JPH01260639A

JPH01260639A - レンズアクチュエータ

Info

Publication number: JPH01260639A
Application number: JP8711888A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Sugaya; 諭菅谷
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1988-04-11
Filing date: 1988-04-11
Publication date: 1989-10-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、光情報装置やデータファイル装置等において
光学手段を用いて情報記録媒体面上に情報を記録し、或
いは既に記録されている情報を再生、もしくは消去する
光学ヘッドのレンズアクチュエータに関し、特に集光レ
ンズを情報記録媒体の面振れ、および偏芯に追従させる
レンズアクチュエータに関する。

〔従来の技術〕

光情報装置やデータファイル装置等に用いられる情報記
録媒体、例えば光デイスクメモリは、１μｍ程度に集束
させたレーザ光を用いて情報の記録、再生を行うことに
より高密度記録が可能である。しかし、システムのスル
ープットであるデータ転送速度、およびトラックアクセ
ス時間は、磁気ディスクと比較すると遅く、それらの性
能向上が望まれている。そして、これらのスループソｌ
〜を向上させるための手段として、特願昭５７年第１０
１９１２号、特願昭５７年第１８０２４８号、特願昭５
８年第６８６２６号、特願昭５８年６８６２７号、特願
昭５８年８３０８０号、特願昭６０年第１７３７５号明
細書において、光学ヘッドのレンズアクチュエータにお
ける集光レンズの、光学ヘッドに対する位置を検出し、
トランクアクセス時間を短縮させるトランクアクセス装
置が提案されている。このトランクアクセス装置を実現
するためには、レンズアクチュエータにおいて、集光レ
ンズの光ヘッドに対するトラッキング方向の位置を検出
する必要がある。

ところで、このようなトランクアクセス装置におけるレ
ンズアクチュエータは、集光レンズを搭載する、レンズ
アクチュエータの可動部をフォーカス方向と１−ランキ
ング方向に駆動する２次元駆動力式が主流であり、可動
部の支持方法によって摺動型とハネ支持型に大別される
。表ころが、摺動型アクチュエータはシャフトとスリー
ブの間のメカニカルギヤツブのがたのため、コンパクト
ティスフ用としては一般に使われているが、光デイスク
メモリ装置のように高精度で信顛性の高いレンズ位置の
制御を必要とする装置への採用は困菓１（である。

そこで、このような制御を可能とするため、複数本のワ
イヤを用いて可動部である保持体を支持するワイヤ支持
レンズアクチュエータが採用されている。

このようなレンズアクチュエータの一例を第２図に示す
。なお、説明の便宜」二、第２図内に直交座標系を設定
し、Ｘ軸方向をトラソ：１−ング方向、ｚ軸方向をフォ
ーカス方向としている。このレンズアクチュエータは、
情報記録媒体面上にレーザ光を集光させる集光レンズ３
１と、この集光レンズ３１を保持する保持体３２と、こ
の保持体３２を支持し、ｙ軸方向に互いに平行な４木の
ワイヤ３３と、一端が保持体３２に取り付けられた、４
本のワイヤ３３の他端が取り付けられている固定部３４
と、保持体３２に固着されて、集光レンズ３１をフォー
カス方向（Ｚ軸方向）に駆動させるフォーカス方向駆動
コイル３５およびトラッキング方向（Ｘ軸方向）に駆動
させる４つのトラッキング方向駆動コイル３６と、この
各駆動コイルと対向するように配置されて磁気回路を形
成するマグネソＩ・３７Ａ、３７Ｂおよびヨーク３８Ａ
、３８Ｂ、３９Ａ、３９Ｂとから成る。そして、マグネ
ット３７Ａ、３７Ｂは、フォーカス方向駆動コイル３５
と対向する、ヨーク３８Ａ、３８Ｂの対向面に取り付け
られている。

このレンズアクチュエータの磁気回路はヨーク３８Ａ、
３９Ａおよびマグネソｌ−３７Ａ、ならびにヨーク３８
Ｂ、３９Ｂおよびマグネット３７Ｂにより形成されてお
り、フォーカス方向駆動コイル３５に電流を流すと保持
体３２はフォーカス方向（Ｚ軸方向）に駆動される。ま
た、トラッキング方向駆動コイル３６に電流を流すと、
保持体３２ば、トラッキング方向（Ｘ軸方向）に駆動さ
れる。

このようなレンズアクチュエータを、１−ランクアクセ
ス時間を短縮させるトラックアクセス装置に用いるには
、前述したように、集光レンズの光ヘッドに対するトラ
ッキング方向の位置を検出しなければならない。そこで
、このトランクアクセス装置を実現するために、集光レ
ンズのトラッキング方向の位置を検出するレンズ位置検
出装置が設けられているレンズアクチュエータがある。

このレンズ位置検出装置としては、Ｌ、ＥＤなどの光源
、光反射物或いは光遮蔽物、および光検出器からなる光
学式位置検出装置が採用されている。

また、レンズアクチュエータにおいて、集光レンズおよ
びその保持体だけがトラッキング方向に動くので、集光
レンズの光ヘットに対するトラッキング方向の位置を検
出するためには、保持体部分自身から検出しなければな
らない。

そこで、レンズ位置の検出方式として、光源と検出部が
一体化しているレンズ位置検出装置であるレンズ位置検
出器を用いて、保持体部分自身からレンズ位置の検出を
するレンズアクチュエータがある。第３図は、このよう
なレンズアクチュエータの一例を示す上面図である。こ
のレンズアクチュエータは、第２図に示されるレンズア
クチュエータにさらに、光源部４１Ａと光検出部４２Ａ
と光源部４１Ａからの光を反射する光反射板４４Ａとか
ら成るレンズ位置検出器４３Ａと、光源部４１Ｂと光検
出部４２Ｂと光源部４１Ｂからの光を反射する光反射板
４４Ｂとから成るレンズ位置検出器４３Ｂとを付加した
ものとなっている。そして、レンズ位置検出器４３Ａの
光反射板４４Ａは、保持体３２のトラッキング方向くＸ
軸方向）にある一方の突出部に取り付けられており、光
源部４１Ａから出力された光は、光反射部４４Ａを介し
て、光検出部４２Ａで検出される。同様にして、レンズ
位置検出器４３Ｂの光反射板４４Ｂは、保持体３２のＩ
・ラッキング方向（Ｘ軸方向）にある他方の突出部に取
り付けられており、光源部４１Ｂから出力された光は、
この光反射部４４Ｂを介して、光検出部４２Ｂで検出さ
れる。このようムこ集光レンズの保持体３２の両脇から
の反射を利用して光源部４１Ａ、４１Ｂからの光を検出
し、両者の差をとってレンズ位置信号としている。

〔発明か解決しようとする課題〕

上述した従来のレンズアクチュエータを備えるトラック
アクセス装置により、情報記録媒体に情報を記録する場
合、情報の再生、記録、あるいは消去に用いているレー
ザ光の、記録媒体面から反射してくる回折光が、レンズ
アクチュエータのレンズ位置検出器の光検出部に直接影
響を与えてしまい、正確なレンズの位置を検出すること
ができない。また、レンズの両脇に設けた２つのレンズ
位置検出器において、それぞれ用いているＬＥＤなどの
光源が素子によって劣化の度合が異なるので、使用して
いる間にレンズ位置検出特性が変化する欠点がある。

本発明の目的は、ごのよ・うな欠点を除去し、集光レン
ズの位置を正確に検出できるレンズアクチュエータを提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、情報記録媒体面上にレーザ光を集光させる集
光レンズと、この集光レンズを保持する保持体と、この
保持体を支持する互いに平行な複数本のワイヤと、前記
保持体に一端が取りイ」げられている前記複数本のワイ
ヤの他端が取りイ＝Ｊけられる固定部と、前記保持体に
固着されて、前記集光レンズをフォーカス方向に駆動さ
せるフォーカス方向駆動コイルおよび！・ランキング方
向に駆動させるトラッキング方向駆動コイルと、この各
駆動コイルと対向するように配置されて磁気回路を形成
するマグネットおよびヨークと、前記集光レンズの光ヘ
ッドに対するｌ・ラッキング方向の位置を検出する検出
装置とを具備するレンズアクチュエータにおいて、前記検出装置は、前記保持体に設けられ、光を反射する光反射部と、前記光反射部から反射される光を受け、前記集光レンズ
の前記光ヘンドに対するトラッキング方向の位置を検出
する２つの光検出部と、前記光反射部を介して、前記２
つの光検出部にそれぞれ光を出力する１つの光源部とを
有し、前記検出装置は、情報記録媒体面から反射する回
折光から影響を受りないような位置および方向に配置さ
れていることを特徴としている。

〔作用〕

光情報装置やデータファイル装置等のシステムのスルー
プントを向上させるトランクアクセス装置を実現するた
めに、光ヘッドのレンズアクチュエータにおいて、集光
レンズの光ヘッドに対するトラッキング方向の位置を検
出する機構を設ける必要がある。この検出をするために
、レンズアクチュエータの集光レンズのトラッキング方
向の位置を検出するレンズ位置検出装置が設けられてい
る。ところが、例えばワイヤ支持レンズアクチュエータ
の集光レンズの両脇に設けた２つのレンズ位置検出器に
おいて、それぞれ用いているＬＥＤなどの光源が素子に
よって劣化の度合が異なるので、使用している間にレン
ズ位置検出特性が変化する可能性があった。また、この
レンズアクチュエータにおいて、情報の再生、記録、あ
るいは消去に用いているレーザ光の記録媒体面から反射
しでくる回折光がレンズ位置検出器の光検出器に直接影
響を与えてしまい、正確なレンズの位置を検出すること
ができない。特に、レーザ光が記録媒体面から反射して
くる回折光の光路は集光レンズの径方向であり、また反
射してくる位置は集光レンズ径方向側の両脇である。本
発明のレンズアクチュエータは、レンズ位置検出装置を
、レンズ位置検出特性の変化を防止できる構成とし、か
つこのレンズ位置検出装置を、前述した、記録媒体面か
ら反射してくる回折光の影響を受＋Ｊないような位置お
よび方向に配置して、反射してくる回折光の影響を受け
ずに、集光レンズの正確な位置を検出することができる
。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。

第１図は、本発明の一実施例を示す上面図である。この
レンズアクチュエータは、集光レンズ１と、保持体２と
、４本のワイヤ３と、固定部４と、フォーカスコイル５
と、トラッキングコイル６Ａ〜６Ｄと、ヨーク７〜１２
と、永久磁石１３〜１６と、レンズ位置検出装置２１と
で構成される。

集光レンズ１は、情報記録媒体面上に、レーザ光を集光
させる。

保持体２は、集光レンズ１を保持している。保持体２に
は、集光レンズ１の両側位置に、かつトラッキング方向
（Ｘ軸方向）の位置に空孔２Ａ。

２Ｂが開けられている。この２つの空孔２Ａ、２Ｂと集
光レンズ１を囲むように、保持体１にはフォーカスコイ
ル５が巻かれている。このフォーカスコイル５上には、
４つのトラッキングコイル６八〜６Ｄが接合されている
。また、保持体２には、レンズ位置検出装置２１の光反
射部２２が取り付けられている。すなわち、この光反射
部２２は、保持体２の、トラッキング方向（Ｘ軸方向）
とフォーカス方向とがなす面と平行な状態に、がっトラ
ッキングコイル６Ａと６Ｄとの間に取り付けられてい１
する。

４木のワイヤ３は、ｙ軸方向に互いに平行となっており
、それぞれの一端が保持体５に取り付けられており、他
端は固定部４に取り付けられている。これにより、４本
のワイヤ３は、保持体５を固定部に対して支持している
。

レンズ位置検出装置２１は、システムのスループットを
向上さぜるトランクアクセス装置を実現するために、レ
ンズアクチュエータにおいて集光レンズ１の光ヘッドに
対するトラッキング方向（Ｘ軸方向）の位置を検出する
ものである。レンズ位置検出装置２１は、１つのＬＥＤ
などの光源部２３とその両脇に設けた２つの光検出部２
４Ａ、２４Ｂと、集光レンズ１の保持体２に取り付けた
１つの光反射部２２から成る。そして、レンズ位置検出
装置２１の光反射部２２は、前述したように保持体２の
、トラッキング方向（Ｘ軸方向）とフォーカス方向とが
なす面と平行な状態に、かつｌ・ラッキングコイル６Ａ
と６Ｄとの間に取り付けられている。そして、光源部２
３と光検出部２４Ａ、２４Ｂとは、光反射部２２の光反
射面と対向するように配置されてきょう体１７に取り付
けられている。従って、光源部２３から出力される光ａ
は、光反射部２２で反射されて、光検出部２４Ａで検出
される。また、光源部２３から出力される光すは、光反
射部２２で反射されて、光検出部２４Ｂで検出される。

このレンズ位置検出装置２１は、集光レンズの周方向側
に設置されていて、その検出のために用いている光ａ、
ｂの光路は周方向である。一方、情報の記録、再生およ
び消去に用いられているレーザ光が記録媒体面から反射
してくる回折光の光路は径方向であり、また反射してく
る位置は集光レンズ１の径方向側の両脇である。したが
って、このレンズ位置検出装置２１は、記録媒体面から
反射してくる回折光の影響を受けないような位置および
方向に配置されているごとになる。

ヨーク７〜１２と永久磁石１３〜１６とは、フォーカス
コイル５．トラッキングコイル６Ａ〜６Ｄと対向するよ
うに配置されている。すなわち、永久磁石１３の一方の
面はヨーク７に取り付けられ、さらに永久磁石の他方の
面がトラッキングコイル６Ａ。

６Ｄとフォーカスコイル５とに対向するように、ヨーク
７が配置されてきよう休１７に取り付けられている。永
久磁石１４とヨーク８、永久磁石１５とヨーク１１、永
久磁石１６とヨーク１２も同様となっている。また、ヨ
ーク９は保持体２の空孔２Ａ内に配置されてきよう体１
７に取り付けられており、ヨーク１０は保持体２の空孔
２Ｂ内に配置されてきよう体１７に取り付けられている
。これらのヨーク７〜１２と永久磁石１３〜１６とによ
り、磁気回路が形成されている。ここで、集光レンズ１
およびその保持体がローリング方向に駆動されないよう
に磁気回路が構成されていて、また同一の磁気回路によ
って、フォーカス方向、およびトラッキング方向（Ｘ軸
方向）への駆動力が得られるように構成されている。

このようなレンズアクチュエータにおいて、集光レンズ
１の光学ヘッドに対するトラッキング方向の位置検出は
、集光レンズ１を保持している保持体２の光反射部２２
で反射される、光源部２３からの光ａ、ｂを光検出部２
４Ａ、２４Ｂで検出することにより行われる。このとき
、光ａ、ｂの光路は、情報記録媒体面から反射してくる
回折光の影響を受けることはない。また、レンズ位置検
出装置２１の光源を１つにしたことにより、２つ用いて
いたときに生していたそれぞれの光源の特性の変化に対
するレンズ位置検出特性の変化はなくなり、安定なレン
ズ位置検出特性を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、集光レンズの光ヘ
ッドに対するトラッキング方向の位置をレーザ光の影響
を受けることなく正確に検出することができ、また１つ
の光源によってレンズ位置を検出することにしたことに
より経時的な変化も取り除くことができる効果がある。

このことにより、高精度な２段ザーボを実現することが
でき、システムのスループットを向上させることが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す上面図、第２図は、
ワイヤ支持レンズアクチュエータの斜視図、第３図は、従来のレンズ位置検出器を備えたレンズアク
チュエータの上面図である。 ■・・・・・・・集光レンズ２・・・・・・・保持体３・・・・・・・ワイヤ４・・・・・・・固定部５・・・・・・・フォーカスコイル６Ａ〜６Ｄ・・・トラッキングコイル７〜１２・・・・・ヨーク１３〜１６・・・・・永久磁石１７・・・・・・・きよう体２１・・・・・・・レンズ位置検出装置２２・・・・・
・・光反射部２３・・・・・・・光源部２’４Ａ、２４Ｂ・・・光検出部代理人　弁理士　　岩　佐　　義　幸〕−−−−・・・−・−・−集一３−−−−−−・・・−・・・−ワ７〜１２−−−−−ヨ〕３〜１６−−−−−永。２２−−−−−−−−−−一光Ｊ第１先レンズ　　　　　　　× イヤーク久磁石プ射部図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）情報記録媒体面上にレーザ光を集光させる集光レ
ンズと、この集光レンズを保持する保持体と、この保持
体を支持する互いに平行な複数本のワイヤと、前記保持
体に一端が取り付けられている前記複数本のワイヤの他
端が取り付けられる固定部と、前記保持体に固着されて
、前記集光レンズをフォーカス方向に駆動させるフォー
カス方向駆動コイルおよびトラッキング方向に駆動させ
るトラッキング方向駆動コイルと、この各駆動コイルと
対向するように配置されて磁気回路を形成するマグネッ
トおよびヨークと、前記集光レンズの光ヘッドに対する
トラッキング方向の位置を検出する検出装置とを具備す
るレンズアクチュエータにおいて、前記検出装置は、前記保持体に設けられ、光を反射する光反射部と、前記光反射部から反射される光を受け、前記集光レンズ
の前記光ヘッドに対するトラッキング方向の位置を検出
する２つの光検出部と、前記光反射部を介して、前記２つの光検出部にそれぞれ
光を出力する１つの光源部とを有し、前記検出装置は、
情報記録媒体面から反射する回折光から影響を受けない
ような位置および方向に配置されていることを特徴とす
るレンズアクチュエータ。