JPH06306422A - 高炉出銑口充填材の作業性評価装置及び作業性評価方法 - Google Patents

高炉出銑口充填材の作業性評価装置及び作業性評価方法

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JPH06306422A
JPH06306422A JP11527993A JP11527993A JPH06306422A JP H06306422 A JPH06306422 A JP H06306422A JP 11527993 A JP11527993 A JP 11527993A JP 11527993 A JP11527993 A JP 11527993A JP H06306422 A JPH06306422 A JP H06306422A
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JP
Japan
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blast furnace
pipe
press
filler
furnace taphole
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Withdrawn
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JP11527993A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Maruoka
朋明 丸岡
Shunsuke Kuze
俊輔 久世
Hirakazu Hori
平和 堀
Takashi Matsunaga
隆志 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurosaki Refractories Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Kurosaki Refractories Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高炉出銑口充填材の作業性を評価するにあた
り、簡便な方法で、しかも熱間での充填材の挙動を正確
に測定して作業性を評価する。 【構成】 加熱炉7内にパイプ2を位置させ、カートリ
ッジ3からなる収容容器内に収容した高炉出銑口充填材
1を油圧ポンプ5と油圧シリンダー4からなる圧入装置
によりパイプ2内に圧入しながら、圧入装置における圧
入圧力を油圧記録計6からなる圧力記録装置により記録
し、パイプ2内に圧入した高炉出銑口充填材1から発生
し、ガス排出口17から排出されるガスを観察して高炉
出銑口充填材1の焼成時間を観察する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉出銑口の閉塞に用
いる充填材の熱間作業性を評価する評価装置及び評価方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高炉出銑口の閉塞に用いる充填材
の圧入特性を評価するには、舗装用アスファルトの軟度
評価に用いられるマーシャル試験機を用いて、充填材の
圧入に用いるマッドガンの筒先の形状を模した金枠から
充填材を押し出す際の抵抗値を測定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の高炉出銑口充填材の作業性評価方法では、充填材の熱
間での挙動を評価することができなかった。すなわち、
実際に高炉出銑口に充填材を充填する場合には熱間で充
填材を充填するのであるが、従来の評価方法はで熱間に
おける充填抵抗、通気特性、焼結特性等の評価を行えな
かった。本発明は、上記した問題点に鑑み提案され、そ
の目的とするところは、高炉出銑口充填材の作業性を評
価するにあたり、簡便な方法で、しかも熱間での充填材
の挙動を正確に測定して作業性を評価しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、内部に高炉出銑口充填材を圧入可能なパイプ
と、該パイプ内に圧入する高炉出銑口充填材を収容した
収容容器と、該収容容器内の高炉出銑口充填材を上記パ
イプ内に圧入する圧入装置と、該圧入装置における圧入
圧力を記録する圧力記録装置と、上記パイプを挿入して
加熱するとともに、パイプ内に圧入した高炉出銑口充填
材から発生するガスの排出口を有する加熱炉とにより高
炉出銑口充填材の作業性評価装置を構成したことを特徴
とする。
【0005】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明であって、加熱炉内には、該加熱炉
を加熱部とガス排出部とに分離する隔壁を設けたことを
特徴とする。
【0006】また、請求項3に記載の発明によれば、高
炉出銑口充填材の作業性評価するには、加熱炉内にパイ
プを位置させ、収容容器内に収容した高炉出銑口充填材
を圧入装置によりパイプ内に圧入しながら、圧入装置に
おける圧入圧力を圧力記録装置により記録し、パイプ内
に圧入した高炉出銑口充填材から発生し、排出口から排
出されるガスを観察して高炉出銑口充填材の焼成時間を
観察することを特徴とする。
【0007】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項3に記載の発明あって、加熱炉内を隔壁により加熱
部とガス排出部とに分離し、パイプ内に圧入した高炉出
銑口充填材から発生するガスが加熱部内に逆流しないよ
うにすることを特徴とする。
【0008】
【作用】高炉出銑口充填材の作業性を評価するには、加
熱炉内にパイプを位置させ、収容容器内に収容した高炉
出銑口充填材を圧入装置によりパイプ内に圧入しなが
ら、圧入装置における圧入圧力を圧力記録装置により記
録する。
【0009】このとき加熱炉内のパイプは加熱すること
ができる為、実際の高炉出銑口に対応した高炉出銑口充
填材の充填作業を再現できる、高炉出銑口充填材の正確
な作業性を評価できる。
【0010】また、パイプ内に圧入した高炉出銑口充填
材が加熱されることにより、充填材に含有する揮発成分
が揮発するためガスが発生し、このガスは煙となってガ
ス排出口から排出される。このガスの排出時間を測定し
充填材に含有する揮発成分の揮発速度を推定でき、高炉
出銑口充填材の焼成状態の観察が可能となる。
【0011】また、上記した加熱炉内を隔壁により加熱
部とガス排出部とに分離し、パイプ内に圧入した高炉出
銑口充填材から発生するガスが加熱部内に逆流しないよ
うにし、上記充填材に含有する揮発成分の観察が確実と
することができる。
【0012】したがって、高炉出銑口充填材の作業性を
評価において、簡便な方法で、しかも熱間での充填材の
挙動を正確に測定して作業性を評価することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明に係る高炉出銑口充填材の作業性
評価装置の概略構成を示すブロック図、図2は高炉出銑
口充填材の作業性性評価装置の主要部分の斜視図であ
る。
【0014】本発明に係る高炉出銑口充填材1の作業性
評価装置は、内部に高炉出銑口充填材1を圧入可能なパ
イプ2と、パイプ2内に圧入する高炉出銑口充填材1を
収容した収容容器であるカートリッジ3と、カートリッ
ジ3内の高炉出銑口充填材1をパイプ2内に圧入する油
圧シリンダー4と、油圧シリンダー4を駆動する油圧ポ
ンプ5と、油圧ポンプ5で発生する圧力を記録する圧力
記録計である油圧記録計6と、パイプ2を挿入して加熱
する加熱炉7を主な構成要素とする。
【0015】上記した油圧シリンダー4やパイプ2等
は、実験台車8上面に取り付けてある。実験台車8上面
の一端側には油圧シリンダー4が取り付けてあり、実験
台車8上面のほぼ中央にはパイプ支持具9が設けてあ
り、油圧シリンダー4とパイプ支持具9の間にはカート
リッジ支持具10が設けてある。このカートリッジ支持
具10に高炉出銑口充填材1を収容したカートリッジ3
を取り付けて圧入特性の評価実験を行う。
【0016】また、実験台車8の下面には車輪11が取
り付けてあり、実験台車8は床面に設けたレール12上
を移動することができる。
【0017】上記したパイプ2は一端に挿入開口部13
を有する鉄材からなる筒状の部材で、他端側には気体抜
き孔14が開設してある。
【0018】また、油圧シリンダー4には、一対の送油
管15を介して油圧ポンプ5が連絡しており、油圧ポン
プ5を駆動することにより油圧シリンダー4のロッドを
伸縮することができる。この油圧ポンプ5には、適宜箇
所に設けた油圧記録計6が接続してあり、発生する油圧
の変化を記録することができる。
【0019】パイプ2を挿入して加熱する加熱炉7は、
LPGを燃焼させて熱を発生するLPG燃焼炉からな
り、前面にパイプ挿入口16を開口し、後面には加熱さ
れた高炉出銑口充填材1から発生するガスを排出するガ
ス排出口17が開設してある。また、加熱炉7内は、挿
入したパイプ2後端を境にして隔壁18により前後室に
分離してあり、前室を加熱部19とし、後室をガス排出
部20としてある。尚、隔壁のパイプ2後端が位置する
箇所にはガス通気孔21が開設してある。
【0020】上記した加熱部内19は、更に仕切壁22
により上下に分割してあり、上部が燃焼室23となり、
下部がパイプ挿入室25となっている。
【0021】以下、本発明に係る高炉出銑口充填材1の
作業性評価装置を用いての作業性評価手順を説明する。
まず、加熱炉7の前面に開口したパイプ挿入口16から
パイプ挿入室24内にパイプ2を挿入し、パイプ2の後
端を隔壁18に開設したガス通気孔21に位置させる。
【0022】また、油圧ポンプ5を駆動して油圧シリン
ダー4のロッドを縮めた状態とする。そして、油圧シリ
ンダー4とパイプ2間の実験台車8上に設けたカートリ
ッジ支持具10に高炉出銑口充填材1を収容したカート
リッジ3を取り付ける。
【0023】この状態で、油圧ポンプ5を駆動して油圧
シリンダー4のロッドを延ばし、カートリッジ3内に収
容した高炉出銑口充填材1をパイプ2内に圧入する。こ
の時、油圧記録計6により油圧ポンプ5で発生する油圧
を記録するとともに、ガス排出口17から排出される煙
を観察し、充填材1の焼結状態を推定する。
【0024】充填材1の焼結中は、充填材1に含有する
揮発成分が揮発するためガスが発生し、このガスは煙と
なってガス排出口17から排出される。したがって、ガ
ス排出口17から煙が排出されている状態では、充填材
1は焼結中であり、ガス排出口17からの煙が排出され
なくなると、充填材1の焼結が終了したことがわかる。
【0025】上記した油圧記録計6及び観察した充填材
1の焼結時間に基づき、カートリッジ3に収容した高炉
出銑口充填材1の作業性を評価する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、加熱炉
内にパイプを位置させ、収容容器内に収容した高炉出銑
口充填材を油圧ポンプと油圧シリンダーからなる圧入装
置によりパイプ内に圧入しながら、圧入装置における圧
入圧力を油圧記録計からなる圧力記録装置により記録
し、パイプ内に圧入した高炉出銑口充填材1から発生
し、ガス排出口から排出されるガスを観察して高炉出銑
口充填材の焼成時間を観察する。したがって、高炉出銑
口充填材の作業特性を評価するにあたり、簡便な方法
で、しかも正確に熱間での充填材の挙動を測定して作業
性を評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高炉出銑口充填材の作業性評価装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】高炉出銑口充填材の作業性性評価装置の主要部
分の斜視図である。
【符号の説明】
1 高炉出銑口充填材 2 パイプ 3 カートリッジ 4 油圧シリンダー 5 油圧ポンプ 6 油圧記録計 7 加熱炉 8 実験台車 9 パイプ支持具 10 カートリッジ支持具 11 車輪 12 レール 13 挿入開口部 14 気体抜き孔 15 送油管 16 パイプ挿入口 17 ガス排出口 18 隔壁 19 加熱部 20 ガス排出部 21 ガス通気孔 22 仕切壁 23 燃焼室 24 パイプ挿入室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 平和 千葉県木更津市築地7番1 黒崎窯業株式 会社木更津工場内 (72)発明者 松永 隆志 千葉県木更津市築地7番1 黒崎窯業株式 会社木更津工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に高炉出銑口充填材を圧入可能なパイ
    プと、 該パイプ内に圧入する高炉出銑口充填材を収容した収容
    容器と、 該収容容器内の高炉出銑口充填材を上記パイプ内に圧入
    する圧入装置と、 該圧入装置における圧入圧力を記録する圧力記録装置
    と、 上記パイプを挿入して加熱するとともに、パイプ内に圧
    入した高炉出銑口充填材から発生するガスの排出口を有
    する加熱炉と、 からなることを特徴とする高炉出銑口充填材の作業性評
    価装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の高炉出銑口充填材の作業
    性評価装置であって、 加熱炉内には、該加熱炉を加熱部とガス排出部とに分離
    する隔壁を設けたことを特徴とする高炉出銑口充填材の
    作業性評価装置。
  3. 【請求項3】加熱炉内にパイプを位置させ、収容容器内
    に収容した高炉出銑口充填材を圧入装置によりパイプ内
    に圧入しながら、圧入装置における圧入圧力を圧力記録
    装置により記録し、パイプ内に圧入した高炉出銑口充填
    材から発生し、排出口から排出されるガスを観察して高
    炉出銑口充填材の焼成時間を観察することを特徴とする
    高炉出銑口充填材の作業性評価方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の高炉出銑口充填材の作業
    性評価方法であって、 加熱炉内を隔壁により加熱部とガス排出部とに分離し、
    パイプ内に圧入した高炉出銑口充填材から発生するガス
    が加熱部内に逆流しないようにすることを特徴とする高
    炉出銑口充填材の作業性評価方法。
JP11527993A 1993-04-20 1993-04-20 高炉出銑口充填材の作業性評価装置及び作業性評価方法 Withdrawn JPH06306422A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008045166A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Kurosaki Harima Corp マッド材の充填特性評価方法、及び充填特性評価装置
JP2009228047A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Kurosaki Harima Corp マッド材熱間圧入試験装置、及びマッド材熱間圧入試験方法
KR20190074391A (ko) * 2017-12-20 2019-06-28 주식회사 포스코 출선구 보수재 실험장치

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JP2008045166A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Kurosaki Harima Corp マッド材の充填特性評価方法、及び充填特性評価装置
JP2009228047A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Kurosaki Harima Corp マッド材熱間圧入試験装置、及びマッド材熱間圧入試験方法
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