JPH0630739Y2 - 長尺材保管装置 - Google Patents
長尺材保管装置Info
- Publication number
- JPH0630739Y2 JPH0630739Y2 JP1989095965U JP9596589U JPH0630739Y2 JP H0630739 Y2 JPH0630739 Y2 JP H0630739Y2 JP 1989095965 U JP1989095965 U JP 1989095965U JP 9596589 U JP9596589 U JP 9596589U JP H0630739 Y2 JPH0630739 Y2 JP H0630739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition
- rod
- bar
- partition rod
- swivel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は棒鋼、パイプ等の長尺材を支柱に取付けられた
仕切棒毎に高いスペース迄保管でき、且つその仕切棒を
地上から自在に開閉可能な装置を有した保管装置に関す
るものである。
仕切棒毎に高いスペース迄保管でき、且つその仕切棒を
地上から自在に開閉可能な装置を有した保管装置に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、第5図に示すように、長尺材を地面へ直置きし、
仕切棒(ダンネージ)を介在させて積み重ね多段に山積
みし、保管する方法が行われてきたが、山積面積が狹く
なる上玉掛工がその上下で作業することから、荷崩れ、
転倒の危があり、且つ作業性が著しく劣るという欠点が
あった。
仕切棒(ダンネージ)を介在させて積み重ね多段に山積
みし、保管する方法が行われてきたが、山積面積が狹く
なる上玉掛工がその上下で作業することから、荷崩れ、
転倒の危があり、且つ作業性が著しく劣るという欠点が
あった。
この回避策として実公昭56-40749号公報に示されるよう
に、支柱に回転および昇降可能な製品仕切棒を取付け、
手動により、仕切棒を上下方向所定の高さに持ち上げ、
回転保持することで積付け状態とする方法、さらには特
公昭56-21692号公報に示されるように、下段から荷を積
付けると、順次その一段上の仕切棒(ダンネージ)が荷
の重みにより自動的に回転し積付け可能な状態となりま
た、多段に積付けられた物品の最上段の物品を積出す
と、積付けの場合とは逆に当該物品載荷仕切棒が回転し
て引込み、次段の物品が自動的に積出し可能となる方法
等が提案されている。
に、支柱に回転および昇降可能な製品仕切棒を取付け、
手動により、仕切棒を上下方向所定の高さに持ち上げ、
回転保持することで積付け状態とする方法、さらには特
公昭56-21692号公報に示されるように、下段から荷を積
付けると、順次その一段上の仕切棒(ダンネージ)が荷
の重みにより自動的に回転し積付け可能な状態となりま
た、多段に積付けられた物品の最上段の物品を積出す
と、積付けの場合とは逆に当該物品載荷仕切棒が回転し
て引込み、次段の物品が自動的に積出し可能となる方法
等が提案されている。
(考案が解決しようとする課題) 実公昭56-40749号公報の場合、仕切棒の開閉(回転)は
手作業であり、手の届かない高所における仕切棒の開閉
のためには、作業デッキの設置、さらには高所作業にお
ける安全対策等を高じる必要があり、且つ作業性も悪い
欠点がある。
手作業であり、手の届かない高所における仕切棒の開閉
のためには、作業デッキの設置、さらには高所作業にお
ける安全対策等を高じる必要があり、且つ作業性も悪い
欠点がある。
又、特公昭56-21692号公報に於いては、自動的に仕切棒
を開閉させることができ、作業性には優れているが、積
荷の重量が仕切棒(ダンネージ)を支えている圧縮ばね
の反発力にかつだけの重量がなければ、仕切棒の作動
(回転)をなし得ず、また、積付けは下段より、そして
積出しは上段より順次行わなければ本装置の機能は発揮
されない点に欠点がある。
を開閉させることができ、作業性には優れているが、積
荷の重量が仕切棒(ダンネージ)を支えている圧縮ばね
の反発力にかつだけの重量がなければ、仕切棒の作動
(回転)をなし得ず、また、積付けは下段より、そして
積出しは上段より順次行わなければ本装置の機能は発揮
されない点に欠点がある。
本考案は長尺材の積付け、積出しでの順序が不同で行な
える作業効率及び安全面に優れた保管装置を提供するも
のである。
える作業効率及び安全面に優れた保管装置を提供するも
のである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、高さ方向複数に仕切られた空間に長尺材を保
管する装置において、床面上に自立した一対の仕切棒旋
回側支柱3−2と仕切棒受側支柱3−3とを交互に配置
し、仕切棒旋回側支柱3−2には、指定の高さに旋回可
能な複数の仕切棒2をピッチLで、当該支柱と直角方向
に、支持用ブラケット6を介して保持するとともに、仕
切棒2には、回転中心部に長さのキー溝7′付きの穴
10を設け、この中心部穴10には各仕切棒2のキー溝
7′と合致し、下記式を満足するピッチPiで配設した
複数のキー7を有する旋回棒5を貫通せしめ、仕切棒受
側支柱3−3には、仕切棒旋回側支柱3−2の支持用ブ
ラケット6と相対する位置に仕切棒受けブラケット4を
設けた ことを特徴とする長尺材保管装置。
管する装置において、床面上に自立した一対の仕切棒旋
回側支柱3−2と仕切棒受側支柱3−3とを交互に配置
し、仕切棒旋回側支柱3−2には、指定の高さに旋回可
能な複数の仕切棒2をピッチLで、当該支柱と直角方向
に、支持用ブラケット6を介して保持するとともに、仕
切棒2には、回転中心部に長さのキー溝7′付きの穴
10を設け、この中心部穴10には各仕切棒2のキー溝
7′と合致し、下記式を満足するピッチPiで配設した
複数のキー7を有する旋回棒5を貫通せしめ、仕切棒受
側支柱3−3には、仕切棒旋回側支柱3−2の支持用ブ
ラケット6と相対する位置に仕切棒受けブラケット4を
設けた ことを特徴とする長尺材保管装置。
但し、 Pi=L+(n−i+1)………(式) ここで、 Piは、i段目と(i−1)段目間のピッチ、 nは、仕切棒2の段数、 iは、仕切棒2の下からの段目 である。
以下、本考案を図を用いて説明する。
第1図は本考案の長尺保管装置の斜視図であり、床面上
に平面的に全体の荷重を受け持つ架台3−1の上面に、
垂直方向に一対の支柱、即ち仕切棒旋回側支柱3−2
と、仕切棒受側支柱3−3を長尺材1が収納可能な幅L
2で等間隔に配置してある。仕切棒旋回側支柱3−2に
は、仕切棒2が長尺材の最大高さ以上の高さH間隔で複
数配置され、それぞれの仕切棒2には上下に挟み込むよ
うに保持ブラケット6が取付けてある。
に平面的に全体の荷重を受け持つ架台3−1の上面に、
垂直方向に一対の支柱、即ち仕切棒旋回側支柱3−2
と、仕切棒受側支柱3−3を長尺材1が収納可能な幅L
2で等間隔に配置してある。仕切棒旋回側支柱3−2に
は、仕切棒2が長尺材の最大高さ以上の高さH間隔で複
数配置され、それぞれの仕切棒2には上下に挟み込むよ
うに保持ブラケット6が取付けてある。
仕切棒受側支柱3−3には第1図に示すXからZ方向へ
旋回してきた仕切棒2を受け、支持する仕切棒受けブラ
ケット4が設けてある。
旋回してきた仕切棒2を受け、支持する仕切棒受けブラ
ケット4が設けてある。
次に第2図は仕切棒2を地上から容易に開閉可能とする
ための機構の斜視図、第3図にその断面図、第4図には
仕切棒回転軸部のボス8の詳細図を示す。
ための機構の斜視図、第3図にその断面図、第4図には
仕切棒回転軸部のボス8の詳細図を示す。
第4図に示すように仕切棒2のボス部8には中央部に旋
回棒5を通すための穴10および旋回棒とは直接しない10
より太い穴10′が開いており、その下部には長さのキ
ー溝7′が切ってある。
回棒5を通すための穴10および旋回棒とは直接しない10
より太い穴10′が開いており、その下部には長さのキ
ー溝7′が切ってある。
一方第3図に示すように旋回棒5は指定高さの仕切棒2
を個別に開閉できるよう、計算で得られた間隔でキー7
が取付けてあり、旋回棒は棒旋回側支柱3−2沿い、仕
切棒ボス8内を上下移動あるいは周方向に旋回する。指
定の仕切棒を回転させるための、旋回棒の指定キーと指
定仕切棒の位置の関係は、以下の通りである。
を個別に開閉できるよう、計算で得られた間隔でキー7
が取付けてあり、旋回棒は棒旋回側支柱3−2沿い、仕
切棒ボス8内を上下移動あるいは周方向に旋回する。指
定の仕切棒を回転させるための、旋回棒の指定キーと指
定仕切棒の位置の関係は、以下の通りである。
第3図に於いて、仕切棒2(2−1〜2−3)は長さL
のピッチで複数等間隔に配置されており、仕切棒2−1
と仕切棒2−2の間の旋回用棒5のキー間距離P2をL
+キー長さ、仕切棒2−2から仕切棒2−3の間の旋
回用棒5のキー間距離P1をL+2lと配置した場合、
第3図では仕切棒2−1を旋回できる位置に旋回用棒5
のキー7−1があるが、次に仕切棒2−2を旋回しよう
とする場合、旋回用棒5を上方向にの長さ分移動する
ことで、仕切棒2−1のキー7−1は、ボス8−1のキ
ー溝7′−1よりはずれ、かつキー7−3は仕切棒2−
3のキー溝7′−3までは到達しないことから、仕切棒
2−2のみが旋回することになる。
のピッチで複数等間隔に配置されており、仕切棒2−1
と仕切棒2−2の間の旋回用棒5のキー間距離P2をL
+キー長さ、仕切棒2−2から仕切棒2−3の間の旋
回用棒5のキー間距離P1をL+2lと配置した場合、
第3図では仕切棒2−1を旋回できる位置に旋回用棒5
のキー7−1があるが、次に仕切棒2−2を旋回しよう
とする場合、旋回用棒5を上方向にの長さ分移動する
ことで、仕切棒2−1のキー7−1は、ボス8−1のキ
ー溝7′−1よりはずれ、かつキー7−3は仕切棒2−
3のキー溝7′−3までは到達しないことから、仕切棒
2−2のみが旋回することになる。
又仕切棒2〜3を旋回する場合には、再度上記と同じ要
領で旋回棒5をキー長さ分上方向に移動すれば良い。
領で旋回棒5をキー長さ分上方向に移動すれば良い。
この複数の仕切棒2のキーピッチを決定する数式は、 キーピッチ Pi=L+(n−i+1) L =仕切棒2のピッチ n =仕切棒2の全数 =キー長さ ただし i≦n:設定段数(整数) (i=1:下1段目 i=n:最上段)である。
以上の方法により、長尺材を積付ける置場が確保でき
る。
る。
一方、特定の仕切棒2の下の長尺材2を収納場所から積
出しする場合、逆の手順で指定のキーとキー溝を合体さ
せた後、仕切棒2を受けブラケット4から離れる側、す
なわち第1図のZからXの方向に90°逆旋回すれば良
い。
出しする場合、逆の手順で指定のキーとキー溝を合体さ
せた後、仕切棒2を受けブラケット4から離れる側、す
なわち第1図のZからXの方向に90°逆旋回すれば良
い。
(考案の効果) 本考案による長尺材保管装置は、上述のごとく仕切棒2
を旋回可能とし、且つ地上から個々の仕切棒2を任意に
開閉できる機構を設けたことで、収納面積を広く使用で
き、且つ高所作業も無く、さらに積付け、積出しの順序
も不同で行える等、作業効率、安全面での効果は大き
い。
を旋回可能とし、且つ地上から個々の仕切棒2を任意に
開閉できる機構を設けたことで、収納面積を広く使用で
き、且つ高所作業も無く、さらに積付け、積出しの順序
も不同で行える等、作業効率、安全面での効果は大き
い。
第1図は長尺材保管装置の斜視図、第2図は仕切棒旋回
機構部分の斜視図、第3図はその断面図、第4図(イ)は
仕切棒回転部ボスの断面図、第4図(ロ)は仕切棒回転部
ボスの平面図、第5図は従来の長尺材保管状態を示す概
略図である。 1…長尺材、2…仕切棒 3−1…架台 3−2…仕切棒旋回側支柱 3−3…仕切棒受側支柱、4…受けブラケット 5…旋回用棒、6…保持ブラケット 7…キー、7′…キー溝 8…ボス、9…ハンドル 10…旋回棒用穴、10′…穴 a,a′…長尺材、b…ダンネージ c…天井クレーン、d…玉掛ワイヤー
機構部分の斜視図、第3図はその断面図、第4図(イ)は
仕切棒回転部ボスの断面図、第4図(ロ)は仕切棒回転部
ボスの平面図、第5図は従来の長尺材保管状態を示す概
略図である。 1…長尺材、2…仕切棒 3−1…架台 3−2…仕切棒旋回側支柱 3−3…仕切棒受側支柱、4…受けブラケット 5…旋回用棒、6…保持ブラケット 7…キー、7′…キー溝 8…ボス、9…ハンドル 10…旋回棒用穴、10′…穴 a,a′…長尺材、b…ダンネージ c…天井クレーン、d…玉掛ワイヤー
Claims (1)
- 【請求項1】高さ方向複数に仕切られた空間に長尺材を
保管する装置において、 (a)床面上に自立した一対の仕切棒旋回側支柱3−2と
仕切棒受側支柱3−3とを交互に配置し、 (b)仕切棒旋回側支柱3−2には、指定の高さに旋回可
能な複数の仕切棒2をピッチLで、当該支柱と直角方向
に、支持用ブラケット6を介して保持するとともに、 (c)仕切棒2には、回転中心部に長さのキー溝7′付
きの穴10を設け、 (d)この中心部穴10には各仕切棒2のキー溝7′と合
致し、下記式を満足するピッチPiで配設した複数のキ
ー7を有する旋回棒5を貫通せしめ、 (e)仕切棒受側支柱3−3には、仕切棒旋回側支柱3−
2の支持用ブラケット6と相対する位置に仕切棒受けブ
ラケット4を設けた ことを特徴とする長尺材保管装置。 但し、 Pi=L+(n−i+1)………(式) ここで、 Piは、i段目と(i−1)段目間のピッチ、 nは、仕切棒2の段数、 iは、仕切棒2の下からの段目 である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095965U JPH0630739Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 長尺材保管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989095965U JPH0630739Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 長尺材保管装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335906U JPH0335906U (ja) | 1991-04-08 |
JPH0630739Y2 true JPH0630739Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31645196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989095965U Expired - Lifetime JPH0630739Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 長尺材保管装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630739Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4545005B2 (ja) * | 2005-01-28 | 2010-09-15 | 梶原工業株式会社 | 撹拌装置 |
JP4766905B2 (ja) * | 2005-04-08 | 2011-09-07 | 関西ペイント株式会社 | パドル翼及び該パドル翼を備える攪拌装置 |
JP2010099553A (ja) * | 2008-10-21 | 2010-05-06 | Inoue Mfg Inc | プラネタリーミキサー |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621692A (en) * | 1979-07-31 | 1981-02-28 | Nikko Kk | Purifying tank |
JPS5640749U (ja) * | 1979-09-07 | 1981-04-15 |
-
1989
- 1989-08-16 JP JP1989095965U patent/JPH0630739Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0335906U (ja) | 1991-04-08 |
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