JPH0630892U - 光電式感知器における動作試験装置 - Google Patents

光電式感知器における動作試験装置

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JPH0630892U
JPH0630892U JP2657491U JP2657491U JPH0630892U JP H0630892 U JPH0630892 U JP H0630892U JP 2657491 U JP2657491 U JP 2657491U JP 2657491 U JP2657491 U JP 2657491U JP H0630892 U JPH0630892 U JP H0630892U
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JP
Japan
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neutral density
density filter
sensor
support
photoelectric sensor
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Application number
JP2657491U
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English (en)
Inventor
真理子 石田
修三 三ノ輪
淳一 成宮
義人 平井
Original Assignee
ホーチキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光電式感知器の動作試験において、長尺で重
量のある支持棒を、減光フイルタと分離自在構造とする
ことによって、試験中に常時支持しなくて済むようにし
たものである。 【構成】 支持棒10の上端に減光フィルタ20を設け
てなる光電式感知器における動作試験装置。支持棒10
の上端にマグネット機能を有する固定台11を設け、こ
の固定台11に着脱自在に吸着する連結部21を減光フ
ィルタ20の下部に設けて支持棒10と減光フィルタ2
0とを分離自在に連結する。上記支持棒10の手元部に
は、上記固定台11と連結部21を着脱せしめる作動ス
イッチ14を設ける。かつ上記減光フィルタ20の上部
には、感知器30に対峙したとき、その支持受部32に
着脱自在に連係する吊下部22を設けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、分離型もしくは反射一体型の光電式感知器において、減光フィルタ を用いて火災の動作試験をする光電式感知器における動作試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光電式の火災感知器において動作試験は、図8に示すように、感知器を構成す る投光部30Aと受光部30Bの光路に減光フイルタ20を介在させ、このフィ ルタにより放射光の光量が減少することにより火災と類似した環境を作ることに よって行っていた。 上記光電式感知器は、一般に高天井部に設置されているため、試験時には長尺 の支持棒10の先端に上記減光フィルタ20を固定し、これを作業員が手で持ち 上げ支持して行っていた。 ところが、上記支持棒10が長尺で重量があるゆえに、これを上方に持ち上げ てその状態を一時の間維持するのは大変な重労働を強いられ、支持する手がふら つくことが多々あり、試験の結果に悪影響を及ぼすことがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記点に鑑みてなされたもので、光電式感知器の動作試験において、 長尺で重量のある支持棒を、減光フイルタと分離自在構造とすることによって、 試験中に常時支持しなくて済むようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、支持棒の上端に減光フィルタを設けてなる 光電式感知器における動作試験装置において、 支持棒の上端にマグネット機能を有する固定台を設け、この固定台に着脱自在 に吸着する連結部を減光フィルタの下部に設けて支持棒と減光フィルタとを分離 自在に連結し、 上記支持棒の手元部には、上記固定台と連結部を着脱せしめる作動スイッチを 設け、 かつ上記減光フィルタの上部には、感知器に対峙したとき、その支持受部に着 脱自在に連係する吊下部を設けてなることを特徴とする。
【0005】 また上記目的を達成するため本考案は、支持棒の固定台と減光フィルタの連結 部の当接面を凹凸形状とし、この固定台と連結部を着脱自在に吸着係合するよう にしてなる。 また上記目的を達成するため本考案は、支持棒の上端に内周部に溝部を有する U字状枠体からなる固定台を設け、この固定台に着脱自在に差込連結する連結部 を減光フィルタに設けて支持棒と減光フィルタとを分離自在に連結してなる。 また上記目的を達成するため本考案は、減光フィルタの吊下部と感知器の支持 受部を鉤状形状に形成して、これらを着脱自在に係止して連結するようにしてな る。 また上記目的を達成するため本考案は、支持棒の固定台に動作器を設け、減光 フィルタが感知器の所定位置に支持されたとき、この動作器が感知器に設けた位 置決め部に当接して、支持棒の手元に設けた表示部を発光させるようにしてなる 。
【0006】
【実施例】
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は本考案の第1実施 例の斜視図、図2はその側面図である。 上記各図において、本考案の光電式感知器における動作試験装置は、長尺状の 支持棒10の上端に、方形の網状体からなる減光フィルタ20を着脱自在に取付 けてなる。そして上記減光フィルタ20は、投光器もしくは受光器などからなる 感知器30の前面に着脱自在に設置されてなる。
【0007】 図1に示す第1実施例において、上記支持棒10は、その上端にマグネット機 能を有するブロック体からなる固定台11を設け、この固定台11に着脱自在に 吸着する連結部21を減光フィルタ20の下部に設けて支持棒10と減光フィル タ20とを分離自在に連結してなる。
【0008】 次に上記支持棒10の手元部には、上記固定台11と連結部21を着脱せしめ るためのON・OFF型の作動スイッチ14を設けてなる。 また、上記減光フィルタ20の上部には、感知器30に対峙したとき、その支 持受部32に着脱自在に吸着連係する吊下部22を設けてなる。
【0009】 上記固定台11は、方形状の電磁石により構成され、作動スイッチ14の操作 によりON・OFF制御される。固定台11の上面には方形状の磁石よりなる減 光フィルタ20の連結部21が載置されることによって減光フィルタ20が支持 棒10に連結される。この固定台11と連結部21の着脱操作は、支持棒10の 手元部に設けた作動スイッチ14のON・OFF操作によってなされる。この作 動スイッチ14の電源は、支持棒10の握部にあたる収納部15に収納した電池 によって構成される。
【0010】 上記減光フィルタ20の吊下部22と感知器30の支持受部32は、相互に二 つの磁石ブロック体により構成し、これらが相互に吸着することによって、減光 フィルタ20を感知器30の前面に取付け位置せしめる。 上記吊下部22と支持受部32は、図1,2に示すように、単にブロック体が 対向して相互に接触するものが最も簡単な構造となる。しかし、減光フィルタ2 0側の吊下部22を感知器30の上縁に載置状に連係して吊下部22と支持受部 32を吸着せしめることにより、減光フィルタ20の感知器30への取付けを一 層確実・強固になすことができる。
【0011】 一方、支持棒10の固定台11には動作器12を設けてあり、減光フィルタ2 0が感知器30の所定位置に支持されたとき、この動作器12が感知器30の下 面に設けた位置決め部31に当接して、支持棒10の手元に設けた表示部13を 発光させることにより、減光フィルタ20が感知器30に確実に取付けられたこ とを表示する。上記動作器12はリミットスイッチからなり、これが位置決め部 31に当接するとLEDからなる表示部13を発光表示する。
【0012】 この連結取付けの確認後に、作動スイッチ14をOFFにして固定台11と連 結部21の連結を解除し、支持棒10の持ち上げ支持を停止する。 そして動作試験終了後に、再度支持棒10を持ち上げて固定台11と連結部2 1を連結させ、吊下部22と支持受部32の連結を解除して減光フィルタ20を 感知器30から取り外す。 上記減光フィルタ20を支持棒10によって上方に押し上げることにより、吊 下部22と支持受部32は容易に離脱することとなる。また一方、吊下部22と 支持受部32の磁力より、固定台11と連結部21の磁力を大にしておくことに より、吊下部22と支持受部32の吸着を容易に解くことができる。
【0013】 次に図3に示す第2実施例を説明する。 本例においては、減光フィルタ20の吊下部22を、鉤状の係止板22aに二 つの電磁石からなるブロック体22bを設けて構成してある。また感知器30の 支持受部32をL字状の支持金具32aとこの裏側に二つの電磁石からなるブロ ック体32bを設けることによって構成してある。
【0014】 そこで鉤状の係止板22aをL字状の支持金具32aに係止することにより、 減光フィルタ20を感知器30により一層確実に取付けることができる。その取 り外しは、減光フィルタ20を支持棒10によって上方に少し持ち上げれば簡単 になすことができる。 また支持棒10の固定台11に突起11aを形成し、かつ減光フイルタ20の 連結部21に凹部21aを形成して、この突起11aを凹部21aに係合するこ とにより、固定台11の連結部21に対する連結を強固にすると共に、その差込 操作を的確になしうるようにしてある。
【0015】 次に図4に示す第3実施例を説明する。 本例においては、固定台11を上部を開放したU字形の溝枠体から構成し、こ の内周部に形成した溝部11bに、減光フィルタ20の連結部21に設けた周縁 金具21bを差込むことによって減光フィルタ20を支持棒10に連結するよう にしてある。上記溝部11bの開口縁部は、解放状としてあって、減光フイルタ 20の挿入・連結を円滑にできるようにしてある。 そして減光フィルタ20を感知器30に取付けた後は、支持棒10を下方に引 き下げることにより、固定台11と連結部21は自動的に引き離される。 なお本例の場合は、作動スイッチ14は不要で動作器12の作動を表示部13 で確認すれば足りる。
【0016】 次に図5〜7に示す第4・5実施例を説明する。 上記した例は分離型の感知器について述べたが、本例は投光部と受光部が一体 になった反射一体型の感知器についてのものである。 本例における感知器30の支持受部32は、円筒形状の通孔によって形成され 、かつ減光フィルタ20の吊下部22を上記通孔状の支持受部32に嵌合する円 筒枠体にて形成することにより、吊下部22を支持受部32に差し込んで減光フ ィルタ20を感知器30に取付けるようにしてある。 なお、上記吊下部22と支持受部32には、例えば磁石のような補助的な吸着 体22c,32cを設けることにより、両者の連結が確実になされるようにして ある。また投光部と受光部の円筒支持受部32の直径を異ならせておくことによ り、例えば所望の受光部に確実に吊り下部22を連結させることができる。
【0017】 上記減光フィルタ20の連結部21と感知器30の支持受部32を円筒体の嵌 合方式とすることにより、投光部か受光部かの一方のみを確実に被覆して動作試 験に確実性を向上させることができる。 すなわち、従来においては、投光部と受光部の双方を覆うとフィルタの乱反射 によって、適切な火災類似環境を得ることができないという問題があったもので 、上記例によってこの問題点を解決することができる。 また一方、図7に示すように、支持受部32の通孔と吊下部22の円筒体を、 円錐形状とすることにより、吊下部22と支持受部32の連結を一層確実になさ しめることができる。この場合においても両者に吸着体22cと32cを設けて ある。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上のように、支持棒に対し減光フィルタを着脱自在に連結し、かつ 減光フィルタは感知器に対し取外し自在に吊下げ連結する構成としたことから、 感知器の動作試験においては、減光フィルタを感知器に取付けた後は、一旦減光 フィルタと支持棒の連結を解除して、支持棒の支持を休止できることから、支持 棒を常時支持して手ブレが生じるのを確実に解消することができ、メンテナンス 等の作業が容易になる。 しかも減光フィルタの吊下部を感知器の支持受部にL字状の支持金具よって係 止することにより、減光フィルタを感知器により一層確実に取付けることができ る。また、動作器が感知器に設けた位置決め部に当接して、支持棒の手元に設け た表示部を発光させることにより、減光フィルタが感知器に確実に取付けられた ことを確実に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例の斜視図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 第2実施例の斜視図である。
【図4】 第3実施例の斜視図である。
【図5】 第4実施例の斜視図である。
【図6】 図5の側面図である。
【図7】 第5実施例の側面図である。
【図8】 従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
10 支持棒 11 固定台 12 動作器 13 表示部 14 作動スイッチ 15 収納部 20 減光フィルタ 21 連結部 22 吊下部 22a 係止板 22b ブロック体 30 感知器 31 位置決め部 32 支持受部 32a 支持金具 32b ブロック体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平井 義人 東京都品川区上大崎二丁目10番43号 ホー チキ株式会社内

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持棒の上端に減光フィルタを設けてな
    る光電式感知器における動作試験装置において、 支持棒の上端にマグネット機能を有する固定台を設け、
    この固定台に着脱自在に吸着する連結部を減光フィルタ
    の下部に設けて支持棒と減光フィルタとを分離自在に連
    結し、 上記支持棒の手元部には、上記固定台と連結部を着脱せ
    しめる作動スイッチを設け、 かつ上記減光フィルタの上部には、感知器に対峙したと
    き、その支持受部に着脱自在に連係する吊下部を設けて
    なることを特徴とする光電式感知器における動作試験装
    置。
  2. 【請求項2】 減光フィルタの吊下部と感知器の支持受
    部を磁性ブロック体により形成して、これらを着脱自在
    に吸着連係するようにした上記第1項記載の光電式感知
    器における動作試験装置。
  3. 【請求項3】 減光フィルタの吊下部と感知器の支持受
    部を円筒形状に形成して、これらを着脱自在に差込み連
    結するようにした上記第1項記載の光電式感知器におけ
    る動作試験装置。
  4. 【請求項4】 支持棒の固定台と減光フィルタの連結部
    の当接面を凹凸形状とし、この固定台と連結部を着脱自
    在に吸着係合するようにした上記第1項記載の光電式感
    知器における動作試験装置。
  5. 【請求項5】 支持棒の上端に減光フィルタを設けてな
    る光電式感知器における動作試験装置において、 支持棒の上端に内周部に溝部を有するU字状枠体からな
    る固定台を設け、この固定台に着脱自在に差込連結する
    連結部を減光フィルタに設けて支持棒と減光フィルタと
    を分離自在に連結し、 かつ上記減光フィルタの上部には、感知器に対峙したと
    き、その支持受部に着脱自在に連係する吊下部を設けて
    なることを特徴とする光電式感知器における動作試験装
    置。
  6. 【請求項6】 減光フィルタの吊下部と感知器の支持受
    部を鉤状形状に形成して、これらを着脱自在に係止して
    連結するようにした上記第1項記載の光電式感知器にお
    ける動作試験装置。
  7. 【請求項7】 支持棒の固定台に動作器を設け、減光フ
    ィルタが感知器の所定位置に支持されたとき、この動作
    器が感知器に設けた位置決め部に当接して、支持棒の手
    元に設けた表示部を発光させるようにした上記第1項ま
    たは第5項記載の光電式感知器における動作試験装置。
JP2657491U 1991-03-27 1991-03-27 光電式感知器における動作試験装置 Pending JPH0630892U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011209894A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Nohmi Bosai Ltd 火災検知器の試験器

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