JPH06309534A

JPH06309534A - 情報記録媒体およびその仕分け装置

Info

Publication number: JPH06309534A
Application number: JP5116444A
Authority: JP
Inventors: Shinji Tajima; 真治田島; Koyo Ueno; 幸洋上野
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1993-04-20
Filing date: 1993-04-20
Publication date: 1994-11-04

Abstract

(57)【要約】【目的】外観上の美感を損なわず、かつ情報記録領域
を妨げないバーコードを印刷した情報記録媒体およびそ
の仕分け装置を提供する。【構成】親展情報等が印刷された帳票片４１等，およ
び宛名等が記録された封筒５１等には、不可視性インキ
により印刷されたバーコード４１ａ等，５１ａ等が付与
されている。また、仕分け装置３０の読み取り部３１
は、バーコード４１ａ等，５１ａ等に所定の赤外線を照
射し、バーコード４１ａ等，５１ａ等の属性情報を読み
取る。マッチング部３は、前記属性情報に基づきマッチ
ングを行う。封入部５は、マッチングされた帳票片４１
等と封筒５１等との封入作業を行う。仕分け部６は、前
記属性情報に基づき仕分け作業を行い、収納部６ａ〜６
ｃに搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、記録された属性情報
に基づいて仕分け可能な情報記録媒体およびその仕分け
装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図３は、従来の情報記録媒体としての連
続帳票および封筒部と、その仕分け装置１の構成の一例
を示す図である。図３に示すように、連続帳票１０は、
複数の帳票片１１，１２，・・（以下、「帳票片１１
等」と称する。）から構成されている。これらの各帳票
片１１等は連接されており、それぞれ所定の親展情報等
が記録されている。また、各帳票片１１等には、バーコ
ード１１ａ，１１ｂ，・・（以下、「バーコード１１ａ
等」と称する。）が記録されている。これらのバーコー
ド１１ａ等は、各帳票片１１等に記録された親展情報等
の属性情報を表示している。

【０００３】また、封筒部２０は、複数の封筒２１，２
２，・・（以下、「封筒２１等」と称する。）から構成
されている。これらの各封筒２１等は、連接されてお
り、それぞれ所定の住所や宛名等が記録されている。ま
た、各封筒２１等には、バーコード２１ａ，２１ｂ，・
・（以下、「バーコード２１ａ等」と称する。）が記録
されている。これらのバーコード２１ａ等は、各封筒２
１等に記録された住所や宛名等の属性情報を表示してい
る。

【０００４】バーコード１１ａ等，２１ａ等は、それぞ
れ帳票片１１等，封筒２１等への親展情報等，住所や宛
名等の印刷と同時にプリンタにより印刷されるが、バー
コードを印刷したシールを貼付してもよい。

【０００５】仕分け装置１は、読み取り部２，マッチン
グ部３，裁断部４，封入部５，仕分け部６から構成され
ている。読み取り部２は、上述した帳票片１１等や封筒
２１等に記録されたバーコード１１ａ等，２１ａ等の属
性情報を読み取るものである。マッチング部３は、読み
取り部２による属性情報の読み取り結果から、帳票片１
１等と封筒２１等とのマッチングを行うものである。

【０００６】裁断部４は、帳票片１１等および封筒２１
等に記録されたバーコードの部分を裁断するものであ
る。封入部５は、帳票片１１等と封筒２１等との封入作
業を行うものである。仕分け部６は、読み取り部２によ
り読み取られた属性情報に基づき、封筒２１等の仕分け
を行うものである。この例では、仕分け部６は、３つの
収納部６ａ〜６ｃを備えており、封筒２１等は、仕分け
されて収納部６ａ〜６ｃに収納される。

【０００７】連続帳票１０，封筒部２０が仕分け装置１
に搬入されると、読み取り部２は、帳票片１１等，封筒
２１等に記録されているバーコード１１ａ等，２１ａ等
を順次読み取る。読み取り結果はマッチング部３に伝送
され、マッチング部３はこの情報に基づき帳票片１１等
と封筒２１等とのマッチングを行う。すなわち、所定の
封筒２１等と対応する１以上の帳票片１１等が選択され
る。

【０００８】マッチングが行われた帳票片１１等，封筒
２１等は、裁断部４に搬入される。裁断部４は、帳票片
１１等，封筒２１等のバーコード１１ａ等，２１ａ等が
記録されている部分を所定の位置から裁断する。

【０００９】裁断が行われた帳票片１１等，封筒２１等
は、封入部５に搬入される。封入部５は、マッチング部
３によりマッチングされた所定の封筒２１等に、これに
対応する１枚以上の帳票片１１等を封入する作業を行
う。これにより、各封筒２１等には、これに対応する帳
票片１１等が封入され、仕分け部６に搬送される。

【００１０】仕分け部６は、読み取り部２から伝送され
た封筒２１等の属性情報（例えば各封筒２１等に記録さ
れている住所）に基づき、封筒２１等を収納部６ａ〜６
ｃのいずれかに搬送する。収納部６ａ〜６ｃは、例えば
都内，都外や、国内，国外のように分類されている。

【００１１】上述のように仕分け装置１を用いることに
より、帳票片１１等と封筒２１等のマッチング，封入作
業，仕分け作業を自動化することができる。

【００１２】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の連続帳票１０，封筒部２０およびその仕分け装置１で
は、以下の課題があった。帳票片１１等，封筒２１等に
バーコード１１ａ等，２１ａ等を設けることにより、そ
れぞれ親展情報等，住所や宛名等を記録する領域（以
下、「情報記録領域」と称する。）が狭くなり、記録す
る情報量や記録位置等の制約を受けてしまうという問題
があった。

【００１３】従って、情報記録領域を越える余分な部分
を有する帳票片１１等や封筒２１等を製造して、情報記
録領域の範囲外にバーコード１１ａ等，２１ａ等を設け
る必要があった。これにより、上述したような記録する
情報量や記録位置等の制約を受けるという問題は解決す
るが、情報記録領域を越える余分な部分を有する帳票片
１１等や封筒２１等を製造することはコストが高くなる
という別の問題が発生してしまう。

【００１４】さらに、親展情報等と同時にバーコードが
印刷されていることは外観上好ましくないので、読み取
りが終了した後にバーコード１１ａ等，２１ａ等部をそ
れぞれ帳票片１１等，封筒２１等から裁断している。し
かし、仕分け装置１に裁断部４を追加しなければなら
ず、コストが高くなるという問題があった。

【００１５】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、バーコードが印刷されるこ
とにより、外観上の美感を損なうことなく、かつ情報記
録領域を妨げない情報記録媒体およびその仕分け装置を
提供することを目的とする。

【００１６】

【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による情報記録媒体の第１の解決手段は、可
視領域において目視不能であって所定の赤外線または紫
外線を照射することにより読み取り可能な不可視性イン
キにより属性情報が記録されていることを特徴とする。

【００１７】情報記録媒体の第２の解決手段は、可視領
域において目視可能であって赤外線等所定の光線を照射
することにより目視不能に不可視化可能な消色性インキ
により属性情報が記録されていることを特徴とする。

【００１８】情報記録媒体の仕分け装置の第１の解決手
段は、第１の解決手段の情報記録媒体を仕分けする仕分
け装置であって、前記所定の赤外線または紫外線を照射
することにより前記属性情報を読み取る読み取り手段
と、読み取られた前記属性情報に基づき、前記情報記録
媒体を仕分けする仕分け手段とを備えることを特徴とす
る。

【００１９】情報記録媒体の仕分け装置の第２の解決手
段は、第２の解決手段の情報記録媒体を仕分けする仕分
け装置であって、前記属性情報を読み取る読み取り手段
と、読み取られた前記属性情報に基づき、前記情報記録
媒体を仕分けする仕分け手段と、前記読み取り手段によ
り前記属性情報が読み取られた後に、前記赤外線等所定
の光線を照射することにより前記属性情報を可視領域に
おいて目視不能にする不可視化手段とを備えることを特
徴とする。

【００２０】

【作用】情報記録媒体の第１の解決手段においては、情
報記録媒体には、不可視性インキにより属性情報が記録
される。従って、情報記録媒体の外観上の美感を損なう
ことなく、かつ、情報記録領域を妨げることなく属性情
報を記録することができる。

【００２１】情報記録媒体の第２の解決手段において
は、情報記録媒体には、消色性インキにより属性情報が
記録される。従って、属性情報の読み取り後に必要に応
じて属性情報を消すことができるので、情報記録媒体の
外観上の美感を損なうことなく、かつ、情報記録領域を
妨げることなく属性情報を記録することができる。

【００２２】情報記録媒体の仕分け装置の第１の解決手
段においては、読み取り手段により情報記録媒体に記録
された属性情報に赤外線または紫外線が照射されて属性
情報が読み取られ、仕分け手段により属性情報に基づき
情報記録媒体が仕分けされる。従って、第１の解決手段
の情報記録媒体の仕分け作業を自動化することができ
る。

【００２３】情報記録媒体の仕分け装置の第２の解決手
段においては、読み取り手段により情報記録媒体に記録
された属性情報が読み取られ、仕分け手段により属性情
報に基づき情報記録媒体が仕分けされる。さらに、不可
視化手段により属性情報に赤外線等所定の光線が照射さ
れて属性情報が不可視化される。従って、属性情報を不
可視化することができ、第２の解決手段の情報記録媒体
の仕分け作業を自動化することができる。

【００２４】

【実施例】以下、図面等を参照して、本発明による情報
記録媒体およびその仕分け装置の一実施例について説明
する。本発明の実施例において、従来例で示した部分と
同一部分には同一符号を付し、重複する説明は適宜省略
する。

【００２５】図１は、本発明による情報記録媒体として
の連続帳票および封筒部と、その仕分け装置の第１の実
施例の構成を示す図である。図１に示すように、連続帳
票４０は、複数の帳票片４１，４２，・・（以下、「帳
票片４１等」と称する。）から構成されている。これら
の各帳票片４１等は連接されており、それぞれ所定の親
展情報等が記録されている。また、各帳票片４１等に
は、バーコード４１ａ，４１ｂ，・・（以下、「バーコ
ード４１ａ等」と称する。）が記録されている。これら
のバーコード４１ａ等は、各帳票片４１等に記録された
親展情報等の属性情報を表示している。

【００２６】また、封筒部５０は、複数の封筒５１，５
２，・・（以下、「封筒５１等」と称する。）から構成
されている。これらの各封筒５１等は、連接されてお
り、それぞれ所定の住所や宛名等が記録されている。ま
た、各封筒５１等には、バーコード５１ａ，５１ｂ，・
・（以下、「バーコード５１ａ等」と称する。）が記録
されている。これらのバーコード５１ａ等は、各封筒５
１等に記録された住所や宛名等の属性情報を表示してい
る。

【００２７】バーコード４１ａ等，５１ａ等は、不可視
性インキにより印刷されている。ここで不可視性インキ
とは、可視領域において目視が不能なインキである。す
なわち、不可視性インキは、可視領域範囲内の波長の光
を吸収しないインキであり、例えば９００〜１０００ｎ
ｍ程度の波長の赤外線領域に吸収域を有する。また、不
可視性インキは、紫外線領域に吸収域を有するものであ
ってもよい。

【００２８】赤外線領域に吸収域を有する色素として
は、例えばシアニン色素，フタロシアニン系色素，ナフ
トキノン系色素，アントラキノン系色素，ジルオール系
色素，トリフェニルメタン系色素等があるが、希土類元
素であるＹｂ³ ⁺イオンを約５〜６０重量％含有させた
数μｍ程度の粒子径のガラス粉末体を用いることが好ま
しい。また、基材となるガラス素材は、酸化物ガラス，
フッ化物ガラス，カルコゲンガラス等が挙げられる。

【００２９】帳票片４１等，封筒５１等への印刷は、２
色プリンタにより行われる。ここで２色プリンタとは、
親展情報等，住所や宛名等の一般的な印刷と、不可視性
インキによる印刷とを同時に行うことができるプリンタ
である。すなわち、この２色プリンタにより親展情報
等，住所や宛名等と、バーコード４１ａ等，５１ａ等と
の印刷が同時に行われる。プリンタの印刷方式は、オフ
セット方式，熱転写方式，インクジェット方式，グラビ
ア方式，シルクスクリーン方式等が挙げられる。

【００３０】仕分け装置３０は、読み取り部３１，およ
び従来例で示したものと同様なマッチング部３，封入部
５，仕分け部６から構成されている。読み取り部３１
は、上述した帳票片４１等や封筒５１等に記録されたバ
ーコード４１ａ等，５１ａ等の属性情報を読み取るもの
である。上述したようにバーコード４１ａ等，５１ａ等
の印刷に用いられた不可視性インキが赤外線を吸収する
性質のものであれば、読み取り部３１は、バーコード４
１ａ等，５１ａ等に赤外線を照射することにより、属性
情報を読み取る。同様に、不可視性インキが紫外線を吸
収する性質のものであれば、紫外線を照射することによ
り、属性情報を読み取る。

【００３１】マッチング部３，封入部５，仕分け部６
（収納部６ａ〜６ｃを含む）は、図３で示した従来の仕
分け装置１のものと同様であるので、実施例においては
説明を省略する。

【００３２】連続帳票４０や封筒部５０が仕分け装置３
０に搬入されると、読み取り部３１は、上述したように
帳票片４１等および封筒５１等に記録されているバーコ
ード４１ａ等、５１ａ等に所定の赤外線または紫外線を
照射することにより順次属性情報を読み取る。読み取り
結果はマッチング部３に伝送され、マッチング部３は、
この情報に基づき、帳票片４１等と封筒５１等とのマッ
チングを行う。

【００３３】マッチングが行われた帳票片４１等，封筒
５１等は封入部５に搬入され、帳票片４１等と、封筒５
１等との封入作業が行われる。封入が行われた帳票片４
１等，封筒５１等は、仕分け部６に搬入され、従来例と
同様に仕分けされて所定の収納部６ａ〜６ｃに収納され
る。

【００３４】図２は、本発明による情報記録媒体として
の連続帳票および封筒部と、その仕分け装置の第２の実
施例の構成を示す図である。図２に示すように、連続帳
票７０は、複数の帳票片７１，７２，・・（以下、「帳
票片７１等」と称する。）から構成されている。これら
の各帳票片７１等は連接されており、それぞれ所定の親
展情報等が記録されている。また、各帳票片７１等に
は、バーコード７１ａ，７１ｂ，・・（以下、「バーコ
ード７１ａ等」と称する。）が記録されている。これら
のバーコード７１ａ等は、各帳票片７１等に記録された
住所や宛名等の属性情報を表示している。

【００３５】また、封筒部８０は、複数の封筒８１，８
２，・・（以下、「封筒片８１等」と称する。）から構
成されている。これらの各封筒８１等は、連接されてお
り、それぞれ所定の住所や宛名等が記録されている。ま
た、各封筒８１等には、バーコード８１ａ，８１ｂ，・
・（以下、「バーコード８１ａ等」と称する。）が記録
されている。これらのバーコード８１ａ等は、各封筒８
１等に記録された住所や宛名等の属性情報を表示してい
る。

【００３６】バーコード７１ａ等，８１ａ等は、消色性
インキにより印刷されている。ここで消色性インキと
は、可視領域において目視が可能なインキであって、例
えば８２０ｎｍ程度の波長の赤外線の照射エネルギーに
より重合反応を起こし、別の性質を有する（消色）物質
になるものである。このような消色性インキは特に限定
されず、様々な種類のものを選択することができる。

【００３７】帳票片７１等，封筒８１等への印刷は、２
色プリンタにより行われる。ここで２色プリンタとは、
親展情報等，住所や宛名等の一般的な印刷と、消色性イ
ンキによる印刷とを同時に行うことができるプリンタで
ある。すなわち、この２色プリンタにより親展情報等，
住所や宛名等と、バーコード７１ａ等，８１ａ等との印
刷が同時に行われる。

【００３８】仕分け装置６０は、不可視化部６７，およ
び従来例で示したものと同様な読み取り部２，マッチン
グ部３，封入部５，仕分け部６から構成されている。不
可視化部６７は、帳票片７１等，封筒８１等に印刷され
たバーコード７１ａ等，８１ａ等を可視領域において目
視可能なものから目視不能なものにするものである。

【００３９】読み取り部２，マッチング部３，封入部
５，仕分け部６（収納部６ａ〜６ｃを含む）は、図３で
示した従来の仕分け装置１のものと同様であるので、実
施例においては説明を省略する。

【００４０】連続帳票７０や封筒部８０が仕分け装置６
０に搬入されると、読み取り部２は、帳票片７１等およ
び封筒８１等に記録されているバーコード７１ａ等、８
１ａ等の属性情報を順次読み取る。読み取り結果はマッ
チング部３に伝送され、マッチング部３は、この情報に
基づき、帳票片７１等と封筒８１等とのマッチングを行
う。

【００４１】マッチングが行われた帳票片７１等，封筒
８１等は不可視化部６７に搬入される。バーコード７１
ａ等，８１ａ等の印刷に用いられた消色性インキが例え
ば赤外線の照射により重合反応を起こすものであれば、
不可視化部６７は、バーコード７１ａ等，８１ａ等に赤
外線を照射することにより、バーコード７１ａ等，８１
ａ等を可視領域において目視不能にする。

【００４２】次に、帳票片７１等，封筒８１等は封入部
５に搬入され、帳票片７１等と封筒８１等との封入作業
が行われる。封入が行われた帳票片７１等，封筒８１等
は、仕分け部６に搬入され、従来例と同様に所定の収納
部６ａ〜６ｃに収納される。

【００４３】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明による情報記録媒体およびその仕分け装置
は、上述した実施例に限定されることなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。実施
例では、情報記録媒体は、連続帳票４０，７０、および
封筒部５０，８０により説明したが、これに限定される
ことなく、葉書等によることもできる。また、情報記録
媒体は、連続帳票４０，７０、封筒５０，８０の２種類
から構成したが、葉書等の単体のものでも良く、あるい
は、すでにマッチング，封入作業が終了した封筒でも良
い。

【００４４】第２の実施例において、不可視化部６７
は、マッチング部３の次の工程に設けたが、読み取り部
２によりバーコード７１ａ等，８１ａ等が読み取られた
後であれば、どの工程に設けても良い。

【００４５】仕分け部６は、３つの収納部３ａ〜３ｃを
設けたが、いくつ設けても良い。また、属性情報の表示
方法は、バーコードに限らず、符号その他の表示方法で
も良い。属性情報は、仕分け部６による仕分け、さらに
は、マッチング部３を設けたときのマッチングを行うこ
とができる情報であればどのような情報でも良い。

【００４６】従来例においてのバーコード１１ａ等，２
１ａ等は、大きく印刷することができないが、本発明に
おいてのバーコード４１ａ等，５１ａ等，７１ａ等，８
１ａ等は、大きく印刷することができる。これにより、
仕分け精度の向上を図ることができる。

【００４７】

【発明の効果】請求項１に記載の情報記録媒体によれ
ば、情報記録媒体に不可視性インキにより属性情報を記
録したので、情報記録媒体の外観上の美感を損なうこと
なく、かつ、情報記録領域を妨げることなく属性情報を
記録することができる。

【００４８】請求項２に記載の情報記録媒体によれば、
情報記録媒体に消色性インキにより属性情報を記録した
ので、属性情報の読み取り後に必要に応じて属性情報を
消すことができ、情報記録媒体の外観上の美感を損なう
ことなく、かつ、情報記録領域を妨げることなく属性情
報を記録することができる。

【００４９】請求項３に記載の情報記録媒体の仕分け装
置によれば、情報記録媒体に記録された属性情報に赤外
線または紫外線を照射して属性情報を読み取り、属性情
報に基づき情報記録媒体を仕分けするようにしたので、
請求項１に記載の情報記録媒体の仕分け作業を自動化す
ることができる。

【００５０】請求項４に記載の情報記録媒体の仕分け装
置によれば、情報記録媒体に記録された属性情報を読み
取り、属性情報に基づき情報記録媒体を仕分けするよう
にし、さらに、属性情報に赤外線等を照射して属性情報
を不可視化するようにしたので、請求項２に記載の情報
記録媒体の仕分け作業を自動化することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による情報記録媒体およびその仕分け装
置の第１の実施例の構成を示す図である。

【図２】本発明による情報記録媒体およびその仕分け装
置の第２の実施例の構成を示す図である。

【図３】従来の情報記録媒体およびその仕分け装置の一
例の構成を示す図である。

【符号の説明】

３マッチング部５封入部６仕分け部６ａ，６ｂ，６ｃ収納部３０仕分け装置３１読み取り部４０連続帳票４１帳票片４１ａバーコード５０封筒部５１封筒５１ａバーコード

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁵ 識別記号庁内整理番号ＦＩ技術表示箇所Ｂ４３Ｍ 5/04 9212−2ＣＧ０６Ｋ 7/12 Ｚ 9191−5Ｌ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】可視領域において目視不能であって所定
の赤外線または紫外線を照射することにより読み取り可
能な不可視性インキにより属性情報が記録されているこ
とを特徴とする情報記録媒体。
【請求項２】可視領域において目視可能であって赤外
線等所定の光線を照射することにより目視不能に不可視
化可能な消色性インキにより属性情報が記録されている
ことを特徴とする情報記録媒体。
【請求項３】請求項１に記載の情報記録媒体を仕分け
する仕分け装置であって、前記所定の赤外線または紫外線を照射することにより前
記属性情報を読み取る読み取り手段と、読み取られた前記属性情報に基づき、前記情報記録媒体
を仕分けする仕分け手段とを備えることを特徴とする情
報記録媒体の仕分け装置。
【請求項４】請求項２に記載の情報記録媒体を仕分け
する仕分け装置であって、前記属性情報を読み取る読み取り手段と、読み取られた前記属性情報に基づき、前記情報記録媒体
を仕分けする仕分け手段と、前記読み取り手段により前記属性情報が読み取られた後
に、前記赤外線等所定の光線を照射することにより前記
属性情報を可視領域において目視不能にする不可視化手
段とを備えることを特徴とする情報記録媒体の仕分け装
置。