JPH0630869B2 - 網張設体用網切断装置 - Google Patents

網張設体用網切断装置

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JPH0630869B2
JPH0630869B2 JP63204033A JP20403388A JPH0630869B2 JP H0630869 B2 JPH0630869 B2 JP H0630869B2 JP 63204033 A JP63204033 A JP 63204033A JP 20403388 A JP20403388 A JP 20403388A JP H0630869 B2 JPH0630869 B2 JP H0630869B2
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net
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blade
cutting tool
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伸二 樋爪
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、網戸などの網張設体に用いられ、網張設体
に張設後の網の不要部分を切断する網張設体用網切断装
置に関する。
(b)従来の技術 網戸のような網張設体では枠材により包囲された空間に
網を均一の張力で張り付けなければならない。このため
網張設体(以下網戸と言う)41を構成する枠材42に
溝部43を形成し、この溝部43に網44を押え部材4
5とともに嵌入する。第4図は網張設体の一部を示す図
である。第5図は、図4に示すZZ断面を示す図であ
る。この押え部材45は弾性を有し、溝部43の内側面
に圧着する。これによって網44は溝部43の内壁面と
押え部材45との間において固定される。このとき、網
戸41に網44を均一の張力で張りつけるため、第4図
に示すように網44を溝部43に包囲される部分の面積
よりも大きく裁断し、これを溝部43の上面に載置した
のち、網44の上側から押え部材45を溝部43に圧入
する。溝部43に押え部材45を圧入したのち、溝部4
3の枠材42の外側の内周部から枠材42の外側に位置
する網44の不要部分44aを切断して削除する。
(c)発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の網戸41では溝部43の外側に位
置する網44の不要部分44aを、第6図に示すように
カッタ51によって切断していた。具体的にはカッタ5
1の刃部を溝部43の側面43aに当接させた状態でカ
ッタ51を手動により矢印N方向に移動させ、側面43
aとカッタ51の刃部との間において網44を切断する
ようにしていた。一方、網戸41に張り付けられる網4
4としてステンレスなどの金属線材により形成された金
属網が用いられる場合があり、このような金属網を溝部
43の側面43aに手動により押圧されるカッタ51に
よって切断することは容易でなく、溝部43の側面43
aの同一部分についてカッタ51を複数回矢印N方向に
移動させなければならず、不要部分44aの切除作業性
が劣悪化するとともに、長時間を必要とする問題があっ
た。
この発明の目的は、枠材をその外縁部および溝部の側面
のそれぞれにおいてローラおよび円板状の刃具により挟
持することにより、溝部の側面において刃具を十分な当
接力で溝部の側面に当接させることができるとともに、
この刃具を溝部の長手方向に容易に移動できるように
し、枠材に金属網を張り付ける場合にもその不要部分を
容易に切除でき、作業時間を短縮できる網張設体用網切
断装置を提供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この発明の網張設体用網切断装置は、表面に溝部と、側
面に凹部と、を備えた枠材の前記溝部内に網の一部を嵌
入し、この網を枠材において張設する網張設体に用いら
れ、 枠材の外縁部に周面が当接する小円部および枠材の凹部
に嵌入する大円部からなるローラと、枠材の溝部の側面
に周面の刃部が当接する円板状の刃具と、を軸支して互
いに接近する方向に押圧可能にし、かつ刃具の回転軸を
ローラの回転軸に対して傾斜させたことを特徴とする。
(e)作用 この発明においては、ローラの小円部の周面が枠材の外
縁部に当接する一方、その大円部が枠材の側面に備えら
れた凹部に嵌入する。これによって大円部の側面は枠材
の凹部の内側面に対向し、小円部の周面が枠材の外縁部
に当接することと相まってローラの回転軸が傾斜するの
を規制する。これに対して枠材の表面に備えられた溝部
の一方の側面に刃具の刃部は当接可能であり、このとき
刃具の回転軸がローラの回転軸に対して傾斜しているこ
とから、刃部が当接すべき溝部の側面と反対側の側面の
上縁部に刃具が当接することがない。この状態でこのロ
ーラおよび円板状の刃具を互いに接近する方向に押圧す
ると、枠材はその外縁部および溝部の側面においてロー
ラおよび円板状の刃具によって挟持され、この挟持状態
はローラの小円部および大円部と枠材の外縁部との係合
により堅牢に維持され、円板状の刃具の周面に形成され
た刃部は十分な当接力で溝部の側面に当接する。これら
ローラおよび円板状の刃具は軸支されており、枠材を挟
持した状態でローラおよび刃具は枠材の外縁部および溝
部の側面を回転することができる。従って、ローラおよ
び刃具を互いに接近する方向に押圧した状態で溝部の長
手方向に力を加えると、刃具の周面に形成された刃部は
十分な当接力を維持した状態で溝部の側面を長手方向に
移動する。このとき、溝部の側面と刃具の刃部との間に
網が位置すると、この網は刃具の刃部によって切断され
る。
(f)実施例 第1図および第2図は、この発明の実施例である網張設
体用網切断装置のそれぞれ正面図および平面図である。
支点8において互いに回転自在にされたハンドル6およ
び7のそれぞれの一端には、ガイド9および10が形成
されている。このガイド9および10には支持部4およ
び6がそれぞれ固定されている。支持部4,5はそれぞ
れ刃具2およびローラ3を回転自在に支持する。刃具2
の周面には刃部が全周にわたって形成されている。この
刃具2の回転軸は上部がローラ3の回転軸側に接近する
ようにして傾倒している。ローラ3は、大円部3aと、
前記大円部3aの両面に小円部3bと、を同軸に備えて
いる。また、ハンドル6〜7の把持部から支点8までの
間の距離は、刃具2およびローラ3から支点8までの間
の距離よりも長い。以上のように構成した網切断装置1
においてハンドル6および7を片方の手により把持し、
このハンドル6および7にそれぞれ矢印CおよびD方向
の把持力を作用させると、刃具2およびローラ3はそれ
ぞれ矢印AおよびB方向に互いに接近するように移動す
る。
第3図は、上記網張設体用網切断装置の使用状態を説明
する概略図である。
網戸41の枠材42の外縁部42aにローラ3を係合さ
せ、溝部43の側面43aに刃具2の周面を当接させ
る。このとき、ローラ3の小円部3bはその周面が枠材
42の外縁部42aに当接し、大円部3aは枠材42の
凹部46に嵌入する。この状態でハンドル6および7を
把持すると、刃具2およびローラ3はそれぞれ矢印Aお
よびB方向に移動しようとし、それぞれ溝部43の側面
43aおよび枠材42の外縁部42aに圧接する。この
とき、ハンドル6および7の把持部と支点8との間の距
離に比べて、刃具2及びローラ3の回転軸から支点8ま
での距離は相当に短くされているため、刃具2およびロ
ーラ3のそれぞれは溝部43の側面43aおよび枠材4
2の外縁部42aのそれぞれに十分な押圧力で圧接す
る。また、刃具2の回転軸はローラ3の回転軸に対して
所定の角度で傾倒しているため、刃具2の周面の刃部は
溝部43の側面43aに所定の角度で当接する。これに
よって刃具2は溝部43の反対側の側面の上縁部に干渉
することはない。
この状態で網切断装置1を枠材42の長手方向に沿って
矢印N方向に移動させると、刃具2およびローラ3はそ
れぞれ溝部43の側面43aおよび外縁部42aとの圧
接状態を維持したまま回転する。特に、ローラ3は、そ
の大円部3aが枠材の凹部46に嵌入して大円部3aの
側面が凹部46の内側面に対向しているため、ローラ3
と外縁部42aとの係合状態は、刃具2を枠材42の長
手方向に沿って移動させた場合にも堅牢に維持される。
また、これによって刃具2の刃部と溝部43の側面43
aとの当接角は略一定に保たれる。溝部43内に網44
が位置すると、刃具2の周面の刃部と溝部43aとの間
に網44が位置し、網44は刃具2と側面43aとの圧
接位置において切断される。このとき、刃具6,7の把
持力を一定に保つことによって刃具2の側面43aに対
する圧接力を一定に維持することができる。前述のよう
に刃具2の側面43に対する圧接力はハンドル6,7の
把持力に比べ、十分に大きいため、刃具2と側面43と
の間に位置する網44に対して十分な切断力を作用させ
ることができる。これによって溝部43に金属網が位置
する場合にも、網切断装置1を1度矢印N方向に移動さ
せるだけで金属網を切断でき、網の不要部分の切断作業
を短時間化できる。また、枠材42が刃具2とローラ3
とによって挟持されるため、刃具2の周面と側面43a
との圧接状態を確実に維持することができ、安全かつ容
易に作業を行うことができる。
なお、本実施例では支点8から刃具6,7の把持部およ
び刃具2のそれぞれまでの距離の差によってハンドル
6,7に作用する把持力を倍力し、刃具2とローラ3と
の押圧力を十分な大きさにしたが、スプリングなどの弾
性部材から弾性力を作用させることによって刃具2およ
びローラ3に十分な押圧力に与えるようにしてもよい。
(g)発明の効果 この発明によれば、枠材をその外縁部および溝部の側面
においてローラと円板状の刃具とにより挟持することが
できる。このローラおよび円板状の刃具は軸支されてい
るため、装置を枠材の長手方向に移動させることにより
ローラおよび刃具は外縁部および側面に当接した状態で
回転し、刃具の周面の刃部と溝部の側面との間に位置す
る網を、刃部と溝部の側面との当接位置において十分な
切断力で切断することができ、網の不要部分の切除作業
を容易且つ確実に行うことができ、作業時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の実施例である網張設体用
網切断装置のそれぞれ正面図および平面図、第3図は同
網張設体用網切断装置の使用状態を説明する概略図であ
る。また、第4図および第5図はこの発明の網切断装置
が適用される網張設体の一部を示すそれぞれ平面の一部
および側面断面の一部を示す図である。さらに第6図は
従来の網張設体における不要部分の切除作業を示す図で
ある。 1……網切断装置、 2……刃具、 3……ローラ、 3a……大円部 3b……小円部 42……枠材、 42a……外縁部、 43……溝部 43a……側面、 44……網、 46……凹部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に溝部と、側面に凹部と、を備えた枠
    材の前記溝部内に網の一部を嵌入し、この網を枠材にお
    いて張設する網張設体に用いられ、 枠材の外縁部に周面が当接する小円部および枠材の凹部
    に嵌入する大円部からなるローラと、枠材の溝部の側面
    に周面の刃部が当接する円板状の刃具と、を軸支して互
    いに接近する方向に押圧可能にし、かつ刃具の回転軸を
    ローラの回転軸に対して傾斜させたことを特徴とする網
    張設体用網切断装置。
JP63204033A 1988-08-17 1988-08-17 網張設体用網切断装置 Expired - Lifetime JPH0630869B2 (ja)

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JP63204033A JPH0630869B2 (ja) 1988-08-17 1988-08-17 網張設体用網切断装置

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JP63204033A JPH0630869B2 (ja) 1988-08-17 1988-08-17 網張設体用網切断装置

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Publication Number Publication Date
JPH0253593A JPH0253593A (ja) 1990-02-22
JPH0630869B2 true JPH0630869B2 (ja) 1994-04-27

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JP63204033A Expired - Lifetime JPH0630869B2 (ja) 1988-08-17 1988-08-17 網張設体用網切断装置

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EP1063430B1 (en) * 1998-03-13 2007-05-16 Hitachi Plant Technologies, Ltd. Centrifugal compressor and shaft seal
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JPS50109986U (ja) * 1974-02-15 1975-09-08

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JPH0253593A (ja) 1990-02-22

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