が相対位相メモリ123
aに記憶されてあり、また16値APSK変調信号にお
いてΔrn =rn /rn-1 がとり得る値は0.5,1,
2の何れかであり、これらの値が相対振幅メモリ123
bに記憶されてある。
【0026】乗算器124で相対位相メモリ123a内
の各記憶相対位相exp(−jΔφn )と除算回路122の
出力との乗算それぞれが行われ、その各出力の実部が実
部演算回路112で演算されると共にその実部が最大と
なるΔφn が、現在の相対位相値と判定値Δφn ′とさ
れる。除算回路122の出力は実部演算回路125でそ
の実部が演算され、その演算結果と実部演算回路112
の出力exp(−jΔφn′) との乗算が乗算器126で行
われ、この乗算結果が相対振幅メモリ123bの各記憶
相対振幅Δrn からそれぞれ減算器127で引算されそ
の各引算結果が自乗器113で自乗されると共にその値
が最小値となるΔrn が現在の相対振幅Δrn ′として
出力される。Δrn ′,Δφn ′による演算手段106
における演算は、例えばΔrn ′,Δφn ′により、図
5Bの符号と振幅、位相との関係を記憶したROMを読
出して復号データを得る。
【0027】現在の相対振幅の判定はRe 〔(Zn/
(Sexp (jψ) ) ) exp (−jΔφ n ′)〕=αの値
に対してしきい値を設けて判定するとよい。例えば振幅
ビットが1ビットの場合のしきい値をkとすると、k−
1<α<kは振幅符号ビットを0とし、α<kあるいは
k−1<αの場合は振幅符号ビットを1とする判定を行
えばよい。図3中の逆数回路114、自乗逆数回路11
5、除算回路121、122などはROMで構成でき
る。また図3に示した処理は逐次的に行うのでDSP
(ディジタル信号処理器) で実現することもできる。
【0028】図4に請求項2の発明の実施例を示す。こ
の実施例は2系列の受信部にこの発明を適用した場合で
ある。二つの受信系からの受信入力信号はそれぞれ直交
検波されて入力端子101 ,102 からそれぞれAGC
増幅器1311 ,1312 へ供給され、これら増幅出力
はそれぞれA/D変換器1321 ,1322 によりディ
ジタル値に変換されて除算回路1331 ,1332 へ供
給される。この入力信号はそれぞれZn1=rn1 exp
(jφn1) 、Zn2=rn2 exp(jφn2) と表わされ
る。演算手段110で得られた現在の相対位相判定値Δ
φn ′、相対接続判定値Δrn ′は演算手段106へ供
給されると共に判定帰還推定手段1081 ,1082
も供給される。判定帰還推定手段1081 において図1
中の遅延手段101にA/D変換器1321 の出力が遅
延手段102にΔrn ′,Δφn ′がそれぞれ入力さ
れ、これら遅延手段101,102の出力が演算手段1
03へ供給されて(1) 式の演算がなされて参照信号S
1 exp (jψ1 ) が出力される。同様に判定帰還推定手
段1082 においてA/D変換器1322 の出力とΔφ
n′,Δrn ′とから参照信号S2 exp (jψ1 ) が演
算される。
【0029】除算回路1331 ,1332 において、Z
n1,Zn2がそれぞれ参照信号S 1 exp(jψ1 ) 、S
2 exp(jψ2 ) で割算される。両参照信号は重み演算回
路1341 ,1342 にも供給され、それぞれ、各参照
信号の振幅成分の重みS1 2/(S1 2+S2 2) 、S2 2
(S1 2+S2 2) が演算され、これらが乗算器1351
1352 で除算回路1331 ,1332 の出力に対し乗
算がなされて受信レベルに応じた重み付けがなされ、そ
の乗算出力は加算器136で加算され、(4) 式の演算
結果Xが得られる。演算手段110において、(2) 式
中の(Zn/(Sexp (jψ) ) )を前記Xとして
(2) 式の演算がなされ、前述したように現在の相対位
相判定結果Δφn ′が得られる。また同様に(3) 式中
の(Zn/(Sexp (jφ′) ))を前記Xとして
(3) 式の演算がなされ、前述したように現在の相対振
幅判定値Δrn ′が得られる。
【0030】入力端子101 ,102 の各信号はそれぞ
れレベル検出器1371 ,1372で信号レベルが検出
され、その検出レベルの自乗和が回路138で演算さ
れ、その演算結果がAGC増幅器1311 ,1312
制御信号として供給され、両AGC増幅器1311 ,1
312 の出力信号のレベルの2乗和が一定になるように
される。
【0031】
【発明の効果】16APSK変調方式で熱雑音(AWG
N) 存在下における誤り率特性の計算機シミュレーショ
ン結果を図10に示す。横軸は1ビット当たりの信号電
力対雑音電力比(Eb /N0 ) 、縦軸は誤り率BER
(Bit error rate) パラメータは判定帰
還数(遅延段数) Lである。例えば、誤り率1×10-3
の場合、判定帰還数L=8で従来の装置(L=1) より
受信Eb /No 特性を1.5改善することができ、差動
符号化した同期検波(L=無限大) との差は0.1dB
になる。このように判定帰還数L=8で、差動符号化し
た同期検波とほぼ同等の特性となる。
【0032】以上説明したように、この発明の復調装置
ではLシンボル前までの入力データと識別後の振幅情報
と位相情報とを用いて参照信号を生成するので、従来の
1シンボル前の参照信号を用いる復号装置に比較して復
調誤り率特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の基本構成を示すブロック図。
【図2】請求項2の発明の基本構成を示すブロック図。
【図3】請求項1の発明の実施例を示すブロック図。
【図4】請求項2の発明の実施例を示すブロック図。
【図5】Aは従来のSquare型16値QAMの信号
マッピングを示す図、Bは16値APSKの信号マッピ
ングを示す図である。
【図6】従来のSquare型16値QAMの同期検波
器を示すブロック構成図。
【図7】従来のフェージング歪みを補償するSquar
e型16値QAM絶対同期検波器の構成例を示すブロッ
ク図。
【図8】先に提案した16値APSKの復調器を示すブ
ロック図。
【図9】Edbauerの判定帰還型遅延検波器を示す
ブロック図。
【図10】この発明の復調装置の効果を示す誤り率特性
図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振幅成分と位相成分に独立に伝送情報を
    のせる多値変調(APSK) 信号の復調装置において、 現在の受信信号Zn=rn exp φn が入力され、Lシン
    ボル前(Lは2以上の整数) までの順次1シンボルずれ
    た遅延信号Zn-p (p=1,2,…,L) を生成する第
    1遅延手段と、 現在の相対振幅判定値Δrn ′、相対位相判定値Δ
    φn ′が入力され(L−1) 、Lシンボル前までの順次
    1シンボルずれた相対振幅判定値Δrn-p 、相対位相判
    定値Δφn-p ′(p=1,2,…L−1) を生成する第
    2遅延手段と、 前記第1、第2遅延手段から出力する遅延信号Zn-p
    判定値Δrn-p 及びΔφn-p ′を用いて次の演算、 Sexp (jψ) =ΣZn−p( Π(Δrn-i ) -1・exp(jΔφ′n-i ) ) /Σ(Π(Δrn-i ′) -2) Σはp=1からLまで、Πはi=1からp−1まで、 を行ない、参照信号信号Sexp (jψ) を生成する第1
    演算手段と、 その第1演算手段の出力信号と、前記受信信号Znとか
    ら前記APSK変調信号で決まる取り得るΔφn =φn
    −φn-1 について次の演算、 Re〔(Zn/(Sexp (jψ) )・exp(−jΔφn ) 〕 を行い、その最大となるΔφn を、前記現在の相対位相
    の判定値Δφn ′とする第2演算手段と、 前記第1演算手段の出力信号と前記第2演算手段の出力
    Δφn ′と、Znとから前記APSK変調信号が取り得
    るΔr=rn /rn-1 について次の演算、 |Δrn −Re〔(Zn/Sexp(jψ))・exp(−jΔφn ′) 〕|2 を行い、その最小となるΔrn を現在の相対振幅の判定
    値Δrn ′する第3演算手段と、 前記判定した相対振幅Δrn ′、相対位相Δφn ′から
    送信データを再生する第4演算手段と、 から構成されることを特徴とするAPSK変調信号復調
    装置。
  2. 【請求項2】 q系列(q:2以上の自然数) の受信信
    号Zni(i=1,2,…,q) と、現在の相対振幅判
    定値Δrn ′及び相対位相判定値Δφn ′とからそれぞ
    れ前記第1演算手段によりそれぞれq個の参照信号Si
    exp(jψi )(i=1,2,…,q) を生成する判定帰
    還推定手段と、 前記各系列の受信信号Zniと前記判定帰還推定手段で
    求めた参照信号Si exp(jψi ) とから、この各系列の
    振幅成分Si に重み付けされた信号Xを次の演算 X=(S1 Zn1 exp(−jψ1 ) +S2 Zn2 exp
    (−jψ2 ) +…+Sn Znq exp(−jψq ) ) /
    (S1 2+S2 2+…+Sq 2 ) より生成する第5演算手段と、 第5演算手段よりの信号Xを前記第2演算手段、前記第
    3演算手段の各Zn/(Sexp(jψ) )として前記各演
    算を行ってそれぞれ前記判定値Δφn ′と、Δrn ′と
    を求める第5演算手段と、 を具備することを特徴とする請求項1記載のAPSK変
    調信号復調装置。
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