JPH06306007A - 2,6−ナフタレンジカルボン酸の分離方法 - Google Patents
2,6−ナフタレンジカルボン酸の分離方法Info
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- JPH06306007A JPH06306007A JP11919193A JP11919193A JPH06306007A JP H06306007 A JPH06306007 A JP H06306007A JP 11919193 A JP11919193 A JP 11919193A JP 11919193 A JP11919193 A JP 11919193A JP H06306007 A JPH06306007 A JP H06306007A
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- JP
- Japan
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- ndca
- naphthalenedicarboxylic acid
- water
- acid
- carbon dioxide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ナフタレンカルボン酸混合物から2,6−ナ
フタレンジカルボン酸を分離取得し、合わせて分離のた
めに使用したアンモニアを回収する方法の提供。 【構成】 ナフタレンカルボン酸混合物をアンモニア水
溶液に溶かし、二酸化炭素あるいは炭酸水と反応させ、
生成する沈殿物を分離した後、これを加熱することを特
徴とする2,6−ナフタレンジカルボン酸の分離方法。
フタレンジカルボン酸を分離取得し、合わせて分離のた
めに使用したアンモニアを回収する方法の提供。 【構成】 ナフタレンカルボン酸混合物をアンモニア水
溶液に溶かし、二酸化炭素あるいは炭酸水と反応させ、
生成する沈殿物を分離した後、これを加熱することを特
徴とする2,6−ナフタレンジカルボン酸の分離方法。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、ナフタレンカルボン酸混合物か
ら2,6−ナフタレンジカルボン酸を分離取得する方法
に関するものである。
ら2,6−ナフタレンジカルボン酸を分離取得する方法
に関するものである。
【0002】
【従来技術】種々の異性体を含むジメチルナフタレン混
合物から2,6−ジメチルナフタレン(以下、2,6−
DMN)を単離し、これを液相空気酸化して2,6−ナ
フタレンジカルボン酸(以下、2,6−NDCA)を取
得する方法があるが、ジメチルナフタレン混合油から
2,6−DMNを単離することが極めて煩雑である。一
方、ナフタレンに、かさ高いアルキル基、たとえばイソ
プロピル基を導入して得られる異性体混合物から2,6
−ジイソプロピルナフタレンを単離し、次いで、液相空
気酸化することによって、2,6−NDCAを製造する
方法がある。この方法は、得られた異性体混合物から
2,6−ジイソプロピルナフタレンを分離することは可
能であるが、酸化工程で多量の触媒を必要とするなどの
難点がある。また、2−メチルナフタレンをアシル化
し、2−アシル−6−メチル−ナフタレンを分離後、酸
化することにより2,6−NDCAを取得する方法があ
るが予め2−メチルナフタレンを高純度で分離する必要
があるなどの難点があげられている。その他、ナフタレ
ンカルボン酸類のカリウム塩を400〜500℃に加熱
し2,6−NDCAのカリウム塩へ転位させる所謂ヘン
ケル法があるが、反応が見掛上、固相で進行するために
連続化が困難であり、またカリウム回収の手法を考え合
わせ考えねば経済的に成り立ち難い。
合物から2,6−ジメチルナフタレン(以下、2,6−
DMN)を単離し、これを液相空気酸化して2,6−ナ
フタレンジカルボン酸(以下、2,6−NDCA)を取
得する方法があるが、ジメチルナフタレン混合油から
2,6−DMNを単離することが極めて煩雑である。一
方、ナフタレンに、かさ高いアルキル基、たとえばイソ
プロピル基を導入して得られる異性体混合物から2,6
−ジイソプロピルナフタレンを単離し、次いで、液相空
気酸化することによって、2,6−NDCAを製造する
方法がある。この方法は、得られた異性体混合物から
2,6−ジイソプロピルナフタレンを分離することは可
能であるが、酸化工程で多量の触媒を必要とするなどの
難点がある。また、2−メチルナフタレンをアシル化
し、2−アシル−6−メチル−ナフタレンを分離後、酸
化することにより2,6−NDCAを取得する方法があ
るが予め2−メチルナフタレンを高純度で分離する必要
があるなどの難点があげられている。その他、ナフタレ
ンカルボン酸類のカリウム塩を400〜500℃に加熱
し2,6−NDCAのカリウム塩へ転位させる所謂ヘン
ケル法があるが、反応が見掛上、固相で進行するために
連続化が困難であり、またカリウム回収の手法を考え合
わせ考えねば経済的に成り立ち難い。
【0003】
【目的】本発明の目的はナフタレンカルボン酸混合物か
ら2,6−ナフタレンジカルボン酸を分離取得し、合わ
せて分離のために使用したアンモニアを回収する方法を
提供することである。
ら2,6−ナフタレンジカルボン酸を分離取得し、合わ
せて分離のために使用したアンモニアを回収する方法を
提供することである。
【0004】
【構成】本発明の第一は、ナフタレンカルボン酸混合物
をアンモニア水溶液に溶かし、二酸化炭素あるいは炭酸
水と反応させ、生成する沈殿物を分離した後、これを加
熱することを特徴とする2,6−ナフタレンジカルボン
酸の分離方法に関する。本発明の第二は、ナフタレンカ
ルボン酸混合物をアンモニア水溶液に溶かし、二酸化炭
素あるいは炭酸水と反応させ、生成する沈殿を分離した
後、これをそのまゝ、もしくは水中で加熱することによ
り遊離状態の2,6−ナフタレンジカルボン酸を取得す
ると共にアンモニアを回収することを特徴とする2,6
−ナフタレンジカルボン酸の分離方法に関する。
をアンモニア水溶液に溶かし、二酸化炭素あるいは炭酸
水と反応させ、生成する沈殿物を分離した後、これを加
熱することを特徴とする2,6−ナフタレンジカルボン
酸の分離方法に関する。本発明の第二は、ナフタレンカ
ルボン酸混合物をアンモニア水溶液に溶かし、二酸化炭
素あるいは炭酸水と反応させ、生成する沈殿を分離した
後、これをそのまゝ、もしくは水中で加熱することによ
り遊離状態の2,6−ナフタレンジカルボン酸を取得す
ると共にアンモニアを回収することを特徴とする2,6
−ナフタレンジカルボン酸の分離方法に関する。
【0005】本発明において対象とするナフタレンカル
ボン酸混合物は、2,6−NDCAおよび2,7−ナフ
タレンジカルボン酸(以下、2,7−NDCAという)
を主成分とし、その他のナフタレンカルボン酸類(モ
ノ、ジ、トリカルボン酸を含む)を含有するものであ
る。この種のナフタレンカルボン酸混合物は石油系接触
分解油もしくはタール系ジメチルナフタレン類を蒸留し
て得られる2,6−DMN、2,7−DMN主体のジメ
チルナフタレン油を液相空気酸化して得られるが、必要
があれば予め晶析やゼオライトによる吸着分離などによ
り2,6−DMNの含有率を高めたジメチルナフタレン
油を酸化することにより、2,6−NDCAの含有率
の、より高い混合酸を得ることができる。
ボン酸混合物は、2,6−NDCAおよび2,7−ナフ
タレンジカルボン酸(以下、2,7−NDCAという)
を主成分とし、その他のナフタレンカルボン酸類(モ
ノ、ジ、トリカルボン酸を含む)を含有するものであ
る。この種のナフタレンカルボン酸混合物は石油系接触
分解油もしくはタール系ジメチルナフタレン類を蒸留し
て得られる2,6−DMN、2,7−DMN主体のジメ
チルナフタレン油を液相空気酸化して得られるが、必要
があれば予め晶析やゼオライトによる吸着分離などによ
り2,6−DMNの含有率を高めたジメチルナフタレン
油を酸化することにより、2,6−NDCAの含有率
の、より高い混合酸を得ることができる。
【0006】これらのナフタレンカルボン酸混合物をア
ンモニア水溶液に溶かし、常温で二酸化炭素と気液撹拌
することにより、あるいは炭酸水と混合撹拌することに
より、反応が進行し2,6−NDCAのモノアンニウム
塩を主体とする沈殿が析出する(2,6−NDCA以外
のモノアンモニウム塩は、2,6−NDCAのモノアン
モニウム塩より溶解度が大きいのでほとんど沈殿しな
い)。これを濾取し、充分に水洗後110℃以上に加熱
することにより2,6−NDCAを取得できた。この
際、発生するアンモニアは、ほゞ定量的に回収された。
また、析出した2,6−NDCAのモノアンモニウム塩
主体の沈殿を水中に懸濁させ、煮沸撹拌することによっ
ても2,6−NDCAを取り出すことができた。 (以下余白)
ンモニア水溶液に溶かし、常温で二酸化炭素と気液撹拌
することにより、あるいは炭酸水と混合撹拌することに
より、反応が進行し2,6−NDCAのモノアンニウム
塩を主体とする沈殿が析出する(2,6−NDCA以外
のモノアンモニウム塩は、2,6−NDCAのモノアン
モニウム塩より溶解度が大きいのでほとんど沈殿しな
い)。これを濾取し、充分に水洗後110℃以上に加熱
することにより2,6−NDCAを取得できた。この
際、発生するアンモニアは、ほゞ定量的に回収された。
また、析出した2,6−NDCAのモノアンモニウム塩
主体の沈殿を水中に懸濁させ、煮沸撹拌することによっ
ても2,6−NDCAを取り出すことができた。 (以下余白)
【0007】本発明の概要を反応式で示すと、つぎのよ
うになるものと考えられる。
うになるものと考えられる。
【化1】
【0008】
実施例1 2,6−NDCAと2,7−NDCAとの混合酸10.
81g(混合比1:1)を12〜3%アンモニア水14
0mlに溶かした。得られた水溶液を内容1リットルの
家庭用ミキサーにいれ、炭酸ガスを通じながら10分間
かきまぜた。生じた沈殿を濾取し、水50mlに投じて
30分間かきまぜて水洗後、濾過した。濾過ケーキを空
気を通しながら125℃に2時間加熱し、白色粉末4.
61gを得た。このものの酸価は518.0であり、ナ
フタレンジカルボン酸にほゞ一致した。さらにジアゾメ
タンでメチルエステル化してGC分析した結果、2,6
−NDCAの含有率は98.5%であった(2,6−N
DCAの回収率84.0%)。この際、空気浴から排出
されたガスを水100mlを入れた洗気ビンに通し、得
られた洗液を、メチルオレンジを指示薬として1NHC
lで滴定したところ19.7mlを要した。また、ほゞ
同様に二酸化炭素を通して生じた沈殿の全量を水100
mlに投じ、水を補給しながら3時間、煮沸した。不溶
物を熱時に濾過し、80℃で乾燥後、白色粉末3.02
gを得た。このものの酸価は518.2であり、ジアゾ
メタン処理してGC分析したところ、2,6−NDCA
の含有率は99.1%であった。
81g(混合比1:1)を12〜3%アンモニア水14
0mlに溶かした。得られた水溶液を内容1リットルの
家庭用ミキサーにいれ、炭酸ガスを通じながら10分間
かきまぜた。生じた沈殿を濾取し、水50mlに投じて
30分間かきまぜて水洗後、濾過した。濾過ケーキを空
気を通しながら125℃に2時間加熱し、白色粉末4.
61gを得た。このものの酸価は518.0であり、ナ
フタレンジカルボン酸にほゞ一致した。さらにジアゾメ
タンでメチルエステル化してGC分析した結果、2,6
−NDCAの含有率は98.5%であった(2,6−N
DCAの回収率84.0%)。この際、空気浴から排出
されたガスを水100mlを入れた洗気ビンに通し、得
られた洗液を、メチルオレンジを指示薬として1NHC
lで滴定したところ19.7mlを要した。また、ほゞ
同様に二酸化炭素を通して生じた沈殿の全量を水100
mlに投じ、水を補給しながら3時間、煮沸した。不溶
物を熱時に濾過し、80℃で乾燥後、白色粉末3.02
gを得た。このものの酸価は518.2であり、ジアゾ
メタン処理してGC分析したところ、2,6−NDCA
の含有率は99.1%であった。
【0009】実施例2 石油系ジメチルナフタレン油を酸化して得られた淡かっ
色のナフタレンカルボン酸混合物(2,6−、2,7
−、1,3−、1,7−、1,6−および、その他のN
DCAの含有率は、それぞれ23.0、47.0、9.
0、7.1、5.2および0.5%であり、その他ナフ
トエ酸類などを含む)10.81gを12〜3%アンモ
ニア水140mlに溶かした。不溶分を濾別後、かっ色
の濾液を内容1リットルのミキサーにいれ、二酸化炭素
を通しながら、30分間かきまぜた。生じた淡かっ色の
沈殿を濾取し、これを水50ml中で30分間かきまぜ
た後、濾過した。得られた濾過ケーキを空気浴中120
℃に3時間、加熱し淡かっ色粉末1.65gを得た。酸
価は517.8であり、シリルエステル化後にGC分析
した結果、2,6−NDCAの含有率は98.3%であ
った(2,6−NDCAの回収率は65.2%)。
色のナフタレンカルボン酸混合物(2,6−、2,7
−、1,3−、1,7−、1,6−および、その他のN
DCAの含有率は、それぞれ23.0、47.0、9.
0、7.1、5.2および0.5%であり、その他ナフ
トエ酸類などを含む)10.81gを12〜3%アンモ
ニア水140mlに溶かした。不溶分を濾別後、かっ色
の濾液を内容1リットルのミキサーにいれ、二酸化炭素
を通しながら、30分間かきまぜた。生じた淡かっ色の
沈殿を濾取し、これを水50ml中で30分間かきまぜ
た後、濾過した。得られた濾過ケーキを空気浴中120
℃に3時間、加熱し淡かっ色粉末1.65gを得た。酸
価は517.8であり、シリルエステル化後にGC分析
した結果、2,6−NDCAの含有率は98.3%であ
った(2,6−NDCAの回収率は65.2%)。
【0010】実施例3 2,6−NDCAと2,7−NDCAとの混合酸10.
81g(混合比2:1)を12〜13%アンモニア水1
40mlに溶かした。得られた水溶液を炭酸ガス雰囲気
中ミキサーで10分間かきまぜた。生じた沈殿を濾取
し、水100mlに投じて30分間かきまぜた後に濾過
した。濾過ケーキを空気浴中135℃に2時間加熱し、
白色粉末6.10gを得た。ジアゾメタンでメチルエス
テル化してGC分析した結果、2,6−NDCAの含有
率は97.5%であった(2,6−NDCAの回収率8
2.5%)。この際、空気浴から排出されたガスを前記
した混合比の混合酸5.40gを水35mlに懸濁させ
た懸濁液へ通した。さらに12〜13%アンモニア水約
35mlを加えてかきまぜることにより混合酸の全量を
溶解することができ、この方法によりアンモニアの約2
5%を回収使用することができた。
81g(混合比2:1)を12〜13%アンモニア水1
40mlに溶かした。得られた水溶液を炭酸ガス雰囲気
中ミキサーで10分間かきまぜた。生じた沈殿を濾取
し、水100mlに投じて30分間かきまぜた後に濾過
した。濾過ケーキを空気浴中135℃に2時間加熱し、
白色粉末6.10gを得た。ジアゾメタンでメチルエス
テル化してGC分析した結果、2,6−NDCAの含有
率は97.5%であった(2,6−NDCAの回収率8
2.5%)。この際、空気浴から排出されたガスを前記
した混合比の混合酸5.40gを水35mlに懸濁させ
た懸濁液へ通した。さらに12〜13%アンモニア水約
35mlを加えてかきまぜることにより混合酸の全量を
溶解することができ、この方法によりアンモニアの約2
5%を回収使用することができた。
【0011】
【効果】本発明により、ナフタレンカルボン酸混合物を
原料としているにもかかわらず、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸を高選択率で分離することができる。本発明
は、簡単な操作で、短時間に高選択的に2,6−ナフタ
レンジカルボン酸を分離回収できる。本発明で、造塩反
応に使用するのがアンモニアであるため、生成した塩を
遊離の酸に変性するのが極めて簡単であり、かつ、発生
したアンモニアを循環再使用できるので、工程的にも極
めて有利である。
原料としているにもかかわらず、2,6−ナフタレンジ
カルボン酸を高選択率で分離することができる。本発明
は、簡単な操作で、短時間に高選択的に2,6−ナフタ
レンジカルボン酸を分離回収できる。本発明で、造塩反
応に使用するのがアンモニアであるため、生成した塩を
遊離の酸に変性するのが極めて簡単であり、かつ、発生
したアンモニアを循環再使用できるので、工程的にも極
めて有利である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ナフタレンカルボン酸混合物をアンモニ
ア水溶液に溶かし、二酸化炭素あるいは炭酸水と反応さ
せ、生成する沈殿物を分離した後、これを加熱すること
を特徴とする2,6−ナフタレンジカルボン酸の分離方
法。 - 【請求項2】 ナフタレンカルボン酸混合物をアンモニ
ア水溶液に溶かし、二酸化炭素あるいは炭酸水と反応さ
せ、生成する沈殿を、そのまゝ、もしくは水中で加熱す
ることにより遊離状態の2,6−ナフタレンジカルボン
酸を取得すると共に発生したアンモニアを回収して循環
使用することを特徴とする2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸の分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11919193A JPH06306007A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11919193A JPH06306007A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の分離方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06306007A true JPH06306007A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14755176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11919193A Pending JPH06306007A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 2,6−ナフタレンジカルボン酸の分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06306007A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5770766A (en) * | 1995-11-13 | 1998-06-23 | Kabushiki Kaisha Ueno Seiyaku Oyo Kenkyujo | Method for separating and purifying hydroxynaphtalenecarboxylic acids |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP11919193A patent/JPH06306007A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5770766A (en) * | 1995-11-13 | 1998-06-23 | Kabushiki Kaisha Ueno Seiyaku Oyo Kenkyujo | Method for separating and purifying hydroxynaphtalenecarboxylic acids |
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