JPH06306185A - 摩擦材 - Google Patents
摩擦材Info
- Publication number
- JPH06306185A JPH06306185A JP9614893A JP9614893A JPH06306185A JP H06306185 A JPH06306185 A JP H06306185A JP 9614893 A JP9614893 A JP 9614893A JP 9614893 A JP9614893 A JP 9614893A JP H06306185 A JPH06306185 A JP H06306185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- volume
- powder
- friction material
- graphite
- particle size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Braking Arrangements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】低周波ノイズの抑制と耐磨耗性の向上を両立さ
せる。 【構成】層状鉱物粉末を含む摩擦材において、二硫化モ
リブデン粉末及び三硫化アンチモン粉末を合計で0.5
〜5体積%と、中心粒径0.1〜100μmの黒鉛粉末
0.1〜8体積%とを含むことを特徴とする。
せる。 【構成】層状鉱物粉末を含む摩擦材において、二硫化モ
リブデン粉末及び三硫化アンチモン粉末を合計で0.5
〜5体積%と、中心粒径0.1〜100μmの黒鉛粉末
0.1〜8体積%とを含むことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、産業機械、鉄
道車両などのクラッチフェーシング、ブレーキパッドな
どとして利用される摩擦材に関する。
道車両などのクラッチフェーシング、ブレーキパッドな
どとして利用される摩擦材に関する。
【0002】
【従来の技術】摩擦材に要求される性能として、耐磨耗
性に優れていること、摩擦係数が高いこと、摩擦係数が
安定していること、などが挙げられる。これらの性能を
満足させるためには単一素材では困難であり、摩擦材は
多くの素材が混合された複合材料から構成されている。
性に優れていること、摩擦係数が高いこと、摩擦係数が
安定していること、などが挙げられる。これらの性能を
満足させるためには単一素材では困難であり、摩擦材は
多くの素材が混合された複合材料から構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えばブレーキの制動
時などに、摩擦材と相手材の摩擦により低周波ノイズが
発生する場合がある。この低周波ノイズの発生を抑制す
るには、摩擦材にマイカなどの層状鉱物粉末を添加する
とともに、黒鉛の添加量を少なくすることが有効である
ことが明らかになっている(特願平4−169482
号)。
時などに、摩擦材と相手材の摩擦により低周波ノイズが
発生する場合がある。この低周波ノイズの発生を抑制す
るには、摩擦材にマイカなどの層状鉱物粉末を添加する
とともに、黒鉛の添加量を少なくすることが有効である
ことが明らかになっている(特願平4−169482
号)。
【0004】ところがマイカなどの層状鉱物粉末を添加
するとともに、黒鉛の添加量を少なくした摩擦材では、
耐磨耗性が悪化するという不具合があることが明らかと
なった。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、低周波ノイズの発生を抑制するとともに耐磨耗
性を向上させることを目的とする。
するとともに、黒鉛の添加量を少なくした摩擦材では、
耐磨耗性が悪化するという不具合があることが明らかと
なった。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、低周波ノイズの発生を抑制するとともに耐磨耗
性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の摩擦材は、層状鉱物粉末を含む摩擦材において、二
硫化モリブデン粉末及び三硫化アンチモン粉末を合計で
0.5〜5体積%と、中心粒径0.1〜100μmの黒
鉛粉末0.1〜8体積%とを含むことを特徴とする。
明の摩擦材は、層状鉱物粉末を含む摩擦材において、二
硫化モリブデン粉末及び三硫化アンチモン粉末を合計で
0.5〜5体積%と、中心粒径0.1〜100μmの黒
鉛粉末0.1〜8体積%とを含むことを特徴とする。
【0006】層状鉱物としては、天然マイカ、合成マイ
カ、タルク、カオリンなどを用いることができる。この
層状鉱物粉末の添加量は、一般に2〜20体積%の範囲
が適当である。2体積%より少ないと低周波ノイズの抑
制効果が得られず、20体積%を超えて添加しても効果
が飽和するとともに他の物性に悪影響がある。二硫化モ
リブデン粉末及び三硫化アンチモン粉末は、従来の摩擦
材にも潤滑剤として利用されているが、本発明ではこの
二種類の粉末の合計添加量を0.5〜5体積%とする。
合計添加量がこの範囲から外れると、摩擦係数や耐磨耗
性が低下するようになる。なお、二硫化モリブデン粉末
と三硫化アンチモン粉末のそれぞれの添加量は、0.1
〜4体積%程度が望ましい。
カ、タルク、カオリンなどを用いることができる。この
層状鉱物粉末の添加量は、一般に2〜20体積%の範囲
が適当である。2体積%より少ないと低周波ノイズの抑
制効果が得られず、20体積%を超えて添加しても効果
が飽和するとともに他の物性に悪影響がある。二硫化モ
リブデン粉末及び三硫化アンチモン粉末は、従来の摩擦
材にも潤滑剤として利用されているが、本発明ではこの
二種類の粉末の合計添加量を0.5〜5体積%とする。
合計添加量がこの範囲から外れると、摩擦係数や耐磨耗
性が低下するようになる。なお、二硫化モリブデン粉末
と三硫化アンチモン粉末のそれぞれの添加量は、0.1
〜4体積%程度が望ましい。
【0007】本発明では、上記の制約に加えてさらに中
心粒径0.1〜100μmの黒鉛粉末を用いる。黒鉛粉
末の中心粒径が0.1μmより細かくなると耐磨耗性が
悪化し、100μmより粗くなると低周波ノイズの抑制
効果が得られない。また、黒鉛粉末の添加量は0.1〜
8体積%とする。少しでも含まれることにより耐磨耗性
が向上し、8体積%を超えて添加すると低周波ノイズの
抑制効果が得られず他の物性が低下する。
心粒径0.1〜100μmの黒鉛粉末を用いる。黒鉛粉
末の中心粒径が0.1μmより細かくなると耐磨耗性が
悪化し、100μmより粗くなると低周波ノイズの抑制
効果が得られない。また、黒鉛粉末の添加量は0.1〜
8体積%とする。少しでも含まれることにより耐磨耗性
が向上し、8体積%を超えて添加すると低周波ノイズの
抑制効果が得られず他の物性が低下する。
【0008】摩擦材の他の成分としては、例えばアラミ
ド繊維,セルロース,アクリル繊維などの有機繊維を5
〜15体積%、炭素繊維,ガラス繊維,ロックウールな
どの無機繊維を5〜15体積%、銅又は銅系金属の繊維
や粉末を1〜7体積%、その他カシューダストやアブレ
ッシブ剤などの摩擦調整剤、シリカ粉,硫酸バリウム,
炭酸カルシウムなどの粉末充填材あるいはコークス,カ
ーボンブラックなどを従来と同様に用いることができ
る。
ド繊維,セルロース,アクリル繊維などの有機繊維を5
〜15体積%、炭素繊維,ガラス繊維,ロックウールな
どの無機繊維を5〜15体積%、銅又は銅系金属の繊維
や粉末を1〜7体積%、その他カシューダストやアブレ
ッシブ剤などの摩擦調整剤、シリカ粉,硫酸バリウム,
炭酸カルシウムなどの粉末充填材あるいはコークス,カ
ーボンブラックなどを従来と同様に用いることができ
る。
【0009】また上記各種成分の結合剤としては、フェ
ノール樹脂,メラミン樹脂,エポキシ樹脂,ポリエステ
ル樹脂などの熱硬化性樹脂から従来と同様に選択して用
いることができる。
ノール樹脂,メラミン樹脂,エポキシ樹脂,ポリエステ
ル樹脂などの熱硬化性樹脂から従来と同様に選択して用
いることができる。
【0010】
【作用】本発明の摩擦材では、層状鉱物粉末を含むとと
もに黒鉛の粒径と添加量を限定し、さらに二硫化モリブ
デン粉末と三硫化アンチモン粉末の合計添加量を限定し
たことにより、低周波ノイズの発生が抑制されるととも
に、耐磨耗性が向上し摩擦係数も適切な範囲とすること
ができる。
もに黒鉛の粒径と添加量を限定し、さらに二硫化モリブ
デン粉末と三硫化アンチモン粉末の合計添加量を限定し
たことにより、低周波ノイズの発生が抑制されるととも
に、耐磨耗性が向上し摩擦係数も適切な範囲とすること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)表1にも示すように、アラミド繊維10体
積%、チタン酸カリウムウィスカ10体積%、ロックウ
ール10体積%、ストレートフェノール樹脂20体積
%、カシューダスト15体積%、黒鉛粉末(中心粒径3
0μm)2体積%、二硫化モリブデン0.5体積%、三
硫化アンチモン0.5体積%、銅繊維4体積%、マイカ
6体積%、硫酸バリウム19体積%、消石灰3体積%を
よく混合し、熱成形して本実施例の摩擦材を製造した。 (実施例2)黒鉛粉末(中心粒径5μm)を4体積%、
二硫化モリブデンと三硫化アンチモンをそれぞれ2体積
%ずつ用い、硫酸バリウムを14体積%としたこと以外
は実施例1と同様である。 (実施例3)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、硫酸バリウムを17体積%としたこと以外は実施例
1と同様である。 (実施例4)黒鉛粉末(中心粒径80μm)を4体積
%、硫酸バリウムを17体積%としたこと以外は実施例
1と同様である。 (実施例5)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を8体積
%、硫酸バリウムを13体積%としたこと以外は実施例
1と同様である。 (比較例1)黒鉛粉末を用いず、硫酸バリウムを21体
積%としたこと以外は実施例1と同様である。 (比較例2)黒鉛粉末(中心粒径150μm)を4体積
%、硫酸バリウムを17体積%としたこと以外は実施例
1と同様である。 (比較例3)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、二硫化モリブデンを2体積%、三硫化アンチモンを
用いず硫酸バリウムを16体積%としたこと以外は実施
例1と同様である。 (比較例4)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、三硫化アンチモンを2体積%、二硫化モリブデンを
用いず硫酸バリウムを16体積%としたこと以外は実施
例1と同様である。 (比較例5)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、二硫化モリブデンを0.2体積%、三硫化アンチモ
ンを0.2体積%、硫酸バリウムを17.6体積%とし
たこと以外は実施例1と同様である。 (比較例6)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、二硫化モリブデンを3体積%、三硫化アンチモンを
3体積%、硫酸バリウムを12体積%としたこと以外は
実施例1と同様である。 (比較例7)黒鉛粉末(中心粒径150μm)を10体
積%、硫酸バリウムを11体積%としたこと以外は実施
例1と同様である。 (試験・評価)上記それぞれの摩擦材について、PD5
1−18Vキャリパ、イナーシャIn=4.5kgmS
2 の条件で、50→0km/h×0.3Gにて制動し、
制動前ブレーキ温度が200℃と300℃の2水準で磨
耗率と摩擦係数(μ)を測定した。
積%、チタン酸カリウムウィスカ10体積%、ロックウ
ール10体積%、ストレートフェノール樹脂20体積
%、カシューダスト15体積%、黒鉛粉末(中心粒径3
0μm)2体積%、二硫化モリブデン0.5体積%、三
硫化アンチモン0.5体積%、銅繊維4体積%、マイカ
6体積%、硫酸バリウム19体積%、消石灰3体積%を
よく混合し、熱成形して本実施例の摩擦材を製造した。 (実施例2)黒鉛粉末(中心粒径5μm)を4体積%、
二硫化モリブデンと三硫化アンチモンをそれぞれ2体積
%ずつ用い、硫酸バリウムを14体積%としたこと以外
は実施例1と同様である。 (実施例3)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、硫酸バリウムを17体積%としたこと以外は実施例
1と同様である。 (実施例4)黒鉛粉末(中心粒径80μm)を4体積
%、硫酸バリウムを17体積%としたこと以外は実施例
1と同様である。 (実施例5)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を8体積
%、硫酸バリウムを13体積%としたこと以外は実施例
1と同様である。 (比較例1)黒鉛粉末を用いず、硫酸バリウムを21体
積%としたこと以外は実施例1と同様である。 (比較例2)黒鉛粉末(中心粒径150μm)を4体積
%、硫酸バリウムを17体積%としたこと以外は実施例
1と同様である。 (比較例3)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、二硫化モリブデンを2体積%、三硫化アンチモンを
用いず硫酸バリウムを16体積%としたこと以外は実施
例1と同様である。 (比較例4)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、三硫化アンチモンを2体積%、二硫化モリブデンを
用いず硫酸バリウムを16体積%としたこと以外は実施
例1と同様である。 (比較例5)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、二硫化モリブデンを0.2体積%、三硫化アンチモ
ンを0.2体積%、硫酸バリウムを17.6体積%とし
たこと以外は実施例1と同様である。 (比較例6)黒鉛粉末(中心粒径30μm)を4体積
%、二硫化モリブデンを3体積%、三硫化アンチモンを
3体積%、硫酸バリウムを12体積%としたこと以外は
実施例1と同様である。 (比較例7)黒鉛粉末(中心粒径150μm)を10体
積%、硫酸バリウムを11体積%としたこと以外は実施
例1と同様である。 (試験・評価)上記それぞれの摩擦材について、PD5
1−18Vキャリパ、イナーシャIn=4.5kgmS
2 の条件で、50→0km/h×0.3Gにて制動し、
制動前ブレーキ温度が200℃と300℃の2水準で磨
耗率と摩擦係数(μ)を測定した。
【0012】また、車速:20〜100km/h、温
度:40〜250℃、減速0.1〜0.8Gの条件で測
定し、(低周波ノイズ発生件数/制動回数)×10の式
で低周波ノイズの発生率を算出した。それぞれの結果を
表1に示す。
度:40〜250℃、減速0.1〜0.8Gの条件で測
定し、(低周波ノイズ発生件数/制動回数)×10の式
で低周波ノイズの発生率を算出した。それぞれの結果を
表1に示す。
【0013】
【表1】
【0014】表1からわかるように、黒鉛の中心粒径が
大きくなるにつれて低周波ノイズ発生率が高くなる傾向
があり、比較例2の中心粒径150μmの黒鉛を用いた
摩擦材では30%もの発生率を示している。したがって
表1より、黒鉛の中心粒径は80μm以下が適当である
ことがわかる。また、黒鉛の添加量が多くなるにつれて
耐磨耗性は向上するものの、低周波ノイズ発生率が高く
なる傾向が見られる。しかし黒鉛の添加量及び中心粒径
とともに、二硫化モリブデンと三硫化アンチモンの添加
量を適切な範囲とすることにより、耐磨耗性の向上と低
周波ノイズの低減の両方が満足され、摩擦係数も良好な
値を維持していることが明らかである。
大きくなるにつれて低周波ノイズ発生率が高くなる傾向
があり、比較例2の中心粒径150μmの黒鉛を用いた
摩擦材では30%もの発生率を示している。したがって
表1より、黒鉛の中心粒径は80μm以下が適当である
ことがわかる。また、黒鉛の添加量が多くなるにつれて
耐磨耗性は向上するものの、低周波ノイズ発生率が高く
なる傾向が見られる。しかし黒鉛の添加量及び中心粒径
とともに、二硫化モリブデンと三硫化アンチモンの添加
量を適切な範囲とすることにより、耐磨耗性の向上と低
周波ノイズの低減の両方が満足され、摩擦係数も良好な
値を維持していることが明らかである。
【0015】
【発明の効果】すなわち本発明の摩擦材によれば、低周
波ノイズの発生が抑制されるとともに耐磨耗性が向上す
るため、低周波ノイズの発生なく長期間使用することが
可能となる。
波ノイズの発生が抑制されるとともに耐磨耗性が向上す
るため、低周波ノイズの発生なく長期間使用することが
可能となる。
Claims (1)
- 【請求項1】 層状鉱物粉末を含む摩擦材において、二
硫化モリブデン粉末及び三硫化アンチモン粉末を合計で
0.5〜5体積%と、中心粒径0.1〜100μmの黒
鉛粉末0.1〜8体積%とを含むことを特徴とする摩擦
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9614893A JPH06306185A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 摩擦材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9614893A JPH06306185A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 摩擦材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06306185A true JPH06306185A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14157302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9614893A Pending JPH06306185A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 摩擦材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06306185A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012169545A1 (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | 日立化成工業株式会社 | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
JP2012255053A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Hitachi Chemical Co Ltd | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
JP2012255051A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Hitachi Chemical Co Ltd | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP9614893A patent/JPH06306185A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012169545A1 (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | 日立化成工業株式会社 | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
JP2012255053A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Hitachi Chemical Co Ltd | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
JP2012255051A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-27 | Hitachi Chemical Co Ltd | ノンアスベスト摩擦材組成物 |
US9470283B2 (en) | 2011-06-07 | 2016-10-18 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Non-asbestos friction material composition |
US10316918B2 (en) | 2011-06-07 | 2019-06-11 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Non-asbestos friction material composition |
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