JPH0630917U - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH0630917U
JPH0630917U JP2952992U JP2952992U JPH0630917U JP H0630917 U JPH0630917 U JP H0630917U JP 2952992 U JP2952992 U JP 2952992U JP 2952992 U JP2952992 U JP 2952992U JP H0630917 U JPH0630917 U JP H0630917U
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JP
Japan
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focus
objective lens
base
track
lens holder
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Withdrawn
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JP2952992U
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満 渡辺
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対物レンズのフォーカスに影響を与えること
なしに、必要なデータが読める範囲内に対物レンズのト
ラックキング方向の動きを規制することができる対物レ
ンズ駆動装置を提供する。 【構成】 マグネット34を備えベースに固定されたヨ
ーク32、33と、ヨークに磁気的に協働するフォーカ
スコイル40並びにトラックコイル48〜51を外周に
備え且つ対物レンズ39を搭載するレンズホルダ38
と、レンズホルダに一端を固定されたフォーカス板ばね
46と、ベースに一端を固定されフォーカス板ばねの表
面に直交するように表面を配置したトラック板ばね4
3、44と、フォーカス板ばね並びにトラック板ばねの
それぞれの他端に連結された連結部材35とを備え、連
結部材のフォーカス方向の移動をベースに固定したスト
ッパー1、2により規制した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は情報記録再生装置の対物レンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来技術】
情報記録再生装置例えば光ディスクの対物レンズ駆動装置はアクチュエータと 称している。また、アクチュエータに光学系を加えて光ピックアップと称してい る。
【0003】 図面を用いて従来例を説明する。
【0004】 図3は従来の光ピックアップの主要部を説明する平面図、図4は同正面図、図 5は従来のアクチュエータの主要部を説明する平面図である。これらの図におい て、31は図示しない記録媒体のラジアル方向(トラッキング方向)に移動可能 に設けられ、図示しない駆動源(例えば、リニアモータ)により、駆動される光 ピックアップのベースすなわちキャリッジである。このベース31には、センタ ヨーク部32a、サイドヨーク部32b、32cからなる略ヨの字形の題1のヨ ーク32が取り付けられている。また、この第1のヨーク32と平行に、センタ ヨーク部33a、サイドヨーク部33b、33cからなる略ヨの字形の第2のヨ ーク33が取り付けられている。
【0005】 これら第1および第2のヨーク32、33のサイドヨーク部32b、32c、 33b、33cには、マグネット34がそれぞれ取り付けられている。そして、 これらマグネット34を取り付けたことにより第1のヨーク32および第2のヨ ーク33には磁気回路が形成されている。
【0006】 38はレーザビームを記録媒体上に集光させる対物レンズ39を保持するレン ズホルダである。このレンズホルダ38の両サイドには、穴38a、38bが形 成されている。さらに、レンズホルダ38の周面には、フォーカスコイル40が 巻回されている。そして、レンズホルダ38は、穴38aに第1のヨーク32の センタヨーク部32aが遊嵌し、穴38bに第2のヨーク33のセンタヨーク部 33aが遊嵌するように配設されている。
【0007】 41、42はベース31上に設けられた支持柱である。43、44は基端部が ベース側に取りつけられ、トラッキング方向に可撓な1組の平行なトラック板ば ね、35は1組平行なトラック板ばね43、44の先端部を連結する連結部材で ある。46、47は基端部が連結部材35に取り付けられ、先端部はレンズホル ダ38に取り付けられ、フォーカス方向に可撓な1組のフォーカス板ばねである 。トラック板ばね43、44の表面とフォーカス板ばね46、47の表面は直交 するように配置されている。これによりレンズホルダ38はフォーカス方向とト ラッキング方向に独立して動くことができる。
【0008】 また、フォーカスコイル40の角部には、4つのトラックコイル48、49、 50、51が取り付けられている。
【0009】 次に、上記構成の作動を説明する。まず、フォーカシングについて説明する。 フォーカスサーボオン/オフ信号により、フォーカスサーボのコントロール(オ ン/オフ)がなされる。そして、フォーカスサーボがオンされて、フォーカス制 御回路がフォーカシングコイル40には、レンズホルダ38をフォーカス方向に 移動させる電磁力が発生し、レンズホルダ38はフォーカス板ばね46、47の 付勢力に抗してフォーカス方向に移動し、フォーカシングがなされる。そして、 電流の供給を停止すると、フォーカス板ばね46、47の付勢力によってレンズ ホルダ38は原位置に復帰する。
【0010】 次に、トラッキングについて説明する。このトラッキングもトラックサーボオ ン/オフ信号により、トラックサーボのコントロール(オン/オフ)がなされる 。そしてトラックサーボがオンされて、トラッキング制御回路がトラックコイル 48、49、50、51へ電流を供給すると、トラックコイル48、49、50 、51には、レンズホルダ38をトラック方向に移動させる電磁力が発生し、レ ンズホルダ38はトラック板ばね43、44の付勢力に抗してトラック方向に移 動し、トラッキングがなされる。そして、電流の供給を停止すると、トラック板 ばね43、44の付勢力によってレンズホルダ38は原位置に復帰する。
【0011】 最後に、光ピックアップ全体を記録媒体のラジアル方向(トラック方向)に変 位させるいわゆるシーク時には、図示しないアクセス制御回路がベース31に設 けられたリニアモータを駆動して、光ピックアップ全体を記録媒体の所望のトラ ック上へ移動させる。このときトラックサーボ信号はオフとなっている。
【0012】 上記構成によれば、フォーカシング時には、フォーカス板ばね46のみがフォ ーカシング方向に撓み、連結部材35は静止状態にあり、この連結部材35はト ラックキング方向に対物レンズ39が移動したときにのみ、トラッキング方向に 移動する。
【0013】 図において、連結部材変位検出部D’は、連結部材35のレンズホルダ38と の対向面と反対側の面に取り付けられる反射板70と、この反射板70と対向す るようにベース31側に取り付けられたリフレクタ71とより構成されている。 さらに、反射板70は、トラッキング方向に反射部70aと、非反射部70bと が形成され、リフレクタ71は、反射板70へビームを出射する発光部71aと 、反射板70よりの反射ビームを受ける受光部71bとより構成されている。そ して、反射板70とリフレクタ71との位置関係は、レンズホルダ38が中立位 置にあるときに、発光部71aよりのビームの約半分が反射部70aで反射され 、受光部71bへ向かうように配設されている。
【0014】 連結部材35がトラッキング方向に移動することにより、発光部71bに入射 する光量が変化し、これを検出することにより、連結部材35の移動を検出する ことができる。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のアクチュエータにおいて、対物レンズ39のトラッ キング方向の規制は、図5に示すように、対物レンズのホルダ38または該レン ズホルダ38に取り付けているコイルがヨ−ク32、33またはベ−ス31に固 定されたものに衝突することにより制限されていた。
【0016】 また、対物レンズのトラッキング方向の移動を規制された状態では、フォーカ ス方向に接触による摩擦力を生じ、正常なフォーカス状態が得られなくなる。
【0017】 図3に示すようにトラッキング方向のアクチュエータとベースとの位置のずれ を検出する対物レンズの光軸からのずれすなわちポジションエラーの信号を得て 、アクチュエータとベースを常に中立点に保つようにサーボをかけている。シー ク時にはトラック・サーボをオフにしてフォーカス・サーボをかけてベースを移 動するようにしている。
【0018】 このとき、上記のポジションエラー信号を用いてアクチュエータとベースの位 置関係を中立点に保つように制御をかけているが、高速シーク時には両者間にず れを生ずることがある。このずれが余り大きくなると、必要とするデータが読め ないことがある。
【0019】 本考案は上記の点にかんがみてなされたもので、対物レンズのフォーカスに影 響を与えることなしに、必要なデータが読める範囲内に対物レンズのトラッキン グ方向の動きを規制することができる対物レンズ駆動装置を提供することをと目 的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、マグネットを備えベースに固定されたヨ ークと、前記ヨークに磁気的に協働するフォーカスコイル並びにトラックコイル を外周に備え且つ対物レンズを搭載するレンズホルダと、前記レンズホルダに一 端を固定された2枚の平行なフォーカス板ばねと、ベースに一端を固定され前記 フォーカス板ばねの表面と直交するように表面を配置した2枚の平行なトラック 板ばねと、前記フォーカス板ばね並びにトラック板ばねのそれぞれの他端に連結 された連結部材とを備えた情報記録再生装置の対物レンズ駆動装置において、前 記連結部材のフォーカス方向の移動をベースに固定したストッパーにより規制し レンズホルダとヨ−クとの接触を防止したことを特徴とする。
【0021】
【作用】
対物レンズホルダがベース上のヨークに衝突する前に、対物レンズホルダにフ ォーカス板ばねを介して連結された連結部材が前記ベース上のストッパーに衝突 するようにしたので、対物レンズはトラッキング方向の移動を規制される。対物 レンズホルダとヨ−ク間に常に隙間があるので、両者間に摩擦が起きない。
【0022】
【実施例】
本考案を図面に基づいて説明する。
【0023】 図1は本考案の対物レンズ駆動装置の一実施例の要部の平面図である。
【0024】 情報記録再生装置の対物レンズ駆動装置において、対物レンズ39がレンズホ ルダ38に固定され、レンズホルダ38の周面にフォーカスコイル40が巻回さ れ、フォーカスコイル40の角部にトラックコイル48、49、50、51が巻 回されている。なお、レンズホルダ38は穴38a,38bがあけられている。
【0025】 レンズホルダ38は前記トラックコイル48〜51の作動により情報記録再生 装置のベースすなわちキャリッジに対しトラッキング方向に移動させられ、また フォーカスコイル40によりフォーカス方向に移動させられる。
【0026】 ベースにはヨーク32、33が固定され、各ヨーク32、33にマグネット3 4が取り付けられ、磁気回路が形成されている。
【0027】 ヨーク32、33の一部分が前述のレンズホルダ38の穴38a、38bに突 入遊嵌していて、レンズホルダ38のフォーカス方向の移動を規制している。
【0028】 平行な2枚のフォーカス板ばね46の一端がレンズホルダに固定され、フォー カス板ばね46の他端が連結部材35を介して平行な2枚のトラック板ばね43 、44の一端に固定されている。トラック板ばね43、44の他端はベースに固 定した支持柱に固定されている。なお、フォーカス板ばねは1個のみ図示されて いる。
【0029】 トラック板ばねの表面とフォーカス板ばねの表面は直交するように配置されて いる。従ってレンズホルダはフォーカス方向とトラッキング方向に独立に動くこ とができる。すなわち、フォーカス時にはフォーカス板ばねのみがフォーカス方 向に撓み、連結部材35は静止している。連結部材35は対物レンズ39がトラ ッキング方向に移動したときのみトラッキング方向に移動する。
【0030】 図1において、光ピックアップのベースすなわちキャリッジ(図示せず)にピ ン1、2が固定されている。ピン1、2は連結部材35のフォーカス方向の進行 通路上にあり、連結部材35のストッパーとなる。図1において、連結部材35 がピン1に接触している。このように連結部材35がピン1、2のいずれかに衝 突した時点で、ヨーク32のセンタヨーク32aおよびヨーク33のセンタヨー ク33aは依然としてそれぞれ穴38a、38bの中に遊嵌し、レンズホルダ3 8自体に接触することがないように、ピン1、2の位置が決められている。
【0031】 図2は本考案の対物レンズ駆動装置の他の実施例の要部を示す。
【0032】 この実施例において、ベースすなわちキャリッジに固定されたヨーク32、3 3にそれぞれ突起3、4が設けられている。一方、連結部材35に突起5、6が 設けられている。ヨークの突起3、4がそれぞれ連結部材の突起5、6に衝突し た時点においても、レンズホルダ38はヨーク32、33に接触しないように形 成されている。図2において、ヨーク32の突起3は連結部材35の突起5に衝 突してストッパーの作用をしている。
【0033】
【考案の効果】
本考案によりレンズホルダのトラッキング方向の移動がストッパーにより規制 されるので、対物レンズホルダや対物レンズホルダに設けたコイル類がヨーク等 キャリッジに固定された物に直接衝突するようなことがなくなり、従って、従来 のように対物レンズのフォーカスに悪影響を与えることがなくなった。また、ヨ ークとレンズホルダまたはレンズホルダに付いているコイルとは接触せず両者間 に常に間隙が存在するので両者間に摩擦が起きない。その結果、高速シーク時に おいてもアクチュエータとキャリッジのずれが小さくなり、これらの位置関係を 容易に中立点に保ち正常なフォ−カス状態が得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の対物レンズの駆動装置の要部を示す平
面図である。
【図2】本考案の対物レンズの駆動装置の他の実施例の
要部を示す平面図である。
【図3】従来の対物レンズ駆動装置を含む光ピックアッ
プの概略構成を示す平面図である。
【図4】従来の対物レンズ駆動装置を含む光ピックアッ
プの概略構成を示す正面図である。
【図5】従来の対物レンズ駆動装置の要部を示す平面図
である。
【符号の説明】
1、2 ピン 3、4、5、6 突起 32、33 ヨーク 35 連結部材 38 レンズホルダ 39 対物レンズ 40 フォーカスコイル 43、44 トラック板ばね 46 フォーカス板ばね 48、49、50、51 トラックコイル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットを備えベースに固定されたヨ
    ークと、前記ヨークに磁気的に協働するフォーカスコイ
    ル並びにトラックコイルを外周に備え且つ対物レンズを
    搭載するレンズホルダと、前記レンズホルダに一端を固
    定された2枚の平行なフォーカス板ばねと、ベースに一
    端を固定され前記フォーカス板ばねの表面と直交するよ
    うに表面を配置した2枚の平行なトラック板ばねと、前
    記フォーカス板ばね並びにトラック板ばねのそれぞれの
    他端に連結された連結部材とを備えた情報記録再生装置
    の対物レンズ駆動装置において、前記連結部材のフォー
    カス方向の移動をベースに固定したストッパーにより規
    制しレンズホルダとヨ−クとの接触を防止したことを特
    徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパーがベースに固定されたピ
    ンであることを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパーが前記ヨークの突出部で
    あることを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ駆動
    装置。
JP2952992U 1992-04-07 1992-04-07 対物レンズ駆動装置 Withdrawn JPH0630917U (ja)

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JP2952992U JPH0630917U (ja) 1992-04-07 1992-04-07 対物レンズ駆動装置

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960801