JPH0630918A - プローブ組込カテーテルアセンブリ - Google Patents
プローブ組込カテーテルアセンブリInfo
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- JPH0630918A JPH0630918A JP5115854A JP11585493A JPH0630918A JP H0630918 A JPH0630918 A JP H0630918A JP 5115854 A JP5115854 A JP 5115854A JP 11585493 A JP11585493 A JP 11585493A JP H0630918 A JPH0630918 A JP H0630918A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/145—Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue
- A61B5/1455—Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue using optical sensors, e.g. spectral photometrical oximeters
- A61B5/1459—Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue using optical sensors, e.g. spectral photometrical oximeters invasive, e.g. introduced into the body by a catheter
-
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- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/03—Detecting, measuring or recording fluid pressure within the body other than blood pressure, e.g. cerebral pressure; Measuring pressure in body tissues or organs
- A61B5/032—Spinal fluid pressure
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 センサの精度を低下させることのない、か
つ、測定すべき成分のみをセンサに通すことのできるよ
うな、血液や体液のパラメータを測定するためのアセン
ブリを提供する。 【構成】 開口している第1管腔19と、第2管腔21
と、第2管腔21に通じる開口部33が設けられた外壁
とを有するカテーテル13と、血液成分に反応して信号
を発するセンサ49と、信号を伝達する伝達手段51と
を有するプローブ15とを備えている。プローブ15は
第2管腔21内に、センサ49はカテーテル13の内側
かつ第1管腔19の外側に収容される。カテーテル13
は、センサ49とカテーテル13の外部とに連通した半
透性の窓53を有し、この窓53は、血液成分がカテー
テル13の外部から開口部33の中へ入りそしてこの窓
53を通ってセンサ49に達するような位置に設けられ
ている。
つ、測定すべき成分のみをセンサに通すことのできるよ
うな、血液や体液のパラメータを測定するためのアセン
ブリを提供する。 【構成】 開口している第1管腔19と、第2管腔21
と、第2管腔21に通じる開口部33が設けられた外壁
とを有するカテーテル13と、血液成分に反応して信号
を発するセンサ49と、信号を伝達する伝達手段51と
を有するプローブ15とを備えている。プローブ15は
第2管腔21内に、センサ49はカテーテル13の内側
かつ第1管腔19の外側に収容される。カテーテル13
は、センサ49とカテーテル13の外部とに連通した半
透性の窓53を有し、この窓53は、血液成分がカテー
テル13の外部から開口部33の中へ入りそしてこの窓
53を通ってセンサ49に達するような位置に設けられ
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の血液や体液のパ
ラメータを測定するための、患者の体内に挿入されるカ
テーテルとプローブとを有するアセンブリに関する。
ラメータを測定するための、患者の体内に挿入されるカ
テーテルとプローブとを有するアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】血液中の気体、水素イオン(pH)、そ
の他の電解質、ブドウ糖、及び赤血球などの血液成分が
含有されているかどうかを、及び/または、それらの濃
度を測定することが、必要となったり望まれたりする場
合がある。これは、カテーテルとプローブとを使うこと
によって、手術や集中治療看護を受けている患者に対し
てリアルタイムで連続的に実施することができる。プロ
ーブは、成分パラメータに反応して該成分に関する信号
を発するセンサを1つ以上有している。このような器具
の一例が、マクスウェル(Maxwell)氏による米国特許
第4,830,013号明細書に示されている。
の他の電解質、ブドウ糖、及び赤血球などの血液成分が
含有されているかどうかを、及び/または、それらの濃
度を測定することが、必要となったり望まれたりする場
合がある。これは、カテーテルとプローブとを使うこと
によって、手術や集中治療看護を受けている患者に対し
てリアルタイムで連続的に実施することができる。プロ
ーブは、成分パラメータに反応して該成分に関する信号
を発するセンサを1つ以上有している。このような器具
の一例が、マクスウェル(Maxwell)氏による米国特許
第4,830,013号明細書に示されている。
【0003】マクスウェル氏による上記特許明細書によ
ると、血液成分測定器具の精度は、センサを、カテーテ
ルとプローブとを挿入した脈管の壁と接触させないよう
にすることによって高めることができる。マクスウェル
氏による上記特許明細書に示されたある形態では、この
ことは、センサを、カテーテルの管腔の中に収容してカ
テーテルの末端開口部に隣接させることによって達成さ
れている。
ると、血液成分測定器具の精度は、センサを、カテーテ
ルとプローブとを挿入した脈管の壁と接触させないよう
にすることによって高めることができる。マクスウェル
氏による上記特許明細書に示されたある形態では、この
ことは、センサを、カテーテルの管腔の中に収容してカ
テーテルの末端開口部に隣接させることによって達成さ
れている。
【0004】ネスター(Nestor)氏らによる米国特許第
4,900,933号明細書には、血液中の気体を測定するその
他の器具として2管腔式カテーテルが示されている。こ
のカテーテルの2本の管腔の内1本は流体の注入のため
に使用し、もう1本はプローブのために使用するように
なっている。ネスター氏らの示す構造では、プローブと
プローブのセンサとは、管腔の外側でかつ管腔の末端よ
りさらに末端側の位置に設けられている。従って、セン
サとそれを挿入した脈管の壁とが接触することになり、
センサによる読取の精度が損なわれ、さらに、蛋白質や
血小板などからなる血栓がセンサに堆積することとな
る。また、センサは比較的洗浄しにくいものと思われ
る。
4,900,933号明細書には、血液中の気体を測定するその
他の器具として2管腔式カテーテルが示されている。こ
のカテーテルの2本の管腔の内1本は流体の注入のため
に使用し、もう1本はプローブのために使用するように
なっている。ネスター氏らの示す構造では、プローブと
プローブのセンサとは、管腔の外側でかつ管腔の末端よ
りさらに末端側の位置に設けられている。従って、セン
サとそれを挿入した脈管の壁とが接触することになり、
センサによる読取の精度が損なわれ、さらに、蛋白質や
血小板などからなる血栓がセンサに堆積することとな
る。また、センサは比較的洗浄しにくいものと思われ
る。
【0005】
【発明の要旨】本発明では、多くの利点を有し、上記の
欠点を克服する、血液成分パラメータを測定するための
新規なアセンブリが提供されている。本発明では、複数
本の管腔を有するカテーテルが使用されている。これら
の管腔の内の1本目すなわち第1管腔は、血圧の測定や
血液サンプルの注出や注入など種々の作業を遂行しやす
いように開口しており、第2管腔はプローブを収容して
いる。しかし、ネスター氏らの示す構造とは異なり、セ
ンサはカテーテルの内側かつ第1管腔の外側にある。セ
ンサはカテーテルの内側にあるので、センサを、成分測
定の精度を損なうような何らかの影響にさらすことなく
カテーテルを使用することができる。
欠点を克服する、血液成分パラメータを測定するための
新規なアセンブリが提供されている。本発明では、複数
本の管腔を有するカテーテルが使用されている。これら
の管腔の内の1本目すなわち第1管腔は、血圧の測定や
血液サンプルの注出や注入など種々の作業を遂行しやす
いように開口しており、第2管腔はプローブを収容して
いる。しかし、ネスター氏らの示す構造とは異なり、セ
ンサはカテーテルの内側かつ第1管腔の外側にある。セ
ンサはカテーテルの内側にあるので、センサを、成分測
定の精度を損なうような何らかの影響にさらすことなく
カテーテルを使用することができる。
【0006】本発明の重要な特徴は、測定すべき血液成
分をカテーテルの外側からセンサに通す一方で、細胞組
織などの不要な血液成分がカテーテルの外側からセンサ
に達するのを実質的に阻止するようにカテーテルが構成
されているということである。言い換えると、センサ
は、血液につかることなく、血液成分を検知しそれに反
応することができるのである。
分をカテーテルの外側からセンサに通す一方で、細胞組
織などの不要な血液成分がカテーテルの外側からセンサ
に達するのを実質的に阻止するようにカテーテルが構成
されているということである。言い換えると、センサ
は、血液につかることなく、血液成分を検知しそれに反
応することができるのである。
【0007】体内の異物の露出表面積が大きくなると、
凝血する可能性も増大する。本発明の重要な特徴は、プ
ローブとカテーテルとの露出表面積はカテーテルのみの
露出表面積よりも大きくなっていないという点である。
従って、プローブとカテーテルとを使用しても、カテー
テルだけを使用する場合よりも凝血する危険性が増大す
ることはないのである。さらに、プローブは、血液と実
質的に接触しないようになっているので、センサに血栓
が形成されて成分測定の精度が低下することもない。
凝血する可能性も増大する。本発明の重要な特徴は、プ
ローブとカテーテルとの露出表面積はカテーテルのみの
露出表面積よりも大きくなっていないという点である。
従って、プローブとカテーテルとを使用しても、カテー
テルだけを使用する場合よりも凝血する危険性が増大す
ることはないのである。さらに、プローブは、血液と実
質的に接触しないようになっているので、センサに血栓
が形成されて成分測定の精度が低下することもない。
【0008】血液成分をカテーテルの外側からセンサへ
通すには種々の通路を使用することができる。好ましい
通路の一例は、第1管腔を通過することなく、カテーテ
ルの外側からセンサに達している。このような通路はカ
テーテルの外壁を通過することになる。また、カテーテ
ルの第1管腔と第2管腔との間に仕切壁を形成し、第1
管腔からこの仕切壁を通ってセンサに達するような通路
を設けることもできる。あるいは、上記2つの通路を兼
ね備えることもできる。
通すには種々の通路を使用することができる。好ましい
通路の一例は、第1管腔を通過することなく、カテーテ
ルの外側からセンサに達している。このような通路はカ
テーテルの外壁を通過することになる。また、カテーテ
ルの第1管腔と第2管腔との間に仕切壁を形成し、第1
管腔からこの仕切壁を通ってセンサに達するような通路
を設けることもできる。あるいは、上記2つの通路を兼
ね備えることもできる。
【0009】通路を形成する方法としては、センサとカ
テーテルの外部とに連通する窓を使用することが好まし
い。この窓は、測定すべき血液成分を選択的に浸透さ
せ、センサには不要である種々の血液成分を実質的に遮
断する。
テーテルの外部とに連通する窓を使用することが好まし
い。この窓は、測定すべき血液成分を選択的に浸透さ
せ、センサには不要である種々の血液成分を実質的に遮
断する。
【0010】窓を使用する重要な利点の1つは、窓を比
較的容易に洗浄できるようになるということである。こ
れは、窓が、第1管腔の円周内面もしくはカテーテルの
円周内面に設けられている場合には特にあてはまること
である。前者の場合には、第1管腔内の勢いのよい急速
な流れによって、後者の場合には、脈管内の血液が窓を
す速く通過することによって、窓を容易に洗浄すること
ができる。どちらの場合においても、流体が窓を通過す
ることによって比較的高い剪断作用が生じ、望ましい洗
浄効果が達成されるようになっている。
較的容易に洗浄できるようになるということである。こ
れは、窓が、第1管腔の円周内面もしくはカテーテルの
円周内面に設けられている場合には特にあてはまること
である。前者の場合には、第1管腔内の勢いのよい急速
な流れによって、後者の場合には、脈管内の血液が窓を
す速く通過することによって、窓を容易に洗浄すること
ができる。どちらの場合においても、流体が窓を通過す
ることによって比較的高い剪断作用が生じ、望ましい洗
浄効果が達成されるようになっている。
【0011】窓の位置は、どのような血液成分用通路を
所望するかによって決定する。例えば、本発明の一形態
では、カテーテルは、第2管腔に通じる開口部を有する
外壁を備えており、窓は、血液成分が、カテーテルの外
部から開口部の中へ入りそして窓を通じてセンサに達す
るような位置に設けられている。また、カテーテル全体
を窓として形成することもできる。
所望するかによって決定する。例えば、本発明の一形態
では、カテーテルは、第2管腔に通じる開口部を有する
外壁を備えており、窓は、血液成分が、カテーテルの外
部から開口部の中へ入りそして窓を通じてセンサに達す
るような位置に設けられている。また、カテーテル全体
を窓として形成することもできる。
【0012】必要であれば、開口部を第2管腔の末端に
形成することもできる。しかし、外壁は周壁を有し、そ
の周壁に開口部が設けられていることが好ましい。必要
であれば、窓をくぼませたり、あるいは、窓を周壁の外
側半径方向に突出させてカテーテルの周囲に凸状の隆起
すなわち突起を実質的に形成したりすることもできる。
この場合には、センサは、突起の中か、突起の内側半径
方向における適当な位置に設けられる。しかし、このよ
うな構造では、血栓が堆積しやすくなってしまう。従っ
て、カテーテルに沿って流れる血液が平滑な外面を通過
してカテーテルに進入するように、周壁の開口部に窓を
実質的に充填して周壁の外面と面一に接続する平らな面
を窓に設けることが好ましい。このようにすると、血栓
が窓に堆積する可能性が低減し、血液が窓を通過するこ
とによって窓に対する洗浄効果が高まり、さらに、脈管
と窓とが接触する虞れも減る。
形成することもできる。しかし、外壁は周壁を有し、そ
の周壁に開口部が設けられていることが好ましい。必要
であれば、窓をくぼませたり、あるいは、窓を周壁の外
側半径方向に突出させてカテーテルの周囲に凸状の隆起
すなわち突起を実質的に形成したりすることもできる。
この場合には、センサは、突起の中か、突起の内側半径
方向における適当な位置に設けられる。しかし、このよ
うな構造では、血栓が堆積しやすくなってしまう。従っ
て、カテーテルに沿って流れる血液が平滑な外面を通過
してカテーテルに進入するように、周壁の開口部に窓を
実質的に充填して周壁の外面と面一に接続する平らな面
を窓に設けることが好ましい。このようにすると、血栓
が窓に堆積する可能性が低減し、血液が窓を通過するこ
とによって窓に対する洗浄効果が高まり、さらに、脈管
と窓とが接触する虞れも減る。
【0013】カテーテルは、第1管腔と第2管腔との間
に、第1管腔から第2管腔に通じる開口部を備えた仕切
壁を有している。窓は、血液成分が第1管腔から開口部
の中へ入りそして窓を通ってセンサに達するような位置
に設けることができる。窓を、仕切壁の開口部から第1
管腔内へ内側半径方向に突出させることもできる。しか
し、これは、血液用通路を途切れさせることになるので
好ましいとは言えない。第1管腔内を血液ができるだけ
途切れることなく流れるように、窓の表面は、開口部を
満たし、第1管腔の円周内面と面一に接続することが好
ましい。この窓は、外壁の開口部と連通する窓の代わり
にもしくはそれに加えて、設けることができる。
に、第1管腔から第2管腔に通じる開口部を備えた仕切
壁を有している。窓は、血液成分が第1管腔から開口部
の中へ入りそして窓を通ってセンサに達するような位置
に設けることができる。窓を、仕切壁の開口部から第1
管腔内へ内側半径方向に突出させることもできる。しか
し、これは、血液用通路を途切れさせることになるので
好ましいとは言えない。第1管腔内を血液ができるだけ
途切れることなく流れるように、窓の表面は、開口部を
満たし、第1管腔の円周内面と面一に接続することが好
ましい。この窓は、外壁の開口部と連通する窓の代わり
にもしくはそれに加えて、設けることができる。
【0014】大略的に言うと、窓が、血液がセンサに達
するのを実質的に阻止するような適当な位置に設けられ
ている限りにおいては、カテーテルボデーの周壁の外側
半径方向における位置と、第1管腔すなわち貫通管腔の
すぐ内側における位置との間であればセンサをどこに備
えてもよい。
するのを実質的に阻止するような適当な位置に設けられ
ている限りにおいては、カテーテルボデーの周壁の外側
半径方向における位置と、第1管腔すなわち貫通管腔の
すぐ内側における位置との間であればセンサをどこに備
えてもよい。
【0015】しかし、上記の問題、及び、第1管腔が窓
とセンサとによって部分的に閉塞するのを回避するため
に、センサを、カテーテルボデーの周壁の外面と第1管
腔の円周内面との間に設けることが非常に好ましい。セ
ンサ全体もしくはその一部を外壁の開口部内あるいは仕
切壁の開口部内に設けることもできるが、第2管腔の中
にセンサを備えることが好ましい。
とセンサとによって部分的に閉塞するのを回避するため
に、センサを、カテーテルボデーの周壁の外面と第1管
腔の円周内面との間に設けることが非常に好ましい。セ
ンサ全体もしくはその一部を外壁の開口部内あるいは仕
切壁の開口部内に設けることもできるが、第2管腔の中
にセンサを備えることが好ましい。
【0016】センサをす速く反応させるために、センサ
を窓に隣接させてセンサと窓とを実質的に係合させるこ
とが好ましい。この、センサと窓との相対的な位置づけ
を確実に維持するために、センサを窓の中に埋め込むこ
とができる。この代わりにあるいはこれに加えて、第2
管腔を十分に小さくしてプローブとセンサとの位置ずれ
を規制することもできる。
を窓に隣接させてセンサと窓とを実質的に係合させるこ
とが好ましい。この、センサと窓との相対的な位置づけ
を確実に維持するために、センサを窓の中に埋め込むこ
とができる。この代わりにあるいはこれに加えて、第2
管腔を十分に小さくしてプローブとセンサとの位置ずれ
を規制することもできる。
【0017】本発明は、1本以上のプローブとそれに相
応する数のセンサとを設けて実行するようになってい
る。複数のプローブ及びセンサを使う場合には、それら
を、1本の第2管腔に入れることもできるし、あるい
は、プローブそれぞれに対して、互いに独立した複数本
の第2管腔を使用することもできる。複数個のセンサを
使用する場合には、それらを、軸方向及び/または円周
方向にオフセットすることができる。ある形態では、第
1センサと第2センサとは軸方向にオフセットしてお
り、各センサに対して互いに離れた窓が使用されてい
る。この構造から得られる利点の1つは、2つの窓を異
なる材料から形成し、2つのセンサそれぞれに異なる血
液成分を送ることができるということである。例えば、
一方の窓に、血液中の気体を選択的に浸透させ、他方の
窓に、水素イオンを選択的に浸透させることによって、
2つのセンサを、血液中の気体とpHそれぞれに反応さ
せることができる。
応する数のセンサとを設けて実行するようになってい
る。複数のプローブ及びセンサを使う場合には、それら
を、1本の第2管腔に入れることもできるし、あるい
は、プローブそれぞれに対して、互いに独立した複数本
の第2管腔を使用することもできる。複数個のセンサを
使用する場合には、それらを、軸方向及び/または円周
方向にオフセットすることができる。ある形態では、第
1センサと第2センサとは軸方向にオフセットしてお
り、各センサに対して互いに離れた窓が使用されてい
る。この構造から得られる利点の1つは、2つの窓を異
なる材料から形成し、2つのセンサそれぞれに異なる血
液成分を送ることができるということである。例えば、
一方の窓に、血液中の気体を選択的に浸透させ、他方の
窓に、水素イオンを選択的に浸透させることによって、
2つのセンサを、血液中の気体とpHそれぞれに反応さ
せることができる。
【0018】窓は、測定すべき成分−通常は血液中の気
体や水素イオンである−を通し、その他の血液成分を実
質的に遮断しなければならない。窓は、さらに、カテー
テルボデーにしっかりと接着できるようになっており、
生物適合性(biocompatible)を有し、窓を通過する血
液成分に対して比較的速く反応し、カテーテル内での使
用に耐えうるだけの耐久性を有し、そして、平滑な表面
を形成できるものでなければならない。実質的に、これ
らの規準に適合する材料であればいかなるものでも窓に
対して使用することができる。例えば、測定すべき成分
が酸素や二酸化炭素などの血液中の気体であるときに
は、酸素と二酸化炭素とを選択的に浸透させるシリコン
を使用することができる。セルロース膜は、水素イオン
と血液中の気体とを選択的に浸透させるので、両者に対
して使用することができる。
体や水素イオンである−を通し、その他の血液成分を実
質的に遮断しなければならない。窓は、さらに、カテー
テルボデーにしっかりと接着できるようになっており、
生物適合性(biocompatible)を有し、窓を通過する血
液成分に対して比較的速く反応し、カテーテル内での使
用に耐えうるだけの耐久性を有し、そして、平滑な表面
を形成できるものでなければならない。実質的に、これ
らの規準に適合する材料であればいかなるものでも窓に
対して使用することができる。例えば、測定すべき成分
が酸素や二酸化炭素などの血液中の気体であるときに
は、酸素と二酸化炭素とを選択的に浸透させるシリコン
を使用することができる。セルロース膜は、水素イオン
と血液中の気体とを選択的に浸透させるので、両者に対
して使用することができる。
【0019】窓は、複数の層を有することができる。窓
は、例えば、多孔性ポリマーからなる内側層と、測定す
べき血液成分を選択的に浸透させる、より稠密なポリマ
ーからなる外側層とを有することができる。この場合に
は、内側層は、外側層に対して骨格的支持を果たし、そ
の多孔性のために非常に速い反応を示す。ポリウレタン
やポリスルホンなどによって形成することのできる内側
層が成分浸透選択性に影響を与えることはない。成分浸
透選択性を有する稠密なポリマーからなる外側層は、内
側層を覆う薄い表皮をなすと言える。外側層は、例え
ば、セルロースや、選択的透過性を有するその他の稠密
なポリマーより形成することができる。
は、例えば、多孔性ポリマーからなる内側層と、測定す
べき血液成分を選択的に浸透させる、より稠密なポリマ
ーからなる外側層とを有することができる。この場合に
は、内側層は、外側層に対して骨格的支持を果たし、そ
の多孔性のために非常に速い反応を示す。ポリウレタン
やポリスルホンなどによって形成することのできる内側
層が成分浸透選択性に影響を与えることはない。成分浸
透選択性を有する稠密なポリマーからなる外側層は、内
側層を覆う薄い表皮をなすと言える。外側層は、例え
ば、セルロースや、選択的透過性を有するその他の稠密
なポリマーより形成することができる。
【0020】ある好ましい形態では、カテーテルの壁の
開口部は複数個の孔を有し、窓は、その複数個の孔の少
なくとも一部の中に入っている。密集した孔一つ一つの
直径は小さく、窓は、そのような密集状態にある孔の少
なくとも一部の中に入っている。このような構造から得
られる利点の一つは、小さな直径を有する複数個の孔に
よって窓の材料がしっかりと保持され、窓の材料がいく
らかでもカテーテルのその他の部分から分離する虞れを
低減することさえ可能となっているということである。
さらに、より大きな一つの孔の面積に等しい総面積を有
する複数個の孔を使用することによって、カテーテルボ
デーを曲げたときの、孔を設けた部位における強度は、
より大きな一つの孔を使用した場合ほど低下することは
ない。従って、カテーテルボデーに曲げ力をかけたため
に山形の折れ目が生じる可能性も低減される。また、複
数個の孔の総面積をより大きな一つの孔の面積と等しく
することによって、このような多孔構造を有する実施例
における反応時間は、孔を一つだけ設ける場合とほぼ等
しくなっている。
開口部は複数個の孔を有し、窓は、その複数個の孔の少
なくとも一部の中に入っている。密集した孔一つ一つの
直径は小さく、窓は、そのような密集状態にある孔の少
なくとも一部の中に入っている。このような構造から得
られる利点の一つは、小さな直径を有する複数個の孔に
よって窓の材料がしっかりと保持され、窓の材料がいく
らかでもカテーテルのその他の部分から分離する虞れを
低減することさえ可能となっているということである。
さらに、より大きな一つの孔の面積に等しい総面積を有
する複数個の孔を使用することによって、カテーテルボ
デーを曲げたときの、孔を設けた部位における強度は、
より大きな一つの孔を使用した場合ほど低下することは
ない。従って、カテーテルボデーに曲げ力をかけたため
に山形の折れ目が生じる可能性も低減される。また、複
数個の孔の総面積をより大きな一つの孔の面積と等しく
することによって、このような多孔構造を有する実施例
における反応時間は、孔を一つだけ設ける場合とほぼ等
しくなっている。
【0021】カテーテルは、種々の異なる形態をとるこ
とができ、従来の2管腔式カテーテルボデーを有するこ
とができる。その代わりに、カテーテルボデーに、第1
管腔を有する第1チューブと、第1チューブと協働して
第2管腔を形成する、第1チューブを覆う第2チューブ
とを設けてもよい。第2チューブは収縮チューブを有す
ることが好ましいが、そうである必要はない。第1チュ
ーブは周面を有しており、第2管腔は末端を有してお
り、収縮チューブは末端部を有している。収縮チューブ
は第1チューブの周面にシュリンク包装されており、こ
れによって第2管腔の末端は閉塞されている。この構造
は、例えば、プローブとチューブとを覆う収縮チューブ
を収縮するために使用することができる。
とができ、従来の2管腔式カテーテルボデーを有するこ
とができる。その代わりに、カテーテルボデーに、第1
管腔を有する第1チューブと、第1チューブと協働して
第2管腔を形成する、第1チューブを覆う第2チューブ
とを設けてもよい。第2チューブは収縮チューブを有す
ることが好ましいが、そうである必要はない。第1チュ
ーブは周面を有しており、第2管腔は末端を有してお
り、収縮チューブは末端部を有している。収縮チューブ
は第1チューブの周面にシュリンク包装されており、こ
れによって第2管腔の末端は閉塞されている。この構造
は、例えば、プローブとチューブとを覆う収縮チューブ
を収縮するために使用することができる。
【0022】本発明は、カテーテルとプローブとを有す
るアセンブリに、あるいは、プローブを収容するように
なっているカテーテルに実施することができる。従っ
て、本発明の多くの特徴は、カテーテルそれ自体及びカ
テーテル−プローブ結合体に適用することができる。カ
テーテル−プローブ結合体とする際には、プローブを、
カテーテルの第2管腔内に挿入される別部材とすること
もできるし、あるいは、カテーテルをプローブの上から
被せることによってプローブを収容する第2管腔を形成
することもできる。後者の場合には、例えば、カテーテ
ルをプローブの上から成形あるいは押出成形することが
できる。
るアセンブリに、あるいは、プローブを収容するように
なっているカテーテルに実施することができる。従っ
て、本発明の多くの特徴は、カテーテルそれ自体及びカ
テーテル−プローブ結合体に適用することができる。カ
テーテル−プローブ結合体とする際には、プローブを、
カテーテルの第2管腔内に挿入される別部材とすること
もできるし、あるいは、カテーテルをプローブの上から
被せることによってプローブを収容する第2管腔を形成
することもできる。後者の場合には、例えば、カテーテ
ルをプローブの上から成形あるいは押出成形することが
できる。
【0023】本発明を、血液成分に反応するセンサに関
連させて説明したが、より大略的に言うと、体液成分に
反応するセンサを有するアセンブリに対しても本発明を
適用することができる。この場合には、アセンブリは、
患者の体液含有部位に挿入される。そして、窓は、測定
すべき成分を選択的に浸透させ、体液の他の成分が窓を
通じてセンサに達するのを実質的に阻止する。アセンブ
リは、例えば、脳脊髄液の成分を測定または探知するた
めに使用することができる。
連させて説明したが、より大略的に言うと、体液成分に
反応するセンサを有するアセンブリに対しても本発明を
適用することができる。この場合には、アセンブリは、
患者の体液含有部位に挿入される。そして、窓は、測定
すべき成分を選択的に浸透させ、体液の他の成分が窓を
通じてセンサに達するのを実質的に阻止する。アセンブ
リは、例えば、脳脊髄液の成分を測定または探知するた
めに使用することができる。
【0024】
【実施例】以下に、添付図面に示した本発明の各実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【0025】図1には、通常、橈骨動脈用カテーテルや
股動脈用カテーテル等の細長いカテーテル13とプロー
ブアセンブリ15(図4)とを有する、第1実施例に係
るアセンブリ11を示している。カテーテル13は、種
々異なる構造とすることができるが、本実施例では、カ
テーテルボデー17と、第1管腔すなわち貫通管腔19
(図3,4)と、第2管腔すなわちプローブ管腔21
と、貫通管腔19の開口部である末端口23と、カテー
テルボデー17に連結しかつ管腔19,21にそれぞれ
連通している管継手25及び導管27とを有している。
本実施例では、貫通管腔19は開口しており、アセンブ
リ11の構成要素によって閉塞されてはいない。末端口
23は、カテーテルボデー17の軸方向沿いの種々の位
置に設けることができるが、本実施例では、カテーテル
ボデー17の末端において軸方向に開口している。
股動脈用カテーテル等の細長いカテーテル13とプロー
ブアセンブリ15(図4)とを有する、第1実施例に係
るアセンブリ11を示している。カテーテル13は、種
々異なる構造とすることができるが、本実施例では、カ
テーテルボデー17と、第1管腔すなわち貫通管腔19
(図3,4)と、第2管腔すなわちプローブ管腔21
と、貫通管腔19の開口部である末端口23と、カテー
テルボデー17に連結しかつ管腔19,21にそれぞれ
連通している管継手25及び導管27とを有している。
本実施例では、貫通管腔19は開口しており、アセンブ
リ11の構成要素によって閉塞されてはいない。末端口
23は、カテーテルボデー17の軸方向沿いの種々の位
置に設けることができるが、本実施例では、カテーテル
ボデー17の末端において軸方向に開口している。
【0026】カテーテルボデー17は外壁を有してい
る。この外壁は、本実施例では、プローブ管腔21に通
じる開口部33が設けられた周壁29と、管腔19,2
1間の仕切壁35とを有している。開口部33は、種々
の異なる形態をとることができるが、本実施例では、丸
く形成されており、斜角エッジ36を有している。本実
施例では、図3,4に示すように、仕切壁35には穴が
形成されておらず、貫通管腔19は平滑な円周内面37
を有している。
る。この外壁は、本実施例では、プローブ管腔21に通
じる開口部33が設けられた周壁29と、管腔19,2
1間の仕切壁35とを有している。開口部33は、種々
の異なる形態をとることができるが、本実施例では、丸
く形成されており、斜角エッジ36を有している。本実
施例では、図3,4に示すように、仕切壁35には穴が
形成されておらず、貫通管腔19は平滑な円周内面37
を有している。
【0027】プローブ管腔21は、貫通管腔19よりも
小さな横断面積を有している。プローブ管腔21の末端
は、プラグ39などの適当な手段によって閉塞してい
る。
小さな横断面積を有している。プローブ管腔21の末端
は、プラグ39などの適当な手段によって閉塞してい
る。
【0028】カテーテルボデー17は、細長くかつ柔軟
であり、生物適合性(biocompatible)を有する適当な
高分子材料で形成している。
であり、生物適合性(biocompatible)を有する適当な
高分子材料で形成している。
【0029】プローブアセンブリ15は、1本以上のプ
ローブを有しており、本実施例では、プローブ41,4
3,45,47(図3)を有している。プローブ41,4
3,45,47は、それぞれ、その末端にセンサ49を有
している。尚、このセンサ49は、図4には1つしか示
していない。センサ49は、それぞれ、血液パラメータ
に反応し、該血液パラメータに関する信号を発する。そ
してその信号は、伝達手段51によって各センサ49か
ら伝送するようになっている。種々の構造及び配置が考
えられるが、本実施例では、プローブ41は温度プロー
ブであり、プローブ41のセンサ49は熱電対であり、
プローブ41の伝達手段51は電導体である。この温度
プローブ41は、本発明と特には関係ない。
ローブを有しており、本実施例では、プローブ41,4
3,45,47(図3)を有している。プローブ41,4
3,45,47は、それぞれ、その末端にセンサ49を有
している。尚、このセンサ49は、図4には1つしか示
していない。センサ49は、それぞれ、血液パラメータ
に反応し、該血液パラメータに関する信号を発する。そ
してその信号は、伝達手段51によって各センサ49か
ら伝送するようになっている。種々の構造及び配置が考
えられるが、本実施例では、プローブ41は温度プロー
ブであり、プローブ41のセンサ49は熱電対であり、
プローブ41の伝達手段51は電導体である。この温度
プローブ41は、本発明と特には関係ない。
【0030】プローブ43,45,47のセンサ49は、
血液成分、具体的には、酸素、二酸化炭素、及びpHそ
れぞれに反応し、それらの血液成分に関する信号を発す
る。センサには、電気的なものや光学的なものも含め、
実質上どのような種類のものでも使用できるが、プロー
ブ43,45,47用のセンサ49はどれも蛍光性センサ
であり、これら3本のプローブの伝達手段は、すべて、
光ファイバそのものであるかもしくは光ファイバを含む
ことが好ましい。カテーテルとプローブと蛍光性センサ
とを使用して生体内の血液成分を検知することは、マク
スウェル氏による上記米国特許第4,830,013号明細書に
示されている。いずれにせよ、プローブ43,45,47
の各伝達手段51沿いに励起した光をあてると、各セン
サ49は、酸素の分圧、二酸化炭素の分圧、及び、水素
イオンにそれぞれ反応し、蛍光信号を各伝達手段51に
沿ってカテーテル13の基端側後方へ発する。この蛍光
信号は、カテーテル13の基端に設けられた従来の装置
52(図1)によって、識別可能な血液成分測定値に変
換される。
血液成分、具体的には、酸素、二酸化炭素、及びpHそ
れぞれに反応し、それらの血液成分に関する信号を発す
る。センサには、電気的なものや光学的なものも含め、
実質上どのような種類のものでも使用できるが、プロー
ブ43,45,47用のセンサ49はどれも蛍光性センサ
であり、これら3本のプローブの伝達手段は、すべて、
光ファイバそのものであるかもしくは光ファイバを含む
ことが好ましい。カテーテルとプローブと蛍光性センサ
とを使用して生体内の血液成分を検知することは、マク
スウェル氏による上記米国特許第4,830,013号明細書に
示されている。いずれにせよ、プローブ43,45,47
の各伝達手段51沿いに励起した光をあてると、各セン
サ49は、酸素の分圧、二酸化炭素の分圧、及び、水素
イオンにそれぞれ反応し、蛍光信号を各伝達手段51に
沿ってカテーテル13の基端側後方へ発する。この蛍光
信号は、カテーテル13の基端に設けられた従来の装置
52(図1)によって、識別可能な血液成分測定値に変
換される。
【0031】カテーテル13は、血液成分をカテーテル
の外側からセンサ49に通す一方で不要な血液成分がカ
テーテルの外側からセンサに達するのを実質的に阻止す
る手段を有する。本実施例では、この手段は、センサ4
9とカテーテル13の外部とに連通する半透性の窓53
によって達成されている。窓53は、測定すべき血液成
分の比較的小さな分子を選択的に浸透させる。従って、
本実施例では、窓53は、血液中の、酸素、二酸化炭
素、水素イオンを浸透させ、その他の血液成分を実質的
に遮断する。窓53は、例えば、セルロースや、上記の
特性を有する生物適合性を備えたその他の適当な材料よ
り形成することができる。また、窓53を、カテーテル
13の外部と、酸素用プローブ43と二酸化炭素用プロ
ーブ45の各センサ49とに連通する「血液中の気体を
浸透させる部分」と、カテーテル13の外部とpH用プ
ローブ47のセンサ49とに連通する「水素イオンを浸
透させる部分」とで構成してもよい。後者の場合には、
例えば、窓53の「血液中の気体を浸透させる部分」は
シリコンで、窓53の「水素イオンを浸透させる部分」
はセルロースもしくは転相したポリウレタンで構成する
ことが考えられる。
の外側からセンサ49に通す一方で不要な血液成分がカ
テーテルの外側からセンサに達するのを実質的に阻止す
る手段を有する。本実施例では、この手段は、センサ4
9とカテーテル13の外部とに連通する半透性の窓53
によって達成されている。窓53は、測定すべき血液成
分の比較的小さな分子を選択的に浸透させる。従って、
本実施例では、窓53は、血液中の、酸素、二酸化炭
素、水素イオンを浸透させ、その他の血液成分を実質的
に遮断する。窓53は、例えば、セルロースや、上記の
特性を有する生物適合性を備えたその他の適当な材料よ
り形成することができる。また、窓53を、カテーテル
13の外部と、酸素用プローブ43と二酸化炭素用プロ
ーブ45の各センサ49とに連通する「血液中の気体を
浸透させる部分」と、カテーテル13の外部とpH用プ
ローブ47のセンサ49とに連通する「水素イオンを浸
透させる部分」とで構成してもよい。後者の場合には、
例えば、窓53の「血液中の気体を浸透させる部分」は
シリコンで、窓53の「水素イオンを浸透させる部分」
はセルロースもしくは転相したポリウレタンで構成する
ことが考えられる。
【0032】窓53にいかなる材料を使用する場合であ
っても、測定すべき血液成分を通すための通路が形成さ
れている。この通路は、貫通管腔19を通過することな
く、カテーテル13の外側から延在している。より具体
的に言うと、この通路は、周壁29の開口部33と窓5
3とを通ってセンサ49に達している。
っても、測定すべき血液成分を通すための通路が形成さ
れている。この通路は、貫通管腔19を通過することな
く、カテーテル13の外側から延在している。より具体
的に言うと、この通路は、周壁29の開口部33と窓5
3とを通ってセンサ49に達している。
【0033】本実施例では、プローブアセンブリ15は
プローブ管腔21に収容され、全てのセンサ49はプロ
ーブ管腔の中に入っている。さらに、本実施例では、セ
ンサ49の全外面と窓53とが確実にしっかりと接触す
るように、センサ49は、窓53と実質的に係合してい
る、つまり、窓53内に埋め込まれている。この構造に
よってセンサ49は表面55にかなり接近することにな
るので、血液パラメータがセンサと接触するために移動
する距離は最短化され、反応時間を短縮することができ
る。窓53は、開口部33の内側半径方向において、開
口部33とプローブ管腔21とを完全にふさいでいる。
窓53によって形成される平らな表面55は、図2,3,
4に示すように、周壁29の平らな外面57と面一に接
続するので、表面55によって外面57に突起やくぼみ
が形成されることはない。円周内面37と面55,57
にはヘパリンを塗布することが好ましい。
プローブ管腔21に収容され、全てのセンサ49はプロ
ーブ管腔の中に入っている。さらに、本実施例では、セ
ンサ49の全外面と窓53とが確実にしっかりと接触す
るように、センサ49は、窓53と実質的に係合してい
る、つまり、窓53内に埋め込まれている。この構造に
よってセンサ49は表面55にかなり接近することにな
るので、血液パラメータがセンサと接触するために移動
する距離は最短化され、反応時間を短縮することができ
る。窓53は、開口部33の内側半径方向において、開
口部33とプローブ管腔21とを完全にふさいでいる。
窓53によって形成される平らな表面55は、図2,3,
4に示すように、周壁29の平らな外面57と面一に接
続するので、表面55によって外面57に突起やくぼみ
が形成されることはない。円周内面37と面55,57
にはヘパリンを塗布することが好ましい。
【0034】プローブアセンブリ15は、プローブ管腔
21内に収容され、一体的なアセンブリが形成されるよ
うにカテーテル13に適切に固定されることが好まし
い。しかし、必要であれば、カテーテル13とプローブ
アセンブリ15とを別々の構成要素として形成し、使用
前もしくは使用中にそれらを組み立てることもできる。
この場合には、カテーテルの中にプローブを挿入しやす
いように、導管27は、プローブ管腔から軸方向に延在
することが好ましい。
21内に収容され、一体的なアセンブリが形成されるよ
うにカテーテル13に適切に固定されることが好まし
い。しかし、必要であれば、カテーテル13とプローブ
アセンブリ15とを別々の構成要素として形成し、使用
前もしくは使用中にそれらを組み立てることもできる。
この場合には、カテーテルの中にプローブを挿入しやす
いように、導管27は、プローブ管腔から軸方向に延在
することが好ましい。
【0035】使用時には、アセンブリ11を従来の技術
によって橈骨動脈等患者の体内に挿入し、窓53を橈骨
動脈等の中に流れている血液と接触させる。窓53は、
血液中の、酸素、二酸化炭素、及びpHイオンを浸透さ
せるので、各センサ49は、各伝達手段51を通じて励
起した光信号を受けると、装置52に対して各伝達手段
51沿いに蛍光信号を発することができる。そして、こ
の装置52によって、これらの信号は、血液成分測定値
−本実施例では、酸素の分圧、二酸化炭素の分圧、pH
レベル−に変換される。表面55が平らであり、かつ、
この平らな表面55が平らな外面57と面一に接続する
ことによって、窓53に血栓が形成される可能性は最小
限に押さえられている。さらに、血液が面55,57に
沿って比較的速く流れ、それに応じて剪断速度も高くな
るために、窓53には連続的に洗浄作用が生じるように
なっている。プローブアセンブリ15は血液と接触しな
いように保護されているので、患者の体内における、カ
テーテル13とプローブアセンブリ15との露出表面積
が、カテーテル13のみの露出表面積よりも大きくなる
ことはない。温度プローブ41は、窓53もしくはカテ
ーテルボデー17の周壁29を通じて血液の温度を検知
し、装置52に温度信号を送ることができる。凝血する
可能性を低減するために、ヘパリン化食塩水などの適当
な抗凝固溶液を貫通管腔19の中に導入することができ
る。
によって橈骨動脈等患者の体内に挿入し、窓53を橈骨
動脈等の中に流れている血液と接触させる。窓53は、
血液中の、酸素、二酸化炭素、及びpHイオンを浸透さ
せるので、各センサ49は、各伝達手段51を通じて励
起した光信号を受けると、装置52に対して各伝達手段
51沿いに蛍光信号を発することができる。そして、こ
の装置52によって、これらの信号は、血液成分測定値
−本実施例では、酸素の分圧、二酸化炭素の分圧、pH
レベル−に変換される。表面55が平らであり、かつ、
この平らな表面55が平らな外面57と面一に接続する
ことによって、窓53に血栓が形成される可能性は最小
限に押さえられている。さらに、血液が面55,57に
沿って比較的速く流れ、それに応じて剪断速度も高くな
るために、窓53には連続的に洗浄作用が生じるように
なっている。プローブアセンブリ15は血液と接触しな
いように保護されているので、患者の体内における、カ
テーテル13とプローブアセンブリ15との露出表面積
が、カテーテル13のみの露出表面積よりも大きくなる
ことはない。温度プローブ41は、窓53もしくはカテ
ーテルボデー17の周壁29を通じて血液の温度を検知
し、装置52に温度信号を送ることができる。凝血する
可能性を低減するために、ヘパリン化食塩水などの適当
な抗凝固溶液を貫通管腔19の中に導入することができ
る。
【0036】図5,6には第2実施例に係るアセンブリ
11aを示している。アセンブリ11aは、ここに記載す
る以外の全ての点についてはアセンブリ11と同一であ
る。アセンブリ11の各部に相応するアセンブリ11a
の各部は、対応する参照符号に「a」を付加することに
よって示している。アセンブリ11とアセンブリ11a
との主な違いは、図5に示すように、アセンブリ11a
には、各プローブ41a,43a,45a,47aのための互
いに独立したプローブ管腔21aが設けられているとい
うことである。この構造では、各プローブ管腔21a
は、そこに収容されるプローブの移動を制限することが
できる。各プローブ管腔21aの末端は、互いに独立し
たプラグ39aに対して接近している。図5,6に示す構
造では、開口部33aによって形成されるくぼみすなわ
ちチャンバーに対して全てのプローブ管腔21aが開口
している。各プローブのセンサ49aはこのくぼみ内に
収容されている。窓53aは、センサ49aの周囲でくぼ
みを完全に満たしており、アセンブリ11に関して先に
記載したように、平らな外面57aと面一に接続する平
らな外面55aを有している。
11aを示している。アセンブリ11aは、ここに記載す
る以外の全ての点についてはアセンブリ11と同一であ
る。アセンブリ11の各部に相応するアセンブリ11a
の各部は、対応する参照符号に「a」を付加することに
よって示している。アセンブリ11とアセンブリ11a
との主な違いは、図5に示すように、アセンブリ11a
には、各プローブ41a,43a,45a,47aのための互
いに独立したプローブ管腔21aが設けられているとい
うことである。この構造では、各プローブ管腔21a
は、そこに収容されるプローブの移動を制限することが
できる。各プローブ管腔21aの末端は、互いに独立し
たプラグ39aに対して接近している。図5,6に示す構
造では、開口部33aによって形成されるくぼみすなわ
ちチャンバーに対して全てのプローブ管腔21aが開口
している。各プローブのセンサ49aはこのくぼみ内に
収容されている。窓53aは、センサ49aの周囲でくぼ
みを完全に満たしており、アセンブリ11に関して先に
記載したように、平らな外面57aと面一に接続する平
らな外面55aを有している。
【0037】さらに、アセンブリ11aは、カテーテル
ボデー17aの横断面形状においてアセンブリ11と異
なる。この横断面形状における相異は、単に例として示
すだけのものではあるが、図3と図5とを比較すること
によって理解することができる。アセンブリ11aは、
アセンブリ11に関して先に記載した方法で使用するこ
とができる。
ボデー17aの横断面形状においてアセンブリ11と異
なる。この横断面形状における相異は、単に例として示
すだけのものではあるが、図3と図5とを比較すること
によって理解することができる。アセンブリ11aは、
アセンブリ11に関して先に記載した方法で使用するこ
とができる。
【0038】図7,8には、第3,4実施例に係るアセン
ブリ11b及びアセンブリ11cをそれぞれ示している。
両者とも、ここに記載する以外の全ての点についてはア
センブリ11と同一である。アセンブリ11の各部に相
応するアセンブリ11b及びアセンブリ11cの各部は、
対応する参照符号に「b」及び「c」をそれぞれ付加する
ことによって示している。
ブリ11b及びアセンブリ11cをそれぞれ示している。
両者とも、ここに記載する以外の全ての点についてはア
センブリ11と同一である。アセンブリ11の各部に相
応するアセンブリ11b及びアセンブリ11cの各部は、
対応する参照符号に「b」及び「c」をそれぞれ付加する
ことによって示している。
【0039】アセンブリ11bとアセンブリ11との主
な違いは、窓53bによって、カテーテル13bの外側か
ら末端口23b、貫通管腔19b、仕切壁35bの開口部
71、及び窓53bを通ってセンサ49bに達する血液成
分用通路がさらに形成されているということである。こ
の通路は、カテーテルの外側から開口部33bと窓53
bとを通ってセンサ49bに達する通路に対して付加的
なものである。
な違いは、窓53bによって、カテーテル13bの外側か
ら末端口23b、貫通管腔19b、仕切壁35bの開口部
71、及び窓53bを通ってセンサ49bに達する血液成
分用通路がさらに形成されているということである。こ
の通路は、カテーテルの外側から開口部33bと窓53
bとを通ってセンサ49bに達する通路に対して付加的
なものである。
【0040】この、内側における検知、すなわち、血液
パラメータを貫通管腔19bに通すという特徴から得ら
れる利点の1つは、外面55bと、カテーテル13bを挿
入した脈管の壁とが接触しても、血液パラメータのセン
サ49bに対する流れは阻止されないということであ
る。さらに、貫通管腔19b内に血液を時々引き入れる
ことによって、窓53bが脈管の壁と接触しているかど
うかを判断することができる。
パラメータを貫通管腔19bに通すという特徴から得ら
れる利点の1つは、外面55bと、カテーテル13bを挿
入した脈管の壁とが接触しても、血液パラメータのセン
サ49bに対する流れは阻止されないということであ
る。さらに、貫通管腔19b内に血液を時々引き入れる
ことによって、窓53bが脈管の壁と接触しているかど
うかを判断することができる。
【0041】内側から検知する場合には、正確に成分を
測定するために、窓53bを、それが貫通管腔19b内の
血液と十分に接触するような位置に設けることが重要で
ある。これは、例えば、窓53bと開口部71とを末端
口23bにかなり接近させ、血液成分を正確に測定でき
るだけの血液を患者の心拍から生じる血圧によって貫通
管腔19b内に送り込むことによって、達成することが
できる。また、血液を、患者の動脈から末端口23bを
通って貫通管腔19b内へ引き入れるために、ボリュー
ムオシレータ73を使用することもできる。ボリューム
オシレータ73には、マクスウェル氏による、上記米国
特許第4,830,013号明細書及び米国特許第4,951,669号明
細書に示されるようなピストン−シリンダ器や、例えば
ゲーリッヒ(Gehrich)氏らによる米国特許第4,989,606
号明細書に示されるようなシリンジなど、本分野におい
て知られているいかなるタイプのものをも使用すること
ができる。
測定するために、窓53bを、それが貫通管腔19b内の
血液と十分に接触するような位置に設けることが重要で
ある。これは、例えば、窓53bと開口部71とを末端
口23bにかなり接近させ、血液成分を正確に測定でき
るだけの血液を患者の心拍から生じる血圧によって貫通
管腔19b内に送り込むことによって、達成することが
できる。また、血液を、患者の動脈から末端口23bを
通って貫通管腔19b内へ引き入れるために、ボリュー
ムオシレータ73を使用することもできる。ボリューム
オシレータ73には、マクスウェル氏による、上記米国
特許第4,830,013号明細書及び米国特許第4,951,669号明
細書に示されるようなピストン−シリンダ器や、例えば
ゲーリッヒ(Gehrich)氏らによる米国特許第4,989,606
号明細書に示されるようなシリンジなど、本分野におい
て知られているいかなるタイプのものをも使用すること
ができる。
【0042】アセンブリ11cとアセンブリ11との主
な違いは、アセンブリ11cは内側からしか検知するこ
とができないということである。それゆえ、アセンブリ
11cでは、アセンブリ11の開口部33は除去されて
おり、仕切壁35cは開口部71cを有している。従っ
て、内側からしか検知することができない、すなわち、
測定すべき血液パラメータは、貫通管腔19cから窓5
3cを通ってセンサ49cに達するという経路しか持たな
いという点を除くと、アセンブリ11cはアセンブリ1
1と同一である。
な違いは、アセンブリ11cは内側からしか検知するこ
とができないということである。それゆえ、アセンブリ
11cでは、アセンブリ11の開口部33は除去されて
おり、仕切壁35cは開口部71cを有している。従っ
て、内側からしか検知することができない、すなわち、
測定すべき血液パラメータは、貫通管腔19cから窓5
3cを通ってセンサ49cに達するという経路しか持たな
いという点を除くと、アセンブリ11cはアセンブリ1
1と同一である。
【0043】図9,10には第5実施例に係るアセンブ
リ11dを示している。アセンブリ11dは、ここに記載
する以外の全ての点についてはアセンブリ11と同一で
ある。アセンブリ11の各部に相応するアセンブリ11
dの各部は、対応する参照符号に「d」を付加することに
よって示している。
リ11dを示している。アセンブリ11dは、ここに記載
する以外の全ての点についてはアセンブリ11と同一で
ある。アセンブリ11の各部に相応するアセンブリ11
dの各部は、対応する参照符号に「d」を付加することに
よって示している。
【0044】アセンブリ11dは、カテーテルボデー1
7dの構造において、かつ、内側からも外側からも検知
できるようになっているという点において、アセンブリ
11と異なっている。より具体的に言うと、カテーテル
ボデー17dは、生物適合性を有する適当な高分子材料
よりなる細長く柔軟なチューブ81と、チューブ81と
協働してプローブ管腔21dを形成する、チューブ81
にシュリンク包装された収縮チューブ83とを備えてい
る。収縮チューブ83は、例えば、熱収縮チューブや化
学収縮チューブとして形成することができる。本実施例
では、唯一のプローブ管腔21dと唯一のプローブすな
わち酸素用プローブ43dしか設けられていないが、こ
れは単に例として示しているものであって、必要に応じ
てプローブ管腔とプローブとを幾本も設けることができ
る。
7dの構造において、かつ、内側からも外側からも検知
できるようになっているという点において、アセンブリ
11と異なっている。より具体的に言うと、カテーテル
ボデー17dは、生物適合性を有する適当な高分子材料
よりなる細長く柔軟なチューブ81と、チューブ81と
協働してプローブ管腔21dを形成する、チューブ81
にシュリンク包装された収縮チューブ83とを備えてい
る。収縮チューブ83は、例えば、熱収縮チューブや化
学収縮チューブとして形成することができる。本実施例
では、唯一のプローブ管腔21dと唯一のプローブすな
わち酸素用プローブ43dしか設けられていないが、こ
れは単に例として示しているものであって、必要に応じ
てプローブ管腔とプローブとを幾本も設けることができ
る。
【0045】収縮チューブ83は、プローブ43dにも
シュリンク包装されているので、プローブ43dをチュ
ーブ81に対して固定位置に確実に捕捉し保持すること
ができる。本実施例では、チューブ81は、直径の小さ
な部分すなわち小径部86と直径の大きな部分すなわち
大径部88とを分ける肩部84を有している。
シュリンク包装されているので、プローブ43dをチュ
ーブ81に対して固定位置に確実に捕捉し保持すること
ができる。本実施例では、チューブ81は、直径の小さ
な部分すなわち小径部86と直径の大きな部分すなわち
大径部88とを分ける肩部84を有している。
【0046】収縮チューブ83は、プローブ管腔21d
の末端を閉塞するために、小径部86の肩部84にシュ
リンク包装された末端部85を有している。末端部85
は、大径部88の外周面87と面一に接続している。収
縮チューブ83によって形成された周壁29dの開口部
33dと窓53dとによって、外側から検知することがで
きるようになっている。
の末端を閉塞するために、小径部86の肩部84にシュ
リンク包装された末端部85を有している。末端部85
は、大径部88の外周面87と面一に接続している。収
縮チューブ83によって形成された周壁29dの開口部
33dと窓53dとによって、外側から検知することがで
きるようになっている。
【0047】また、チューブ81の開口部71dによっ
て、内側からも検知することができるようになってい
る。本実施例では、チューブ81の壁によって、貫通管
腔19dとプローブ管腔21dとの間に仕切壁35dが形
成されている。もちろん、アセンブリ11dを、開口部
33dを排除することによって内側からしか検知するこ
とができないものとしたり、チューブ81の開口部71
dを排除することによって外側からしか検知することが
できないものとしたりすることも可能である。内側から
検知する際の効率を高めるために、アセンブリ11dに
ボリュームオシレータを備えてもよい。
て、内側からも検知することができるようになってい
る。本実施例では、チューブ81の壁によって、貫通管
腔19dとプローブ管腔21dとの間に仕切壁35dが形
成されている。もちろん、アセンブリ11dを、開口部
33dを排除することによって内側からしか検知するこ
とができないものとしたり、チューブ81の開口部71
dを排除することによって外側からしか検知することが
できないものとしたりすることも可能である。内側から
検知する際の効率を高めるために、アセンブリ11dに
ボリュームオシレータを備えてもよい。
【0048】図11〜13には第6実施例に係るアセン
ブリ11eを示している。アセンブリ11eは、ここに記
載する以外の全ての点についてはアセンブリ11と同一
である。アセンブリ11の各部に相応するアセンブリ1
1eの各部は、対応する参照符号に「e」を付加すること
によって示している。
ブリ11eを示している。アセンブリ11eは、ここに記
載する以外の全ての点についてはアセンブリ11と同一
である。アセンブリ11の各部に相応するアセンブリ1
1eの各部は、対応する参照符号に「e」を付加すること
によって示している。
【0049】アセンブリ11eは、末端窓53eと基端窓
91とを有する点に特徴がある。酸素用プローブ43e
と二酸化炭素用プローブ45eとは末端窓53eの中へ延
在しており、pH用プローブ47eは基端窓91内で終
結している。図には示していないが、アセンブリ11e
に温度プローブを備えることもできる。
91とを有する点に特徴がある。酸素用プローブ43e
と二酸化炭素用プローブ45eとは末端窓53eの中へ延
在しており、pH用プローブ47eは基端窓91内で終
結している。図には示していないが、アセンブリ11e
に温度プローブを備えることもできる。
【0050】本実施例では、末端窓53eは、酸素と二
酸化炭素とを通してその他の不要な血液成分を実質的に
遮断する、シリコンなどの選択的透過性を有する媒体よ
り形成している。同様に、基端窓91は、血液を遮断し
てpH用プローブ47eのセンサ49eに水素イオンを通
す、適当な材料より形成している。本実施例では、基端
窓91は、ポリウレタンやポリスルホンなどの多孔性ポ
リマーからなる内側層93と、セルロースなどの選択的
透過性を有する稠密な材料よりなる外側層95とで構成
している。セルロースは水素イオンと酸素イオンとを選
択的に浸透させるので、pH用プローブ47eのセンサ
49eはpHレベルを検知しそれに反応することができ
る。本発明のどの実施例に対しても、この多層窓及びこ
れと同様の多層窓を使用することができる。基端窓91
は平らな外面97を有しており、外面97は、アセンブ
リ11の面55,57に関して先に記載したように、外
面57eと面一に接続している。
酸化炭素とを通してその他の不要な血液成分を実質的に
遮断する、シリコンなどの選択的透過性を有する媒体よ
り形成している。同様に、基端窓91は、血液を遮断し
てpH用プローブ47eのセンサ49eに水素イオンを通
す、適当な材料より形成している。本実施例では、基端
窓91は、ポリウレタンやポリスルホンなどの多孔性ポ
リマーからなる内側層93と、セルロースなどの選択的
透過性を有する稠密な材料よりなる外側層95とで構成
している。セルロースは水素イオンと酸素イオンとを選
択的に浸透させるので、pH用プローブ47eのセンサ
49eはpHレベルを検知しそれに反応することができ
る。本発明のどの実施例に対しても、この多層窓及びこ
れと同様の多層窓を使用することができる。基端窓91
は平らな外面97を有しており、外面97は、アセンブ
リ11の面55,57に関して先に記載したように、外
面57eと面一に接続している。
【0051】末端窓53eと基端窓91との間隔はそれ
ほど重要なものではないが、両者は、互いに比較的接近
しており、末端口23eの比較的近辺に位置することが
好ましい。図に示すように、アセンブリ11eは、外側
からしか検知することができないようになっているが、
例えば図8に示すように内側からの検知に適したものと
したり、例えば図7に示すように内側からも外側からも
検知できるように形成することもできる。
ほど重要なものではないが、両者は、互いに比較的接近
しており、末端口23eの比較的近辺に位置することが
好ましい。図に示すように、アセンブリ11eは、外側
からしか検知することができないようになっているが、
例えば図8に示すように内側からの検知に適したものと
したり、例えば図7に示すように内側からも外側からも
検知できるように形成することもできる。
【0052】末端窓53eと基端窓91とを収容するた
めに、カテーテルボデー17eの周壁29eには基端開口
部と末端開口部33eとを形成している。開口部33e
は、平面図において略長方形をなすという点でアセンブ
リ11の開口部33と異なっている。もちろん、これ
は、これらの開口部を、本発明のすべての実施例におい
て、丸形や長方形や必要に応じたその他のいかなる形状
にも形成することができるということを例証しているに
すぎない。
めに、カテーテルボデー17eの周壁29eには基端開口
部と末端開口部33eとを形成している。開口部33e
は、平面図において略長方形をなすという点でアセンブ
リ11の開口部33と異なっている。もちろん、これ
は、これらの開口部を、本発明のすべての実施例におい
て、丸形や長方形や必要に応じたその他のいかなる形状
にも形成することができるということを例証しているに
すぎない。
【0053】図14には、本発明の、外側から検知する
ようになっているすべての実施例に対して適用すること
のできる開口部33fの望ましい形成方法の変形例を示
している。図14に示す技術は、本発明の、内側から検
知するようになっているすべての実施例に対しても適用
することができる。
ようになっているすべての実施例に対して適用すること
のできる開口部33fの望ましい形成方法の変形例を示
している。図14に示す技術は、本発明の、内側から検
知するようになっているすべての実施例に対しても適用
することができる。
【0054】図14では、開口部33fは、互いに接近
して密集している、微小面積の複数個の孔101を有し
ている。各孔101の直径を、例えば、約10〜約10
0ミクロンとし、各孔の中心から中心までの間隔を、例
えば、孔の直径の約2倍とすることができるが、これは
飽くまで例えであって孔の形状を限定するものではな
い。孔101の総面積は開口部33(図4)の面積と等
しい。
して密集している、微小面積の複数個の孔101を有し
ている。各孔101の直径を、例えば、約10〜約10
0ミクロンとし、各孔の中心から中心までの間隔を、例
えば、孔の直径の約2倍とすることができるが、これは
飽くまで例えであって孔の形状を限定するものではな
い。孔101の総面積は開口部33(図4)の面積と等
しい。
【0055】孔101には窓53fを充填している。各
孔101に窓の材料を完全に充填することが好ましい。
従って、周壁29fは、窓53fの、互いに離れた部分を
収容する母材として実質的に作用する。周壁29fの孔
101は、例えば、レーザー融蝕加工や化学的融蝕加工
を含む従来の種々のマイクロ機械加工技術によって形成
することができる。内側から検知できるようにする場合
には、孔101を、例えば、マイクロ機械加工技術を含
む何らかの適当な方法で仕切壁35b(図7)などの仕
切壁に形成することができる。外側から検知する必要が
なかったり、あるいは、それを望まないのであれば、孔
101を仕切壁35c(図8)に開けるために周壁29c
などの周壁に形成した開口部は、適当に閉じることがで
きる。
孔101に窓の材料を完全に充填することが好ましい。
従って、周壁29fは、窓53fの、互いに離れた部分を
収容する母材として実質的に作用する。周壁29fの孔
101は、例えば、レーザー融蝕加工や化学的融蝕加工
を含む従来の種々のマイクロ機械加工技術によって形成
することができる。内側から検知できるようにする場合
には、孔101を、例えば、マイクロ機械加工技術を含
む何らかの適当な方法で仕切壁35b(図7)などの仕
切壁に形成することができる。外側から検知する必要が
なかったり、あるいは、それを望まないのであれば、孔
101を仕切壁35c(図8)に開けるために周壁29c
などの周壁に形成した開口部は、適当に閉じることがで
きる。
【図1】 本発明の第1実施例に係るアセンブリの側面
図である。
図である。
【図2】 図1のアセンブリの末端部の拡大破断斜視図
であり、窓を拡大して詳細に示している。
であり、窓を拡大して詳細に示している。
【図3】 図2の3−3線拡大断面図である。
【図4】 図3の4−4線破断断面図である。
【図5】 本発明の第2実施例に係るアセンブリの、図
3と同様の断面図である。
3と同様の断面図である。
【図6】 図5のアセンブリの、図4と同様の破断断面
図である。
図である。
【図7】 本発明の第3実施例に係るアセンブリの、図
4と同様の破断断面図である。
4と同様の破断断面図である。
【図8】 本発明の第4実施例に係るアセンブリの、図
4と同様の破断断面図である。
4と同様の破断断面図である。
【図9】 本発明の第5実施例に係るアセンブリの、図
4と同様の破断断面図である。
4と同様の破断断面図である。
【図10】 図9の10−10線断面図である。
【図11】 本発明の第6実施例に係るアセンブリの、
図2と同様の破断斜視図である。
図2と同様の破断斜視図である。
【図12】 図11の12−12線拡大断面図である。
【図13】 図11,12に示すアセンブリの破断平面
図である。
図である。
【図14】 本発明に係るアセンブリの窓の開口部の好
ましい形成方法の変形例を示す破断平面図である。
ましい形成方法の変形例を示す破断平面図である。
11,11a,11b,11c,11d,11e アセンブリ 13,13b カテーテル 15,15a,15b,15c プローブアセンブリ 17,17a,17d,17e カテーテルボデー 19,19a,19b,19c,19d,19e 第1管腔 21,21a,21b,21c,21d 第2管腔 23,23b,23e 末端口 25 管継手 27 導管 29,29c,29d,29e,29f 周壁 33,33a,33b,33d,33e,33f,71,71c,71
d 開口部 35,35b,35c,35d,35e 仕切壁 36,36a 斜角エッジ 37 円周内面 39,39a プラグ 41,43,45,47,41a,43a,45a,47a,43d,
43e,45e,47e プローブ 49,49a,49b,49c,49d,49e センサ 51 伝達手段 52 変換装置 53,53a,53b,53c,53d,53e,53f 窓 55,55a,55b,57,57a,57e,97 外面 73,73c,73d ボリュームオシレータ 81 チューブ 83 収縮チューブ 84 肩部 85 末端部 86 小径部 87 外周面 88 大径部 91 基端窓 93 内側層 95 外側層 101 孔
d 開口部 35,35b,35c,35d,35e 仕切壁 36,36a 斜角エッジ 37 円周内面 39,39a プラグ 41,43,45,47,41a,43a,45a,47a,43d,
43e,45e,47e プローブ 49,49a,49b,49c,49d,49e センサ 51 伝達手段 52 変換装置 53,53a,53b,53c,53d,53e,53f 窓 55,55a,55b,57,57a,57e,97 外面 73,73c,73d ボリュームオシレータ 81 チューブ 83 収縮チューブ 84 肩部 85 末端部 86 小径部 87 外周面 88 大径部 91 基端窓 93 内側層 95 外側層 101 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョエル・リバード・ドゥフレスネ アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 デイビッド・ファラデイ・ワート アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)
Claims (22)
- 【請求項1】 末端口(23)と、該末端口(23)で
開口している第1管腔(19)と、第2管腔(21)と
を有する細長の押出成形カテーテル(13)と、 体液成分に反応して該体液成分に関する信号を発するセ
ンサ(49)と、該信号を該センサ(49)から伝達す
るための伝達手段(51)とを有するプローブ(41,
43,45,47)とを備え、 上記プローブ(41,43,45,47)は上記第2管腔
(21)内に収容され、上記センサ(49)は上記カテ
ーテル(13)の内側かつ上記第1管腔(19)の外側
に収容され、 上記カテーテル(13)は、上記体液成分を該カテーテ
ル(13)の外側から上記センサ(49)に送る一方そ
の他の体液成分の少なくとも一部の成分が該カテーテル
(13)の外側から上記センサ(49)に達するのを実
質的に阻止する送給手段を有することを特徴とする、患
者の体液含有部位挿入用アセンブリ。 - 【請求項2】 上記送給手段は、上記第1管腔を通過す
ることなく上記カテーテルの外側から上記センサに達す
る、体液成分用の通路を形成することを特徴とする請求
項1記載のアセンブリ。 - 【請求項3】 上記カテーテルは外壁を有し、上記通路
は上記カテーテルの外側から該外壁を通って上記センサ
に達することを特徴とする請求項2記載のアセンブリ。 - 【請求項4】 上記外壁は周壁であることを特徴とする
請求項3記載のアセンブリ。 - 【請求項5】 上記送給手段は上記第1管腔を含むこと
を特徴とする請求項1記載のアセンブリ。 - 【請求項6】 上記カテーテルは上記第1管腔と上記第
2管腔との間に仕切壁を有し、上記送給手段は、上記第
1管腔から上記仕切壁を通って上記センサに達する、体
液成分用の通路を形成することを特徴とする請求項5記
載のアセンブリ。 - 【請求項7】 上記カテーテルは外壁を有し、上記通路
は、さらに、上記カテーテルの外側から該外壁を通って
上記センサに達していることを特徴とする請求項6記載
のアセンブリ。 - 【請求項8】 末端口と、該末端口で開口している第1
管腔と、第2管腔と、該第2管腔に通じる開口部が設け
られた外壁とを有する細長いカテーテルと、血液成分に
反応して該血液成分に関する信号を発するセンサと、該
信号を該センサから伝達するための伝達手段とを有する
プローブとを備え、 上記プローブは上記第2管腔内に収容され、上記センサ
は上記カテーテルの内側かつ上記第1管腔の外側に収容
され、 上記カテーテルは、上記センサと上記カテーテルの外部
とに連通する窓を有し、 上記窓は、上記血液成分を選択的に浸透させ、かつ、該
血液成分が上記カテーテルの外部から上記開口部の中へ
入りそして該窓を通って上記センサに達するような位置
に設けられていることを特徴とする心臓血管体系挿入用
アセンブリ。 - 【請求項9】 上記窓の少なくとも一部は、上記第2管
腔内において上記センサと実質的に係合することを特徴
とする請求項8記載のアセンブリ。 - 【請求項10】 上記窓は、血液中の非気体成分及び非
イオン成分が該窓を通って上記センサへ流れるのを実質
的に阻止することを特徴とする請求項8記載のアセンブ
リ。 - 【請求項11】 上記外壁は周壁を有し、上記開口部は
該周壁内にあり、上記窓は、上記周壁内の開口部を実質
的に充填しかつ平滑な表面を形成し、上記周壁は外面を
有し、上記平滑な表面は該周壁の外面と面一に接続する
ことを特徴とする請求項8記載のアセンブリ。 - 【請求項12】 上記カテーテルは、上記第1管腔と上
記第2管腔との間に、該第1管腔から該第2管腔に通じ
る開口部を備えた仕切壁を有し、上記窓は、血液成分が
上記第1管腔から上記開口部の中へ入りそして該窓を通
って上記センサに達するような位置に設けられているこ
とを特徴とする請求項8記載のアセンブリ。 - 【請求項13】 上記カテーテルは上記第2管腔に通じ
る第2開口部を備えた外壁を有し、第2の窓が、血液成
分が上記カテーテルの外部から上記第2開口部の中へ入
りそして該第2窓を通って上記センサに達するような位
置に設けられていることを特徴とする請求項12記載の
アセンブリ。 - 【請求項14】 上記センサは第1センサであり、上記
窓は第1窓であり、上記プローブは第2センサと第2窓
とを有し、 上記第2センサは、上記カテーテルの内側かつ上記第1
管腔の外側において上記第1センサから軸方向に離れて
おり、かつ、上記第1センサの反応する血液成分とは異
なる血液成分に関する信号を発するようになっており、 上記第2窓は、上記第2センサと上記カテーテルの外部
とに連通しており、かつ、上記第2センサの反応する血
液成分を浸透させることを特徴とする請求項8記載のア
センブリ。 - 【請求項15】 上記第1窓は血液中の気体を浸透さ
せ、上記第1センサは該血液中の気体に反応して上記信
号を発し、上記第2窓は水素イオンを浸透させ、上記第
2センサは水素イオンに反応して上記信号を発すること
を特徴とする請求項14記載のアセンブリ。 - 【請求項16】 上記カテーテルは、上記第1管腔を有
する第1チューブと、該第1チューブと協働して上記第
2管腔を形成するために該第1チューブに被せられた第
2チューブとを備えることを特徴とする請求項8記載の
アセンブリ。 - 【請求項17】 上記第1チューブは周面を有し、上記
第2管腔は末端を有し、上記第2チューブは収縮チュー
ブを有し、該収縮チューブは、上記第2管腔の末端を閉
塞するために、上記第1チューブの周面にシュリンク包
装された末端部を有することを特徴とする請求項16記
載のアセンブリ。 - 【請求項18】 上記開口部は複数個の孔を有し、上記
窓は該複数個の孔の少なくとも一部の中に入っているこ
とを特徴とする請求項8記載のアセンブリ。 - 【請求項19】 上記窓はシリコンを有することを特徴
とする請求項8記載のアセンブリ。 - 【請求項20】 上記窓はセルロースを有することを特
徴とする請求項8記載のアセンブリ。 - 【請求項21】 上記窓は、多孔性ポリマーからなる内
側層と、上記血液成分を選択的に浸透させる、より稠密
なポリマーからなる外側層とを有することを特徴とする
請求項8記載のアセンブリ。 - 【請求項22】 上記プローブは第1プローブであり、
上記センサは第1センサであり、上記血液成分は第1血
液成分であり、 上記カテーテルは第3管腔を有し、上記アセンブリは、
第2血液成分に反応して該第2血液成分に関する信号を
発する第2センサと、該信号を該第2センサから伝達す
るための伝達手段とを有する第2プローブを有し、 上記第2プローブは上記第3管腔内に収容され、上記第
2センサは上記カテーテルの内側かつ上記第1管腔の外
側に収容され、 上記窓は、上記第2センサと上記カテーテルの外部とに
連通していることを特徴とする請求項8記載のアセンブ
リ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US885713 | 1992-05-19 | ||
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