JPH06311042A - デジタル変調装置 - Google Patents

デジタル変調装置

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JPH06311042A
JPH06311042A JP12339593A JP12339593A JPH06311042A JP H06311042 A JPH06311042 A JP H06311042A JP 12339593 A JP12339593 A JP 12339593A JP 12339593 A JP12339593 A JP 12339593A JP H06311042 A JPH06311042 A JP H06311042A
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M5/00Conversion of the form of the representation of individual digits
    • H03M5/02Conversion to or from representation by pulses
    • H03M5/04Conversion to or from representation by pulses the pulses having two levels
    • H03M5/14Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending on the information in one or more adjacent bit cells, e.g. delay modulation code, double density code
    • H03M5/145Conversion to or from block codes or representations thereof

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル信号をRLL符号化してNRZI変
調するデジタル変調装置において記録密度比DRを向上
させ、低域成分を抑制する。 【構成】 前と後の「0」のラン長が共に1以上であっ
てCDSが±1、±3、±5の変換情報語と、前部と後
部の「0」のラン長が「0」であるがCDSが小さい
(=±1)の変換情報語が割り当てられた変換情報語群
AがROM3a、3bに共通に記憶され、CDSが比較
的大きい変換情報語(CDS=3、5、7、9)が割り
当てられた変換情報語群B+がROM3aに記憶され、
CDSが比較的小さい変換情報語(CDS=1、−1、
−3、−5、ー7)が割り当てられた変換情報語群B−
がROM3bに記憶されている。ROM3a、3bによ
り変換された15ビットの情報語の間に2ビットの冗長
ビットが付加され、DSVが最も「0」に近いビット列
が選択されてNRZI変調される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号をRLL
(Run Length Limited)符号化してNRZI(Non Retu
rn to Zero Inversion)変調するデジタル変調装置に関
し、特に記録媒体や伝送路に適したチャネルコードに変
換するデジタル変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録媒体に情報を高密度で記録
して再生する場合には、記録再生系の周波数帯域が制限
されているのでこの帯域に適するように変調しなければ
ならない。デジタル情報を記録再生系の周波数帯域に適
するように変調する方法としては種々の提案が成されて
いるが、その1つとしてNRZI変調が知られている。
このNRZI変調方法では、ビット「0」とビット
「1」から成るビット系列が入力された場合にレベルが
ビット「1」で反転されるとともにビット「0」で反転
されないので、この信号を記録することにより信号の反
転を磁気記録媒体上では磁化反転として記録することが
でき、また、光記録媒体上では物理的な形状変化として
記録することができる。
【0003】しかしながら、このNRZI変調方法のみ
では、媒体上における記録密度を高めようとすると、再
生時には隣接する上記磁化反転や形状変化が干渉して正
確に読み取ることができなくなる。この問題を解決する
方法としてRLL符号を用いてNRZI変調する方法が
知られている。このRLL符号ではビット系列中の
「1」と「1」の間に存在する「0」の個数が少なくと
もd個であり、多くともk(>d)個であるように
「0」のラン長が制限されており、特にmビットの入力
情報語がnビットのRLL符号に変換される場合には
(d,k;m,n)符号と呼ばれている。
【0004】このRLL符号を用いてNRZI変調して
記録する方法では、入力情報のビット系列をmビットの
情報に区切り、適当な上記ラン長dないしkを選択して
nビットに符号化した後にNRZI変調した場合に、入
力情報を直接NRZI変調する場合に比べて記録信号の
最小反転間隔Tmin を拡大することがでる。したがっ
て、再生時の読み取り誤りを減少することができるので
結果として記録密度を高めることができる。
【0005】また、記録信号が周波数スペクトラム上の
低域成分を有すると、再生系によっては読み取りが困難
になるので記録信号の低域成分は極力少ないほうが望ま
しい。ここで記録信号の低域成分を評価するためにDS
V(Digital Sum Variation)が用いられる。このDS
Vは信号の1タイムスロットがレベル「1」の場合にx
=+1、レベル「0」の場合にx=−1として信号の開
始点からある時刻までのxの総和である。したがって、
DSVの「0」に対する偏差が少なく、また、DSVが
早く変化する信号は低域成分が少ないということができ
る。
【0006】さらに、他の変調方式としてEFM(Eigh
t Fourteen Modulation )はCD(コンパクトディス
ク)に用いられ、上記RLL符号が応用されている。例
えば特公平1−27510号公報に示されるEFM変調
方式では、m(=8)ビットの各入力情報語に対してn
a(=14)ビットの変換情報語に変換する際にビット
「0」のラン長が制限されたコードを割り当て、また、
nb(=3)の冗長ビット列を、保持しているDSVか
ら適応的に決定して変換情報語内に挟み込むことによ
り、変換情報語間のRLL符号則を守り、かつ変調信号
の低域成分を抑制している。したがって、最終的にはm
(=8)ビットの各入力情報語からn(=17)ビット
のビット列に変換している。
【0007】また、他の従来の変調方式としては特公平
4−77991号公報に示されるように、ビット「0」
のラン長が変換情報語の境界においても守られるように
変換情報語を構成するとともに、CDS(Code Digital
Sum)=0の変換情報語は入力情報語と1対1に対応さ
せ、CDS≠0の変換情報語はCDSの符号が異なり、
かつCDSの絶対値が異なる変換情報語を1組として入
力情報語と対応させることにより、変換情報語を適応的
に選択して変調信号の低域成分を抑制する方法が知られ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特公平
4−77991号公報に示される方法では記録密度比D
R(Density Ratio )=1.14であり、EFM方式で
はDR=1.41であるのでEFM方式の方が高密度で
記録することができる。また、光ディスク装置のサーボ
装置とフォーカス装置は再生信号の低域成分を用いてい
るので、光ディスクに記録されている変調信号自体に低
域成分が多く含まれているとサーボやフォーカシングが
不正確になる。しかしながら、EFM方式では低域成分
が冗長ビットにより抑制されているが、より正確なサー
ボやフォーカシングを行う光ディスク装置ではEFM方
式程度の抑制度では不充分となることがあった。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、記録密
度比DRを向上させることができるとともに低域成分を
抑制することができるデジタル変調装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、(d,k;m,n)RLL符号において
「1」と「1」の間の「0」の最小数dを冗長ビット数
とすることによりnビットの変換情報語の数を増加し、
又、1つの入力情報語に対して複数の変換情報語を対応
させ、さらに、各々の変換情報語の前に数種類の冗長ビ
ット列を付加するようにしている。すなわち本発明によ
れば、mビットの入力情報語をビット系列中の「1」と
「1」の間に存在する「0」の個数が少なくともd個で
あり、多くともk個であるnビットのビット列に変換
し、このビット列をNRZI変調するデジタル変調装置
において、|CDS|が比較的小さくかつ変換情報語の
前後の「0」の連続が所定の範囲であるn−dビットの
第1の変換情報語群と、CDSが比較的大きいn−dビ
ットの第2の変換情報語群を有する第1のテーブルと、
前記第1のテーブルの第1の変換情報語に対応する同一
のn−dビットの変換情報語群と、前記第1のテーブル
の第2の変換情報語よりCDSが比較的小さく、かつ逆
極性のn−dビットの変換情報語群を有する第2のテー
ブルと、前記第1および第2のテーブルにより変換され
た2つの変換情報語の間にそれぞれdビットの冗長ビッ
トを付加してnビットの複数のビット列を生成する冗長
ビット付加手段と、前記複数のビット列のNRZI変調
後のDSVを算出し、このDSVが最も「0」に近いビ
ット列を選択する選択手段と、前記選択手段により選択
されたビット列をNRZI変調する手段とを有すること
を特徴とするデジタル変調装置が提供される。
【0011】
【作用】本発明では、|CDS|が比較的小さくかつ変
換情報語の前後の「0」の連続が所定の範囲であるn−
dビットの変換情報語に変換された場合には、DSVの
変動が少なくなり、また、変換情報語の前の冗長ビット
により極性を反転するか否かを選択する可能性が大きく
なるので、結果としてDSVの増減を制御することがで
きる可能性が増加し、したがって、低域成分を抑制する
ことができる。また、CDSが比較的大きい変換情報語
またはCDSが比較的小さい変換情報語により変換され
た場合には、冗長ビットによりDSVの増減を制御する
ことができる可能性は余り大きくないが、大部分の組が
逆極性であるので、DSVを制御することができる可能
性が増加し、したがって、低域成分を抑制することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係るデジタル変調装置の一実施例
を示すブロック図、図2は冗長ビットとその前後の変換
情報語のビット関係を示す説明図、図3〜図11は図1
に示すROMに記憶された変換テーブルを示す説明図で
ある。
【0013】図1は一例として、ビット系列中の「1」
と「1」の間に存在する「0」の個数を少なくとも2
(=d)個となり、多くとも9(=k)個となるように
制限して、8(=m)ビットの入力情報語を17(=
n)ビットのビット列に変換する(2,9;8,17)
RLL符号を用い、このビット列をNRZI変調する回
路を示している。なお、本実施例ではd=2であるの
で、8ビットの入力情報語が15ビットの変換情報語に
変換されて変換情報語間に2ビットの冗長ビット列が挿
入される。
【0014】この変調は入力端子1に対して、8ビット
の入力情報列が入力される期間を1周期として行われ
る。先ず、入力端子1に入力された情報列は、シフトレ
ジスタ2により8ビットの入力情報列に変換されてRO
M3a、3bにアドレスとして印加され、図3〜図11
に示すように予めROM3a、3bにそれぞれテーブル
「0」、「1」として記憶された15ビットの2つの変
換情報語が読み出される。なお、図3〜図11は、10
進数で示す入力情報語「0」〜「255」に対する15
ビットの変換情報語とそのCDSを示している。
【0015】この2つの変換情報語の最後には、冗長ビ
ット列発生器4a、4b、4cがそれぞれ発生する2ビ
ットの冗長ビット「00」、「01」、「10」が1
7、16ビット目として加えられ、この6種類の17ビ
ットのビット列の1つがセレクタ5によりDSV比較器
17からの選択信号に基づいて選択される。このビット
列はシフトレジスタ6により17ビットの上位ビットを
先頭とするビット列に変換され、変調器8によりNRZ
I変調されて出力端子8を介して出力される。
【0016】ここで、ROM3a、3bに記憶されたテ
ーブル「0」、「1」について説明すると、先ず、変調
信号の低域成分を抑制するためには、変調信号のDSV
すなわち信号の1タイムスロットがレベル「1」の場合
にx=+1、レベル「0」の場合にx=−1として信号
の開始点からある時刻までのxの総和の変動幅を小さ
く、かつ「0」に早く収束させなければならない。これ
はCDS(すなわち変換情報語をレベル「0」からNR
ZI変調した場合の変調信号のDSV)が小さい変換情
報語が高い頻度で出現し、かつ冗長ビット列の種類と次
の変換情報語を選択してDSVの制御を行う機会を増加
することにより達成することができる。
【0017】ここで、図2に示すように前回の変換情報
語のビット列が「・・・・1」の場合、符号化則により
d=2に制限されているのでその最後に冗長ビット「0
0」しか付加することができず、DSVの制御機会がな
い。なお、図2に示す例では冗長ビット「00」を付加
した場合、次の変換情報語のビット列「001・・・」
との「0」のラン長は「4」となる。
【0018】そこで、本実施例では、前述のようにCD
Sが小さく、かつDSVの制御を行う機会を増加させる
ために、CDSの絶対値|CSD|ができるだけ小さ
く、かつ変換情報語の前後の冗長ビット列ができるだけ
固定的にならないように変換情報語の前部の「0」のラ
ン長Frun と後部の「0」のラン長Rrun が共にできる
だけ所定の範囲(例えば2以上5以下)になるようにテ
ーブル「0」、「1」の変換情報語が決定されている。
すなわち、本実施例ではEFM方式の冗長ビット数を
「3」から「2」に変更してその結果2つのテーブルを
有し、又、2つのテーブルに変換情報語を配置する際に
DSV制御に対して最適な分類、配置を行うようにして
いる。
【0019】具体的には、d=2であり、また、変換情
報語が15ビットであるので、先ず、この条件を満足す
る変換情報語の内、絶対値|CSD|が大きいものと同
期検出のために予約されているものを除き、347語が
用いられている。そして、図3に示すようにテーブル
「0」および「1」における共通の変換情報語群Aで
は、10進数で示す165語の入力情報語「0」〜「1
64」に対して、前部と後部の「0」のラン長が共に1
以上であってCDSが±1、±3、±5の変換情報語
(「0」〜「131」)と、後部の「0」のラン長が
「0」であるがCDSが小さい(=±1)の変換情報語
(「132」〜「164」)が割り当てられている。
【0020】また、テーブル「0」における変換情報語
群B+では、91語の入力情報語「165」〜「25
5」に対してはCDSが比較的大きい変換情報語(CD
S=3、5、7、9)が割り当てられ、テーブル「1」
の変換情報語群B−では、この入力情報語「165」〜
「255」に対してはCDSが比較的小さい変換情報語
(CDS=1、−1、−3、−5、ー7)が割り当てら
れている。
【0021】図1に戻り、ROM3a、3bから読み出
された2つの変換情報語はそれぞれ極性判定器9a、9
bに入力される。極性判定器9a、9bは、この2つの
変換情報語のみについてNRZI変調を施した場合に最
初のビットと最後のビットの各信号レベルが同一の場合
には「0」と判定し、異なる場合に「1」と判定する。
すなわち、この極性判定は変換情報語の全ビットの排他
的論理和を得ることと等価である。この極性判定器9
a、9bにより判定された極性は、デコーダ23からの
テーブル選択信号に基づいてセレクタ10により選択さ
れる。この選択された極性と、デコーダ22から本周期
で選択された冗長ビット列の極性と前の周期の変調信号
のレベルに基づいて、当該周期の変調信号のレベルがレ
ベル算出器20により算出され、レジスタ21に格納さ
れる。
【0022】ROM3a、3bから読み出された2つの
変換情報語はまた、それぞれ後部ラン長計測器11a、
11bに入力され、下位ビット側でビット「0」が幾つ
連続しているかが計測される。この計測値がデコーダ2
3からのテーブル選択信号に基づいてデータセレクタ1
2により選択されてレジスタ13に格納される。
【0023】さらに、ROM3a、3bから読み出され
た2つの変換情報語はまた、それぞれ前部ラン長計測器
14a、14bに入力され、上位ビット側でビット
「0」が幾つ連続しているかが計測される。この各計測
値とレジスタ13に格納された後部のビット「0」のラ
ン長に基づいてラン長規則判定部15a、15bによ
り、冗長ビットを付加した場合にd=2およびk=10
の符号則を満たしているか否かが判定され、6種類の組
み合わせのうち満たしていない場合に選択禁止信号がD
SV比較器17に出力される。
【0024】また、冗長ビット「00」、「01」、
「10」が加えられた6種類の17ビットのビット列
と、レジスタ21により保持された変調信号のレベル
と、レジスタ19に格納された前の周期のDSVに基づ
いて、当該周期において変換情報語を変調した場合のD
SVがDSV算出器16により算出される。この6個の
DSVはDSV比較器17とセレクタ18に共に入力さ
れ、DSV比較器17はラン長規則判定部15a、15
bからの選択禁止信号が入力されない場合に、DSVが
最も「0」に近い情報語を選択するための信号をセレク
タ5、18とデコーダ22、23に出力する。なお、選
択禁止信号が入力された場合には次に「0」に近い情報
語が選択される。
【0025】レジスタ19には、セレクタ18により選
択された当該周期直後のDSVが格納され、このDSV
は次の周期のDSVを算出するためにDSV算出器16
に印加される。また、DSV比較器17の選択信号はデ
コーダ22により極性判定器9a、9bと同様に冗長ビ
ット列の極性に変換されてレベル算出器20に印加され
るとともに、デコーダ22によりテーブル選択信号に変
換されてセレクタ10、12に印加される。
【0026】したがって、上記実施例によれば、前と後
の「0」のラン長が共に1以上であってCDSが±1、
±3、±5の変換情報語と、前部と後部の「0」のラン
長が「0」であるがCDSが小さい(=±1)の変換情
報語が割り当てられてた変換情報語群Aにより変換され
た場合には、DSVの変動が少なくなり、また、変換情
報語の前の冗長ビットにより極性を反転するか否かを選
択する可能性が大きくなるので、結果としてDSVの増
減を制御することができる可能性が増加し、したがっ
て、低域成分を抑制することができる。
【0027】また、CDSが比較的大きい変換情報語
(CDS=3、5、7、9)が割り当てられた変換情報
語群B+またはCDSが比較的小さい変換情報語(CD
S=1、−1、−3、−5、ー7)が割り当てられた変
換情報語群B−により変換された場合には、冗長ビット
によりDSVの増減を制御することができる可能性は余
り大きくないが、変換情報語群B+、B−の大部分の組
が逆極性であるので、DSVを制御することができる可
能性が増加し、したがって、低域成分を抑制することが
できる。なお、上記実施例では(2,9;8,17)R
LL符号を例にして説明したが、代りに例えば(1,
7;8,13)RLL符号のような他の符号則を用いて
もよい。この場合には、冗長ビットが1(=d)ビット
であり、また最終的に変換されるビット列が13ビット
であるので、テーブル「0」、「1」の変換情報語は1
2ビットとなる。
【0028】図12は横軸(0〜100kHz)におけ
るEFM方式と上記実施例の(2,9;8,17)RL
L符号に依る周波数スペクトラムを示し、図から明らか
なように(2,9;8,17)RLL符号の方がEFM
方式より低域成分を抑制することができる。また、冗長
ビットが2ビットであるので、回路構成を小さくするこ
とができるという効果を有する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、|
CDS|が比較的小さくかつ変換情報語の前後の「0」
の連続が所定の範囲であるn−dビットの変換情報語に
変換された場合には、DSVの変動が少なくなり、ま
た、変換情報語の前の冗長ビットにより極性を反転する
か否かを選択する可能性が大きくなるので、結果として
DSVの増減を制御することができる可能性が増加し、
したがって、低域成分を抑制することができる。また、
CDSが比較的大きい変換情報語またはCDSが比較的
小さい変換情報語により変換された場合には、冗長ビッ
トによりDSVの増減を制御することができる可能性は
余り大きくないが、大部分の組が逆極性であるので、D
SVを制御することができる可能性が増加し、したがっ
て、低域成分を抑制することができる。また、冗長ビッ
ト数を(d,k;m,n)RLL符号のd個としたの
で、より多くの種類のコードから選択して変換情報語と
して割り当てることができ、EFM方式の記録密度比D
Rを維持することができるとともに低域成分を抑制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル変調装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】冗長ビットとその前後の変換情報語のビット関
係を示す説明図である。
【図3】図1に示されたROMに記憶された変換テーブ
ルを示す説明図である。
【図4】図1に示されたROMに記憶された変換テーブ
ルを示す説明図である。
【図5】図1に示されたROMに記憶された変換テーブ
ルを示す説明図である。
【図6】図1に示されたROMに記憶された変換テーブ
ルを示す説明図である。
【図7】図1に示されたROMに記憶された変換テーブ
ルを示す説明図である。
【図8】図1に示されたROMに記憶された変換テーブ
ルを示す説明図である。
【図9】図1に示されたROMに記憶された変換テーブ
ルを示す説明図である。
【図10】図1に示されたROMに記憶された変換テー
ブルを示す説明図である。
【図11】図1に示されたROMに記憶された変換テー
ブルを示す説明図である。
【図12】EFM方式と本実施例の(2,9;8,1
7)RLL符号に依る低域成分の周波数スペクトラムを
示す説明図である。
【符号の説明】
2、6 シフトレジスタ 3a、3b ROM(変換テーブル) 4a、4b、4c 冗長ビット列発生器 5、10、12、18 セレクタ 7 NRZI変調器 9a、9b 極性判定器 11a、11b 後部ラン長計測器 13、19、21 レジスタ 14a、14b 前部ラン長計測器 15a、15b ラン長規則判定器 16 DSV算出器 17 DSV比較器 22、23 デコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 mビットの入力情報語をビット系列中の
    「1」と「1」の間に存在する「0」の個数が少なくと
    もd個であり、多くともk個であるnビットのビット列
    に変換し、このビット列をNRZI変調するデジタル変
    調装置において、 |CDS|が比較的小さくかつ変換情報語の前後の
    「0」の連続が所定の範囲であるn−dビットの第1の
    変換情報語群と、CDSが比較的大きいn−dビットの
    第2の変換情報語群を有する第1のテーブルと、 前記第1のテーブルの第1の変換情報語に対応する同一
    のn−dビットの変換情報語群と、前記第1のテーブル
    の第2の変換情報語よりCDSが比較的小さく、かつ逆
    極性のn−dビットの変換情報語群を有する第2のテー
    ブルと、 前記第1および第2のテーブルにより変換された2つの
    変換情報語の間にそれぞれdビットの冗長ビットを付加
    してnビットの複数のビット列を生成する冗長ビット付
    加手段と、 前記複数のビット列のNRZI変調後のDSVを算出
    し、このDSVが最も「0」に近いビット列を選択する
    選択手段と、 前記選択手段により選択されたビット列をNRZI変調
    する手段とを有することを特徴とするデジタル変調装
    置。
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