JPH06305540A - パイプコンベヤにおける自動ベルトねじれ防止装置 - Google Patents

パイプコンベヤにおける自動ベルトねじれ防止装置

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JPH06305540A
JPH06305540A JP9928593A JP9928593A JPH06305540A JP H06305540 A JPH06305540 A JP H06305540A JP 9928593 A JP9928593 A JP 9928593A JP 9928593 A JP9928593 A JP 9928593A JP H06305540 A JPH06305540 A JP H06305540A
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JP
Japan
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belt
shape
pipe
support frame
annular plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP9928593A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tatsumi
成一 巽
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプコンベヤのベルトのねじれを自動的に
防止し、従来のパイプコンベヤより輸送力を向上させ
る。 【構成】 ベルト3を丸める複数の保形ローラ5を旋回
自在のブラケット6に取付ける。保形ローラ5でパイプ
状に丸めたベルト3の左右のエッヂa、bを適当な隙間
が生じるように対向させ、この間隙に入り込み、左右の
エッヂa、bに接するベルト位置検出ローラ17を環状
板11に設ける。環状板11と各ブラケット6とを長孔
と軸で連結して、位置検出ローラ17が正常な位置から
右または左にずれると、各ブラケット6を軸7を中心に
旋回させて、各保形ローラ5をベルト3の位置を修正す
る方向に旋回させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パイプコンベヤにお
けるベルトのねじれを自動的に防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパイプコンベヤにおいて、パイプ
状に丸めたベルトを支持するよう環状に並べた複数個の
保形ローラは、ローラの軸中心線がパイプ状に丸めたベ
ルトの中心線に対して直角になるよう支持枠に軸承して
いる。
【0003】また、複数個の保形ローラの対向端をリン
クにより接続したローラユニットを上下に配置して、パ
イプ状に丸めたベルトの外周上半分と下半分とを支持し
たものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパイ
プコンベヤのベルトは、その左右のベルトエッヂの重な
り部分をキャリヤ側では上部として、内部の被搬送物が
こぼれないようにし、リタン側では下側となるように
し、前後のプーリにかかる部分では平面状に広がるよう
にしなければならないにもかかわらず、運転中にベルト
がねじれて、ベルトエッヂの重なり部が横にずれ、端部
のプーリの部分で平面状に広がらずに二つ折りなってし
まう場合がありパイプ状に丸められなくなるという問題
が生じる。
【0005】この発明の課題は、上記のような問題を解
決するために、ベルトエッヂの対向部分の位置を自動的
に修正することによりベルトのねじれを防止する装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は前後のプーリ間に無端状のベルトをか
け渡すと共に、前後に所定の間隔を存して並べた複数の
支持枠内に環状に配置した複数個の保形ローラにより、
上記ベルトをパイプ状に丸め、その内部に被搬送物を包
み込んで搬送するようにしたパイプコンベヤにおいて、
上記各保形ローラをそれぞれ別個に支持するブラケット
を上記支持枠に対してベルトの進行方向と直角の軸の回
りにそれぞれ旋回自在に装着するとともに、この保形ロ
ーラにより丸めたベルトの左右のエッヂを上部において
若干の間隙を存して対向させ、上記支持枠の側方におい
て、上記パイプ状のベルトを囲むように配置した環状板
と上記各ブラケットとを、上記環状板が支持枠に対して
若干回動すると、各支持枠も若干旋回するように連結
し、上記環状板の一部には、上記ベルトの左右のエッヂ
の間に入り込み、このベルトエッヂに常に接触してこの
ベルトエッヂが所定位置からずれたとき、上記環状板を
回動して各ブラケットをベルトねじれ修正方向に旋回さ
せるベルト位置検出ローラを設けた構成を採用した。
【0007】
【作用】丸められたベルトの進行に伴い、丸められたベ
ルトの上部で相対向している左右のエッヂが右または左
に移動すると、このエッヂに接触している位置検出ロー
ラがエッヂに追従して移動する。このため、上記位置検
出ローラを取付けた環状板が、支持枠に対して右または
左へ回動する。
【0008】上記環状板は、支持枠に旋回自在に取付け
た複数のブラケットに連結されているので、環状板が支
持枠に対して回動すると、各ブラケットは、ベルトの走
行方向に直角の軸を中心に旋回する。上記のように各ブ
ラケットが旋回すると、この各ブラケットに取付けた保
形ローラもそれぞれ旋回するが、この各保形ローラはベ
ルトを元の位置に戻す方向に旋回するので、ベルトのエ
ッヂは元の正しい位置に戻り、ベルトのねじれが防止さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、この発明を実施したパイプコンベ
ヤを示すものである。上記のパイプコンベヤは、前後の
プーリ1、2と、この両プーリ1、2間にかけ渡した無
端状のベルト3と、このベルト3のキャリア側とリタン
側とにそれぞれ前後に所定の間隔を在して並べた複数の
支持枠4と、この支持枠4内に環状に配置して軸承する
と共に、ベルト3をパイプ状に丸め、その内部に被搬送
物を包み込んで搬送する保形ローラ5とで構成されてい
る。
【0010】上記支持枠4は図3に示すように六角形
で、この支持枠4の所定のものの各辺の内側に上記各保
形ローラ5を保持するブラケット6が軸7を中心に旋回
自在に取付けてあり、この各支持枠4は連結枠9で連結
し、支柱10により支持されている。
【0011】上記各軸7は、各保形ローラ5により丸め
てパイプ状に保持し、左右のエッヂa、bを対向させて
適当な間隙を設けたベルト3の中心線に対して直角とな
る半径方向の軸芯を有している。
【0012】11は、上記各支持枠4の側方に若干の間
隔をおいて配置した環状板で、この環状板11には図4
のように各ブラケット6に対応する位置に半径方向の長
孔12を設け、前記各ブラケット6の中央に設けた軸1
3を上記長孔12に遊嵌し、軸13端にはワッシャ14
を設けて抜け止めとする。従って環状板11が支持枠4
に対して回動すると、各ブラケット6が軸7を中心に旋
回する。
【0013】上記環状板11の支持枠4側の両面の上部
寄りにはブロック15をそれぞれ固定し、この各ブロッ
ク15のベルト3側に固定した半径方向の軸16には、
ベルト3の左右のエッヂa、bに接触するベルト位置検
出ローラ17を、位置を左右に若干ずらせてそれぞれ回
転自在に装着するが、このローラ17の内外をテーパ状
の大径とするか、内外に鍔を設けるなどしてエッヂa、
bが各ローラ17から外れないようにする。
【0014】上記のように構成すると、保形ローラ5に
より丸められて図2、5の矢印の方向に走行するベルト
3の左右のエッヂa、bは図2、図4のように左右の位
置検出ローラ17により適当間隙を保っている。
【0015】いま、ベルト3のエッヂa、bが図4の矢
印のように右へ移動すると、これに追従して各々の位置
検出ローラ17が右へ移動するので、これを取付けてい
る環状板11が図4の矢印の方向へ回る。
【0016】このため、各ブラケット6は図2の鎖線の
ように環状板11の回動方向と反対の方向に旋回するの
で、各保形ローラ5も同方向へ旋回してベルト3のエッ
ヂa、bを元の位置に戻す。ベルト3のエッヂa、bが
左へ移動したときは各部は上記の逆の作用を行い、ベル
ト3を正しい位置に戻す。
【0017】なお、上記のねじれ防止装置は短かいパイ
プコンベヤの場合は一個所でよいが長大なパイプコンベ
ヤの場合はその長さに応じて複数個所に設ける。
【0018】
【効果】この発明は上記のような構成と作用により、パ
イプコンベヤのエッヂの移動を検出して、ベルトを丸め
て保形している各保形ローラを作用させて、ベルトを元
に戻すことにより、常にベルトを正しい位置に保持する
ので、ベルトがねじれて二つ折りになるようなおそれは
全くない。また、ベルトの左右のエッヂは重ねないで、
若干の間隙を有するように相対向させるので、丸めたベ
ルトの左右のエッヂを重ね合すようにしたパイプコンベ
ヤに比較して、同じ巾のベルトを用いた場合断面積が増
加することによって、約1.6倍の輸送力の増加が得ら
れるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のパイプコンベヤの側面図
【図2】同上の一部切欠上面図
【図3】図2のA−A横断正面図
【図4】図2のB−B横断正面図
【図5】図3のC−C縦断側面図
【符号の説明】
1 プーリ 2 プーリ 3 ベルト 4 支持枠 5 保形ローラ 6 ブラケット 7 軸 11 環状板 12 長孔 13 軸 16 軸 17 ベルト位置検出ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後のプーリ間に無端状のベルトをかけ
    渡すと共に、前後に所定の間隔を存して並べた複数の支
    持枠内に環状に配置した複数個の保形ローラにより、上
    記ベルトをパイプ状に丸め、その内部に被搬送物を包み
    込んで搬送するようにしたパイプコンベヤにおいて、上
    記各保形ローラをそれぞれ別個に支持するブラケットを
    上記支持枠に対してベルトの進行方向と直角の軸の回り
    にそれぞれ旋回自在に装着するとともに、この保形ロー
    ラにより丸めたベルトの左右のエッヂを上部において若
    干の間隙を存して対向させ、上記支持枠の側方におい
    て、上記パイプ状のベルトを囲むように配置した環状板
    と上記各ブラケットとを、上記環状板が支持枠に対して
    若干回動すると、各支持枠も若干旋回するように連結
    し、上記環状板の一部には、上記ベルトの左右のエッヂ
    の間に入り込み、このベルトエッヂに常に接触してこの
    ベルトエッヂが所定位置からずれたとき、上記環状板を
    回動して各ブラケットをベルトねじれ修正方向に旋回さ
    せるベルト位置検出ローラを設けたことを特徴とするパ
    イプコンベヤにおける自動ベルトねじれ防止装置。
JP9928593A 1993-04-26 1993-04-26 パイプコンベヤにおける自動ベルトねじれ防止装置 Pending JPH06305540A (ja)

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JP9928593A JPH06305540A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 パイプコンベヤにおける自動ベルトねじれ防止装置

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JPH06305540A true JPH06305540A (ja) 1994-11-01

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102785891A (zh) * 2012-08-23 2012-11-21 湖南省映鸿科技有限公司 管式输送机纠偏装置
CN108033223A (zh) * 2018-01-22 2018-05-15 福建工程学院 一种管状带式输送机自适应调偏装置
CN108357884A (zh) * 2018-03-28 2018-08-03 福建工程学院 一种自动控制防跑偏管状带式输送机

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CN108033223B (zh) * 2018-01-22 2024-04-16 福建理工大学 一种管状带式输送机自适应调偏装置
CN108357884A (zh) * 2018-03-28 2018-08-03 福建工程学院 一种自动控制防跑偏管状带式输送机

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