JPH0630574A - モータの制御システム - Google Patents

モータの制御システム

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JPH0630574A
JPH0630574A JP3276830A JP27683091A JPH0630574A JP H0630574 A JPH0630574 A JP H0630574A JP 3276830 A JP3276830 A JP 3276830A JP 27683091 A JP27683091 A JP 27683091A JP H0630574 A JPH0630574 A JP H0630574A
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JP
Japan
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rope
vibration
motor
control system
control unit
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Application number
JP3276830A
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English (en)
Inventor
Malcolm E Greenway
マルコム、アーネスト、グリーンウェイ
Winfried E Schmitt
ウインフリート、エー、シュミット
Rodney S Hamilton
ロドニー、ステファン、ハミルトン
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Anglo American Corp of South Africa Ltd
Original Assignee
Anglo American Corp of South Africa Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正常動作および緊急制動について長手方向の
振動を低下させるための制御システム。 【構成】 本発明はロープにより支持される運搬装置を
含みそして振動系を形成する坑内巻上げ装置のロープド
ラムを駆動するようになったモータ用の制御システムを
提供する。この制御システムはロープの負荷をモニタす
る負荷センサとドラムからくり出されたロープの長さを
モニタするロープ長センサを含む。モータ制御ユニット
はこのセンサからの信号を受けて振動系の速度、加速度
およびジャークについての設定点を計算する。この制御
ユニットはシステム内の振動の発生を防止するようにこ
の振動系の固有振動モードに関係した制御信号を発生し
そしてそれにもとづきモータ駆動装置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は坑内巻取装置あるいは同
様のホイストシステムのロープドラムを駆動するための
電動モータ用の制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ホイス
トは一般に少くとも1個であって通常は2個であるロー
プドラムに接続されたモータを用いている。ケージまた
は運搬装置がそのドラムに巻かれたロープの先端に装着
され、このドラムが回転すると堅坑内の運搬装置が上下
する。一般に、この巻取構成は1つの運搬装置が上昇す
るとき他方の運搬装置が下降するようになっている。
【0003】金鉱山におけるような深い堅坑には長いロ
ープが必要である。そのようなシステムでは運搬装置、
ロープ、モータと巻取ドラムの慣性およびこのシステム
内の他の移動する質量に振動が生じる。そのような振動
は特に通常の巻取り中および緊急制動時に生じる巻取ド
ラムの加速により励起される。その結果、ロープの先端
のケージの長手方向の大きい振幅の動的なずれが生じ、
それによりロープにかかる張力負荷が増大する。これに
耐えるには通常の動作に必要なロープより丈夫なロープ
を使用しなくてはならず、ロープの質量とコストが増加
し、達成可能な杭の深さが制限される。本発明の目的は
長手方向の振動を減少させるようになった、通常動作お
よび緊急制動用の制御システムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、ロープにより支持される運搬装置を含みそして振動
系を形成する坑内巻取装置またはホイストシステムのロ
ープドラムを駆動するように配置された電動モータ用の
制御システムはロープの負荷をモニタしそれに対応する
負荷信号を与える負荷センサと、ロープドラムからくり
出されたロープの長さをモニタしてそれに対応するロー
プ長さ信号を出すロープ長さセンサと、この負荷信号と
ロープ長さ信号に応答して振動系の速度、加速度および
急激な変化すなわちジャークについての設定点を計算
し、振動系の固有振動特性またはその一部に関係した、
その系の振動励起を防止するための制御信号を発生する
モータ制御ユニットと、この制御信号に従ってモータに
供給される電流を制御するためのモータ駆動手段と、を
備えている。
【0005】この振動系は運搬装置、ロープ、モータ、
綱車、ドラム、および関連する任意の移動質量を含む。
好適には、この振動系またはその一部の固有振動特性は
その基本振動周波数である。モータ制御ユニットは振動
系のジャーク周期がこの振動系またはその一部の固有振
動モードの周期に関係づけうるように制御信号を発生す
る。ジャークの設定点で決定される補助速度の設定点を
ジャーク周期中に速度設定点に適用してもよい。好適に
はこの補助速度設定点は、ジャークの設定点を振動系ま
たはその一部の固有振動モードの角周波数の二乗で割っ
たもので表わされる。あるいは、この補助速度設定点は
ジャーク設定点とその時間についての2次微分との重み
づけされた和でもよい。重みづけ因子は振動系またはそ
の一部の二つの任意の固有振動モードの角周波数で決定
される。モータ制御ユニットはロープ長さセンサと負荷
センサに応答してロープの長さと運搬装置の負荷の大き
さから振動系またはその一部の固有振動モードの周期を
計算すると共にそれらの設定点を計算する。ロープドラ
ムとモータの慣性モーメントも考慮される。
【0006】このシステムはモータ制御ユニットと関連
して制動中の振動系における共振を防止するように動作
しうる安全制動制御ユニットを含む。モータ制御ユニッ
トは通信リンクを介して制動制御ユニットに接続し、こ
のリンクを介して振動系の固有振動モードの角周波数が
制動制御ユニットに連続的に移される。制動制御ユニッ
トはロープドラムの速度を連続的に測定するタコメータ
と、ジャーク制限速度設定点の入力用のランプ関数発生
器と、ブレーキの制御弁を制御するための2次制動力調
整器を備えた速度コントローラと、緊急制動開始用のス
イッチと、を有する。
【0007】
【実施例】図1において、モータ5は2出力軸を有しこ
れらがロープドラム6と6′に夫々接続される。負荷8
と8′(一般に坑内エレベータまたは運搬装置)がドラ
ム6と6′に置かれたロープ7と7′に接続される。ド
ラム6と6′は、負荷8が下降するとき負荷8′が上昇
しあるいはその逆となるようにモータ5に接続される。
2出力軸をもつモータの代りに、適当な伝達系を有する
1軸モータを用いてもよい。ロープ長測定ユニット9と
9′は各ドラムからくり出されたロープの長さをモニタ
して制御ユニット1に送られるべきロープ長信号1と
1′を発生するようになっており、この制御ユニット1
はプログラム可能ロジックコントローラ(PLC)を含
む。ロープ長測定ユニット9と9′はドラム6と6′に
結合した回転型エンコーダ13,13′の回転とその方
向を検出することによりロープ7,7′の長さを測定す
る。測定ユニット9,9′の代りに、モータ5に接続さ
れた絶対位置変換器を用いてロープの長さを測定しても
よい。
【0008】タコメータ10はモータ5の回転速度を測
定して速度信号を発生し、この信号も制御ユニット1に
送られる。同様に、モータ電流が電流変換器4により測
定され、そしてその電流の大きさに対応する信号Iが変
換器4から制御ユニット1に送られる。負荷測定ユニッ
ト11,11′がロープ7,7′の張力の瞬時値を測定
しそしてそれに対応する出力信号Z,Z′を制御ユニッ
ト1に出力する。制御ユニット1は、変換ユニット3を
介してモータ5への電流を制御するACコントローラ2
を制御する。モータ5は任意の型式(ACまたはDC)
のものでよく、任意の可変速度駆動を形成する。モータ
電流は便宜上変換ユニット3から供給されるものとして
示してあるが、ACの場合には界磁回路、電機子回路お
よび多相回路が含まれることになる。要するに、ACコ
ントローラは、発生されるトルクが制御ユニット1によ
り効率よく制御されるようにモータに供給される電流を
調整する。AC駆動システムの場合にはACコントロー
ラ2が変換器3を介してそれら電流の周波数を制御す
る。
【0009】負荷測定ユニット11,11′は巻取シス
テムのヘッドギヤ(headgear)綱車(図示せず)の負荷
を測定することによりロープの張力を測定する。負荷
8,8′の質量に対応する値M,M′がロープの単位長
さの質量ρ,ρ′と計算されたロープ長l,l′とを考
慮して負荷測定ユニットの出力信号Z,Z′から計算さ
れる。ロープ7,7′に結合された負荷8,8′、ロー
プドラム6,6′およびモータ5は振動系を形成する。
駆動モータ5が静止しているとき、ロープドラム6,
6′も静止する。ロープ7,7′に結合された負荷8,
8′は分離した弾性/質量系を含む。モータ5が動作す
るとこれが変化する。まず、夫々負荷およびロープを含
むこれら弾性/質量系はモータ5を介して結合される。
ロープ7,7′の長さl,l′は連続的に変化し、従っ
てこれら二つの弾性/質量系の固有振動周波数が変化す
る。モータ5とロープドラム6,6′の総合慣性モーメ
ントは、負荷8が上昇すれば負荷8′が下降し、または
その逆となるから、ほぼ一定である。すなわち、ロープ
の巻き上げにより生じるドラム6の慣性モーメントの増
加がそれと同時に生じるロープドラム6′の慣性モーメ
ントの減少にほぼ等しい。しかしながら、このシステム
の振動特性は弾性/質量系の結合のために変化しうる。
一般に、モータ5の電気的制御はモータが走行中であっ
てもこれら弾性/質量系が切離されたと考えることが出
来る程度に硬直したものである。
【0010】モータ5が静止している状態をここで考え
てみる。実際には、振動が加速または減速により生じる
のはモータの始動および停止時であるからこれも最も重
要な状態の一つである。上記の切離し状態では弾性/質
量系の固有振動の角周波数ωi は次式で得られる。 zi tan(zi )=ρl/M (1) 但し、zi =ωi l(ρ/EA)1/2 であり、Eは有効
ヤング率、Aはロープ7の断面積、ωi は次式で与えら
れる。 ωi =2π/Ti (2) 但し、Ti はこのシステムの固有振動モードの周期、i
は0,1,2,…である。このシステムの基本固有振動
周波数は式(1)を最小値ωo または最大値Toを用い
て解くことにより得られる。調波は他の解から得られ
る。同様の式が負荷8′とロープ7′を含む第2の系に
ついても適用される。
【0011】ロープ7,7′の負荷値ZとZ′は負荷測
定ユニット11,11′から制御ユニット1に、ロープ
長測定ユニット9,9′からの計算された実際のロープ
長さl,l′と共に送られる。制御ユニット1は負荷
8,8′の質量M,M′を計算し、そして既知のヤング
率E,E′とロープ断面積A,A′とロープ7,7′の
単位長当りの質量ρ,ρ′とを用いて分離された系の自
然周波数ωi ,ωi ′を計算する。制御ユニット1は角
周波数ωi ,ωi ′を連続的に計算する。速度変化が必
要なときには、オペレータからの手動的なコマンドまた
は記憶されたプログラムにより制御ユニット1は振動が
二つの振動系内に生じないようにモータ5の速度、角加
速度およびジャークについての設定点n* ,α* および
* を計算する。ジャークrは速度の時間についての2
次微分であり、すなわち r=d2 n/dt2 (3) である。
【0012】振動の回避は例えばジャーク周期(ジャー
クrが0でない期間)をシステムの固有振動周期に等し
くすることで行うことが出来る。二つの分離された系の
最低周波数(ωo とする)での基本モードは結果として
生じる振動の振幅が小さいから励起されないことは重要
である。あるいは、またはそれに加えて、補助速度設定
点Δn* が速度設定点n* に付加されてこのシステムの
他方のモードにおける振動を抑圧しあるいはそのモード
での振動を更に抑圧することが出来る。この補助速度設
定点はジャーク設定点r* を選ばれたモードの角周波数
の二乗で割ったものに等しい。ジャーク周期を設定する
ために選ばれなかった方の分離された系の基本モードは
一般に補助設定点の計算のために選ばれる。すなわち、 Δn* =r* /ω2 (4) である。ジャークに依存する補助速度設定点の使用をこ
こでは「補償」と呼ぶことにする。そのような補償が用
いられるときには通常行われることではあるが上述のよ
うにジャーク周期を固有振動モードの周期に合わせるこ
とが重要である。
【0013】図2は図1の自動制御ユニット1の概略的
ブロック図である。このユニットは演算ユニット14を
含み、この演算ユニットは外部からあるいは制御ユニッ
ト1のメモリに記憶されたプログラムから例えば負荷8
についての位置設定点s* を受ける。ユニット14は負
荷8の位置設定点s* および実際の位置sの差にもとづ
きモータ5を制御するために制御設定点s* ,α* ,r
* を計算する。演算ユニット14は設定点n* ,α*
* および位置設定点s* を出力する。設定点n* ,α
* ,r* 並びに制御ユニットにより発生される補助速度
設定点Δn* を図4(a),(b),(c)に示す。負
荷8の位置設定点s* と位置sの差は加算ブロック15
で計算される。この差は位置コントローラ16に入力信
号として加えられ、このコントローラの出力が速度設定
点となる。この制御システムの手動操作については、こ
の設定点がオペレータによりセットしうる。この速度設
定点の大きさは値n* +r* /ω2 に制限され、そ
して、このようにして得られる速度設定点と速度nの差
が他の加算ブロック15′で計算される。このブロック
の出力は速度コントローラ16′への入力信号となり、
電流設定点であるこのコントローラの出力は第3の加算
ブロック15″でモータ5の電流Iとその値との差が計
算される前に角加速度設定点α* によりアナログ形で制
限される。この差の値は他の電流コントローラ16″の
入力信号となり、コントローラ16″の出力信号がAC
コントローラ2を制御する。
【0014】「補償」はこのシステムの二つのモードに
おける振動を同時に抑圧するためにも使用しうる。この
場合、補助速度設定点Δn* はジャーク設定点r* とそ
の時間についての2次微分d2 * /dt2 の重みづけ
した和である。固有周波数ωx とωy が補償されるべき
ときには、補助速度設定点は次式で与えられる。
【数1】
【0015】二つのモードの補償を行うべきであれば、
有限4次微分d4 * /dt4 を含む速度基準関数n*
を用いなくてはならない。この目安を満足する二つの関
数は次の通りである。 1. 一定4次微分
【数2】 2. サイクロイドフロント加速基準関数α*
【数3】 但しαm * は最大加速度設定点でありTo はジャーク周
期である。
【0016】制御ユニット1は位置制御および2次速度
および電流制御によりモータ5を制御する。この場合、
電流制御は加速度制御に等価である。モータ5は一般に
0.1秒未満の遅れをもって設定点n* ,α* ,r*
通して高速でこの制御に追従する。ロープ7,7′の望
ましくない振動を防止することにより、ロープの負荷の
ピークが下がり、そしてそれによりより断面積の小さい
ロープを使用することが可能となり、あるいはより深い
ところからのより重い負荷を持ち上げることが出来るよ
うになる。
【0017】結合した弾性/質量系のこの条件は駆動モ
ータ5の動作パラメータが動作中に変化する場合、例え
ば、分離された系の速度nと条件が考えられない場合に
も考慮されねばならない。その場合には系の固有振動は
システムシミュレーションの結果を用い、あるいは計算
による解が複雑すぎるか不可能である場合には試行によ
り決定される。このシステムの利点は、ロープの望まし
くない振動がすべての条件下で、すなわち、巻取装置が
機械的に緊急停止したときにでも緩和されるなら完全に
実現される。このように、通常ロープドラム6,6′に
固定されている機械的な安全ブレーキも上記のように制
御されればこれは利点である。
【0018】図3はロープドラム6に関連した機械的な
安全ブレーキ17についての閉ループ制御回路のブロッ
ク図である。一般に、ロープドラム6,6′の夫々は少
くとも2個の機械的安全ブレーキを有する。しかしなが
ら、便宜上、1個の安全ブレーキを示している。ドラム
6の速度Vはタコメータ19により連続的にモニタさ
れ、その出力が、通常は閉じているスイッチ20を介し
てランプ関数発生器21に入力として送られる。ランプ
関数発生器21は角周波数ωo とωo ′および制御ユニ
ット1で計算される他の角周波数に対応する信号を連続
的に受ける。移送される角周波数ωo とωo ′を考慮
し、ランプ関数発生器21はロープドラム6のホイスト
速度についての設定点v* を計算する。速度設定点v*
と速度vの差が加算ブロック22で計算される。ジャー
クに依存する補助設定点Δv* が必要であればこの差に
適用される。巻取装置が正常に動作しているときには、
速度コントローラ23の入力として用いられるこのよう
に計算されたこの差は速度ランプ関数発生器21の制御
の演算ユニット14の速度設定点n* への調整により零
である。その結果、制動力設定点F* に比例する速度コ
ントローラ23の出力も零となる。このように、正常動
作では安全ブレーキ17は作動しない。
【0019】例えばこの閉ループ駆動制御が故障したた
め緊急制動を行わねばならないときにスイッチ20が開
かれる。このとき、ランプ関数発生器21の入力には信
号が生じない。ランプ関数発生器21は最後に移された
角周波数ωo とωo ′を考慮して速度設定点v* を零に
調整し、それ故、ロープドラム6そして負荷8は停止す
る。速度コントローラ23に加えられる入力信号および
その出力は制動中は零にならない。制動力設定点F*
制動力F(測定ユニット30から)との差は加算ブロッ
ク24で計算されそして弁26の作動信号がこの差にも
とづき制動力調整回路25により発生される。好適には
釣合弁である制御弁26は制動力発生器27の圧力、従
って安全ブレーキ17の制動力Fを制御する。上述のよ
うに速度設定点v* の時間特性が系の振動特性に適用さ
れるとき、系の振動は緊急制動中にも防止される。
【0020】他の例として、速度コントローラ23の出
力を安全ブレーキ17の制動機構の位置に比例させるこ
とも出来る。この場合、ブロック25は制動位置調整器
を示し、ブロック30はブレーキ17の位置を測定す
る。制動制御ユニットの回路は冗長度をもたせるとよ
い。固有周波数ωo とωo ′は標準的インターフェース
でよい通信リンク28を介して制御コントローラに入れ
られる。本発明は従来の閉ループモータ制御回路に最適
の設定点信号を入れてその動的動作特性、特に長いロー
プを用いるホイストシステムにおけるそれを改善する。
図5は本発明の制御システムを入れたとき(図5
(b))の従来のホイストシステム(図5(a))に対
する改善を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の坑内巻取装置の概略図。
【図2】図1の装置についての閉ループモータ制御回路
のブロック図。
【図3】図1のシステムについての閉ループ制動制御回
路のブロック図。
【図4】このシステムにより発生される設定点を示す
図。
【図5】従来のシステムと本発明のシステムの性能比較
図。
【符号の説明】
5 モータ 6,6′ ロープドラム 7,7′ ロープ 8,8′ 負荷 9,9′ ロープ長さ測定ユニット 10 タコメータ 11,11′ 負荷測定ユニット 17 安全ブレーキ 21 ランプ関数発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウインフリート、エー、シュミット ドイツ連邦共和国エルランゲン、アホルン ベーク24 (72)発明者 ロドニー、ステファン、ハミルトン 南アフリカ共和国トランスバール、ベッド フォード、ビュー、エセックスウォルド、 ロザーフィールド、アベニュ、エセック ス、ガーデンズ、5

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロープにより支持される運搬装置を含み、
    振動系を形成する坑内巻上げ装置またはホイストシステ
    ムのロープドラムを駆動するモータの制御システムにお
    いて、 前記ロープの負荷をモニタしそれに対応する負荷信号を
    与える負荷センサと、 前記ロープドラムからくり出されたロープの長さをモニ
    タし、それに対応するロープ長信号を与えるロープ長セ
    ンサと、 前記負荷信号をロープ長信号に応答して振動系の速度、
    加速度、およびジャークについての設定点を計算し、振
    動系の固有振動特性またはその一部に関係したその系の
    振動を防止するための制御信号を発生するモータ制御ユ
    ニットと、 この制御信号によりモータに供給される電流を制御する
    ためのモータ駆動手段と、 を備えていることを特徴とするモータの制御システム。
  2. 【請求項2】前記振動系は運搬装置、ロープ、綱車、ロ
    ープドラムおよびモータを有していることを特徴とする
    請求項1記載の制御システム。
  3. 【請求項3】前記振動系は夫々ロープ、綱車およびロー
    プドラムを備えた一対の運搬装置を有することを特徴と
    する請求項2記載の制御システム。
  4. 【請求項4】前記振動系またはその一部の固有振動特性
    はその基本振動周波数であることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の制御システム。
  5. 【請求項5】前記モータ制御ユニットは前記振動系のジ
    ャーク周期がその振動系またはその一部の固有振動モー
    ドの周期に関係づけられるように前記制御信号を発生す
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    制御システム。
  6. 【請求項6】前記モータ制御ユニットはジャーク周期中
    に前記速度設定点に対して前記ジャーク設定点によりき
    まる補助速度設定点を与えることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載する制御システム。
  7. 【請求項7】前記補助速度設定点は前記ジャーク設定点
    を前記振動系またはその一部の固有振動モードの角周波
    数の二乗で割ったもので表わされることを特徴とする請
    求項6記載の制御システム。
  8. 【請求項8】前記補助速度設定点は前記ジャーク設定点
    とその時間に関する2次微分との重みづけした和である
    ことを特徴とする請求項6記載の制御システム。
  9. 【請求項9】重みづけ因子が前記振動系またはその一部
    の選ばれた固有振動モードの角周波数により決定される
    ことを特徴とする請求項8記載の制御システム。
  10. 【請求項10】前記モータ制御ユニットは前記ロープ長
    センサと負荷センサに応答してロープ長さおよび前記運
    搬装置により支持される負荷から前記振動系またはその
    一部の前記固有振動モードの周期を計算すると共に、そ
    れらの設定点を計算することを特徴とする請求項1乃至
    9のいずれかに記載の制御システム。
  11. 【請求項11】前記制御ユニットは更に前記ロープドラ
    ムとモータの慣性モーメントの設定点を計算することを
    特徴とする請求項10記載の制御システム。
  12. 【請求項12】前記ロープ長センサは夫々のロープドラ
    ムに関連した回転エンコーダを有することを特徴とする
    請求項10または11記載の制御システム。
  13. 【請求項13】前記ロープ長センサは前記モータに関連
    した絶対位置変換器を有することを特徴とする請求項1
    0または11記載の制御システム。
  14. 【請求項14】前記ロープ長センサは関連するロープの
    ずれおよびそのずれの方向を検知することを特徴とする
    請求項10乃至13のいずれかに記載の制御システム。
  15. 【請求項15】前記負荷センサはそれに関連するロープ
    を支持する綱車の負荷を測定することを特徴とする請求
    項10乃至14のいずれかに記載の制御システム。
  16. 【請求項16】前記モータ制御ユニットは前記運搬装置
    の質量およびそれに関連するロープの質量を含む負荷値
    を計算することを特徴とする請求項10乃至15のいず
    れかに記載の制御システム。
  17. 【請求項17】前記モータ制御ユニットは前記夫々のロ
    ープ長センサの出力から各ロープの質量をそしてロープ
    の単位長さ当りの質量を計算することを特徴とする請求
    項16記載の制御システム。
  18. 【請求項18】前記モータ制御回路に関連して動作する
    制動制御ユニットと、制動中に前記振動系の振動を防止
    するブレーキとを更に有することを特徴とする請求項1
    乃至17のいずかれに記載の制御システム。
  19. 【請求項19】前記モータ制御ユニットは、前記振動系
    の固有振動モードの角周波数を前記制動制御ユニットに
    連続的に移す通信リンクにより前記制動制御ユニットに
    接続されることを特徴とする請求項18記載の制御シス
    テム。
  20. 【請求項20】前記制動制御ユニットは前記ロープドラ
    ムの速度を連続的に測定するタコメータと、ジャーク制
    限速度設定点の入力用のランプ関数発生器と、前記ブレ
    ーキの制御弁を制御する2次制動力調整器を備えた速度
    コントローラと、緊急制動を開始するためのスイッチ
    と、を備えていることを特徴とする請求項19記載の制
    御システム。
JP3276830A 1991-07-12 1991-09-27 モータの制御システム Pending JPH0630574A (ja)

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ZA91/5451 1991-07-12
ZA915451 1991-07-12
US07/761,699 US5377296A (en) 1990-09-18 1991-09-18 Mine winder or hoist drum electric motor control for preventing excitation of oscillation

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Publication Number Publication Date
JPH0630574A true JPH0630574A (ja) 1994-02-04

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JP3276830A Pending JPH0630574A (ja) 1991-07-12 1991-09-27 モータの制御システム

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JP (1) JPH0630574A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07284242A (ja) * 1994-04-05 1995-10-27 Smc Corp 電動アクチュエータ
JP2004299908A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Demag Cranes & Components Gmbh チェーン巻き上げ装置における円環チェーン静粛走行のため、殊に円環チェーンの共振形成を防ぐための方法およびそのためのチェーン巻き上げ装置
CN117642357A (zh) * 2021-05-17 2024-03-01 科尼全球公司 链式升降机的控制

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