JPH06304549A - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

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JPH06304549A
JPH06304549A JP11773093A JP11773093A JPH06304549A JP H06304549 A JPH06304549 A JP H06304549A JP 11773093 A JP11773093 A JP 11773093A JP 11773093 A JP11773093 A JP 11773093A JP H06304549 A JPH06304549 A JP H06304549A
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JP
Japan
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water
purifier
pressure value
level detector
water pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP11773093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Nonomura
々 村 和 幸 野
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通水抵抗をもとに浄水フィルターの寿命を正
確に検出する水処理装置。 【構成】 水圧値レベル検出器1で浄水器20の流入水
の水圧データP1を検出し、水圧値レベル検出器2で浄
水器の流出水の水圧データP2を検出して、制御部5は
浄水フィルター21の通水抵抗P1−P2をもとめ、し
きい値を超える場合は浄水フィルターの寿命と判定して
寿命表示部7で表示する。水圧値レベル検出器1の検出
値が極端に大きい場合は、制御部は止水弁4を調節して
流入水をバイパス管6へバイパスし、止水弁3を調節し
て給水の流量を調整し、電解電源8の電解レベルを調節
してPHの補正制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水処理装置に関し、詳
しくは浄水フィルターを有する浄水器を備えた水処理装
置に関する。水処理装置には、浄水器、イオン水生成器
及び浄水器またはイオン水生成器を組み込み水の加工を
行う装置が含まれる。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のイオン水生成器の構成図で
あり、蛇口から流入する水道水は矢印で示すように水道
水流入口23を通って浄水器20へ供給される。水道水
流入口23には図示していない逆流防止用の逆流止弁な
ども含まれる。浄水器20に流入した水道水は、浄水器
20本体に着脱自在で円筒型をした浄水フィルター21
の活性炭22を通過することによって浄水される。浄水
フィルター21は雑菌増殖抑止用の塩化銀等を添着させ
た活性炭を濾過体として用い、水道水に含まれる臭いの
元となる有機質、カルキやゴミ、雑菌等を吸着除去する
ものである。
【0003】活性炭22を通過した浄水は、浄水フィル
ターの内側空間から流出口24を通り、給水管25を介
して電解槽26に給水される。給水されると制御部(図
示していない)は設定されたPH値に対応する電解モー
ドの電解電源を、電解槽26内の陽極27、陰極28間
に印加して電解を行い所望するPHのイオン水を生成す
る。生成されたアルカリイオン水は透過隔膜29によっ
て分離された陰極28側の排出管から、酸性水は陽極2
7側の排出管から取り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示す従来技術においては、浄水フィルター21に濾過体
として使用している活性炭22自体には再生作用がな
く、吸着した不純物が残留して目づまりを起こし、段々
と浄水能力が低下していくのでその都度、浄水フィルタ
ー21を交換しなければならないが、浄水フィルター2
1の能力低下の度合いを定量的に検出する機能が無いた
めに、一応の目安として例えば3ケ月毎(時間)とか、
あるいは一定の通水量に達したら交換するというよう
に、交換時期の指示が近似的であって正確ではないとい
う問題点がある。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、浄水フィルターの通水抵抗を定量的に検出す
ることによって、浄水フィルターの寿命を正確に判断し
交換時期を表示警告する機能を持つ浄水フィルターの寿
命検出機能付きイオン水生成器を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明にかかわる水
処理装置は、水道水を浄水フィルターによって浄水する
浄水器を有する水処理装置において、浄水器の水道水流
水口側に設けられ流入水の水圧を検出する第1の水圧値
レベル検出器と、前記浄水器の流出口に設けられ流出水
の水圧を検出する第2の水圧値レベル検出器と、前記第
1および第2の水圧値レベル検出器の検出値を比較して
前記浄水フィルターの通水抵抗を算出し該通水抵抗がし
きい値を超えた場合に動作する警告手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0007】また、第2の発明にかかわる水処理装置
は、前記第1の発明の水処理装置において、前記浄水器
によって浄水した水を電解槽に給水し電解電源印加によ
り電解を行い酸性イオン水とアルカリイオン水を生成す
るイオン水生成器を備え、かつ、水道水の取水口から分
岐し電解槽の排出管に連結するバイパス管と、前記浄水
器への流量調整を行う第1の止水弁と、前記バイパス管
を開閉するための第2の止水弁と、前記第1の水圧値レ
ベル検出器の検出値が基準上限値より大きい場合は前記
第2の止水弁を開口し、流入水を前記バイパス管を介し
てバイパスし前記第1の止水弁による流量調整を行い該
流量調整に対応して電解電源の調整を行いイオン水のP
H値を補正制御する制御部を備えたことを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】上記構成することにより、第1の発明では、水
処理装置の第1の水圧値レベル検出器で浄水器水道水流
入口の水圧値を計測し、一方、第2の水圧値レベル検出
器で浄水器水道水流出口の水圧値を計測して、それらの
水圧値から浄水フィルターの通水抵抗を算出できるの
で、予め設定したしきい値と比較することにより、しき
い値を超えた場合警告として表示ランプや、警告音を出
すことができる。
【0009】第2の発明では、水処理装置の、制御部は
第1の水圧値レベル検出器によって検出する浄水器への
流入水の水圧値と、第2の水圧値レベル検出器によって
検出する浄水器からの流出水の水圧値から、浄水フィル
ターの通水抵抗を算出し算出した通水抵抗が、予め設定
されたしきい値を超える場合は、浄水フィルターの寿命
であると判定して寿命表示部に表示警告を行い、第1の
水圧値レベル検出器の検出値が極端に大きい場合には、
第2止水弁を開いて水道水流入水の一部をバイパス管か
らバイパスさせ、第1の止水弁を調節して流入水の流量
調整を行い、流量調整値に対応して電解電源の微調節に
よるPHの補正制御を行うので、浄水フィルターの定量
データをもとに正確な制御が可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例による浄水器フィルター
の寿命検出機能付きイオン水生成器の構成図である。
【0011】図1において、1は第1の水圧値レベル検
出器、2は第2の水圧値レベル検出器であって、1、2
両方とも試験槽に収められた感度の高い半導体逆ゲージ
型の水圧センサであり、ブリッジ構成の半導体圧力セン
サから差動アンプによって検出した検出出力を、制御部
へ入力しA/D変換して検出データとするものである。
【0012】3は第1の止水弁、4は第2の止水弁であ
り弁制御可能な定流量弁、フロー弁等である。6は水圧
値レベル検出器1の前の取水口から電解槽26の酸性水
排出管に連結されるバイパス管であり、途中に止水弁4
が開閉用に設けられている。7は寿命表示用のLED表
示回路等による寿命表示部である。
【0013】5は制御部であって、マイコン制御によっ
て行うイオン水生成器の通常の動作制御の他に、水圧値
レベル検出器1、2からの検出データの演算、判定処
理、寿命表示部7への表示処理、一連の流量制御におけ
る、止水弁4の調節による流入水バイパス処理、止水弁
3による流量調整処理、流量変動に対応する電解電源8
の出力レベル調節によって行うPHの補正処理等を制御
する。なお他の従来例と同一構成には同一符号を付して
重複説明は省略する。
【0014】つぎに動作について説明する。まず、流入
する水道水の水圧を水圧値レベル検出器1で検出し、検
出データP1を制御部5へ入力する。次の浄水器20を
通過して浄水された流出水の水圧を水圧値レベル検出器
2で検出し、検出データP2を制御部5へ入力する。制
御部5は検出データP1,P2をA/D変換して、「圧
力差△P=P1−P2,」を算出する。
【0015】ここで、圧力差△Pは浄水フィルター21
の通水抵抗(圧力損失)を表わすもので、浄水フィルタ
ー21の活性炭22の目づまりが大きくなるほど、通水
量が減って水圧値レベル検出器2の検出データP2が小
さくなり、圧力差△Pつまり通水抵抗が大きくなること
を意味する。
【0016】正常時の△Pに対して許容できる限界値を
「しきい値△P′」として設定し、通水抵抗△Pが大き
くなって「しきい値△P′」を超える状態になった場合
は、制御部5は浄水フィルター21の寿命と判定して、
寿命表示部7のLEDを点灯して浄水フィルター21が
交換時期であることをユーザに警告する。この場合の警
告表示は、「しきい値△P′」を超えるまでの△Pの増
加に合わせて、注意、危険、寿命、等の3段階表示を行
うようにしてもよい。
【0017】また、水圧値レベル検出器1の検出データ
P1が極端に大きい場合は、浄水器20や電解槽26の
負担が増大するので、制御部5は止水弁4を開き流入水
道水の一部をバイパス管6を通してバイパス排出させる
ことによって、浄水器20側への給水圧を低下させる。
あるいは、止水弁3の弁調節制御により給水量を調整す
る。このように止水弁3、4の弁調節制御によって機能
的な流量調整を行う。
【0018】水圧値レベル検出器1での流量変動による
検出値の変動や、流量調整による流量変動に対処し、制
御部5は変動分に対応して電解電源8の電解レベルを微
調節することにより最適なPH補正を行う。電解電源8
における電解レベルの微調節は、電解電源回路を構成す
るSCRのターンオン時間を、制御部5から制御するこ
と等によって行う。
【0019】このような、本実施例においては、浄水器
20の流入水と流出水の圧力データP1,P2から、浄
水フィルター21の通水抵抗△Pをもとめて、「しきい
値△P′」と比較することにより、フィルター21の寿
命を定量的に判定して警告表示するようにしたので、従
来例に比較すれば、より正確に浄水フィルター21の交
換時期を明示することができるようになった。また水圧
値レベル検出器1,2の検出値をもとに、止水弁3,4
を使用した機能的な流量調整や最適PH補正なども可能
になった。
【0020】上記実施例ではユーザーに警告するために
警告表示を行ったが表示に変えて音によって警告するよ
うにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば下記のような効果を奏す
る。浄水フィルターの正確な交換時期を警告することが
可能になる。またイオン水生成器において機能的な流量
調整に基づく最適PH調整が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による浄水フィルターの寿命
検出機能付きイオン水生成器の構成図である。
【図2】従来のイオン水生成器の構成図である。
【符号の説明】
1、2 水圧値レベル検出器 3、4 止水弁 5 制御部 6 バイパス管 7 寿命表示部 8 電解電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水を浄水フィルターによって浄水す
    る浄水器を有する水処理装置において、浄水器の水道水
    流水口側に設けられ流入水の水圧を検出する第1の水圧
    値レベル検出器と、前記浄水器の流出口に設けられ流出
    水の水圧を検出する第2の水圧値レベル検出器と、前記
    第1および第2の水圧値レベル検出器の検出値を比較し
    て前記浄水フィルターの通水抵抗を算出し該通水抵抗が
    しきい値を超えた場合に動作する警告手段とを備えたこ
    とを特徴とする水処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水処理装置において、前
    記浄水器によって浄水した水を電解槽に給水し電解電源
    印加により電解を行い酸性イオン水とアルカリイオン水
    を生成するイオン水生成器を備え、かつ、水道水の取水
    口から分岐し電解槽の排出管に連結するバイパス管と、
    前記浄水器への流量調整を行う第1の止水弁と、前記バ
    イパス管を開閉するための第2の止水弁と、前記第1の
    水圧値レベル検出器の検出値が基準上限値より大きい場
    合は前記第2の止水弁を開口し流入水を前記バイパス管
    を介してバイパスし前記第1の止水弁による流量調整を
    行い該流量調整に対応して電解電源の調整を行いイオン
    水のPH値を補正制御する制御部を備えたことを特徴と
    する水処理装置。
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Cited By (5)

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