JPH06308527A - 光導電膜積層方式液晶プロジェクタ - Google Patents

光導電膜積層方式液晶プロジェクタ

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JPH06308527A
JPH06308527A JP5120916A JP12091693A JPH06308527A JP H06308527 A JPH06308527 A JP H06308527A JP 5120916 A JP5120916 A JP 5120916A JP 12091693 A JP12091693 A JP 12091693A JP H06308527 A JPH06308527 A JP H06308527A
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liquid crystal
crt
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light
green
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Yoshiaki Moriyama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリーン上での画像合成が必要でなくな
り、かつ小型に構成することのできる光導電膜積層方式
液晶プロジェクタを提供することを目的とする。 【構成】 CRTに写し出される画像を映像信号1垂
直周期の1/3n(n:整数)で、赤、緑、青信号を順
次切り換え、光源からの投写光を前記赤、緑、青信号に
同期したカラーフィルタで切り換えることにより、カラ
ー画像を合成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー映像を拡大投
写する光導電膜積層方式液晶プロジェクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の光導電膜積層方式液晶プロジェク
タに使用される光導電膜積層方式液晶ライトバルブ(以
下液晶ライトバルブと記す。)の基本構成図を図6に示
す。液晶ライトバルブは、2つの透明電極12の間に、
光導電層13、遮光膜14、誘電体ミラー15、液晶1
6を積層し、ガラス基板17によりはさみ込まれた構成
となっており、両透明電極12間に交流電圧20が供給
されている。書き込み光18を光導電層13に与える
と、書き込み光12に応じて光導電層13のインピーダ
ンスが変化し、液晶16にかかる電圧が、書き込み光1
8に対応して変化する。読み出し光19は、液晶16を
通過し、誘電体ミラー15で反射され、再度、液晶16
を通過して出力される。この間に、読み出し光19は液
晶16で書き込み光18に対応した偏光状態変化として
変調される。
【0003】図7は、CRTによる書き込みを行った場
合の光導電膜積層方式液晶ライトバルブを用いたシステ
ムの基本構成図を示す。CRT1にCRT駆動信号Vo
を与え、CRT1に出力された画像情報を、書き込みレ
ンズ2により、液晶ライトバルブ3の光導電層13に結
像させる。読み出し側は、光源5、偏向ビームスプリッ
タ4(以下PBSと記す。)、投写レンズ8からなり、
光源5から出た光は、PBS4によりS偏光成分のみが
選択されて、液晶ライトバルブ3に入射し、液晶16を
通過して、誘電体ミラー15で反射し、再度、液晶16
を通過した後、PBS14に入射する。読み出し光19
は、液晶16を通過する間に、書き込み光18の強度に
対応し、偏光状態が変調される。PBS4で、この変調
された読み出し光19のP偏光成分のみを選択通過さ
せ、光の強度変調に変換して、CRT1に出力された画
像情報を出力し、投写レンズ8により、スクリーン9上
に投写結像する。
【0004】図8は、カラー画像情報を出力するための
基本構成図である。カラー化については、赤、緑、青、
3色の並列投写で実現している。入力された映像信号V
iは、回路25で信号処理された後、3本のCRT1に
図9に示す信号VR、VG、VBとして供給され、各信号
に対応した画像情報をCRT1に出力させる。CRT1
の出力は、書き込みレンズ2により、赤、緑、青それぞ
れの液晶ライトバルブ3の光導電層13に結像される。
光源5からの光は、コンデンサレンズ21を経て、ダイ
クロイックミラー22、23、24により、赤、緑、青
の光に分解され、それぞれのPBS4に供給される。各
信号VR、VG、VBに対応した読み出し光を得て、3本
の投写レンズ8によりスクリーン上9に画像を投写し、
合成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の光導電膜積層方式液晶プロジェクタでは、各信
号VR、VG、VBに対応した読み出し光を得て、3本の
投写レンズによりスクリーン上で画像を合成しているた
め、光学系及び、CRTに出力された画像の歪を含めス
クリーン上の各画像を同一の歪にすることは困難であ
る。従って、スクリーン上で画像を合成するための調整
に時間がかかり、製造工数の上昇に伴い製品価格の上昇
をまねいている。また、CRT、書き込みレンズ、液晶
ライトバルブ、PBS、投写レンズなどが3組必要であ
り、形状が大きくなってしまうなどの問題を有してい
た。
【0006】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、スクリーン上での画像合成が必
要ではなくなり、製品の調整にかかる製造工数の削減が
でき製品価格の上昇を防ぐことができること、また形状
を小さくした光導電膜積層方式液晶プロジェクタを提供
することを目的とする。
【0007】
【発明を解決するための手段】この発明は、上記事情に
よりなされたもので、CRTに写し出される画像を映像
信号1垂直同期の1/3n(n:整数)で、赤、緑、青
信号を順次切り換え、光源からの投写光を前記赤、緑、
青信号に同期したカラーフィルタで切り換えることによ
り、1組の光導電膜積層方式液晶ライトバルブを使用し
た基本構成により、カラー画像をスクリーン上に写し出
すことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下この発明の一実施例である映像信号1垂
直同期の1/3の場合について、図面を参照して説明す
る。図1は、この発明による光導電膜積層方式液晶プロ
ジェクタの構成図である。図2は、カラーフィルタを図
1の位置とは別の位置に取り付けた場合の光導電膜積層
方式液晶プロジェクタの構成図である。図3は、図1の
回路より出力されるCRT駆動信号図である。図4は、
この発明に使用されるカラーフィルタの一例である。図
5は、この発明に使用されるカラーフィルタ付き液晶シ
ャッタの一例である。
【0009】図1に於いて、1はCRT、2は書き込み
レンズ、3は液晶ライトバル部、4はPBS、5は光
源、8は投写レンズ、9はスクリーンである。
【0010】図3に示すように、回路10にて、映像信
号Viの3倍の同期に信号処理をし、CRT1に出力す
るCRT駆動信号VRGBと、カラーフィルタ6の取り付
けられたモーター7の回転を制御する信号VSの同期を
とることにより、CRT1に写し出される各赤、緑、青
の順次信号VRGBに対応し、カラーフィルタ6の位置が
回転することで、スクリーン9上に写し出される画像を
カラー化する。また、カラーフィルタ6の挿入される位
置は、図2に示すように、光源5とPBS4の間でもよ
く、投写レンズ8とスクリーン9の間に挿入することも
可能である。
【0011】図4に、図1で使用されるカラーフィルタ
の一実施例を示す。円板形の各1/3の面積に各赤、
緑、青フィルターが分割されている。また、図5に示す
ようなカラーフィルタ付き液晶シャッター11のフィル
タR、G、BとCRT1に写し出されるCRT駆動信号
VRGB の同期を、回路10により合わせることで、図1
において使用したカラーフィルタ6のかわりに用いるこ
とも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
CRTに写し出される画像を映像信号1垂直同期の1/
3n(n:整数)で、赤、緑、青信号を順次切り換え、
光源からの投写光を前記赤、緑、青信号に同期したカラ
ーフィルタで切り換えることにより、スクリーン上で画
像合成をする必要がなく、各赤、緑、青信号に対応した
CRTが必要とならず小型に構成することができ、コス
トの低減された光導電膜積層方式液晶プロジェクタを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明による光導電膜積層方式液晶
プロジェクタの構成図である。
【図2】図2は、カラーフィルタを図1の位置とは別の
位置に取り付けた場合の光導電膜積層方式液晶プロジェ
クタの構成図である。
【図3】図3は、図1の回路より出力されるCRT駆動
信号図である。
【図4】図4は、この発明に使用されるカラーフィルタ
の一例である。
【図5】図5は、この発明に使用されるカラーフィルタ
付き液晶シャッタの一例である。
【図6】図6は、光導電膜積層方式液晶プロジェクタに
使用される光導電膜積層方式液晶ライトバルブの基本構
成図である。
【図7】図7は、CRTによる書き込みを行った場合の
光導電膜積層方式液晶ライトバルブを用いた光導電膜積
層方式液晶プロジェクタシステムの基本構成例を示す図
である。
【図8】図8は、カラー画像情報をスクリーンに写し出
すための光導電膜積層方式液晶プロジェクタシステムの
基本構成例を示す図である。
【図9】図9は、図8の回路より出力される各CRTの
CRT駆動信号の図である。
【符号の説明】
1 陰極線管(CRT) 2 書き込みレンズ 3 光導電膜積層方式液晶ライトバルブ(液晶ライト
バルブ) 4 偏光ビームスプリッタ(PBS) 5 光源 6 カラーフィルタ 7 モーター 8 投写レンズ 9 スクリーン 10 回路 11 カラーフィルタ付液晶シャッタ 12 透明電極 13 光導電層 14 遮光層 15 誘電体ミラー 16 液晶 17 ガラス基板 18 書き込み光 19 読み出し光 20 交流電圧 21 コンデンサレンズ 22 ダイクロイックミラー 23 ダイクロイックミラー 24 ダイクロイックミラー 25 回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管(以下CRTと記す。)により
    形成された書き込み光画像を、光導電膜が積層された液
    晶パネルに導き、液晶パネルに光源からの投写光を照射
    し、反射光を投写レンズで拡大投射する光導電膜積層方
    式液晶プロジェクタにおいて、CRTに写し出される画
    像を映像信号1垂直期間の1/3n(n:整数)で、赤・
    緑・青信号を順次切り換え、光源からの投写光を前記赤
    ・緑・青信号に同期したカラーフィルタで切り換えるこ
    とにより、カラー画像を合成したことを特徴とする光導
    電膜積層方式液晶プロジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記カラーフィルタを、カラーフィルタ
    付き液晶シャッターとしたことを特徴とする光導電膜積
    層方式液晶プロジェクタ。
JP05120916A 1993-04-23 1993-04-23 光導電膜積層方式液晶プロジェクタ Expired - Fee Related JP3103246B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0748128A1 (en) * 1995-06-08 1996-12-11 Texas Instruments Incorporated Imaging systems

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