JPH063101A - 測深器 - Google Patents

測深器

Info

Publication number
JPH063101A
JPH063101A JP18190292A JP18190292A JPH063101A JP H063101 A JPH063101 A JP H063101A JP 18190292 A JP18190292 A JP 18190292A JP 18190292 A JP18190292 A JP 18190292A JP H063101 A JPH063101 A JP H063101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
wire
measuring
plumb
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18190292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2572331B2 (ja
Inventor
Shuhei Fukuda
周平 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORIHISA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MORIHISA SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MORIHISA SEISAKUSHO KK filed Critical MORIHISA SEISAKUSHO KK
Priority to JP4181902A priority Critical patent/JP2572331B2/ja
Publication of JPH063101A publication Critical patent/JPH063101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2572331B2 publication Critical patent/JP2572331B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定面までの距離を電気的に正確に測定す
る。 【構成】 先端に重錘2を取付けたワイヤー3を巻付け
る巻付ドラム4と、該巻付ドラムから繰出されるワイヤ
の繰出し量計測手段10と、これらを支持する重量測定
器6とを備え、ワイヤ3を繰出し、重錘2が降下し測定
面への到達による重量の軽減を上記重量測定器6により
検知し、ワイヤの繰出しを停止し、ワイヤの繰出し長さ
を上記ワイヤ繰出し量計測手段10により計測すると共
に、重量測定器6は電子式センサーを以て構成する。 【効果】 測定面に対する重錘の浸漬深さによる重錘の
重量変動を重量測定器により電気的に検出する。従って
重錘の基準線を測定面に一致させる必要はなく、重錘の
浸漬深さを補正し、測定面までの距離を測定することが
出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてタンク等に収
納される液体の上面と上方の基準位置との距離(深さ)
を測定する測深器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にタンク内の液量、例えば酒タンク
における醸造中の液量を測定する手段として、タンク上
部から液面迄の距離を測定し、これにより液量を計測す
る方法が採られている。その測定手段として最も一般に
用いられている方法は、上方から木尺をタンク内に差し
込み、液により濡れた位置迄の長さを目測により測定す
る方法である。
【0003】しかしこの方法では、その都度タンクの上
方に登り、その位置で測定する必要があり、測定に手数
を要すると共に、液面に泡があるときは濡れ面の境界が
不明瞭となり、正確な測定は困難である等の問題があ
る。このため測深器の開発が要望され、その一つとして
は、先端に間隔を存して電極を取付けたワイヤを吊下
げ、液面に到達したことを導通により検知する方法があ
る。しかし、これは例えばアルコール等電気抵抗の高い
液では使用困難である。その他、光による測定方法も試
みられているが、酒タンクの醸造中のものは液面に泡層
があり、液面の正確な測定は困難である。
【0004】そこで上記泡層による影響を受けることな
く、各種液体は勿論、粉体等に対しても、タンク等の上
方の基準位置から測定面までの深さを正確に測定するこ
とを目的として、本願出願人は先に図4に示す測深器を
提案した(特願平1−264312号)。この測深器5
0は先端に重錘51を取付けたワイヤ52を巻付ける巻
付けドラム53と、この巻付けドラム53から繰出され
るワイヤ52を一端に懸架し上記重錘を吊下げる天秤5
4と、該天秤の揺動により閉成する電気接点55並びに
巻付けドラム53の回転数からワイヤ52の繰出し量を
計測する計測手段(図示省略)を備え、モータ56を駆
動しワイヤ52を繰出し、重錘51が測定面Hに到達
し、重量軽減により天秤が揺動し、電気接点55を閉成
することにより重錘51の下降を停止し、上記計測手段
によりワイヤ繰出し長さを計測するようにしたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような機械
式天秤は、スペースの問題や複雑さのため、1〜2点の
バランス点しか確認出来ない。しかも重錘は下降に際
し、液面に到達した後も惰性によりバランス点よりも沈
み、ついで浮上し上下の振動を繰返してバランス点まで
沈んだ状態に停止する。従ってワイヤは必要以上に繰出
され、弛んだ状態に保持され、正確な寸法の測定は困難
である。本発明はかゝる点に鑑み、構成簡単で正確な測
定を可能とする測深器を提供することを目的とする。
【0006】更に本発明は、重錘が測定液に浸漬する量
に比例して重量が軽減ことを電気的に検知して、測定面
に到達した重錘の位置を一定とし、液面の変動量を計測
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明の測深器は、先端に重錘を取付けたワイヤ
ーを巻付ける巻付ドラムと、該巻付ドラムから繰出され
るワイヤの繰出し量計測手段と、これらを支持する重量
測定器とを備え、ワイヤを繰出し、重錘が降下し測定面
への到達による重量の軽減を上記重量測定器により検知
し、ワイヤの繰出しを停止し、ワイヤの繰出し長さを上
記ワイヤ繰出し量計測手段により計測すると共に、重量
測定器は電子式センサーを以て構成したものである。
【0008】更に第2の発明は、上記体1の発明におい
て、重量測定器は測定面に到達した重錘の位置を一定と
し、測定面の変動に伴う浮力による重量の増減を検出
し、該重量の増減から測定面の変動距離を算出する演算
回路を備えたものである。
【0009】
【作用】重錘が測定面に到達し、浮力の影響にによる重
量の軽減は重量測定器により検出される。この時、重錘
が例えば測定面が液面であるとき、重錘が液面から没入
する量に比例して重錘重量は軽減する。所定軽減量に達
したとき、ワイヤの繰出しを停止し、繰出したワイヤの
長さを電気的に測定する。この場合、重錘の基準位置が
液面と一致したときの重量軽減量を記憶することによ
り、実際の重錘停止位置における重量軽減量から重錘の
基準位置の液面よりの浸漬量が計算することが出来、こ
れを補正値とし、ワイヤ繰り出し量を補正する。
【0010】
【実施例】図は本発明の実施例を示す。測深器1は先端
に重錘2を取付けたワイヤ3を巻付ける巻付けドラム4
と、該ドラムから繰出されるワイヤ3の繰出し量を計測
するための巻付けドラム4の回転数計測器5並びにこれ
らの重量を測定する重量測定器6とを備える。巻付けド
ラム4は支持枠7に回動自在に支持される主軸8に取付
けられ、該主軸8は一端を駆動モータ10に連結され、
他端には上記回転数計測器5を取付ける。この計測器5
はパルス発生器、例えば商品名エンコーダを用い、巻付
けドラム4と同期して回転し、この計測器5と、該計測
器5から発するバルス数を計測するパルス数計測器11
とによりワイヤ繰出し量計測手段10を形成する。
【0011】13は移動ガイドプーリを示し、前記主軸
8に螺溝14を刻設し、この螺溝に摺動筒15を螺合
し、この摺動筒15に取付けたアーム16にガイドプー
リ13を回動自在に嵌挿する。17は摺動筒15に一端
を固定し、他端を支持枠7に嵌挿した回り止めピン。ま
た、18は固定ガイドプーリを示し、支持枠7の下部中
央部に取付けられている。
【0012】前記重量測定器6は、ロードセル、差動ト
ランス、均衡重量の変動を検知するフオースバランス方
式その他音叉式等の電子式センサを用い(図はロードセ
ルを用いた例を示す)、その出力は重量変位計20に入
力され、該重量変位計20の出力は、前記パルス数計数
器11の出力と共に演算回路21に入力される。22は
表示器を示す。
【0013】上記構成において、測深器1をタンクTの
上部または測定基準位置に取付け、駆動モータ9を駆動
して重錘2を下降させ、同時にワイヤ3の繰出し量を繰
出し量計測手段10により計測を開始する。重錘2が測
定面、例えば液面Hに到達し、若干没入することによ
り、浮力が作用し、ワイヤ3に加わる重量が軽減する。
この軽減は重量測定器6により検知し、一定量軽減し重
量変位計20に予め設定した設定値に達すると、駆動モ
ータ9を停止させる。同時に繰出し量計測手段10によ
る計測を終了し、ワイヤ3の繰出し量は演算回路21に
記憶され、必要により表示器22に表示する。
【0014】この場合、重錘2の基準線aは液面Hより
若干距離Lだけ下方に位置する。この値は、停止命令を
発信した時点から浮力の増加分wとして計測できるの
で、液体の比重ρと、重錘2の単位長さの体積vを明確
にしておけば、沈み込む深さLは L=w/(ρ
v)として計算され補正が可能である。
【0015】なお、この重錘2を更に下降させて液中に
埋没させると、その浮力と重錘全体の体積から、現在測
定中の液体の比重ρが下記の算式から算出できる。 ρ=w/v
【0016】また、液を排出または供給する場合、重錘
の位置を一定とし、液面の昇降による重錘の浸漬量の増
減に伴う重量変動を測定することにより、液の排出量、
供給量を液面の高さの変動から測定することが出来る。
【0017】なお、本発明の測深器によるときは、上記
単一の液体のみでなく、比重の異なった複数の液体のそ
れぞれの液面の測定が可能である。即ち前記要領で重錘
を下降し、最上部の液面に到達したとき、前記要領で液
面を測定し、これを記憶し、ついで更に下降し第2の液
面に到達したとき、同様に第2の液の比重と第1の液の
比重の差と、重錘の比重及び第2の液中への沈み込み深
さとにより前記要領により第2の液面までの距離を測定
することが出来る。
【0018】なお、上記ワイヤ3は巻付けドラム4に巻
付けられているとき、その重量は重量測定器6に記憶さ
れており、従ってこれを繰出しても重量は変化しない。
また、重錘2の基準線からの沈降深さ(オーバラン)を
前記の如く補正可能であることから、この基準線を重錘
の中央部に設定し、これを中心として上下に所定距離の
上下限を設定し、それぞれの浮力を決定することによ
り、その間の液面の変動に対しては重錘の昇降を行わ
ず、重量測定器6の検出値の変動数値の補正により、ま
た上下限を越えるときは重錘の移動を行なわせることに
より、制度良く液面までの距離を測定することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上の如く、本発明によるときは、測定
面への到達による重錘の浮力による重量変動を重量測定
器により検出して測定面までの距離を測定するようにし
たから、重錘の基準線を測定面(液面)に一致させる必
要はなく、重錘の重量変動から補正して液面までの距離
を測定することができる。また重錘の昇降を適宜の点で
停止し、液面の振動の治まりを待って真値を測定し、補
正することができる。またこの際、重量測定器として電
子式センサーを利用したから、その数値を電気信号とし
て捕捉できるから、精度よく測定でき、電気的フイルタ
ーを用いて機械的振動の補正を行うことができる。また
遠隔地からの操作、確認を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測深器全体の正面図である。
【図2】上記測深器の縦断面図である。
【図3】図1におけるX−X線に沿う断面図である。
【図4】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 測深器 2 重錘 3 ワイヤ 4 巻付けドラム 5 回転数計測器 6 重量測定器 10 ワイヤ繰出し量計測手段 21 演算回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に重錘を取付けたワイヤーを巻付け
    る巻付ドラムと、該巻付ドラムから繰出されるワイヤの
    繰出し量計測手段と、これらを支持する重量測定器とを
    備え、ワイヤを繰出し、重錘が降下し測定面への到達に
    よる重量の軽減を上記重量測定器により検知し、ワイヤ
    の繰出しを停止し、ワイヤの繰出し長さを上記ワイヤ繰
    出し量計測手段により計測すると共に、重量測定器は電
    子式センサーを以て構成したことを特徴とする測深器。
  2. 【請求項2】 重量測定器は測定面に到達した重錘の位
    置を一定とし、測定面の変動に伴う浮力による重量の増
    減を検出し、該重量の増減から測定面の変動距離を算出
    する演算回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    測深器。
JP4181902A 1992-06-16 1992-06-16 測深器 Expired - Lifetime JP2572331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181902A JP2572331B2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 測深器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4181902A JP2572331B2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 測深器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH063101A true JPH063101A (ja) 1994-01-11
JP2572331B2 JP2572331B2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=16108890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4181902A Expired - Lifetime JP2572331B2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 測深器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2572331B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019182317A1 (ko) * 2018-03-20 2019-09-26 송환준 액체 운반선의 적량 게이지
KR102312673B1 (ko) * 2021-03-11 2021-10-14 국방과학연구소 무인 차량의 도섭 가능 여부 판단 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62206417A (ja) * 1986-03-06 1987-09-10 Ohbayashigumi Ltd 打設コンクリ−ト用天端測定装置
JPH0216417A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Asahi Eteitsuku Kk 液量測定装置
JPH03125925A (ja) * 1989-10-11 1991-05-29 Morihisa Seisakusho:Kk 測深器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62206417A (ja) * 1986-03-06 1987-09-10 Ohbayashigumi Ltd 打設コンクリ−ト用天端測定装置
JPH0216417A (ja) * 1988-07-04 1990-01-19 Asahi Eteitsuku Kk 液量測定装置
JPH03125925A (ja) * 1989-10-11 1991-05-29 Morihisa Seisakusho:Kk 測深器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019182317A1 (ko) * 2018-03-20 2019-09-26 송환준 액체 운반선의 적량 게이지
KR102312673B1 (ko) * 2021-03-11 2021-10-14 국방과학연구소 무인 차량의 도섭 가능 여부 판단 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2572331B2 (ja) 1997-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1370986A (zh) 比重测量装置
JPH063101A (ja) 測深器
US4875370A (en) Apparatus for measuring the contents of a tank
JPH045519A (ja) タンク内の液の深さ測定方法及び測深器
CN113465474B (zh) 一种地基基础工程施工沉渣厚度的检测装置
JPH03125925A (ja) 測深器
JPH10206209A (ja) 液面測定装置
CN211037081U (zh) 基于超声波的桩孔沉渣厚度检测装置
CN110174340B (zh) 一种固态多孔材料分层孔隙率的测试方法和器具
JP4018301B2 (ja) 表面張力測定方法
CN112710421B (zh) 一种血栓弹力图仪扭力计的微扭矩检测校准装置和方法
JPH10318899A (ja) 穀物等の試料の容積重測定装置
JPH05346302A (ja) 測深器
JPS5821124A (ja) ゴム試験片等の体積・比重測定装置
JP4201099B2 (ja) 圧粉体成型密度の測定方法及びその測定装置
JPH09178640A (ja) 比重測定装置
JP6208189B2 (ja) 異種液境界面のレベル測定方法
JPH081478Y2 (ja) 比重測定装置
CN217212093U (zh) 树脂钨密度测试仪
JPH0854274A (ja) 測深器
CN216309127U (zh) 一种液位变送器
JP2672696B2 (ja) 粉粒体層の毛細管半径と接触角測定装置
CN217585787U (zh) 用于浓密机驱动装置的水平检测设备
RU2557680C2 (ru) Способ определения параметров жидкости в резервуаре и устройство для его осуществления
CN207703612U (zh) 一种水泥抗折试验机