JPH06306670A - 酸素発生用電極の製法 - Google Patents

酸素発生用電極の製法

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JPH06306670A
JPH06306670A JP5100577A JP10057793A JPH06306670A JP H06306670 A JPH06306670 A JP H06306670A JP 5100577 A JP5100577 A JP 5100577A JP 10057793 A JP10057793 A JP 10057793A JP H06306670 A JPH06306670 A JP H06306670A
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Shigeo Asada
茂雄 麻田
Tomihiko Yamamoto
富彦 山本
Toshio Muranaga
外志雄 村永
Shinji Suga
伸治 菅
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Osaka Soda Co Ltd
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Daiso Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
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  • Chemically Coating (AREA)
  • Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 バルブ金属基体上に白金族化合物及びバルブ
金属化合物を含む溶液を塗布し焼成する従来法よりなる
電極活性層を設け、更に電極活性層にバルブ金属及び/
又は白金族金属等の酸化物のコロイドをコーティングし
た後、熱処理する事を特徴とし、コロイドが白金族およ
び/又はバルブ金属等の化合物をアルコキシド,アセチ
ルアセトネート,カルボン酸塩の有機酸塩等又は硝酸
塩,塩化物,オキシ塩化物の無機化合物等を原料として
用い、ゾルゲル法により製造したものである酸素発生用
電極の製法。 【効果】 従来法で形成した電極活性層は電解中に膨潤
し脱落して短寿命であったが、電極活性層上に酸化物の
コロイドをコーティングすることにより電極活性層自体
が強化され、バルブ金属基体との密着性も良好になり長
寿命の電極が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酸素発生用陽極の製法に
関する。特にスズ,亜鉛,クロム又はこれらの合金等の
電気メッキに使用される酸素発生用陽極に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】スズ,亜鉛,クロム等の鋼板メッキ用陽
極としては現在、鉛又は鉛合金が使用されているが、鉛
は比較的消耗が速く、溶出した鉛によるメッキ液の汚
染、メッキ皮膜の劣化等の問題点がある。これに代る陽
極として白金メッキ陽極や白金箔クラッド陽極が検討さ
れているが、白金もかなり消耗が大きいという難点があ
り、そのために消耗の少ない貴金属及びその酸化物を電
極活性物質とした酸素発生用陽極が種々提案されてい
る。
【0003】しかしながら、経済性,加工性の面から広
く用いられるチタン及びその合金を基体として、単純に
電極活性物質を被覆しただけの電極では、使用中に陽極
に発生する酸素により電極被覆層と基体間に導電性の無
い酸化物層が形成され、残存する電極活性物質の量が十
分であっても電極としての機能が無くなってしまい、つ
いには使用不能になるという不都合を生じる(大田健一
郎等、電気化学、57、No1、P.71〜75(19
89))。
【0004】このために電極活性物質の被着量を多くす
る傾向にあるが、高価な貴金属を使用することを考える
とその利用効率は決して良いものであると言えない。こ
の問題点を解決するために、特開昭59−38394号
公報には基体上に4価の原子価を有するチタン及びスズ
から選ばれた少なくとも1種の金属の酸化物と、5価の
原子価を有するタンタル及びニオブから選ばれた少なく
とも1種の金属の酸化物との混合酸化物からなる中間層
を設け、その上に電極活性物質で被覆した電極が提案さ
れている。この場合には中間層は酸素発生活性能は無
く、電気伝導性は一般に知られている4価と5価金属に
よる原子価制御理論に基づき得られるものと考えられる
が、その導電性は十分なものではない。
【0005】特開昭59−150091号公報では、更
に導電性を与える目的で白金をこの中間層に分散させた
ものが提案されているが、白金自身が電解液、特に硫酸
酸性溶液では消耗が大きいので中間層の耐久性に限界が
ある。
【0006】特開昭62−174394号公報では電気
メッキによる多孔性白金層が中間層として述べられてい
るが、この場合も前記と同様な理由で根本的な解決には
至っていない。
【0007】また特開昭57−192281号公報には
チタン又はチタン合金を基材とし、金属酸化物よりなる
電極被覆を有する電極において、その中間層としてタン
タル及び/又はニオブの導電性酸化物層を設けた酸素発
生を伴う電解用電極が提案されているが、タンタル又は
ニオブの酸化物層は酸素による不働態化現象を防止する
のに十分なものとは言えない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はスズ,
亜鉛,クロム等の電気メッキ用陽極として検討されてい
る酸素発生用不溶性陽極において問題とされている基体
の不働態化を経済的に有利な方法で防ぎ、及び電極触媒
層の崩壊を防止し、強化する事により長寿命の電極を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは電極基体上
に設けられた電極活性層にゾル・ゲル法により生成され
た金属酸化物等のコロイドを塗布し加熱処理することに
より、電極活性物質上で発生する酸素による導電性金属
基体上の不働態化及び電極活性物質の崩壊に対し、十分
な抵抗力を有し長寿命の電極が得られることを見出し本
発明を完成した。
【0010】本発明はすなわち、バルブ金属又はその合
金よりなる導電性金属基体上に白金族金属化合物及びバ
ルブ金属化合物を含む溶液を塗布し、酸化性雰囲気中で
360〜550℃に加熱することにより白金族金属酸化
物及び/又は白金族金属を20モル%以上含み残余がバ
ルブ金属酸化物よりなる電極活性層を設け、該電極活性
層上にゾル・ゲル法により生成された白金族金属酸化
物,バルブ金属酸化物,錫酸化物及びケイ素酸化物より
選ばれた少なくとも1種を含むコロイドを塗布した後、
100〜550℃で加熱処理することを特徴とする酸素
発生用電極の製法である。
【0011】本発明の導電性金属基体を構成するバルブ
金属はチタン,ジルコニウム,タンタル及びニオブより
選ばれた少なくとも1種の金属又はその合金であり、特
に金属チタンやチタン合金、例えばチタン−タンタル,
チタン−ニオブ,チタン−パラジウム等の合金が好まし
い。その形状は板状,棒状,エキスパンド状,多孔板状
等種々の形状をとり得る。
【0012】金属基体上に設けられる電極活性層は白金
族金属酸化物及び/又は白金族金属を20モル%以上含
み、残余が上記のようなバルブ金属酸化物よりなり、白
金族金属酸化物,白金族金属としてはルテニウム,パラ
ジウム,ロジウム,イリジウムの酸化物,金属白金等が
挙げられる。例えば電極活性層が酸化イリジウムと酸化
タンタルもしくは酸化ジルコニウムとの混合物の場合
は、酸化イリジウムが20モル%以上、好ましくは20
〜95モル%、酸化タンタル又は酸化ジルコニウムは8
0モル%以下、好ましくは80〜5モル%である。特に
好ましいのは酸化イリジウム30〜90モル%、酸化タ
ンタル又は酸化ジルコニウム70〜10モル%である。
酸化イリジウムのみにすれば電気メッキ中における剥
離,脱落が多く、電極としての寿命が短くなる。
【0013】電極活性層は、白金族金属化合物、例えば
塩化イリジウム酸,塩化イリジウム,塩化タンタル等の
金属塩をエチルアルコール,ブチルアルコール,プロピ
ルアルコール等の溶媒に溶かして所定組成の混合溶液を
調製し、ハケ塗り,ロール塗り,スプレー塗り又は浸漬
等の方法により塗布し熱分解処理を行うことにより形成
される。塗布後、溶媒を蒸発させるため100〜150
℃で約10〜20分間乾燥し、空気等の酸素雰囲気の電
気炉中で360〜550℃、好ましくは380〜500
℃で10〜30分間熱分解処理を行う。熱処理温度が上
記範囲未満では熱分解が完全に起こらず、上記範囲を越
えると基体金属の酸化が進行して損傷を受ける。
【0014】上記のような電極活性層は通常約1〜20
ミクロン程度の厚みであり、次いでこの電極活性層の表
面にゾル・ゲル法によって生成された酸化物又は金属コ
ロイドを塗布し加熱処理を行う。この場合、ゾル・ゲル
法とは原料化合物として白金族金属,バルブ金属,錫及
びシリカより選ばれた少なくとも1種のアルコキシド,
アセチルアセトネート,カルボン酸塩等の有機酸塩又は
硝酸塩,塩化物,オキシ塩化物の無機化合物を使用し、
これらの溶液に要すれば酸又はアルカリを加え、加熱等
による加水分解,脱溶媒(例えば加水分解によりアルコ
ールを生成する場合は脱アルコール)及び重縮合の反応
により粘稠性のある上記金属酸化物又はケイ素酸化物を
含むコロイドを生成する事を言う。原料中の金属等の化
合物の濃度は0.1〜3.0mol/Lであり、標準的
な濃度としては約1mol/Lが実用的に好ましい。上
記電極活性層上にこのようなコロイドを塗布する方法と
しては、スピンコート,ディッピング,スプレー等によ
る塗布,刷毛塗り等の方法の他超音波を併用することに
より活性層の内部により浸透させる事によって更に良好
な被覆面が得られる。なお上記ゾル・ゲル法に使用され
るバルブ金属はタンタル,ジルコニウム,チタン,ニオ
ブ,タングステン及びモリブデンより選ばれた少なくと
も1種である。
【0015】このようにして酸化物を含むコロイドを塗
布した後、乾燥及び焼成等の工程は、大気を含む種々の
雰囲気中における放置,風乾,乾燥機・電気炉等による
加熱,可視光・赤外線及び紫外線照射等により行うこと
が可能である。加熱処理の温度は100〜550℃であ
り、100℃未満では被膜の強化が不完全であり、55
0℃を越えると基体金属が酸化されて損傷するおそれが
ある。このようにして得られた補強膜の厚みは約0.1
〜0.2ミクロン程度であり電極基体金属の酸化速度を
遅くし、また電極活性層の崩壊速度をも遅くする。
【0016】上記のコロイドを塗布する場合において、
電極活性層の塗布とコロイドの塗布とをそれぞれ1回も
しくは複数回毎に交互に行うか又は電極活性層を複数回
塗布後、その表面にコロイドを塗布するのが好ましい。
コロイドが白金族金属又はその酸化物を含まない場合は
5回までの塗布が好ましく、8回以上では電解電圧が高
くなり実用的でない。また上記のコロイドが白金族金属
又はその酸化物を含む場合は塗布回数に制限はない。こ
のようなコロイド又は電極活性層の塗布を複数回行う場
合は、その塗布操作毎に所定温度に加熱処理を行う。
【0017】本発明による電極は陽極として電気メッキ
に使用する場合、電流密度が10A/dm2 以上で使用
することが好ましく、特に高電流密度程コロイド処理に
よる効果が顕著に表われる。また電極基体と電極活性層
との間にバルブ金属酸化物を含む中間層を設けてもよ
く、この場合は基体と活性層だけではなく中間層も保護
及び補強することができる。
【0018】
【作用】本発明による電極はポーラスな電極活性層の内
部に、金属酸化物又はケイ素酸化物のコロイドが浸透し
て孔部を充填し、これを焼成することにより強固な補強
層を形成するものと思われる。電極活性層の表面に塗布
するコロイドは極めて薄膜でよく、電極活性層が露出し
ておりその触媒活性を損なうことはない。
【0019】
【実施例】以下、実施例,比較例により本発明を詳述す
る。 実施例1 市販チタン板(1×10×0.1cm)をトリクロルエ
チレンにて脱脂後、アルミナグリット(#30)を使用
して圧力4kg/cm2 でブラスト処理を行った。
【0020】その表面に下記組成の溶液を塗布した。 五塩化タンタル 0.47g 塩化イリジウム酸 1.0g 塩酸 1.0ml ブチルアルコール 15ml これを120℃で20分間乾燥し、次いで450℃の電
気炉中で20分間熱分解することによりTa2 5 (4
0モル%)とIrO2 (60モル%)との混合酸化物よ
りなる皮膜を有する電極を得た。この操作を数回くり返
し酸化イリジウムとして10g/m2 含有する電極活性
層を得た。次にタンタルペンタエトキシドのエタノール
溶液(1.0mol/L)にアセチルアセトン、N,N
ージメチルフォルムアミド(各々1.0mol/L)、
イオン交換水(10mol/L)のエタノール溶液を
1:1の割合で3時間、80℃の条件で攪拌する事によ
り粘稠性のあるコロイドを得た。このコロイドを電極活
性層上にハケにより塗布し、120℃で10分間乾燥
し、次いで400℃の電気炉中で20分間熱処理するこ
とにより緻密な補強層を得た。この操作を5回くり返し
1g/m2 の皮膜を得た。この補強層との密着性は非常
に良好であった。
【0021】この電極を70℃、100g/Lの硫酸ナ
トリウム水溶液(pH1.2)中で陽極として用い、白
金線を陰極として電流密度200A/dm2 で試験を行
い、槽電圧が5V上昇するまでの時間を電極寿命として
判定した。これにより使用可能時間は1900時間であ
った。
【0022】実施例2〜11、比較例1〜4 電極活性層及び補強層の被覆は実施例1と同様に行い、
電極活性層が金属白金、イリジウムの酸化物及びタンタ
ル,ジルコニウム,チタンの酸化物との混合酸化物の組
成を表1のように変化させて金属イリジウム又は金属白
金として10g/m2 含有する陽極を作製し、補強層と
して金属エトキシドのエタノール溶液(1.0mol/
L)の金属種として白金、イリジウムの白金族化合物及
びタンタル,ジルコニウム,チタン,シリコン,タング
ステンを使用した以外は実施例1と同様に行い、密着性
のある電極を作成した。この電極に付いて実施例1と同
様に電解試験を行い、表1の結果を得た。比較例として
電極活性層のみ設けた場合及び電極活性層の中間層とし
て金属タンタル層を設け補強層を設けない場合を表1に
併記した。
【0023】
【表1】
【0024】*:アルゴンガスをプラズマガスに使用し
てプラズマ溶射を行い、厚み50μmの溶射層を中間層
とした。
【0025】実施例12 市販チタン材(1×10×0.1cm)をアルミナグリ
ット(#30)でブラスト処理を行った後、この上に実
施例1と同様の方法でTa2 5 (40モル%)とIr
2 (60モル%)との混合酸化物よりなる電極活性層
を1回塗布して得た後同様に実施例1で使用したタンタ
ルペンタエトキシドを原料として得たコロイドを1回塗
布して補強層を得た。この操作を5回繰り返してイリジ
ウムとして10g/m2 の電極活性層を得た。この電極
活性層の密着性は良好であった。実施例1と同様の寿命
試験を行ったところ、電極の寿命は2200時間であっ
た。
【0026】実施例13 市販チタン板(1×10×0.1cm)を実施例12と
同様の方法でブラスト処理を行った。実施例1と同様の
方法でTa2 5 (40モル%)とIrO2 (60モル
%)との混合酸化物よりなる電極活性層を2回塗布した
後、実施例12と同様のコロイドを1回コーティング
し、更に電極活性層を3回塗布し、最後に実施例12と
同様のコロイドを1回コーティングし、イリジウム10
g/m2 を有する電極を得た。この電極を用い実施例1
と同様の条件で試験を行ったところ陽極の寿命は210
0時間であった。
【0027】
【発明の効果】本発明による酸素発生用電極おいて、電
極活性層上に塗布された金属等の酸化物のコロイドは加
熱処理することにより強固な電極活性物質の補強層とな
り、電極活性物質上で発生する酸素による不働態化及び
電極活性物質の崩壊に対し十分な抵抗力を有する。以上
の効果はタンタル等の中間層を溶射法その他の方法によ
り形成させた陽極に比べても特に顕著なことは上記実施
例,比較例によっても明らかである。また本発明による
電極は、基本的に電極活性層の電導度が良好であり、コ
ロイド薄膜は非常に薄くてよいので、例えば電流密度3
00A/dm2 の条件でも電極触媒の抵抗は数mV以下
であり、使用上全く影響ない。このように本発明によれ
ば、硫酸系溶液中における電解に際して溶解や脱落が少
なく長寿命の酸素発生用電極が比較的簡易な製法によっ
て得られる。この電極は金属の電気メッキ用陽極のほか
水電解用の陽極等種々の酸素発生用電極として使用しう
るものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブ金属又はその合金よりなる導電性
    金属基体上に白金族金属化合物及びバルブ金属化合物を
    含む溶液を塗布し、酸化性雰囲気中で360〜550℃
    に加熱することにより白金族金属酸化物及び/又は白金
    族金属を20モル%以上含み残余がバルブ金属酸化物よ
    りなる電極活性層を設け、該電極活性層上にゾル・ゲル
    法により生成された白金族金属酸化物,バルブ金属酸化
    物,錫酸化物及びケイ素酸化物より選ばれた少なくとも
    1種を含むコロイドを塗布した後、100〜550℃で
    加熱処理することを特徴とする酸素発生用電極の製法。
  2. 【請求項2】 導電性金属基体を構成するバルブ金属が
    チタン,ジルコニウム,タンタル及びニオブより選ばれ
    た少なくとも1種である請求項1に記載の酸素発生用電
    極の製法。
  3. 【請求項3】 ゾル・ゲル法が白金族金属,バルブ金
    属,錫,ケイ素より選ばれた少なくとも1種のアルコキ
    シド,アセチルアセトネート,有機酸塩,硝酸塩,塩化
    物又はオキシ塩化物の溶液を加水分解,脱溶媒及び重縮
    合の反応により酸化物を含むコロイドとすることを特徴
    とする請求項1に記載の酸素発生用電極の製法。
  4. 【請求項4】 ゾル・ゲル法に用いられるバルブ金属が
    タンタル,ジルコニウム,チタン,ニオブ,タングステ
    ン及びモリブデンより選ばれた少なくとも1種である請
    求項3に記載の酸素発生用電極の製法。
  5. 【請求項5】 コロイドの塗布と電極活性層の塗布とを
    1回もしくは複数回毎に交互に行うか又は複数回塗布し
    た電極活性層の表面にコロイドの塗布を行い、かつ上記
    塗布操作毎に加熱処理を行う請求項1に記載の酸素発生
    用電極の製法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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