JPH06307575A - 水 栓 - Google Patents
水 栓Info
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- JPH06307575A JPH06307575A JP9812993A JP9812993A JPH06307575A JP H06307575 A JPH06307575 A JP H06307575A JP 9812993 A JP9812993 A JP 9812993A JP 9812993 A JP9812993 A JP 9812993A JP H06307575 A JPH06307575 A JP H06307575A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種の水栓において操作に必要なときだけハ
ンドル等の操作部に触れられるようにし、たとえば湯水
混合栓等であれば温度等の設定値からのずれを防ぐこ
と。 【構成】 本体の内部の弁装置に対してたとえばハンド
ル等の操作部を本体の外部に連接した水栓において、操
作部を本体側又はハウジングの中に収納可能とし、弁装
置を操作するときだけ操作部を本体側から突き出して取
り扱えるようにする。また、たとえば湯水混合栓であれ
ば、流路開閉・流量調整用の操作部と温度調整用の操作
部の少なくとも一方又は両方をハウジングに対して出し
入れ可能な構成とする。そして、操作部を押すだけで出
し入れ操作できるスラストロック機構を操作部と弁装置
との間の連接構造に備える。
ンドル等の操作部に触れられるようにし、たとえば湯水
混合栓等であれば温度等の設定値からのずれを防ぐこ
と。 【構成】 本体の内部の弁装置に対してたとえばハンド
ル等の操作部を本体の外部に連接した水栓において、操
作部を本体側又はハウジングの中に収納可能とし、弁装
置を操作するときだけ操作部を本体側から突き出して取
り扱えるようにする。また、たとえば湯水混合栓であれ
ば、流路開閉・流量調整用の操作部と温度調整用の操作
部の少なくとも一方又は両方をハウジングに対して出し
入れ可能な構成とする。そして、操作部を押すだけで出
し入れ操作できるスラストロック機構を操作部と弁装置
との間の連接構造に備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば湯水混合栓等
の水栓に係り、とくに操作用のハンドルを使用しないと
きには本体側に収納シフトできるようにした水栓に関す
る。
の水栓に係り、とくに操作用のハンドルを使用しないと
きには本体側に収納シフトできるようにした水栓に関す
る。
【0002】
【従来の技術】浴室や洗面化粧台等に備える湯水混合栓
には、水側及び湯側のハンドルを操作して温度設定する
ものと、内部に感温体を組み込みこれによって弁体を水
弁座と湯弁座との間でシフト可能とすることによって温
度調整を自動化したものが利用されている。
には、水側及び湯側のハンドルを操作して温度設定する
ものと、内部に感温体を組み込みこれによって弁体を水
弁座と湯弁座との間でシフト可能とすることによって温
度調整を自動化したものが利用されている。
【0003】後者の例としては、たとえば実開平1−1
49078号公報に記載されたものがある。これは、湯
水混合栓の本体の内部に弁体を温度条件によってシフト
させる感温体を組み込み、この感温体を移動させる温度
調整軸と弁体を操作して流量を調整する流量調整軸を同
軸配置としたものである。
49078号公報に記載されたものがある。これは、湯
水混合栓の本体の内部に弁体を温度条件によってシフト
させる感温体を組み込み、この感温体を移動させる温度
調整軸と弁体を操作して流量を調整する流量調整軸を同
軸配置としたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先の公報に記載の湯水
混合栓に限らず、温度調整及び流量調整のためのハンド
ルは本体の外に突き出した配置でないと用を成さない。
このため、たとえば2個のハンドルを同心配置としたり
する等のコンパクト化が図られている。
混合栓に限らず、温度調整及び流量調整のためのハンド
ルは本体の外に突き出した配置でないと用を成さない。
このため、たとえば2個のハンドルを同心配置としたり
する等のコンパクト化が図られている。
【0005】このようなハンドルと本体との関係から、
たとえば湯水混合栓を浴槽のリムの下面に取り付けその
ハンドルをリムの上面に位置させる浴室仕様とすること
も従来から採用されている。
たとえば湯水混合栓を浴槽のリムの下面に取り付けその
ハンドルをリムの上面に位置させる浴室仕様とすること
も従来から採用されている。
【0006】ところが、温度調整用のハンドルもリムか
ら突き出ることになり、浴槽に人が浸っているときに誤
ってこのハンドルに触れたり子供がいたずらしたりして
温度設定が変わってしまうことがある。また、同様のこ
とが高齢者の場合でも発生しやすい。
ら突き出ることになり、浴槽に人が浸っているときに誤
ってこのハンドルに触れたり子供がいたずらしたりして
温度設定が変わってしまうことがある。また、同様のこ
とが高齢者の場合でも発生しやすい。
【0007】一方、公衆用の設備の場合では、給湯出力
の関係などから、給湯温度や給湯流量を予め決めた値に
設定して使うほうが好ましい。しかしながら、ハンドル
は自由に触れることから、このような規制は一般的には
難しく、別の混合水の供給設備を備えることが必要にな
る。
の関係などから、給湯温度や給湯流量を予め決めた値に
設定して使うほうが好ましい。しかしながら、ハンドル
は自由に触れることから、このような規制は一般的には
難しく、別の混合水の供給設備を備えることが必要にな
る。
【0008】また、湯水混合栓だけでなく、単水栓にお
いてもそのハンドルが常に剥き出しになっていることか
ら、人が誤って触れてしまうと急に水が飛び出る等の不
都合もある。
いてもそのハンドルが常に剥き出しになっていることか
ら、人が誤って触れてしまうと急に水が飛び出る等の不
都合もある。
【0009】このように、各種の水栓や湯水混合栓で
は、ハンドルに無用に触れてしまって流量や温度が変わ
ってしまいやすい。
は、ハンドルに無用に触れてしまって流量や温度が変わ
ってしまいやすい。
【0010】本発明において解決すべき課題は、操作に
必要なときだけハンドルやレバー等の操作部に触れられ
るようにし、吐水の急激な噴き出しや温度等の設定値か
らのずれの発生を防ぐことにある。
必要なときだけハンドルやレバー等の操作部に触れられ
るようにし、吐水の急激な噴き出しや温度等の設定値か
らのずれの発生を防ぐことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体の入口及
び出口と、これらの入口と出口を連通させる通水路と、
該通水路を流れる流体を制御する弁装置とを備えた水栓
の本体、及び前記弁装置に連接され前記本体の外部から
前記弁装置を駆動操作する操作部を備えた水栓であっ
て、前記水栓の本体に、前記操作部を収納する収納部を
設けてなることを特徴とする。
び出口と、これらの入口と出口を連通させる通水路と、
該通水路を流れる流体を制御する弁装置とを備えた水栓
の本体、及び前記弁装置に連接され前記本体の外部から
前記弁装置を駆動操作する操作部を備えた水栓であっ
て、前記水栓の本体に、前記操作部を収納する収納部を
設けてなることを特徴とする。
【0012】前記弁装置は2以上の流体制御機能を備
え、これらの制御機能のそれぞれに前記操作部を連接す
ると共にこれらの操作部を組み込み可能なハンドルハウ
ジングを設け、該ハンドルハウジングは前記操作部の少
なくとも一つを収納する収納部を備えた構成とすること
もできる。
え、これらの制御機能のそれぞれに前記操作部を連接す
ると共にこれらの操作部を組み込み可能なハンドルハウ
ジングを設け、該ハンドルハウジングは前記操作部の少
なくとも一つを収納する収納部を備えた構成とすること
もできる。
【0013】また、操作部と弁装置との間の連接部に、
操作部を水栓の本体の内外の2つの位置に保持可能な保
持機構を備えるようにしてもよく、この保持機構として
はスラストロック機構を採用することができる。
操作部を水栓の本体の内外の2つの位置に保持可能な保
持機構を備えるようにしてもよく、この保持機構として
はスラストロック機構を採用することができる。
【0014】
【作用】弁装置の開閉操作や設定の変更操作をしないと
きには、ハンドル等を利用した操作部を収納部の中に収
めておくことができ、操作部に外力が作用しないように
保護でき、弁装置の開度の設定などの狂いがなくなる。
きには、ハンドル等を利用した操作部を収納部の中に収
めておくことができ、操作部に外力が作用しないように
保護でき、弁装置の開度の設定などの狂いがなくなる。
【0015】弁装置が2以上の流体制御機能を持つもの
たとえば湯水混合栓の場合では、流路開閉及び流量調整
用の操作部のほか、温度調整用の操作部が組み込まれ
る。このため、この温度調整の操作部をハンドルハウジ
ングの中に出し入れ自在としておくことによって、温度
設定した後に人の手に触れないようにすることができ、
温度設定がむやみに変更されることもなくなる。
たとえば湯水混合栓の場合では、流路開閉及び流量調整
用の操作部のほか、温度調整用の操作部が組み込まれ
る。このため、この温度調整の操作部をハンドルハウジ
ングの中に出し入れ自在としておくことによって、温度
設定した後に人の手に触れないようにすることができ、
温度設定がむやみに変更されることもなくなる。
【0016】また、保持機構を備えることで操作部をそ
の操作位置に拘束して通常の使い勝手とすることがで
き、スラストロック機構を採用すれば操作部を押すだけ
のワンタッチでの操作が可能となる。
の操作位置に拘束して通常の使い勝手とすることがで
き、スラストロック機構を採用すれば操作部を押すだけ
のワンタッチでの操作が可能となる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例であって、浴槽又は
洗面器のリムを貫通して固定した湯水混合栓の縦断面図
である。
洗面器のリムを貫通して固定した湯水混合栓の縦断面図
である。
【0018】図において、湯水混合栓の本体1は、その
上端をリム50の取付け孔51に差し込んでナット1a
によって固定され、下端には給水管2a及び給湯管2b
を接続している。そして、本体1の内部には、給水管2
a及び給湯管2bに連通する給水室1b及び給湯室1c
を備えると共に下流側に順に混合室1d及び吐出室1e
を形成し、この吐出室1eに吐水端まで配管した吐水管
(図示せず)を接続する。
上端をリム50の取付け孔51に差し込んでナット1a
によって固定され、下端には給水管2a及び給湯管2b
を接続している。そして、本体1の内部には、給水管2
a及び給湯管2bに連通する給水室1b及び給湯室1c
を備えると共に下流側に順に混合室1d及び吐出室1e
を形成し、この吐出室1eに吐水端まで配管した吐水管
(図示せず)を接続する。
【0019】給水,給湯室1b,1cから混合室1dに
かけて温度設定用のバルブハウジング3を設け、このバ
ルブハウジング3に弁体4と感温体5を組み込む。
かけて温度設定用のバルブハウジング3を設け、このバ
ルブハウジング3に弁体4と感温体5を組み込む。
【0020】バルブハウジング3は、給水室1b及び給
湯室1cに臨む周壁に水流入口3a及び湯流入口3bを
開け、混合チャンバ1dの中に含まれた部分に混合水流
出口3cを設けたものである。そして、水,湯流入口3
a,3bに近くにそれぞれ水弁座3d及び湯弁座3eを
設け、これらの水,湯弁座3d,3eの間に弁体4を配
置する。
湯室1cに臨む周壁に水流入口3a及び湯流入口3bを
開け、混合チャンバ1dの中に含まれた部分に混合水流
出口3cを設けたものである。そして、水,湯流入口3
a,3bに近くにそれぞれ水弁座3d及び湯弁座3eを
設け、これらの水,湯弁座3d,3eの間に弁体4を配
置する。
【0021】弁体4はバルブハウジング3の内部で軸線
方向に移動可能であり、湯流入口3bを下流側に連通さ
せる連絡孔4aを開けたほぼH形の縦断面を持ち、スプ
リング4bによって水弁座3d側に付勢されている。
方向に移動可能であり、湯流入口3bを下流側に連通さ
せる連絡孔4aを開けたほぼH形の縦断面を持ち、スプ
リング4bによって水弁座3d側に付勢されている。
【0022】感温体5はバルブハウジング3の内部を同
軸上で摺動可能としたブッシング5aに固定され、この
ブッシング5aはその内部を給水,給湯室1b,1c側
と混合室1d側とを連絡する流路とすると共にその先端
を弁体4に突き当たるように配置されている。
軸上で摺動可能としたブッシング5aに固定され、この
ブッシング5aはその内部を給水,給湯室1b,1c側
と混合室1d側とを連絡する流路とすると共にその先端
を弁体4に突き当たるように配置されている。
【0023】混合室1e内には感温体5と同軸上にスリ
ーブ軸6を固定し、このスリーブ軸6の内部にスピンド
ル7をその軸線方向に移動可能に組み込む。スピンドル
7の下端には感温体5から突き出したピン5bを遊嵌状
に連接する。このピン5bは、感温体5に封入したワッ
クスペレットの膨張収縮によって出没可能であり、高温
になるとピン5bがスピンドル7側に進出して弁体4を
湯弁座3e側に押し、低温になると逆にピン5bは後退
して弁体4はスプリング4bによって水弁座3d側に押
される。
ーブ軸6を固定し、このスリーブ軸6の内部にスピンド
ル7をその軸線方向に移動可能に組み込む。スピンドル
7の下端には感温体5から突き出したピン5bを遊嵌状
に連接する。このピン5bは、感温体5に封入したワッ
クスペレットの膨張収縮によって出没可能であり、高温
になるとピン5bがスピンドル7側に進出して弁体4を
湯弁座3e側に押し、低温になると逆にピン5bは後退
して弁体4はスプリング4bによって水弁座3d側に押
される。
【0024】スリーブ軸6の下端側にはフランジ状の弁
座6aを備え、その直ぐ上に吐出室1eと内部とを連通
させる流路孔6bを設ける。そして、スリーブ軸6の周
りには、下端に弁座6aに着座するパッキン8aを開閉
用及び流量調整用の弁体として備えた移動子8を配置す
る。この移動子8は、スリーブ軸7との間でスプライン
6c,8b係合すると共に、スリーブ軸7に対して水密
状に連接したものである。
座6aを備え、その直ぐ上に吐出室1eと内部とを連通
させる流路孔6bを設ける。そして、スリーブ軸6の周
りには、下端に弁座6aに着座するパッキン8aを開閉
用及び流量調整用の弁体として備えた移動子8を配置す
る。この移動子8は、スリーブ軸7との間でスプライン
6c,8b係合すると共に、スリーブ軸7に対して水密
状に連接したものである。
【0025】移動子8は、混合室1dから本体1を貫通
してリム50よりも高いレベルまで伸びる開閉及び流量
調整用の操作環9に連接される。この操作環9は異径の
円筒体であり、その下端部に移動子8を水密状に組み込
み、台形ネジ8c,9aによってこれを連接する。
してリム50よりも高いレベルまで伸びる開閉及び流量
調整用の操作環9に連接される。この操作環9は異径の
円筒体であり、その下端部に移動子8を水密状に組み込
み、台形ネジ8c,9aによってこれを連接する。
【0026】リム50の上面には、弁体4による温度調
整及び移動子8による開閉・流量調整のためのハンドル
を組み込むハンドルハウジング10を本体1の上端にネ
ジ接合して固定する。このハンドルハウジング10円筒
状であり、その外周側に開閉・流量調整用の操作ハンド
ル11を備えると共に内部側に温度調整ハンドル12を
組み込む。
整及び移動子8による開閉・流量調整のためのハンドル
を組み込むハンドルハウジング10を本体1の上端にネ
ジ接合して固定する。このハンドルハウジング10円筒
状であり、その外周側に開閉・流量調整用の操作ハンド
ル11を備えると共に内部側に温度調整ハンドル12を
組み込む。
【0027】操作ハンドル11は半径方向に突き出る摘
み11aを備えてハンドルハウジング10内で回動可能
に組み込まれ、移動子9の上端をスプライン9b,11
b係合によって連接する。この操作ハンドル11を回転
させると、移動子9がその軸線周りに回転し、この移動
子9の下端に台形ネジ8c,9a接合されると共にスリ
ーブ軸6にスプライン6c,8b係合している移動子8
は回転することなく軸線方向に移動する。したがって、
図示のようにパッキン8aが弁座6aに着座している状
態から移動子8を上に動かすことによって流路を開き、
その開度調整によって混合室1dからの混合水の流量を
調整することができる。
み11aを備えてハンドルハウジング10内で回動可能
に組み込まれ、移動子9の上端をスプライン9b,11
b係合によって連接する。この操作ハンドル11を回転
させると、移動子9がその軸線周りに回転し、この移動
子9の下端に台形ネジ8c,9a接合されると共にスリ
ーブ軸6にスプライン6c,8b係合している移動子8
は回転することなく軸線方向に移動する。したがって、
図示のようにパッキン8aが弁座6aに着座している状
態から移動子8を上に動かすことによって流路を開き、
その開度調整によって混合室1dからの混合水の流量を
調整することができる。
【0028】一方、温度調整ハンドル12は、たとえば
ノック式のボールペン等に採用されているスラストロッ
ク機構によってスピンドル7に連接されるもので、図2
にその要部を拡大した縦断面図を示す。
ノック式のボールペン等に採用されているスラストロッ
ク機構によってスピンドル7に連接されるもので、図2
にその要部を拡大した縦断面図を示す。
【0029】移動子9の内部からハンドルハウジング1
0までの間に、アウタスリーブ13を差し込み、その上
端を固定リング10aによってバルブハウジング10に
連結する。アウタースリーブ13の下端には、保持リン
グ13aを一体に組み込み、この保持リング13aの内
周をスプライン6c,13bによってスリーブ軸6に連
接する。
0までの間に、アウタスリーブ13を差し込み、その上
端を固定リング10aによってバルブハウジング10に
連結する。アウタースリーブ13の下端には、保持リン
グ13aを一体に組み込み、この保持リング13aの内
周をスプライン6c,13bによってスリーブ軸6に連
接する。
【0030】アウタースリーブ13の内部には、台形ネ
ジ13c,14a接合によってインナースリーブ14a
を同軸上で回転可能に組み込む。このインナースリーブ
14の内部の下端には、スピンドル7の上端を回動自在
に受ける受けブロック14bを軸線方向に移動可能に設
けると共に、この受けブロック14bをスプリング14
cによってスピンドル7側に付勢する。
ジ13c,14a接合によってインナースリーブ14a
を同軸上で回転可能に組み込む。このインナースリーブ
14の内部の下端には、スピンドル7の上端を回動自在
に受ける受けブロック14bを軸線方向に移動可能に設
けると共に、この受けブロック14bをスプリング14
cによってスピンドル7側に付勢する。
【0031】更に、アウタースリーブ13の上端には、
温度調整ハンドル12とインナースリーブ14との間を
連接する伝達子15を設ける。この伝達子15は、アウ
タースリーブ13と同軸上で回転可能であって軸線方向
には移動しないようにリング15aによって拘束された
ものである。また、伝達子15はスラストロック機構を
収納するための中空構造を持ち、上端をスプライン12
a,15b係合によって温度調整ハンドル12に連接す
ると共に、下端を同様にスプライン14d,15c係合
によってインナースリーブ14に連接している。
温度調整ハンドル12とインナースリーブ14との間を
連接する伝達子15を設ける。この伝達子15は、アウ
タースリーブ13と同軸上で回転可能であって軸線方向
には移動しないようにリング15aによって拘束された
ものである。また、伝達子15はスラストロック機構を
収納するための中空構造を持ち、上端をスプライン12
a,15b係合によって温度調整ハンドル12に連接す
ると共に、下端を同様にスプライン14d,15c係合
によってインナースリーブ14に連接している。
【0032】温度調整ハンドル12とスピンドル7との
間に設けるスラストロック機構は、図3に示すように、
伝達子15の中に固定したブッシング16,このブッシ
ング16の中に挿入され同軸上に移動可能であってその
上端が温度調整ハンドル12の下面に突き当たる圧下ロ
ッド17,この圧下ロッド17の下端に連接された回転
子18及びこの回転子18を上向きに付勢するスプリン
グ19(図2参照)によって構成される。
間に設けるスラストロック機構は、図3に示すように、
伝達子15の中に固定したブッシング16,このブッシ
ング16の中に挿入され同軸上に移動可能であってその
上端が温度調整ハンドル12の下面に突き当たる圧下ロ
ッド17,この圧下ロッド17の下端に連接された回転
子18及びこの回転子18を上向きに付勢するスプリン
グ19(図2参照)によって構成される。
【0033】図4はブッシング16の詳細図であって、
同図の(a)はその縦断面図,同図の(b)は同図
(a)のA−A線矢視による横断面図、同図の(c)は
底面図である。
同図の(a)はその縦断面図,同図の(b)は同図
(a)のA−A線矢視による横断面図、同図の(c)は
底面図である。
【0034】ブッシング16は、伝達子15の中に同軸
上に固定され、その下端部には内径を大きくしたチャン
バ16aを設けている。このチャンバ16aよりも上側
の内周面には、図6の(b)に示すように放射状に配列
した2種類の第1溝16b及び第2溝16cをそれぞれ
3本ずつ軸線方向に形成する。そして、チャンバ16a
の上端部の壁には、下に向けて凹凸を持つ送り歯16d
を設ける。
上に固定され、その下端部には内径を大きくしたチャン
バ16aを設けている。このチャンバ16aよりも上側
の内周面には、図6の(b)に示すように放射状に配列
した2種類の第1溝16b及び第2溝16cをそれぞれ
3本ずつ軸線方向に形成する。そして、チャンバ16a
の上端部の壁には、下に向けて凹凸を持つ送り歯16d
を設ける。
【0035】この送り歯16dは、隣接し合う第1溝1
6bから第2溝16cを経て次の第1溝16bの手前部
分にかけて合計3箇所に形成され、図5の送り歯16d
の展開図に示すように円周方向に合計6段の山を持つ。
6bから第2溝16cを経て次の第1溝16bの手前部
分にかけて合計3箇所に形成され、図5の送り歯16d
の展開図に示すように円周方向に合計6段の山を持つ。
【0036】図6は圧下ロッド17の詳細であって、同
図の(a)はその縦断面図、同図の(b)は拡大底面図
である。
図の(a)はその縦断面図、同図の(b)は拡大底面図
である。
【0037】圧下ロッド17は下端を開放した中空円筒
状であり、その下端部の外周面にはブッシング16の第
1,第2溝16b,16cの中に摺動自在に差し込まれ
る6枚の突条17aを形成している。そして、これらの
突条17a部分も含む下面の全体には、合計6個の山を
持つ送り歯17bを形成している。
状であり、その下端部の外周面にはブッシング16の第
1,第2溝16b,16cの中に摺動自在に差し込まれ
る6枚の突条17aを形成している。そして、これらの
突条17a部分も含む下面の全体には、合計6個の山を
持つ送り歯17bを形成している。
【0038】図7は回転子18の詳細図であって、同図
の(a)はその正面図、同図の(b)は平面図及び同図
の(c)は底面図である。
の(a)はその正面図、同図の(b)は平面図及び同図
の(c)は底面図である。
【0039】回転子18はその上端に支軸18aを突き
出してこの支軸18aを圧下ロッド17の下端に回転自
在であって軸線方向に移動可能に組み込まれる。支軸1
8aの下端には、スプリング19の上端に被さる中空の
保持座18bを形成し、この保持座18bの周りには3
枚の突条18cを設ける。これらの突条18cは、ブッ
シング16の第1溝16bに差し込み可能な形状を持
ち、この第1溝16b内で摺動可能である。
出してこの支軸18aを圧下ロッド17の下端に回転自
在であって軸線方向に移動可能に組み込まれる。支軸1
8aの下端には、スプリング19の上端に被さる中空の
保持座18bを形成し、この保持座18bの周りには3
枚の突条18cを設ける。これらの突条18cは、ブッ
シング16の第1溝16bに差し込み可能な形状を持
ち、この第1溝16b内で摺動可能である。
【0040】更に、回転子18には、保持座18bの上
面であって突条18cが半径方向に延びる向きに合計3
枚の歯18dを設ける。これらの歯18dは、図7の
(a)に示すように上端の一面を同じ向きに傾斜した三
角歯形状を持つ。
面であって突条18cが半径方向に延びる向きに合計3
枚の歯18dを設ける。これらの歯18dは、図7の
(a)に示すように上端の一面を同じ向きに傾斜した三
角歯形状を持つ。
【0041】スプリング19は、図2に示すように下端
を伝達子15の中に収納し、上端を回転子18の保持座
18bに突き当てて組み込まれたものである。
を伝達子15の中に収納し、上端を回転子18の保持座
18bに突き当てて組み込まれたものである。
【0042】ここで、温度調整ハンドル12が図1及び
図2の左半分で示すようにハンドルハウジング3から上
に突き出ているときには、この温度調整ハンドル12の
周面に手先を掛けて回すことができる。そして、温度調
整ハンドル12の回転は、スプライン12a,15b係
合によって伝達子15に伝わり、この伝達子15の回転
はスプライン14d,15cによってインナースリーブ
14に伝達される。そして、インナースリーブ14は台
形ネジ13c,14aによってアウタースリーブ13に
接合されているので、伝達子15の回転によって軸線方
向に移動する。したがって、受けブロック14bに突き
当たっているスピンドル7も軸線方向に動き、感温体5
とブッシング5aとによって連接されている弁体4をそ
の軸線方向にシフトさせることができる。
図2の左半分で示すようにハンドルハウジング3から上
に突き出ているときには、この温度調整ハンドル12の
周面に手先を掛けて回すことができる。そして、温度調
整ハンドル12の回転は、スプライン12a,15b係
合によって伝達子15に伝わり、この伝達子15の回転
はスプライン14d,15cによってインナースリーブ
14に伝達される。そして、インナースリーブ14は台
形ネジ13c,14aによってアウタースリーブ13に
接合されているので、伝達子15の回転によって軸線方
向に移動する。したがって、受けブロック14bに突き
当たっているスピンドル7も軸線方向に動き、感温体5
とブッシング5aとによって連接されている弁体4をそ
の軸線方向にシフトさせることができる。
【0043】このように弁体4を動かすことによって、
水弁座3dと湯弁座3eとの間のそれぞれの開度を調整
でき、水と湯の混合比を設定して温度調整が行われる。
なお、設定した後に給水及び給湯圧に変動が生じたりし
た場合でも、感温体5のピン5bの出没動作によって、
混合水の温度が設定された値に戻るように水側及び湯側
の弁開度を自動調整し、吐水温度の変動を防止する。
水弁座3dと湯弁座3eとの間のそれぞれの開度を調整
でき、水と湯の混合比を設定して温度調整が行われる。
なお、設定した後に給水及び給湯圧に変動が生じたりし
た場合でも、感温体5のピン5bの出没動作によって、
混合水の温度が設定された値に戻るように水側及び湯側
の弁開度を自動調整し、吐水温度の変動を防止する。
【0044】温度調整ハンドル12を図1及び図2の右
半分で示すように下に押すと、圧下ロッド17が押し下
げられ、その下端の回転子18によってスプリングが下
に押されて収縮する。このとき、圧下ロッド17の突条
17aがブッシング16のチャンバ16aの中まで入り
込み、回転子18の保持座18bがこのチャンバ16a
に収まる位置まで下がるようにストロークをとる。そし
て、この後温度調整ハンドル12を自由にすると、スプ
リング19によって回転子18と圧下ロッド17が上に
移動する。
半分で示すように下に押すと、圧下ロッド17が押し下
げられ、その下端の回転子18によってスプリングが下
に押されて収縮する。このとき、圧下ロッド17の突条
17aがブッシング16のチャンバ16aの中まで入り
込み、回転子18の保持座18bがこのチャンバ16a
に収まる位置まで下がるようにストロークをとる。そし
て、この後温度調整ハンドル12を自由にすると、スプ
リング19によって回転子18と圧下ロッド17が上に
移動する。
【0045】この回転子18の上昇により、その保持座
18bの上面に設けた歯18dがブッシング16の送り
歯16dに噛み合うようになる。一方、回転子18はそ
のブッシング16によって保持されているとき、突条1
8cが第1溝16bの中を滑るので、回転を伴うことな
く移動する。そして、この移動の間は、歯18dは圧下
ロッド17の送り歯17bに噛み合ったままであり、回
転子18はその姿勢を変えることはなく、突条18cが
第1溝16bから抜け出るとき初めて回転可能となる。
18bの上面に設けた歯18dがブッシング16の送り
歯16dに噛み合うようになる。一方、回転子18はそ
のブッシング16によって保持されているとき、突条1
8cが第1溝16bの中を滑るので、回転を伴うことな
く移動する。そして、この移動の間は、歯18dは圧下
ロッド17の送り歯17bに噛み合ったままであり、回
転子18はその姿勢を変えることはなく、突条18cが
第1溝16bから抜け出るとき初めて回転可能となる。
【0046】このような構造によって、回転子18が上
昇してその歯18dがブッシング16の送り歯16dに
突き当たると、圧下ロッド17の送り歯17bに対して
傾斜が異なるようにブッシング16の送り歯16dを形
成しておくことによって、歯18dがこの送り歯16d
に噛み合うときに回転する。そして、この回転角度を6
0度に設定すれば、回転子18の突条18cは第1溝1
6bとの整合が外れ、保持座18bはブッシング16の
下端によって拘束される。したがって、下方に押した温
度調整ハンドル12の位置は、図1及び図2の右半分で
示す位置にロックされ、定位置に保持される。
昇してその歯18dがブッシング16の送り歯16dに
突き当たると、圧下ロッド17の送り歯17bに対して
傾斜が異なるようにブッシング16の送り歯16dを形
成しておくことによって、歯18dがこの送り歯16d
に噛み合うときに回転する。そして、この回転角度を6
0度に設定すれば、回転子18の突条18cは第1溝1
6bとの整合が外れ、保持座18bはブッシング16の
下端によって拘束される。したがって、下方に押した温
度調整ハンドル12の位置は、図1及び図2の右半分で
示す位置にロックされ、定位置に保持される。
【0047】更に、ハンドルハウジング10の中に押し
込まれている温度調整ハンドル12を更に押すと、回転
子18の歯18dは圧下ロッド17の下降によってその
送り歯17bに噛み合うようになる。このときには、ブ
ッシング16の送り歯16dと圧下ロッド17の送り歯
17bの形状や傾斜の相違によって、回転子18は60
度の角度回転する。したがって、突条18cがブッシン
グ16の第1溝16bに整合するようになり、その結果
温度調整ハンドル12を一度押しさえすれば、スプリン
グ19の復元力によって、図1及び図2の左半分で示す
ように温度調整ハンドル12がハンドルハウジング10
から突き出た状態に戻る。
込まれている温度調整ハンドル12を更に押すと、回転
子18の歯18dは圧下ロッド17の下降によってその
送り歯17bに噛み合うようになる。このときには、ブ
ッシング16の送り歯16dと圧下ロッド17の送り歯
17bの形状や傾斜の相違によって、回転子18は60
度の角度回転する。したがって、突条18cがブッシン
グ16の第1溝16bに整合するようになり、その結果
温度調整ハンドル12を一度押しさえすれば、スプリン
グ19の復元力によって、図1及び図2の左半分で示す
ように温度調整ハンドル12がハンドルハウジング10
から突き出た状態に戻る。
【0048】このように、スラストロック機構を用いる
ことによって、温度調整ハンドル12を押していくだけ
で、この温度調整ハンドル12をハンドルハウジング1
0に収めたり突き出したりする操作が行える。
ことによって、温度調整ハンドル12を押していくだけ
で、この温度調整ハンドル12をハンドルハウジング1
0に収めたり突き出したりする操作が行える。
【0049】以上の構成において、操作ハンドル11を
回せば、操作環9及び移動子8を介してパッキン8aが
弁座6aに接離し、混合室1dから吐出室1eの間の流
路の開閉が行われる。また、回転角度に比例して開度が
大きくなるので、流量の調整も可能である。
回せば、操作環9及び移動子8を介してパッキン8aが
弁座6aに接離し、混合室1dから吐出室1eの間の流
路の開閉が行われる。また、回転角度に比例して開度が
大きくなるので、流量の調整も可能である。
【0050】また、混合水の温度を設定するときは、図
1及び図2の左半分に示すように温度調整ハンドル12
を上に突き出してその周面に指先が掛けられるようにす
る。そして、この温度調整ハンドル12を回すと、先に
説明したように、伝達子15,アウタースリーブ13,
インナースリーブ14,スピンドル7,感温体5及びブ
ッシング5aの順に回転及び軸線方向のストローク動作
が伝達され、弁体4の位置が設定される。これにより、
水弁座3d及び湯弁座3eと弁体4との間の開度を変更
し、所定の温度に設定することができる。
1及び図2の左半分に示すように温度調整ハンドル12
を上に突き出してその周面に指先が掛けられるようにす
る。そして、この温度調整ハンドル12を回すと、先に
説明したように、伝達子15,アウタースリーブ13,
インナースリーブ14,スピンドル7,感温体5及びブ
ッシング5aの順に回転及び軸線方向のストローク動作
が伝達され、弁体4の位置が設定される。これにより、
水弁座3d及び湯弁座3eと弁体4との間の開度を変更
し、所定の温度に設定することができる。
【0051】混合水の温度を設定した後は、温度調整ハ
ンドル12を押して図1及び図2の右半分で示すように
ハンドルハウジング10の中に落とし込む。これによっ
て、温度調整ハンドル12には指を掛けることができ
ず、誤って触れたり洗面用具等が当たっても回転するこ
とはなく、混合水の温度設定が変わってしまうこともな
い。
ンドル12を押して図1及び図2の右半分で示すように
ハンドルハウジング10の中に落とし込む。これによっ
て、温度調整ハンドル12には指を掛けることができ
ず、誤って触れたり洗面用具等が当たっても回転するこ
とはなく、混合水の温度設定が変わってしまうこともな
い。
【0052】このように温度設定を変更するとき以外
は、温度調整ハンドル12をハンドルハウジング10の
中に収めておくことによって、この温度調整ハンドル1
2に触れないようにすることができ、むやみに温度の変
更がされない。このため、公衆設備用としても最適とな
り、子供が使う設備での安全性も向上する。
は、温度調整ハンドル12をハンドルハウジング10の
中に収めておくことによって、この温度調整ハンドル1
2に触れないようにすることができ、むやみに温度の変
更がされない。このため、公衆設備用としても最適とな
り、子供が使う設備での安全性も向上する。
【0053】なお、実施例では温度調整用のハンドルを
本体側に収めるようにしているが、流量調整用のハンド
ルも同様に使用しないときには本体側に隠すような構造
とすることもできる。また、湯水混合栓に代えて、単水
栓のハンドルにも同様に適用が可能であり、弁装置の機
能としては、流路開閉,流量調整,流路切替え及び温度
調整等のものを対象とすることができる。
本体側に収めるようにしているが、流量調整用のハンド
ルも同様に使用しないときには本体側に隠すような構造
とすることもできる。また、湯水混合栓に代えて、単水
栓のハンドルにも同様に適用が可能であり、弁装置の機
能としては、流路開閉,流量調整,流路切替え及び温度
調整等のものを対象とすることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明では、操作部を水栓の本体又はハ
ンドルハウジングの中に収めておけるので、誤って人が
触れたりその他の外力が作用しても弁装置は作動せず、
たとえば止水状態に設定したとき等に水漏れ等の発生が
防止される。
ンドルハウジングの中に収めておけるので、誤って人が
触れたりその他の外力が作用しても弁装置は作動せず、
たとえば止水状態に設定したとき等に水漏れ等の発生が
防止される。
【0055】また、たとえば湯水混合式の水栓の場合で
は、特に温度調整用の操作部を本体側又はハンドルハウ
ジング側に収納できるようにすることで、予め設定した
混合水温度から外れることが防止され、急に高温の湯が
吐水されることもないので、より安全に使える。
は、特に温度調整用の操作部を本体側又はハンドルハウ
ジング側に収納できるようにすることで、予め設定した
混合水温度から外れることが防止され、急に高温の湯が
吐水されることもないので、より安全に使える。
【0056】また、操作部と弁装置との間に保持機構を
設け、操作部をその操作位置に拘束することによって通
常の使い勝手で取り扱うことができ、特にスラストロッ
ク機構を採用すれば、操作部を繰り返し押すだけの操作
で済み、操作に戸惑うこともない。
設け、操作部をその操作位置に拘束することによって通
常の使い勝手で取り扱うことができ、特にスラストロッ
ク機構を採用すれば、操作部を繰り返し押すだけの操作
で済み、操作に戸惑うこともない。
【図1】本発明の一実施例であって湯水混合栓に適用し
た例を示す縦断面図である。
た例を示す縦断面図である。
【図2】温度調整ハンドルからスピンドルまでの間の連
接構造を示す要部の縦断面図である。
接構造を示す要部の縦断面図である。
【図3】温度調整ハンドルと伝達子との間に設けるスラ
ストロック機構の要素を示す分解図である。
ストロック機構の要素を示す分解図である。
【図4】ブッシングの詳細図であって、同図の(a)は
その軸線を含む面で切った縦断面図、同図の(b)は同
図(a)のA−A線矢視による横断面図、同図の(c)
は底面図である。
その軸線を含む面で切った縦断面図、同図の(b)は同
図(a)のA−A線矢視による横断面図、同図の(c)
は底面図である。
【図5】ブッシングの中に設ける送り歯の展開図であ
る。
る。
【図6】圧下ロッドの詳細図であって、同図の(a)は
その縦断面図、同図の(b)は拡大底面図である。
その縦断面図、同図の(b)は拡大底面図である。
【図7】回転子の詳細図であって、同図の(a)はその
正面図、同図の(b)は平面図、同図の(c)は底面図
である。
正面図、同図の(b)は平面図、同図の(c)は底面図
である。
1 本体 10 ハンドル
ハウジング 2a 給水管 11 操作ハン
ドル 2b 給湯管 12 温度調整
ハンドル 3 バルブハウジング 13 アウター
スリーブ 4 弁体 14 インナー
スリーブ 5 感温体 15 伝達子 6 スリーブ軸 16 ブッシン
グ 6a 弁座 17 圧下ロッ
ド 7 スピンドル 18 回転子 8 移動子 19 スプリン
グ 8a パッキン 9 操作環
ハウジング 2a 給水管 11 操作ハン
ドル 2b 給湯管 12 温度調整
ハンドル 3 バルブハウジング 13 アウター
スリーブ 4 弁体 14 インナー
スリーブ 5 感温体 15 伝達子 6 スリーブ軸 16 ブッシン
グ 6a 弁座 17 圧下ロッ
ド 7 スピンドル 18 回転子 8 移動子 19 スプリン
グ 8a パッキン 9 操作環
Claims (4)
- 【請求項1】 流体の入口及び出口と、これらの入口と
出口を連通させる通水路と、該通水路を流れる流体を制
御する弁装置とを備えた水栓の本体、及び前記弁装置に
連接され前記本体の外部から前記弁装置を駆動操作する
操作部を備えた水栓であって、前記水栓の本体に、前記
操作部を収納する収納部を設けてなる水栓。 - 【請求項2】 流体の入口及び出口と、これらの入口と
出口を連通させる通水路と、該通水路を流れる流体を制
御する弁装置とを備えた水栓の本体、及び前記弁装置に
連接され前記本体の外部から前記弁装置を駆動操作する
操作部を備えた水栓であって、前記弁装置は2以上の流
体制御機能を備え、これらの制御機能のそれぞれに前記
操作部を連接すると共にこれらの操作部を組み込み可能
なハンドルハウジングを設け、該ハンドルハウジングは
前記操作部の少なくとも一つを収納する収納部を備えて
なる水栓。 - 【請求項3】 前記操作部と弁装置との間の連接部に、
前記操作部を前記水栓の本体の内外の2つの位置に保持
可能な保持機構を備えてなる請求項1又は2記載の水
栓。 - 【請求項4】 前記保持機構は、スラストロック機構で
ある請求項3記載の水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9812993A JP2694104B2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 水 栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9812993A JP2694104B2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 水 栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06307575A true JPH06307575A (ja) | 1994-11-01 |
JP2694104B2 JP2694104B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=14211658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9812993A Expired - Fee Related JP2694104B2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 水 栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2694104B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016196071A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 株式会社アラキ製作所 | ワーク把持装置 |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP9812993A patent/JP2694104B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016196071A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | 株式会社アラキ製作所 | ワーク把持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2694104B2 (ja) | 1997-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |