JPH0630771U - 衝撃測定監視装置 - Google Patents

衝撃測定監視装置

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JPH0630771U
JPH0630771U JP6699392U JP6699392U JPH0630771U JP H0630771 U JPH0630771 U JP H0630771U JP 6699392 U JP6699392 U JP 6699392U JP 6699392 U JP6699392 U JP 6699392U JP H0630771 U JPH0630771 U JP H0630771U
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article
acceleration
signal
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sensor
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Application number
JP6699392U
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English (en)
Inventor
光雄 三浦
Original Assignee
東芝物流株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は物品を搬送する際に、その物品が
受ける加速度をリアルタイムで測定することができる衝
撃測定装置を提供することを目的とする。 【構成】 加速度を検出するセンサ2と、予め所定の設
定値が設定されこの設定値と上記センサが検出した検出
値とを比較する比較部4と、この比較部での比較値に基
づいて信号を発信する発信部6と、この発信部からの発
信信号を受信するとともにそのことを表示するランプを
有する受信部13とを具備したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はたとえば物品を搬送する際に、物品が受ける加速度(衝撃)を測定 監視するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
物品を搬送する場合、その物品の精度、形状、大きさなどの性質や搬送経路の 道路事情あるいは時間指定など種々の条件に応じてそれに適した搬送手段が用い られる。一方、搬送する物品がたとえば、超精密機器や美術品などのように衝撃 を受けることを極端に嫌うものである場合、搬送途中において、上記物品が受け る衝撃、つまり加速度Gを管理することが要求される。
【0003】 搬送途中における物品が受ける加速度を管理する場合、物品に機械式衝撃記録 計やデジタル式衝撃記録計を取付け、上記物品が受ける加速度を測定するという ことが行われる。
【0004】 しかしながら、これらの衝撃記録計によって加速度を測定するようにしたので は、搬送途中における物品が受ける加速度をリアルタイムで検出し、それに応じ て、たとえば運搬車両等の速度を落とすなどして物品に与える衝撃を制御すると いうことができない。つまり、物品がどの程度の衝撃を受けているのかを知りた い場合には、適時停車して物品に取付けられている上記衝撃記録計の記録値をチ ェックしなければならないから、実際上は不可能である。そのため、車両等の運 転者は、物品がどの程度の衝撃を受けているのかが分からない状態で運転をしな ければならないという不安感があるばかりか、物品に規定以上の衝撃を与えてし まうということがある。つまり、どの程度の加速度が加わるかを管理しなければ ならない物品を搬送する場合、従来はメクラ運転を行っているのが実情であった 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来は衝撃を受けることを極端に嫌う物品を搬送する場合、その 物品が搬送中に受ける加速度をリアルタイムで検出して認識することができない ため、運転者等の作業者が経験や勘にたよって搬送しなければならなかった。そ のため、作業性が悪いばかりか、物品に損傷を与えてしまうことがある。
【0006】 この考案は上記事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、搬送 中に物品が受ける衝撃をリアルタイムで検出し認識できるようにした衝撃測定監 視装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの考案は、加速度を検出するセンサと、予め所定 の設定値が設定されこの設定値と上記センサが検出した検出値とを比較する比較 器と、この比較部での比較値に基づいて信号を発信する発信部と、この発信部か らの発信信号を受信するとともにそのことを表示する表示手段を有する受信部と を具備したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、センサを物品に取付け、その物品が受ける加速度を検出す ると、その検出値に応じた信号が発信部から発信されて受信部で受信されて表示 されるから、物品が受ける衝撃をリイアルタイムで知ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。図2はこの考案の衝撃 測定監視装置を示し、同図中1はデジタル式の衝撃記録計である。この衝撃記録 計1は図1に示すように加速度Gを検出するセンサ2を有する。このセンサ2が 検出した加速度は、同じく上記衝撃記録計1に設けられた記録部3と比較部4と に入力される。記録部3はセンサ2からの加速度を記録する。
【0010】 上記比較部4は、ここに予め設定された設定値と上記センサ2からの検出値と 比較する。上記比較部4には出力部5が接続されている。この出力部5は上記比 較部4で比較されたセンサ2の検出値と上記設定値との値が所定以上となると、 無線式の発信部6に駆動信号を出力する。
【0011】 上記衝撃記録計1にはパ−ソナルコンピュ−タ7が必要に応じて接続される。 すなわち、このコンピュ−タ7は設定部8と解析部9とを備えている。コンピュ −タ7を衝撃記録計1に接続した状態で、設定部8を操作すれば、上記比較部4 に複数の設定値を設定することができる。この実施例では上記衝撃記録計1には 上記コンピュ−タ7によって第1の設定値S1 、第2の設定値S2 および第3の 設定値S3 が設定される。また、コンピュ−タ7は、上記記録部3に記録された 加速度Gの解析を行ったり、図示しないフロッピ−デイスクに記録させることが できるようになっている。
【0012】 上記第1乃至第3の設定値の大きさはつぎのように設定される。たとえば、図 3に示すようにトラックからなる車両11によって超精密機器などの物品12を 搬送する場合、その物品12が損傷を受けることのない上限の加速度を2Gとす ると、上記第1の設定値S1 は1G、第2の設定値S2 は1.5 G、上記第3の設 定値S3 は2Gに設定される。
【0013】 上記比較部4での比較値が第1の設定値S1 を越えると、出力部5から発信部 6に第1の駆動信号が出力される。それによって、発信部6からは第1の信号が 発信される。同様に、上記比較部4での比較値が第2の設定値S2 を越えると、 出力部5から発信部6に第2の駆動信号が出力されるから、発信部6からは第2 の信号が出力される。さらに、比較値が第3の設定値S3 を越えると、出力部5 から発信部6に第3の駆動信号が出力され、発信部6からは第3の信号が発信さ れる。
【0014】 上記発信部6から発信された各信号は無線式の受信部13によって受信される 。この受信部13は図3に示すように車両11の運転室11aに設置されていて 、上記発信部6から発信される第1乃至第3の信号を受けると、いずれの信号の 場合にも作動するブザ−14およびそれぞれの信号に応じて点灯する第1乃至第 3のランプ15a〜15cなどが設けられている。
【0015】 つぎに、上記構成の衝撃測定監視装置を用いて物品12を搬送する場合につい て説明する。コンピュ−タ7によって衝撃記録計1に第1乃至第3の設定値S1 〜S3 を設定したならば、この衝撃記録計1に発信部6を接続し、これらを車両 11によって搬送される物品12に取付ける。また、受信部13は運転室11a に設置し、これら各機器のスイッチを入れて作動状態にする。
【0016】 このようにして、各機器のセットが完了したならば、運転者は運転を開始する 。運転時における路面の状態がよく、また急発進や急停車などをせずに運転が行 われている場合には、上記衝撃記録計1に設けられたセンサ2が検出する加速度 は通常1G以下であるので、発信部6から信号が発信されることがない。したが って、運転室11aに設けられ受信部13のブザ−14が鳴ったり、第1乃至第 3のランプ15a〜〜15cが点灯するなどのことがない。
【0017】 路面の状態の変化によって車両11が揺れたり、急激な発進や停止が行われた りすると、上記センサ2が検出する加速度が1G以上に増大する。センサ2が検 出する加速度が比較部4に設定された第1の設定値S1 よりも大きい1G以上に なると、発信部6から第1の信号が発信され、運転室11aに設置された受信部 13によって受信される。それによって、受信部13に設けられたブザ−14が 鳴るとともに第1のランプ15aが点灯するから、運転者は車両11が受ける加 速度、つまり搬送物品12が1G以上の加速度を受けていることを運転室11a でリアルタイムで知ることができる。その時、第1のランプ15aだけが点灯し 、第2のランプ15bが点灯していなければ、物品12が受ける加速度は1G以 上であっても、1.5 G以下であることになるから、運転者は物品12にほとんど 影響を及ぼすことのない程度の加速度が発生しているという認識で運転を継続す ればよい。
【0018】 上記受信部13の第3のランプ15cは点灯しないが、第2のランプ15bが 点灯した場合、運転者は物品12が1.5 G以上で、2G以下の加速度を受けてい るということをリアルタイムで確認できる。
【0019】 上記物品12が損傷を受ける加速度Gの上限値は“2”であるから、加速度が 1.5 G以上で、2G以下の場合は、運転速度を落としたり、走行する路面の凹凸 状態に注意を払うなどして物品12に加わる加速度が低減するよう、運転操作に 注意を払う。それによって、物品12が損傷する2G以上の大きな加速度を受け るのを未然に防止することができる。
【0020】 このように運転しているにも拘らず、上記受信部13の第3のランプ15cが 点灯した場合、つまり物品12が上限値の加速度2Gを受けた場合、運転者は車 両11の運転を直ちに停止する。そして、物品12の点検を行うなどして必要な 処置を講じれば、物品12の損傷を防ぐことができる。
【0021】 すなわち、上記構成の衝撃測定監視装置を用いることで、物品12が受ける衝 撃をリアルタイムで検出し、かつ認識することができる。そのため、物品12が 受ける加速度を、物品12を損傷させる大きさにならないよう、車両11の運転 速度を制御したり、走行路面の凹凸状態に注意を払うなどのことができる。
【0022】 また、搬送する物品12が極めて重要なものであり、その物品12が受ける加 速度Gを厳密に管理しなければならない場合には、物品12を積載した車両11 を先導する図示しない車両を用いる。つまり、この先導車両に上記物品12と同 じ条件のダミ−の物品を積載して、衝撃測定監視装置を搭載する。そして、先導 車両と、物品積載車両11との間で無線連絡を取りながら走行し、路面の凹凸な どによって先導車両が所定値以上の加速度を検出したならば、その大きさや発生 地点を物品積載車両11に連絡する。それによって、物品積載車両11は必要以 上の加速度を受けるのを事前に回避することができるから、物品12に与える加 速度を厳密に制御することが可能となる。
【0023】 一方、上記衝撃測定監視装置を搭載して車両11を運転すれば、運転状態に応 じて物品12が受ける加速度の大きさを体得することができるから、運転者が物 品12の搬送技術を体得するのに利用することもできる。 なお、物品を搬送する車両としては、トラックの他に、トレ−ラ、貨車あるい は船舶などであってもよく、その点はなんら限定されるものでない。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案は、センサによって検出された物品が受ける加速度 を、比較部で比較値と比較し、その比較に基づいて発信部から信号を発信させ、 その発信信号を受信部で受信させるようにした。
【0025】 そのため、上記受信部を物品を搬送する作業者、たとえば車両の運転者の近く に置くことで、上記物品が受ける加速度をリアルタイムで知ることができるから 、それによって車両の速度や路面の凹凸を避けるなどして物品の搬送条件を変え ることで、上記物品が損傷を受けるのを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の全体構成を示すブロック
図。
【図2】同じく全体構成の概略的斜視図。
【図3】同じくこの考案の装置をトラックに積載した説
明図。
【符号の説明】
1…衝撃記録計、2…センサ、4…比較部、5…出力
部、6…発信部、7…コンピュ−タ、8…設定部、11
…車両、12…物品、13…受信部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される物品が受ける加速度を測定監
    視する装置において、上記物品が受ける加速度を検出す
    るセンサと、予め所定の設定値が設定されこの設定値と
    上記センサが検出した検出値とを比較する比較部と、こ
    の比較部での比較値に基づいて信号を発信する発信部
    と、この発信部からの発信信号を受信するとともにその
    ことを表示する表示手段を有する受信部とを具備したこ
    とを特徴とする衝撃測定監視装置。
JP6699392U 1992-09-25 1992-09-25 衝撃測定監視装置 Pending JPH0630771U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016020211A (ja) * 2015-09-29 2016-02-04 東芝アルパイン・オートモティブテクノロジー株式会社 荷室監視装置
JP2020158642A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 Jfeスチール株式会社 コークス強度の測定方法、コークス強度の推定方法、及びコークスの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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