JPH0631045U - グリップスイッチ - Google Patents
グリップスイッチInfo
- Publication number
- JPH0631045U JPH0631045U JP072801U JP7280192U JPH0631045U JP H0631045 U JPH0631045 U JP H0631045U JP 072801 U JP072801 U JP 072801U JP 7280192 U JP7280192 U JP 7280192U JP H0631045 U JPH0631045 U JP H0631045U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- grip
- driver
- switch installation
- emergency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者が危険と感じた時、これを強く握るこ
とによって力を効率よく伝達して自動車を停止させ、し
かも運転者のクリップ力によって握り部からの回転を阻
止してなるグリップスイッチを提供することを目的とす
る。 【構成】 基部1と弾性被覆体内の中空部3にスイッチ
本体4を配置したスイッチ設置部4とからなり、このス
イッチ設置部5が基部2より硬度の低い弾性体からな
り、そしてスイッチ設置部5の外形が突出した湾曲形状
になっている。
とによって力を効率よく伝達して自動車を停止させ、し
かも運転者のクリップ力によって握り部からの回転を阻
止してなるグリップスイッチを提供することを目的とす
る。 【構成】 基部1と弾性被覆体内の中空部3にスイッチ
本体4を配置したスイッチ設置部4とからなり、このス
イッチ設置部5が基部2より硬度の低い弾性体からな
り、そしてスイッチ設置部5の外形が突出した湾曲形状
になっている。
Description
【0001】
本考案はグリップスイッチに係り、詳しくは電気自動車等に装着する非常時の 強制停止スイッチであって、運転者が非常時に強く握って加圧することにより、 運転を停止させるグリップスイッチに関する。
【0002】
従来、移動体を非常時に強制停止させる手段として、アクセルレバーを離した り、あるいは移動体に装着したバンパー部にスイッチを内蔵し、人や物等の障害 物に衝突した時、このスイッチを作動させて停止させる方法がある。更に、最近 では、非常時にはアクセルレバーから手を離すより、握っていたアクセルレバー を反射的に強く握りしめてしまうことが多いと言う結果が出ており、このためア クセルレバーにスイッチを装着することが提案されている。
【0003】
しかし、スイッチを内蔵したバンパーでは、バンパー以外の部分が障害物に衝 突したり、階段や道路のくぼみ等があって緊急停止しなければならない場合など には、効果がなかった。また、アクセルレバーに装着したスイッチは、運転者の クリップ力によってアクセルレバーからスリップして回転したり、また運転者の クリップ力が効率よくスイッチに伝達されないため、スイッチが作動しないこと があった。 本考案はこのような問題点を改善するものであり、非常時に作動しやすいスイ ッチとして握り部に直接取り付けて、運転者が危険と感じた時、これを強く握る ことによって力を効率よく伝達して自動車を停止させ、しかも運転者のクリップ 力によって握り部からの回転を阻止してなるグリップスイッチを提供することを 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的に適合する本考案では、基部と弾性被覆体内の中空部にスイッチ本体 を配置したスイッチ設置部とからなり、上記スイッチ設置部が基部より硬度の低 い弾性体からなり、かつスイッチ設置部の外形が突出した湾曲形状になっている グリップスイッチである。
【0005】
本考案のグリップスイッチでは、上記スイッチ設置部が基部より硬度の低い高 分子材料からなっているため、スイッチ設置部の変形が容易になり、逆にアクセ ルレバー等に装着する基部では硬度が高いために、アクセルレバーと強固に把持 することが可能になり、運転者のクリップ力によって握り部からの回転を阻止で きる。しかも、スイッチ設置部の外形が突出した湾曲形状になっていることから 、この領域が有感部分を形成し、非常時における運転者の大きなクリップ力を効 率よくスイッチ設置部へ伝えて、加圧してスイッチ本体を作動させる。
【0006】
以下、添付図面を参照し、本考案の実施例を説明する。 図1は本考案に係るグリップスイッチの一部切欠き正面図であり、図2は図1 のA−A断面図である。これによると、上記グリップスイッチ1は、基部2と、 弾性被覆体内の中空部3にスイッチ本体4を配置したスイッチ設置部5とを有す る棒状体である。上記基部2はアクセルレバーを挿入するために断面が三角形、 4角形等の多角形からなる中空部6を有し、しかもスイッチ設置部5より硬度が 高くて変形しにく素材から形成されている。このため、グリップスイッチ1に回 転力が作用しても回りにくく、また外れないようになっている。
【0007】 一方、スイッチ設置部5は屋根形の形状で、基部2より硬度が低くいゴム、ウ レタン等の弾性体を素材とし、その硬度がJIS Aで20〜90、好ましくは 30〜70である。しかも、スイッチ設置部5は外形が突出した湾曲形状になっ た有感部分7を有している。この有感部分7は、特に非常時に発生する運転者の 大きなクリップ力による加圧力を効率よくスイッチ本体4まで伝えて、スイッチ 本体4を作動させる。つまり、有感部分7は運転者が通常の動作による握り力で は作動せず、危険を感じて緊急を必要とする時に強く握り締めることによって作 動するようになっている。
【0008】 上記スイッチ本体4は、図3に示すように弾性と導電性を持つリン青銅等の上 電極板10と下電極板11とをポリエステルやポリイミド等の絶縁樹脂フイルム からなる厚さ0.25〜0.5mmのスペーサ12を介して上下電極板10、1 1に空間部を形成し、これを被覆体13で包囲したものである。上記上下電極板 10、11には、コード14が連結している。
【0009】
以上のように本考案では、運転者が危険を感じて緊急を必要とする時に強く握 り締める習性を利用したものであり、スイッチ設置部の外形を突出した湾曲形状 にすることによって、運転者のクリップ力を効率よく発生させて、緊急時にスイ ッチ本体を作動させることができ、また基部ではスイッチ設置部より硬度を高く しているため、アクセルレバーと強固に取り付けることができる効果を有してい る。
【図1】本考案に係るグリップスイッチの一部切欠き正
面図である。
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】スイッチ本体の断面図である。
1 グリップスイッチ 2 基部 3 中空部 4 スイッチ本体 5 スイッチ設置部 6 中空部 7 有感部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長安 進 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 基部と弾性被覆体内の中空部にスイッチ
本体を配置したスイッチ設置部とからなり、上記スイッ
チ設置部が基部より硬度の低い弾性体からなり、かつス
イッチ設置部の外形が突出した湾曲形状になっているこ
とを特徴とするグリップスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP072801U JPH0631045U (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | グリップスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP072801U JPH0631045U (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | グリップスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631045U true JPH0631045U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13499863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP072801U Pending JPH0631045U (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | グリップスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631045U (ja) |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP072801U patent/JPH0631045U/ja active Pending
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