JPH0630644B2 - スロットマシンのリール機構 - Google Patents

スロットマシンのリール機構

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JPH0630644B2
JPH0630644B2 JP63197088A JP19708888A JPH0630644B2 JP H0630644 B2 JPH0630644 B2 JP H0630644B2 JP 63197088 A JP63197088 A JP 63197088A JP 19708888 A JP19708888 A JP 19708888A JP H0630644 B2 JPH0630644 B2 JP H0630644B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスロットマシンにおける新規でバラエティに富
んだ入賞ラインを設定することができるリール機構に関
するものである。
〔従来の技術〕
一般にスロットマシンは外周面に複数絵柄を表示した3
個のリールを横一列に配列したレイアウトのものが殆ん
どであり、3個横一列のリールを二段並設したものも実
開昭59-193487号として提案されているが、夫々に、3
リールの場合の入賞ラインは、絵柄の表示窓に表われた
各リールについて3個の絵柄を横一線に結んだ3本の線
と、3個のリールの絵柄を対角線上で結んだ2本の線と
による5ラインにすぎない。
また、4リール,5リールを横一列又は縦一列に配設し
たものも、実開昭62-202891号、実開昭63-71084号とし
て提案されているが、入賞ラインの設定は3リールのも
のと基本的に違いはない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記のような従来公知、或は、提案されている
リール機構の場合、設定できる入賞ラインとそのライン
パターンには限度があるため、バラエテイーに富んだ斬
新な入賞ラインを設定することは困難であった。これ
は、リールが横又は縦一列に3個乃至4,5個しか設け
られないこと、或は、1列3個のリールが2段並設され
る程度でしかないこと、及び、入賞ラインがこれらの各
リール間の絵柄を結ぶ直線でしか設定されていないこと
に起因する。
また。現行機のリール機構に於て、入賞ラインを増設す
ることは不可能ではないが、入賞ラインを増設すると、
既設の入賞ラインと新設(又は増設)する入賞ラインと
が錯綜して、視覚的に各入賞ライン上の絵柄を判別する
のが難しくなり、ゲームの興趣を減殺するおそれが高
い。
本発明は現行スロットマシンの上記のような点に鑑み、
単に多くの入賞ラインを設定することができるのみなら
ず、入賞ラインを多くしても各ラインの錯綜が少なく、
従つて、各入賞ライン上の絵柄の視覚的判読、判別も容
易になし得るスロットマシンのリール機構を提供するこ
とを、その課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本発明の構成は、スロットマ
シンの絵柄表示窓をリールの絵柄が1個だけ表われるよ
うに形成すると共に、この表示窓を正面パネル面に適宜
多角形を描くように配設し、各表示窓の背面に、外周面
に適宜絵柄を複数個表示した小径のリールの4個〜8個
を、それぞれ配設して成り、隣り合う表示窓の絵柄を結
んで入賞ラインを形成したことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
各リールはその外周面に形成した絵柄が表示窓から一個
しか表われないように配設されているので、適宜パター
ンをなすように配列された各リールの表示窓から表われ
た絵柄を線で結ぶことにより、互に隣り合うリールを結
んだ線がそのまゝ入賞ラインとなる。
〔実施例〕
次に図に拠り本発明の実施例を説明する。
第1図,第2図は夫々に4個のリールを使用した本発明
リール機構におけるリール配列構造の例を示す正面図、
第3図,第4図は同じく5個のリールを使用した本発明
リール配列構造の例を示すそれぞれの正面図、第5図,
第6図は同じく6個のリールを用いた場合のそれぞれの
正面図、第7図は同じく7個のリールを用いた場合の正
面図、第8図は同じく8個のリールを用いた場合の正面
図である。
図に於て、1〜8は短円筒状をなす小径リールで、例え
ば、がば20〜30mm程度の外周面に複数の絵柄9が等
ピッチで形成され、このように形成される各リール1〜
8の中心がそれぞれステッピングモータ(図示せず)の
軸に固定されることにより、任意の回転,停止制御がな
される。
而して、本発明に使用するリール1〜8は、その複数の
絵柄9のうち1個の絵柄全部が表示窓10を通して外部
から見えるようにして設けられる。表示窓10は絵柄の
大きさに合せスロットマシンの正面パネル11や上面パ
ネルに形成されるものである。
このように本発明リール機構における各リール1〜8
は、すべてそれら絵柄9のうち1個が表示窓10に表わ
れればよいので、各リール1〜8の外径は、従来リール
より充分小径、例えば50mm程度、大きくても150mm以
下に形成されたものである。
因みに、現行スロットマシンに於ては、設定された入賞
ラインとの関連で、リールの外面に設けられた絵柄は、
少なくとも絵柄3個が同時に表示窓から見えるように絵
柄の間隔と表示窓の大きさを整えて形成され、しかも、
入賞確率とのかね合いから、20〜21個の絵柄が1個
のリールに形成されるため、そのリールの外径は直径が
約210mmに形成されており、この大きさがスロットマシ
ン全体を極めて大型に形成せざるを得ない理由の一つと
なっている。
しかし、本発明ではリール1個について、表示窓10か
ら見せる絵柄9は、リール1個について1個であるか
ら、従来リールと比較すると、例えば、ある絵柄が表示
窓に表われる確率を従来リール同一にするには、絵柄の
数は従来の三分の一、すなわち、約7個で足りるから、
各リールの外径も従来の三分の一程度の大きさで済むこ
ととなる。
上記のように、正面パネルの表示窓から表示する絵柄の
数をこれまでの3個から1個に減らし、且つ、外径を小
さくした各リール1〜8のうち、リール1〜4を、本発
明では一例として第1図に示すように四角形の頂点に配
設してリール機構を形成する。第2図は4個のリール1
〜4を第1図の例とは別の逆三角形の頂点と、底辺の中
間とに配し正面からみて略T状をなすパターンに配列し
た本発明のリール機構の例である。
第1図,第2図に示した4個のリール1〜4を使用した
リール機構の入賞ラインは、入賞を3個の絵柄9が直線
上及び直角をもつ線上で一致することとした場合、第1
図のリール機構では、例えばリール1−2−4,リール
2−4−3,リール4−3−1,リール3−1−2を結
ぶ線上に4ライン形成することができる。また、第2図
のリール機構では、直線上及び直角を通る線上で絵柄が
一致する入賞ラインは、リール1−2−3,リール1−
2−4,リール3−2−4,リール1−4−3を結ぶ線
上に4ライン形成することができる。
上記の本発明リール機構において、各リール1〜4に関
して絵柄は1個しか表示窓9から見えない、即ち、絵柄
の数が4個であるにも拘らず、入賞ラインの数が4本形
成できるのは、そのリール配列がユニークなことに拠
る。
第3図,第4図は上記リール1〜4に第5リール5を加
え、5個のリール1〜5を配列した本発明リール機構の
それぞれ別の例である。
第3図の本発明のリール機構は、リール1〜5を逆台形
状をなすように配したもので、このリール機構では、例
えば、リール1−2−3,リール2−3−5,リール3
−5−2,リール3−5−4,リール5−4−1,リー
ル4−2−5等の間に入賞ラインを形成することができ
る。
第4図は5個のリール1〜5を菱形の頂点とその中心と
に配することにより、表示窓の絵柄が略十字状をなすよ
うに配列したもので、このリール機構では、例えば、リ
ール1−2−3,リール2−3−4,リール3−4−
1,リール4−1−2,リール1−5−3,リール4−
5−2,リール1−5−2,リール2−5−3,リール
3−5−4,リール4−5−1の間に入賞ラインを形成
することができる。
第5図のリール機構は、6個のリール1〜6を逆三角形
の頂点と各辺の中点上に配することにより、表示窓の絵
柄が逆三角形状をなすように配列したもので、このリー
ル機構では、例えば、リール1−2−3,リール2−3
−5,リール3−5−6,リール5−6−4,リール6
−4−1,リール4−1−2,リール4−2−5などの
間に入賞ラインを形成することができる。
第6図のリール機構は、上記と同様にリール6個を六角
形の各頂点に配列して形成したリール機構の別例でリー
ル1−2−3,リール2−3−4,リール3−4−5,
リール4−5−6,リール5−6−1,リール6−1−
2,リール6−2−4,リール3−5−1,リール2−
4−6,リール1−3−5の間に入賞ラインを形成する
ことができる。
第7図のリール機構は、第6図のリール機構の中心に第
7リール7を配列したリール機構で、このリール機構で
は、例えば、リール1−2−3,リール2−3−4,リ
ール3−4−5,リール4−5−6,リール5−6−
1,リール6−1−2,リール1−2−7,リール2−
3−7,リール3−4−7,リール4−5−7,リール
5−6−7,リール6−1−7,リール2−4−6,リ
ール1−3−5等の間に入賞ラインを形成することがで
きる。
第8図はリール1〜8を8個使用して変形杯形多角形の
頂点に各リール1〜8を配置して形成した本発明リール
機構の一例で、この機構では、例えば、リール1−2−
3,リール1−7−8,リール1−4−7,リール2−
5−8,リール2−4−6,リール3−5−7等を結ぶ
入賞ラインを形成することができる。
尚、上記各時における複数個のリールの配列パターン
は、それぞれ一例であって、上記以外の配列パターンに
してもよいこと勿論である。この場合に於ける各リール
の配列は、本発明では各リールの絵柄が表示窓から1個
しか見えない構成であるから、配列するリールが縦、
横、或は、斜め一列にならないようにし、少なくとも、
表示窓を結ぶ線が描く多角形の頂点を、各頂点の中間に
配しなければならない。表示窓から見える絵柄を1個に
限った複数リールを一列に配設すると、入賞ラインは1
ラインしか形成できないからである。
〔発明の効果〕
上述のように、本発明リール機構では、表示窓からリー
ル外表面に形成された絵柄を表示窓から一つしか見えな
いようにすると共に、このように表示窓から見える絵柄
を1個に限定したリールの4〜8個を一列にならない任
意の平面パターンで配列し、例えば、隣り合うリール同
志の3個を結ぶ線上に入賞ラインを形成するようにした
ので、きわめてバラエティーに富んだ入賞ラインを設定
することができ、スロットマシンにおけるゲームの興趣
を大いに高めることが可能になる。
また、各リールはその外周面に形成される絵柄が1個し
か表示窓に表われないので、例えば、現行スロットマシ
ンにおける絵柄の表示窓に表われる確率(21個の絵柄
が3個表示される)と同じ表示確率にするとき、リール
の外径は、7個の絵柄が表示できてそのうちの1個が窓
から見えれば足りるので、その外径は約1/3と小さくで
き且つ表示絵柄数も7個に減ずることができるので、こ
れにより、スロットマシンの外形、特に奥行きをきわめ
てコンパクトに形成できるという利点がある。
また、リールの数が4個以上8個と多いため、各リール
の配列形態や入賞ラインの設定は、その任意性、或は、
自由度が高くなり、このためゲーム興趣を高めるリール
の配列形態や入賞ラインの設定形態を容易に実現するこ
とができる。
本発明は以上の通りであるから、スロットマシンのリー
ル機構としてきわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は夫々に4個のリールを使用した本発明
リール機構におけるリール配列構造の例を示す正面図、
第3図,第4図は同じく5個のリールを使用した本発明
リール配列構造の例を示すそれぞれの正面図、第5図,
第6図は同じく6個のリールを用いた場合のそれぞれの
正面図、第7図は同じく7個のリールを用いた場合の正
面図、第8図は同じく8個のリールを用いた場合の正面
図である。 1〜8…リール、9…絵柄、10…表示窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットマシンの絵柄表示窓をリールの絵
    柄が1個だけ表われるように形成すると共に、この表示
    窓を正面パネル面に適宜多角形を描くように配設し、各
    表示窓の背面に、外周面に適宜絵柄を複数個表示した小
    径のリールの4個〜8個を、それぞれ配設して成り、隣
    り合う表示窓の絵柄を結んで入賞ラインを形成したこと
    を特徴とするスロットマシンのリール機構。
JP63197088A 1988-08-09 1988-08-09 スロットマシンのリール機構 Expired - Lifetime JPH0630644B2 (ja)

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JP63197088A JPH0630644B2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09 スロットマシンのリール機構

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JPH0246884A JPH0246884A (ja) 1990-02-16
JPH0630644B2 true JPH0630644B2 (ja) 1994-04-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193487U (ja) * 1983-06-13 1984-12-22 株式会社 北電子 ダブルドラムスロツトマシン
JPH0538774Y2 (ja) * 1986-06-16 1993-09-30
JPS6371084U (ja) * 1986-10-25 1988-05-12
JPH069626B2 (ja) * 1987-08-06 1994-02-09 株式会社 エル・アイ・シ− スロツトマシン

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