JPH06305938A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

Info

Publication number
JPH06305938A
JPH06305938A JP4661593A JP4661593A JPH06305938A JP H06305938 A JPH06305938 A JP H06305938A JP 4661593 A JP4661593 A JP 4661593A JP 4661593 A JP4661593 A JP 4661593A JP H06305938 A JPH06305938 A JP H06305938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
effect
group
hair cosmetic
guanidine derivative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4661593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuko Umezawa
数子 梅澤
Naoki Suzuki
直樹 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP4661593A priority Critical patent/JPH06305938A/ja
Publication of JPH06305938A publication Critical patent/JPH06305938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】紫外線による毛髪の赤色化、及びゴワつきを防
止効果を有し、かつ、櫛通り性付与に優れた毛髪化粧料
を提供する。 【構成】分子内にアミド基を持つグアニジン誘導体、及
びそれらの塩から選択された少なくとも1種の化合物
と、紫外線吸収剤とを含有することを特徴とする毛髪化
粧料である。前記グアニジン誘導体は、下記化1に示す
一般式(1)で示される。 【化1】 (但し、上記一般式(1)中、R1 は炭素数1〜22の
分岐状又は直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であ
り、Aは炭素数1〜10の分岐状又は直鎖状のアルキレ
ン基又はアルケニレン基である。また、mは0又は1で
あり、nは1〜5の整数である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線による毛髪の赤
色化、ゴワつき等を防止し、櫛通り性付与効果に優れた
毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】紫外線によって皮膚がサンターン、サン
バーンと呼ばれる炎症を起こすことはよく知られてお
り、これらを防ぐ技術は多数紹介されている。
【0003】一方、毛髪の場合も紫外線の影響を受け
て、赤色化、ゴワつき等が生じたり、櫛通りが悪くなる
等の不具合が生じる事が知られている(皮膚と美容、2
4(2)、12(1992)、J.Soc.Cosme
t,Chem.Japan,21(1),43(198
7))。
【0004】従って、これ等の毛髪の不具合を防止する
ために、紫外線吸収剤を配合した製剤が開発されてきた
が、シャンプー、リンス等のすすぎ流すタイプの製剤で
は、紫外線吸収剤の多くはすすぎ流されてしまうため、
その効果はほとんど期待できない。一方、ムース等のす
すぎ不要のタイプの製剤に水溶性紫外線吸収剤を配合し
た例が特開昭61−218511号に開示されているも
のの、雨や海水、汗などによって毛髪が濡れた場合に
は、紫外線吸収剤が洗い流されてしまうため、その効果
が充分に発揮されないのが現状であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、すすぎ流
すタイプ、又はすすぎ不要のタイプのいずれの製剤にお
いても、紫外線による毛髪の赤色化、ゴワつき等を防止
する効果が不十分であった。そこで、本発明は、紫外線
による毛髪の赤色化、ゴワつき、及び櫛通り性の悪化を
防止する毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討を行なった結果、紫外線吸収剤
と、分子内にアミド基を有する所定のグアニジン誘導体
とを併用することによって、紫外線の影響による毛髪の
赤色化、及びゴワつきを防止し、かつ、櫛通り性付与に
優れた毛髪化粧料が得られることを見出した。
【0007】すなわち、本発明は、下記一般式(1)で
示される、分子内にアミド基を有するグアニジン誘導
体、及びそれらの塩から選択された少なくとも1種の化
合物と、紫外線吸収剤とを含有することを特徴とする毛
髪化粧料を提供する。
【0008】
【化2】
【0009】(但し、上記一般式(1)中、R1 は炭素
数1〜22の分岐状又は直鎖状のアルキル基又はアルケ
ニル基であり、Aは炭素数1〜10の分岐状又は直鎖状
のアルキレン基又はアルケニレン基である。また、mは
0又は1であり、nは1〜5の整数である。) 以下、本発明の毛髪化粧料に配合される各成分について
詳細に説明する。
【0010】本発明の毛髪化粧料の第1の必須成分は、
上記一般式(1)で示されるグアニジン誘導体である
が、この一般式(1)において、置換基R1 は、炭素数
1〜22、好ましくは11〜19の分岐状又は直鎖状の
アルキル基又はアルケニル基である。好ましい基の具体
例としては、C1123−,C1225−,C1327−,C
1429−,C1531−,C1633−,C1735−,(C
8 172 CH−,4−C2 5 1530−などが挙げ
られる。
【0011】また、置換基Aは、炭素数1〜10、好ま
しくは2〜6の分岐状又は直鎖状のアルキレン基又はア
ルケニレン基であり、例えばメチレン基、エチレン基、
プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン
基、イソプロピレン基、2−ペンテニル基、2−エチル
ブチレン基などが挙げられる。なお、mは1又は0であ
り、nは1〜5の整数である。
【0012】一般式(1)で表わされるグアニジン誘導
体は、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩等の
無機酸塩、又は、グリコール酸塩、酢酸塩、クエン酸
塩、及び酸性アミノ酸塩等の有機酸塩などとして用いる
ことができる。無機酸塩の場合は塩酸塩、有機酸塩の場
合はグリコール酸塩として用いることが、水への溶解性
等の点から望ましい。
【0013】一般式(1)のグアニジン誘導体及びその
塩は、1種を単独で配合しても、2種以上を併用して配
合してもよい。また、その配合量は特に制限されない
が、毛髪化粧料全体の0.05〜10重量%であること
が好ましく、0.7〜5重量%であることがより好まし
い。配合量が0.05重量%未満では、毛髪への柔軟性
付与効果が不十分となる傾向があり、10重量%を越え
ると経済的に不利であるばかりでなく、むしろべたつい
て重い仕上りになる場合がある。
【0014】本発明の毛髪化粧料の第2の必須成分であ
る紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン類、パラアミ
ノ安息香酸、及びそのエステル、ベンゾトリアゾール類
が挙げられる。具体的には、ベンゾフェノン類としての
2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,
2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェ
ノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,
2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノンスルホン
酸、及びジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンスルホ
ン酸ナトリウム;桂皮酸類としての4−メトキシケイ皮
酸2−エチルヘキシル、4−メトキシケイ皮酸エチル、
4−メトキシケイ皮酸イソプロピル、2,4−ジイソプ
ロピルケイ皮酸メチル、及び2,4−ジイソプロピルケ
イ皮酸エチル;パラアミノ安息香酸類としてのパラアミ
ノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラジメチル
アミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸エ
チル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、パラアミ
ノ安息香酸グリセリン、パラジメチルアミノ安息香酸ア
ミル;サリチル酸類としてのサリチル酸フェニル、サリ
チル酸2−エチルヘキシル、サリチル酸ホモメンチル、
サリチル酸ミリスチル、サリチル酸チタン、サリチル酸
プロピレングリコール;ベンゾトリアゾール類としての
2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−ベンゾ
トリアゾールウロカニン酸;その他、ウンベリフェロ
ン、エスクリン、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、
アントラニル酸メチル、4−メトキシケイ皮酸ブチル、
4−tert−ブチル−4′−メトキシ−ジベンゾイル
メタン等を挙げることが出来る。これらのうちの油溶性
の紫外線吸収剤を用いると、汗等で流されにくくなり、
より長期に本発明の効果を発現することができる。
【0015】紫外線吸収剤の配合量は、特に限定されな
いが、毛髪化粧料全体の0.01重量%以上であること
が好ましく、0.1〜3.0重量%であることがより好
ましい。0.01重量%未満では、赤色化防止、ゴワつ
き防止等の本発明の効果が十分発揮できない。
【0016】さらに、本発明の毛髪化粧料には、上述の
2種の必須成分の他に、下記の任意成分を本発明の効果
に影響のない範囲で配合してもよい。任意成分として
は、流動パラフィン、ワセリン、固型パラフィン、スク
ワラン、及びオレフィンオリゴマー等の炭化水素;イソ
プロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、ス
テアリルステアレート、ミリスチン酸オクチルドデシ
ル、オレイン酸オクチルドデシル、及び2−エチルヘキ
サン酸トリグリセライド等のエステル;ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリン酸
エステル、及びポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レート等の乳化剤;塩化ベンザルコニウム、塩化セチル
トリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチ
ルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウ
ム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステ
アリルジメチルアンモニウム、及びN−ココイルアルギ
ニルエチルエステル等のカチオン界面活性剤;N−(2
−ヒドロキシエチル)−N−[ビス(2−カルボキシエ
チル)アミノエチル]ラウリルアマイドジナトリウム
塩、2−ココイル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロ
キシエチルイミダゾリウムベタイン等の両性界面活性
剤;高級アルコールサルフェート、アルコールエーテル
サルフェート、α−オレフィンスルホネート等のアニオ
ン界面活性剤;ラウリルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコール等
の高級アルコール;パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ニン酸等の高級脂肪酸;エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリ
ン、及びソルビトール等の保湿剤;及びエタノール等の
溶剤、防腐剤、pH調整剤、養毛料、酸化防止剤、安定
化剤、香料等の小量成分などが挙げられる。これらの任
意成分は、必要に応じて1種を単独で、又は2種以上を
組み合わせて配合することができる。
【0017】
【作用】本発明の毛髪化粧料は、上記一般式(1)で表
わされるグアニジン誘導体又はその塩と、紫外線吸収剤
とを必須成分として含有している。一般にモノ−N−置
換グアニジン誘導体は、分子内に強塩基性基であるグア
ニジン基を含んでおり、このグアニジン基は次のような
特徴を有している。
【0018】a)カルボキシアニオンなどの共鳴型1価
アニオン種と強固な双子性イオン体を作り得る強固な静
電効果と水素結合能とを有するため、共鳴型1価アニオ
ン種を末端側鎖に持つケラチン等のタンパク質繊維に対
して極めて親和性が良い。 b)上記アニオン種と双子性イオンを形成することから
その吸着力が強力である。 これらの特徴のため、モノ−N−置換グアニジン誘導体
を含む毛髪化粧料は、一般に、毛髪に良好に吸着して優
れた柔軟性を毛髪に付与することができる。
【0019】本発明の上記一般式(1)で表わされるグ
アニジン誘導体は、置換基中にアミド基を導入して得ら
れるものであり、このアミド基の導入によって、ケラチ
ン等のタンパク質繊維との親和性が更に強いものとなっ
ている。また、水分子の固着能が向上し、毛髪への保湿
性付与効果にも優れている。すなわち、上記一般式
(1)で表わされるグアニジン誘導体を含有する毛髪化
粧料は、毛髪への有効成分の高い吸着性を有し、かつ優
れた柔軟性や保湿性を毛髪に付与することが可能であ
る。
【0020】本発明の毛髪化粧料では、かかる優れた特
徴を有するグアニジン誘導体を、紫外線吸収剤とともに
配合しており、そのため、本発明の毛髪化粧料は、毛髪
に優れた柔軟性及び保湿性を付与するとともに、長期に
わたり紫外線の影響を防止することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
前記化2に示した一般式(1)で表わされる、グアニジ
ン誘導体及びその塩から選択される少なくとも1種の化
合物と、紫外線吸収剤とを併用することにより、紫外線
による毛髪の赤色化やゴワつきを防止し、かつ櫛通り性
を付与する性能に優れた毛髪化粧料が得られる。
【0022】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を示して、本発明
を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。各実施例の説明に先立ち、本発明の
毛髪化粧料の評価方法について説明する。なお、評価に
用いられる毛髪は以下のように処理した。 コールドパーマ処理:
【0023】毛髪(株式会社スタックス製)10gを束
ねて下記A溶液(毛髪重量の30倍量)に14分間浸漬
し、流水ですすぎいだ後、軽く水分をとる。この毛髪を
下記B溶液(毛髪重量の約40倍)に5分間浸漬して流
水ですすいだ後、室内で一昼夜以上乾燥させ、コールド
パーマ毛を得る。 A溶液:チオグリコール酸5%水溶液(アンモニア水で
pHを9.6に調整) B溶液:臭素酸カリウム3%水溶液 試料処理:
【0024】得られたコールドパーマ毛(10g)にポ
リオキシエチレン(3.E.O.)ラウリルエーテル硫
酸ナトリウム20%水溶d液を1g塗布し、3分間もみ
洗いして40℃の流水ですすぐ。この操作を2回繰り返
し、軽く絞った毛束に1gの試験試料を塗布して3分間
櫛通しを行い、その後40℃の温水250ml中で毛束
を上下動させて10秒間すすぐ。さらに、別に用意した
40℃の温水250ml中でもう一度毛束を上下動させ
て10秒間すすぎ、軽く絞って室内で一昼夜乾燥させて
評価用の試料毛髪を得る。
【0025】なお、判定の基準となる標準試料として
は、下記表1に示す組成物を用い、この標準試料で処理
した毛髪を日光曝露(光量400ラングレイ)して標準
品とする。
【0026】
【表1】 1.毛髪の赤色化防止効果 上述のようにコールドパーマ処理及び試料処理を施した
毛髪の赤色化の程度を目視にて官能評価し、その赤色化
防止効果を下記の評価基準で判定する。 7:標準品より非常に良い 6:標準品より良い 5:標準品よりやや良い 4:標準品と同等 3:標準品よりやや劣る 2:標準品より劣る 1:標準品より非常に劣る 2.毛髪のゴワつき防止効果
【0027】赤色化防止効果の評価に用いたものと同様
にコールドパーマ処理及び試料処理を施した毛髪のゴワ
つきの程度を手触りにて官能評価し、そのゴワつき防止
効果を下記の評価基準で判定する。 7:標準品より非常に良い 6:標準品より良い 5:標準品よりやや良い 4:標準品と同等 3:標準品よりやや劣る 2:標準品より劣る 1:標準品より非常に劣る 3.櫛通り性付与効果
【0028】赤色化防止効果の評価に用いたものと同様
に調製したコールドパーマ毛からなる毛束をポリエチレ
ン製の櫛に通した後、一定速度(40m/分)で櫛を下
げる。この時、櫛にかかる毛髪の最大荷重(抵抗値)を
テンシロンメーターの記録計から読みとる。次に、この
毛束を試料処理した後、上述と全く同様にして櫛にかか
る最大荷重を測定する。なお測定は、25℃、65%R
Hの条件下で行ない、櫛通り性は次の式によって定義す
る。 櫛通り性=((CB −Cr )/CB )×100(%) ただし、 CB :化粧料組成物で処理する前の最大荷重(g) Cr :化粧料組成物で処理した後の最大荷重(g) とし、櫛通り性付与は次の基準により評価する。 50%以上 : ◎良い 40〜50% : ○やや良い 30〜40% : △普通 20〜30% : ×やや劣る 20%未満 : ××劣る (実施例1〜7、比較例1〜4)
【0029】下記表2に示す配合組成の11種のヘアリ
ンス組成物を調製し、それらの性能を評価した。得られ
た結果を同表に示す。なお、表中の配合量の数値の単位
は、重量%である。
【0030】
【表2】
【0031】上記表2から明らかなように、本発明の必
須成分を含有する組成物(実施例1〜7)は、いずれも
優れた赤色化防止効果、ゴワつき防止効果、及び櫛通り
性付与効果を有している。これに対し、紫外線吸収剤を
欠く組成物(比較例1)は、毛髪の赤色防止効果、ゴワ
つき防止効果が得られず、グアニジン誘導体を含有して
いない組成物(比較例2)は、いずれの効果も認められ
ない。さらに、標準試料に紫外線吸収剤のみを配合した
組成物(比較例3)の場合は、多少の赤色化防止効果は
得られたものの、毛髪のゴワつき防止効果、櫛通り性付
与効果は認められない。アミド基を導入しないグアニジ
ン誘導体を配合した組成物(比較例4)の場合は、赤色
化防止効果並びに櫛通り性付与効果は多少得られたもの
の、毛髪のゴワつき防止効果は認められない。 (実施例8〜12)本発明の第2の必須成分である油溶
性紫外線吸収剤の配合量を変えた5種類の毛髪化粧料を
調製し、その性能を評価した。得られた結果を下記表3
に示す。
【0032】
【表3】
【0033】上記表3から、本発明の第2の必須成分で
ある紫外線吸収剤は、0.01〜5.0重量%という広
範な配合量の下で、良好な赤色化及びゴワつき防止効
果、並びに櫛通り性付与効果を示すことがわかる。 (実施例12)下記表4に示す配合組成のヘアーパック
剤組成物を調製し、その性能を評価した。その結果を同
表に示す。
【0034】
【表4】 本実施例のヘアーパック剤組成物は、表4に示すよう
に、赤色化及びゴワつき防止効果、並びに櫛通り性付与
について、いずれも優れた性能を有していた。 (実施例13)下記表5に示す配合組成のヘアーブロー
剤組成物を調製し、その性能を評価した。その結果を同
表に示す。
【0035】
【表5】 本実施例のヘアーブロー剤組成物は、表5に示すよう
に、赤色化及びゴワつき防止効果、並びに櫛通り性付与
について、いずれも優れた性能を有していた。 (実施例14)下記表6に示す配合組成のヘアーローシ
ョン剤組成物を調製し、その性能を評価した。その結果
を同表に示す。
【0036】
【表6】
【0037】本実施例のヘアーローション剤組成物は、
表6に示すように、赤色化及びゴワつき防止効果、並び
に櫛通り性付与について、いずれも優れた性能を有して
いた。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【表1】 1.毛髪の赤色化防止効果 上述のようにコールドパーマ処理及び試料処理を施した
毛髪の赤色化の程度を目視にて官能評価し、その赤色化
防止効果を下記の評価基準で判定する。 7:標準品より非常に良い 6:標準品より良い 5:標準品よりやや良い 4:標準品と同等 3:標準品よりやや劣る 2:標準品より劣る 1:標準品より非常に劣る 2.毛髪のゴワつき防止効果

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子内にアミド基を有する、下記化1に
    示す一般式(1)で示されるグアニジン誘導体及びそれ
    らの塩から選択された少なくとも1種の化合物と、紫外
    線吸収剤とを含有することを特徴とする毛髪化粧料。 【化1】 (但し、上記一般式(1)中、R1 は炭素数1〜22の
    分岐状又は直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であ
    り、Aは炭素数1〜10の分岐状又は直鎖状のアルキレ
    ン基又はアルケニレン基である。また、mは0又は1で
    あり、nは1〜5の整数である。)
  2. 【請求項2】 紫外線吸収剤が油溶性紫外線吸収剤であ
    る請求項1記載の毛髪化粧料。
JP4661593A 1993-03-08 1993-03-08 毛髪化粧料 Pending JPH06305938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4661593A JPH06305938A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 毛髪化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4661593A JPH06305938A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 毛髪化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06305938A true JPH06305938A (ja) 1994-11-01

Family

ID=12752211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4661593A Pending JPH06305938A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 毛髪化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06305938A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5045307A (en) Composition that protects dyed hair from fading
ES2381312T3 (es) Composiciones cosméticas y dermatológicas en particular para el tratamiento de sustratos que contienen queratina
WO2000037041A1 (en) Synergistic combination of cationic and ampholytic polymers for cleansing and/or conditioning keratin based substrates
US4534964A (en) Hair conditioning shampoo
JPH0774136B2 (ja) 毛髪用化粧剤
WO2015056216A2 (pt) Composição peptídica e respetivos usos
JPH02243614A (ja) 毛髪化粧料
JPH0699285B2 (ja) 毛髪化粧料
JP4391473B2 (ja) アミノ酸グリセリル誘導体含有化粧料
JP2002193755A (ja) フケ・カユミ防止頭髪用および洗髪用化粧料
JPH0665049A (ja) 皮膚外用剤
JPH06305938A (ja) 毛髪化粧料
JP2696523B2 (ja) ふけ防止剤及び頭髪化粧料
JP2541297B2 (ja) アルギニン誘導体及びそれを含有してなる毛髪化粧料
JPH054910A (ja) 化粧料組成物
JP2620770B2 (ja) 皮膚外用剤
JPH1149646A (ja) 毛髪化粧料
JPH05926A (ja) 毛髪化粧料
JP3001121B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2814703B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2567316B2 (ja) 毛髪化粧料
JPH0454112A (ja) 毛髪化粧料
WO2023111076A1 (en) Cosmetic composition for restructuring hair and improving the appearance thereof
KR20230134858A (ko) 모발, 피부 또는 섬유의 단백질 소실 방지용 조성물
JPH04230615A (ja) 毛髪化粧料