JPH0630616A - 田植機の苗供給装置 - Google Patents

田植機の苗供給装置

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JPH0630616A
JPH0630616A JP21377192A JP21377192A JPH0630616A JP H0630616 A JPH0630616 A JP H0630616A JP 21377192 A JP21377192 A JP 21377192A JP 21377192 A JP21377192 A JP 21377192A JP H0630616 A JPH0630616 A JP H0630616A
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JP
Japan
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seedling
box
seedlings
seedling box
arm
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Application number
JP21377192A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Yano
真一郎 矢野
Hirokazu Naka
弘和 仲
Shiro Asano
士郎 浅野
Satoru Kato
哲 加藤
Hideo Izeki
秀夫 井関
Masabumi Saeki
正文 佐伯
Manabu Namoto
学 名本
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Sumi Fukushima
寿美 福島
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 苗箱から押し出された苗を植付装置の苗取り
位置に能率的かつ効果的に供給する。 【構成】 苗箱から押し出された苗を一旦押出し方向と
交差する方向に搬送し、しかるのち植付装置の苗取り位
置の方向に搬送する苗搬送ベルトを備えた田植機の苗供
給装置において、前記苗搬送ベルトを互いに逆向きに移
動する左右一対のベルトで構成し、苗を一対のベルトの
中間部に向って搬送したのち両ベルトの間隔部を通して
前記苗取り位置へ搬送するように構成するとともに、苗
箱の横1列分の苗を左半分の苗群と右半分の苗群に分
け、苗箱から押し出されたこれら左右両苗群を左半分の
苗群は苗搬送ベルトの左のベルトに、右半分の苗群は苗
搬送ベルトの右側のベルトに交互に移し替える苗受渡し
装置を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗箱ごと装填し該苗箱
から苗を取り出して植付装置に供給するようにした田植
機の苗供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のポットを並設したポット式苗箱で
育成した苗を苗箱ごと苗供給装置に装填し、該苗箱から
ポット苗を取り出して植付けを行うように構成した田植
機がある。この種の田植機に使用する苗箱は可撓性を有
し、この苗箱を所定の搬送経路に沿って搬送しつつ、そ
の搬送途中に設けた苗押出し位置で苗箱のポットから苗
を押し出し、これを植付装置の苗取り位置に供給するよ
うになっている。
【0003】上記田植機の苗供給装置は、苗押出し位置
で苗箱から苗を横1列分づつ押し出す苗押出し装置と、
該苗押出し装置によって苗箱から押し出された苗を植付
装置の苗取り位置に搬送する苗搬送ベルトとを備えてい
る。従来、苗搬送ベルトによる苗の搬送方法としては2
通りの方法が考えられている。ひとつは、苗押出し装置
によって苗箱から押し出された横1列分の苗を全て左右
片側に搬送したのち苗取り位置に搬送する方法であり、
もうひとつは、苗押出し装置によって苗箱から押し出さ
れた横1列分の苗を左右半分づつ搬送し、それぞれを2
条の苗取り位置に別々に搬送する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者は、(1)苗の左
右方向の搬送距離が長くなるので、苗取り位置における
苗供給のタイミングが狂いやすい、(2)苗箱載せ台の
左右中心が苗取り位置からずれるので、機体の横幅が広
くなるという欠点があり、後者は、(3)1つの苗箱の
苗を2条の植付装置で共用するのであるから、苗補給を
頻繁に行わなければならないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
を解決することを課題とするものであり、これを達成す
るために次のような構成とした。ために、本発明にかか
る田植機の苗供給装置は、次のような構成とした。すな
わち、本発明にかかる田植機の苗供給装置は、苗箱から
押し出された苗を一旦押出し方向と交差する方向に搬送
し、しかるのち植付装置の苗取り位置の方向に搬送する
苗搬送ベルトを備えた田植機の苗供給装置において、前
記苗搬送ベルトを互いに逆向きに移動する左右一対のベ
ルトで構成し、苗を1対のベルトの中間部に向って搬送
したのち両ベルトの間隔部を通して前記苗取り位置へ搬
送するように構成するとともに、苗箱の横1列分の苗を
左半分の苗群と右半分の苗群に分け、苗箱から押し出さ
れたこれら左右両苗群を左半分の苗群は苗搬送ベルトの
左のベルトに、右半分の苗群は苗搬送ベルトの右側のベ
ルトに交互に移し替える苗受渡し装置を設けたことを特
徴としている。
【0006】
【作用】苗搬送ベルトの左右方向の搬送距離が短くな
り、苗供給の精度が良い。苗箱載せ台の左右中心が苗取
り位置と一致するので、機体の左右幅を小さくすること
ができる。1個の苗箱の苗を1条の植付装置に供給する
のであるから、苗補給回数が少なくて済む。苗箱の横1
列分の苗を左半分の苗群と右半分の苗群に分けることに
より、苗箱の左右中心部に苗箱を押えるための部分を形
成することが可能となり、苗箱の搬送を良好に行える。
苗搬送ベルトを左右対称形にすることができるので、低
コストとなる。
【0007】
【実施例】図1は本発明にかかる苗供給装置を装備した
田植機の1例の全体側面図である。この田植機1は、四
輪走行車両である本機2に6条植えの植付部3と施肥装
置4が装着されており、全体で乗用型施肥田植機として
構成されている。植付部3は本機2の後部に設けたリン
ク装置5に取り付けられ、本機2に対して昇降自在とな
っている。なお、リンク装置5は油圧シリンダ6によっ
て上下動させられる。
【0008】図2および図3に示すように、植付部3は
伝動ケース10と横パイプ9でフレームを構成し、該フ
レームに、苗を1株づつ所定の苗取り位置に供給する苗
供給装置11と、前記苗取り位置に供給された苗を圃場
面に植え付ける植付装置12とが植付条数分組み付けら
れている。植付用の苗としてはポット式の苗箱で育成さ
れたポット苗を用いる。
【0009】苗箱は可撓性を有する合成樹脂材料で一体
成形したもので、図4乃至図6に示す構造となってい
る。すなわち、苗箱300は、上部に開口する育苗ポッ
ト301,…が縦横に整列状態で並んでおり、各ポット
の底部に3本の放射状スリット302を有する苗押出し
孔303が形成されている。この苗押出し孔303は水
抜きも兼ねている。長手方向を縦、それと直交する方向
を横とすると、縦方向についてはポット間隔が一定ピッ
チpであり、横方向については中央部にポットとポット
の間隔が広くなった境界部306が設けられ、その両側
に横1列当たり同数づつ(例えば7個づつ)ポットが等
間隔で配置されている。したがって、帯状の境界部30
6を挟んで育苗ポットが左右2群に分けられた状態とな
っている。苗箱の左右縁部は案内用の耳部307となっ
ており、該耳部にポットの縦方向のピッチpと同ピッチ
で平面視四角形の爪穴308が形成されている。耳部3
07の先端部309はほぼ直角に下向きに屈曲してい
る。苗箱300は全体に薄肉に形成されており、前後お
よび左右方向の可撓性を有する。ポット301,…内に
床土を入れて播種し、一定大きさの成苗310になるま
で育成する。
【0010】この田植機1は苗箱ごと苗供給装置11に
装填する構成となっており、該苗供給装置は、苗箱搬送
経路となる苗箱送り台14、該苗箱送り台に設けた苗箱
自動送り装置15、苗箱送り台14の苗押出し位置で苗
箱から苗を押し出す苗押出し装置16、該苗押出し装置
によって押し出された苗を後記苗搬送ベルト18に受け
渡す苗受渡し装置17、該苗受渡し装置から受け取った
苗を植付装置12の苗取り位置へ搬送する苗搬送ベルト
18等からなる。
【0011】苗箱送り台14は、苗箱載せ部21と苗箱
搬送部22と空箱収納部23とからなる。苗箱載せ部2
1は上下2段になっており、いずれも前部が上位となる
よう傾斜させられている。上段の苗箱載せ部21(A)
の後部は下方に湾曲した導入部25となっており、該導
入部の下端で下段の苗箱載せ部21(B)の後端部に合
流している。そして、この合流部26で苗箱搬送部22
の始端に接続している。苗箱搬送部22は側面視で略U
字状を呈し、そのU字の後側の端部が始端で、U字の前
側の端部が終端となっている。空箱収納部23は苗箱搬
送部22の終端部の前方に設けられ、空の苗箱を複数枚
積み重ねて保持することのできるスペースを有する。
【0012】苗箱の流れについて述べると、苗箱載せ部
21に載置されている苗箱300が苗箱搬送部22を始
端側から終端側に送られ、苗箱搬送部22の終端部から
放出された苗箱が空箱収納部23に回収される。この苗
箱の搬送は自動苗箱送り装置15によって行われ、苗箱
は前記1ピッチpづつ間欠的に移動する。搬送途中、苗
箱搬送部22の下部に設けた苗押出し位置27で苗箱内
のポット苗が苗押出し装置16によって後方に押し出さ
れる。苗箱300は可撓性を有するので、曲線状の搬送
経路に沿って搬送することが可能である。なお、上下苗
箱載せ部の合流部26には後述する分流機構が設けられ
ており、始めは下段の苗箱載せ部21(B)の苗箱を苗
箱搬送部22に送り込み、下段の苗箱載せ部21(B)
の苗箱が無くなったならば上段の苗箱載せ部21(A)
の苗箱を苗箱搬送部22に送り込むようになっている。
【0013】苗箱載せ部21の前端から苗箱搬送部22
の苗押出し位置27に至るまでの部分が苗箱の供給側で
あり、苗押出し位置27から苗箱搬送部22の終端まで
の部分が苗箱(空箱)の戻り側である。供給側の前半部
分、換言すれば苗箱載せ部21の部分は、振動等によっ
て下位の苗箱に必要以上の荷重がかかるのを防止するた
めに傾斜度が比較的緩やかであるが、供給側の後半部
分、換言すれば苗箱搬送部22の部分は傾斜度が急にな
っている。また、苗箱搬送部22における供給側部分の
傾斜角度θ1 と戻り側部分の傾斜角度θ2 を比較した場
合、供給側部分よりも戻り側部分の方が斜度が急になっ
ている(θ1 >θ2 )。これは次の理由による。すなわ
ち、供給側部分は苗が入った苗箱を搬送するので苗が抜
け落ちないように傾斜度に制限があるが、これに対し
て、戻り側部分は空箱を搬送するので垂直に近くするこ
とができるからである。そして、空箱収納部23は苗箱
載せ部21の直下に位置し、本機2の後輪2aを回避す
るように苗箱載せ部21とほぼ平行に設けられている。
以上の構成は、機体の全長を短縮化するのに有効で、図
1から明らかなように本機2と植付部3の間に無駄なデ
ッドスペースが生じない配置となっている。
【0014】図7は図2におけるB−B断面図である。
苗箱載せ部21は、前後に長い複数本の苗箱支持部材3
0,…を平行に配し、これらを連結桟31,…によって
下面側で連結したもので、その左右中央部には苗箱支持
部材30よりも1段高くなった凸条32が形成されてい
る。苗箱供給に際しては、苗箱300の左右中心をプ苗
箱載せ部21の左右中心に合わせて載せるようにする。
苗箱支持部材30,…によって育苗ポット301,…の
底面を支持するとともに、凸条32が境界部306の裏
面側の溝状部分に係合することにより苗箱300が左右
にずれないようになっている。
【0015】図8は図2におけるC−C断面図である。
導入部25は湾曲しているので、苗箱載せ部の直線状部
分とは異なる構造となっている。すなわち、苗箱を支持
する底板35は断面波形のプレートで、その左右縁部3
5a,35aは他の部分よりも高くなっている。また、
各条を仕切る仕切板36が設けられており、該仕切板の
内面部に押え金具37が取り付けられている。縁部35
aと押え金具37の隙間部を苗箱の耳部307が通るよ
うになる。このように縁部35と押え金具37で耳部3
07を案内することにより、苗箱300が導入部25の
湾曲ラインに沿って円滑に送られるとともに、縁部36
によって苗箱300の左右方向の動きが拘束されるため
苗箱300が左右にずれない。さらに、仕切板36の適
所に一体形成した取付板39,39で上下一対の支持棒
40,40を支架し、これら支持棒に取り付けた支持板
41,41の先端部に押え棒42が固着されている。こ
の押え棒42は、苗箱の境界部306を上から押えるよ
うになっており、急角度に湾曲している導入部25を通
過する苗箱300の左右中央部が外方に飛び出すのを防
止する作用をしている。
【0016】図9は図2におけるD矢視図である。苗箱
搬送部22の供給側部分は、導入部25の底板35と同
様の底板44を備え、底板の縁部44aと押え金具45
で苗箱の耳部307を案内するようになっている。押え
金具45の下部には、上下に長い長方形の開口部45a
が形成されている。
【0017】苗箱搬送部22の下部の円弧状部分は、苗
箱の左右両端部を受ける左右一対のレール46,46
と、苗箱の左右境界部306を支えるガイド金具47と
を有する。
【0018】図10は図2におけるE矢視図である。苗
箱搬送部22の戻し側部分は、苗箱の上面を沿わせる左
右一対の受けパイプ48,48と、苗箱の境界部306
の裏面側に嵌合する案内パイプ49とを備え、両パイプ
48,48,49で苗箱を挟んだ状態となる。図示の如
く、左右一対の受けパイプ48,48はその終端部で連
結しており、その連結部48aは中央部が下方にくびれ
た形状となり、また、この連結部48aのくびれに対応
して、案内パイプ49の終端部付近49aは受けパイプ
寄りに屈曲している。このため、苗箱搬送部22の終端
から放出される直前の苗箱300(X)が、図示の如
く、下に凸となるよう送り方向と交差する方向に曲げら
れる。このようにすると苗箱300(X)の前後方向の
剛性が高くなるので、図11に示すように、放出時に苗
箱が送り方向(前後方向)に必要以上に折れ曲がらなく
なり、空箱収納部23にうまく回収できるのである。
【0019】自動苗箱送り装置15は図12および図1
3に示す如く構成されている。50は自動送り杆で、押
え金具45の開口部45aに挿入され苗箱の爪穴308
の下部壁面に係合する自動送り爪51を有する。この自
動送り杆50は、揺動アーム53の先端部に設けたロー
ラ軸54にトルクばね55を介して苗箱経路側に付勢さ
れた状態で取り付けられており、揺動アーム53が支軸
57を中心として揺動するのにともない上下動するよう
になっている。自動送り杆50が下限位置にあるとき、
自動送り爪51が苗押出し位置27に位置するよう設定
されている。揺動アーム53は苗送りロッド58を介し
て駆動される。60は制止杆で、前記開口部45aに挿
入され苗箱の爪穴308の上部壁面に係合する制止爪6
1を有する。この制止杆60は、支軸62に回動自在に
軸支されており、下端部は前記ローラ軸54に摺動自在
に当接している。このため、揺動アーム53が上動する
と、制止杆60の下部が右方へ押され制止爪61が爪穴
308から外れるようになっている。さらに、制止杆6
0が一定以上押されると、これが自動送り杆50の係合
片50aに係合して自動送り爪51も爪穴308から外
れる。また、65は板ばねブレーキで、フック部65a
が爪穴308に係合することにより、苗箱が自重で落下
するのを防止する作用をしている。次に、図14〜図1
6に基づいて苗送り動作を説明する。
【0020】図14は揺動アーム53が下に揺動した状
態をあらわし、自動送り杆50の自動送り爪51および
制止杆60の制止爪61が開口部45aに嵌合してお
り、制止爪61によって苗箱の爪穴308の上部壁面
(初期状態の場合は苗箱の下端面)が受け止められて苗
箱300が静止状態に保持されている。
【0021】図15は揺動アーム53が上に揺動した状
態をあらわし、自動送り杆50が上動することにより自
動送り爪51が爪穴308の上部壁面に沿って摺動し自
動送り爪51が爪穴308から押し出されるとともに、
ローラ軸54に押されて制止杆60の下部が後方に回動
して制止爪61も爪穴308から外れる。板ばねブレー
キ65の作用によって、苗箱300はそのままの位置に
保持される。
【0022】図15の状態から揺動アーム53が下向き
に回動すると、図16に示すように自動送り杆50の自
動送り爪51が爪穴308に嵌合する。この時点ではま
だ制止杆60の制止爪61は爪穴308から外れてい
る。この状態でさらに揺動アーム53が回動することに
より、自動送り爪51が爪穴308の下部壁面を押し下
げて苗箱300を1ピッチp分だけ搬送する。なお、上
部の苗箱は自重で落下する。揺動アーム53が下死点ま
で回動すると、ローラ軸54による規制が解除されて制
止爪61が爪穴308に嵌合し、図14の状態に戻る。
【0023】苗箱送り台14は上記自動苗箱送り装置1
5とは別に手動苗箱送り装置69を備えている。図12
および図13における70は手動送り杆で、前記自動送
り爪51と同様の手動送り爪71を有し、手動レバー7
3の中間部に設けたローラ軸74にトルクばね75を介
して苗箱搬送経路側に付勢された状態で取り付けられて
いる。常時は手動送り杆70が図12であらわされてい
る定位置にあり、苗箱が1ピッチp移動する周期で、手
動送り爪71が苗箱の爪穴308に嵌合する状態と手動
送り爪71が爪穴308から押し出される状態に揺動し
ている。手動レバー73を図17で示す範囲内で往復動
させると、手動レバー73が下向きに回動するときに手
動送り爪71が爪穴308の下部壁面を押し下げて苗箱
300を1ピッチpづつ送り方向に搬送する。なお、手
動レバー73を定位置よりも少し上動させると、ローラ
軸74が制止杆60の上部60aを押えることにより制
止杆60が左回りに回動して制止爪61が爪穴308か
ら外れるので、手動苗箱送り装置69による苗箱の搬送
が可能となるのである。
【0024】さらに、手動レバーを図18に示す位置ま
で上動させ、手動送り爪71を係止片76に係合させる
と、制止杆60が自動送り杆50の係合部50aに係合
して自動送り杆50を後方に回動させるので、自動送り
杆50の自動送り爪51も爪穴308から外れた状態と
なり、苗箱が自由落下するようになる。
【0025】前記手動送り杆70は苗箱装填時における
苗箱の落下防止ストッパを兼ねている。76は支軸77
に回動自在に支持されたストッパアームで、その先端屈
曲部76aが手動送り杆70の側面部に形成された突起
70aに係合するようになっている。ストッパアーム7
6は、苗箱の耳部307が通る経路上に設けられてお
り、スプリング78によって苗箱の送り方向と逆向きに
付勢されている。搬送経路上に苗箱300が存在すると
きは、苗箱300に押されてストッパアーム76が図1
9において鎖線で示す位置にあり、手動送り杆70はフ
リーである。しかしながら、搬送経路上に苗箱が無くな
ると、スプリング78力によってストッパアーム76が
図19において実線で示す位置まで回動し、先端屈曲部
76aと突起70aが係合するので、手動送り杆70の
動作が拘束される。このため、苗箱送り台14の苗箱が
空のときに苗箱300を装填すると、苗箱300は手動
送り杆70の手動送り爪71に一旦受け止め保持され
る。このようにしておくと、苗箱装填時に苗箱が苗箱搬
送部22の下部まで急激に落下して苗や苗箱送り装置1
5にトラブルが発生するのを防止できる。手動レバー7
3を操作して手動送り杆71を少し持ち上げれば、スト
ッパアームの先端屈曲部76aと突起70aが係合が外
れ手動送り杆70がフリーとなるので、保持されていた
苗箱が落下可能となる。苗箱が落下することにより、ス
トッパアーム76は押されて鎖線で示す位置になる。
【0026】前記スプリング78が遊嵌されているロッ
ド80は連結部材81によって揺動アーム53と連動す
るようになっており、揺動アーム53が上に揺動したと
き、すなわち自動送り爪51および制止爪61が爪穴3
08から外れたときに、スプリング78が押し縮められ
てストッパアーム76の付勢力が増大するようになって
いる。前述の如く、苗送りの直前に自動送り爪51およ
び制止爪61が爪穴308から外れたとき苗箱300は
板ばねブレーキ65によって保持されるようになってい
るが、上方の苗箱の重量がかかると板ばねブレーキ65
だけでは支えきれなくなる。そこで、このときにストッ
パアーム76が上方の苗箱が下動しようとするのを防止
するブレーキとして作用し、板ばねブレーキ65を補佐
するのである。
【0027】また、ストッパアーム76は前記分流機構
の一部を構成している。すなわち、上下苗箱載せ部の合
流部26に切替ストッパ90が回動自在に設けられてお
り、該切替ストッパとストッパアーム76が連結ロッド
91で連結されている。ストッパアーム76が図19に
おける鎖線の位置にあるときは、切替ストッパ90も鎖
線の位置にあり、上段の苗箱載せ部21(A)の苗箱搬
送経路が閉じた状態となっている。このため、始めは下
段の苗箱載せ部21(B)に載置されている苗箱300
が苗箱搬送部22に供給される。下段の苗箱載せ部21
(B)の苗箱が供給し終わり、苗箱300の最後尾がス
トッパアーム76を通過すると、ストッパアーム76に
連動して切替ストッパ90が実線の位置まで回動し、前
記苗箱搬送経路が開放されるので、上段の苗箱載せ部2
1(A)に載置されている苗箱が苗箱搬送部22に供給
されるようになる。
【0028】落下防止ストッパである手動送り杆70と
苗押出し位置27の間に苗箱の有無を感知する感知スイ
ッチ93が設けられており、その検出結果は例えばセン
ターマスコットの苗減少ランプ94等に表示されるよう
になっている。苗減少ランプ94が点灯したならば、作
業を停止して苗箱載せ部21に新たな苗箱を補給すると
ともに、空箱収納部23に積載されている空箱を取り除
く。本実施例の位置に感知スイッチ93を設けておく
と、苗が完全に無くなる前に苗を補給することができる
ので植付けの欠株が防止されるとともに、手動送り杆7
0がストッパとして機能しているときに感知スイッチ9
3が苗減少を感知するので、補給した苗箱が手動送り杆
70に一旦受け止められるようになり、衝撃等による苗
箱の位置ずれを防止できる。
【0029】苗押出し装置16は、図20および図21
に示すように、前記苗押出し位置27を通る線上に位置
する苗押出しピン100,…を備え、該苗押出しピンを
取り付けたスライド部材101がガイド棒102に沿っ
て苗押出しピン100の軸心方向に摺動可能に構成され
ている。スライド部材101の上方に設けた回動軸10
4に揺動アーム105が軸支されており、該揺動アーム
の下端部に形成された係合溝106にスライド部材10
1の側面に突出する係合凸部107が係合している。回
動軸104にはまた駆動アーム108が一体に設けられ
ており、該駆動アームに連結した苗押出しロッド109
を往復動させることにより揺動アーム105が揺動す
る。揺動アーム105が揺動するとスライド部材101
がガイド棒102に沿って往復動し、後方に移動すると
きに、苗押出しピン100が苗箱の苗押出し孔303に
挿入され、ポット301内の苗を後方に押し出す。ガイ
ド棒102の後端部には、苗押出しピンガイド孔110
を穿設したガイド板111が止着されている。このガイ
ド板111は、苗押出し位置27に待機している苗箱3
00が前方(ポット側)に撓むのを防止する役割も有す
る。
【0030】各条における左半分の苗を押し出す苗押出
しピン100(図示例では7本)と右半分の苗を押し出
す苗押出しピン100(図示例では7本)はそれぞれ別
のスライド部材101(L),101(R)に取り付け
られており、両群の苗押出しピン100,…は互いに1
80度の位相を保って交互に動作するようになってい
る。また、2条で1単位となっており、これら2条にお
いて、内側の苗押出しピン100,…同士が同時に動作
し、外側の苗押出しピン100,…同士が同時に動作す
る。内側の苗押出しピン用の回動軸104(I)と外側
の苗押出しピン用の回動軸104(O)が互いに干渉す
るのを避けるため、回動軸104(I)は筒軸に形成
し、その内側に中実の回動軸104(O)が嵌合されて
いる。
【0031】図22および図23は苗受渡し装置の側面
図と展開平面図である。苗受渡し装置17は、先端部に
苗ホルダ110を有する苗受渡しアーム111を備えて
いる。苗ホルダ110は、図24に示すように、1条分
の苗押出しピン100,…に対応させて苗310の床土
部分310aが嵌合し得るよう底部が半円状になった凹
部112,…が形成されている。苗受渡しアーム111
は、回動軸114回りに回動する回動枠115に前後に
進退自在に取り付けられており、回動枠115ごと図2
0におけるJ−Kの範囲内で上下に揺動するとともに、
下動位置Kにおいて回動枠115に対して前進位置Lま
で前進するようになっている。
【0032】苗ホルダ110の材質をアルミニウムと
し、その表面をテフロンコーティングすると、泥等の付
着が少なく好ましいものとなる。苗受渡しアーム111
は左右の部材111a,111aの先端部を連結部材1
11bで連結し、該連結部材の上に苗ホルダ110を取
り付けた構造となっている。このような構造を採用する
ことにより、苗受渡しアーム111自体の剛性が向上す
るとともに苗ホルダ110の補強となる。
【0033】図25に示す如く、苗ホルダ110の左右
中央部には上面部から前面部に至る側面視L形のガイド
溝116が形成されており、また、苗箱送り台14の前
記ガイド金具47の後部に、苗ホルダ110の移動経路
に沿う形状になった張出し部47aが形成されている。
苗ホルダ110がJ−K間を移動する時はガイド金具の
張出し部47aがガイド溝の前部116aに係合し、か
つ苗ホルダ110がK−L間を移動する時はガイド金具
の張出し部47aがガイド溝の上部116aに係合し、
苗受渡しアーム111が動作時に左右にずれないように
なっている。
【0034】また、下動した苗受渡しアームに対向する
位置に苗叩き具117が設けられている。この苗叩き具
117は、先端が苗ホルダ110の凹部112,…に挿
入し得るように分離しており、各先端分離部118は側
面視で図22であらわされるよう屈曲し、苗床310a
の底部を受ける部分118aと苗床310aの上側側面
に当接する部分118bが形成されている。苗叩き具1
17は苗叩き取付アーム120に取り付けられ、苗叩き
取付アーム120が揺動することにより図22において
実線および鎖線で示す範囲を間欠的に上下動する。苗叩
き取付アーム120は苗叩きロッド121を介して作動
させられる。122は戻しスプリングである。
【0035】苗受渡しアーム111がJ位置にあるとき
に前記苗押出しピン100,…によって苗箱300から
押し出された苗310,…が苗ホルダ110の凹部11
2,…に押し込まれる。苗受渡しアーム111はK位置
まで回動し、そこでL位置まで前進する。苗310,…
は苗叩き具の部分118aに受け止められるので、苗3
10,…が苗ホルダ110から外れる。それと時期をほ
ぼ同じにして苗叩き具117が下動し、苗ホルダ110
から外れた苗310,…を苗搬送ベルト18の上に叩き
落とす。苗受渡し装置17は前記苗押出し装置16の1
/2の周期で作動するので、内側の苗押出しピン100
で押し出された苗と外側の苗押出しピン100で押し出
された苗を交互に苗搬送ベルト18へ受け渡しすること
となる。
【0036】図26は苗搬送ベルトの側面図、図27は
そのM矢視図である。苗搬送ベルト18は直角三角形状
に張架した左右対称な一対のタイミングベルト130
(L),130(R)で1組となっている。タイミング
ベルト130を張架する3本のローラ軸131(1,
2,3)は前部が下位となるよう斜めなっており、苗搬
送ベルト18は側面視で前下がりの状態に支持されてい
る。苗310の床土部310aから葉310bの先端ま
でをカバーできる比較的広めのベルト幅を有し、タイミ
ングベルト130の外周面の下部すなわち苗の床土部3
10aが当たる部分に苗を1株づつ区分けする区分け突
起133,…が周方向に等間隔qで設けられているとと
もに、該区分け突起から周方向に前記間隔qの1/2ず
れた位置におけるタイミングベルトの下端縁部に床土部
310aの底部を受ける受け突起134,…が設けられ
ている。中央側下部のローラ軸131(1)が駆動軸
で、両タイミングベルト130(L),130(R)は
図26における矢印方向に常時移動する。左右のタイミ
ングベルト130(L),130(R)は苗が1個通る
ことのできる間隔部136で隔てられており、該間隔部
の下端部が苗取り口137となっている。この苗取り口
137には、苗を一旦保持するとともに後記植付杆14
1が苗を挟持する際の案内具となる左右一対のゴムガイ
ド138,138が取り付けられている。
【0037】苗受渡し装置17によって受け渡される苗
箱の左半分の苗群(7個)は左側のタイミングベルト1
30(L)の上辺部に載せられ、右半分の苗群(7個)
は右側のタイミングベルト130(R)の上辺部に載せ
られる。この苗の受渡しは左右交互に行われる。左右い
ずれかのタイミングベルト130の上辺部に載せられた
苗310,…は、タイミングベルト130の移動にとも
ない内側に搬送されたのち左右タイミングベルトの間隔
部136を通って下方に搬送され、苗取り口137に1
株づつ供給される(図28参照)。このうちの最後尾の
苗が間隔部136まで搬送されてくると、他方のタイミ
ングベルト130の上に苗310,…が載せられる(図
29参照)。このように、左右のタイミングベルトを常
時移動させながら、苗の受け渡しを左右交互に行わせる
ことにより、苗取り口137に苗を連続して供給させる
のである。なお、3本のローラ軸のうち苗取り口137
の近傍に位置するローラ軸131(1)を駆動させるの
で、苗供給タイミングの狂いが少ない。
【0038】図38および図39は苗押出し装置および
苗受渡し装置の別実施例をあらわしている。この苗押出
し装置16´は、各条の全ての苗押出しピン100,…
が共通のスライド部材101に取り付けられており、苗
箱の横1列の苗(14個)を全て同時に押し出すように
なっている。また、苗受渡し装置17´は、苗ホルダ1
10に保持されている苗を苗搬送ベルト18に移す方法
が異なっている。すなわち、苗受渡しアーム111´は
J−Kの範囲で上下回動するが前後スライバは行わず、
かつ苗叩き具117´が前後に大きく揺動するようにな
っており、該苗叩き具が後方に回動した際に苗ホルダ1
10に保持されている苗を苗搬送ベルト18上に押し出
すよう構成されている。苗叩き具117´は左半分の苗
を押し出す部材117´(L)と右半分の苗を押し出す
部材117´(R)に分かれており、それぞれが互いに
180度の位相を保って交互に動作する。したがって、
苗押出し装置16´によって押し出された苗箱の横1列
の苗(14個)を苗受渡しアーム111´で苗搬送ベル
ト18の上部近傍まで搬送し、そこで左右の苗叩き具1
17´(L),(R)が交互に動作することにより左半
分の苗群と右半分の苗群を交互に苗搬送ベルト18の上
に移すのである。
【0039】本実施例では苗押出しの際に左半分の苗群
と右半分の苗群を交互に押し出すが、この別実施例にお
いては、苗受渡しの際に左半分の苗群と右半分の苗群を
苗搬送ベルト18の上に交互に移し替えるのであり、こ
の点で両者の構成が異なっている。したしながら、苗箱
から押し出された横1列分の苗が左右一対のタイミング
ベルト130,130の上に左半分の苗群と右半分の苗
群が交互に移し替えられることに相違はない。
【0040】植付装置12は、後記植付装置取付軸15
8を中心として回転するロータリケース140に一対の
植付杆141,141が取り付けられている。植付杆1
41は苗保持爪142と苗押出し具143を備え、該植
付杆が所定の軌跡144を描きながら上下動しつつ、軌
跡の上部で苗保持爪142が苗取り位置である前記苗取
り口137に供給された苗を挟持するとともに、軌跡の
下部で苗押出し具143が突出して保持されている苗を
押し出すことにより、苗を1株づつ圃場面に植え付けて
ゆくように構成されている。
【0041】前記ゴムガイド138は、図30および図
31に示すように、基部側で苗搬送ベルトの支持枠18
に取り付けられ、自由端部側が苗保持爪の軌跡144に
沿って前方下方に延びている。ゴムガイド138の内面
部には、軌跡144と交差する方向に溝状のスリット1
46と襞状のリブ147が前後に形成されている。苗搬
送ベルト18から落とされた苗はリブ147,147に
よって支持された状態となり、そこに苗保持爪142が
進入してきて苗を挟持し、苗を挟持した苗保持爪142
はゴムガイド138,138の先端部を押し広げながら
移動する。苗を一旦リブ147,147で支持するの
で、ゴムガイド138,138の基部の間隔rを広く取
ることができ、苗の落とし込みが確実である。苗保持爪
142の先端が薄肉で柔らかいリブ147に接触するの
でゴムガイド138が破損しにくい。また、スリット1
46を設けておくことにより、ゴムガイド138,13
8の先端部を押し広げても基部に影響がなく、苗取り口
137にある苗が落下したりすることを防止することが
できる。植付杆141がゴムガイド138,138を通
過した時点で次の苗が苗取り口137に落とされるよう
タイミングが設定されている。
【0042】伝動ケース10は、図32および図33に
示すように、リンク装置5の後部枠5aにローリング軸
150によってローリング自在に取り付けられる入力ケ
ース151と、該入力ケースの両側面部に突設した伝動
パイプ152,152と、入力ケース151の中央部お
よび伝動パイプ152,152の先端部から後方に延設
した計3個のL形ケース153,…とで構成されてい
る。L形ケース153は水平に伸びる水平部153aと
該水平部の後端部から垂直に立ち上がる立上り部153
bとからなり、水平部153aの後部両側に植付装置1
2,12が設けられるとともに、立上り部153bの上
端部に2条分の苗供給装置11,11の各部に伝動する
ための伝動ボックス153cが設けられている。
【0043】入力ケース151および伝動パイプ15
2,152内に支承された主軸155にユニバーサルジ
ョイント156を介して本機より動力2が入力され、該
主軸から各L形ケース水平部153aの後部に支承され
た植付装置取付軸158へチエン159を介して伝動さ
れる。植付装置取付軸158からその後部に設けたカウ
ンタ軸160へギヤ162,163を介して伝動され、
さらにチエン164を介してカウンタ軸160より伝動
ボックス153c内の各軸へ伝動するようになってい
る。
【0044】図34は伝動ボックスの展開断面図であ
り、伝動ボックス153c内には、常時一定方向に回転
する苗搬送ベルト駆動軸170、苗受渡し装置駆動軸1
71および苗箱送り駆動軸172と、上記各軸よりカム
駆動されて間欠的に反復回転する苗受渡しアームスライ
ド軸174、苗押出しピン作動軸175および苗送り作
動軸176とが支承されている。178,179,18
0,181は伝動ギヤで、苗搬送ベルト駆動軸170、
苗受渡し装置駆動軸171、苗箱送り駆動軸172の順
に伝動するようになっており、苗搬送ベルト駆動軸17
0と苗受渡し装置駆動軸171の回転速度は等しく、か
つ苗受渡し装置駆動軸171の回転速度は苗箱送り駆動
軸172の回転速度の2倍に設定されている。
【0045】苗搬送ベルト駆動軸170は、これと直交
する方向に設けた2条分、計4本のローラ軸131
(1)をベベルギヤ186,187を介して駆動する。
各条の一対のローラ軸131(1),131(1)は互
いに逆向きに回転するようになっている。
【0046】苗受渡し装置駆動軸171の一方の端部は
ケース外に突出し、そこに苗受渡しアーム回動用クラン
ク190が取り付けられている。図22を参照にして苗
受渡しアーム揺動機構について説明する。前記回動軸1
14には揺動アーム191が一体に設けられ、該揺動ア
ームにガイド穴192を有するピン193が回転自在に
支承されている。そして、一端部がクランク190に回
動自在に連結された伝動ロッド195が上記ガイド穴1
92に摺動自在に挿通されている。伝動ロッド195に
はピン193を挟んで両側にスプリング196,197
が遊嵌されており、伝動ロッド195とピン193の位
置関係が弾性的に変動可能となっている。また、伝動ロ
ッド195と並んで、所定間隔でストッパゴム199,
200を嵌着したストッパロッド201が支点202を
中心として回動自在に設けられている。クランク190
が回転することにより、揺動アーム191が揺動させら
れ苗受渡しアーム111が上下動するが、揺動アーム1
91の揺動範囲はストッパゴム199,200によって
規制されているため、苗受渡しアーム111の上限位置
はJ、下限位置はKとなる。クランク動作の超過分はス
プリング196,197に吸収されるのである。したが
って、苗の受取位置であるJおよび苗の放出位置である
Kで苗受渡しアーム111の上下回動が一定時間づつ静
止することとなり、苗の受渡しを確実に行うことができ
るのである。
【0047】苗受渡しアームスライド軸174は、スラ
イドカム210とカムフォロア211によって苗受渡し
装置駆動軸171の回転が伝えられて反復回転する。そ
して、苗受渡しアームスライド軸174の突出部に設け
たスライドアーム213の反復動作を苗受渡しアーム支
持軸111aに軸支したローラ214,214に伝え、
苗受渡しアーム支持軸111aを回動枠115に対して
摺動させる。スライドカム210とカムフォロア211
は苗受渡しアームスライド軸174を押出し方向に回転
させるよう作用し、戻し方向へはスプリング215で回
転させるようになっている。なお、スライドアーム21
3は苗受渡しアームスライド軸174に固定された押出
しアーム213aと該押出しアームにコイルスプリング
217で取り付けられた戻しアーム213bとからな
り、戻しアーム213b側にローラ214,214の逃
げが設けられている。
【0048】また、前記クランク190と一体に苗叩き
カム220が設けられており、このカム220とカムフ
ォロアローラ221で苗叩きアーム222を揺動させ、
苗叩きロッド121を駆動する。この場合も、苗叩き具
117を作用側に駆動させるのはスプリング225で行
い、苗叩きカム220とカムフォロア221で苗叩き具
117を元の位置に戻すようにしている。
【0049】ところで、苗叩き具117の動作は瞬間的
に行わせなければならないという必然性があり、そのた
めに駆動機構は図35に示す構成となっている。すなわ
ち、カム220は山部220aと谷部220bとからな
り、ローラ221が山部220aから谷部220bに落
ち込む時にスプリング225の作用で苗叩きアーム22
2が矢印方向に回動する。苗叩きに必要な苗叩きアーム
222の動作量はα1であり、それに要するカム220
の回転角はβ1 である。しかしながら、ローラ221が
コーナ部220cを通過する際にはカム220の回転量
に対して苗叩きアーム222の十分な動作量が得られな
いので、この部分は遊びとなっており、苗叩きアーム2
22の動作範囲α2 (カム220の回転範囲β2 )は苗
叩き具117が動作しないようになっている。
【0050】苗押出しピン作動軸175は内側用(I)
と外側用(O)とがあり、両軸は同心上で互いに回転自
在に支承されている。そして、内側用の苗押出しピン作
動軸175(I)の苗押出しアーム230(I)に前記
苗押出しロッド109(I)が取り付けられ、外側用の
苗押出しピン作動軸175(O)の苗押出しアームに苗
押出しロッド109(O)が取り付けられている。
【0051】苗押出しピン作動軸175の駆動機構は図
36の如く構成されている。232は苗受渡し装置駆動
軸171に取り付けた押出しカムで、内側用(I)と外
側用(O)は同位相となっている。233は苗箱送り駆
動軸172に取り付けた押出しストッパで、内側用
(I)と外側用(O)の位相が180度ずらせてある。
また、234(I),234(O)は内側用および外側
用の苗押出しピン作動軸175にそれぞれ同位相で設け
たローラ支持アームで、押出しカム232に対応するロ
ーラ236と押出しストッパ233に対応するローラ2
37がそれぞれ回転自在に支持されている。ローラ支持
アーム234はローラがカムと係合する側にスプリング
238によって付勢されており、該スプリングによって
ローラ支持アーム234が苗受渡し装置駆動軸171側
へ引き寄せられた時に苗押出しピン100が突出するよ
うになっている。
【0052】押出しカムの山部232aがローラ236
と係合する場合もしくは押出しストッパの山部233a
がローラ237と係合する場合は、ローラ支持アーム2
34が図において外側用234(O)が示されている位
置にあるので苗押出しピン100は突出せず、押出しカ
ムの谷部232bがローラ236と係合し、かつ押出し
ストッパの谷部233bがローラ237と対向する場合
に苗押出しピン100が突出するようになる。ところ
で、苗受渡し装置駆動軸171の回転速度は苗箱送り駆
動軸172の回転速度の2倍であるので、押出しカム2
32が2回転する間に押出しストッパ233が1回転す
る。したがって、苗箱送り駆動軸172が1回転するご
とに1度の割合で苗押出ししピン100が突出する。ま
た、内側用と外側用の両押出しストッパ233(I),
233(O)は位相が180度ずれているので、内側用
の苗押出しピンと外側用の苗押出しピンは180度位相
がずれた状態で交互に突出する。押出しストッパ233
(I,O)の山部233aおよび谷部233bがローラ
237と対向するタイミングは図37のタイミングチャ
ートに示されている。
【0053】図40および図41は苗押出しピン作動軸
175の駆動機構の異なる実施例をあらわしている。2
70は苗箱送り駆動軸172に取り付けた復動カムで、
外周部に斜めの案内溝272が形成されている。復動カ
ム270の外周部には押出しストッパ274が軸方向に
摺動自在に嵌合し、該押出しストッパに取り付けたガイ
ドメタル275の爪276が前記案内溝272に係合し
ている。押出しストッパ274は苗箱送り駆動軸172
の周りを回転しないようになっているので、苗箱送り駆
動軸172が回転することにより、爪276が案内溝2
72に沿って案内され、押出しストッパ274が図41
において実線で示す位置と鎖線で示す位置の間を軸方向
に往復動し、一対のローラ支持アーム277のローラ2
78と交互に係合する。その周期は押出カム232の1
/2であり、押出カム232が2回転する間に押出しス
トッパ274が1往復する。したがって、前記駆動機構
と同様に、苗箱送り駆動軸172が1回転するごとに1
度の割合で苗押出しピン100が突出する。
【0054】苗箱送り駆動軸172から苗送り作動軸1
76へは、苗送りカム240とカムフォロア241を介
して回転が伝えられる。苗送り作動軸176の左右両突
出部に枠状の苗送り作動アーム242が取り付けられ、
該アームの一端部に苗送りロッド58の後端部が回動自
在に連結されているとともに、他端部に苗送りロッド5
8を前方に押し出す方向に作用するスプリング243が
繋着されている。(図2に図示)前記苗送り揺動アーム
53を苗送り方向に回動させるのはスプリング243で
行い、戻し方向に回動させるのは苗送りカム240とカ
ムフォロア241で行う。
【0055】苗供給装置11の駆動機構は以上のように
構成され、苗送り装置15、苗押出し装置16、苗受渡
し装置17および苗搬送ベルト18の各部が互いに同期
して作動するようになっている。これら各部は伝動ケー
ス10の末端部分に設けた共通の軸(苗搬送ベルト駆動
軸170)より伝動されるようになっているので、位相
がずれることがなく、常に正確な苗供給動作を行うこと
ができる。また、これら各部は作用側の動作をスプリン
グで行わせ、戻し側の動作をカムとカムフォロアで行わ
せるようになっているので、作用動作が迅速で的確なも
のとなり、しかもカムが小型化されている。
【0056】苗供給装置11と植付装置12の動作タイ
ミングをタイムチャートで示すと図37のようになる。
この図は以下のことを意味している。
【0057】(1)「苗取り位置」a1 〜a14は、植込
杆141の苗保持爪142が苗取りロ137を通過する
タイミングを示す。
【0058】(2)「植込杆停止位置」b1 〜b14は、
植付クラッチを切った時に植付装置12が停止するタイ
ミングであり、植込杆141は苗取り口137を少し過
ぎた位置で停止する。
【0059】(3)「苗箱送り」は自動送り爪51の動
作を示し、c1 で上動を開始し、c2で下動に切り換わ
り、c3 で動作が停止する。送り爪51が下動する際に
苗箱を1ピッチ移動させる。
【0060】(4)「苗押出し」に関しては、d1 −d
2 間で苗押出しピン100が突出し、d3 −d4 間で苗
押出しピン100が後退する。内側の苗押出しピン10
0(I)と外側の苗押出しピン100(O)の動作位相
は180度ずれている。苗箱送りを開始する直前に内側
の苗押出しピン100(I)の動作が完了する。
【0061】(5)「苗受渡しアーム回動」に関して
は、e1 −e2 間で苗受渡しアーム111が下動し、e
3 −e4 間で苗受渡しアーム111が上動する。図のタ
イミングチャートからは明確に識別できないが、下動す
る時の方が上動する時よりもその動作速度が若干遅くな
っている。この理由は、苗ホルダ110に保持されてい
る苗が放出されたり、位置ずれしたりするのを防止する
ためである。
【0062】(6)「苗受渡しアームスライド」に関し
ては、f1 −f2 間で苗受渡しアーム111が前進し、
3 −f4 間で苗受渡しアーム111が後退する。苗ホ
ルダ110からの苗抜き出しを確実なものとするため
に、前進速度の方が後退速度よりも遅くなっている。こ
のスライド動作は、苗受渡しアーム111が下動位置に
ある間に行われる。
【0063】(7)「苗叩き」に関しては、g1 −g2
間で苗叩き具117が下動し、g3 −g4 間で苗叩き具
117が上動する。この苗叩き動作は、苗受渡しアーム
111が前進位置で停止している間に行われる。
【0064】(8)苗受渡しアーム回動動作、苗受渡し
アームスライド動作および苗叩き動作は1周期に2回行
われ、両動作の位相は180度ずれている。1回目の動
作で外側の苗押出しピン100(O)によって押し出さ
れた苗を苗搬送ベルト18に受け渡し、2回目の動作で
内側の苗押出しピン(I)によって押し出された苗を苗
搬送ベルト18に受け渡す。
【0065】(9)作業停止時には植付杆141が前記
植込杆停止位置b1 〜b14のいずれかで停止するが、苗
押出しピン100が苗箱のポットに挿入されているとき
は苗箱送り台14から苗箱を抜き出すことができない。
そこで、苗押出し装置14が非作動状態であり、苗箱の
抜き出すが可能であることを示す苗箱抜き出しOKラン
プ245を操縦席に設けておくと好都合である。この苗
箱抜き出しOKランプ245は、例えば苗押出しアーム
230が動作していない時にONになる苗押出し作動表
示スイッチ246(図34に図示)によって切り替わる
ようにし、d4 −d1 間のとき点灯し、それ以外のとき
は消灯するようになっている。
【0066】(10)苗箱送りと苗押出し(内側)の作
動開始時期をほぼ同じにすることにより、苗押出しピン
100の先端が苗押出し孔303に完全に挿入(d5
されてから制止爪61が苗箱の爪穴308から外れる
(c4 )までに若干の時間差(18度30分程度)が生
じ、苗箱が下方に落下するのを防止している。
【0067】(11)自動送り爪51が上動を行ってい
る間(c1 −c2 )に内外いずれか(図示例では内側)
の苗押出しピン100が進退動作を行う。自動送り爪5
1が上動を開始すると、制止爪61が外れ、苗箱は板ば
ねブレーキ65のみで静止された状態となっている。こ
のとき、苗押出しピン100が苗箱の苗押出し孔303
に挿入されているならば、急激が外力や振動がかかって
も苗箱がずれ落ちることがない。
【0068】植付部3の下側には、整地用のフロートと
して、左右中心部に位置するセンターフロート250
(C)と、本機2の後輪の後方に位置するサイドフロー
ト250(L,R)とが設けられている。各フロート2
50(L,C,R)は前部が広く後部は狭い形状をして
おり、後部の左右両側部に苗移植用の溝を成形する作溝
器251,…が取り付けられている。フロート250
(L,C,R)は、伝動ケース10に上下に回動自在に
設けたフロート支持杆252の後端部に支持ピン254
で枢着されているとともに、前部が拡縮リンク255に
よって吊られており、水田面の凹凸に応じて前部が上下
動するようになっている。
【0069】センターフロート250(C)は水田面高
さを検出するセンサであり、該センターフロートの上下
動に基づいて前記油圧シリンダ6制御用の油圧バルブ2
57のスプールが切り替わり、植付部3が水田面に対し
て一定高さになるよう制御する。このため、苗の植付深
さを常に一定に保たれる。前記フロート支持杆252を
回動させて各フロートの支持高さを変えることにより、
苗の植付深さを調節することができる。
【0070】施肥装置4は、肥料を貯蔵するホッパ26
0と、該ホッパ内の肥料を下方に繰り出す繰出器261
と、該繰出器から繰り出された肥料を苗植付用の溝に導
く施肥パイプ262とを備えている。施肥パイプ262
は、繰出器から空箱回収部の下面部および苗箱送り台1
4の前面部に沿って下方に伸び、さらに苗箱送り台14
の下端部と伝動ケース10の入力ケース151または伝
動パイプ152,152の間を通して後方に伸び、その
肥料吐出口263が前記作溝器251の内側で圃場面に
臨んでいる。
【0071】植付作業に際し、植付部3を図1に示す作
業位置まで下降させ、本機2を発進させると、植付部3
および施肥装置4が駆動され、進行にともなって圃場面
に形成される苗植付用の溝に肥料が供給されるととも
に、その直後に苗が植え付けられる。
【0072】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
田植機の苗供給装置は、1条につき左右一対の従来装置
の苗搬送方法の欠点を解消し、苗箱から取り出した苗を
植付装置の苗取り位置に効果的に供給できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である田植機の全体側面図で
ある。
【図2】植付部の側面図である。
【図3】植付部の平面図である。
【図4】苗箱の平面図である。
【図5】図4におけるA矢視図である。
【図6】育苗ポットの拡大平面図である。
【図7】図2におけるB−B断面図である。
【図8】図2におけるC−C断面図である。
【図9】図2におけるD矢視図である。
【図10】図2におけるE矢視図である。
【図11】苗箱放出部の作用を示す説明図である。
【図12】苗箱送り装置の側面図である。
【図13】図12におけるF矢視図である。
【図14】苗送り動作の説明図その1である。
【図15】苗送り動作の説明図その2である。
【図16】苗送り動作の説明図その3である。
【図17】手動苗送り装置の動作説明図その1である。
【図18】手動苗送り装置の動作説明図その2である。
【図19】手動苗送り装置の動作説明図その3である。
【図20】苗押出し装置の側面図である。
【図21】苗押出し装置の展開平面図である。
【図22】苗受渡し装置の側面図である。
【図23】図22におけるG矢視図である。
【図24】図22におけるH矢視図である。
【図25】図22におけるI断面図である。
【図26】苗搬送ベルトの側面図である。
【図27】図25におけるM矢視図である。
【図28】苗搬送ベルトの動作説明図その1である。
【図29】苗搬送ベルトの動作説明図その2である。
【図30】ゴムガイドの側面図である。
【図31】ゴムガイドの正面図である。
【図32】伝動ケースの側面図である。
【図33】伝動ケースの平面図である。
【図34】伝動ボックスの展開断面図である。
【図35】苗叩きカムの駆動機構を示す図である。
【図36】苗押出しピン作動軸の駆動機構をあらわす図
である。
【図37】各作動部の作動タイミングをあらわすタイム
チャートである。
【図38】苗押出し装置および苗受渡し装置の別実施例
を示す側面図である。
【図39】図38に示す別実施例の平面図である。
【図40】苗押出しピン作動軸の駆動機構の別実施例を
あらわす図である
【図41】図40におけるM−M断面図である。
【符号の説明】
1 田植機 2 本機 3 植付部 4 施肥装置 5 リンク装置 10 伝動ケース 11 苗供給装置 12 植付装置 14 苗箱送り台 15 苗箱送り装置 16,16´ 苗押出し装置 17,17´ 苗受渡し装置 18 苗搬送ベルト 300 苗箱 310 苗
フロントページの続き (72)発明者 加藤 哲 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 井関 秀夫 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 佐伯 正文 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 名本 学 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 鈴木 隆 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 福島 寿美 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗箱から押し出された苗を一旦押出し方
    向と交差する方向に搬送し、しかるのち植付装置の苗取
    り位置の方向に搬送する苗搬送ベルトを備えた田植機の
    苗供給装置において、前記苗搬送ベルトを互いに逆向き
    に移動する左右一対のベルトで構成し、苗を一対のベル
    トの中間部に向って搬送したのち両ベルトの間隔部を通
    して前記苗取り位置へ搬送するように構成するととも
    に、苗箱の横1列分の苗を左半分の苗群と右半分の苗群
    に分け、苗箱から押し出されたこれら左右両苗群を左半
    分の苗群は苗搬送ベルトの左のベルトに、右半分の苗群
    は苗搬送ベルトの右側のベルトに交互に移し替える苗受
    渡し装置を設けたことを特徴とする田植機の苗供給装
    置。
JP21377192A 1992-07-18 1992-07-18 田植機の苗供給装置 Pending JPH0630616A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010110067A1 (ja) 2009-03-27 2010-09-30 株式会社マルハニチロ食品 エラスチン及びコラーゲンを用いた架橋物及びその用途

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